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14/3/12 高橋真美
〜結婚して間もない高橋真美さんを迎えて(テレビ番組「欽どこ」のわらべでデビュー)〜
黒柳「仕事の中で今のご主人とお会いになった」
高橋≪そうです。≫
「ディズニーランドの」
≪そうですディズニーランドを経営している会社に勤めているんです≫
「しかも広報担当で素敵な旦那様ですね。11歳年上」
≪そうです≫
「こんなハンサムな方がよくここまで独身でいてくれましたね」
≪そうですね一応初婚は初婚なんですけど≫
「きっかけは朝の番組をやってらして」
≪そうなんです朝の情報番組をやってましてお天気を毎日私が中継していたんですね。でディスニーランドで中継をした時に広報なんで対応してくれたのが主人で何回かディズニーランドはイベントがありますから中継をやった時にまあ顔見知りになってということで≫
「見た瞬間にいいなって思った?」
≪そーうですね≫
「ここで衝撃的なのは一緒に暮らしてらっしゃらない」
≪そうなんですよ2000年の4月には入籍はしたんですけどその時に家は探したんですがちょうど彼が忙しいときでなかなか決まらないうちにその延長線上で彼は千葉に私は東京の実家にいるんですけど。≫
※:ディズニーランドは千葉県にある
「彼の家に行ったらどうだって彼の家はディズニーランドからさらに奥にはいるんですって?」
≪彼はサーフィンもするので今のところが便利なんですけどねえ≫
「あなたはお仕事もするので東京が便利。でも通えないわって言ったらば西川峰子さんが」
※:西川峰子さんは隠岐島(おきのしま)に住まれている方と結婚された/隠岐島は島根県の北西部にある島
≪千葉ごときでゴタゴタ言うなと私を見なさい隠岐島よと近いじゃない早く一緒に住みなさいと怒られました(笑)。たしかに西川さんに比べれば車で1時間ぐらいの距離なんで≫
「会いに行こうと思えば行ける。でも西川さんの気持ちも分かりますけどねえ。あの人は年の半分くらいは向うですまれてますから。彼はハンサムで素敵だしでも会うときは靴はピカピカだしハンカチにはいつもアイロンがかかってる」
≪何回かあって私がいい方だなって思ってる時期に新品ではないんですけどハンカチにいつもアイロンがかかってて11歳上ですしちゃんとした方がいらっしゃるんだろうなって思ってちょっと残念だなと思ってたんですけどなんてことはない自分でかけてたんですよ≫
「みんなで遊びに行くって言うんで彼の家に集合って行ったらミシンがあったんですって」
≪そう、またかけてくれる人がいるのかなって思ったら自分でミシンはかけられると≫
「お布団カバーのチャクが壊れちゃったんですって」
≪そうなんですよ。私は新しいのを買おう思ってたんですけど次に彼の家に行ったらきれいに直ってたんですよ「どうしたの」って言ったら自分でファスナーを買ってきて縫って直したと。彼は1人暮らしが長かったのでまた彼のお母さんも仕事をもってた人なんで≫
「彼は仕事に理解があるの?」
≪はいそうですね。彼の両親も理解がある方なのでそれはありがたいなと。ですからいろんな人に甘えての今の状態だと思うんですね≫
「3人の中で一番最後だって」
≪そうですね「欽どこ」で一番早くに結婚するって言われてたんです。結局私が一番遅かったんですけどねえ≫
「ご主人はあなたのことをご存じなかったんですってねえ?」
≪欽どこで出てた時のことをまったく知らなかったですねそれが楽ということもあるんですけどねえ≫
*:マライアキャリー/世界中で大人気の歌手。日本にもたびたび来日
「マライアキャリーがディズニーランドに来るってことでみんなが大騒ぎになるってことになったら」
≪彼の上司がマライアキャリーのことは知らないけど私のことは知ってるということでああ結構有名なんだねと思ったらしいんですけど(笑)≫
「彼が上司に彼女と結婚しますっていったら」
*:たまえ/欽どこでの役名
≪「ええ!!たまえちゃんと」って≫
「上司の方にとってはマライアキャリーよりも」
≪私の方が有名で(笑)。芸能界音痴で≫
*:嵐/ジャニーズ事務所所属のアイドルグループ名。スマップ・TOKIOの後輩
「こんどディズニーランドに嵐が来ることになったらば」
