郷土玩具文化研究会のご案内
 2002.11.01 更新2011.11,5 研究会の表紙へ戻る
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博物館 さがの人形の家 ル・ステェディオ 溝口政子
  第272回例会 法輪寺人形塚と嵯峨芸術大学のおもちゃ絵展見学および講演会聴講  2011年10月29日(土)
  午後1時過ぎ、阪急嵐山駅から歩いて渡月橋のたもとにある法輪寺入口へ。ここの階段を登って裏門をくぐった右側に人形塚があった。人形塚は子供が巾着状の袋を頭にのせ、腹掛けをした御所人形風の石像で、毎年10月15日にこの前で人形感謝祭が行なわれるとのこと。見学の後、法輪寺の本堂に行きお参りをする。寺は小高い丘にあるので、嵐山の渡月橋が真下に見えて景色がすばらしかった。

 法輪寺を後にして徒歩約20分で京都嵯峨芸術大学付属博物館に到着。ここで開催されている10周年記念展「おもちゃ絵の軌跡〜郷土玩具とおもちゃ絵〜」を見学した。会場には、『江戸二色』『うなゐの友』を始め、川崎巨泉のおもちゃ絵、浅見素石のいろはかるた等、たくさんのおもちゃ絵が展示され、その横に描かれている玩具と同じ郷土玩具が展示されており、内容の豊かな展覧会であった。

 続いて2時30分から、大阪城南短期大学の森田俊雄氏(会員)が川崎巨泉のおもちゃ絵について講演された。森田氏は「川崎巨泉は風景画や美人画はあまり得意でなく、意匠や図案的世界を描くことが性に合っていて、デザイン・図案の世界に転身した。描く対象として郷土玩具を見つけた巨泉は、仕事というより自分の趣味の世界に遊ぶが如く玩具絵を描いた」と述べ、その玩具絵の魅力を語っていただきました。
   
 森田俊雄氏(会員)が川崎巨泉のおもちゃ絵について講演 法輪寺 にて
   
 浅見素石氏のいろはかるた 法輪寺の人形塚 
     
     
     
     
  271回例会 2011年8月24日(日)伏見人形の流通と消費
     
     
     
これまでの例会 平成23年の例会の概要
 270回例会 まんじゅう喰い人形について  2011年6月26日(日)
 伏見人形では最もポピュラーな人形のひとつである「まんじゅう喰い人形」について、中島芳美氏が中心となって発表をおこなった。
 中島氏は、まず、まんじゅう喰いの人形が最もさかのぼれるのは江戸後期の文献であり、他のポピュラーな伏見人形と比較して発生時期が遅いことを指摘された。また、童児の賢さをしめす有名な説話も中国から伝わったとされるが中国にこのような話はないこと。幕末の狂言に「饅頭食」があるが内容がまったく異なること。賢い子どもの話は明治になってから出来たのではないか等、これまで抱いていたまんじゅう喰いのイメージが根本から変わってしまうほどの衝撃であった。

続いて、中島氏の約70点におよぶまんじゅう喰い人形コレクション、また永田・北原両氏の30点を加え、計100点近くの人形が紹介され、参加者はめったに見ることのできない各地のまんじゅう喰い人形を熱心に観賞した。
また、愛知県の中村亘氏が名古屋の野田さんの饅頭喰いの型で、それぞれ各地の土人形作者に作ってもらった人形を持参し披露されるなど、充実した例会であった。
     
  第269回例会の記録「私の好きな玩具、持ち寄り例会」2011年4月24日(日

今回は初めての企画で、会員が自分の好きな玩具を持ち寄って紹介する例会となりました。
初めてなので、その成り行きが注目されましたが、結果的に非常に収穫の多い例会となりました。 出席した会員のほとんどが自分の好きな玩具を持ってきて皆に紹介しました。今まで発表を聞くだけだった会員が、 今回は話 をする側になったことで、その会員がふだんどのような思いで玩具を集めているかが良くわかりましたし、 集めた人でなければ分からないその玩具の見どころや魅力も知ることができました。
一般的な傾向としては、持参できる範囲ということもあり、メンコや北九州の文字ケ関人形のような小さい物が多いようでした。 また、普段は出席されていない会員が、この時とばかり自慢の品物を持ってこられる姿もみられました。中には、自分で製作した人形を持参された方もおられ、その出来栄えに出席者一 同感心するとともに、会員同士の新たな相互理解 にもつながりました。今後も、機会をみて二回目、三回目を企画したいと考えています。   

     
 @筥崎宮の放生会で売り出される泥面子を語る廣渡さん  Aお話をする北原氏 B思い出の垂水土人形を語る坂元氏
第268回例会の記録 「小幡人形窯元と近江商人屋敷のひな飾り見学」平成23年2月27日(日)

小春日和の中、28名の参加者がJR能登川駅に集合して小幡人形作者・細居源吾氏宅を訪問しました。早速作業場で小幡人形の製作工程などを見学してお気に入りの土人形を求めました。人形型は約400個あって、石膏型ではなく殆どが土型を使っての製作だそうです。色使いも艶やかで絵具の種類や質も安定していて小幡特有の彩色で作られています。
 お雛様など多数準備いただきました。その後、近江商人博物館に移動してお楽しみの昼食を「楽ごろうえもん」でいただきました。 近江商人の妻「塚本サト」が息子の妻に書き残した「姑の餞別」から復元した料理です。特に胡麻と茄子を使った味噌仕立の泥亀汁は逸品でした。地元に伝わる郷土料理を堪能、近江商人の質素ではあるが栄養バランスの取れた食事に皆大満足です。その後、近江商人博物館での例会と地元の旧家に伝わるお雛様を見学し、金堂の町並みを藤野さんの絶妙な解説を聞きながら散策しました。五個荘は映画のロケ地としても有名で古い街並み がそのまま保存されています。4時までの自由時間を思い思いに歩き、お天気にも恵まれて久しぶりの見学例会を無事に終える事が出来ました。
 準備奮闘された藤野さんには大変お世話になりました。紙面を借りてお礼申し上げます。写真・細居宅にて


細居源吾氏

旧家に伝わる享保雛
 
郷土料理を楽しむ

金堂の町並み散策

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