好みのマジック−その4−

目次
14Aコレクター+α・・・・
24Aオープナー
3ショーン・ファーカーレクチャー in 横浜
4エリス・リング
5カクテルマトリクス・コインボックスバージョン2+α!!!
6アルフォンソ レクチャー in 横浜
7珍しく ロープマジック・・リンキングロープ
8アロン・フィッシャー レクチャー in 横浜
9ドク・イースンのシカゴ・オープナー
10フライング・クィーンから・・・

4Aコレクター+α・・・・

 クラシックパスというカードマジックのテクニックがあります。
 無論、自らの手だけで行うもので、道具はいりません。
 このテクニックを習得することは、強力な道具を持つことと同じです。

 しかしながら、非常に難しいテクニックです。その困難さと、うまくできたときの不思議さゆえに、このテクニックは多くのカーディシャンを魅了するようです。
 カードマジックをするマジシャンは必ずといっていいほど、このテクニックを練習します。
 しかし、その難しさと、代替の方法もかなりあるので、使用をやめてしまうマジシャンも多々いるようです。


 さて、クラシックパスというと通常は、特定カードのコントロールに多く使われるものだという認識があると思います。
 自分も多少は使用しますが、カードのコントロールの為にクラシックパスをするときは、ミスディレクションを利かせて、じっくりとは見せないようにすることが重要だと思ってます。
 要は、あまり注目されてるときに、クラシックパスはやるものではない。ということですね。


 ところが、この考えとはまるっきり逆の、非常に挑戦的なマジックもあるのです。
  クラシックパスを、カードの消失に使うのです。
 デックのトップに1枚のカードを表向きにおいて、それをクラシックパスで消すのです。
 ジェームズ・スウェイン氏のバニシングエーセスが有名ですが、4回も連続でクラシックパスでAを消すので、相当に自信がないとできないマジックでしょう。
 やはり、あまりに挑戦的なため、マニアの間でも賛否両論あるようです。


 最近、ジェフリー.ラタ氏のバニシング.コレクターというマジックを知りました。
かつ、氏はバニシングコレクターから、さらにAとQの交換現象をクラシックパスで行うマジックをレクチャーしてくれました。
 このルーチンなど都合9回ものクラシックパスを観客注視のなかで行わなければなりません。
 あまりに、挑戦的なこのマジック・・・・・
4Aコレクター
 氏の手順を簡単に紹介しましょう。
1.Aを4枚テーブルにおきます。残りのデックから観客に3枚のカードを選んでもらって返してもらいます。

2.テーブル上のAをデックのボトムにおき、最初の1枚をトップに表向きにおきます。

3.デックを両手でもつと、表向きのAは消えます。同様に残りの3枚のAを1枚づつ消します。

4.デックをリボンに拡げると、デックの中央に表向きのAがあり間に裏向きのカードが1枚おきに挟まっています。そのカードを表向きにすると観客の選んだ3枚のカードです。

5.さらに、「このマジックは本当はAじゃなくて絵札のQでやるんだった・・」といってデックからQを4枚だして表向きにテーブルにおきます。

6.先ほどのAは間に観客のカードが1枚おきに挟まったまま、デック中央に戻します。

7.デックを手にとり、テーブル上のQをトップに表向きに置きます。

8.両手でもつと、Qが同じマークのAに変化します。(ここではクラシックパスをカラーチェンジで使用してます。)

9、残りの3枚のQを、同様に1枚づつトップに置くとすべてAに変化します。(カラーチェンジ)

10.最後にデックを拡げると、中央に表向きにQが4枚あり、1枚おきに裏向きのカードが挟まっています。表向けるとやはり観客の選んだ3枚のカードです。


 ジェフ・ラタにはなれないものの、少しは、近づきたいと、毎日通勤電車の中で、窓ガラスに向かって、パスしつづけています。



4Aオープナー

 カードマジックには、同じ数字の4枚のカードを使用するマジックがあります。特に、4枚のAは、よく使われます。

 これらのマジックをするときに、普通ですとデックを広げて、1枚づつAを抜き出します。
 しかし、マニアになってくると、どうも普通のAの出しかたでは、あきたらなくなってきます。
 ちょっと変わったオープニングの演技で4枚のAを出してから、続けるといった感じでやりたい人は多いと思いでしょう。

