「整体法とは」

整体法は、整体協会初代会長、故・野口晴哉氏によって創始された、健康に、元気に、いきいきと生きるための方法です。人間が 「生きる」 ということを深く研究した実践的学問であり、健康に生活し、自らの 「生」 を全うするための実践的哲学でもあります。創始者の名前から、「野口整体」 ともよばれます。

整体法は、「整体操法」 ・「愉気法」・「行気法」・「活元運動」・「整体体操」・「体癖論」 などから構成されます。整体法の基本的な考え方を理解していただくために、ここでは主に、「愉気法」、そして「活元運動」 について説明します。

当院でおこなっている治療、身体調整法については、整体操法 をお読み下さい。

 


 

「愉気と活元運動」

人間が健康に生きるということを考えるときには、「気」 の働きについて知ることがとても大切です。整体では、体力・気力の元としての 「気」 を発揚することを重視しています。「気」 を集注して体の働きを活性化することを、整体法では 「愉気」 といいます。整体法における身体調整法である 「整体操法」 も、その技術は 「愉気」 を根底において成り立っています。

そして、整体法の中心となるもう一つの柱として、「錐体外路系運動の正常化」 があります。錐体外路系というのは、意識しなくてもたえず体をコントロールしている運動系です。

人間をはじめすべての動物は、「動くこと」 ・ 「運動すること」 によって生命を維持し、また自分自身を表現しています。スポーツ・体操も運動ですが、広い意味では呼吸も食事も睡眠も運動であり、咳も欠伸もくしゃみも運動です。人間が健康に生を全うするためには、すべての運動系が円滑に働く必要があります。そして健康を保つためには、有意運動よりも無意運動、すなわち錐体外路系運動の働きが重要になります。「活元運動」 は錐体外路系運動を活性化し、人間の裡にある健康に生きるための力を引き出すためにおこなう自律調整運動法です。

 

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