寺社仏閣

目次
1奈良 薬師寺再建の塔
2目黒散策〜1
3西新井大師に物申すっ!!!
4お堂が廻るっ!!!
5地下伽藍が好き!・・玉川大師
6愛しのさざえ堂、ついに・・・・
7洞窟の弁財天・・2人・・
7巨石のいざない
8今度は、大仏が廻る!
9Googleの間違いみつけた
10それは 寺なの? 神社なの?

奈良 薬師寺再建の塔

 その昔、奈良の薬師寺に西塔が再建され、見にいきたくて・・行きました。(何年前だろ・・?)
 写真はスライドで撮影したものをスキャナーでとりこんだものです。このポジションが、よくガイドブックなどに出るところらしくて、東西の両塔が、並んでみえます。
薬師寺
 ご存知のとおり、薬師寺東搭はフェノロサが「凍れる音楽」と表現した三重塔です。裳層という、小屋根が各層にはいる、美しい形の塔です。
 本来は、薬師寺の伽藍は東西にふたつの塔があるものですが西塔は過去に、焼失していました。
 1981年に、その西塔が再建されたのでした。早速見に行くことにしました。

 まぁ、寺社建築の場合、我々はかなりの年数を経た建物しか見ることがなく、完成時のきらびやかな感じを知りませんので、その塗装とか新築のものをみると、落差にびっくりすることがあります。
 自分は以前にも法輪寺の再建された三重塔を見ていたので、その辺は予想通りでした。
 しかし・・・・・形が違う・
 みるとわかるように、屋根の勾配が違う・・・反り返りが大きいのです・・
 東搭のほうが、落ち着いてみえる。美しくみえる。・・・・今の寺社建築の技術では、東搭と同じものは再現できないのだろうか・・・・
 ふと、そんなことが頭にうかびます。

 白鳳時代の塑像は今でも作り方がよくわからない・・・唐招提寺の千手観音を解体修理したら、手が1本あまった・・
 そんな話が思い出されます。
  昔の技術は凄かったんだ・・・・
 今の西塔は「凍れる音楽」ではなく「踊る音楽」・・
 あるかたが、教えてくれました。「あの西塔の勾配は、計算されていて、1000年もたてば、東搭と同じような勾配になる」って・・
・・・本当かなぁ・・それだったら、100年ごとくらいに瓦葺き替えないとならないような気がするのですが・・・

 現実的は、自分にとっては西塔の再建は、東搭の美をより際立たせてしまったものになりました。

 1000年後の薬師寺をみたいものです。


目黒散策〜1

 なにげなく、目黒のHPみていると、結構りっぱなお寺があります。自分としては、仏像にまず目がいきます。
仏像の写真も、HPにあって、目を引いたのが、釈迦如来の立像・・・なんでも、国指定の重文だとか・・・
 ちょっと、見たくなって、それを目指して、目黒へ・・・・目黒駅を降りて目黒雅叙園の方へ向かいます。その仏像のある、大円寺は、雅叙園のすぐ横・・・・
 歩いて5分ほど、坂の下にそのお寺を見つけました。
五百羅漢
門を入るとすぐ、目に付くのは石造の五百羅漢・・そこだけみると、東京の目黒とは思えない・・・寺の向こうの背景の高層ビルがミスマッチです。
  ここのお寺は、江戸時代明和の大火事の火元となったところで、その時の犠牲者を弔うための、羅漢だそうです。

 これも、みれませんでしたが、阿弥陀堂にある、西運上人の像・・西運上人とは、実はあの「八百屋お七」の恋人の吉三の出家した名前なのです。
 「八百屋お七」由縁の寺であり、その名も「お七地蔵」という地蔵菩薩が安置されているようです

 実は目的の、釈迦如来はみれませんでした。秘仏扱いのようで、年間の決まった日のみに開帳するようです。
 なので、釈迦如来だけでなく、他の仏像もみるべく、再度、開帳日に行ってみようかと、思わせる寺でありました。