 いわゆる4Aの定番で、デックを4つのパケットに分けると、それぞれのトップカードがAだったとか、デックをシャっフルしたりカットしたりしながら、次々とAを取り出したりする方法を良く見ます。

 自分もいろいろなオープニングをやりますが、特に気に入っている2つの方法を紹介しましょう。


(1)マーク・イェーガーのCutting The Aces
 Aを使うと言ってデックをカットしてカットしたパケットのボトムを見せますがそれはAではありません。
4Aオープナー1
 再度やりますが失敗します。そのまま二つにわけたデックを横にずらせて持ちテーブル上をなでるようにしてボトムを見せると、ずらせて、持った二つのデックのボトムは両方ともAです。
 そのまま、デックをふたつにわけて両手でそれぞれを持ち、Aの面を客に向けてデックを重ねると重ねた間からAがくるっと回転しながら現れます。
 最後はデックのトップカードが回転してA。
 都合4枚のAが現れます。
 これは、カードの動きおもしろくて、覚えた直後はよく使いました。
 花が咲くような感じで、Aが現れるのがいいです。
   注(記載している方法は自分でアレンジしてますので、マーク・イェーガー氏のハンドリングと多少異なります。)




(2)Hip Hop Pop Move
4Aオープナー2
 これは、よく見る方法ですが、なかなか難しく、最近やっとできるようになったので多用しています。

 デックを二つに分け、横向きでそれぞれを両手で持ち、ふたつのデックエンドを近づけて、振ると表向きのAが1枚、縦になって飛び出きます。
 つぎつぎと4枚のAが同様にでてきます。
 これは、ハンドリングもいくつかあるようで、デックをV字にしてAをスルッ出す方法もあるようですが、見た目にはデックと90度にAが、ピシッと現れるのが好みです。

特にビデオで見た、ジェフ・マクブライドのハンドリングはエースがぱっと現われるようで秀逸です。
  しかも、綺麗に直角に立つのです・・ これを見たので、かなり練習したという話もあるのです。
    シンプルなようですが、なかなか奥深い技法で、うまく現われたときは、演じているほうも、爽快感がある技法ですね。

 

ショーン・ファーカーレクチャー in 横浜

 2005年7月23日、横浜でショーン.ファーカーのレクチャ―が開催され参加してきました。
 ショーン.ファーカーはFISMのクロースアップで2位の実績、クルージングマジシャンとして、現役バリバリのプロ。
   かなりの期待をもって参加しました。

はっきり言って、楽しくて、勉強にもなり、なかなかよかったです。

 とても、明るい人柄のようで、サービス精神も旺盛なのか、レクチャー前から周りにいる人にマジックを披露・・・
 自分も見に行ったら、デックを握らされ、トライアンフをやってくれたのですが、ふと腕をみると、自分の腕時計が消えてます・・・やられた・笑
 そんな楽しい感じで、レクチャー前の時間も過ごせました。

 レクチャーも、全般的な印象では、プロらしく、とても実用的なマジックが多く、しかも、演じるのに、危険度はすくなく現象は華麗にという感じで、とても勉強になるものばかり。
 しかも、ビデオカメラで、テーブル上をプロジェクターで壁に映して、後ろの人にも見えやすいようにと、気遣いもしてくれました。

 レストア・カードのアイデア。CDのマジックのギミック。デックスイッチの方法。
すべて実用的で、すぐ自分でもやりたくなるものばかり・・・ギミックも、手作りできるものなので、それもいいことですね。レストアカードのギミックは早速つくってみようと思っています。

 細かいテクニックより、ミスディレクションの使い方とか、演技のタイミングとか、いかに、「やさしく、綺麗に」マジックをするか・・・ ということが、印象に残るレクチャーでした。


 しかし、最初にやった、カップ&ボールは、驚きました。普通のルーチンとは、ちょっと違うなぁと思って見始め・・・・・
 ボールの移動、貫通、大きいボールの出現・・・・・ここまでは、すこしハンドリングが違うなぁという程度だったのですが・・・
 両端2個のカップが、ソリッドカップ・・・・・・・
 最後のカップからは、小さいカップが2つ出現・・・・・・と、思ったら・
最後のカップもソリッドに・・・・
  素晴らしい・・・(ちなみに、これは演技だけ)


