「整体入門」  野口晴哉著  ちくま文庫

野口整体の創始者野口晴哉氏が、初心者にむけてわかりやすく野口整体のポイントを説いた入門書。

  風邪の効用、飲み過ぎ食べ過ぎのときの体操、
  眼の疲れ、頭の疲れのとりかた、
  便秘、月経痛、出産前後の体の整え方、
  体の自発的な運動によって体の偏りを正す「活元運動」、
  体の本能的な力を使った「愉気法」、
  人の体の癖を12種類に分けた「体癖」と、それを整える「整体体操」etc.

 

 「風邪の効用」  野口晴哉著  ちくま文庫

整体入門に続く文庫化第2弾。 全生社刊の「風邪の効用」を読みやすく校正し直し、補足して文庫化。 風邪を引くということは、どういうことなのか。 風邪を自然に経過すると、体はどう変わるのか。 身近な体の変動である風邪について解説しながら、「本当の健康とは、どういうことか」 ということが説かれています。 この本を読むと、きっと風邪を引くことが楽しみになります。

  偏り疲労と風邪、 早くなおるのがいいのではない、
  風邪を引く心理、 風邪と体の改革、
  風邪が重いのは鈍い体、 風邪のいろいろ、
  整体における温めるということ、 愉気ということ  etc. 

 

 「からだことば」  立川昭二著  ハヤカワ文庫NF
「腹が立つ」 「腰が抜けている」 「肌を許す」・・・。 日本語には、からだに関する言葉がたくさんあります。 しかし最近、そんな 「からだ言葉」 が、徐々に使われなくなっているといわれます。 体に関する言葉が使われなくなってくると、それにつれて、体や心、感覚や感受性も変わってくると著者はいいます。 「からだ」 に関する言葉から、近現代の日本人の心と体の変遷を、まさに「目からうろこ」の斬新な切り口で解き明かしている快作です。

 

 「原初生命体としての人間」  野口三千三著  岩波書店 同時代ライブラリー          

野口体操の理論。 著者の野口三千三氏は、野口体操の創始者。 たまたま、野口整体の野口晴哉氏とは同姓ですが、血縁ではありません。からだの力を抜き、重さに任せきったときに生まれる、ゆらゆらと揺れる気持ちのよい動き。 それが 「原初生命体の液体的な状態」 を実感する動き。 従来の体操観を覆す野口体操の理論は、著者自身のからだの実感を手がかりに生み出されたものです。 人間のからだに対する見方、考え方が、根底から大きく揺さぶられる一冊です。 読むだけでも、からだの強張りがとれて、快適になるかもしれません。

 

 「分娩台よ、さようなら」  〜あたりまえに産んで、あたりまえに育てたい〜   

                  大野明子著  メディカ出版   

「お産は、自然であたりまえのもの。 では、あたりまえのお産というのは、どういうお産でしょうか? 」  
現代は、子どもは病院で産むものだと、ほとんどの人が思っています。 お産は病気ではないのですが、医療が介入しないお産なんて、考えられない人の方が圧倒的に多いのではないでしょうか? 

この本の著者、大野明子医師(産科医)は、お産をもっと自然のこと、生き物である人間にとってあたりまえのことと、とらえています。
しかし同時に、現代は 「あたりまえに産む」 ということが難しい時代だといいます。 お産の情報は巷にあふれていても、本当に知りたいことが書いてある本はあるでしょうか? 依然としてお産というものはブラックボックスのままで、医療の助けを受けて医者まかせの出産をするのが 「あたりまえ」 の世の中です。

  「あたりまえのお産」 「産む人のための産科学」

  「あたりまえに産む秘訣」 「安産とは? 難産とは?」

  「お産をめぐる医療事情と経済」 「おっぱい子育て」

  「お産の姿勢」 「バースプランの誤謬」 etc.

お産を、産婦とその家族 ・ 生まれてくる赤ちゃんのための、かけがえのない大切なものとして真摯に取り組んでいる著者からの、「産む人」 に当てたメッセージです。

著書の中で、大野医師が妊婦に3時間の散歩を奨めています。 整体でも、妊娠中に歩くことはとても重要としていますが、今まで歩いていなかった人が、いきなり3時間歩くのはかえって体に負担になると思います。 また、毎日同じ時間歩かなくてもいいのです。 からだと相談しながら歩くことが大切です。

 

 「育児の本」  野口晴哉著  全生社

野口整体における、妊娠・出産・育児について書かれた本。

 

 「子育ての記」  野口昭子著  全生社

著者は、野口晴哉夫人。 野口氏夫妻の、お孫さんの成長を綴った育児日記。

〜 野口晴哉氏による序から 〜

「・・・・どこのどの子も、斯く育てられるべきだ。その、子育ての方向性を示すために、この文章を機関誌である「月刊全生」誌に発表することにしたのである。 ・・・・ 人手が少ないからこのようにできない、と言う人もいるが「児童憲章」をまだお読みにならないのであろう。

曰く

  1. 統べての児童は、心身ともに健やかに生まれ育てられ、その生活を保障される。
  2. すべての児童は、家庭で、正しい愛情と知識と技術をもって育てられ、家庭に恵まれない児童には、これに変わる環境があたえられる。
  3. すべての児童は、適当な栄養と住居と被服があたえられ、また、疾病と災害からまもられる。」

 

 「整体法4 妊娠・出産・子育て」  井本邦昭著  三樹書房

著者の井本氏は、野口整体から分派した井本整体の主催者。著作は、整体の出産・育児について、とてもわかりやすく書かれています。

 

 「最強の免疫学」 安保徹著 永岡書店

「・・・誰しもそのような薬漬けの生活を望んでいるわけではありません。にもかかわらず、なぜこんなことが平然と繰り返されているのか。・・・自分自身で治す力を持たない『人間はできそこないの存在』と思うことからスタートした、これまでの医学のありようがあるからです」

「・・・しかしながら、私たち人間には、ちゃんとした治す力としての免疫力が誰にでも備わっています」

「カゼの際の熱やリウマチ熱などの体調をくずしたときに起きる痛みや発熱、痛風や帯状疱疹などの腫れや過敏性腸症候群や感染性腸炎の際の下痢などの症状は、体が治ろうとする治癒反応です。・・・体が破綻に向かっている悪い反応ではありません」

上記の抜粋を読むと、まるで整体法の本のような内容ですが、西洋医学の医師による著作です。

  •  カゼの発熱は治癒に必要な反応
  •  ストレス食いはなぜ起こる・食べることは安易なリラックス法
  •  人間の骨格や筋肉は使わないと破綻する
  •  一時的な消炎作用で治癒とは逆行するのがステロイド etc.

もう少し専門的に知りたい・・・という方には、同著者による 「免疫革命」(講談社インターナショナル) をお奨めします。免疫の主役である「白血球」の「自律神経支配の法則」により、ストレスがどのように病気を引き起こすのかを解説。「学問のための学問」としての免疫学から、「医療として役に立つ免疫学」・「身体と生命を全体的にとらえる免疫学」への画期的な進化を感じます。

  •  現代医学はなぜ病気を治せないのか
  •  病気のほんとうの原因
  •  もうガンも怖くない
  •  薬に頼らずアトピーを治す
  •  慢性病の治し方 etc.