「だいす☆くえすと」のゲームの流れを簡単に説明しますと、
1.自分のキャラクターを作る
2.ダンジョンに潜る
3.モンスターと戦う
4.財宝をゲットする
・・・これの繰り返しです。そして、そのうちに
5.キャラクターがレベルアップし、ガンガン強くなる
6.嬉しい/楽しい
それだけです。目的なんてものはハナからありません。5.〜6.のあたりが個人差の出るところで、この部分を楽しめない人はこのゲームには向いていないかもしれません。逆に、無責任なダイスから生まれる様々な状況を、想像力を働かせて楽しむことができれば、こんなに面白いゲームはそうないでしょう。
「だいす☆くえすと 〜あどばんす〜」とは?
どんなゲームでも、長く遊んでいると不満の一つや二つは出てきます。ところが、この「だいす☆くえすと」というゲームは前述のとおりルールの改変はいくらでも簡単にできてしまうので、オフィシャルに発表された数多くの追加ルールをできるだけ取り入れ、全体のバランスを再調整し、さらにオリジナルの追加ルールを加えてまとめあげたのが、この「だいす☆くえすと 〜あどばんす〜」です。この名前は私自身が勝手に付けたものなので、もしかしたらどこかで誰かが同じ名前を使っている可能性もあります。
本ルールの特徴
「あどばんす」は「だいす☆くえすと すりぃ」のルールをベースに、ルールの追加と若干の修正をしたものです。その中で代表的な部分を以下に挙げておきます。
・このゲームでは、キャラクターはしょっちゅう死にます。本当によく死ぬので、本来のルールでは育てるのが途中で嫌になってしまうかもしれません。そこでキャラクターに愛着を持ってもらうために、復活のルールをかなり甘くしてあります。
・レベルが上がってくると簡単に死ななくなり、ゲームがダレてきます。そこで「敵の特殊攻撃」のルールを採用することによって、「死と隣り合わせ」の緊張感を持続させることができます。
・さらにレベルが上がってくると、「もっと強い敵を〜!」、「クラスチェンジしたいのに金がない〜!!」という状況になっていきます。そこで!このハウスルール最大の目玉、「ボスバトル」のルールを採用すれば、そんな悩みは一気に解決!少なくともスペシャルクラスになるまでは十分楽しめると思います。
・レベルが上がってくると、トラップのダメージなんて屁の突っ張りにもならなくなってきます。そこでトラップにかなりのバリエーションを設けてみました。
・さらにモンスターのバリエーションを増やし、「中ボスバトル」を追加しました。ボス敵は「強くて儲かる」、中ボスは「半端に強くて能力がいやらしい」というコンセプトでやってます。実は「ボスバトル」より高レベルキャラクター向けのルールだったりします。
・「剣闘士」「召喚士」を追加職業として作成しました。どちらも使いづらく、単独ではとてもダンジョンに潜れないような癖の強い職業です。だいくえの楽しみ方を熟知したプレイヤー向け、といったところです。追加職業はまだまだ増える可能性があります。
・強くなりすぎて目的を失ったキャラクター向けに、特殊なアイテムを多数追加しました。このへんは完全にWIZやLinda3のノリです(爆)。ボスや中ボスを倒すとそのモンスターに対応した特殊アイテムが手に入り、それらを集めるとさらに別のアイテムが・・・という感じです。
「あどばんす」追加ルールのコンセプト
だいす☆くえすと〜あどばんす〜を作成するにあたって、一つの前提条件を自分なりに決めています。新たなアイディアや他の人が作ったルールを導入しようとするときなど、この前提に基づいて使えるかどうか吟味するわけです。それは・・・
「だいす☆くえすと」はRPGのシステムを極限まで簡略化した素晴らしいものだと思います。そしてシンプルであるが故に拡張したくなるのが人情というもの。
例えば「ダンジョンの通路、部屋のバリエーションを増やしてみよう」「"力"、"素早さ"などのパラメーターを作ってキャラクターに個性をもたせよう」「魔法に属性をつけてみよう」等々・・・
もちろんこれらのアイディアを採り入れて発展させるのも一つの方向として正しいと思います。しかし、"あどばんす"では敢えてこういった要素を極力排除し、基本のルールだけで処理できるもののみを採用しております。理由はルールが煩雑になるのを防ぐため。戦闘は戦闘ダイス一つで、ダンジョン探索はダンジョンダイス一つで事足りるようになっています。あくまでも"だいす☆くえすと"なんです。
同じような理由で半永久的に効果のある"武器・防具"といったいわゆる「装備品」の類のアイテムは作りません。戦闘のバランスが大きく崩れ、再調整が必要になるからです。このため、"あどばんす"の追加アイテムは使い捨てのものがほとんどです。使い捨てであるが故に無茶な効果、必要以上に強力なアイテムを作ってもトータルバランスは崩れません。
ボス専用財宝ダイスも、実はポーション=50GPと考えれば、通常の財宝ダイスよりも得られるGPの平均値が高いだけで最大値は一緒。振る回数を極端に増やしたりしない限りインフレが起こったりすることは無いのです。
こうすると、オフィシャルの基本クラスのキャラクターから自作追加職業のキャラクター、低レベルキャラクターから高レベルキャラクターまで同じパーティーに存在しても何の問題もなくプレイすることができるのです。