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この本は、私が「終末における大切な生き方」として力説しております「身魂磨き」の要諦を、「気」の視点から述べた本ということが言えます。チャクラの解説については類書もたくさんありますが、あえてこの本をご紹介しましたのは、「恐れ」と「信じる心」との関係で、私たちの「気」がどのような影響を受けるのかということをわかりやすく説明してくれているからです。
最近、かつてのノストラダムスブームのように終末予言がブームになっているような感じがしています。そのこと自体が“終末現象”なのですが、現在の物質文明が既に引き返すことのできない隘路に入っており、間もなく破局を迎えるであろうことは、何も聖者たちの予言に頼らなくてもわかることです。
加速しつつある時間の流れの中で、人びとの心の乱れも加速し、拡大再生産されつつあります。それらは仏教が教える人類の“業(カルマ)”となってこの物質世界に跳ね返ってくるのです。その再生産のスピードが速すぎるため、多くの人が世の異変に気がついたときはすでに手遅れで、すさまじい破局となって一瞬にしてこの世界を崩壊させることでしょう。
そのとき人びとは、「恐怖心(恐れ)」に駆られて取り乱してしまう人と、「(絶対神を)信ずる心」で物質文明の崩壊を冷静に見守ることができる人とに分かれていくことになるはずです。
極限の状態のときに“威力”を発揮するのは「恐怖心」か「信ずる心」かのどちらかなのです。この物質文明がこのまま続く(生きながらえる)と思っている人や、「終末なんて恐くない」と強弁する人は、物質文明に毒されてしまった人と言うべきでしょう。その深い眠りから目を覚ますための時間はあまり残されていないのです。
この本はそういう視点から読んでいただきたいと思います。
(なわ・ふみひと)
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