最終更新日 2008.4.15


高体連山岳競技審査員から、多くの現役高校山岳部の皆さんに贈るメッセージです!

▽高山植物たち

知床 硫黄山頂上 (1,562.5m)にて 北海道北見支部地区大会 2002. 5. 31
北大雪山系 平山 (1,771m)にて 北海道北見支部地区大会 新人戦 2002. 9. 13
大雪山 永山岳 (2,046m)にて 北海道北見支部地区大会 2004. 5. 28
斜里岳 (1,547m)にて 北海道北見支部地区大会 新人戦 2005.9. 14


                                             北大雪・平山(1,771m)から望む表大雪の一大パノラマ 2007.6.24
 いつから .
 登山が一般スポーツとして国家的に認知されるようになったのは、昭和42 年に文部省(当時)が登山研修所を設置し、登山指導者の育成、登山に関 する調査研究を行うようになってからだと思われます。 以前までは、各個人の趣味や信仰としての域を脱していなかったのでしょう。 同時に昭和40年前後から高校生を対象にした地区研修会が実施され、そ の後は競技大会となって現在に至っています。また同時に国体の中でもその 種目「踏査」「縦走」「登攀」として登場するようにもなります。  それらの背景を推測するに、日本山岳会や大学山岳部による海外遠征登山 のブーム(ヒマラヤ黄金時代)、高度経済成長期の前半において東京圏から 流れ込んだ谷川岳を中心とする遭難事故の多さといった危険回避のために、 登山のための基礎知識の習得、組織登山の意義といった登山者への体系 的かつ安全な登山を遂行する人材の育成が必要となってきたからです。



エゾノリュウキンカ (俗称:ヤチブキ)
ウコンウツギ
4〜7月 雪解け時の沢周辺や雪渓跡で見られます。 フキの葉に似ていますのでね。 茎などは山菜として食用にもなります。
5〜7月 登山道沿いでよく見られます。 ウツギ[空木]のとおり、枝の中は筒状です。 花の中が赤く変色しているのは受粉済みの花。 マルハナバチ等による虫媒花です。





 
 どうして .
 登山は、一部の単独行を除いては、ほとんどが団体で行われるものです。 つまり各自の自発的意図によって参加し、団体(以下「パーティ」といいます) の指導の下に一員であることを納得の上で成り立っています。この自発的に 山に向かうという意志はパーティ行動の最も大切な部分です。  このような人と人の組織である以上、リーダーとそれに従うメンバーシップが 生まれるのは当然と考えます。  しかし、問題は、この組織は会社などの生業とは別に「運命共同体」である のです。まして、登山技術や経験、知識の均一化、個人の個性、志向、年齢、 体力、性別、当日の体調や気分など相違があり、いかに多様かということを 認識せねばいけません。  山岳は、日常の環境とは異なる危険を含んでいます。 例えば「遭難事故」にあげられるものに、転倒、転落、滑落、落雷、疲労、吹 雪、雪崩、凍傷、パーティの分散などの要因があります。個々の事例の判断は 難しいのですが、「もう少し注意したなら避けられたであろう」と結果論で言わ れてしまうものも少なくないのが現実です。このことはパーティの力量なので すが、登山技術習得や体力の程度に応じた日程や行動範囲を先に定めて、最低 力量と不測の事態を想定した周到な準備、心構えが基準となるべきでしょう。  つまり、登山の安全度とは、そのパーティの持つ力量の範囲内の行動にかか るものが大きいと考えられます。



エゾイソツツジ
キバナシャクナゲ
6〜7月 ハイマツ帯でよく見られます。 高山植物の初歩的なお花さんです葉や花の小さなヒメイソツツジもあります。
6〜7月 ハイマツ帯から頂上付近でよく見られます。 高山植物の初歩的なお花さんです。 山の地質や環境によって若干花色が変わります。 水分を逃がさないために、葉が厚くなっています。




