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「厄除けや商売繁盛、又は財宝守護を祈り神棚に祀る。背面に穴を開け、貯金箱にもする。蔵の原型は丹嘉では十五個もあるが、他に原型の見当たらない型には三つ蔵とか、蔵の横に積んだ米俵の間から鼠が首を出したりなど面白いのもあり、これ以外、以前作っていた店にも多少異なった型もあり、大きなものもある。かっては相当に大量に作られ、且つ売れたものである。
京都風の白壁の土蔵で、デザインとしても実に優れたものが多い。」
「奥村寛純:伏見人形の原型」より
この画像の蔵には、壁に宝珠、蔵の鍵があり、蔵には大黒さん、財宝、俵があふれている。「明治廿・・・」と底に刻まれている。また、貯金箱になっているが、いったん貯金するとこれを割らなければ、お金は取り出せない。
2002.5.24追加 |
童子が小舟に這いつくばった様は一見、楽しく愉快な人形である。しかし一説によれば、かつて、藩政期、生活苦から農漁村では悲惨を「ロべらし」が行われたところもあった。この人形こそ、このことを示した呪いの人形であるという。 それにしても矢張、無心に水遊びする様子を表わしたものと見たいものである。
以上「奥村寛純:伏見人形の原型」より
このかわいい目、私には水遊びを楽しむ童に見える。伏見の南部は「巨椋池」ここでは水運への利用そして漁とともに蓮の花見などの遊覧もされていた。1941年灌漑で広大な田畑になった。
2004.7.6追加
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