≪後輩の方が「明日嵐が来るんですけどどうしましょうか?」って言ったら「やべえ明日ゴルフに行くんだよ」って(笑)。そのぐらい芸能界音痴なんですよ(笑)≫
黒柳「結婚式はディズニーランドの有名なホテルで」
高橋≪そうですアンバサーホテルで。ちょうどオープンしたてだったので≫
「あそこですると白雪姫の格好とか貸してくださるんですって」
≪そうですねドレスなんか貸してくださるところで。でもそういうのは一切やらず。彼が勘弁してくれと照れくさいんでしょうね≫
「まあ奥様がそういう格好をしたら彼も王子様の格好をしなくてはいけませんからねえ(笑)。結婚前に彼の家に言ったら電話もならないし携帯電話も持ってない人で」
≪そうですね家に行ってもほとんど電話はならないし「この人友達いるのかな」ってちょっと心配になったんですけど結婚式になったら400人近くの方がいらして下さってびっくりしまして。アンバサーホテルということで彼にほとんどお任せしてしまてって私はウエディングドレス選びだけをしてたんですけど(ドアが)開いた瞬間にたくさんの方がいらして下さってていやあーびっくりしましたね≫
「結婚式が始まって神父さんがいらしてキスする段階になって」
≪普通みなさん指輪の交換をしてベールをあげてキスをしますよね。やりましょうということになってどこにしますかということになって彼が恥ずかしいからということでホッペにすることになって私の右側にしてくださいそしたら左側から写真が撮れますからという事になったんです。で式が始まって指輪の交換をしてベールをあげて一番夢に見たシーンですよね≫
「そう」
≪「さあキスをして」って待ってたら待てど暮らせど何もしてくれないんですよ薄目を開けてみたら彼は落ち着いちゃってるんですよ。忘れてるんですよ。しょうがないから「チュウしてよって」≫
「そしたら旦那さんが思い出した」
≪ああってしたんですけど打ち合わせと逆をしたんですよ
*:反対側のほっぺにキスをした。逆〜って言って≫
「彼の頭だけが写っちゃって」
≪私が逆逆って言ってやっと撮れたんですが涙とかそういう状態じゃないですよね。彼いわく神父さんがキスをどうぞって言ってくれるのかと思ったんですよね。大爆笑のうちに終わって≫
「でもうれしいものはありました」
≪まあ明るく楽しくみんなに祝福されてるなっていうのはありましたね≫
黒柳「芸能界のお父さんである萩本欽一さんからもし結婚するようなことがあったら結婚する前に旦那さんを見せなさいと」
高橋≪そうなんです。いいなって思ったら見せなさいと≫
*:付き合う前にあわせなさいと萩本欽一さんは言っていた
「15ぐらいの時からいわれてたんですって」
≪ずっと会うたびに言われてて自分が見てあげるからと。男は顔ではわかんないから中身がどうか見てあげるから連れてらっしゃいと。でも事後報告になってしまったんですけど≫
「どんどん決まっていって結婚式の日取りまで決まってしまってからお会いになったと。萩本さんのことをお父さんといっているの?」≪はい≫
「で連れていったらどうでした?」
*:高橋真美さん、旦那さん、萩本欽一さんがはじめて会うことになって
≪はいパーティーの時は萩本の父は仕事が前もって決まっていったので食事をしようということになって渋谷で父がセッティングしてくれて。やっぱり緊張したんですよねなんて言われるんだろうって「ダメだよあんな男」って言われたらどうしようって、で2人で待ってたら萩本の父の方が緊張してるって伝わってきて普段と違うなって私が普段会ってきたお父さんと違うなっていうのが感じられてやっぱり花嫁の父のような心境だったんですかね≫
「なんか旦那さんにいろんなことを言ってらっしゃるんですって」
≪時間通りに帰ってくるような旦那はダメだ、家で毎日ご飯を食べるような旦那はダメだ、土曜日曜家にいるような旦那はダメだ、イベント(誕生日など)ごとを覚えているような旦那にしちゃいけない。≫
「あなたにもご飯なんか上手に作っちゃいけないとか」
≪そうですねようするにお友達とかお付き合いに声がかからないような旦那にしてはいけないということ何ですけどねえ。なんか分かったような分からないような感じですけど≫
*:萩本さんは結婚式には仕事で出席できなかったためビデオレターを送った
