わ ら い

 それはきれいな薔薇いろで、
 芥子つぶよりかちいさくて、
 こぼれて土に落ちたとき、
 ぱっと花火がはじけるように、
 大きな花がひらくのよ。

 もしも泪がこぼれるように、
 こんな笑いがこぼれたら、
 どんなに、どんなに、きれいでしょう。

〔この詩の解説〕
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『みすゞコスモス…わが内なる宇宙』
矢崎 節夫・著 JURA出版局