【481】 “げきさかのぼる”さま、投稿ありがとうございました AROT(長岡=横浜・磯子) メール 2009年7月25日 14時32分
お立ち寄り頂き、ありがとうございました。
浅学のAROTですので、十分なご説明は出来ないかと思いますが、AROTなりの意見を書かせていただきます。
観世音菩薩(観音様は)多様の持物を持ちます。聖観音の多くは未開敷蓮華を持ちますし、千手観音は、ご先承ように種々の物を手にします。
そんな中で書き込みを頂いた様な観音様で浮かぶのは、子安観音と魚藍観音です。
子安観音は、安産や幼児の成長を守護するという観音様で、子供を抱く姿で彫られることがあります。子安地蔵という妊婦の安産を守護するという地蔵尊もあります。子供を抱いた地蔵が数多く造られているし、童子童女の墓には圧倒的に地蔵が多いのです。
魚藍観音は、魚籃(=魚籠・びく)を手に持つ姿で現されます。
『なにかを抱きかかえているように見えます。見方によっては赤子のような感じなのです。』から推測いたしますと、子安観音かと思います。
また、普門品供養と刻まれていたようですが、普門品とは法華経第25品「観世音菩薩普門品」の略称であり、観音経のことですので像容とは関係がないと思われます。
子安講という、安産祈願のために、婦人が集まって子安神を祭る信心講があったと言われますので、観音経信者の子安講の人々が建てた石仏かと思います。
安産子育ての神、子安神は子易神とも書き、仏教と習合し,子安地蔵,子安観音,鬼子母神等に発展したようです。
AROTのファイルにも、子安観音があるはずなのですが探し出せません。伊豆大島では子供を抱いた馬頭観音も見ています。また、石仏で有名な秩父の金昌寺には、観音堂の前に坐して授乳をしている「慈母観音」で、マリア観音とも呼ばれ金昌寺で一番人気のある石仏があります。慈母観音は、「子育観音」や「子安観音」とも呼ばれ、庶民が安産や子宝を願うことから派生した庶民信仰の一つでもあります。
墓標石仏も含めた石仏の多くは、私どもの先祖が祈り心をこめて造立し、私どもに残してくれた貴重な文化遺産です。大切に護って行きたいものです。
これからも、よろしくお願いいたします。ブログも公開しておりますので
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