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         paris
   
14/03/2004~ 13/04/2004

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14/03/2004
paris!

仕事を辞めたらゆっくり行きたいと思っていたパリに1ヶ月行くことに!。パリに住むお友達のヒロコさんが居候を許してくれたので、私はマレの素敵なアパートに住めることになった。3年前にパリで暮らしていたころは全くパリっぽさのない13区に住んでいたため、日々の生活の中でパリに住んでいるということを実感することはあまりなかったけれど、もしマレに暮らせば、朝からパリっぽいカフェに行って、パリっぽい朝食をとって、パリっぽい鼻歌でも歌って、そしてパリっぽくメトロに乗りこめる!と、夢は膨らむ・・。
仙台空港から成田、成田からパリという最も便利だと思われるルートで行くことに。飛行機は満席だったけれど、これから楽しいパリでの1ヶ月が待っていると思えば何のその・・。

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15/03/2004

夕方にパリに到着。3年ぶりのパリはこんなに治安の悪そうなところに私は住んでいたっけ?と思うような不思議な緊張感があった。オペラの前で、もう一人のパリに住む友人アリサちゃんと待ち合わせ。荷物を家に置きに行って、さて夕ご飯!!3年間、食べたくて食べたくてしょうがなかったもの・・・。それはパリ13区にたくさんあるベトナム料理屋さんのフォー!ちなみに写真はフォーではなくてボブンという別の食べ物。あまりにひさびさに食べることが出来て、うれしくて写真など撮っている場合ではなかったのです・・・。久々に行ったベトナム料理屋さんには、見慣れた店員さんはもう一人もいなくて、店内のテーブルの配置も変わっていてちょっと寂しかった。でも相変わらず、フォーはちょっと雑な感じが全く変わってなくておいしかった〜。
その後は、すぐ近くの昔住んでいたアパートに行ってみた。相変わらず、ぼろくて汚い建物だったけど、壊されてなくて本当によかった・・。アパートの前にあるカフェのおじさんは3年前と同じ。3年間私がばたばたとしている間もおじさんはずっと、お客さんとビールとか飲みながら変わらない暮らしをしていたんだなと思うと、なんだかうらやましようなうらやましくないような・・。

16/03/2004       

初日はアリサちゃんのところに泊めてもらって翌朝8時に起床。準備してくれたシリアルを食べた。3年前までは普通に私も買っていたものなのに、カラフルなパッケージやボトルの形など何もかもがかわいく目に写るから不思議。夕べ、フォーを食べられたことで満足して、後の一ヶ月は暮らすみたいに旅をしたいな〜。日本で最近まろやかキャロットというにんじんジュースを愛飲していた私は、きっとパリにもおいしいにんじんジュースがあるに違いないと思い、健康食品のBIOの店に行た。やはりさすがはフランス!すごくおいしそうなのがありました!ついでにポアラーヌのレーズンのパンを買って、だらだら市場を歩いてお家に帰っておひるごはん。カルボナーラをつくりました。フランスにはCREAMと称していろんなクリームが売っていいるんだけど、日本でいう生クリームというのを買おうとすると、サワークリームみたいなやつだったり、ヨーグルトみたいなやつだったりします。3年前はどれがどれというのを完璧に覚えていたんだけど、今回カルボナーラに使うクリームを買ったら、やっぱり間違えてサワークリームみたいにとろみのあるやつを買ってしまいました。まあ結局それでカルボナーラを作ってしまいました。アリサちゃんは、とてもおいしいと言ってくれて、大丈夫?と思うくらいいっぱい食べてくれました。

             17/03/2004

早く目が覚めて、近くのパン屋さんに行って、エスガルゴというシナモンのパンを買って食べる。あっという間に食べてしまいもうひとつなんか買ってくればよかったなと悔いる。お店の開店時間を待ちきれずに早々と出発。ポストで国際封筒とシャネルの切手を買う。切手がハート型とか、ポストが黄色なのとかは私がフランスを好き、と思える大きな理由のひとつだなと思う。
マレで行列が出来ていたパン屋さんでクラフティ 2Eを買った。無造作に紙に包まれた雑さ満点なかんじがなんともフランスっぽく、つい行列に並んでしまう私はなんとも日本人らしいと思った。

18/03/2004

今日は朝からお料理教室へ。フォアグラとうずら肉のテリーヌ、鶏のクリーム煮を作った。第一回のクラスということでか、先生が前菜や、シャンパン、デザートまでたっぷり用意してくださっていて、とてもお得なクラスだった。うずらをさばくの初めてでものすごく不慣れな手つきでもたついてしまった・・。
お料理教室の後、シャンゼリゼ近くの切手市に行く。もう夕方で終わってしまっている店もたくさんあったが、ゆっくり買い物が出来た。欲しい切手をおじさんと相談しながらひとつひとつ選んでいくのはなんとも楽しい。最初は、的外れな切手を勧めていたおじさんも、ずっといっしょに選んでいるうちに、私の好みがわかってきたのか、かわいい切手を選んでくれるようになり、「お!おじさんその調子!」と思った。 

