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2002/09/07 【図書短評】アーノルド・ローベル『ふたりはともだち』

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2002/09/07 【図書短評】アーノルド・ローベル『ふたりはともだち』

やらねばならぬことがかさんで、ばたばたしているうちに
夏やら八月やらが終わってしまった。ここのところ本や
音楽に新ネタはないのだが、今週は資料収集に大学図書館
に出かけ、昼食を食べに入った近所の喫茶店でふと手に取っ
た絵本、
アーノルド・ローベル作・三木卓訳『ふたりはともだち』
文化出版局
がよかった。かえるとがまがえるの2匹のあいだの話なのだが、
やりとりが何とものんびりしていてよい。発表直前で血眼で
論文類をコピーしたり読んだりしているあいまの、ほんの10分
ほどで読んだ、という感じなのだが、まことにゆったりと
した気持ちになった。もともと、のんびり、だらだらしている
のが好きなのだが、わずかな時間をもってしただけでも、ゆっ
たりした気分になれるのか、と今さらながら発見してうれし
かった。
といっても、のんびり気分になれる絵本をほかにもいろいろ探
そう、なんて考え出すと、また時間を費やす結果となって本末
転倒なので、よい本との偶然の出会いを受動的にまつことにし
た。「深追いは禁物」というのが最近のモットーである。本業
に関しては別だけど。


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