黙示録

     
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これがUFO・エイリアンの真実だ!

『ワンダーライフ』 1991年9月号  小学館
  [答える人] ソ連(現ロシア)国立UFO研究所所長 ウラジミール・G・アジャジャ

 ――最近ソ連ではUFO目撃事件や誘拐事件が頻発しているようですが‥‥。

 ソ連でのUFO事件には周期が見られます。最近では1989年が異常に多かった年で、1990年もまた多かった。それは空中での目撃や遭遇事件だけでなく、地上での事件も多発したということです。(中略)
 1989年の1年間で、ソ連では4,000回近くのUFO事件が報告されました。そのうち、UFOが「着陸した」というものは、約700例あります。
 また、150〜200ものコンタクトが報告されています。「異星人とコンタクトした」という報告ですね。
 さらに驚くべきことに、1989年1年間だけで、5,500人がUFOに誘拐されているのです。この数字は決して誇張ではありません。誘拐された5,500人は、誰一人として、いまだに帰ってきていません。
 この5,500人については詳細な調査を行なっております。誘拐された者は、1970年以降に生まれた人たちで、その3分の2が以上が女性です。
 誘拐された人々に何らかの共通項があるのか、まだわかっていません。なぜ女性が多いのか、子供がいないのか――それもわかっていません。

 ――UFOによる誘拐事件がそんなに多発しているとは思いませんでした。ところで博士は、UFOの正体についてはどう考えていますか。異星からの訪問者なのでしょうか。

 いや――。私はそうは思いません。UFOは他の星からやってきたものではないのです。
 UFOは、地球以外の他の惑星に入ることはできるでしょう。UFOは、われわれが知らない「智恵」を持っているようです。われわれの理解を超えたパワーを持っていると考えてよいでしょう。しかしそれでも、UFOは異星から来たものではないのです。――もちろん、これは私の考えですが。
 UFOがどこから来るものか――。それを知る前に、理解してほしいことがあります。
 われわれが存在している世界には、無限とも思われる物質が存在しています。しかしこれは、三次元の世界だけでの話です。われわれは三次元の世界に住んでいる。しかし、宇宙は三次元だけではない。四次元、五次元と、多次元宇宙が考えられるのです。
 われわれが認識できる世界は、一番荒削りな世界、一番「乱暴な」世界です。この世界の上に、もっと微妙で繊細な世界があると考えられるのです。(中略)
 別宇宙ではなく、われわれの宇宙なのです。われわれが認識しているレベルより上に、もっと微妙なレベルが存在しているということです。

 ――19世紀のロシアの神秘家・ブラバッキー夫人は、われわれが住む物質界の上に、アストラル界、メンタル界などの世界があると想定しました。博士がいう「微妙なレベル」とは、アストラル界のことでしょうか。

 そう。呼び方はアストラルだろうが何だろうがかまわない。「非物質の世界」と呼んでもいいし、「抽象物質の世界」と呼んでもいい。
 重要なことがある。われわれは三次元の世界に住んでいて、物質のことを理解していると思っている。質量のことを理解していると思っている。だが、精神も物質化することを理解しているだろうか。
 精神は、物質化するものなのです。精神は、物質と同じと考えてよいということなのです。すべての物質と同じように、さまざまな過程から、いろいろな形や色をとることがある。そしてまた、精神は、さまざまな過程を経て、またいろいろな機会を作って、われわれが認識できる物質――「乱暴な」物質に入りこむことができるのです。そしてまた、精神は彼らの多次元世界に帰っていくのです。
 そうした精神体は、どこにでもあるのです。今私たちがいるこの部屋の、この空間にもいるかもしれない。どこにでも存在できるのです。

 ――今のお話は「意識を持った精神体」がいるということでしょうか。われわれが住んでいるこの世界に、われわれには見えない精神体がいるということですか。

 そうです。しかも彼らは「智恵」を持っている。われわれの理解を超えたパワーを持っているのです。
 もちろん、この考え方は、まだ理論だけのもの、理論的仮説に過ぎません。われわれはこの先、理論的にも科学的にも、こうした世界のことを研究しなければなりません。ときには哲学も必要となってくるかもしれません。
 われわれがまだ理解していないものが存在することは間違いないのです。手でさわることができない物質がたくさんあるのです。われわれの知識水準が、それをまだ理解できていないのです。

 ――われわれが認識しているもの、物質だと思っているものは、三次元世界のものである「乱暴な」物質であるということですね。そしてその上に、微妙で繊細な「希薄な」世界があるということですね。するとUFOとは、そんな「希薄な」世界からやってきた存在なのでしょうか。