 それと・・・・クラシックフォースが、やたら上手い・・・


 今回は、レクチャーノートにサインしてもらうときに、自分の名刺も渡してきました。
なんでも、コレクションしているそうで・・・最初にそのことを、聞いていたので、PCで名刺を新調してレクチャーに出かけたのです・


 では、レクチャーノートでも、読み返しましょう。


エリス・リング

 エリスリングという道具があります。写真のようなもので、真ちゅう製のリングです。
エリス・リング
 通常は客に親指に、リングをいれてハンカチをかぶせて、リングをぬいてポケットにしまうのですが、瞬時に指にもどってくるというマジックです。

  真ちゅう製のリングという素材にひかれて購入したのですが、あまり通常の方法ではやらずに、主に、ロープとリングといった使い方をしていました。

 ロープからリングがぬけたりはいったりする、ルーチンの一部で利用していました。


 つい最近、エリスリングの改良版ともいうべき「ヘキサゴナル・エリスリング」が発売され、さっそく購入しました。
ヘキサゴナル・エリス・リング
 従来のリングと異なるところは、丸い断面ではなく六角形になっている点でしょう。
その形状によって Sリングとの、境界面が判別しにくくなるという利点があるようですね。

 さらに、このセットには、Kリングもついているので、ロープとリングをやるにはうってつけのセットです。


  通常のリング、Sリング、Kリング・・・・これだけあれば、いろいろ、アイデアもひろがってくるってものです。
    しかも、従来のジョンソン製のエリスリングに比べて、値段も安いのがいいですね。



  最後に、トリックス製のリングを載せます。これは、金色のリング、銀色のリングとDFリングという組み合わせです。
トリックス・リング
   これも、いろいろ使い方には、想像をかきたてられますね。


 ロープ一本と、リングを使う割と地味なマジックですが、なぜか、そそられます。
 

カクテルマトリクス・コインボックスバージョン2+α!!!

以前に、カクテルマトリクスのコインボックスバージョンをアップしましたが、最近なにげにコインをいじくっていて、さらに改案(改悪?)を思いつきました。

 前案では、DFコインを使わないようにしたのに、またぞろDFコインを復活させました。(笑)
  現象的には、似たようなものですが・・・・エキストラを使わなくてすみます。


  中央のコインボックスに銅貨をいれておきます。四隅のコインのうち2枚を持つと1枚づつ移動します。
 最後の1枚のときに、客に3枚のコインを握ってもらいます。
 一回目は、移動しません。
 再度握ってもらい、最後の1枚に息をかけると銅貨に変わります。
  客の手に4枚のコインが移動しています。
   コインボックスをみるとからです。


  さて、このとき、テーブル上にはDFコインがあるわけです。単にスイッチでもいいのですが、せっかくDFコインがあるので、続きのマジックをすることで、一連のルーチンにします。


 もう1枚使うといい、チャイナコインを出します。
  銅貨、銀貨、チャイナと、1枚づつ3種類のコインを使用します。

   3枚をコインボックスにしまいます。
 手の甲にのせるウォンドで叩くと銅貨が貫通します。 コインボックスをあけると2枚しかありません。
  さらに2枚のコイン(銀貨とチャイナ)をコインボックスにいれて手の甲にのせウォンドで叩くと銀貨が貫通します。ボックスのなかは、チャイナのみ。
 最後に、チャイナコインをボックスにいれ、手の甲にのせウォンドで叩くとチャイナが貫通してボックスの中は空です。


  と・・・これで、DFは処理できてしまいました・・・・・・テーブル上はすべてレギュラーコインです。

     そのためだけの、付加的ルーチン?・・笑

 また、そのうちやってみましょう。
    


 
アルフォンソ レクチャー in 横浜

 2006年8月15日、アルフォンソのレクチャーが新横浜で行われました。 開始時間より、1時間もまえに行ったのに、もうすでに、人がいる・・・・

  さて、レクチャー開始時間の20分ほどまえ、アルフォンソが自分に声をかけてくれました。
  先月発売になった、マジックハウスに掲載された、自分の3枚のチャイナコインのリボンのルーチンが気になるようです。
 「あのルーチンは、お前のか?」と聞かれ、そうだといったら、見たいというのですが、あいにくチャイナコインもリボンも持ってなかったのですが、二人で、チャイナコインだしあって(笑)もっていた紐で、なんとかやってみました。
 そのさいに、ちょっとアイデアももらい、かなりうれしかったです。