19/03/2004

朝早く13区へ。また、ものすごくフォーが食べたくなってこの前とは違うお店に行く。その後、昔よく行っていた中華スーパーなどをうろうろする。食べると必ずおなかを壊すもやし、着色料たっぷりのお菓子など懐かしいものがたくさん売っていた。その後再び、昔住んでいたアパートに行ってみた。壁がちょうどきれいに塗り替えられていた。昔のままのきったない写真がとりたかったのでちょっと残念。アパートの、普段は閉まっている入り口が開いていたので、勝手に入って、どきどきしながらあちこち写真を撮った。ほとんど昔のままだったけれど、私の住んでいた部屋の扉が新しくなっていた。私が住んでいたときは、湿気が多いときなど、ドアの木がゆがむのか、急にドアが閉まらなくなったりして1週間ドアを開けっ放しで、壊れたテレビをドアの前に置いて無理やりドアを閉めていたりと、かなり問題のある扉だっただけに、今は直されていて当然といえば当然なのだが、自分はあんなに苦労したのに!と今のそこの住人に不思議なジェラシーを感じてしまうのはいったい何なんだろう・・。

20/03/2004

待ちに待った土曜日。クリニヤンクールの蚤の市へ。向かう地下鉄の中からあまりに怪しい人が多くて、スリにあわないようにと胸にぎゅうぅぅっと自分のバックを抱えて窒息しそうだった。最近ずっとあたたかかったから、薄着で出かけたのは大失敗で、すごく寒かった。3年前はクリニャンクールに行くと必ずお店のおじさんたちから「ビンボープライス!」と呼びかけられたものだったが、彼らはその日本語の間違いを誰かに指摘されて気付いたのか、今回は誰も言ってこなかった。寒くて寒くて、ついセーターとかスカーフとか暖かそうなものに目が行ったけど、いかんいかん、これ以上荷物を増やしては・・と思ってやめた。お友達に頼まれていた買い物を何とか少しでもしたいと思って必死でいろいろみてまわった。こんなに必死でクリニャンクールを見てまわったことがなかったので、良かったと思う。自分のセンスに不安を抱きながらも結構買い物をした。キーホルダーは100分の1位でしか、かわいいのはないと知った。あまりの寒さで入ったカフェで飲んだショコラ・ショーは微妙にぬるくてがっかりだった。やけどするくらいあっつーいのが飲みたかった。帰りのメトロも怖くて、かばんをギュウゥゥと押し当てて帰った。

21/03/2004

ヴアンヴの蚤の市へ。相変わらず、蚤の市に向かうメトロは治安が悪いのかと思ったら、そうでもなかった。クリニャンクールに比べるとごみの山だと思ったけど、そのくせ値段はクリニャンクールの倍くらいするものもあるから、汚い=安いという公式は成り立たないと思った。惹かれるものもあったが、根が張って手が出なかった。特に、ルクルーゼのフライパン12Eというのに惹かれたけど、ものすごく重たくてあきらめた。途中でトション屋さんがあって、すごく良心的な価格だったので購入した。店のおばさんはとっても優しくて、財布の中からジャラジャラと小銭をかき集める私をフランス人とは思えない根気強さで待ち、「ここは危ないんだから、ちゃんと、ちゃーんとしまってから帰りなさいね」と買ったトションを私のバックにギュッギュッと詰め込んでくれた。ヴァンヴは一見そんなにあぶなそうでもなかったけど、やっぱり危ないんだなと実感・・。今日もすごく寒くて帰りにまたショコラ・ショーを飲む。今日のはすごく熱くて体が温まった。そうそう、ショコラショーはこうでなくっちゃね。午後はモントルイユの蚤の市に直行。モントルイユには来たことがないと思っていたけど、ヴァンヴと勘違いしていて、モントルイユには何度も来ていたがヴァンヴには行ったことがないことにはじめて気が付いた。モントルイユは本当に庶民的というかなんと言うか・・。向かう道のりでは一番怪しい人が多い蚤の市だと思う。風が強くて店主たちはみんなテントを押さえながら商売していた。昔ティーポットを買った場所の記憶をたどりながら、その方向に向かうとやはり似たようなポットが売っていて購入。昔買ったのはクリーム色だったけど、今日のは赤だった。ひとつしかなかったけど、その近くの店でもうひとつ小さい赤ポットを見つけそれも購入。親子ポットだ!!やっと欲しかったものが買えてご機嫌ちゃんで家に帰った。