絵般若心経
 この寺の境内で、目を引いたものは、正式名称は知らないのですが、お経の書いてある、円筒の石がクルクルと回るものが二つ、あります。しかも、真新しい・・・
 ひとつは漢字で経文が書いてありますが、もうひとつは絵で「般若心経」が描いてあるものです。昔、文字が読めない人のためにかかれた絵般若心経・・・・それが円筒形の石の上に描かれています・

 この石はあきらかに、くるりと一周まわせば、お経を1回唱えたのと同じ効果がある、というものでしょう・・
 でも、それならわざわざ「絵般若心経」にしなくても・・・
  しかも、真新しい・・・・


 さて、大円寺を後にして、目黒不動の方へ向かいますが、途中で蟠竜寺という文字が目にとまります。
 そこには、岩屋弁天があると書いてあります。しかも看板には、山手七福神という説明が・・・
 どうも目黒周辺のお寺で七福神が祀られているようです。

 とりあえず、境内にはいると、狭いながらも、庭もあって、なかなかの風情です。本堂の奥にいくと、洞窟が・・・・
岩屋弁天
 入ってみると、狭い洞窟の中に弁財天が安置されていました。
 洞窟も、崩れないようにか、鉄で補強してあったのが、すこし興ざめ・・まぁ、仕方ないのでしょう。


 ちょっと、珍しいものを発見した気分で、寺をでて、目黒不動(五色不動の文、参照)で青木昆陽(甘藷先生)のお墓参りをして林試公園へと抜けた、ちょっとした散歩でした。


 ちなみに、目黒の七福神を下に記します。近々残りを訪問してみたいと画策しているところです。

 滝泉寺 恵比寿
 大円寺 大黒
 蟠竜寺  弁財天
 妙円寺  福禄寿 寿老人
 瑞聖寺  布袋
 覚林寺  毘沙門天


西新井大師に物申すっ!!!

 ある日、ネットで日帰りでいける範囲の面白そうなお寺を調べていました。ある文字が目にとまります。それは「さざえ堂」という文字です。
 読んでみると、江戸時代に現れた寺院建築で、東北〜関東にしか存在しないものです。「三匝堂」とも呼ばれ、2−3層の塔で、各層に霊場巡り等ができるようになっています。
 その構造が、入り口からはいって、1層をグルリと回って2層へ登りさらに2層を巡って、3層へ登り、同じ方向へぐるぐるとまわりながら下へ降りる一方通行の構造になっているという珍しい建物です。
 読んですぐ「見たい」という欲望がフツフツと・・・・どこにあるか調べてみたら、一番近くにあるのは、有名な「西新井大師」にあると・・・

 ワクワク感をおさえながら、自宅から1時間30分ほとかけて西新井大師へ行きます・・・
 さすがに関東三大師、広い境内に、おおきな本堂。おりしも七五三の季節で、参拝客も結構多いです・・
西新井大師さざえ堂
 お目当ての、「さざえ堂」はすぐわかりました。境内の隅のほうに、ひっそりとその三層の姿を・・・しかし、やけに古ぼけているなぁ・・確か明治時代に再建のはずなのに・・
と思いつつも、近くに寄って見ます。
 説明の看板を読み、入り口を見ると・・・・「ありゃ・・」カギがかかっています。しかも、直近であけた形跡もない・・隙間から中をみると、なんか薄汚れている・
 入れなさそう・・・でも、ここまで来たからにはと思い、お寺の人に聞いてみますが、入れない、とのこと・・ガッカリ・・

 その後、家に帰ってからネットで調べると、西新井大師の「さざえ堂」は、階段も取り払われているそうです。
 掃除すら、ろくにしてないような保存のしかたでは、「さざえ堂」も可哀相だなぁ・・

 西新井大師さん!!このHP見てたら、すこし考えてくださいな。せっかく「さざえ堂」という、珍しい建築を昔の人が作ったのに、それに興味を持つ現代の人が見れないというのは如何なものでしょうか???
 見れないだけならまだしも、あの保存状態はちょっと、文化財が泣くというものでしょう・・
 それとも、西新井大師では、価値がわからないのでしょうか?

