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Last Update : Feb 22 2004 JST
特に関係のない画像
Photo : Have a break?
今までに飲んだ紅茶のレビューです。どれも美味しいので甲乙つけ難いですが,どっちかというとダージリンに偏ってるかも。


紅茶レビュー( Reviews )

セイロンティー( Ceylon )
インド/ダージリン春摘み( Darjeeling 1st. )
インド/ダージリン夏摘み( Darjeeling 2nd. )
インド/ダージリン秋摘み( Darjeeling 3rd. )
インド/アッサム・ニルギリ( Assam , Nilgiri, etc )
中国茶( Chinese )
フレーバードティー( flavored )
その他( Others )

解説:セイロン( Ceylon )

 スリランカ・セイロン島で採れたお茶をセイロンティーと言います。
一般に紅茶といえばセイロンティーを指すくらい有名な産地で,
おそらくはセイロンティーを今まで飲んだことのない人 はいないと言えるでしょう。
 セイロンには多くの農園がありますが,
その海抜高度により,ハイグロウン,ミディアムグロウン,ローグロウンに 分類されます。
ハイグロウン,つまり高地でで生産されるお茶は,
すっきりとして,香りのたつ紅茶らしい味わいとなり,
ローグロウン,つまり低地産のお茶はスモーキーといわれる特徴的な香りと
深みのある独特の味わいが特徴で,一般にミルクティーに適しています。

■ハイグロウン / ウバ
 ハイグロウンの中で唯一セイロン島・中央山脈の東側にあるウバ地方は,
紅茶の三大生産地の一つとして数えられるほど有名な産地です。
「紅茶」というイメージ通りの香り,味わい,後味で,
おそらく日本人が最も親しみやすいお茶でしょうか。
お茶請けにはスタンダードにケーキ,チョコ,クッキーなどが合います。
秋になるとクォリティシーズン(旬)を迎え,
この時期のお茶の味わいはさらに深みを増します。

■ハイグロウン / ディンブラ
 ハイグロウン地方の紅茶の中で,最もポピュラーなお茶,ディンブラ。
渋みが少ないのが特徴で,少々蒸らしに失敗してもストレートで 十分飲めます。
色は鮮やかな紅色。
すっきりとした味なので,ストレートティはもちろん,
いろんな物を混ぜてアレンジティーにしても美味しいです。
また,アイスティーにするとかすかな甘みが際立ちます。

■ハイグロウン / ヌワラエリヤ
 ハイグロウンの名産地,ヌワラエリヤ地方の紅茶の特徴は,
淡い水の色と独特のさわやかな香りです。
透明感のある味で,気分のリフレッシュに向いているでしょう。
お茶請けに合うお菓子はあまりないように思うので,
お茶単体か,シンプルにパンと一緒に味わいましょう。
クォリティシーズンは初春。香りがひときわ強くなります。

■ローグロウン / キャンディ
 低地産セイロンの代表格。
ずいぶんとまったりとした香りと,割と濃い水の色
そして渋みとコクのある味わい。
特に香りは甘くまったりとしていて,
普通にいれて飲むと味までまったりと甘く感じます。
ミルクを入れると渋みなどが幾分か和らぎ,
それでもなお甘い香りは漂うので, ミルクティーにしてもいいかも。

解説:インド( India )

 インドも紅茶の産地として有名です。
ダージリンが有名ですが,そのほかにもアッサム,ニルギリなど
いろいろな種類のお茶の産地があり,多彩な味わいを楽しめます。
インドは広いってことですかね。

