| その他の一眼レフは、良くも悪くもキヤノンらしい個性的なカメラばかりです。通常のシリーズと異なり、キヤノンは誰にでも扱える簡単な一眼レフを開発しようと、試行錯誤していたようにも思えます。 意外と忘れ去られてるカメラもあったりしますが、これがキヤノンではなくライカだったら、希少価値とかで中古価格が高騰しそうですよね(笑) |
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昭和38年発売のキヤノネックスは、大ヒットしたキヤノネットの一眼レフ版です。 キヤノンにとって最初で最後のレンズシャッター式一眼レフは、海外市場(おもにヨーロッパ)での販売を考えて作られました。ペンタ部にセレン光の露出計を内蔵し、シャッタースピード優先AEを採用しています。レンズは固定式なので、交換は出来ません(SE48mmF2.8)ファインダー内は右に絞り値が表示されていて、設定したシャッターに対しての絞り値をメーター指針で表示します。 レンズシャッター式の一眼レフは光の流入を防ぐ為に、ミラー後方に遮光用シャッターを備えるのが普通でした。でも、キヤノネックスはミラー自体が遮光シャッターを兼ねているので、遮光用シャッターがありません。こんなところに、キヤノンの工夫と独自性が感じられます。 残念ながら一代限りで終わってしまいましたが、レンズシャッター式一眼レフの特徴でもある「ポコッ」というシャッター音は結構好きです。 |
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Fシリーズとは違うコンセプトで、普及機路線のEX-EEは昭和44年の発売です。 レンズは後玉(ヘリコイド)ボディ固定、前玉交換式という珍しい方式です。シャッタースピード優先AE・TTL開放測光を採用していました。 実はキヤノンで最初のTTL開放測光は、このEX-EEなんです。FLシリーズの末期、FDシリーズの発表前にEX-EEは発売されてます。 空中像のファインダーは明るいのですが、ピント合わせは慣れが必要だし、前玉交換式のレンズはあまりメリットがないような気もします。でもシャッターは、しっかりフォーカルプレーンです。また、マニュアル露出時の絞り値は、巻上げレバー部で操作します。露出計と連動はしませんが、無段階で絞りを調整できます。何から何まで変わったカメラです。 交換用の前玉レンズは、EX35mmF3.5・EX50mmF1.8・EX95mmF3.5が発売になっていました。なお、レンズ交換をした際に、ボディ側で開放F値を手動で設定しなければなりませんでした。 |
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EX-EEの改良機EX-AUTOは昭和47年の発売です。 改良点は、レンズの開放F値の手動設定を自動設定にしたのと、レンズにフラッシュオート機構が付き、ピントリングに連動して撮影距離に応じた適正露出が得られる(CATシステム)が採用されました。ただし、CATシステムはEX50mmF1.8+専用スピードライト(キヤノライトD)の時のみ作動します。また、望遠レンズのEX125mmF3.5が交換レンズとして迫加されました。 |
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輸出専用機のEF-MはEFマウントなのに、MF専用という変わった機種です。 スペックを見ると、EOS650からAFを外しただけのようです。シャッター優先・絞り優先・インテリジェントプログラムAEとメーター連動マュアルで、3分割評価測光・中央部分測光・中央重点平均測光を採用しています。ファインダーの倍率は低いし(0.75倍)全面マットのスクリーンと、当時のトルク感の無いEFレンズのヘリコイドでは、ピント合わせに苦労したのでないかと思います。 発売が平成3年なので、これがキヤノン最後のMF一眼レフでした! |
| 長々とシリーズ分けをして、キヤノンのMF一眼レフを紹介してきました。スペックはともかく、コメントについては個人的な主観で書いておりますので、ご了承下さいませ。 σ(^_^)はカメラメーカーの中でキヤノンが一番好きですが、他メーカーのカメラを否定するつもりは、もちろんありません。機会がありましたら、キヤノン以外のMF一眼レフについても語ってみたいと考えております。 |