「当日は結婚式にいらっしゃらないということなんですけどその日VTRを送ってくださって私萩本さんすごいなって思ったんですけどギャグとか入ってなくて割とまじめだったんですって」
≪ちょっとうるうるしちゃってる感じで≫
「でセーターが」
*:VTRの中で萩本さんの着ているセーターが
≪実は最初で最後に一枚だけ手編みのセーターを高校のときに編んだことがあるんですけどそれを父の日かなんかにプレゼントしたんですよ
*:萩本さんに手編みのセーターをプレゼントした。今見ると大変へたっぴだと思うんですけど。成人式のときも着物姿を見せに行くときに着て待っててくれたんですけど、であの時のセーターだって「そうだよ」って言ってくれて「これはへたくそだから家で着てるんだよ」って言ってくれて、でそのセーターをその結婚式のビデオレターの中でも着てくれてたんですね。だからそれは私だけしかわからなかったと思う≫
「泣いちゃったでしょ」
≪はい、多分皆さんは私がそのビデオレターの内容で私が泣いてると思ってたと思うんですけどセーターをみて「ああ!!あの時のセーターだ〜」って≫
「本当にお父さんみたいでやさしいかたですね」
≪しょっちゅう会ってるわけではないんですけどそういう時には会って≫
「奥様がきちんとしている方なんですかね」
*:セーターをきちっと管理していたという意味
≪どうですかね〜≫
「17歳から現在まで長くありません?新婚でも1年ちょっと経ってるわけですよね
*:セーターをあげてから。その時に着てくださるというお気持ちがね」
≪私の方が忘れてたぐらいで≫
黒柳「普通の主婦の方にはあれなんですけどごみ捨てが今の悩みのタネで」
高橋≪両親と一緒に住んでたので30何年以上ごみ捨ての経験が無いんです(笑)。ごみの曜日とか全然知らなかったんですよ。結婚してからは私の仕事が入ってなかったら私は週末彼の方に行ってるんですけど土曜日は燃えないごみの日なんですね。≫
「土曜日の朝に出す」
≪朝8時までにださなければいけないんですよ。それが木曜金曜日あたりから頭にあって≫
「夜出しちゃいけないんですって」≪はい≫
「金曜日とかはロケとかで遅くまで仕事があるんですって」
≪金曜日が朝4時おきで夜までロケということで寝坊したいなっていう気持ちはあるんですけど出さなくてはいけないって。こんなに頭を悩ませるとは。実家のゴミ捨て場は近くにあるんでパジャマで行けばいいんですけど彼の方は遠くにあるんでパジャマで行くわけには行かないんで≫
「でも赤ちゃんができたら一緒に住もうと」≪はい≫
14/3/13 角野卓三
黒柳「今も文学座の座員でいらっしゃるんですけど昔出てくださったときに”かくの”さんて呼ばれているときが多い」
角野≪そうですね8回ぐらい連呼してくだすったんで≫
*:徹子の部屋に以前角野さんが出演されたとき黒柳さんは”かくの”さんと呼んだ
「この方は”かどの”さんです」
≪大分最近は”かどの”と呼んで頂ける様になりました。≫
「それにしても”渡る世間は鬼ばかりに”出てらして。ラーメン屋の」
≪そうですね足掛け12年になりますので今年は6回目ということで。≫
「あれはえなりかずき君のお父さんで泉ピン子さんが奥さん」
≪そうです≫
「すごいところに挟まってますね(笑)。ですから角野さんて呼ばれるよりも」
≪ラーメン屋のおじさんって呼ばれる方が多いですかね≫
「ラーメン屋さんにいくと難しいんですって」
≪あのねえテレビの役なんですがお店の方が緊張されるんですよ(笑)同業者が来たんじゃないかって。一瞬お店が緊張するのが分かりますねえ≫
「なんか1回舞台から落っこったことがあるんですって?」
≪これはねえ旅公演にはじめて行くときで”キガカイキョウ”っていうお芝居でタイチキワコが主役であのこれは舞台稽古を東京でやって地方に出て行くんですが三鷹の公会堂で稽古をやってたんです。で旅に出て着いたところが福井県の小浜というところで初日ですから舞台監督が最初のポジションを決めるということで楽屋は明るいんですよね、最初が”恐山のいたこのくちよせ”でみんな汚いかっこで集まっているんですがハッとしたら客席に落ちてたんです≫
「お客様が入ってないところで」
≪開演前ですから。そんなに大したこと無いんですよ1mちょっとですから。そん時は激痛とかそういうのは無かったんですがまずいことしたなあと思って捻挫かなんかしたかなと思って≫