22/03/2004

今日は仕事でパリを離れていた家主のヒロコさんが帰ってくるので、少しだけ早起きして掃除をしてみる。その後ギャラリーラファイエットに向かった。本当はいっぱ〜いお買い物をしたかったけど、まだ3週間も旅は残っているので、控えめにしてみた。子供用のままごとなべセットとミルク入れを欲しそうに手にとってみていたら、隣にいたフランス人のおばさんも欲しくなっちゃったのか、2人で顔を見合わせて、「これ、いいわね」「あら、やっぱりそう思う?」「わたしも・・」みたいな会話をして、結局おばさんも、私もそれを持ってレジに並んだ。
早めにお家に帰ってひろこさんの帰りを待った。外からカラカラとスーツケースをひく音が聞こえたので、窓から外を見るとヒロコさんが帰ってきたところだった。自分の家に友達が先にいて、出迎えられるのって不思議な気持ちだろうな〜と思った。

23/03/2004

今日はお菓子教室。とってもおいしい抹茶のマカロンを作った。私は結構シメッとしたマカロンすき。ふんわり膨れて中が空洞なマカロンもコロンとしていてかわいくておいしいけど、メチッと濃厚なやつが私のお好み・・。抹茶のマカロンにホワイトチョコのガナッシュを挟んでできたてをいただきました。相変わらず食べるのに夢中なときは写真を撮ることなんてすっぽり忘れているので、マカロンの写真はなし。写真左はマレの指人形やさん、右はおうちの近所で撮ったもの。

25/03/2004

朝早くからギャラリーラファイエットに行こうと早起き。St.paulの駅前のカフェで朝食。クロワッサンとタルティーヌとコーヒーとオレンジジュースという、絵に描いたようなフランスの朝食を食べた。タルティーヌと呼ばれる、バゲットにただバターを塗ったものがとてもおいしく感じた。多分フランスはバターがおいしいからだと思う。その後メトロでギャラリーラファイエットに行くが、全く収穫がなかった。午後はサンジェルマンデプレヘ。お昼ごはんに念願のクスクスを食べた。味が濃かったけどおいしかった。結局何もお買い物はせずにボンマルシェの食品コーナーへ。ここでなら丸々1日過ごせると思うくらい大好きな場所だ。適当にお土産を買う。私はどうもお土産を買うのが下手だ。ちゃんとこれを誰さんへ、あれは誰さんへと考えずに、その他大勢の人用みたいなお土産をたくさん買いすぎてしまい、きちんとしたお土産を買えないまま旅を終え、私の中でその他大勢では決してない人にも、それを配るはめになるのだ。たまに誰かからものすごく心のこもった、私のために選んでくれたに違いないお土産をもらうと、とても感動する。そして、ごくたまに、その他大勢っぽいお土産をもらうと、お!この人も私と同じタイプだな、もしくは私ってその他大勢??とか思っておかしくなる。それからごくごくたまに、ものすごく思いは詰まっているけど、ものすごく的を得ていないお土産をもらうこともある。それはそれでものすごく笑えたりもする。
と、そんなことを思った一日でした・・。

26/03/2004

今日はとても楽しみにしていた、フランソワ ムニエ料理教室に行く。趣のあるアパルトマンの一室にある料理教室は、私も遠い将来こんな教室を持ちたいなと、思うようなシンプルで真っ白なゆとりのあるキッチンだった。先生は一見愛想がなさそうだけど、生徒全員にものすごく気を配れる、料理の先生としてだけでなく、人として尊敬できる人だった。メニューはニョッキと白身魚のトマトソース添え、ティラミス。日本でも作れそうな簡単でおいしいお料理だった。試食ではみんなの流れるようなフランス語会話に、引っ込み思案な日本人の私はだんまりしてしまったけど、先生は「日本ではどうなの?」とかいちいち私に会話をふってくれた。先生ってこうあるべきなんだな〜ということを考えさせられた日だった。

27/03/2004

今日は早朝からマレでぶらぶら。ふらっと入ったカフェでクロックムッシュとレモンのタルトをパクパク食べていたら、テレビで見たことのあるような人が・・・。あの人誰だっけ???と数時間考えて、そう!小島聖だっ!と思い出した。すごく痩せていた。ふと、自分のおいしそうな二の腕と見比べてしまった・・。
夜、アリサちゃんが、フランス人の知り合いの誕生パーティーがあるというのでついていった。パーティ慣れしていない私は、こういうところではただおろおろしてしまって、そろそろ帰ろうか?なんて話してるところに突如女装した大きな男の集団が大音量の音楽と共に踊りながら入ってきた。彼らが本当にオカマなのか、どこから来たのかはわからないが、会場は大盛り上がりだった。サンドニという娼婦がたくさん並ぶとおりのアパートの一室と、隣の住人に交渉して借りたというもう一室をつなげて行われたパーティは、いかにもパリっぽい度肝を抜かれる演出たっぷりだった。アリサちゃんと私はたっぷり写真を撮って、思い出を持ち帰った。

