第十四回:ジーン・シモンズ

「地獄のエンターテイナー」

 

本名ジーン・クレイン。生地に関してはイスラエル説とニューヨーク・ブルックリン説がある。

言うまでもなくロックバンド「キッス」のベーシスト、ジーン・シモンズである。

歌舞伎メイクに斧型ベース、火吹きパフォーマンスに甲冑のようなコスチューム、血を吐きながら舌を出し・・・。

ロックのワイルドサイドのエンターテインメント部分を一人で全て網羅するほどのパワーと勢いを兼ね揃えた男だ。

彼はいわゆるベーシストという意味で注目するだけでは勿体ない。

そんな、いちパートの1人というカテゴリーのみならず、そこにはミュージシャンという枠にすら収まりきらないほどの、

エンターテインメント・スピリットを内包したプロのショウマンがいるのだ。

今回はこのジーン・シモンズを見ていくのに際して管理人の稚文を使わず、あるインタビューを無断で掲載しようと思う。

これは1995年に某ベース専門誌において、キッスの20周年を記念して行われたインタビューの模様(一部)である。

「ベーシストというよりもエンターテイナー」・・・その神髄に触れていただけるのではないかと思う。

 

インタビュアー:「ベースを始めたのはいつですか?」

ジーン・シモンズ(以下ジーン):「まずギターから始めた。14歳の時だったから・・・1803年の話だな。

初めはビートルズのレコードの回転数を下げてラインやコードをコピーしていたんだが、そうするとキーが変わるだろ?

