みんなを好きに

 私は好きになりたいな、
 何でもかんでもみいんな。

 葱も、トマトも、おさかなも、
 残らず好きになりたいな。

 うちのおかずは、みいんな、
 母さまがおつくりになったもの。

 私は好きになりたいな、
 誰でもかれでもみいんな。

 お医者さんでも、烏でも、
 残らず好きになりたいな。

 世界のものはみィんな、
 神さまがおつくりになったもの。

〔この詩の解説〕
←前の詩へ    次の詩へ→
『みすゞコスモス…わが内なる宇宙』
矢崎 節夫・著 JURA出版局