  レクチャーは、カードとコインが中心でしたが、自分的に注目したところを、すこし書きます。

  まず、指輪のルーチンですが、アルフォンソの改案部分で、ロープ通した指輪を、左手ににぎりロープの両端を右手で引くのですが指輪を握っている左手を、ぱっとひらき、その状態を保持してから、ワンツースリーで、そこから指輪がポロッツと落ちるのです。
 なかなか、ビジュアルで、お気に入りになりそうです。

 もうひとつは、3枚のコインの消滅と出現ですが、3枚あったコインが、2枚になったときは、ホントにおどろきました。
 あとの解説でわかったのですが、スリービング・・・・しかし、あのタイミングで、あのスピードでスリービング・・・
  ちょっと、まねできないかなぁという感じですね。

  カードでは、プリセットですね。
  「リセット」の改案なのでしょうが、入れ替えは一度だけ、しかも一瞬・・・・現象はとてもシンプルなのですがそこにいたる、ハンドリングの難しさ・・・・見たときは、なにしてるか全然わからなかったのに、解説されて、びっくり・・・
  似たようなコンセプトの入れ換えを、リーアッシャーのレクチャーでもみましたが(これも、難しかった)見た目は、アルフォンソの方がシンプルで、不思議にみえました。
    これも、まねできないかな・・・笑

   最後にやった、コインアセンブリ。本人は、最近やってないので・・といいながらも、シンプル、かつあざやかに・・
カードを、スリあわすモーション、カードの場所の移動とか怪しげな動作を一切排除して、カードをあけると1枚移動するだけという見た目にはとてもシンプルですが とっても不思議です。
 これは、アイデアが、とてもよくて、かなり気に入ったので、練習中です。


 全般的に、彼は、現象をシンプルにするということに、主眼をおいて、そのためには、難しいテクニックも楽々こなしている感じですね。

  ブランクカード以外、ギミックは全然つかってなく、アイデアとテクニックが、うまく融合しているマジシャンだなぁと思いました。


珍しく ロープマジック・・リンキングロープ

ロープとリング(指輪もふくめて)は、かなり好きな演目で よくやります。
 この手の マジックは トポロジーなんですね。 ロープは ぐにゃぐにゃ曲がるので、その位置関係が 重要になります。

  ロープだけつかったマジックも同様なのですが、なぜか いままであまり手をだしてなかったです。

 実は 最近 参加させていただいている とあるマジックの会で よくロープマジックを見せてもらうのです。
  そのなかで 最近みたので 3本のロープを 1本づつ輪に結んで まとめると 3本がつながってしまう いわゆる「リンキング・ロープ」を見せてもらいました。

 自分の知っているものは MGをつかったギミックロープのものなのですが・・・・これは違ったのでした。
  3本の赤緑黄のロープをだして みせ、最初の客に好きなロープをとってもらい輪にしてもらいます。
  2番目の客に 残った2本から 好きなロープを とってもらって 輪にしてもらいます。
  残りのロープを マジシャンがロープにします。

 お客さんから ロープをもどしてもらい まとめて すこしごちゃごちゃやると 3本がつながります。
 手をひろげて ちゃんとつながっていることを確認します。

   さらに またまとめてごちゃごちゃ やると 3本は はずれます。


このごちゃごちゃのとこが 微妙なのですが 自分なりに 解を見つけて ハンドリングもすこし変えてみました。
 今度、実演してみますが うまくいきますでしょうか・・

  ギミックロープのほうが 現象は綺麗なのですが ギミック使わないこの方法は やはりトポロジーが関係するので 惹かれるものを感じます。
 ほかにも 応用が利きそうですね。


