猿(さる)・申
逆立猿(孫悟空
)
七代目丹嘉(大西時夫)作
(2003.12の作)
(高さ23cm)
村上敏明所蔵
「
さる
」の逆立、幸い・平和「
きたる
」
五疋組猿
(高さ11cm)
菱屋製
03.12.03追加
(稲荷神社前高畠商店にて)
「裃猿」
六代目丹嘉大西重太郎の作品
1960年頃 高さ18.5cm
村上敏明所蔵
2008.5.22追加
奥村寛純「伏見人形の原型」より
猿は古くから日本人にも親まれてきた動物だけに色々と面白い型がたくさん作られ、優れたものもある。
庚申(こうしん)様の使者とか、山王権現(さんのうごんげん)の化身だとか云われ、型としてはこの他に大きなものとして,でんちをきた御幣持(ごへいもち)猿など、更に孫悟空を表わした逆立猿、「見ざる」・「言わざる」・「聞かざる」や五疋梯子(はしご)猿(大猿の肩に次々と五疋上へ上へとのっている)など実に面白い、礼者猿とかいって裃袴(かみしもはかま)をはいたのも秀作である。 「さる」は「去る」に通ずるとかで、関東では「エテ公」などといい、婚礼などに忌まれるが五疋組猿は「よくまとまって
ごぎる
」とて縁起をかつぐこともある。
伏見区両替町の旧家菱本家所蔵(高さ34cm)
(猿・手には鈴でなく大福帳、足の下には千両箱)
(2001.7.3収録)