●全国印章技術競技大会に初出品のものから最近のものまでを部門ごとにまとめてみました。このような競技大会へのチャレンジは「はんこ職人 」としての腕の見せ所でもあります。私の技術力や表現力の推移を先ずは、とくと、ご覧ください。

●押して楽しく、見ても楽しい、遊び心いっぱいの「遊びのはんこ集」もどうぞ。


角印および丸印/密刻の部の作品(大きさは36mm)
   


●作品名=「渓声山色」

昭和63年に発表した作品で、「けいせいさんしょく」と読みます。
図案づくりから完成までの全工程に約4か月をかけ
すべて手彫りで仕上げたもので、同年に開催された全国印章技術競技大会において、この業界二人目当時の「通産大臣賞」を受賞しました。

※これらの絵(押し型)は、印影(いんえい)と呼ばれ、中央の文字は、篆書体(てんしょたい)を使用しています。 左は約1.7倍の表示倍率です。こうしてみると細部にわたり緻密に表現されているのがおわかりいただける かと思います。

(表示倍率=約1.7倍)


●作品名=「無我」

参考作品として、平成2年に発表したもので、「むが」と読みます。

(表示倍率=約0.9倍)     


●作品名=「画龍點晴」

昭和57年に発表した作品で、「がりゅうてんせい」と読みます。この業界に入って3年目、「はんこ」づくりというものがどういうものなのかを掴みかけてきた頃で、創作意欲に大いに燃えていたものです。
これらのような密刻タイプをつくる場合、図案づくりから完成までにかなりの月日と労力を要しますので、現在までに8作品ほどしかありません。

(表示倍率=約0.9倍)                    


角印/普通の部の作品(大きさは36mm角)
●作品名=「大仏殿改修昭和納経」

昭和54年に発表した作品で、「だいぶつでんかいしゅうしょうわのうきょう」と読みます。
この業界に入り初めて技術競技大会に出品したもので、会場に展示された自分の作品をどきどきしながら見ていました。感慨深い思い出がある作品です。

(表示倍率=約0.9倍)
●作品名=「明石海峡大橋起工式印」

昭和61年に発表した作品で、「あかしかいきょうおおはしきこうしきいん」と読みます。
このあたりから文字の力や精細なうねりの表現力や蓄えた技術の違いがはっきりとしてきています。

(表示倍率=約0.9倍)
●作品名=「東欧諸国問題研究会」

平成2年に発表したもので、「とうおうしょこくもんだいけんきゅうかい」と読みます。
「大阪府知事賞」を受賞した作品です。

(表示倍率=約0.9倍)
●作品名=「阪神大震災復興計画」

平成7年に発表した作品で、「はんしんだいしんさいふっこうけいかく」と読みます。
中国の書家の書を参考にしながら勉強に励んでいた頃で、筆で書いたような文字を表現してみようと思い、苦心しながら製作しました。

(表示倍率=約0.9倍)
●作品名=「中国殷代甲骨文字発見百年」

平成11年に発表したもので、「ちゅうごくいんだいこうこつもじはっけんひゃくねん」と読みます。
当時の「文部大臣賞」をこの業界では初めて受賞した作品です。

(表示倍率=約0.9倍)

 
●作品名=「邪馬台国吉野ケ里遺跡」

平成12年に発表したもので、「やまたいこくよしのがりいせき」と読みます。
「中央職業能力開発協会長賞」を受賞した作品です。

(表示倍率=約0.9倍)



●作品名=「偽造防止技術採用紙幣発行」

平成16年に発表。「ぎぞうぼうしぎじゅつさいようしへいはっこう」と読みます。
平成16年、秋の新紙幣の発行を記念しての課題で依嘱作家として参考作品。
この作品だけ実寸は39mm丸です。

(表示倍率=約0.9倍)


 



 

●作品名=「落語寄席天満天神繁昌亭」

平成18年に発表。「らくごよせてんまてんじんはんじょうてい」と読みます。
平成18年、大阪北区に完成した落語寄席を記念しての課題で依嘱作家として参考作品。

(表示倍率=約0.9倍)
実印の部の作品(大きさは15mm丸)
●作品名=「島原雲仙」

昭和57年に発表した作品で実印の部、初作品。
文字は、「しまばらうんぜん」と読みます。

(表示倍率=約1.25倍)
●作品名=「関野宰」

昭和63年に発表した作品。
文字は、「かんのおさむ」と読みます。

(表示倍率=約1.25倍)



●作品名=「有島武郎」

平成10年に発表した作品で文字は、「ありしまたけお」
と読みます。 「社団法人全国技能士会連合会長賞」を
受賞した作品です。

(表示倍率=約1.25倍)


上の3作品だけでも、線の技術力や表現力の進歩が、微妙な違いで、でているのですがお分かりいただけるでしょうか。
この「作品集」をご覧になられたご感想、またご質問などがございましたら、どんなことでもお気軽にメールでどうぞ。

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