 どうしても、「さざえ堂」は見たいので、拝観可能な、群馬か埼玉の寺へいく計画を立て始めております・・・


お堂が廻るっ!!!

 世の中には変わった建物があるようです。当サイトのミステリーコンテンツのところにもへんてこな家の紹介があります。(ミステリー>綾辻行人>天才建築士! 参照)
 今回は、やはりネットで寺社仏閣関係を検索していたら、偶然みつかったところです。場所は神奈川県藤沢市、まぁそこそこ近いし、藤沢市も何回かいったことがあり、多少は知っているところです。
 さて、東海道線にのり藤沢でおります。駅から山側の方面に歩いていきます。事前に地図で調べていたので、道は大丈夫でした。
 どうも、土地柄、源氏関係の鎌倉時代の寺社仏閣が多いようです。
 目的の「感応院」は、歩くこと15分程度で、すぐに見つかりました・・・・が、山門に寺の名前すらありません・・雰囲気も、かなり、ひっそり・・
 たぶん、そこだろうと、だぁーーれもいない境内に入っていきます。弘法大師ゆかりの寺らしく門をはいった正面には弘法大師の像があります。

 見渡すと・・・・ありました、目的の建物が・・・・境内右手の奥にひっそりと・・そこは鳥居があって「三嶋大明神」の文字があります。お寺の中に神社があるのは別に珍しいことではありません。まぁ、神も仏もごちゃまぜってことで・・

回転堂
 さて、鳥居をくぐると直ぐに、横幅1間半くらいの小振りのお堂が建っています。上からみると正方形のお堂・・・よぉっくみると、建物が土台からすこし浮いている・・さらに、よく見ると建物中央にある部材だけで、支えられているのが、わかります。

 そう、このお堂は、そこ中心に回転するのです。なんの説明書きもないので、よくはわからないのですが、お堂の4面に、異なる神が安置されていて、グルリと回して全部にお参りするってことなのではないでしょうか・・・??
 お堂の礎石の入り口には、鎖がはってあって入ってはいけないようでしたが・・・・・お寺には誰もいないのをいいことに、ちょこっとだけ入らさせて頂きました。(すいませんっ!!)
 当然、お堂を、ちょこっと廻してみたかったのです。あまり廻して壊すと大変なので、左右両方向に30度づつだけ動かしてみました。
 お堂が小振りなこともあって(縦横2m50位、高さ3m位)割と楽に廻ります。

 とまぁ、今回はお堂も見れたし、実際に廻せたのでそこそこ満足して、他の周囲のお寺を見学して帰ってきました。

 ここの周辺は、となりの遊行寺が一遍上人の時宗の寺、となりが日蓮宗の寺だったり・・その奥に義経の鎮魂の神社(白旗神社)があったりと、鎌倉時代の香りのする寺めぐりでした。


地下伽藍が好き!・・玉川大師

 なんと、デジカメを新調しました。買い替えです。(まぁ古いやつは二束三文ですが多少の足しには・・・)
2月にしては、暖かな日でしたので、試し撮りもかねて、近くの寺へちと散策に行きます。なぜ近くかと言うと、デジカメを新調したから、交通費も削減しようと自転車で行ける範囲にします。
 我が家から自転車で、ゆっくりで30分ほど・・東京世田谷区の二子玉川に着きます。割と高級志向の場所でして、高島屋に入っている専門店も高級・・・
 こんなところに寺なんかあるの???
玉川大師本堂
 「玉川大師」の名前をたよりに、なんとか道端に看板を見つけます。入り口は車3台ほどの駐車場がすぐに階段になり登ると本堂があります。
 なぜか、人がたくさんいます。なんでもテレビで紹介されたとか、言ってました。