■ダージリン
 インドのダージリン地方でとれるお茶です。
紅茶の三大産地のひとつで,あまりにも有名な名前でしょう。
一口にダージリンと言っても,その種類,等級は多岐にわたり,
簡単に表現することはできません。
茶葉を積んだ時期によって,1st.フラッシュ(春摘み),2nd.フラッシュ(夏摘み),
オータムナル(秋摘み)の三種類に分けられ,
 1st.はトロトロとした舌触りとまったりした青臭さが特徴で,
その風味は他のお茶では味わえません。
 2nd.はしっかりとした味わいとまったり感のバランスがよく,
普段から飲むお茶にいいでしょう。
上質のものになると,マスカットの香りが漂い,このうえなく優雅な気分になります。
 また,農園ごとの違いも非常に大きく,
同じ年,時期のお茶を飲んでも全く違うお茶の味がします。
それだけに自分好みの味を発見したときには格別の気分です。
全体的に日本茶に近い味わいを持つので,お茶請けには和菓子が合うと思います。

■アッサム
 インドのもう一つの代表的なお茶,アッサム。
その特徴は,非常に強い香りです。
まったりとしてはいますがしつこくなく,
好みに合う人には飽きがこない香りと味わいでしょう。
 しかし逆に好みに合わない人にはこの香りは苦痛ですらあるかも。
香りが非常に強いので,ストレートよりはむしろ
ミルクを入れて穏やかな味にして飲んだ方が無難です。

■ニルギリ
 インド南部で生産されるニルギリ茶は,
各地で生産されるお茶の特徴を統合したような雰囲気のお茶です。
味わいは非常にセイロンに近く,
さっぱりとして非常に紅茶らしい渋みがありますが,
後味はむしろ中国茶に近いところがあります。
 とてもすっきりとしていて飲みやすく,癖が強くないので
ストレートでもミルクを入れても楽しめます。
食後のお茶に最適の種類だと思います。

解説:中国( China )

 お茶の本場,中国。
緑茶,白茶,青茶,黄茶,黒茶,紅茶,花茶とありとあらゆるお茶があります。
これらの呼び方は主に発酵度合いによって決定されます。
全く発酵させないお茶が緑茶,半発酵させたお茶がウーロン茶に代表される青茶,
完全に発酵させたお茶が紅茶になります。

■キームン
 中国紅茶の代表格にして,ウバ,ダージリンと並ぶ 3大紅茶のひとつ,キームン。
その特徴は非常に個性的な香り。
何とも例えようがなく,キームンの香りとしか表現できませんが,
とにかく強い香りです。
味は,香りと比べると個性が弱いですが,
渋みが少なく,長時間蒸らしても渋くならない上に,
カフェインの含有量も少ないようなので,
寝る前に飲むお茶,といった感じでしょうか。
 このお茶が好きかどうかは,香りの好みに左右される ところが多いと思います。

解説:フレーバードティー( Flavored )

 紅茶に後から香料などで香りをつけたものです。
「香りをつけた」ということを強調するためフレーバードティーと呼ばれます。
あくまで香りをつけただけなので,味がついているわけではありません
(尤も,味覚の大部分は香りに影響を受けるわけですが)。
 ベースとなるお茶にはアクの強くないオーソドックスな茶葉が使用されることが多く,
祁門(キームン)やセイロンの茶葉が主に使われます。

■アールグレイ
 その昔,グレイ伯爵(アール)に献上するために作られたというお茶。
茶葉にベルガモットで香りをつけたお茶です。
ベースにはいろいろな茶葉が使用されますが,
単にアールグレイと言ったときにはまず間違い無く祁門が使われています。
その他にもセイロン・アールグレイやダージリン・アールグレイなどがあり,
ベースとなる茶葉の種類によって味はかなり変わってきます。
 また,アールグレイはクリームダウン(冷やすとお茶が濁る現象)が起こりにくく,
そのためにアイスティーで飲まれることが多いようです。

■ジャスミンティー
 その名のとおり,ジャスミンの香りを付与したお茶です。
ジャスミンの香りに非常に爽やかなイメージがあるためか,
ベースとなる茶葉には淡い色合いのものが使われる傾向があります。
 また,ジャスミンの香りが強くなりがちなので,
ベースのお茶は控えめなものが適しており,
そういった意味で緑茶との相性は抜群です。