「大変なのは7役やってた」
*:角野卓三さんは七つの役を演じることになっていた
≪その時はやったんですよ≫
「初日は七役やった」
≪ええ。初日は気も張ってるしやったんですよ。で終わったら私たちが裏方さんと一緒に後片付けもするんですが「お前はやんなくてもいいから早く寝ろ」と言われて缶ビールのんで寝たんですが夜中にねえ痛くてねえ2度も3度も起きるんですよ≫
「あら」
≪翌日福井へ移動して先輩も付いて来てくれて医者にいったんですよ。そしたら足に分度器を当てるんですよ。そして足を曲げてくださいと言われて痛いところまで曲げるんですよ。その曲げられる角度を見て「これは君じん帯が切れてる」と。≫
「分度器で測るんですね」
≪ええ、ビックリしましたけどねえ。先生が看護婦さんに「石膏(せっこう)を練ってくれ」って言うんですよでも「すみません。僕これから芝居があるんですよ」って言ったんですよ。先生が「(石膏で)足を伸ばしてひざが曲がらないようにしないと大変だよ」と言われてでも聞いたらギブスをしたらやってもいいよと言われて分かりましたと。帰ってすぐに衣装さんにズボンの幅を広げてもらって7役のところを5役にしてもらって≫
*:角野さんはひざが曲がらないように足をギブスで固めた
黒柳「足はつっぱたままで」
角野≪どの役も5役とも足がつっぱたままで(笑)≫
「それすごいですよね出てくる人足が突っ張ってて」
≪衣装は違うんですけど足はみんなつっぱてる(会場笑)。それで残りの2役は演出家がキムラコウイチさんがやってもらって≫
「キムラコウイチさんがやったの」
≪ええ≫
「最初は足がつっぱてる人が出てきてもそういう設定なのかなと思っても出てくる日と出てくる人みんな足がつっぱてちゃねえ(笑)」
≪それでしょうがないので一度東京に帰りましてね家に劇団の近くに慶応病院があるんですがそこで調べてもらったんですがそこも分度器でしたね(笑)≫
「そこも分度器で」
≪それでまたギブスしてそれから東北・北海道に40日間公演に行かなければいけないんですよでもすぐに代わりがいないもしあれだったらギブスでも行ってくれないかと(黒柳笑)やっぱり責任感もあるし使命感もあるんで行きますとそれで行きました。先生がおっしゃるには動いた方が良いと座っているよりは。それで出来るんならやりなさいと。でももう1月もしないうちに戻りましたね。結局伸ばしておけば繋がるわけですから≫
「でもはずみって恐いですね」
≪やっぱり舞台ってのははじまる前に30分くらい体操して。舞台ってのはこわいですね≫
「そういうこともあるんですけどデパ地下が好き」
*:デパートの地下食料品売り場
≪あの家で酒を飲むときは自分でつまみを買ってこようかなと。自分で料理する時間もないしお惣菜とか出来たものを半完成品みたいなものを買ってくるんですがおばさんたちとは顔なじみですよ「今日はなあに〜」とか≫
黒柳「夕方になると安くなるとかはそうですか?」
角野≪そうですねある時間をすぎると。奥様たちはよくご存知だとは思いますが別に狙っていくわけではないんですが楽しいですよ≫
「あれ私はしたことあまり無いんですけど試食も出来るじゃない」≪ええ≫
「私たまに試食すんのお漬物とかねえ、おいしいかなって。奥様も女優さんでいらっしゃって文学座の女優さんで倉野章子さんていうきれいな女優さんなんですけど一緒の旅なんてことは無いんですか?」
≪結婚前はありましたけど先輩なんですよ4期の。で北海道なんか行ったときにバスで唱歌を歌ってるのがいて今の家内なんですけどなんて奴だと思いました(笑)大人になって遠足じゃないんだからどうして唱歌を歌うかなって(笑)≫
「そういう気分になったのかもしれないですね」≪そうですね≫
「でもあれですよね実は亭主関白てほんとうですか?」
≪いやあひどいですね≫
「頑固で凶暴」
≪僕は家に帰ると凶暴な亭主だと思いますね(笑)≫
「「風呂!!」とか言うの?」
≪いえそういうのは自分で入れますけど(笑)。片付けがちゃんと出来て物食べたりするときの段取りが出来てなかったりするとそれが一番多いかもしれませんね。座ったときになんか1つ出しとけと、それが終わってから次にかかればいいだろうと≫