28/03/2004

今日から数日ヒロコさんはお仕事がお休みでいっしょに遊べることに。朝から二人でカフェに行き、タルティーヌとカフェクレームで朝食をとる。相変わらずバターたっぷりのタルティーヌがおいしくて・・。11時にカフェに入ったつもりが今日からサマータイムで12時だった。 思いっきり調子が狂う・・。おなかを満たした後、ヴァンヴの蚤の市へ。たくさん鍵が売っているお店を見つけていろいろ選び始めた。色や形、さび具合とか全部ちがくてとても楽しい。1個1ユーロを11コで10ユーロにおまけしてくれた。他にもいろいろ見るが結局何も買わずに13区の大好きだった中華レストラン美麗に向かう。 マボー豆腐、むし鶏、空心菜いため、えびワンタン、どれもこれも懐かしくておいしい。デザートにココナッツミルクのあずきジュースみたいなのを飲む。これもまたアジアな感じ満点でおいしい!
その後、おなかパンパンのまま、マキシムの船上ワイン試飲会に行く。終わりかけているからということで、入場料を取られずに入って、いろいろ試飲。船の揺れも手伝って、立派な酔っ払いが完成した。ふらふら散歩しながら、ゆっくり歩いて帰ってきた。

29/03/2004

ヒロコさんと近くの中華レストランでベトナム風サンドイッチを食べる。ベトナム料理屋さんで食べるのとは、ちょっと違っていたけど、これはこれでとってもおいしい。午後はモンマルトルの丘へ・・。何回来てもここは素敵だと思う。あたりの治安や物売りが多いことは別としても、ここに来るとパリに来たという気がする。夜はおうちのそばのBar a VINというビストロみたいなところに行ってみる。店構えがとてもかわいくて、すごく気になっていた店だった。頼んだものの中にはただシイタケをバターでいためただけみたいな、簡単すぎるものもあって、え???と拍子抜けさせられたりもしたが、やっぱりおいしいワインとそれなりの雰囲気がそろえば、なんでもおいしい気がしてくるもので・・。おなかいっぱい、よれよれになって帰って爆睡した。

30/03/2004

今日は、朝から、Asimonという料理器具とかが売っているお店と料理本専門の本屋さんに行った。ずっと欲しいと思っていた、子供向けの絵本の料理本とお菓子本が一気に買えてとってもご機嫌に。重たい本と共に、カルチェラタンの有名ベトナム料理店へ。今まで、ベトナム料理は13区と決め込んで、他を冒険することはなかった。13区のごちゃごちゃしたベトナム料理とは全く違う、こじゃれた感じたっぷりのレストランだった。料理の見た目もとても洗練されていて、味もおいしかった。でもやっぱり13区のほうが好きかも・・。と言うか私にはあっているかも・・。
iim午後は、いままで登ったことがなかったモンパルナスタワーに登ってみた。私は、エッフエル塔にも凱旋門にも登ったことがないけど、意外とここに登るのはいいかも・・?だって、エッフェルも凱旋門もみえるから・・。本がやたらと重たいので家に帰って一休み・・。夜はヒロコさんも私も初めての、シャンソニエにいってきました。シャンソニエと言うのは簡単に言うと、ステージもない小さい部屋の中にお客さんも歌手もぎゅっと入ってシャンソンを聴くというもの。シャンソンといってもそんなにハイソな感じじゃなくて、むしろ下町っぽいと言うか・・。部屋に入ると、チェリーのお酒が出されてそれを飲みながらシャンソンを楽しく聴いた・・。といっても、最初のほうはお客さんが少なくて歌手の人と目が合って気まずいくらい・・。ちょっと、ちゃんと楽しそうにしなきゃとか、頭くらいふってみたほうが感じが出る?とかいろいろ思ってなんか落ち着かなかった。段々人も増えてきて、場の雰囲気にもなれてとっても楽しくなったけど・・。シャンソニエにはちゃんとした何時から何時までというのがないので、みんな好きな時にきて、好きなときに帰っていった。気使い大国日本出身の私たちには、帰るタイミングも難しく、今帰ったら歌ってる人に悪い?とかいろいろ考えてしまって抜け出すのも一苦労。それでも、チェリーのお酒がおいしくて、かなり楽しい夜だった。