 ここは、地下遍照金剛殿といって、地下の霊場が名物・・・そう、このサイトでも以前に紹介した横浜の「田谷の洞窟」に似たような感じを想像していました。

 その地下への入り口がどこにあるかと、見回したのですが、わかりません。まぁ、とりあえずお参りをと、本堂に登ってお賽銭を少々・・・ なぜかみんな靴を脱いで、本堂の中にはいって行きます。
 そう、地下霊場へは本堂の中から入るのでした。・・・「田谷の洞窟」が屋外の洞窟で、すっかりその印象でしたので、ちょっと意外な感じです。

 本堂へ入って左隅に、地下室へ下がる階段が見えます。参拝料100円を払い、霊場へ入場するための注意点を聞いて、いよいよ入ります。
 なんでも地下5mとのこと・・・

 階段を下ると、最初は「本当に真っ暗闇!!!」何も見えません。言われたとおり、壁の右伝いに進みます。安全なようにスロープになってますが、足元も見えないので、おそるおそる進みます。とボーーっと明るいところにでます。
 そこが地下霊場・・・おびただしい数の仏像・・・ 薬師如来、大日如来・・・地蔵、観音・・・
玉川大師地下
しかし、天井とかよくみるとコンクリートです。そう、ここは昭和9年の建築。かなり新しいものなのです。
 おびただしい仏像郡を見ながら、四国八十八霊場の大師像を祀ってある場所とか、かなりの距離を歩きます。(全長100m)

 真っ暗闇の通路では、「ローソク、懐中電燈」は禁止なのだそうです。思うに、隔絶された世界に入るので、外界と精神的にも遮断するために、「真の闇」を抜けさせられるのでしょう・・

 また地下からでるところは、暗い穴の向こうに光がみえてそっちの方向にかなり長い直線を進みます。「胎内から誕生」の疑似体験なのでしょう。
 ここで、何か落としたら絶対みつからない・・・なんて俗なことを考えます。
 通路で、ずっと右手でさわってきた壁には、経文が書かれていて、地下霊場を1周すれば、お経を唱えたことと同じになるのでしょう。

 霊場内は、「明かりは禁止」なものの「撮影禁止」ではないようなので、暗い中撮影を敢行しましたが・・・様子はわかるでしょうか・・・


 新しいわりには、「なかなか凄い所」だなぁという感じはします。「田谷の洞窟」ほどの執念は感じませんでした・・・


愛しのさざえ堂、ついに・・・・

 本サイトで以前、西新井大師のさざえ堂を見学にいって、見事期待を裏切られた話を書きました。それ以来、自分の中では、「さざえ堂に逢いたい!」という思いが強くなる一方です。(笑)
 あのあとすぐに、群馬の太田か埼玉の児玉にあるさざえ堂に逢いに行く計画を立てたのですが微妙な遠さに、なかなか実現しませんでした。
 しかし、ついに実現したのです!GWの休みを利用して、埼玉県の児玉町にある、成身院というお寺にある「百体観音堂」に行ってきました。
 神奈川にある我が家から約3時間ちょっとで児玉町へ・・そこから地図をたよりに3Kmほどの道程を歩きました。
  (ちなみに、児玉町はJR八高線が通っていますが、1時間に1本あるかないかの八高線より、高崎線本庄駅から朝日バス(25分)で児玉町に入ったほうが楽そうです。)

 ねぎ畑がひろがる中、山門が見えます。なかなか立派な仁王門・・そこをくぐりますが・・はて??・・すぐちかくにある新しめの建物が本堂のようですが、肝心のさざえ堂は・・・・
 そのまま、道なりに登っていくと、「ボーーン」という鐘の音が・・その音を頼りに5分ほど坂道を登ると、小高い丘の上に、二層の高閣が姿を現します。