アロン・フィッシャー レクチャー in 横浜

 2007年7月7日 なんとコインマジックの大家二川先生の誕生日。
新横浜に アロン・フィッシャーさんのレクチャーへ行ってきました。通訳は 今日誕生日の二川先生です。

 会場には 早くつきすぎて まだ誰もいません。 しばらく待っていると 二川先生とアロン・フィッシャーさんがやってきました。
 一応、なれない英語で 挨拶します。やたら 明るい方ですねぇ・・・フィッシャーさん。


 しばらくしてると レクチャー参加されるかたも集まってきて、時間前ですが アロンさんが 2,3マジックみせてくれます。
レクチャーにはなかったので そのマジックから書きましょう。

 1.客にカード選んでもらいます。 そのカードを覚えてデックにもどすと マジシャンはデックをデックケースにいれちゃいます。
  さらにポケットから 黒い枠のデックケースがはいるケースを出します。デック入れると中がみえるように枠に穴があいてます。
  そこに 先ほどの 客の選ばれたカードのはいったデックケースをいれます。
 黒枠の穴のあいているほうを客にむけると デックが見えています・・・・・・と いきなり デックケースの裏模様とおもっていたものが ハラリと黒い枠のなかで 落ちて 1枚のカードになってしまいます。
 当然、それは客の選んだカードで のこりのデックやデックケースは 消えてしまいます。


2.デックよりハートのAから5を取り出します。 Aを手の中にいれて降ると消えてしまい、ジーンズのポケットからでてきます。
 のこり4枚をみせて 2はどれだと客にきいていると、いつのまにか消えて テーブルの上に 2がおいてあります。
 さらに 同様に3が 消えてジーンズのポケットよりあらわれます。 最後は 客に 4と 5のどちらがすきかと聞いて 好きなほうが消えてジーンズのポケットより現れます。


 ミスディレクションが 素晴らしく、魔法にしか見えませんでした。 実はレクチャーではないのですが 上のふたつは トリックもすこし教えてもらっちゃいました。
 黒いカードケースつくろうかなぁ・・・


 さてレクチャーがはじまり、すこし人数も少なかったのですが 比較的若いかたが おおくて 少ない割にはにぎやかなレクチャーでした。
 アロンさんの 性格もあるのでしょうね。


  内容としては いくつかのマジックの解説をしていただきましたが テクニックとしては 独特のカラーチェンジと ブラフパスが 中心でした。
両方とも練習すれば あるていどものになりそうな気がします。

 アロンさんが あとで見せてくれた「ハーフパス」は神業的で、真似できそうもないですねぇ・・

 彼も 「このハーフパスを20年かけて ものにするより 別の方法で解決したほうがいい」と言ってました。 無理はしないほうがいいのでしょう。(笑)


 さらに デックの持ち方とか ミスディレクションのタイミングとか 細かいことまで レクチャーしていただき おもしろい内容でした。

 彼の演技も すばらしく 目の保養(?)にもなりましたね・
  カラーチェンジ練習中です。(笑)


ドク・イースンのシカゴ・オープナー

ひさしぶりに マジック関係の記事アップです。
 2009年6月13日 横浜で 2008年度のクロースアップマジシャン・オブ・ザ・イアーのドク・イースンさんのレクチャーがあったので、参加してきました。
バーマジシャンとのことで 楽しげ演技される方で おもしろかったのですが トリック的には 目新しい感じのものはないと感じました。

 彼が最初のほうでやった カードマジックで カラーチェンジングデック→シカゴ・オープナーという 流れの部分がありました。
 実は それって どうなの? と思ったのは 1枚の色違いのカード使って カラーチェンジンングデックを演じたあと シカゴ・オープナーでは 1枚異なった色のカードがあったことが わかってしまうじゃないのかな? と思ったのでした。
 そこの手順は 詳しくは説明なかったのですが ハンドリングもほぼ追えたので 先日 よくマジックをみてくれる人に演じてみました。