31/03/2004

今日のお昼は珍しく、ちゃんとしたフレンチを食べよう!と言うことになり、雑誌などで話題の女性シェフのレストランに行く。小さなお店だけれど、行き届いていると言う感じのお店。頼むものによって当たりはずれがある気がしたけど、話題のお店と言うだけで、何を食べてもおいしいような気がするから不思議。昼間から、フランス人はがぶがぶワインを飲んでいた・・。あんなに飲んで午後の仕事に差し支えないのだろうか??ヒロコさんも私もいろんなものを食べてみたい人なのでおたがいのお皿をくるくる交換していろいろおいしくいただいた。午後は私は一人でギャラリーラファイエットに向かっていたら、途中でお料理教室仲良くなった長谷川さんに遭遇・・。お気に入りのカフェがあるからいっしょにいかが?と誘われ、お気に入りという言葉にも弱い私は、喜んでついて行った。長谷川さんは本当に行きつけらしく小粋に店員と会話していた。(写真右のお店)お店には麻袋に入ったままのコーヒー豆がいっぱい。そのほかにはきれいにドライフルーツも並べられていて、ものすごくおなかいっぱいなんだけど何か食べないと損をした気になってしまうくらい、食欲をそそる感じだった。そこで私たちはたっぷりお話をして、お茶を飲んで・・。そういえば、また、「ななえちゃんは私の親友のOOさんという人に似てる!」と言われたな〜。初対面の人の半分ぐらいが私にこんな風に言うので、最近は慣れてしまって、「それ、本当に良く言われます」とさっくり答えるようになり・・。パリに来る飛行機の中でも、知らない女の子に「私、どこかであったことありますよね?」といわれたし・・。私って誰??そんなことを思いつつ、家に戻ると、ヒロコさんがこっそりたくさんアオキのケーキを買ってきてくれていました。やったー!アオキといえばいまや超有名、そう、雨宮塔子のだんなさんの店ですね。日本人にも、フランス人にも大人気と言うだけあって、おしゃれに和テイストを取り入れた洗練された高級ケーキと言う感じだった。おいしかったので、またもや写真は取り忘れた。残念。

01/04/2004

今日はまたお料理教室へ行く。ホタテのニュテ(パン生地包み焼き)(写真左)と、サーロイン牛のパン包み焼き(写真真ん中)を作る。何でも、パン包みとかパイ包みになると、急にゴージャスになる。中身が分からないときはなおさら、中に何が入ってるんだろう?と言うドキドキ感も助けて、より、素敵な一品に!どちらも、手が込んでいてとてもおいしかった。
夜は、ひろこさん、アリサちゃんと、3人で、話題のカンボジア料理へ!道が分からなくなっていろいろ聞いてたどり着いたのに、満席で断られる。そうなるとますます行きたくなるんだけど、ここはあきらめて、近くのスペイン料理店へ。スペインでは昼食に重点をおき、夕食は軽く・・と言うのがお決まりらしい。いろんなタパスと呼ばれるおつまみみたいなのを頼んで、おいしく食べた(写真右)。サングリアでタパスが進み、タパスでサングリアが進む・・。今日も食べすぎな1日だった。

02/04/2004

朝はアリサちゃんと待ち合わせて映画を見に行く。魔女の宅急便もやっていたけど、私たちはフランスのコメディー映画を見た。その映画がいまいちコメディと言うことさえ理解できなかったけど・・。お昼は13区のベトナム料理屋さんでボブンを食べた。(3月15日の写真のもの)こや〜うまい・・。その後、ギャラリーラフアイエットでおみやげさがし・・。なかなかいいお土産ってないものだな・・。いまは、お菓子でも何でも、簡単に輸入されちゃううから、すごくかわいい!と思って買っていっても、日本で近くのスーパーに売っていたりしてもうがっかり・・。絶対に輸出しないお土産をそろえた店とかあったら流行ると思うんだけどな・・。