 入り口で拝観料の300円を支払い、いよいよご対面!!!・・おりしも、近所の小学校の遠足とぶつかり、にぎやかなことこの上ありません・・笑

百体観音堂
 入り口に下がっている「日本一大きい鰐口」を小学生が鳴らしていたのが先ほど下から聞いた「ボーーン」という音でした。

 「百体観音」と書かれたスリッパに履き替えて中に入ります。言われたとおりに時計回りの方向に曲がって行きます。
 百体観音と言う名は、「秩父三十四霊場」「坂東三十三霊場」「西国三十三霊場」の合わせて百体の観音像が祀られているところが、その名の由縁です。
 壁にはぎっしりと観音像が安置されています。 観音堂回廊
 それらの観音像は地元の方たちが寄贈されたもので、大きさも古さもマチマチです。

 さて、回廊をぐるりとまわり建物の四分の三ほど回ると、行き止まりになり左手に、推定斜度60度の急階段(ハシゴというべきか・・)がありそこを登ると、第2層になります。そこもさらに時計回りにまわります。
 さざえ堂は、外見は2階建てなのに、内部が3層構造になっているので、第2層の部分はなにか宙吊りになっているかのようです。
 第2層部分
 第2層には中央に部屋があり、「阿弥陀」「薬師」「釈迦」の如来像が安置されています。
さらに時計回りにまわると、今度は内側に第3層への階段があります。「頭上注意」の張り紙のあるとおり、すこし低くなっている部分をくぐるようにして第3層へ上ります。
 第3層はいままでとは逆で、反時計回りに回廊を回っていくと、第3層の正面(外から見て2階の正面部分)に出ます。ここで、外のベランダ部分に出れます。
 通路は折り返しのようになっていて、急な階段をいっきに直進で第1層まで降ります。
 第1層では、入ったときに通った回廊の内側にもうひとつの回廊があり、やはり時計方向へ回っていくと、第1層の中央の部屋(お経を読むところ)のわきをとおって、入り口に戻ってきます。

 初めての「さざえ堂」は、なかなかの衝撃でした。その構造の複雑さもさながらに、なにか異空間にはいったような不思議な感覚がします。
 拝観料は1回払えば何回入ってもいいようなので、2回ほどじっくりと回りました。
 なにか玉川大師の地下回廊や田谷の洞窟を、立体的に地下とは反対に上のほうへ創っていったという感じがしたのでした。
 百体観音も同じく真言宗の寺・・・・こういうのは密教的な発想なのでしょうか・・
 しかし、地下回廊に漂う執念的な雰囲気とは異なって、もっと潔さみたいなものを感じます。

 今回の「さざえ堂」見学は、満足度120%!・・初めて見た「さざえ堂」でしたが、すっかり「さざえ堂ファン」になっていました。

 次は、構造の異なった会津若松の「さざえ堂」を激しく所望っ!!!!

洞窟の弁財天・・2人・・

 梅雨入り前の、休日の日・・天気もよさそうなので、めぼしをつけていた、地下霊場を散策に行くことにしました。
 場所は、東京稲城市・・・京王線よみうりランドから徒歩でいけそうです。前夜のうちに、ネットで地図をしいれて、買ったばかりのポケコンにいれておきます。(道具はつかわねば・・)
 自宅より電車を乗り継ぎ、30分ほどで、京王よみうりランド駅・・意外に近いなぁ。しかも休日とあって、ほとんどは「よみうりランド」へ遊びにいく人たちばかり・・・駅前からは、「よみうりランド」へ直行のゴンドラが運行されてます。向こうには観覧車がみえます。

 さて、遊園地とは無縁ですので、ゴンドラを横目にながめながら、目的地の「威光寺」へ・・
徒歩、10分もかからずに「弁天洞窟」の看板・・・すぐわかります。しかも「新東京百景」に選ばれたとか・

 境内に入りますが、午前のせいか、だぁーーれもいません。洞窟拝観料300円を支払い、入り口の方へ・・・
 そうそう、やはりこのお寺も「真言宗」・・またも地下霊場は真言宗かぁ・

