開設 2003/12/31

第二次柔らか〜い床との戦い

  

  今度は腰を据えて

 取りあえずは戦果を挙げたかに見えた床との戦いでしたが、初夏の頃に久しぶりにADを引っ張り出してきてびっくり仰天!! AD関係の装置もセッティングも、以前のマンションとは何も変わっていないのに、出てきた音のヒドい事、ヒドい事。CDでは到底聴けない繊細感や切れ込みの良さやツヤといったものが全くありません。こんな悪い音は今まで聴いた事が無い!! 暫くは、プレーヤーのアームが壊れてしまったのじゃないか、と真剣に疑っておりました。

 

 で、あれこれいじくり回しながらひと夏聴き続けた結果の結論は、柔らか〜い床の野郎の悪事に違いない、というものでした。プレーヤーはKP−9010ですので、インシュレーターを締め込んで使用。ラックには御影石を敷いていますから、特にハウリングマージンが低いとか、部屋を歩き回ったりすると針が飛ぶとかいった問題は有りません。にも拘わらず、音が悪い。一旦は鳴りを潜めていた柔らか〜い床の野郎が、繊細なADを標的にして再び暴れ始めたとしか考えようがありません。

 しかして或る秋の日、ワタシは貴重な財産であるADを守る為に、再びツライ戦いに身を投じる覚悟を決めたのであります。更に、もうひとつの重要な理由として、奴らにいずれ強力な援軍がやって来る事が予想できたからであります。

 その敵の名は、「冬将軍」!! そうです。柔らか〜い床は、同時に冷た〜い床でもあったのです。昨シーズンの冬はとりわけ寒い冬でした。マンションから引っ越した身としては、かなり体にコタエました。フローリングに分厚い(そして、とても高価!!)なタイルカーペットを敷いても、床が冷たい。その上から、更にカーペットを1枚敷きました。それでもまだ冷たい布団を敷いて、毛布を敷いて、その上に寝っ転がっても尚、床の冷たさが背中にしみます。

 

 では、どうやって奴らを封じ込めるかでは、この強力な敵軍にどうやって立ち向かうか?床に分厚いコンクリ板を敷けば良い事はわかっていますが、根太大引き等の床板を支える部材の強度が心配です。戦いには、まず「敵をよく知る事」が重要ですので、家の階段下にある小さな床下点検口に何とか潜り込んで、写真撮影してみました。本当は、部屋の床下まで這って行きたかったのですが、狭すぎて身動きできなかったので諦めざるを得ませんでした。 そうやって撮った偵察写真がこれです。

 

 

 肉眼で目視したわけではありませんので、付近の状況からの推測に過ぎませんが、根太の間隔は約30cm合板の捨て張りなどは無く床の厚みは12mm厚のフローリングだけのようです。スチレンフォーム系の断熱材は貼ってあるものの、これでは冬寒いはずです。第一、たかだか12mmの板の上に載っかったスピーカーが良い音がする筈がない!!

 

 さて、対策ですが、根本的には床板を引っ剥がして全て補強するのがベストな事はわかりましたが、予算や手間を考えるとそうもいきません。オーディオ機器の下だけ床板をくり抜いて、地面から直接コンクリブロックなどを積んで立ち上げるという方法も考えられますが、大工事になってしまいますのでワタシの手には負えません。それに、断熱や床のほかの部分の音圧による振動の問題は解決しません。 とりあえずは、DIYで可能な対策で、尚且つ原状復帰が容易であるという事が重要です。 砂箱の製作や石膏ボードの使用、はては外壁用のサイディングボードなど、床の強度を考えながら検討に検討を重ねました。辛かった...

