【 最初に 】

行きたいから行く、これがこの旅の動機の基本である。
また、この旅は自分達にとって「夢」という位置付けではなく、「目標」の一つである。

なぜ世界一周?
旅を実行した理由は?
旅の目標は?
なぜ今なのか?
なぜ自転車なのか?
始めてみて変わったことは?
将来への不安は?
お金はどうしたか?
自転車が好きなのか?
【 なぜ世界一周? 】

「好奇心を満たす」ため。
世界中の人々と出会い、国による価値観の違いや飾らない一般の生活を直接体感したい。
また多くの景勝地を自分達の目で見てみたい。
それにより自分達の経験値を積み重ねる。
ただ闇雲に諸国を周って視野が偏重することを避けるため、世界の国をバランス良く周る。
よって世界一周という目標を設定した。

【 なぜ自転車なのか? 】

「リアルを体験する」ため。
自転車で移動することによって、点で観光するツアー旅行と違い、線で周ることが出来る。
これにより観光地では見ることの出来ない、ローカルの飾らない素の生活を見ることが出来る。
遅くもなく、速くもないペースにより現地の人との交流機会も増える。
実際に自転車旅を体験して魅力に感じたことは、普通の観光旅行と比べ、記憶への刻まれ方が驚くほど違うということ。
風、温度、匂い、音などの五感を通して刻まれた記憶は、とても深い記憶となっている。
例えば、ある風景を思い出すと、そこから続く道をずっと思い出していけること。
【 旅を実行した理由は? 】

「人生を後悔しないため」。
学生の頃から世界を自転車で走りたいという願望を持っていた。
しかし現実には実現することが難しく、胸に抑えたまま普通に就職し生活していた。
仕事、プライベートも安定してきた時に、将来の自分をイメージ出来てしまった。
イメージできる生活も一つの選択肢だが、保証はないがやりたいことに挑む選択肢もあるのではないか?
人生一度きりだ、ここでやらなかったら間違いなく死ぬ直前に後悔すると強く思った。
であれば、この旅をすることで何が起ころうとも、やらない後悔よりやった後悔の方が納得出来る。
昨今の世の中、仕事を辞めて旅に出ることはハイリスクだが、
行きたいという衝動をそのまま実行しやり遂げることで、その先に見えてくるものがあるはずだ。
ということで実行に移した。

【 旅の目標は? 】

自転車による物理的な世界一周。

【 なぜ今なのか? 】

体力、気力、経済力、しがらみ等において、旅をするのに最もバランスの取れたタイミングと判断したため。

【 自転車が好きなのか? 】

別に嫌いではないが、変な話、実は好きというわけでもない。
今回の経験を積むための手段としては最も良い手段だと考えている。

【 お金はどうしたか? 】

働いて貯めた。
冠婚葬祭等で、なかなか予定通りに貯まらなかったが、少しずつ貯めていった。
装備等でスポンサーをお願いする等の方法もあったが、貸しを作りたくなかったので全て自費とした。

【 始めてみて変わったことは? 】

視野が広がった。
色々な考え方を知ることで一つの物事に対する選択肢が増え、多角的に物事を捉えられるようになった。
また沢山の人に助けられていることに気付き、一人で生きているわけではないと強く感じた。
それは常に感謝の気持ちを持ち、謙虚であることがごく当たり前(自然)なことだと気付かせた。



【 将来への不安は? 】

次の仕事を決めていかないことによる漠然とした不安はあるが、仕事を決めて行ったら、
旅のスケジュールや、次にやりたいこと等が縛られてしまい、この旅に求めていることが半減してしまう。
よって今までと、これからの旅での経験を踏まえ、旅の間に次に目指すものを組み上げていく。
最初に