 洞窟入り口にはやはり、池にかかった橋を渡ります。やはりというのは、「田谷の洞窟」に入り口の雰囲気が、そっくりなのです。ちょっと、田谷より小ぶりかな・・・

 もらったマッチで、借りた蝋燭に火をつけて入ります。特に順路はないようで、入り口のところにあった内部地図を頼りに進みますが・・・・・まったくの暗闇・・
 こんなこともあろうかと・・・・あれっ・・?持ってきたはずの懐中電灯がない・・わ、わすれたぁ・・・痛恨;;;
 参拝客もだーーれもいないので、一人で中に入ります。
弁天洞窟の白蛇
 しかたないので、蝋燭をたよりに中を巡ります。途中、白蛇の彫刻もあり、大黒天なんかの像も暗闇のなか、なんとか確認できました。蝋燭の火も数回消えてしまい、そのつど火をつけます。
 火がきえると真っ暗・・・こんな暗闇で、後ろから肩でも叩かれたらびっくりするだろうなぁ・・なんてビクビクしながら、何事もなく白蛇の彫刻も胴体部分の撮影敢行してきました。
 思って頼り、小さいかな・・って、「田谷の洞窟」がでかすぎるのかも・・・


 さてその足で、来た道をもどり、さらに多摩川方向へ10分ほどあるくと、「穴澤天神」の看板が・・
 それにしたがって、山道・・・本当に住宅街からハイキングコースになっちゃうのです・・を登ると穴澤天神がみえます。京王線の音さえなければ、静かな神社・・・ここに目的の「弁天洞窟」(その2)があるはずなのですが・・・・境内みわたしてもどこにもありません・・・・

 おかしいなぁ・・と思いつつ入り口の鳥居のところまで戻ると、石でできた案内があります。
 なんだ、山の下なんだ・・・・階段をおりていくと、数人の人が行列をつくっています。
 えーー参拝するのに並ばないといけないのかなぁ・・そんな人気スポットだったか・・
 と思いながらよくよくみると、「弁天洞窟」のわきから、湧き水がでているではありませんか・・「御神水」だそうで・・それを汲みにきている近所の人たちでした・・・
 なかなかの人気らしくて、常に数人の行列です。ポリタンクに何個も汲んでいく人たちもおります。
 水道水より湧き水のほうが、ご飯でもお茶でも、おいしいんですよね・・

穴澤天神の弁天
 我が家の近所にも「鶴見の湧き水」があるわい!と思って、とくに行列には並ばずに「弁天洞窟」のはいってきました。
 こっちのほうは、入り口からすぐ一番おくのところまで見えて、クルッと一周するだけで、せいぜい数mのものでした・・しかし、水がひたひたと天井からおちてきて背中が冷たかった・・・

 と、今日は特徴あるふたつの「弁天洞窟」を回ってなかなかおもしろかった寺社巡りでした・・
  しかし、おなじ弁天洞窟で、こんな近所で、かたや寺、かたや神社・・うーーむ


  
巨石のいざない

 ネットサーフィンしていた、あるときです。 ふと目にとまる、神社の紹介がありました。
  「白石神社」・・・・・・場所は、京都の山科です。
山科というと 小野小町が有名ですが・・それとは、無関係のもよう・・・


 何が、目をひくかって、境内の大きな石・・・・
  どうも、自分は、巨石に惹かれる傾向にあるようです。明日香の石の記事もあるように、巨石が好きなのかもしれません・・・

  さて、場所は、京都ですが、ちょうどでかける機会もあり、巨石を見に行くことにしました。 巨石が、いざなっているのかも・・・・・


 山科は京都駅のお隣の駅・・・京都市内とはいえ、山を越えたところなので、ちょっと京都とは赴きも違う感じですね。
 目的の神社は、すこし遠いので、楽をしようとタクシーで行くことにします。