 

 何せ、木造住宅の床耐荷重基準(但し、梁や柱の強度設計用)はたったの180Kg/uです。現実にはもっと丈夫にできている筈(そうでないと、体重100kg同士のアベックが部屋の中でヒシと抱き合った日にゃ、メリメリと床が抜けてしまう事になる...ムードもへったくれもあったものではありません。)です。

 ゴージャスに木造住宅の床用ALC板というのも有りますが、A社製のは、ナント厚みが75mm!! u当りの重量は41kg!! ちょっと重すぎやしませんか?それに、そんだけ厚けりゃALCでなくとも、木材でも相当丈夫になりまっせ。

 

  ワタシの部屋の場合、コンクリの土台で囲まれた面積、つまりクローゼット部分も含むと広さは約13u。となると、部屋全体での耐荷重は2340kg。部屋の中を改めて見渡すと、オーディオを含めても総重量は700kgぐらいでしょう。後200kgぐらいは問題無さそうです。

 


 

  コンパネを床全面に  

 で、出た結論は、12mm厚のコンパネを床に2重に敷き詰めて、一重目と二重目は木ねじで固定、フローリングには固定しない、というものです。つまり、7畳サイズの24mm厚コンパネを床の上に置くのと同じ、です。接着剤や釘で、床と合板を完全に一体化してしまう方が良いでしょうし、地震の時に横揺れに対して水平方向の耐力が増す(床が菱形に変形するのを防ぐ)効果も期待できるかも知れませんが、元に戻せなくなります。置くだけでも元の床板と併せると、36mm厚と元の3倍になります。また、部分荷重の分散にも効果があるでしょう。唯一の心配事は、板の反りなどでコンパネが床板と密着せずに浮き上がってしまう事ですが、板の自重で何とか抑え込めるだろう、と考えました。12mmのコンパネ1枚が10kgとすると、14枚で140kgになります。許容範囲でしょう。なぜ12mm×2かというと、クローゼットの扉と床とのクリアランスが25mmあって、タイルカーペットの厚みが10mmなので、これ以上厚くすると扉が開けられなくなるからです。 また、24mm一層ではコンパネの一体化ができないからです。

 単純に合板を並べただけでは、防振効果は期待できそうにありません。

 しかし、下手をすると床から浮いた7畳大の合板が振動しまくり、といった逆効果になる恐れもありますが、とにかく実行する事にしました。

 

 決行は、10月のよく晴れた三連休の日でした。

 

使用材料  12mm厚コンパネ約14枚(内、コーティング塗装済み7枚)

21mm木ネジ 100本

 

 

 上の図のように、コンパネを並べて1層目と2層目を木ネジで固定してゆきます。出入り口の扉が内開きなので、扉の周囲は空けておきます。また、コンパネは新規購入の他、手持ちのものも使いましたので、実際の配置は図とは多少異なっています。

 

  写真左:施工前    写真右:コンパネをカット

 

 当然、コンパネは現物合わせのため、部屋に合わせてカットしたりする事も必要です。 ・・・何と手引き鋸で!!  コエフさんの教えに従って、定規代わりの合板の端材を、カットする線に沿ってクランプで留めます。こうすると、手引きでもかなり真っ直ぐに切れます。切り口の直角はさすがに難しいですが。

 

  写真左:塗装無しの合板が1層目。2層目は塗装済みのコンパネ使用。    写真右:完成

 

 作業はスペースの関係上、室内の荷物を外に出せませんので、室内をあっちにやり、こっちにやりして板を敷きました。施工時間よりも、荷物を移動させている時間の方が長かったような気がします。

 何て非効率的なんだろう...

 さて、そんなこんなで丸2日間かかって完成しました。効果は、歩いてみるだけでもしっかりした感触が有ってなかなかのものです。さすがに、部屋中央部で床が浮いている感触があるのは改善できていませんが、成功の予感です。 部分的にはキシミがありますが、ボンドでも使わない限りは解決できないでしょう。

 

  いよいよ、期待に胸を膨らませながらオーディオをセッティングしました。 セッティングは、今までフラワーベース御影石の間にPタイルを敷いていたのですが、最初は 無しでセッティング。

 さて・・・アレ?スピーカーがグラつくぞ!! 

  LchのSPを揺すってみると、床ごとフラフラお、恐れていた事が現実の ものに!! 24mmの板でも、本来の床板に密着しきれず浮き上がっているよう です。固定してないんだもん、当然なんすけど。それにしても。総重量300Kg超を以ってしてもコンパネの浮き上がりを抑え込めないとは...ガーーーン!!

 

 さて、肝心の音は...やっぱりダミダ、コリャ。繊細感無くボンボコ。音場感まるでダメ。  気を取り直して、以前と同じようにPタイルを使用。すると、中高音がシャープに変身 !! 

