まえがき: ゴルデバの、似顔絵、イラストなどの作品は主にドローイング(ベクター系)ソフトで、また「短編漫画」 や簡単な挿し絵などは、ビットマップ(ペイント系)ソフトを使って描いています。 通常、CG作家の方々は、手描きの下絵をフラットヘッドスキャナ等で読み込んだ画像ファイルを下絵に使うのでしょうが、ずぼらなゴルデバはいっさい紙の原稿のようなものは使わず、いきなり「お絵かきソフト」で下絵を描きます。 それでは、「ゴルデバ方式」の作品の作成手順を紹介しましょう。といっても、簡単、簡単♪
似顔絵、イラストなどのドロー系作品の作り方
※ドロー系作品は、作画環境の変更により現在作成しておりません。過去の記事はリンク先を参照 してください。
挿し絵などのビットマップ系作品の作り方
[画像はPCから]
1)「挿し絵」のようなペイント系も、ドロー系作品同様、まず、「お絵かきソフト」と「ペンタブレット」を使って簡単な
「下絵」 を描くところから始めます。
[画像はPCから]
2)「鉛筆ツール」を使って、その下絵をなぞるように黒色の線画を確定させます。彩色用のレイヤーを用意するか、そのまま黒色をマスキング(※) して、下絵を消し、アニメのセル画のように着色して仕上げます。
※マスキングについての補足:ペイントソフトの多くは、選択ツールで選択した領域にだけ編集が適用されます。それを利用して、「色域選択ツール」で黒色部分のみを選択。それを「選択反転」することで、黒以外の部分にだけ色が塗れる(消せる)状態にできればオッケーです。
ビットマップ画
Data Size:48kB
Image Size:H709 × W1063
ウエブ上で公開するための作品は「元データ」 を縮小します。
最近はこの方法で描いた作品を、ホームページ用のカットと、「短編漫画」 以外にはほとんど使わなくなりました。前述のフリーハンドの原画のように、ドローソフトで同じような絵が描けるためです。
ビットマップソフトで基本部分を描いたイラストは、線の太さは変更できません。
元データ を上のプレビュー の大きさに印刷すると解像度が約300dpiとなります。
4コマ漫画
JPEGサンプル
Data Size:139kB
Image Size:H789 × W550
ごく短い「短編漫画」 ならば、印刷物に仕上げることもできます。原画は、このサンプルと同じ画像サイズで約300dpiの解像度になります。
手塗り
拡大画像
Data Size:64kB
Image Size:H344 × W515
某新聞社、国際漫画大賞「課題:困る」に腕試し。見事ボツとなった作品。ドロー出力に水彩色鉛筆。
短編漫画作品の作り方
挿し絵の場合は1ファイルを作るだけですが、それを複数用意すると「パラパラ漫画」のような「短編漫画」 にすることができます。そこで、PhotoShopのようなマルチレイヤーが扱えるソフトウエアを使って簡単なアニメーションを作ります。 ちなみに私が使っているのは「GIMP」 です。
まず、完成作品を「たて×よこ」整数倍に拡大した新規ドキュメントに、シーンごとにレイヤーを加えながらシーンの数だけ絵を描きます
シーンとシーンの間に動きと動きをつなぐ「動画」を必要に応じて描きます。滑らかな動画を作るには1秒間に12フレーム以上欲しいところですが、あまりにも手間がかかるため、私は通常4フレームに「コマ落とし」しています。
ここまでの作業で完成したものが
「元データ」 になります。
動画は一部分だけしか描かれていませんが、下部レイヤーと重ねて表示されるため、動く部分だけを描いておけばOKです。
「タイトル」「台詞」「擬音」などを重ねたマルチレイヤーの
「元データ」 が完成。
[画像はPCから]
それを「Anime Studio Free版」 というソフトに読み込んで、各レイヤーの「表示・非表示」を設定してAVI動画(非圧縮)に書き出せばアニメの出来上がり。
この書き出しの段階で、あらかじめ整数倍の大きさで作業していた画像サイズを、仕上がりサイズに縮小します。
出力されたAVI動画を、「Giam」 に読み込んで、各シーンの時間配分を調整したら、GIFアニメに出力して完成です。 それを(↓)このように公開しています。
[画像はPCから]
短編漫画
Data Size:136kB
Image Size:H177 × W265
ちなみに圧縮前の原画ムービーは6.45MBです。