  
 どうして〜2 .
 登山とは、行動の終始が自然との関わりを持つものです。  どんな山の、どんなルートを、どんな仲間で、いつ登るのか、といったことで あります。パーティや仲間については前述しましたが、この山と気象に対する 観察と思考とは、科学的知識を根幹とし、これに技術と経験とを加えたもので あり、科学的知識は極め尽くせないにしても、平素の学習と実際との体感の 両方を兼ね備えることにより興味を覚えるものでもあります。登ろうとする山の 位置、高さ、地形、地質的構造を知っていれば直接役に立つものです。  また、登山時期の気象の特色や、高さによる気圧や気温の低下、観天望気 (空や雲、風をみての気象予測)など趣味としても限りない広がりを持っていま すし、食事などの生活、行動における装備など工夫を凝らすほど山では実 用的なものとなり、その喜びにもつながるでしょう。これらの知識は経験を重 ねると共に技術の習得と相まって登山の内容を豊かにし、安全にします。 もちろん医学的な知識の重要性は言うまでもありません。  「登山は危険だ」と一般的には冒険的な見方をされますが、もともと登山とは 冒険性と安全性の追求の間にあるものだと思います。冒険とは、あえて危険 に向かうことであり、積極的であり、また創造的、探求的であります。その中に 価値の創造性を見いだすものであります。しかし、表現の自由としてのこの行為 は自己責任において厳しい選択を求められるものでもあります。ここで安全性 を確保するための筋道、つまり日々の知識習得や経験を積むことといったこと、 控えめな気持ち、周到な準備や工夫などを凝らすことにより、その冒険行為は 自殺行為と一線を画すわけです。  このような意味合いからも「訓練や技術習得」といった国家的な研修の必 要性を支持しているものだと考えています。  まして、私たちの日本は国土の80%が山であり、古くから精神風土のひとつ です。 また最近においても自然の示す情意の世界への回帰さえ強く求められ、アウト ドアや登山ブームといった流れにあります。  登山のスタイルはどのようになっても、人は山における喜びを求め楽しみ、 山を愛していくものなのでしょうし・・・。



チングルマ
エゾコザクラ
6〜8月 頂上付近でよく見られます。 高山植物の初歩的なお花さんです。 9月に穂のような種をつけ、その様子が 稚児車のようであり、名が付きました。
6〜7月 雪渓の融けた地帯で見られます。 道内では、ユウバリコザクラなどの種もあります。 ごく稀に真っ白な花を見かけることもあります。




 
 どうして〜3 .
 登山において他スポーツと同様に競技(客観的評価における優劣や審査) が可能となるのは、前述のような根幹があり、その項目は非常に総合的なもの となります。いずれにしても自己選択における登山行為の意義を明確に持った 上で、人間関係(リーダシップやメンバーシップ、組織上の参加者のあり方)と いった基本的な考え方から、山の自然(気象、動物、植物、地学、天文)、地形 図、医学や運動生理、登山準備(計画、用具、食糧)、登山技術(歩行や生活、 登攀確保理論)など、元来、人が生活する上で必要不可欠な探求心とその実践 が試されるわけです。また、自然の中での行為ですから、その環境への配慮は 言うまでもありませんし、挨拶などのマナーも大切になってきます。 おそらく一般の方々は、登山競技は、登頂の速さ、つまり「スピード」をもって 審査されるものであろう、と思われるでしょう。  高体連においては、どのように審査されているかについては、次で示します。  いかに登山行為そのものが、深く求められるものであるか驚かれるはずです。





イワヒゲ
コケモモ 写真は果実です(8〜9月)
6〜7月 頂上付近の岩石地帯でよく見られます。 高山植物の初歩的なお花さんです。 長いヒゲのような葉をしています。 ガンコウラン、ジムカデと比べて調べてみて下さい。
6〜7月花期 ハイマツ帯や頂上付近でよく見られます。 高山植物の初歩的なお花さんです。 水分を逃がさないため、葉は密生しています。 9月になる果実は、口に入れるとリンゴの味がしますよ。 コメバツガザクラと比べて調べてみて下さい。