 でも、全体としてはまだまだイマイチ

 

  そこで、浮いているコンパネの隅に余っている御影石を置いたり、鉛板のスペーサを挟んだりしてグラツキを減少させました。 結果、SPのフラツキは僅かに軽減。

 これで音場感も繊細感も随分良く なってきました。以前と比べて低音の芯も出てきたようです。 音量が大きくなったようにも聴こえます。ひょっとして、どっかに共振しているのかも。 パワフルで良いのですが、もうちょっと締まって欲しいし、良くなったとは言ってもまだまだ繊細感も音場感も 不満です。ウタダの「Can you keep A secret?」囲まれ感が物足りな くてダメ。

 

  それではと、 久々に「SUS製特殊インシュレーター」ことステンレスナットを持ち出して、SPを浮かせました。これでやっとまともになりました。 でも、以前に比べて繊細感と音場感はやっぱり後退しました。敗北です。 アナログを聴いてみると、切れの良さや音場の確かさの片鱗が見えてきましたので、全く成果が無いわけでは有りません。

  が!! しかし全体としてはまだまだピリッとしません。今ひとつ理想には達していないのです。 さて、これが今回の戦いの泥沼への入り口だったのです。果てしない、長い長い泥沼へと、ずぶずぶずぶ...

 


 

   段々ややこしくなってきますよ。    更新 2004/1/16

  さてコンパネ2層敷きの効果ですが、

 

  1.低音が少ししっかりした。

  2.余分な音が少し減少した。

  3.切れ込みが甘く、のっぺりした平凡な音になった。

  4.アンプのトランスの唸りが大きく聞こえるようになった。

  5.断熱効果は明らかに向上した。1℃〜2℃上昇、2階リビングよりも暖かくなった。 

    (来年の夏の事は考えてない。)

 

 断熱効果以外は、マイナス点ばかりです。 これらの対策として、

  1.コンパネの組み合わせを変更、オーディオ機器の部分と他の部分を分離する

  (振動遮断及びフラツキ対策の容易性)

  2.フラワーボードと御影石を撤去、t=40mm〜60mm、300mm角のコンクリ板を敷く。

  (重量増加及びコンクリの厚みによる振動遮断)

  3.必要に応じて防振用シートクッションフロアまたはt=4mmのアスファルトベースの防振マット)を使用。

  これは上記4.の対策兼用。

 

 と言ったところですが、この中で手っ取り早い方法の2.を、しかも手っ取り早く実行する為にフラワーボードの撤去はせずに、コンクリ板に置き換えました。

 床対策材料の選定評価ポイントは、面積当たりの重量(=面密度としてみました。

 

現状 : 御影石(3×40×50cm 17kg):85kg/u、

 フラワーベース(1.8×30×100cm 7.5kg?):25kg/u?、

これを組み合わせているので、トータル53.3kg/u相当?

 

コンクリブロック(10×20×40cm 10kg):125kg/u

コンクリ平板(6×30×30cm 11.5kg):127.7kg/u

コンクリ平板薄型(4×30×30cm 7.5kg):83.3kg/u

コンクリU字溝フタ(6×30×45cm 17kg?):126kg/u?

 

 現状の御影石とフラワーベースの組み合わせの置換として、面密度が大差ない4cm厚のコンク リで改善効果があるかどうかは難しいところです。

 という訳で、買いました。コンクリ平板(6×30×30cm 11.5kg)。質の良いのが見つからず、スが沢山入ってボロボロ欠け易いヤツだけど我慢。御影石を外して、フラワーベースの上にPタイルを介して敷き、SPを直置き。ガタ取りの為、0.3mm鉛板のみ使用。

 

 

 音質は、低音が非常にガッチリして頼もしいです。情報量増え余分な低音の響き減少。これは良いです。しかし、ボーカルは太め、繊細感イマイチです。、音場感ももう一息

  そこでSUSナット再度登場。 次の要領でセット。

 

  1.機器の下のコンパネは床全体と接触した状態 。 但し、部分的に床から浮いている。

  2.左端のコンパネの浮きは、フラワーベースとの間に0.3mm鉛板のスペーサー追加により、フラワーベースとS

    Pの重量で抑え込む事に成功。その他の箇所は放置。(接着しない限りどうしようもない。)

