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14/4/11 財前 直美(
番組HP)
黒柳「どうも久しぶりでございました。今日は和服で楚々とされているんですけどこの頃はギャグとかしかも”おやじギャグ”」
財前≪(笑)≫
「どういうものですか?」
≪例えばトイレに行く方には「トイレにいっ
トイレとか(
※トイレに行っといで)」とか。がんばトイレとかまっトイレとかそういことまで。≫
「なるべく聞きたくないっていう方もいるぐらい何ですって」
≪何も反応してくれないと寂しくて≫
「私に言ってください。私は何が好きってダジャレとか聞くのすごい好きなの」
≪そうですか(笑)≫
「私の周りにダジャレいう人少なくてね。お願いします」
≪わかりました機会があればポロっとでるので≫
「気付かなかったら今のダジャレですといってください」
≪わかりました≫
「テレビ朝日の新しいドラマ”眠れぬ夜を抱いて”に出演されるんですけどその制作発表の時に相手役の中村トオルさんが抱負はって聞かれて」
≪ええ、財前直美をコメディーギャグから変えてやるみたいなことを言ってました。≫
「楚々とした女優さんでお嬢様役が多かったんですが喜劇的なものをたくさんやってらっしゃるんでだけど今回は中村トオルさんはあなたを・・・」
≪いわゆるシリアス女優ですか?にしたいんですけどどうしてもこっちの方がテンション高いので中村さんをこっちのコメディーのほうに持ってこようかなと(笑)≫
「中村さんが深刻にシリアスにやろうとしてもついギャグを入れちゃうんですって」
≪もちろん本番でちゃんとした時はやらないんですけど≫
〜ドラマ映像入る〜
≪夫婦の役なんですけど(
※中村トオルさんと財前さんは夫婦役)≫
「不思議ですねえ女優さんって(顔が違うことで)」
≪それが女優やってて楽しいんですけどね。これ(ストーリー)は説明しづらいんですけどとにかく11本見ていただかないと最後まで犯人が誰だかわからないんですけど。野沢さん(脚本家)の本があるんですけど最後は違う終わりになってるんですけど≫
「初めは終わりがどうなるかって読んでなかったんですって?」
≪それよりも2話までしか読んでなくて私は視聴者目線だからその時感じたことを演じようと思って≫
「知らないほうが良かったと」
≪そう思ったんですけどみんながロケにいちゃうんですけど寂しくなって読んでみようかなって読んでみたら面白くて9冊あったんですけどすぐに読めちゃいました≫
「あれでしょ放送は木曜の9時から。やってらしてとても面白かったんですって?」
≪ねえ≫
「でもあなたドラマの顔と今写ってらしゃる顔ずいぶん違いますね。」
≪コメディーはコメディーで面白さがあって、シリアスはシリアスで普通の主婦という面白さがあるんです。これは女優という本当にいろろな人になれる楽しみですね≫
「私にことを言ってなんなんですが3年程前に2つの芝居をやってて日本中回ってるんですけど”幸せの背比べ”というので周ってるんですね。それと”キューリー夫人”というので周ってるんですね。これはラジウム発見までやるんですけどいつも思うのは「いやあ、同じこといつも言ってるおばさんの役をやっているのにあっという間にノーベル賞2つももらう科学者の役ができるのは女優じゃないとね」って。」
≪おもしろいですよねいろいろな職業もできますし≫
「”お水の花道(フジテレビ系のドラマ)”も皆さんがずいぶん面白いって」
≪あまりにもやりすぎて自分を抑えるのが大変って≫
「マネージャーの方も大変といってらっしゃいましたけど。みなさん12年前にこちらにいらした時はねほんとうにねはかなげな女優さんでお嬢さん役がピッタリだった頃なんですね。みんなそういう風に思ってた時になぜか私はですね現在の財前さんを見抜いたようなことを言ってるんですね。そのVTRをちょっとご覧いただきましょうか」
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黒柳「じゃあ今は活発なお嬢さん?」
財前≪そうですね≫
「今拝見してるとスポーツとかねましてや甲冑兜をつけて馬から落ちるなんて思えないんですけどお笑いになると急に顔が陽気なお顔になるんですね」
≪黙ってるといいといわれるんですけど≫
