アメリカ映画「2012」が、わが国でも間もなく封切られようとしています。ネットに載っている予告編を見ますと、「マヤのカレンダーが2012年12月21日で終わっている」ことなどを根拠に作られた映画であることが伺えます。その予告編を以下に転載しておりますのでご覧いただきたいと思います。(より大きな画面でご覧になりたいと思われる方はこちらをクリック→「2012」)
基本的には最近のアメリカ映画の流れを汲む「破局」物語と言ってよいでしょう。「インディペンデンス・デイをしのぐ!」と謳われているとおり、大変スケールの大きい特撮映画となっています。
映画のストーリーも、破局が表面化するのは2012年12月ということですから、あと3年後に突然、現在の地球文明に破局が訪れるという設定です。その原因は「ニビルという正体不明の惑星が地球に大接近するから」ということになっています。
ニビルについては、当サイトにアップしている『フォトン・ベルトの真相』(エハン・デラヴィ・著/三五館)の著者エハン氏が説明していますのでご参照ください。
そのニビルの地球接近を否定する声明をアメリカ航空宇宙局(NASA)が出した、という記事がネットに載っていました。映画が封切りされる前に、政府機関がわざわざこのようなコメントを発表して世間の注目を集めるところには、何か作為的なものを感じます。そのメッセージを意訳すると「どうかこの映画を見てほしい」ということでしょう。
狙いとしては、「人々の潜在意識に恐怖心を植え付けたいこと」「人々に終末意識を持たせたいこと」につきるのではないかと見ています。その理由は最後のところで述べますが、まずは「NASAが声明を発表した」というニュース記事をお読みください。
【11月10日 AFP】地球は2012年12月21日になっても滅亡しない――。米航空宇宙局(NASA)は9日、インターネットや新作映画の公開で高まる地球滅亡説を沈静化すべく、異例の声明を出した。
製作費2億ドル(約180億円)をかけたSF超大作『2012』が米国で13日から、日本では21日から公開されるが、これはマヤ暦に基づいた地球最後の日をテーマにしている。
地球最後の日というストーリーは、ニビル(Nibiru)と呼ばれる正体不明の惑星X(Planet X)が地球に向かって来ている、または地球と衝突して地球は滅亡するという話が主軸になっている。
疑似科学者や超常現象マニア、そしてインターネット上での記述によれば、ニビルはシュメール人が発見したと言われている。
■「地球はあと40億年は滅亡しない」
動きを予測できないこの惑星の存在を隠しているとしてNASAを責めるサイトまであるが、NASAはそういったストーリーは「インターネットで横行するでっち上げだ」と非難した。
「そういった主張を裏付ける事実は何もない」ホームページのQ&Aコーナーにこのように掲載したNASAは、衝突の話が事実なら天文学者が少なくとも10年前からその惑星を追跡しているだろうし、現在では肉眼でも確認できるほどになっているはずだと主張。「明らかに、そんな惑星は存在しない」と断言している。
「世界の信頼できる科学者は誰も、2012年に関する脅威などないと分かっている」
NASAによれば、地球はあと40億年は滅亡しないという。
■前回の「危機」には何も起こらず
うわさされる惑星はもうひとつある。エリス(Eris)と呼ばれるこの惑星は冥王星と似た準惑星で、太陽系の外側に位置し、地球に64億キロ以下まで接近することはないという。
2012年地球滅亡説に関しては、「Apocalypse 2012(世界の終末:2012)」や「How to Survive 2012(2012年に生き延びる方法)」といった書籍まで出版され、インターネットでもさまざまなサイトが存在する。
当初、2003年の5月に滅亡するとされていたが何も起こらなかったため、その日付はマヤ暦最後の日に合わせた2012年の冬至へと先延ばしされた。
NASAは、マヤ暦は2012年12月21日に終わるのではなく、直後に新たな周期が始まっていると主張。さらに今後数十年間は惑星が直列する天体配列になることはないと論じている。一部の人が予測するように、たとえ直列になったとしても、地球への影響は「ごくわずか」だという。(c)AFP
さて、私がこのようなNASAの反応に作為的なものを感じると考える理由ですが、現在の地球を裏から支配していると思われる「陰の超国家権力」は、2012年12月に地球レベルの異常な現象が起こることを知っていて、それに合わせて人類を彼らの望む方向に誘導しようとしているように感じられるからです。今から6年前の2003年に執筆した拙著
