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●ミニ解説●
こうして、鎖国を続けていたわが国に、イギリスの手によってついに「くさびが打ち込まれた」のです。もっと単刀直入に言えば「スパイが植えつけられた」ということです。私たちが幕末から明治維新にかけて文明開化の橋渡しをしてくれたと信じてきた人物たちの多くが、実はイギリスの奥の院に住む世界支配層(ロスチャイルド)の手先(グラバーなど)によって手なづけられ、操られたエージェント(代理人)だったということです。
徳川幕府に大政奉還を迫り、鎖国政策を解かせた力は、坂本龍馬や伊藤博文らを巧妙に操ったグラバーなどのイギリス商人たちだったことがよくわかります。そして、その手口は今日でもまったく変わりません。
「内部で争わせて、支配せよ」というのが彼らのやり方です。幕府側にはフランスが、薩長の側にはイギリスが武器や戦術の提供を行ない、あわよくば両者が激突して、ともにボロボロになることを期待していたのです。それは「大江戸炎上」という形で実現する一歩手前まで行きましたが、薩長側(官軍)の総大将・西郷隆盛と幕府側代表の勝海舟の会談によってどうにか避けられたのです。
しかしながら、その後に生まれた明治政府の中心となったのは、この2人ではありませんでした。それは密航してイギリスに行き、洗脳されて帰ってきた伊藤博文や井上馨らだったのです。坂本龍馬に至っては、倒幕の戦争を回避する策を口にしたために、何者かによって殺害されてしまいます。
詳しい内容は、ぜひ『属国・日本論』を購入して深みにはまっていただきたいと思います。
このあと、日本は西洋の先進諸国を見習って急速に近代化を進める過程で、やがて日清戦争、日露戦争という2つの戦争を経験し、ついに第二次世界大戦へと導かれていきます。そこにも、政府や軍部に埋め込まれたエージェント(代理人)つまり、“世界支配層”の手先たちの、実に巧妙な活躍があるのです。首相を務め、中国への泥沼戦争のきっかけをつくった米内光政や、海軍の総大将として日本海軍を意図的に壊滅へと導いた山本五十六らの見事なスパイぶりには目を見張ります。
そして敗戦後の日本が、“世界支配層”によって完全に属国として扱われているのは言うまでもありません。現在の日本の政財界やマスコミなどに巧妙にばらまかれているエージェント(代理人)が誰なのかについてはある程度推測できますが、今日の日本の政治がそれらのスパイたちによって操られているのは間違いないと見てよいでしょう。
なお、この観点から幕末・維新の歴史をさらに深く知りたいという方のために、以下の著書をお薦めしておきたいと思います。いずれもワクワクしながら読んでいただけること請け合いです。
@ 『龍馬暗殺に隠された恐るべき日本史』 (小林久三・著/青春出版社)
A 『あやつられた龍馬〜明治維新と英国諜報部、そしてフリーメーソン』
(加治将一・著/祥伝社)
B 『孝明天皇と「一会桑」〜幕末・維新の新視点』 (家近良樹・著/文春新書)
C 『長州の天皇征伐』 (太田龍・著/成甲書房)
D 『明治維新の生贄(いけにえ) 〜 誰が孝明天皇を殺したか』
(鹿島f・宮崎鉄雄・松重正・共著/新国民社)
(なわ・ふみひと)
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