 カラーチェンジングデックの部分のセリフは ドク・イースンさんのセリフが おもしろいので そのまま 使います。
 彼のセリフは 「色盲の検査する。」みたいな 話で デックの表をヒンズーシャッフルしながら 「これ何色?」 と表のカードを指し示すときに 右手の残りの パケットを 裏にむけて 指すので 裏の色が 何気に示されるというところは かなり いい見せ方だと思います。
 それを 何回かやったあと デックをまとめて裏にすると 別の色のデックになっており 広げてると すべて その色です。(色違いカードは ボトムのほうにあるので 隠れてます。)

 そこから 1枚のカードを引いてもらって シカゴ・オープナーの手順にはいるのです。


 実際やってみると もう相当の回数 自分のカードマジックをみているはずの お客さんが シカゴ・オープナーの最後の部分で ものすごい 驚きをみせたのです。

 これは 意外でした。 シカゴ・オープナー自体は みせたことあると思うのですが おそらく カラーチェンジングデックからの流れが 驚きを 増したのでは ないかと 思われます。

 やはり 現役のバーマジシャンの経験から 培われたルーチンなので 効果も大きいのだろうと 納得しました。
 同じマジックでも 演出で 効果は変わるということは わかっていたつもりですが 再認識する出来事でした。
 そういえば ドク・イースンさんのレクチャーで 「アニバーサリーワルツ」を やったのですが いま 思い返すと 秀逸の演出だったです。


フライング・クィーンから・・・

 天海さんの名作パケットトリック 「フライング・クィーン」という作品があります。シンプルな現象で有名な作品なので 内容は 省略します。

 さて この現象の改案で 荒井晋一さんの「ノンストップ フライト」という作品を ちょっとしたきっかけで覚えることがありました。
 原案の「フライングクィーン」にプラスαのある作品です。
 4枚のスポットカード(中間の数字のカード)と1枚のQで Qをテーブルに置くのですが そのつど手元のパケットにもどってしまうというカードが戻る現象のあとに テーブルにスポットカードを置くと 手元のパケットが4種類のスートのQになってしまう。。
 というものなのですが テーブルに置いたQが手元のパケットにもどった時 テーブルに置いたカードが スポットカードであることを確認できないという点が 原案にくらべ 肝心なカードが戻る現象がすこし 弱い印象になってる感がありました。。


 さて この荒井さんの改案を さらに二川さんが ハンドリングとともに 改案したものを 見せてもらいました。
同じカード構成で 現象の表現が変わります。
 こんな現象になってます。
5枚のスポットカードをしめします。 1枚だけ 仲間はずれになってしまうと表が変わります。と 1枚がQに変わります。
 変わったQをテーブルに置き、 残りの4枚のスポットカードを示します。同じ仲間なのに時間がたつと仲間はずれが出てきます。といって また1枚がQになったことをしめしそれをテーブルに置きます・・・ と続くのですがQがもどるという表現ではなく Qに変わるという表現なので テーブルに置いたQを再度改める必要性がなくなっています。
 最後は スポットカードのほうが仲間はずれになって のこり4枚が4つのスートのQになるのですが 自分の違和感としては それなら 4枚が同じスートのQのほうがいいのでは・・・と なにげに感じたので 自分的に さらに変えてみました。


 こんなんです。
 カード構成をしては スポットカードの代わりにブランクフェイスを使用します。
5枚の白いカードをみせて これからQのカードを印刷します。4つのスートがあるので 4枚で足りるけど失敗したときのために予備で5枚あります。と言います。
 1枚を印刷するとQCです。 1枚できましたといって テーブルに置きます。 4枚のブランクを確認したのちもう1枚印刷するとまたQCです。 こういうことがあるので 予備がいるのです。といって 次の印刷・・・
またQC・・・ 失敗かもしれないといいなが 次も 次も・・・結局5枚ともQC。
 ボクはマジシャンなので もとにもどせますので もう一回やってみます。 といって 手元のパケットを見ると4枚のブランクにもどり さらにテーブルのカードを表にするとブランクにもどっています。
 5枚あるので油断したのでしょう。 といって テーブルの1枚のブランクは 脇によけます。
手元の4枚を1枚づつ表にすると それぞれ QC QH QD QS になってます。


 フライング・クィーンから 印刷カードになってしまって 現象自体も変わったのですが そういう改案が 生まれるのも マジックのおもしろいとこです。
 それにしても原案の「フライング・クィーン」は 改めて名作だと感じました。




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