 高体連登山競技選手権 採点基準 .
北海道版(2003年度 採点基準) 下線部は、2000年度時からの改正部分
 高体連登山競技は、参加したパーティ(CL「チーフリーダー」、SL「サブ」、3、4の4人)が1チームとなり、複数のパーティと 開催期間中の山行において競技をするものであり、審査は複数の審査委員が担当します。  なお、監督(顧問教員)も全日程に参加し、山行でのリタイヤは、そのパーティの失格事項となります。  採点基準は、大きく「行動」、「生活」、「知識」、「態度」の4つに区分され、100点満点での採点となります。

項 目
配点
採 点 内 容
審査委員 担当
行動(体力)
30
・1日目、2日目、3日目の山行に応じて配分
・基本的な基準
 リタイヤすればその日の体力点は0点
 隊からの大幅な離脱状態は大幅減点、繰り返しの遅れはその程度に応じて減点する。
 体力不足による歩行の不安定さも減点の対象
▽まずは、パーティごとの行動を心がけて!
 普段の基礎体力練習と山慣れですよネ!
全員
行動(歩行技術)
20
以下の項目に該当する場合、その程度に応じて減点
 ・足のふらつき、つまずき、スリップ
 ・悪場でのリズムバランス
 ・雪渓での歩行技術
 ・転倒、転落、落石
 ・登り下りの歩幅、リズミカルか 等
▽コース上での雪渓急斜面、岩場での登り場、下りのリズミカルさを見ています!
 山慣れすることが一番なのですが、顧問先生や先輩の後ろを歩くなどして、歩き方の
 上手な人の歩き方、足の置き方を見習っていくと上達が早いかと思いますヨ。
全員
生活(装備)
10
必要な装備を所持しているか、その量は適切か(4点)
 ▼共同装備〜テント一式、炊事用具一式、コンロ(含む風防)、燃料、ツェルト、
 医薬品(体温計)、修理道具、裁縫用具、ラジオ
 ▼個人装備〜雨具、防寒具、寝袋、水筒、ヘッドランプ(絶縁処理)、予備電池、
 タオル(バンダナ)、計画書、記録書、磁石、コンパス、筆記具、呼笛、メイン
 ザック(サブザック)、手袋(軍手)、帽子(紐付き)、細引き(6mm×5m)、
 マッチ(ライター)、ビニル袋、食器、非常食、行動食、ザックカバー
必要な医薬品を所持しているか、その量は適切か(2点)
行動中の装備状況は良好か(4点)
 〜ザックのパッキング状態、帽子・手袋(軍手)の使用状況、雨風の対策、
 靴ひも・スパッツの状況、装備の工夫はあるか
 (炊事、設営用具はその項目)
▽医薬品・ビバーク用品、防水対策、装備の工夫点を見ています!
 普段の山行から用意や点検、工夫や使用をしてみて下さいネ。
若干
生活(設営撤収)
以下の項目において、その程度に応じて減点
 ・仕事分担、連携が的確になされているか
 ・設営用具の不備はないか(木槌、ペグ・張り綱の本数)
 ・テント内外の整理整頓の状況は適切か
 ・フライシートとテントの状態は良好か
 ・張り綱とペグの状態は良好か
▽テント設営時のテキパキさ(連携)、設営後の全体完成状態を見ています!
 (設置場所・入口の向きの工夫・フライとテントの空間、グランドシート状態)
  普段の山行でも、気遣ってくださいネ。
全員
生活(炊事)
以下の項目において、その程度に応じて減点
 ・炊事用具(コンロ)の整備状態、使用法
 ・炊事用具(コンロ)の防風対策、安定した状態か、燃料の量
 ・計画書の献立と実際の調理が一致しているか
