【声明】 川崎重工争議で全面勝利の命令を勝ち取る
川崎重工争議支援共闘会議
川崎重工争議弁護団
川
崎 重 工 争 議 団
兵庫県地方労働委員会は、不当労働行為による賃金差別の是正を求めていた川崎重工の労働者16名の申立人全員を救済する命令書(12月2日付)を各申立人等に12月9日に送付しました。
命令書は、申立人等が行った正当な組合活動を嫌悪して申立人等の職能区分・等級を恣意的に低く据え置き、その結果、申立人らの基準賃金、期末手当及び退職金に格差を生ぜしめて不利益扱いを行ったと認定し、次のとおり命令しています。
1、申立人16人全員の職能区分及び職能等級を平成五年11月1日付で是正すること。
2、申立人16人全員に対して、平成5年11月1日以降の基準賃金及び期末手当の是正賃金との差額を支払うこと。
3、申立人らの内、すでに退職している6人に対しては、是正賃金による退職金との差額を支払うこと。
4、川崎重工に在籍している申立人に対して、正当な労働組合活動を理由として、昇進及び昇給において、不利益取扱いを行わないこと
この命令は,継続する不当労働行為の意思に基づいて長期間に渡り繰り返し差別的な賃金の支払いが行われた場合は,長期間に渡って累積した差別を解消し,当該賃金を適正な金額に是正するためには,過去における会社の行為であっても審査の対象とすることができると判断した画期的命令であり,その他申立人全員を救済するという意味でも画期的なものと評価できます。
この勝利命令は、25年前に遠隔地配転を断ったことを理由に不当解雇された近藤さんのたたかい、2度にわたる一万人の首切り合理化に対するたたかいそして9年に及ぶ地労委での賃金・昇格差別のたたかいを支えて共にたたかって下さった職場の仲間、全県・全国の仲間によって勝ち取られました。地労委に対する要請署名は、8000団体を超えました。この間のご支援を心から感謝いたします。
川崎重工は、コンプライアンスを経営方針の柱にすると表明しています。川崎重工は、この命令を真摯に受け止め、支援共闘・弁護団・争議団との話し合いを早急に持ち、争議の全面解決を果たすべきです。
わたしたちは、川崎重工での争議を早期に全面解決させるために全力を上げます。職場の仲間、全県の仲間、全国の仲間の引き続きのご支援を求めるものです。
―以上―
2003年12月10日
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