「いやいやどっちにしてもいいんですよ。ちょっとすましたお顔をしていただけます」
≪・・・・(笑顔になって)≫
「そうそうそうそうすましたお顔と今の笑ってらっしゃる顔が全然違うのが面白いですよね」
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≪(笑)おかしすぎる。自分でも違う人に見えちゃいますね≫
「びっくりしましたね」
≪コメディーやってるよりもこっちの方が笑えるっていうのはどういうことなんでしょうか≫
「でも私はあなたのすましている時の顔と笑ってらっしゃる顔が違いますねとか言ってて12年前をおやりになるとああなんですよ。ああだったんですから」
※今夜から放送のドラマ”眠れぬ夜を抱いて”では現在の財前さんより12歳若い役を演じる
≪研究しないといけないですね(笑)≫
「でも違いますね。今はなんていうの庶民的というか(笑・財前笑)ずいぶんのお変わりになったのかしら自分でもそう思います?」
≪そうですね当時は外見で判断されるので楚々としていなさいとか添え物っていう感じのものが多かったんですよ。で”お金がない”というドラマがきっかけだったんですけどそれがコメディーに目覚めたきっかけですね≫
「なんかその時マネージャーが変わった?」
≪そうです≫
「それまでのマネージャーはハラハラしてあんましやり過ぎないようにと」
≪しゃべるなとか笑うなとか言われて≫
「マネージャーが変わったときにとゆどその”お金がない”ですかコメディーをされて「ああ!なんだ財前さんてコメディーもできるんだ」って。ご自分はそのほうが好きだったんですか?」
≪すっごい楽になりましたね。以前はそういう風に装ってないといけないじゃないですか。でもみんなにそこを見せちゃったらある意味恐いものは無いっていう(笑)≫
「あれですよねレコード会社の事務をしたいということで上京されたんでしょ?」
≪そうです≫
「みなさん事務ですよそれなのに突然「水着になれ」ということになってそしたら」
≪キャンペーンガールに受かってしまってですね≫
「背は何センチでしたっけ?」
≪背が166.7ぐらいです≫
「大きいですよね私たちの年齢からすると10センチは大きいんですよね、それが良かったらキャンペーンガールになって事務員のほうは無くなって」
≪そうです。事務所もバーと決められて≫
「とにかくバーと決められたのは良かったんですが女優さんを売るということを全然してなかった事務所だったんですって」
≪今も同じ事務所なんですけど当時は歌手を・・・中森明菜さんがいたりほとんど周りは歌手で女優として入ったのは私が初めてだったんです。≫
「あまりノウハウがない」≪そうです≫
「突然マーネージャーが国に帰ってお嫁に行ったらって」
≪ちょうど20、21ぐらいでしたか≫
「大人って勝手だと思ったでしょ」
≪あんだけ「お前はいい」って言ってスカウトした人が何でそんなこと言えるんだろうって。その時は自分も人からゆわれて女優になろうとは決めてなかったんですねだからすごく無欲に思えたと思うんですけどそう言われた時にすごくスイッチが入って「あなた何を言ってるんですか」って言って(笑)「もし見込みが無いんだったら言ってください。でももしあなたにやる気があるんだったら一緒にがんばっていただけませんか」って言ったんですよ。それからですね女優としてちゃんと生きていこうと思ったのは≫
「嫁にでもなれというのが無ければ。事務員だから事務の人をやろうと思っていってるんですから」
≪そうですね≫
「それが水着だっていうことになってどんどんそういうことになると。でもそこで楚々とした役でやってらしたんですけどマーネージャーが変わった頃から”お金が無い”にでて喜劇の方に行って。でも中村トオルさんみたいになんとか昔のあなたに戻したい人もいて彼は中年ではないですけどあなたは新中年キラーってよばれてるんですよ」
≪私ですか!≫
「旧という方がいたのかは分からないんですけどあなたがそうらしですよ。こういう格好(和服)をしてらしたらいいですよね」
≪ちょっと見せ掛けでごまかしてみました。滅多にねえお着物も好きなんですけど着る機会が無くて。でもちょっと間違えられちゃうのかなと思ったんですよ少し前まで”お水の花道”やってましたから六本木から銀座に移ったって言われるんじゃないかと(笑)≫
