干立村(フタデムラ)
1.概要
沖縄本島から南西へ470km、イリオモテヤマネコで有名な西表島があります。
その西表島の西部地区にある9集落のうちの一つが、干立村です。
人口は男47人・女40人の計87人、57世帯です。(平成13年3月末現在、竹富町地区別人口動態表より)
西部地区では下から2番目の大きさの小さな集落です。
西表では隣村の祖納、東部の古見と共に古くから続く歴史ある集落です。
干立という集落が形成された正確な年代は不明です。
ただ最も古いとされる隣村の祖納が十四〜五世紀ごろシマ建てされたとされ、1610年に記された文献に干立が記載されているとのことから16世紀頃今のカタバルと呼ばれる場所に集落ができたのでしょう。
それ以前は今の場所より北のイミシク台地タキバルに集落があったようです。
西表は豊富な水のおかげで昔から稲作が盛んで、干立も周囲に多くの田圃が広がり生活や伝統に稲作文化を色濃く残しています。
集落景観は昔の沖縄らしさを残しており、珊瑚の石垣や赤瓦の屋根、古い木造家屋も残されています。
フクギやヤラブの防風林が集落全体を包み、高台から見るとまるで森のようです。