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04/04/2004

朝は、カイザーのバゲットを買いに行くつもりだったが、バス停を見つけられずあっさり断念。近所のピカソ美術館にいくことにした。その前に大事な、大事な腹ごしらえを!と思い、目に留まったブラッスリーに入り、タルタルを食べた。昔食べたことのある、タルタルはもっとおいしかった気がしたのに、なんか今日のは本当に焼く前のハンバーグっていう感じで、おなかを壊しそうな味?だった。いまいち好きにはなれなかったが、ムリムリたべた。その後すぐに美術館へ・・。ピカソ美術館は私の一番好きな美術館。といっても、そんなに美術通ではないけど。ルーブルやオルセーは大きすぎて1日で見ようと思うともうクタクタのヨレヨレになってしまうけど、ピカソ美術館はちょうどいい広さで、そしてなんといっても私はピカソのあのパンチがきいた感じがとってもすきなのだ。画家の割にはずいぶん長生きしちゃってるところも、天才なんだか、普通の人なんだかわかんなくて好き。そんなわけでピカソをすっかり堪能した後、オーシャンゼリゼを鼻歌に、シャンゼリゼ通りにむかう。お料理教室で会った長谷川さんに、誘われてシャンソン教室というのにいくためだ。シャンソンなんて全くご縁がなかったが、たった1ヶ月のパリライフ、なんでもやってみたい気持ちでいっぱい・・。頭も顔もつるっとした先生がピアノを弾きながらシャンソンを歌ってくれた。当然ながらとっても上手だ。声もつるっと?している。思わず、となりの長谷川さんに「先生つるっとしてるね」といってしまった。あとで、先生が日本語が分かると気が付いてヒヤッとした・・。写真は工事中のヴィトンの本店。工事中のためだけに作られたでっかいかばん。お金はあるところにはあるものだ・・)

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05/04/2004

今日は朝6時に帰宅。というのも、昨日のシャンソン教室の後、長谷川さんとパリのおいしいおすし屋さんに行って、たっぷりサービスされて、その後、長谷川さん行きつけのフラメンコバーに行ったから・・。ギュウギュウの店内ではみんなパエリアを食べてました。私たちは、ワインと軽くおつまみみたいなのを頼んで、なぜか周りのお客さんがくれたりするサングリアをおなかいっぱいいただいてました。夜もとっぷりとくれ、8時間睡眠が基本の私はすっかりオネムのころ、「これからが面白いんだよ」と長谷川さんにいわれ、目を無理やり見開いてがんばってました。すると、オーナーのおじさんとそこの店員の女の子が急にぎゅうぎゅうの店内にさっとスペースを作り、どこからともなく現れた数人のギターリストの演奏にあわせて踊り始め・・。きゃ〜素敵。こんなときに、さっと自分もあんなふうに踊れたらどんなにかっこいいんだろう・・。しばし妄想・・。お客さんの中には店員さん以上に踊りやギターが上手な人がいて、1曲終わるごとに、次は僕、その次は彼女。とダンサーもギタリストもころころ変わっていきました。私の顔のすごくそばにギターが来たので、いやいや私は弾けませんよ、とか思って若干おろおろしたら、ギターを渡されたのはどうやら常連客らしい、私の隣に偶然座っていたお客さん。そのひとが、もうめちゃめちゃギターが上手で、私は幸運にもコンサートで言うならばアリーナ席みたいな近距離で聴けてしまいました。ラッキー!近くで見たフラメンコは、私も今日からでも習いたいと思うくらい素敵でした・・。そんなこんなで、帰ってきたのは朝6時。すぐに寝て、頑張って10時に起きてまた、ヴァンヴの蚤の市へ。わたしったらがんばってる!と思ったんだけど、やっぱりクタクタであんまり一生懸命買い物できなかったな・・。やはり夜遊びと、喫煙者が多い場所は私には向かないと知った・・。

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06/04/2004

おとといの夜遊びの疲れをひきずっているのかダルダルモードだったが、家にいるのはもったいないので外出。マレのドームというカフェで優雅に??朝食。クラブサンドとカフェクレーム。普通のサンドイッチがこんなにおいしいと思ったことがないくらいおいしかった。具の全てが厳選されていてとってもバランスがいい感じ!あ〜誰か毎朝作って〜!!午後はふらふら周囲を徘徊し、夕方また13区でフォーを食べて帰る。疲れていたのでちょっとお昼寝、のつもりがずいぶんバクスイ。なんか、目が覚めたらものすごくのどが痛い!!やってしまった!風邪を引いたらしい。そういえばフランスでは厄介な風邪がはやっていてなかなか咳が直らないって、お料理の先生も言っていたな〜。日本から持ってきた葛根湯を飲んでまた寝た。早く直りますように・・。

.07/04/2004

やっぱり風邪を引いてしまった。楽しみにしていたダンスのクラス、ヒロコさんとの最後の外食などはいけなくなりがっかり・・。私はちょっと風邪をひいたりしただけでも、これで死ぬんじゃないか??とか妙に気弱になる老人のようなところがあり、まして、こんな異国で病気になったら・・・と、ますますブルーに。とにかく、ビタミンCをとって、暖かくして寝るというのが、私の風邪の対処法で今回もヨレヨレになりながら近くのスーパーでオレンジジュースを買い、おかゆを食べて寝た。夕方、ヒロコサンが帰ってきてあららら〜という感じだった。お仕事が終わったばかりで、疲れているのにあれやこれやと看病してくれて本当に申し訳なかったけど、気持ち的にもヨワヨワだったのでとってもありがたかった。風邪を引いているときに人の家に泊まるのは本当に悪いな〜と思ったけど、どうしようもなく、ずいぶんお世話になった上に、ヒロコさんは私の隣でマスクをして寝ることに・・。ごめんなさい&メルシーボークー!