「終わったら片付けて次のものに」
≪空いた皿がごろごろあるのは好きじゃないですね。うるさいおやじですね≫
「自分で片付けたりしようとは思わない」
≪立ったり座ったりしたくはないでしょ。座る前はいいんですよ自分で出したり片付けたりしますけど1回座ったら立ったり座ったりするのはいやですね≫
「デパ地下いくエネルギーがあったらそういうものを片付けることはなんでもないと思いますけどねえ」
≪気分ですからねえ≫
「奥様はお飲みになるの?」≪少しは。≫
「亭主関白なんですって」≪全然そう見ていただけないんでありがたいですけど≫
「本当にね。家に帰ってもねえ気弱なねそういうイメージがありますけど」
≪役と人格は違うと思いますよ≫
「役は気弱そうなね」
≪どっちかというと被害者タイプですから≫
「ずいぶん三谷幸喜さんとか井上ひさしさんとかああいうコメディーのものに出てますよね」
≪まあどちらかというと悲劇よりは喜劇の方が多いですし自分もとっても好きなので笑っていただける快感というのが好きですし≫「まあそうですよね」
黒柳「角野卓三さんは東京の生まれなんだけどお育ちは大阪」
角野≪変な話ですが慶応病院で生まれたんです。劇団のすぐそばなんですだから劇団に入ったときに「あれ!!」って。別に体内回帰とかじゃないんだけど。どうも兄貴がいたらしいんですけど生まれて1月ぐらいで死んじゃったそうで母方の方が東京の千駄ヶ谷の医者だったもんでお産婆さんじゃなくて用心して病院で産めということで僕達の世代はあまり病院で生まれた人は少ないんじゃないかと≫
「お産婆さんがねえ」
≪それで幼稚園の2年間と小学校の6年間は大阪で、ですからねえどっちでもないんですよ東京生まれだけど東京人ではない、大阪の人のことよく分かるんだけど大阪人じゃないという≫
「すごい不思議なんですけど大阪弁すごくお上手なんだけど大阪の人の役って来たことがない?」
≪1つだけNHKの「心はいつもラムネ色」っていうのがあるんですけど最近はほとんどありません。≫
「じゃあ関西の役がきても全然平気」
≪そうですねきませんけど(笑)≫
「そうなんですってねえご存知ない方が多いのかも」
≪でも最近大阪行って話をすると「それ大分ちがうんとちゃう」みたいなね。でもねえ小学生の頃は毎休みごと春・夏・冬休みには東京の祖母の家に来てましたからその東京の子と遊ぶじゃないですかそうすると東京弁になっちゃうんですね≫
「すぐにね」
≪で大阪に帰ってしゃべると「お前何ええかっこしてんねん」っていじめられるというか(笑)≫
黒柳「坂東英二さんの(大阪)番組でねえいわしを煮てね「いわしでんがな」って言ったんですよ。そしたら「いわしでんがな」というお料理ですか?といわれてそうじゃありません「○○でんがな」って(明石家)さんまさんは言うじゃないですかって言ったらそんなん言いませんって」
角野≪そうですね大阪でも住んでらっしゃるところによって違うと思うんですけど「○○でんがな」は古い言い方だと思います≫
「ところであれなんですよね学習院大学」
≪高等科から入りましたね≫
「仲本工事さんとか小倉久寛さんとかいらっしゃるんですけど経済学部を4年で卒業した」
≪あの文学部行こうかなって漠然と思ってたんですけど親父が止めろと潰しが効かないといわれて父親の言うことを聞いて経済学部に入ったんですが経済学部に行ってなかったら4年で出られなかたっと思いますね。文学部は席取る授業がありますしなにより卒論がありますからね。僕は4年になるときに文学座の養成所に入ったんですけど最後の4年目は授業はほとんど出てないですよね皆無ですね試験を受けて受かれば卒業させていただきましたから≫
「だから誰の家に泊まるかということが問題だったんですってねえ」
≪試験の1週間前は大体休講なんですよ最後の授業に入って教授のお顔を拝見して資料を手配してこの試験は誰の家に泊まって勉強するっていう(笑)≫
「でもすごいですよね留年なくご卒業なさったというんですから」
≪学校にも行ってたんですよ360日ぐらい。休んだのはお正月ぐらいで。演劇部に行ってクラスにはいってないというだけで学校には行ってました。小道具作ったり稽古したり≫「熱心だったんですね」
「じゃあ学校も出て文学座にも残って」
≪うまく残れたというかそこは運がよかったなあって≫