 1989年にソ連のペルミ州で起きたUFO事件があります。その時にはUFOが着陸し、中からエイリアンが現れたのです。このとき軍の兵士が軽機関銃を撃ちました。
 ダダダ‥‥ダダ。
 機関銃の弾はそのエイリアンに命中し、そして通り抜けていきました。彼らは「希薄な物質」でできているのです。
 われわれが認識しているのは「乱暴な」物質です。粗大な物質と言ってもよい。それに対して、彼らは繊細な物質なのです。われわれ人間とは違う「希薄な人」というわけです。
 われわれは三次元の世界に住んでいて、三次元の粗大な物質しか理解できていない。科学も知識も、三次元の枠から出ていないのです。ですから、まだ幼い科学知識しか得ていないといえるでしょう。われわれの文明はまだ若い文明なのです。

 ――アメリカ合衆国でかつてUFOが墜落したという信頼できる情報があります。また、その時にエイリアンが捕らえられたともいわれています。アメリカ政府はエイリアンの死体を隠しているとされています。このような情報について、博士はどう考えられていますか。

 アメリカ合衆国に墜落したというUFOの乗組員の写真があることは知っています。私も見ています。写真は、確かにある。
 しかし――。みなさんにとっては面白くない話でしょうが、この地球上には、エイリアンの死体もUFOの破片も存在していないと思います。そういったものは「ホットニュース」としては面白いし、人々の興味をひく。情報提供者は、お金を握ることもできるでしょう。(中略)
 「彼ら」は、手でさわれる物質ではできていないのです。われわれ三次元の物理学では存在しないもの、それでいて、実在するものなのです。われわれとは違った波動の世界に生きている存在なのです。
 彼らは何らかの目的を持って活動しています。彼らが主に活動する時間も決まっています。それはそれぞれの地方の午前3時から午前4時の間です。彼らの作戦を実行するのに、その時間帯が一番都合が良いからなのです。(中略)
 「彼ら」は、自分たちの活動を、人間たちには見せたくない。だから、人のいない場所で、人のいない時刻に動いているのです。

 ――「彼ら」は決まった形をしているのではないのですか。

 「彼ら」は、われわれがさわることができる三次元の物質に入ることができる。その場合にはメカニックなものだ。だが、ふだんは、われわれの目には、形を持たないものに見える。あるときはコーヒー皿のように見えるし、またあるときは球体のように見える。いろいろな形を持てるもののように見える。
 私は自分自身の目で、UFOの形が変わっていくのを見たことがあります。その代表的なものは、コーカサス地方で多数の人と一緒に目撃したUFOです。
 そのUFOは、はじめは薄い円柱形をしていた。それが空中で、ケーキが切られるように8個に分かれ、再び合体して1つになり、そして着陸した。
 着陸したUFOからは、3人の人間型エイリアンが出現したのです。
 そのUFOは、3人がやっと乗れるほどの大きさだった。それでは、8個に分かれたときには、3人はどうなっていたのだろう。目撃していた多数の小学生たちは、そのことが一番不思議だったようです。
 これは、私に対して「彼ら」が意識的に見せたものだろうと、私は考えています。もちろん私の考え方が間違っているかもしれません。UFOやエイリアンについての考え方も、間違えたのかもしれません。しかし、現在私が考えられる仮説は、このようなものなのです。
 「彼ら」はいろんな形をとることができるのです。皿型のUFOにもなれるし、美人の女性になることもできる。(中略)

 ――「彼ら」は生きていると言っていいんでしょうか。

 「生きている」とは、どういうことなのか。われわれ三次元の生命体については、比較的限定することができる。だが「彼ら」については、たいへんむずかしい。
 1989年にモスクワに現れたエイリアンは、見ている人々の前で、背中に大きな羽を出現させた――そう、天使の形を見せたのです。

 ――すると「彼ら」は、いわゆる幽霊とかお化けと同じ類なのですか。

 それは大変面白い考え方ですね。幽霊がどんなものかは別として――。「彼ら」は、人間より幽霊に近い存在と言えるでしょうね。ただしUFOは幽霊と違って、明確な目的を持って長期行動している。彼らは「作戦」を行なうために、ときには金属の物体に入りこむこともある。エネルギーだけのときもある。光だけを輝かしたり明滅することもある。