 タクシーの運ちゃんに、「白石神社」というと、「大石神社の間違いじゃないですか?」って言われて、そっちじゃないと訂正・・・
 どうも観光地でないためか、運ちゃんも知らないもよう。
  無線で、連絡して場所きいてます。 こっちも、もってきた地図みせて、ここだここだと・・

 何とか場所もわかったようですが、「あんな辺鄙なとこの神社、みるものなんて ないですよ。」といわれて よほど、こっちが、変わり者の観光客と思ったのかもしれないですね・

  途中、神社近くをあるいていた 地元のおじいさんに、運ちゃんが道を確認してましたが地元の人は、「しらいし神社」と行ってました。 「しろいし」なのか「しろいわ」なのか、いろいろでしたが、地元では「しらいし」のようです。

 さて入り口には、記念碑と立て看板があり、すぐ奥に鳥居が見えます。
  調べたとおり、御神体は「イザナギとイザナミ」と書かれています。こんなところの神社の御神体が「イザナギとイザナミ」???そんな大物の神様・・・
 そうおもいつつも、山のほうへ鳥居のほうへいってみます。 うっそうとした杉林になり虫がいっぱい・・・・
 他に 訪れる人もいません。
白石神社参道
ほどなく社がみえます。門も祠も わりと新しめですね。祠の右手に巨石がみえます。
 階段を上って、狭い境内にはいり、巨石を眺めます。

白石神社門














巨石
 注連縄がはってあります。普通考えれば、これが御神体のはずだと思うのですが、祠の横に位置しています。
 イザナギ、イザナミが、御神体で、巨石というと、ヨモツヒラサカを想像しちゃいますけど、どうなのでしょうねぇ。


 あまり詳しくはわかりませんけど、狭いながらも、巨石の存在する境内は、すこし異空間の様相です。
  しばしの間、その空間と時間を楽しみ、虫になやまされながらも、神社を後にしました。


  調べてみると、このように、石を祀ってある神社は、日本全国たくさんあるようですね。
  すこし はまりそうです。


今度は、大仏が廻る!

 以前にお堂が廻る神社のことを書きましたが、今度は大仏が廻るところへ行ってきました。
 妙法寺というお寺で、世田谷の砧公園近くの世田谷通りと、祖師谷大蔵通りのぶつかったあたりにあります。

 我が家から、自転車でいけそうなので、自慢のGPSとマップルポケットを頼りに 自転車で行きますが、世田谷、祖師谷と谷が着く地名・・・・
  坂道ばかりで、すこし後悔します。

さて 砧公園を過ぎて坂道を下っていくと、「おおくら大仏」の看板が電柱に見えます。矢印もあったのですがGPSを信じて、矢印とは別方向へ。
おおくら大仏 その1


 ほどなく世田谷通りにでて、妙法寺のほうへ細い道をはいっていきます。ちょうど妙法寺の墓地の横を通ると、卒塔婆の向こうに大仏の立像がみえます。
 思ったほど大きくないかなぁ・・・ しかしながら、墓地の端にあり、卒塔婆の向こうにみえる、姿は観光用というよりは、実用(?)の仏像という雰囲気・・


 ぐるりとまわり正面の山門から、はいると境内は、おばちゃんが掃除してました。
 そのまま、大仏のある墓地のほうへ・・・・ お墓参りの方が、ちらほらと・・


  一番向こうの隅にある、大仏のところへ行きます。 すこし高いところにいらっしゃいますので階段を上って間近に見上げます・・・・
 あれ・・?  なんか 動いてる・・・・・・台座をみると、ゆっくりと、廻っているではないですか・・