「文学座にもお入りになって25歳ぐらいのときにちょっと生意気になった」
≪そうですねこれは抜擢みたいなんだけど”花咲くチェリー”という芝居があって北村和夫さんの息子の役でそれまで2本ぐらい熱海殺人事件ていうのが内の劇団初演だったんですけどいい気になってたというのがあると思うんですけどその息子役で≫
「石立鉄男さんが」
≪石立さんが初演、再演とやって僕が三回目だったんですけど北村さんに怒られて怒られて≫
「ええ!!北村さんが怒った。どういうわけで?」
≪一挙手一投足怒られて「違う・・ああだめだ・・それはフランキー堺のNGだ」とか言われてフランキーさんに申し訳ないんだけど(黒柳笑)≫
「フランキーさんがどうしたって」
≪フランキーさんに似てるって≫
「演出はながおかてるこさんがしてるのに」
≪ながおかさんが演出してるのに自分の芝居だと思いになってたみたいで半分ノイローゼになったみたいで絶対止めてやろうと思いましたけどこんな劇団。それが幕が開いたら言われたとおりのことが自分で思い当たるんですよ。自分が思ってることとやってることはそんなに一致してないんだなと。鉄は熱いうちに打てといいますけど若いうちに怒られて良かったなあと。最大の恩人ですね≫
「北村和夫さんが。でもそれまで俳優になることを反対してたお父さんがその芝居を見て」
≪楽屋に来たときにね目が赤かったんですよこれでOKだと思いましたね≫
「ああそうお父様はお亡くなりになったんですってねえ」
≪7年前に≫「面白いお父様でその話はまた今度」
14/3/12 美勇士(ミュージ)
黒柳「ようこそいらしてくれました。お名前からするとミュージシャンにならないといけないお名前ですよね。お父様はロック界のプリンス桑名正博さん、お母さんはロック界のプリンセスアン・ルイスさん。」
美勇士≪プリンス、プリンセスっていうほどわかないと思いますけどねえ≫
「アメリカンスクールにいってらしたんで英語もベラベラなんだけど大阪弁もベラベラ。もう20に」
≪今度の5月で21になるんですけど≫
「音楽の道に入ってよかったですか?」
≪名前もそうだし環境に押されて始めたっていうのもあるんだけど自分がやりたいという気持ちが一番だと思うんですけど楽しいていうかそれに目覚めたのが音楽やってる一番の理由だと思うんですけど≫
「見てるとどっかに桑名さんの顔があるしアン・ルイスさんもあるなって思うのね」
≪親子ですから≫
「みんな言うでしょ」
≪そうですね目元はお母さん似とか骨格はお父さん似とかいいますけど≫
「お父さんは桑名正博、お母さんはアン・ルイスってしょっちゅうしょっちゅう言われることについては?」
≪まあ否定する人はいるかもしれないけど親は親なんだし先輩なんだしいまさら否定してもしょうがないしそれはそれでいいと思うんですけど≫
「桑名さんはベストテンに出てらした頃は標準語をしゃべってらっしゃったんですけどその後お会いしたらすごい関西弁でびっくりしたんですけど本来そうなんですって」
≪そうですね元々は関西で逆に関東の言葉をしゃべってたみたいで≫
「あなたのお母さんがアン・ルイスさんがあなたが4歳のときにこちら(徹子の部屋)にいらして話してらっしゃるVTRがあるんで
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黒柳「おむつはしてないにしてもいろいろ大変でしょ?」
アン・ルイス≪いや寝るときはパンパースしてますよ≫
「寝るときパンパースするの」
≪寝るとき言うんですよ「美勇士お兄ちゃんになったからパンパースしないの」って言うんですよ。でしいしい行く時になったら夜中にマミー起こすって言ってじゃあ1回トライしてみましょうってしたけどダメでしたね。あとミルク、ジュースを飲ませるときはまだ哺乳瓶で飲んでるんですよね。お兄ちゃんだっていうんだけど都合が悪くなるとおにいちゃんじゃないって≫
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」
≪アン・ルイス態度悪いですねえ〜≫
「どうして、どうして。ロッカーでどんどんしゃべる人いるの?」
*:美勇士君がよくしゃべることについて
≪あまりいないと思います。お笑いロッカーですね≫
