黒曜石原石の魅力のページ

十勝産黒曜石(十勝石)   大雪山東部の激しい火山活動によって、「黒曜石」(オブシディアン)は生まれました。
この石は,地下のケイ酸分の多いマグマが急激に冷えたことにより、結晶せずに凝固した黒い天然のガラスです。
 硬度は5度位ですが、成分にムラがなく割ると鋭い刃が生まれることから、旧石器時代よりナイフや矢じりに加工され、人類に恵みをもたらした貴重な石です。
 当地では、「十勝石」と呼ばれ親しまれています。

写真は、川原で採取した黒曜石の上部中央に打撃を加えた時のこの石の割れ方の特徴を示しています。この割れる角度が石器作りの原点となります。
十勝産黒曜石

この石の多様な形と色
 黒曜石(オブシディアン)は天然ガラスとしての性質により、水や砂や厳しい気温の変化の中で自然さく裂や磨耗を繰り返し、同質の石とは思えない程さまざまな表情を見せてくれます。
 この石の多くは、黒曜石という名のとおり、しっとりとした黒い光沢をしていますが、中には赤褐色、白斑が混じったもの、また、極めて微量ですが、光があたる事で金、銀、青、緑、紫、ピンク、虹色を呈するものがあり、当地では玲瓏(れいろう)と呼ばれ珍重されています。黒曜石の原石はまさに地球という大きな窯が焼き上げた芸術作品のようでもあります。

北海道産出の黒曜石
〜 オブシディアン 〜
石肌はまるでクレーター(十勝産黒曜石)
十勝・上士幌産黒曜石
ゴルフボールのような石肌(下川産黒曜石)
下川産黒曜石
火山灰とドッキング(十勝産黒曜石)
十勝・上士幌産黒曜石
下部の石肌はまるで月面のクレーター 楕円状の原石の表面全体がゴルフボールのような凹面 火山灰とのドッキング


白滝産黒曜石

赤井川産黒曜石

丸瀬布産黒曜石
通称「蜂の巣」と呼ばれる。不思議な穴が石全体に見られる。  灰色の縞模様は良く見ると点の集まり。  サヌカイトに似た色と光沢

紅色の白滝産黒曜石
白滝産黒曜石
茶褐色の白滝産黒曜石
白滝産黒曜石
ガスの抜けたような穴のある十勝産黒曜石
十勝・上士幌産黒曜石
鮮やかな紅色が混入 通称 紅十勝 茶褐色 表面の一部にガスが抜け出たような穴

置戸産黒曜石

ルベシベ産黒曜石

十勝・上士幌産黒曜石
透明度は高いが縞模様と白斑が混入 濃い灰色 サヌカイトの様な光沢 鋭いクレーター状の凹凸

十勝石玲瓏(十勝産黒曜石)
十勝・上士幌産黒曜石
 左右と下の石は黒曜石の中でも極めて微量ですが、いずれも光があたる事でこのような色が浮き出されます。 石の中に宇宙を見ているようで、大自然の神秘に圧倒されます。

十勝・上士幌産黒曜石
銀色の十勝産黒曜石
十勝・上士幌産黒曜石
玲瓏(研磨したもの)


色白の黒曜石
シルバー(研磨したもの)
十勝・上士幌産黒曜石


日本各地・世界の黒曜石
〜 オブシディアン 〜
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世界の黒曜石
 〜 オブシディアン 〜
アメリカ
(フラワーシーン・オブシディアン)
アメリカ
(スノーフレーク・オブシディアン)
アメリカ
(レインボーシーン・オブシディアン)
ロシア ウスリー川上流
アフリカ ケニア メキシコ
(レインボーシーン・オブシディアン)
メキシコ
(レインボーシーン・オブシディアン)
インドネシア バリ島
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私のしごと
原石の中に秘められた漆黒の光に魅せられ、この石を素材に工芸品の制作に挑戦しております。
エゾシカの角と小石を使った縄文的な技法と、現代の工具を駆使しながら「黒曜石の魅力」を生した作品作りが課題です。
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十勝・上士幌の黒曜石原産地情報

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