でもそれに気付かないで間違ったキーで弾いていてね。今度普通にレコードに合わせてプレイしたら合わないんで、レコードを呪ったものさ。

その時にシリアスなミュージシャンになるか、単に自分らしくやっていくかどうか考えて、結局後者を取った。

最初俺はバンドではずっとヴォーカルだったんだが、歌だけじゃなく何か楽器を弾きたいと思ってね。

それでギターを始めたんだが、最初の1曲を覚えたときに世の中はギタリストだらけな事に気付いた。

バンドに入りたいならプレイしている人の少ない楽器を選ぶしかないと思って、ベースにしたんだ。それが16歳さ。」

インタビュアー:「当時好きだったベーシストは?」

ジーン:「ビートルズをコピーしていたくらいだから、勿論ポール・マッカートニーだね

彼はベースでメロディを弾き、コードに従ったプレイもしていた。凄かったな。

彼もギターからベースに転向した人で、ベースをリズム楽器としてだけで捉えていなかった。

分でビートルズの曲を歌う時も、常にベースラインが頭の中で鳴っていたね。

そのうちベースをコピーすると、それに自分の作ったメロディをかぶせて歌うようになった。そうやって曲の作り方を覚えたな。

それが今ではキッスがキッカケとなって楽器を始めた世代がいる。メタリカ、ガンズ・アンド・ローゼズ、ボン・ジョヴィ、ニルヴァーナ・・・。

では有名なヤツらがたくさんいる。みんながトリビュートアルバムまで作ってくれたのは嬉しいし、感謝している。

と言っても、何事も俺達が始めたことでも終えたことでもない。ビートルズがいなかったら俺達だって存在しなかった。

誰であれ好きなベーシストを聴く時にはその人が何を聴いてきたか、バックグラウンドも含めて知る必要があるね。

そこまでしてこそ、ちゃんと見通せるようになるんだ。1人だけを聴いていたのでは、その人のコピーで終わってしまう。

知識を本物にするには奥行きがないといけない。表面だけをなぞっていてもダメだ。

そうでないと、大して良くもない人の行動の真似をするだけで、オリジナルにはならない。

ビートルズだってエヴァリー・ブラザーズ、モータウンもの、リトル・リチャードなどのあらゆるものを聴いて、自分達なりに消化したんだ。

俺だってポール・マッカートニーだけに影響を受けた訳じゃない。」

インタビュアー:「ベースサウンドに関して影響を受けた人は?」

ジーン:「特定の人はいないが、俺は常にライヴでのサウンドがクールだと思っていた。

ディストーションの掛かりがいいからね。それでレコードでもライヴの音を再現しようと考えたんだ。

スタジオミュージシャンのようにクリーンな音じゃなくてね。

多くのバンドにとっての問題は、スタジオ入りすると小綺麗なものを作ってしまうこと。ガールフレンドにはいいかもしれないけどね。

でも自分の彼女に気に入られるようじゃおしまいだ!嫌われたらいいものが作れたと思わなくては。

俺はライヴでのディストーションが掛かった音が好きで、スタジオでも出そうとするんだけど、エンジニアが嫌がってね、『何言ってるんだ』って。

だから俺は『お前が間違ってるんだ』と言ってやった。『お前は一生エンジニアだが、俺はこれからスターになってやるんだ』って言ってやったよ。

女だってそうさ。きれいにメイクアップして髪もキチンとしてたらつまらない。ちょっと乱れてたりして、全体にルーズな感じになった方が楽しい夜が期待出来る。

ホントだぜ。女だけじゃない、男もそうだ。あまりに完璧なのは面白くも何ともない。“スタイルが本質を越える”ってヤツだな。

同じ表現が日本語にあるかどうかは判らないが、表面的なことばかりに気を取られ、中身を見ようとしないという意味さ。

これは危険だ。この通り(ベース専門誌をパラパラめくる)、スタジオミュージシャンは数限りなくいる。俺なんかよりずっとずっとプレイはうまい。

でも誰がそんなヤツらのことを気に留めてる?それは彼らが指の器用さの方に関心を向けているからさ。

でも俺はそんなのどうでもいい。問題はフィーリングだ。音を正しく出すかどうかが、いいミュージシャンの基準ではないんだよ。

器用なだけなら無名なまま。ハートもあるヤツなら名を残せるだろうけど。

名を成したいのなら、人々のハートとつながりを持つこと。器用さなんて何の関係もない。周りがまるで見渡せないのはマズいんだ。

今スターと言われる人達の中にも、最初は違う楽器をやってた人がたくさんいる。

ヴァン・ヘイレンが小さなクラブに出てた頃、エディ(Gt.)はドラマーでアレックス(Dr.)がギタリストだった。

スティーヴン・タイラー(エアロスミスのVo.)は元ドラマー、フィル・コリンズもそう。

ポール・マッカートニーはギターもドラムもやるし、ロン・ウッドはジェフ・ベック・グループではベーシストだった。

歴史にインパクトを残した人達は、このおかげで幅広い目を持てたのかもしれないんだ。

スタジオミュージシャンでずっとベースだけを弾いてる連中は、ベーシストとしては素晴らしいだろう。

でも曲は書けない。アレンジなどまったく解らない。テクニックしか知らず、ハートがない。」

インタビュアー:「ロックベーシストはバンドの中でも地味な立場でいることが多いですが、あなたはなぜこうなったのでしょう?」

ジーン:「俺は自分をベーシストだと考えたことはない。」

インタビュアー:「では何だと?」

ジーン:「エンターテイナー。ミュージシャンより前、上に存在する。

ミュージシャンとはバックグラウンドにいる人間さ。どこかを歩いている時、たまたま流れてきた音楽をプレイしているのがミュージシャンだ。

エンターテイナーこそが注目を集める。

ベートーヴェンの有名な話がある。1800年代のシンフォニーと言えば静かなものだった。

彼はみんながそれで眠ってしまうのを恐れて“ジャジャジャジャ〜ン”というキャノン砲のようなサウンドを入れたそうだ。

キッスもその点、現代のベートーヴェンだと言える。キャノン砲のような戦争に使われるものを音楽に持ち込んで、彼は不徳者だと思われてたからね。

が音楽だとか、何をすべきとかを言うなら、俺はミュージシャンじゃない、エンターテイナーだ。

ミュージシャンというのは歯医者の椅子に座らされている間にかかってるようなヤツ。大嫌いにも大好きにもならない。

第一誰がやってるかなんて、誰も気に留めないだろう?