  3.フラワーベースコンパネに直置き。ガタの有る箇所は、0.3mm鉛板のスペーサーを適宜使用。

  4.ラックはフラワーベースに直置き。

  5.フラワーベースとの間にPタイルを挟んで、コンクリ平板(6×30×30cm 11.5kg)を設置。

  6.M16のSUSナットを挟んで、SPをセット。

 

 今度はバッチリ。繊細で立ち上がり良く、ウタダのサラウンド感もなかなか。 しかぁーし、ハイエンドの伸びがもう一息。音量が上がったように聴こえますが、その反面音像が肥大したような? 低音も濁りが少なく、力が出てきましたが、それでもテラーク辺りを聴くともう一息。やや軽い。 一方、 ADは随分改善。聴いたことのないキレの良さが出てきましたので、これでOKとしても良いのですが、まだ切れがアマいような気がします。

 

  そこで、第5番目の脚登場。と言っても同じSUSナットですけど。これを、SPのウィークポイントである前面開口部の中央下に挟みます。

 さて、音質は低音が若干しっかりして、鉛板スペーサーだけの時に近づきました。代わりにヌケの良さは後退 なんで?

 考えられるのは、バックロード開口部の振動は若干抑えられた分、低音の押し出しが改善された。しかし、ナットとの小さな接触面積とSPの自重だけで抑えているので、それだけでは充分振動を抑制できない。残った振動は、SPを突き上げる方向に振動して音を濁すのではないか?

 鉛板スペーサーだけの時も開口部は浮いていましたが(ボール紙を差し込んで確認済)、0.3〜0.6mmのスキマでは空気の剛性が利いてきて、接触しているのと近い状態になっているようです。開口部を叩いてみると、完全に浮いている時のようなカンカンとした音はせず、むしろ接触しているようなカンジの音がすることから確認できます。   したがって、底板を補強すれば低音の押し出しも良くなって中高域の透明度も上がるのではないか、と推測いたしました。  以前のマンションコンクリートに畳デカイどぶ板だったので、開口(主に底板)の強度は影響が少なかったのかもしれません。それが、今の弱〜い床環境で顕在化してきたのかも。

 

 念のため、底板を補強する前に再度セッティングを実験。

 

  @ 開口部下のナットを除去。やっぱりナットで四隅支持の方が、中高音は良い。

  A イマイチだった0.6mm鉛板シートを、SPとの接触面積を4cm^2ぐらいに小さくした。

     SUSナットは、2cm^2ぐらいなので、鉛板とナットの音の差がSPとの接触面積によるものなのかどうかを確認のため。 結果は、鉛板を13cm^2で接触させた場合とあまり変わらない。ただ、力があって、そんなに悪い音ではありません。

  B テクニカのメタルベース「AT682」前の隅だけに使用。理由はAと同じ。カタイ材質で追試しただけ。

     前だけというのは、CDプレイヤーの下にAT682」を使っているので、数が足りなかっただけ〜。

     後ろは鉛板で0.3mm〜0.6mm浮いた状態。結果は、SUSナットに近い傾向ですが、低音は厚め。鉛板とナットの長所と短所の両方が混在しています。

  C 「AT682」を四隅に使用。CDプレイヤーの下のはやめました。Bのような中途半端はいかん。

    音質は、SUSナットとほぼ同じと推定。(CDプレイヤーの脚の下から除去すると低音がやや厚め、中高音の散乱感が後退する事がわかっていますので、その影響が認められるから。)

    

  #やっぱり、ナットやシートによる音質変化は、材質によるものが支配的な様です。

 

 ワケわかんなくなってきたので、もう一度おさらい。

 

  @ コンクリ板は、低音ががっしりするが音が太めになる。

  A SUSナットを挟むと、中高音はシャープになるが低音が軽くなるAT682でも同傾向。

  B SUSナットの低音の弱さは、SPとの接触面積の小ささに起因するものではない。少なくとも、M16の形状で2cm^2程度あれば、5cm^2でも8cm^2でも大差ない。

 

 うーーーむ... となると、やはり底板の強化か... 補強によって底板の振動が少なくなれば、0.6mm鉛板を使っても音が良くなる可能性が有りそう。低音もしっかりしそう。はてさて.....

