PLAYER SYSTEM

 

DENON DP−3700F   

 

DENONは局用業務音響機器で有名なメーカーです。
日本最古の歴史を誇るレコ−ド会社、日本コロムビアのオーディオ部門として
今も人気のメーカーです。特にアナログへの執念が凄いのです。
ご存知の方も多いでしょう、昭和20年夏に天皇陛下の玉音盤を刻んだ
円盤録音機が電音製でした。電音の録音機があったからこそ
今の平和な日本がある、というのはちょっと言い過ぎでしょうか。
 そんな歴史あるデンオンも、1970年に松下電器産業が発売した、
DD方式ターンテーブルの登場には当然無関心ではいられません。
約2年後に発表したのが、DDターンテーブルDP−3000でした。
もともとプロ用ターンテーブルには、センタードライブという
DDの元祖のような方式(ギアドライブ)が存在していますので、
むしろこちらが元祖だ、といわんばかりの完成度の高さで市場に殴り込みをかけ、
これが大変な人気を呼び、当時のベストセラーとなりました。
今もお使いの方は多いのではないでしょうか。

このDP−3700FはそのDP−3000と、トーンアームDA−305を
専用のキャビネットに収めたプレーヤーシステムです。もともと単品発売
されているパーツを組み合わせたものなので、トーンア−ムを自由に
組み合わせることが可能で、その後発売されたDA−307、DA−309
などは、そのまま入れ替えが出来ました。上の写真はオーディオ・テクニカの
トーンアームを組み合わせた様子です。入手時キャビネットはだいぶ日焼けして
見苦しかったので、全体にヤスリをかけ、塗装をして好みの色に仕上げてあります。

 デンオンターンテーブルは改良が続けられ、クオーツロック採用により
回転安定度が飛躍的に向上したDP−75、80などの名器を残しました。

<補記>、嗚呼,懐かしい。実はこのプレーヤーは既に手元にありません。
これを作成した当時はまだ手元にあったのですが・・・

 

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