 ・献立内容が適切か、工夫があるか(調理に要する時間、レトルト食品の量)
 ・その他、残飯、ゴミの量が多すぎないか、衛生状況など
▽献立材料の持込の工夫、調理時間、朝の献立、ゴミの管理・量を見ています!
 普段の山行でも、気遣ってくださいネ。
若干
知識(気象)
以下の項目を審査する(参考:1日目16:00 NHKラジオ放送による)
 ・各地の天気図記号が記入されているか(1点)
 ・高気圧、低気圧、前線等の位置にミスはないか(1点)
 ・等圧線が正しく書かれているか(1)
 ・予報が適切か(1)
 ・全体的な完成度(1)
▽海洋ブイ・船舶・高気圧・低気圧・前線の位置、全体的な完成度を見ています!
 提出するときには、パーティ名と名前の記入を忘れずに!
 (参考〜放送時間20分間を含めた作成時間は、地区大会60分、全国大会30分)
 毎日(夜22:00〜など)継続した練習が良いですよネ。気象の動きがわかります。
  >>>描き方についての参考は、こちら
若干
知識(計画・記録)
計画書(2点)
 必要事項が記入されているか
 ・メンバー表、日程、装備表、食糧計画、緊急連絡、大会地の概念図、
  医薬品リスト、研究課題をB4版2枚程度にまとめる。見やすさと利用しやすさ
記録書(3点)
 必要事項が記入されているか
 ・地図上で確認できる地点の記入と通過時刻が正確か、メンバーの様子、
  天候の状態、地形の特徴、植生、携帯に便利か
▽対象の山への調査研究の情熱、記録の幅広い視点と感性の結果を見ています!
 こらちも提出するときには、パーティ名と名前の記入を忘れずに!
 記録の担当者への協力を、みんなでしてあげましょうネ。
若干
知識(行動中テスト)
以下の項目について審査する
 ・読図、現在地の把握に関すること(3点)
>>>地図とコンパスの使用法については、こちら
 ・自然に関すること(2点)  (全行程の中でパーティ全員が1回以上テストされること)  (行動中にする必然性があることに留意)
>>>とっさの救急法については、こちら
▽植生、読図、ザック防水、ビバーク可能地点、当日天候から想定される応急措置  を中心に出題しています! 見える周辺の山域(地名)にも気を配って!  大会開催地の事前山行に勝るものはないですよネ。  道路地図など大きな縮尺地図から登る山の位置を見てみることも、大切ですヨ。
隊長
知識(ペーパーテスト)
以下のことを中心に出題する
 ・会場の山域について
 ・登山の基本的知識について
 ・研究課題について
 ・地形図、救急法、気象
 (専門的になりすぎないよう留意)
▽コースガイド、天気図と地図記号、高度と温度の関係、登山用語は必須です!
  参考〜山では100m上がるごとに、気温は0.6℃下がります。
    余談ですが風速1m/sにつき体感温度は1℃下がります。
 >>>山の用語集は、こちら
依頼
態度
(パーティシップ、
マナー、モラル)
・登山の基本的マナーを守っているか(就寝時間・集合時間等)
・自然保護への配慮(ゴミ処理、動植物の保護等)
・パーティとしてのまとまり、リーダーの指導性、言動素行の適切
・テント、ザック(カバー含む)、腕章にパーティ名・番号の明記
▽リーダーの声かけ・まとまり、自然への配慮、挨拶と明るさを見ています!
 普段の部活動でのまとまり、雰囲気づくりが大切ですよネ。
全員