 どういう条件で廻るかはわからなかったのですが、階段を上るところに センサーがいくつかついてます。
おおくら大仏 その2


  ここを通過すると、約30度くらいでしょうか、廻っているようですね。

  調べてみると、夜になると、180度廻って、道路側を向くとのことです。 午前にいったので、180度回転はお目にかかれませんでした。


たしかに、ハイテクなお寺ですね・・・

  帰りは、すぐ近くにある、円谷プロのウルトラマンを見てから帰りました・・



Googleの間違いみつけた

このところ 狛犬に興味持ち出して 神社を あちこち 歩いています。
 その日は 横浜市戸塚区にある 神社をあちこち 地図にまかせて 歩きまわっていると ふと GoogleMap上で 「第六天満宮」という神社があります。
GoogleMap第六天満宮


 変わった 名前なので 行ってみます。 おおよそ 神社は地元の地名がつくか あとは浅間神社、諏訪神社といった 祀ってある神によって 日本全国同じ名称の神社になっているのが 普通のようです。
 そこの名称を そのまま信じるなら「第六   天満宮」 になると 思われるので 六番目の天満宮  ということになり 祀ってあるのは 天神さま・・・ つまり 菅原道真公ということになります。










 ところが いってみると 小さな神社であることは いいのですが 鳥居の看板よーーくみると・・・・
 「第六天宮」と書いてあります。 「天満宮」とは 書いてありません。
 気になったので あとで 調べてみると 「第六天宮」とか「第六天神社」というのは 「第六天魔王(他化自在天)を祀る神社」なのです。
 つまり 祭神は 菅原道真公ではないのです。 この第六天魔王を祀る神社から 明治以降は 面足命・惶根命(オモダル・アヤカシコネ)を祀る神社になってはいるのですが それにしても 菅原道真公とは 無関係です。

第六天宮 鳥居


 鳥居の看板が 正しいわけなので GoogleMapの表記は 間違いということになります。 そもそも「第六天満宮」という神社は 存在しえないのですね。


 もし Googleの関係者のかた 見ていただく機会が あったなら 是非とも修正しておいてください。

祀ってある神が違うのですから 極端にいえば キリスト教教会に 「曹洞宗 ○○寺」と表記している間違いと 同じってことですから・・

*GoogleMapは 修正されているようです。(2012.1.30)






それは 寺なの? 神社なの?

よく 寺と神社は どこが違うの? と質問されます。  仏教が寺 神道が神社だから 宗教が違う・ と答えます。
 まぁ それは それで あっているのでしょうが ども 日本の寺と神社って 境界線は あいまいな 気がします。

鳥居と鐘楼


 それは 建物とかにも あらわれている 気がします。 たとえば この神社。 湘南地方の神社なのですが 通常 寺にしかない 「鐘楼」が この神社には 存在します。
 ども 相模の国の 神社には 「鐘楼」が ある神社が ざらにあるのです。 以前 お寺だったとか 神社から寺になったというわけではないようで 神社によっては はっきりと 由緒で ○○神社に鐘楼が 寄贈された・・・ という記述があるので この地方では 神社にも鐘楼があるようです。

 ということは 除夜の鐘のときには 神主さんが ついているのでしょうか・・? その姿を みてみたい気がします。


寺と狛犬
 さらには この写真のように 「狛犬」がいる 寺があります。 普通 「狛犬」は 神社のものだと 思ってましたが この横浜の「成田山 横浜別院」には 狛犬がいます。 それも 立派なのが・・・
 これも 調べてみたら 本家の成田の「成田山新勝寺」のほうも 狛犬がいるそうです。
 なにげに 不思議な眺めではありますが・・・・ そういうものだと 思うしかないのでしょうか。







鈴と鰐口
 最後は 最近発見したのですが 近所の神社いったときです。 普通神社は 賽銭箱の上は 鈴があって 賽銭いれると 鈴を シャンシャンと 鳴らします。
 それに 比べて お寺の場合は ないところもありますが 鰐口という 鐘を ボーーンと鳴らします。
 この神社は なんと 鈴と鰐口と 両方がついています・・・ いったい・・・・??
  こういった 寺と神社のあいまいさを 示すようなものが 時折あったりします。 なかなか 興味深いのでは ありますが・・・ なんか 不思議な 眺めではあります。




  
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