『2012年の黙示録』(たま出版)の中で、私はこの陰の超国家権力の戦略のことを「サタンのシナリオ」と表現しました。つまり、人為的に仕組まれている計画という意味です。(もちろん、広い意味ではこれとて「神のシナリオ」に含まれるわけですが)
「サタン――」という表現は、今日の一見平和な日本社会で生きている人たちにはなかなか理解していただけないでしょう。しかしながら、現実にはそのようなことが着々と進められているのです。アメリカの「リーマンショックに始まる金融危機の勃発」やヨーロッパにおける「EU憲法の成立」、わが国においては「鳩山首相が突然唱え始めた東アジア共同体構想」なども一連の流れに沿った動きと見られます。
要するに、世界一極支配のための「世界政府樹立」に向けて、シナリオは急展開を見せ始めたということです。「2012年の滝壺に向かって、川の流れが加速している」といってもよいでしょう。その終末の地獄絵をさらに陰惨なものにして、人々に絶望感を抱かせるために、破局映画の掉尾とも言える「2012」が制作され、政府機関がその映画の封切り前から宣伝役を引き受けることになった‥‥という筋書きです。
それでは、次に、サタンのシナリオを経済の面から捉えた一文をご紹介します。「陰の超国家権力」を構成していると見られるロスチャイルドやロックフェラーといった人物たちも、その圧倒的な情報収集能力に基づいて「2012年に現文明は終末を迎える」ことを知り抜いているようです。だから、それに備えて彼らなりの「生き残り策」を綿密に計画し、その一環として「終末」を悲惨な形で展開させようとしているものと考えられます。
以下にご紹介するのは、彼らが「生き残り策」として計画している「世界大恐慌」のシナリオです。これは映画の中の天変地異現象とは違って非常に現実的に感じられることでしょう。しかも、2012年に突然始まるのではなく、既に始まっており、この年末から来年にかけて破局のスピードを速めていくものと考えられます。別に恐怖心を持っていただく必要はありませんが、終末のシナリオの1つとして認識していただくほうがよいでしょう。「覚悟を決めておく」ためにも必要なことだと思っています。
■『ロスチャイルドと共産中国が2012年、世界マネー覇権を共有する』(鬼塚英昭・著 成甲書房)
――老いぼれ世界皇帝が語った「2012年の世界」
今や老いぼれの“世界皇帝”デイヴィッド・ロックフェラーは、1990年4月22目、ワシントンで開かれた三極委員会(TC)の会合で起草された「三極委員会報告書」の序文で、次のように述べている(マリンズ『世界権力構造の秘密』)。
執筆者たちは、世界がいま経済的相互依存を超えて環境的相互依存へ、つまり両者の相互調和へと移行しつつあることを明らかにしている。ジム・マクニール〔報告書執筆者〕はリオヘの道すがら、わたしに助言を行なった。リオはこれまで開催された会議のなかで最大のサミット会議となるだろう。この会議は、世界共同体に安全かつ持続的な未来を保証するために、国家的および国際的な経済課題に必要とされる基本的変化と、わが国の統治体機関に必要とされる基本的変化とを産みだす政治的資格をもつことになるだろう。2012年までに、こうした変化がわれわれの経済的・政治的生活に完全に溶けこまなければならない。
デイヴィッド・ロックフエラーはどうして1990年の時点で、「……2012年までに、こうした変化がわれわれの経済的・政治的生活に完全に溶けこまなければならない」と述べたのか、を読者は考えられよ。
答えは、ただ一つのみである。それは、ロスチャイルドを中心とする国際金融寡頭勢力が2012年までに新しい世界共同体を創り出す計画を持っており、ロスチャイルドの宣伝係であるデイヴィッド・ロックフエラーに、その主旨を伝えていたということである。
「……世界共同体に安全かつ持続的な未来を保証する」とは、新しい世界秩序(ニュー・ワールド・オーダー)を2012年までにつくり、この秩序に従う者たちには安全と持続的な未来を保証するということである。
では、この秩序に反抗する者たちはどうなるのか。彼らは貧窮生活を続けるか、殺されることになり、この世から去らしめられるのである。私は空言を書いているのではない。間違いなく2012年はあと2年後にやってくる。