エゾノツガザクラ
メアカンキンバイ
6〜7月 頂上付近の岩石地帯でよく見られます。 高山植物の初歩的なお花さんです。 アラスカなど北方圏一円に自生しています。 アオノツガザクラは、花色が薄い黄青白です。 ごく稀にエゾ〜とアオノ〜の雑種も見られます。
6〜7月 頂上付近や稜線の砂礫地帯でよく見られます。 雌阿寒岳で発見されて命名されています。 大雪山などではミヤマキンバイとの区別が必要ですが、 メアカンキンバイの方がレモンイエロー寄りの花色です。






  
 
 さいごに .
 今まで、登山における競技の背景、必要性、成立要因、そして基準を示し てきましたが、高校時代に競技に参加し、その後は審査委員などを務めさ せていただいている中で、次のようなメッセージを持っています。  おそらく高体連レベルでは参加者の山への動機づけが明確になっていない 中での競技ですから、審査委員への視線を気にした要領良さの山行になり がちなことも事実です。 それでも教育に詳しい先生たちの学習プログラム的な側面もあるのでしょうね。  現在の高校生、感性豊かな世代の生徒にとって最も必要なことは、山を通 じた人間関係や人格形成、多様な自然への好奇心・興味の追求につながる 動機づけとなる機会なのだと思います。  実際、ぼく自身登山競技はひとつの目標であって、本来の山の世界を創り上 げられたのは、熱意ある2人の顧問先生たちや仲間たちとの一般的な山行や 合宿でありましたし、それらの中から植物の名前やあらゆる登山に必要な知識 などを吸収してきました。  日々の部活動の中で研鑽され、競技は行われるものなのでしょう。 また、そのような機会から他校生徒との新たな交流も生まれるのでしょう。  ですから、高体連に登山競技を存在させることそのものには全く否定しません。  ぼくは、「登山競技のときは競技」、と割り切る考え方をしています。 (進歩のない現実を許容した考えですが・・・)  まず、勝ち負け以前に「事故やケガ」のないことを願います。  そして、欲を言うなら、参加した生徒たちがこれからのそれぞれの人生の中で 心に残る山行になれば、と思います。 そして、メッセージは・・・  山を愛する世界を持った希少な先生たちの、これからもさらなる活躍に期待し、 多くの生徒たちがそのような先生との出逢いにより、山でのさまざまな自然や人 への興味や好奇心の追求の動機づけが進めば、それぞれの高みへのステップ へ−、と強く応援している一人であります。  そして、高校時代から登山の基礎を習得し、山への想いを抱き、そこから自然 と人とのあり方や価値観を見いだす後輩たちが育つことを強く期待しています。  現在、北海道網走管内全日制普通高等学校21校中、山岳部またはワンダー フォーゲル部のある高等学校は、『北見北斗』、『網走南ヶ丘』、『遠軽』のわずか 3校です・・・。(平成12年度末にて網走南ヶ丘は廃部)  感性豊かな年頃に仲間と同じ飯を食い、共に寝、自然の中で感動と生活を分か ち合う・・・。  素晴らしいことじゃありませんか!  帰宅部?や停滞気味の部活?に消極的に所属しているよりも、ひとつの花の名、 星の名ひとつ、飯の炊き方ひとつ、風雨の中つらい重荷にグチをこぼしながらも 仲間と共に体感できる、このような青春を駆け抜ける、そういった若者の方が! 少なくとも未知なる可能性や感性を抱く「人」として頼もしい!と、ぼくは思います。  山岳部は、自然と共に人を育てる部活動です。 長文を最後までお読み下さった全国の現役山岳部の皆さん、心から応援しています。 君たちには、みんな、知らずともに備わった自然から教わる感性があります。 山は、顧問先生たちは、季節の山行の度に、それをたくさん教えてくれます。 君たちはなりたい自分になれる可能性の能力を誰もが、ちゃんと秘めています。 夢を持ってください。どんなに小さくても良いです。大小ではありません。 その夢に向かっての、「心のかけよう」が人として問われるのです。 君たちが大人になったとき、必ず山岳部の経験は、人としての財産になります。 どうか一つひとつ、仲間と心に残る、安全で楽しい登山をしていって下さい! ■競技審査員のボヤキ・・・ 私たちおじさん審査員は、若く勢いと体力のある高校生の皆さんに負けじと登山行為を 行いながら、常に行動中は安全確保や気象予測、次のテスト問題などを考えています。 一緒のペース以上で登り、時にルートの先を確認したり、待機しつつ審査もします。 特にまだ雪深い北海道の6月の地区大会時には雪渓にステップを切り、安全ロープを セットして張り、そして皆さんを注意深く慎重に誘導しながら、審査しています。 夜は、審査集計後に、大人の特権でお酒を飲みながら、山や自然について熱く語って います。そして、自業自得の2日酔いで、また皆さんと共に山に向かっています・・・ いつも当番校の多くの先生方には、大変お世話になっております。 こうして山つながりで、みなさんと共に安全登山をする交流機会にもなっています。

 
         
 
 コ マ ク サ 
6〜7月 砂礫地、風衝地と呼ばれる、とても限られた過酷な環境でのみ見られます。 花の形が「駒(うまの意味)」に似ていることから命名されたようです。 「高山植物の女王」と言われています。 水分確保のため地下深くに根をおろしています。 特別天然記念物のウスバキチョウは、この花にのみを食し、蜜を吸って生息しています。 いつか、高校生のみなさんも遙かなる高みで、仲間とこのお花さんに出会ってくださいね。