「それと同じ頃にお父様の桑名正博さんがあなたのことについて話してらっしゃるVTRもあるんです
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黒柳「なんかあなたがお風呂に入ったときに聞かしてあげるお話があるとか」
桑名≪ああ、なんかちっちゃい時って長くお風呂に入らないわけですよ。それでどうしようかなと思ってこんなちっちゃいゴムの人形があったんでそれで勝手に話しつくってねえこれはいい人悪い人なんて≫
「本気でやらないと子供はダメでしょう」
≪それが(記憶に)残ってるんですね。やっぱりその人形があるんですよ風呂場にそれで遊んでますよ。のぼせちゃって≫
「そ〜う。しつけは厳しいんですってねえあなた」
≪自分が作ったり誰かが作ってくれたりするわけですよねご飯を嫌いなものって言うか気分が乗らないから食べなかったんですよそれで怒りましたね≫
「でもかわいかったんですって、1回」
≪言っても食べなかったんですね彼もいこじなところがあってどんなにいっても食べないからお尻をたたいて僕はお手洗いに入ってたんですね。そしたらコンコンとドアを叩いて全部食べたお皿を持ってきて「全部食べたよ」って≫
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」
≪うーん、なんて素晴らしいお話を≫
「なんてあなたは愛されて」
≪本当にね≫
「でもあなたも一頃なんで離婚したんだよって思ったことがあったんですって」
*:美勇士君の親である桑名正博さんとアン・ルイスさんは離婚されている
≪ありましたけどそれは大人の世界なんで深くは考えないで≫
「割と陽気な方なの」
≪そうですね≫
「お父様もお母様も陽気な方ね。名前もミュージっていうミュージシャンになるべくしてなった名前なんだけど自分でもなりたいと思いました?」
≪やはり自分で目覚めてからは気持ちがいいもんだなとそのお客さんとのコミュニケーションっていうかライブでがんと決まった時に感じたんでねこの職業を一生やっていこうと思いました≫
「お父様はあなたを小さいときから連れてらっしゃたんですって?」
≪そうですねアン・ルイスさんの方は連れて行ってくれないんですけど桑名さんの方は連れて行ってくれましたね≫
「姿を見てこうやるんだなとか思った?」
*:桑名さんの仕事姿を見て
≪そうですね思いましたね。厳しい世界だなと思いましたけど≫
「でもあなたは小さいときはお母様とすごしてアメリカンスクールにいらしてその後お父様と大阪で過ごして大阪弁で。英語も大阪弁も両方ベラベラ?」
≪そうですねどっちかというと2ヶ国語。関西弁と東京弁≫
「お父様はあなたに友達から飲みに行こうと誘われた時明日コンンサートだから飲みにいけないとかは言うなと」
≪僕らもみんなそうなんですけど次の日いくら朝が早いといっても俺は俺で最後までいるよというタイプなんで楽屋とかも最後の最後までいるタイプなんですよテレビ局で消灯されちゃったりして。どっちかというと寂しがりや何で≫
「お父様が偉いのは付き合いが大事だというけどコンサート行ったら声を出せって」
≪飲みに行っても帰ってから練習するなりしてビシッと決めろみたいな≫
「芝居のお仕事もやってらっしゃるんですけど人の後ろにいるともっと前に出ろと人の後ろにいるんじゃないと」
≪僕も性格上後ろにいる人がかぶってないかなとか見えてないんじゃないかなとか思うんですよ。気にしたりするんですけど逆に役者の世界は気にするなと「かぶってなんぼのもんや」と≫
「お父様がね」
≪どう自分が目立つかがこの世界で成功する秘訣だと≫
「生まれつきの性格だから気にしちゃうんでしょ」
≪そうですね≫
「でもお父様と歩いていると親子というより友達同士みたい?」
≪そうですね親友って感じで。≫
「お母様と歩いていると恋人同士みたいですって」
≪そうですね。見かけもそうなんですけど精神的にはお父さんは親友でお母さんは恋人って感じで。≫
「そうなんですって友達でお父さんと上手くいってないって聞くとそういう風に思っちゃえよって」
≪うっとしいとかいってる奴がいるとそう思えとそうすりゃそういうこともなくなるんじゃないかと≫
「でも君のお母さんはアン・ルイスだからとか言うでしょ」