 ――「彼ら」の活動パターンとか、現れ方のパターンとかは、研究されてますか。

 UFO研究所では「彼ら」――UFOとエイリアンを4つに分類しています。それは形態や出現方法、目的と、いろいろな条件を混ぜたものですが。ですから、2つの項目にあてはまるものもあります。
 4つのうちの1つは、金属的なUFOです。
 ここには、金属でできたメカニックなUFOやプラスチックのようなもの、エネルギー体などが入ります。光を放つUFOとして目撃されるものは、これです。
 2番目は、多くは人の形となる希薄なもの――まさに幽霊と同じものです。シェークスピアの作品の『ハムレット』や『リア王』に登場するような者たちを想像してくださって結構です。これは人間のようにも見えるが、人間ではない。生活のパターンが人間とはまったく違っています。活動の法則も違います。3つのものが1つになったり、変形したりします。本来は見えないものですが、赤外線を当てると見えるという場合もあります。紫外線で見える場合もあります。誰の目にも見えることもある。また、フィルターを使った時に写真にだけ写る場合もあります。写りやすいフィルターとしては、赤、オレンジ、黄、緑色などがあげられます。
 3番目は、手品や奇術のトリックのように、人間の尊敬を集める形をとるものです。代表的なものは、聖母マリアの形として現れるものや、天使として現れるものです。これもUFOであり、エイリアンです。
 あなた方は『涙を流すマリア像』とか、奇跡を起こす宗教的なものという話を聞いたことはありませんか。そんな信じられないような出来事が、ほんとうに起きているのです。もちろんこれも「彼ら」の仕業です。「作戦」の一つです。人類にとって、大変危険なものなのです。しかし多くの人は、聖母マリアが涙を流すのを見て感激し、騙されてしまうのです。
 神や宗教の概念の中には、はるか昔に、「彼ら」――UFOやエイリアンが人間に授けたものもあったと私は考えています。古代の人間が、「彼ら」を見て神の概念を作ったということは十分考えられることです。
 4番目のグループがいます。この4番目のものこそ、人間にとっては最も危険な存在なのです。それは、得体の知れない存在で、人間にコンタクトしてくるものです。「異星人とコンタクトしている」とか、「チャネリング」という形で表現されているもので、これらはすべてが、人類にとって最も危険な存在なのです。
 意識のチャンネルを合わせることで、目に見えない存在とコンタクトする。テレパシーのような形で、「彼ら」から情報を受ける人たちがいます。コンタクティーとかチャネラーと呼ばれる人たちです。
 コンタクティーやチャネラーが受ける情報は一見正しいように思われますが、もちろん誤りです。そして、コンタクティーやチャネラーのほとんど、80パーセントは、やがて精神障害を起こし、廃人となります。非常に危険だということです。

 ――本誌では昨年、「宇宙存在バシャール」の情報と、それを受けるチャネラーが危険なものだという記事を掲載したことがあります。チャネラーや宇宙存在などの中には危険なものがあるということは、十分理解しています。しかし、チャネラーやその情報の中には、正しいもの、ためになるものもあるのではないでしょうか。

 ありません。すべてのコンタクティー、すべてのチャネラーが危険です。
 コンタクティーやチャネラーの多くは精神分裂症になっています。そうならないまでも、仕事ができなくなったり、家庭を崩壊させてしまうケースが多く見られます。他の宇宙から与えられた使命があるとか、重要な仕事をしなければならないと主張しだします。そして、人間の屑となっていくのです。
 私たちの手元に、多数のチャネラーたちのレポートやカルテがあります。コンタクトしている相手は、およそ140個の天体に分類されています。エササニ星とかオリオン星とか‥‥140もあるのです。宇宙の中に広がるこれらの天体からの情報は、どれもほとんど同じです。正しいように見えるこれらの情報の中に、真に建設的な情報は1つもありません。すべてが人を欺くニセ情報です。
 チャネラーが受ける情報の中には、ときには『最後通告』があります。「今すぐすべての兵器、武力を放棄しなさい。それでないと地球は破滅してしまいます」というようなものです。このような情報が、こぐま座のある星から来たこともあります。このこぐま座からの情報を複数のチャネラーが受け取ったことがありました。しかし、指定されたタイム・リミットがそれぞれ違うのです。しかもチャネラー同士は、排他的で攻撃的です。「自分が得た情報だけが正しく、他の情報は偽りだ」と主張します。
 これは他のすべてのコンタクティーに対しても言えることです。「誰かがやっているコンタクトには問題がある。だが、自分とつながっている存在だけは正しい」というのです。宗教と同じように、「信じている私たちだけが救われる」というのです。
 私たちUFO研究所では、センターに医者、精神医学者、心理学者を集めて、チャネラーやコンタクティーを救おうとしています。チャネラーであること、コンタクティーであることがすでに精神病患者なのです。センターでは、チャネラーたちが得た情報を調査、整理する一方で、彼らチャネラーたちが社会復帰できるように、リハビリも行なっているのです。センターではパンフレットもつくり、これ以上被害者が出ないように配慮もしています。(パンフレットはA5判・32ページの小冊子で『UFOに気をつけろ』というタイトルがつけられていた)

 

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