思うに、多くのミュージシャン達は公衆の面前でマスターベーションをしているのと同じさ。音楽マスターベーションだ。

他人に対して見せびらかしたいんだな。どんなに速く指が動かせるか、どんなに指が広げられるか、いかにたくさん弦が張ってあるかとか。

『見て見て、ちゃんと出来るんだから』と小さな子供が俺のソデを引っ張るのと同じくらいイラつくね。

いい曲を書く才能さえあれば、そんなテクニックを誇示しなくても得意になれるだろうに。」

インタビュアー:「では、たとえあなたがギターやドラムを手にしていたとしても、今のようなエンターテイナーとしてスターになっていたと思いますか?」

ジーン:「全然違う形だろうが、バックでおとなしくするのは断固として拒否しただろうね。

俺がもしキッスじゃなかったらやってたかもしれないと思う、音楽的にも面白い事はたくさんある。

ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーがやっていることには、感情的にとても近いものを感じるね。理由は、音楽を問題にしてないからだ。

よくベーシストに対してなら、その人はベースを弾くだけ、ギタリストならギターを弾くだけと思ってるヤツがいるけどそうじゃない。

俺だってギターを弾く曲もあれば、エリック・カーがベースを弾いた曲もある。ジミ・ヘンドリックスだって、自分のレコードでベースを弾いてた。

キース・リチャーズだってそうだし、ポール・マッカートニーはドラムもやる。

分を一つのタイトルに縛り付ける人は、チマチマした生活をして、小さな夢を持つだけだ。

本来タイトルも限界も存在しない。感じたものを自分の運命として追い求めるまでさ。

がたいていの場合ベースを弾いているからといって、他の楽器をプレイしちゃいけないということは絶対にない。俺はたまたまベーシストであるだけだ。」

インタビュアー:「ロックベーシストでは特に、バンドの土台となる役割に満足している人が多いのですが?」

ジーン:「違うよ。それは無名ベーシストの言うことだ。バックグラウンドで満足できるヤツなのさ。満足してしまったら、死んだも同然だね。

土台は曲に決まってるじゃないか。どんな楽器で弾こうが、楽器なしでアカペラにしようが、曲がなくちゃやる意味がない

紙がなくちゃ雑誌は出せない、でも紙さえあれば出せる訳ではない。言葉やストーリーが必要だ。

言葉やストーリーがあって紙がないなら、雑誌にしなくても人に話したり出来るけどね。

ミュージシャンは紙に過ぎない。訴えたいこともないのに紙だけあっても役に立たないだろう?

だから土台になるのはベースじゃなくて曲なんだ。俺はベースを弾かなくたっていい。

どんな楽器でプレイしようが、忘れられないような何かがプレイ出来さえすればいいんだ。

キッスの曲で言えば『ベス』なんかいい例だ。この曲にはベースが入ってないが大ヒットしただろう?だから雑誌だってソングマガジンを出すべきなんだ。

とにかく、プレイヤーは自分がいなければそのバンドは成り立たないと思いがちだが、実はそうじゃない。

ギターがバンドの中心だとか、ベースが土台だから満足とか言ってるヤツには何も解りはしないんだ。」

インタビュアー:「でも、あなたに影響を受けてベースを始める人も多いんですよ?」

ジーン:「それがどうしたって?重要な事じゃないよ。」

インタビュアー:「でも、あなたのプレイは特別テクニカルという訳でもないのに・・・」

ジーン:「そうならないようにしてるんだ。良すぎるものは破壊しようと心掛けてる。

る程度音楽を知ってるミュージシャンなら解ることだが、ピアノを調律するためには、ほんの少しずらさなければならない。

完璧にしてしまうと、耳はその調律の美しさに気付かないからね。こういうことは楽器を弾かない人は殆ど理解していない。

2つのギターパートを重ねるにしても、全く完全にチューニングが合っているといい感じが出ない。

ディレイやコーラスを掛けたりすると、いい感じに聴こえるんだ。

俺もあまり完璧にビートにキッチリ乗ったプレイをすると、ロックンロールのハートが失われる感じがするよ。

そう、ハートの問題なんだ。

'70年代のディスコ時代を覚えてるか?マシンを使ってタイミングは完璧だったが、今思い出せる曲なんかないだろう?