2012年の「12」という数字は、1年の12の月を示している。昔から人々に親しまれた数字である。この点は注意しなければならない。イスラエルでは十二支族という血族がいたといわれる。また、イエス・キリストの弟子は12人である。この点からも「12」という数字は暗示的な意味を持っている。「マヤの暦では、その決定的な移行が2012年12月12日に起こる」と予言する人々がいる。また、2012年には「地球の共鳴が毎秒13サイクルとなり、地球の磁場はほとんどゼロになる」と唱える物理学者もいる。さらには、「磁極が逆さになり、地球が逆に回りだす」と説く人さえいる。
この2012年をめぐる諸々の説について、私はこれらの正否をここでは保留する。しかし、時間が急に慌ただしく進行しているのは疑いようのない事実である。私は政治と経済の面から、2012年に的を紋って追究してみようと思う。
アラン・グリーンスパン前FRB議長は「百年に一度の恐慌」であると言ったが、あの1929年の大恐慌を超えるという意味が彼の言葉の中に込められている。どうしてグリーンスパンは「1929年の大恐慌以来の恐慌」と言わなかったのか。グリースパンが言わんとする真意は「かつて人類が経験したことのない大恐慌」ということである。デイヴィッド・ロックフェラーが言わんとするところも、グリーンスパンと同じである。
ということは、本当の恐慌が、2010年〜2012年にかけて起きるということである。
どのような恐慌が起こり、その結果として、この世界はどのように変化するのか?
新しい世界秩序を創り出そうという世界金融寡頭勢力でさえ、「やってみなければ分からない」のである。だが、確実に大混乱が起こり、そして収斂されていく。
――2012年、金融マフィアの野望が成就する
2009年9月5日、ロンドンでのG20の財務相・中央銀行総裁会議が終了した。日本経済新聞(2009年9月7日付)に米財務長官のガイトナーの発言が出ている。
「自己資本や流動性の水準を引き上げ、将来のバブルを抑える必要がある」。ピッツバーグ・サミットの議長国である米国のガイトナー財務長官は5日、G20会議後の記者会見でこう語った。金融規制改革の本丸は銀行の自己資本規制の強化にあると言いたげだ。
(中略)銀行の自己資本を量と資の両面から強制する新規制については、実施時期で米国が「2010年中の合意、12年中の実施」を主張。
ガイトナーはどうして、「2012年中の実施」に拘わるのか。2012年中の規制強化を通じて世界中の銀行を支配せんとする、金融マフィアの意向に添うべく動いているからである。
金融マフィアはBIS(国際決済銀行)による自己資本比率の規制を強め、世界経済の成長を圧縮しようとしている。世界経済の成長に必要な資金が不足する。かくて、各国の銀行は消えていく運命にある。
日本は2010年3月期から国際会計基準の自主的な運用を認めている。この国際会計基準は銀行の資産圧縮(貸出し圧縮)をもたらす。日本政府は2012年に向けて、上場企業への強制導入を最終的に判断するとしている。アメリカは国際会計基準の導入を2011年に最終判断する。私たち日本人は、金融マフィアがいう「時価会計基準」に振り回されるだろう。「時価とは何か」を真剣に考える時が来た。2012年、日本の企業が潰される可能性大といえる。金融マフィアはBIS規制を次から次へと発表してくる。その全貌はこれから見えてくる。
2009年9月25日、G20が聞かれた。この会議の後に首脳声明が出された。その中に「金融規制の強化」が入っている。いわく、「銀行資本の質と量を改善する国際ルールを2010年末までに策定、2012年末を目標に段階的に実行に踏み出す」
2012年末までに、銀行システムを大きく変えるぞと、金融マフィアがG20のメンバーに脅しをかけ、「首脳声明」という骨子の中に入れたということである。金融マフィアにしか、この金融規制の強化策を具体的に知ることはない。「段階的に実行に踏み出す」シナリオがすでに用意されていることが分かるのである。
2012年の末までに、数多の銀行が整理、淘汰され、世界規模での金融つぶしが進行していくのだ。
デイヴィッド・ロックフェラーが三極委員会へのメッセージで表明した「2012年」、英HSBCが表明した「2012年」。この2つの年号は偶然の一致ではない。あと2年後に、何か大きな激動が起こりそうなのである。
本日の「つぶや記」はいったん終わっておきますが、今後もこのテーマは随時取り上げていく予定です。ご期待ください。