08/04/2004

熱はようやく下がり、今日もまたフランソワ ムニエの料理教室へ。ブルーチーズのサラダ、鮭のスパイス焼き、フォンダンショコラを作る。こんなおもてなし、日本に帰ってからできたら素敵だな〜。と考えるだけでルンルン♪
帰国も迫ってくると、あれもこれもと食べたいもの、やりたいことがどんどん浮かんでくる。今日はパリに住んでいたときに大好きだったケーキを買いにカイザーへ。タルト モンジュという写真右のケーキはベリーの酸っぱさとほんのり甘いクリーム、さくさくタルトが絶妙のハーモニーを奏でてくれるタルト。前はタルトが二枚重ねて敷いてあったのに、今はそのうちの一枚はスポンジになっていた。タルト生地のサクサクが好きだったのでちょっと残念だけど、やはりおいしいものはおいしい・・。シアワセ・・。

09/04/2004

帰国の日が迫ってきて、風邪を引いていようがなんだろうが、ものすごく活動しないともったいない気持ち!今日もフランソワムニエ料理教室へ。サーモンのタルタル、白身魚のハーブ焼き、洋ナシの赤ワイン煮を作る。今日が最後のクラスだと思うと、何もかにもが名残惜しい・・。もうすぐ日本に帰るので今日で来れるのは最後です、と先生に言ったら、先生は明日から長いバカンスで南の方へ行くといっていた。フランスは今、イースターでみんな長いバカンスを取って山のおうちや、どこか遠くへ行きます。日本みたいに、会社が休みをくれない!なんていうことは法律上許されないみたいで、本当にうらやましい!っていうわたしも1ヶ月もフランスに来てるんだけど・・。これから旅に出るという人に出会うと例え自分も旅行中であっても、え〜ずる〜い!!!という気持ちになってしまう私。何とかならないんだろうか・・。

10/04/2004

旅行の1ヶ月というのは本当に短くて、帰国まで後3日になってしまった。今日はやっと13区に大好きなベトナムのサンドイッチを食べに行った。留学中は本当に大好きで、いつも食べていたのに、最近寒かったこともあってか、13区に行くといつも温かいフォーを食べてしまいなかなかたどり着けなかった一品。まもなく帰国という今になって、朝ムクッっと起きて、13区へ向かったのです。あ〜長年もとめていたこの味。なんでもっと早く食べに来てあげなかったんだろう・・。旅行の終わりが迫ってくると、私はあと何回食事できるのかを指を折って数える。ほかの事に対して全ての計画はアマアマなのに、この残り食事回数のカウントとそこで何を食べるかの計画だけはかなりプロ??であると自信満々で言えてしまう。さてさて、明日あさっては何を食べましょうかね・・。

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11/04/2004

朝は近所のかわいい看板のパン屋さんでパンを買う。(写真上)それから、マレの中を見落としたところがないか、ゆっくりなめるように見てまわる。その後はなんと人生は初のサルサダンス教室へ!マレの中心部にいろんなダンスを教えてくれる教室があって、それがまたなんともおしゃれでよい雰囲気!素敵な中庭があって、そこからチラッと教室の中もみえて、ひらひらしたのをきてバレーを踊っているのが見えたり、廊下ではお父さんが小さな子供に頑張って衣装を着せていたり・・。全てが絵になる。だからといって、何をいまさらダンスなのか・・。それは数日前のフラメンコバーで思いっきり影響を受けたから・・。長年ダンスを習っている長谷川さんのアドバイスでサルサなら初めてでも楽しくできる!と言われついつい、どうせ誰も知ってる人いないし・・。と、ついつい強気になり、いってしまいました。狭い狭い教室で、生徒はぎゅうぎゅうで、先生の「マンボ!」とかいう掛け声にあわせて踊っていました。狭い教室の中で、さらに何回やったことがあるかで3レベルに分かれ、もちろん初めての私は1番簡単グループに入りました。それでも、相当ニブイ私は千鳥足みたいになりながら、とてもサルサには見えないサルサを1時間半踊りました。とても混んでいて、正面の鏡が見えず踊るぶざまな私が見えなかったからか、といっても楽しくて、もっと早く習いに来て何回も通いたかったなと思うほどでした。ダンスの後はまたシャンソン教室へ長谷川さんといって、発音のお勉強を・・。夜はまたマレに戻ってきて、マレの隅っこにある隠れ中華街みたいなところで中華を食べました。なんか、千と千尋の神隠しでお父さんとお母さんが豚になっちゃう所の通りみたいな?不思議な時代を感じさせる通りでした。なんかうまくいえないけど、夢を見ているような不思議な空間。食べ物も、普通の中華とちがくて、本当に中国のある一部限定の地方の料理っていう感じで・・。ものすごく貴重な経験だった。