でも誰だってモット・ザ・フープルの『すべての若き野郎ども』は覚えてる。永遠に忘れられない。

そりゃあ、細かく見ればタイミングがずれてたり、ギターのチューニングが狂ってもいる。歌もピッチがずれているけど最高だ。

・・・これが証拠さ。1本の線の上にもう1本重ねて線を引いても、ピッタリ真上じゃ2本だと判らない。でも少しずらして引くと2本だって判る。」

インタビュアー:「ベースラインを作る時も、わざと完璧なものにならないようにしたりするのですか?」

ジーン:「それはある。優れた建造物は左右全て対称ではないし、よく計画された都市も同じ建物が延々と並んではいない。

毎回違ったものが現れてこそ美しく感じるんだ。いつまで見ても飽きないしね。

人間だって、いつ誰に何を言われてもいつも同じく『はい』としか答えない人がいたら、本当の感情がどうなっているのか見当もつかない。

この人は敵か味方か、愛し合えるのか、完璧でないところを糸口に判断するんだから。

音だって突き詰めれば8つの音しかない。でも同じAの音でもハードロックの時とソフトな曲とでは同じようにはプレイしない。

1曲の中でもハードな部分、ソフトな部分があって、それに応じてプレイの仕方を変えるんだ。音に命を吹き込まなくてはならない。

そのためには完璧にしない方がいいんだ。

・・・これを読んだベーシストはみんな怒るだろうな。でもそれでいいんだ。ユニークになりたいベーシストは、ピアノのラインや人間の声を聴いた方がいい。

そこからベースラインのヒントが掴めるかもしれないんだから。ベーシストはベースを聴いてはいけないと思うね。

それに日本には三味線のような古典楽器があるんだし、そこから新しいアイディアを得るのも面白いだろう。

そうやって耳や心の練習をするんだ。

そう、まず曲を作ること。ベースの練習なんてしてる場合じゃないぜ。

ベーシストなんて、どこかのホテルのエレベーターの中で聴こえてくる、誰も気に留めない音楽をプレイするのがせいぜいだ。

でも曲を書いて、たまにベースをプレイするのなら歴史を作れる。」

インタビュアー:「以前、思い出に残るフレーズの特集で、日本人ベーシストにアンケートを取ったところ、ベーシストではジーン・シモンズが3位、

曲ではキッスの『デトロイト・ロック・シティ』が2位になったのですが、なぜこの曲が選ばれたのでしょう?」

ジーン:「曲とベースプレイを一緒に論ずるのは難しい・・・くだらない曲に凄いベースラインが入っていることもありえるからね。

でも、そんなのはどうでもいい。素晴らしい曲のくだらないベースラインならまだ気に留めるだろうけど。

つまりベースそのものではなく曲との関係が深いってことさ。いいベースラインは確かにいい曲を助ける。

でもいい曲のくだらないベースラインは曲の足を引っ張らない。

この曲のベースラインはたまたま良かったのかも知れないが、何よりも曲が良かったんだ。」

インタビュアー:「いい曲には常にいいベースラインがあるとは思わないのですか?」

ジーン:「思わないね。AC/DCのベースなんか『ブン・ブン・ブン・ブン』だけでラインなんかないに等しいが、彼らにはたくさんのいい曲がある。

一方、ビートルズの『ミッシェル』のベースラインなら、それだけ取り出しても実に素晴らしい。時代を超えた優れたラインだ。

だが、大切なのは曲。ベースラインは曲を助けはするが、それだけだ。

もう一度言っておこう。ベーシストはホラ吹いてないで曲を作れ。曲が土台なんだ、ベースラインじゃなくて。」

インタビュアー:「作曲にはどんな楽器を使いますか?」

ジーン:「決まりはない。ギター、ベース、ピアノ、ドラム。ドラムビートから作ることだってある。

楽器は関係ないよ。どんな楽器でもいいし、楽器を使わなくてもかまわない

