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「来年のヨーロッパより来週のディズニーランドの方が大事」
友人の温子さんが以前言った言葉。
ずっと先の楽しみよりも目の前のことを優先させる、という意味。
波乱万丈の温子さんはどんな状況に置かれても前向きで明るいのは
‘今、この時を充実’させているからだろう。
昔の温子さんはファーストクラスで海外を頻繁に往復していたが、
今はそれどころではない。その時と比べることもないし自己憐憫する
わけでもない、淡々と今の状態を受け入れて日々を楽しんでいる。
良い意味で‘自分に自信’があるのだ。
それが出来るのは、あまり物に執着がないからだろうと思う。
私自身も所有したいという気持ちが年々薄らいできている。
心に余裕を持つためには、物質やこうあるべきだ、を減らしたほうがいい。
必要なものだけを身の周りに置いておく、
所有欲やしがらみや規範を少なくすると
考えが整理し易くなる。
以前は洋食器を集めるのが好きだった。
お客様が来たら使おうと買った食器は押し入れに入ったままだ。
普段使うものは食洗機に入る熱に強い食器ばかり。
お客様が来ても押し入れから出すのが面倒で結局使っていない。
これからは割れてもいいから自分のために使おうとおもう。
親が年をとってきて、老いを目の当たりでみていると
自分が心身ともに健康でいられる年数を数えてしまう。
これは決して後ろ向きの考えでは無い。
むしろ、どう充実した人生を送るかを真剣に考えることだ。
すると自ずと大事な優先順位が分かってくる。
私は独りで過ごす時間がとても好き。ひとりでの外食も好き。
たまには、気の合う友人とおしゃべりする時間も至福だ。
あっという間に時が経っている、また無駄に忙しくしていて短い時もある。
人生の中で時間の緩急はたしかに存在すると思う。
何を優先させるかは個人の考えだが、有限な時間を無為には使えない。
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