ホーム :講義一覧 :2002年度 :

東洋英和女学院大学人間科学部「日本の宗教」(後期)

前へ 次へ

東洋英和女学院大学人間科学部「日本の宗教」(後期)

今年の講義は「宗教の窓からみた生と死」をテーマとして、日本宗教史のなかに生命や死後世界(他界)観、霊魂観などをさぐります。ひとことで「日本人の死生観」といっても、その中身としてはさまざまな(ときにたがいに矛盾するような)考え方・感じ方が存在しています。それらすべてを網羅することはできませんが、特徴的なものや転換点にあたるものをとりあげ、それが現代のわたしたちまでどのように関係してくるのか考えます。

【授業計画】
1) 現代社会における生と死の問題化
2) 神話的な生死の理解―『古事記』『日本書紀』など
3) 仏教の生命観と死後理解
4) 中国医学(漢方)における生命・人体の理解
5) 『日本霊異記』における転生と因果応報
6) 『源氏物語』における物怪(もののけ)
7) 地獄と極楽―〈浄土信仰〉という事件
8) 『今昔物語集』にみる他界理解
9) 国民的宗教としての先祖祭祀の成立と展開
10) 幽霊と怪談―メディアと怪異
11) 近代科学と宗教的世界像・他界像のあり方
12) 近代社会の成立と葬送・墓制の変容
13) 近代日本にみられる、生命主義的救済観
14) まとめ


2002年度 に戻る