嗚呼・・・、ぼくの青春と憧憬の大雪山 トムラウシ山 (2,141m)

今でも恩師や仲間と高校生時代に縦走した遙かなる山は忘れられません。

トムラウシ山と北沼 初めて訪れた時、某女子大生パーティが裸体で泳いでいました(鼻血ブー) 南沼キャンプ泊


そして、翌日、1日をかけて白雲岳避難小屋宿営地へ あそこから歩いてきたんですね 十数kmも・・・





アオノツガザクラ 7/16 大雪山・黒岳

アオノツガザクラ 7/28 大雪山・赤岳

イワウメ 7/8 大雪山・小泉岳

イワウメ 7/9 大雪山・平山

イワウメ 7/16 大雪山・黒岳

イワギキョウ 7/16 大雪山・黒岳

イワブクロ 7/9 大雪山・平山

イワブクロ 7/16 大雪山・黒岳

イワヒゲ 7/16 大雪山・黒岳

ウコンウツギ 7/16 大雪山・黒岳

エゾコザクラ 7/16 大雪山・黒岳

エゾコザクラ 7/27 大雪山・赤岳

エゾイソツツジ 7/2 斜里岳

エゾタカネツメクサ 7/16 大雪山・北鎮岳

エゾタカネヤナギ 7/16 大雪山・北鎮岳

エゾツツジ 7/27 大雪山・赤岳

エゾツツジ 7/16 大雪山・黒岳

エゾツツジ白色変異種 7/27 大雪山・赤岳

エゾノツガザクラ 7/2 斜里岳

エゾノツガザクラ 8/6 羅臼岳

エゾノツガザクラ&ミネズオウ 7/16 大雪山・黒岳

エゾノハクサンイチゲ 6/10 藻琴山

エゾヒメクワガタ 7/28 大雪山・赤岳

キバナシオガマ 7/8 大雪山・小泉岳

キバナシャクナゲ 7/16 大雪山・黒岳

キバナシャクナゲ 7/28 知床羅臼岳

キバナシャクナゲ 7/2 斜里岳

コケモモ 7/16 大雪山・黒岳

コケモモの実 9/1 斜里岳

コマクサ 7/9 大雪山・平山

コマクサ 7/16 大雪山・黒岳

コマクサ 7/24 大雪山・永山岳

コマクサ 7/28 大雪山・赤岳

コマクサ 6/24 雌阿寒岳

クモマユキノシタ 7/16 大雪山・北鎮岳

ショウジョウバカマ 7/9 大雪山・平山

シレトコスミレ 6/28 知床硫黄山

タカネオミナエシ 7/8 大雪山・小泉岳

タカネキタアザミ 7/28 大雪山・赤岳

タカネスミレ 7/9 大雪山・平山

タカネスミレ 7/16 大雪山・黒岳

チシマギキョウ 7/16 大雪山・黒岳

チシマクモマグサ 8/6 知床羅臼岳

チングルマ 7/2 斜里岳

チングルマ 7/16 大雪山・黒岳

チングルマ 綿毛 7/25 大雪山・黒岳

ハクサンチドリ 7/2 斜里岳

ミヤマキンバイ 7/9 大雪山・平山

ヨツバシオガマ 7/28 大雪山・赤岳

メアカンキンバイ 6/24 雌阿寒岳

メアカンキンバイ 7/16 大雪山・黒岳

ヒメシャクナゲ 6/11 高層湿原

食虫植物モウセンゴケ 6/11 高層湿原

サンカヨウ 6/11 高層湿原

ゴゼンタチバナ 7/24 藻琴山

ハイオトギリ 7/24 藻琴山

エゾイチゲ 6/9 藻琴山


ミツバオウレン 6/25 藻琴山


トップページ | 冬季知床ガイド | 道東百名山ガイド | 高体連山岳競技 | 山行装備一覧表 | 山岳遭難発生状況 | 登山計画書ダウンロード | 地図とコンパスの使用法 | 天気図の記入法