スタイルよりも本質が大事なんだ。『クリスティーン・シックスティーン』はキーボード、『ジュース』はベースで、『悪魔のドクターラヴ』はギターで作った。

詞を先に書くこともある。『アンホーリー』なんかはそうだった。

とにかく曲の作り方は決まってないんだ。番号順に点をつないでいくと絵が出来て、それに色を塗れば綺麗だが、それはアートじゃないってことさ。

曲も番号をつなぐようには作れない。

優れたソングライターにどうやって作曲をするかを尋ねたら、『わからない』と言うハズだ。どこから出来るかわからないが、とにかく曲が出来るだけだと。

ミュージシャンでもストックハウゼンのように、ハーモニーを基に聴くのに心地よい音楽を作る人がいる。

方、響きはどうであれ、あくまでもエモーションを表現出来ればいいと考える人もいる。

その中には聴いている人を仰天させるようなのもあって、必ずしも聴き心地がいいとは言えないものがあったりする。

いきなりモンスターが出てきて怖かった、というのを表現しようと、音楽にも“ガーン”なんて入ってたりする。

こっちも驚くが、エモーションを伝えようとしているからいい。ルールに捕らわれないのがいい方法なんだ。」

 

このように、ジーン・シモンズは実はとても音楽的に思慮深いベーシスト(あえてこう呼ばせていただく)なのである。

キッスと聞くと、あの奇抜なメイクや破壊的なライヴパフォーマンスばかりが取り沙汰されて、その音楽やアティテュードにはスポットが当てられない。

しかし、ジーンの発言を見ても解る通り、実際には隅々まで計算されたメソッドと、飽くなきサービス精神こそが、

キッスというバンドの支柱になっているのである。

ジーンの言葉を借用するなら、ベーシストであるジーンがキッスのエンジンになったという訳ではなく、

キッスのエンジンであるジーンがたまたまベースをプレイしている、といった感じだろうか。

 

また、ジーンがプロデューサーとして新人発掘にも力を入れているのは有名な話だ。

エレクトリックギターの世界ではもはや伝説的存在にまでなっているエドワード・ヴァン・ヘイレンを擁するアメリカンロックバンド、

ヴァン・ヘイレンを発掘し、プロデュースして全世界へ進出するキッカケを作ったのは他ならぬジーンだ。

ヴァン・ヘイレンがまだ小さなクラブで演奏していた頃に目を付けてプロデュースしたというのは、

ジーンの卓越した眼力と情熱的な人間性を物語るエピソードであると言えよう。

日本出身でありながらアメリカで活動していたロックバンドEZOをプロデュースして一躍有名にさせたのもジーンである。

・・・もっともバンドは間もなく解散、ヴォーカリストの山田雅樹とドラマーの本間大嗣は、これまた日本を代表するバンド、ラウドネスへと参加する事になるのだが。

このように、ジーンはその音楽的センスと持ち前の親分肌的性格で、後続の指導にも余念がない。

 

キッスはその長い歴史の中で、幾度と無くメンバーチェンジを行って来た。

しかし、ジーンだけは結成当初から変わらずリーダーでありベーシストであり続けている。

正にキッスの原動力なのである。

ロックという音楽がエンターテインメント性を重視し始めたのは、実際キッスによる影響が大きい。

それまでのバンドには見られなかったパフォーマンスやコスチュームを取り入れ、何よりもライヴを重視し、絶対に観客を楽しませることを念頭に置く。

そして絶対に観客の期待を裏切らない。

もしこれからあなたがキッスのライヴを見に行く機会に恵まれたとしたら、その時はあなた自身を100%キッスに預けてしまって良い。

そうすれば、後はジーンが楽しませてくれるから。

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このベーシストへのいざない作品:

■アライヴ!(キッス)

■グレイテスト・キッス(キッス)