 


 

   自 滅。    更新 2004/1/22

 とりあえず手持ちの端材から底板の補強材を切り出し。 18mmともなると、手引きでは垂直に切れん...

 で、底板の補強を完遂。

 

 

 底板が出っ張ったりしているせいで、ご覧の通り厚紙がすっぽりハマる程、補強材が側板の下端と密着せずに浮いています。ボンドはたっぷり付けましたが、不安は残ります。前部と後部は幅9cmの板を貼り、側板下は幅2.5cmの板を貼って口字型にしているので、側板下中央もやや弱いかも知れません。

 

  さて、出来上がったところでベタ置き(鉛板スペーサーを2隅に使用してガタ取り)して試聴。CDプレーヤーの下にはAT-682を復活させてます。

  音は、補強前のベタ置きよりもクリアで、悪くありません。

 次いで、SUSナット。補強前と同様の効果がありましたが、低音の輪郭は若干しっかりしています。ややキレが弱いような気もしますが、ボンドが固まりきっていないので確実な事は言えません。でも、概ね良くなったような気が。

  ADを聴いてみました。問題点だった低音の量感が、明らかに増えています。ただ、輪郭が少々甘くなったような。 真鍮製の脚が1つ壊れたので、そこだけ純正の脚にしたせいなのか?

 

 結局、トータルではクォリティアップとは言えません

  うーーーん? やっぱり貼り付けた補強材と側板とのスキマのせいなのか?

  どうにも音がイマイチなので、スキマが開いている箇所の下を避けてナットを挟んで聴いてみました。

  おお!! 全然違います。AD特有の切れ込みが復活しました。

 

 やっぱりスキマをそのままにしておくのは精神衛生上よろしくないので、鉛シートSUS のワッシャーを叩き込んで埋めてみました。

 

 

 音は、、、うーーーん??? あまり変わらないような...

 浮きの激しい後部は、隅を避けてやや中央寄りにナットを挟んでいますので、スキマの影響は極く僅かの筈なんですが。 底板補強前と比べると、影の薄かった低音は量感と力を増しましたが、中高音はやや甘く太め。ボーカルも厚みはありますが、スカッとしたヌケの良さは後退。特に繊細感が物足りません。ちょうど、補強前のSPをコンクリ板に直置きした時の音と、SUSナッ トを挟んだときの音との中間みたいです。

 

 さて、どうしたものか...

 底板を補強した事によって、かえって響きのニブいコンクリ板のキャラクターが耳につくようになったせいなら、また御影石に戻さなきゃいけないし、中空構造のフラワーベースの影響なら、材料も含めて全面的 にセッティングを再検討しなきゃならんし。 SPはもう元に戻せないので、すっかりドツボにはまってしまいました

 

 と、ここまで来たところで11月も半ば、すっかり寒くなってしまったので、今シーズンのADはもうおしまい。遂にナットクできる音を聴けないままになってしまったのが心残りです。

 セッティングは、色々試行錯誤している内にナットの最適位置を発見しましたので、低音と高音の繊細感のバランスがそれなりに取れた音になりました。後ろ側の2つのナットの間隔を狭めて、中央寄りにするのです。(前2点後ろ1点の3点支持では、ちと不安定。)

 

  が、しかぁ〜しボーカルは相変わらず太め。バランスが取れてはいても、何か物足りません

 で、御影石復活。こちらの方が切れ込みがイイ!!

 

  が、しかぁ〜し低音の芯が頼りない。それに、どこか御影石の鳴きのようなものが感じられます。ボーカルに色が付きます。音場感もナゼかイマイチ

 で、元のコンクリ板に戻しました。コチラの方がナチュラル

 

  が、しかぁ〜し、やっぱり何か物足りません。どうしましょ?

 

 結局、スピーカーの底板にヘタな補強を施したが為に、僅かな低音増強と引き換えにヌケの良さと繊細感が無くなってしまったようです。自ら、問題解決をフクザツなものにしてしまいました。 ほとんど自滅状態.....

 

この戦況を打開するには..... アレを試そうかな.....。

  


 柔らか〜い床のラビリンスに続く

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