12/04/2004

とうとう、明日帰国。お互いタイミング悪く風邪を引いたりしてあまり遊べなかったアリサちゃんのところにお別れに行く。あんまり、しんめりしたお別れは好きではないけどやはりお別れは寂しいもの・・。お別れを言って、アパートの階段を下りて外に出て、アパートの上を見上げるとアリサちゃんも窓から顔を出して手をふってくれた。お別れっぽくて切ない・・。最後の晩餐は長谷川さんの家で、私の帰る日程にあわせて、ワインの試飲会プラスお料理の先生のお料理つきというスペシャルイベントを開催してくれた。試飲会などといっても私はワイン通ではないから、ただ単に好きか嫌いか、とか甘いか辛いかとかしか分からない。それでも、最近のワインにはプラスチックのコルクのものがあることや、どうしてオリができるのか、とか、いろんなお料理との相性や、ワインの味の表現方法などとっても勉強になった。そして、準備されたお料理はもちろん最高!毎日こんなにおいしいものを食べてたら、あっという間にはちみつを食べ過ぎたくまのプーさんみたいにお家から出れなくなるくらい太っちゃうだろうな、と本気で考える・・。おしゃべりに花が咲き、最終メトロに乗り遅れ、歩いて帰った。ものすごく遠かったが、最後のパリの夜いろんなことを思い出して風に当たりながら一人センチメンタルな感じだった。

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13/04/2004

とうとう来てしまった帰国の日。ゆっくりの午後出発なので、午前いっぱいはマレで写真を撮ったり、最後のファラフェルサンドを食べたり大忙し・・。どれもこれもたいした用事ではないんだけど、私にとってはどれも大事で・・。ここ1ヶ月ですっかり見慣れたマレ界隈や、家の周り、セーヌ沿いを目に焼き付けるかのように歩きまわった。夕方の飛行機に合わせて、家に帰り、荷物をまとめ、タクシーを呼ぶ。今行きます。というので玄関に出て待っているが全く来る気配がない!これぞフランス!旅の最後までやっぱりフランスはフランスだ!とむしろ感心した。仕方がないので、重い荷物を押しながら、タクシー乗り場まで歩く。石畳の上をスーツーケースをごろごろごろごろ・・。ちょっとした段差をひょいと持ち上げようとしたとき、ぶちっ!とスーツケースの取っ手が取れ、ねじがころころ〜。あ〜最悪だ・・。部品を拾い集め何とかタクシーでオペラまで行く。オペラからロワッシーバスに乗るためバス停に並んでいると、前に並んでいたたまたま同じ飛行機に乗る日本人の夫婦に「一人で長くご旅行ですか?すごいですねぇ」と話しかけられた。どうみても、長旅をしたに違いない大荷物・・。すごいですねぇの対象は荷物なのか私なのかは不明・・。ご夫婦は2人の旅行に若干退屈していたのか、あれこれ話しかけてくれて、バスに乗り込むときにも、おりるときにも、また空港内でも、私の思い荷物をいっしょに運んでくれた。そしてなぜか、ご夫婦は何かいっしょに食べましょうよ、と誘ってくださり、私はしきりに遠慮はしてみたものの結果的にご馳走になってしまった。私の帰国のときに絶対ひとりでは持ちきれない多量の荷物というのは、必ずこういういい人に出会える!となぜか確信しているから・・。きっと誰かが・・とずうずうしくそれを計算してしまい、荷物を郵便などで送る気にはなれないのだ・・。今回もやっぱり、こういういい人に助けられてしまったから、また次回どこかに行ってもきっと郵便を使うことはないだろう・・。おかげで、順調に飛行機に乗れて、また幸運なことに飛行機はガラガラ!3席を独り占めして椅子の手すりを上げて、手作りビジネスシート?の完成!?日本までのフライトはものすごく快適で、飛行機の中でもっと寝ていたいくらいだった・・。成田についてまた飛行機で仙台へ。仙台はものすごく寒かった。その寒さが余計に私を寂しくさせた。ああ、旅は終わってしまったんだな〜。  おしまい。