≪そんなことないすっよ≫
黒柳「お2人と作ったCDが」
*:美勇士さんとアン・ルイスさん2人で作ったCD
美勇士≪5年前に97年に作ったんですけど≫
*:その曲が再生される
「うれしかったお母様とCD出せて?」
≪いっしょに歌うってことが無かったんですけどこうしてCDになってすごく感動しましたね。あのアン・ルイスさんとデュエットさしていただけるなんてって≫
「でもビックリしたのはあなたは歌の練習とかはしたこと無いんでしょ」
≪そうですね今までは無かったですね≫
「歌ったらああいう声が出たんですか?」
≪あの感性というか自分の感性にまかせて自分が歌ったときのままでやろうという≫
「あのアニメのテーマソングとか歌ってるでしょ」
≪最近一番新しいシングルで”X”という。アニメ自体は今月ぐらいで終わっちゃうんだけど。やっぱり声はアン・ルイスさんに似てるって言われますね。しぐさは親父って言われますけど≫
「今度ミュージカルに出ることになって何も勉強して無かったって自分で分かったって」
*:「HONK(ホンク)」というミュージカルに出演する
≪そうなんですよ。ダンスとかもありますし歌い方1つにしても全然違うんでレッスンとかもさしていただいて自分が最低でもやらなければいけないことがこんなにあったのかと≫
「今の声を聞いてると声というのは天性だと言われてますけどお父様はしゃがれ声ではないけど”セクシャル・バイオレンス”の方だからああいう声じゃない、アン・ルイスさんは小さい声で歌うとしゃがれ声だけど張るといい声じゃないだからいいあんばいの声帯もらったのかしらね」
≪そうですかね≫
「みなさんお思いでしょ20の青年て若くていいなって」
≪ハハハ(笑)関係ないじゃないですか声とは。若いからいいっていう風で≫
「いやあでも若々しいじゃないの。あんたにこにこしてるから楽しいことがあるのかなって思うじゃないの」
≪いやあ分からないですよ苦しいことばっかしで明るくしようと思ってるかもしれないですから(笑)≫
「でも本当に苦労したというのは本当かもしれないね」
≪明るく生きないと損じゃないですか(笑顔で)≫
黒柳「今あなたはミュージカルに出てらっしゃる」
*:ミュージカル「HONK」で鳳蘭さん、川崎真世さん、深沢敦さんと共演
美勇士≪僕も初舞台で鳳蘭さんと共演させていただいてるので恐縮なんですけど≫
「”醜いアヒルの子”なんだって」
≪そうですね醜いアヒルの子がメインのストーリーで≫
「あなたが醜いアヒルの子なの?」
≪そうです≫
「HONK(ホンク)って白鳥が鳴くときの声なんですって」
≪そうですね”ほーんく”って≫
「そうなのアヒルの子は違う声でなくんだけど白鳥の子だけが”ほーんく”と鳴くの」
≪そうですねそれがテーマということでアヒルの子は”クワック、クワック”と鳴く中で”ほーんく”と鳴く子供がいていじめられるという≫
「これは子供にも見て欲しいんですって」
≪そうですね醜いアヒルの子というんで子供が見に行くと思われがちなんですけど大人も楽しめるんで大人にも見て欲しいですね。言ってみれば大人が童心に戻ってみるミュージカルみたいな。万人向けのミュージカルです≫
「今20でこのミュージカルをやっている間に21歳に」
≪そうですねこのミュージカルは5月2日に終わるんですけど5月8日に21になるんで、20歳最後の思いで含め経験含めということでこのミュージカルをやり遂げたいと思いますね≫
「でもあなたも苦労したと思いますけどさっき明るくしようとしてると言ったのは冗談にしてもお父さんの桑名正博、お母さんのアン・ルイスという名前のプレッシャーというのはどうなんです」
≪それは多少ありますけどそれは今に始まったことではないんでもう宿命だと思ってるんでそれは乗り越えましたけどねえ≫
「でも将来あれは美勇士くんのお父さんとお母さんだよという風になればいいと思ってるんですって」
≪そうですね今はアン・ルイスの息子ていう風に言われるんですけど今にあれは美勇士くんのお母さんらしいよという風に活躍できるようになればと思いますけど≫
「でもお父様は自分のコンサートにお連れになったんで飛び入りで出演したり」
≪ありますね。これからもライブとかで活躍したいと思いますけど≫
「お父さんとお母さんによろしく」