※”お水の花道(六本木)”ではスーツを着用。財前さんの中に着物=銀座という感じがある
「でも中年男性だったらいいなってまあ中年じゃなくてもですけど。さて話は変わるんですけどあなたは左手でお習字を書くのが好きで」
≪好きというか自分が落ち込んだ時に自分を励ます言葉を書いたんですよ。右だと理性が働くんですねどうしてもうまく見せたいとか、左だと力が抜けてちょっと芸術的に見えたりするんですよ≫
「そこでですね珍しいんですけどこの番組では実際に字を書いていただいて私は生まれてから左手で字を書いたことは無いんですけど私もやってみますんで」
≪はい≫
「みなさんもお試しください。とても面白い字が書けるんですって。書きすぎてうまくなりすぎちゃったんですて」
≪ちょっとねえ(笑)≫
黒柳「ちゃんとかばんの中から筆ペンをお出しになりました。筆ペンなんですか。お習字かと思って」
財前≪筆でも書くんですけど≫
※黒柳、財前習字中・・・
「書けました。あらお上手ね。本当に左手だったの見てなかった」
≪ちょっと墨がなかなかでなかったんですけど≫
※もう一枚書く黒柳、財前・・・
「これしょちゅうしょちゅうやってればどうにかなるかもしれませんねえ。これはあなたのですけど芸能人の方がたくさんチャリティーをおやりになりますけどこういうのできればいいですよね。落ち込んだ時っていましたね落ち込んだ時に”笑う門には福来る”って書くんだからそんなに落ち込んでないのかも知れない(笑・財前笑)」
≪でも”愛”とか”勇気”とか(書くんですけど)私”勇気”って一番欲しいんですよ少しの勇気があれば何でもできるんじゃないかと思って。こういう言葉を1個でもいいんで例えば”道”とか。道っていろいろな道があるじゃないですか。そういう字を1個書くというのが自分の中で面白かったですね≫
「(書くときは)夜なんか1人で」
≪そうですね結構暗いですね≫
黒柳「夜にこういうことをやってると気分がいいかもしれないですよね。あなたは今度お出しになる本の表紙もご自分の字で左手でお書きになったの」
財前≪はい。中にも言葉が入ってるんですけど≫
「”私が私であるために”。この本はずいぶんはっきりと男性の恋愛もお書きになって年下でも不倫でも(書いて)。不倫でも」
≪はい。自分に正直に。自分に正直になることがイコールみんなに正直になることだし。自分の中でもけじめ本って言ってるんですけど親元に18年間いて女優生活18年で4月からちょうど女優生活の方が長くなるんですよ≫
「1年長くなるのね」
≪ええ。節目の時期なので自分の中ではけじめ本と。≫
「あなたの若さで女優さんで恋愛の事を書くというのは、ましてや不倫のこととか年下の人のこととかやっぱりちょっとこれ書いちゃっていかなっていうのはありました?」
≪もちろん相手に失礼になってはいけないので何か匂わせてもいけないしでもこういうことで悩んでる人も絶対いると思って名前は出すのは全然しなくて想像させること置き換えて誰かが読んでくれたらいいなって≫
「でもそれだけのみんなが知らないうちに体験してらっしゃるということが女優をなさるのにはいいと思うんですけど」
≪本当にいい経験をしました。≫
「でもそれを書いちゃおうと思ったことがいろんなことを吹っ切れるという1つなんでしょうかね」
≪本当に楽になりますよ(笑)≫
「ええそこが吹っ切れないのが人間でねタケハラハンさんが80歳の時にね。80歳でですよ。いろんなことを吹っ切れて書いたり話したりできるだろかとおっしゃったら「どないですかなあ」とおっしゃってました。だからその方によってだと思います。でもあなたは吹っ切れて」
≪はーい≫
「いいですね」
≪ははははは(笑)≫
黒柳「まあお嬢様女優といわれてた方が自分の恋愛体験も書いちゃえということになった1つには年齢的なこともあるけど身近なおじいさまが亡くなった」
財前≪はい。≫
「亡くなる前にずいぶん一緒に生活なさったんですって?」
≪生活までは行かないですけど離れていても何か出来ることは無いかと。人の死というのを身近に感じたことは無かったのですごくいいきっかけになって≫
「ずいぶん旅とかしたんでしょ?」
≪そうですね東京にも呼んで東京タワーに行ったり≫
「(おじいさんは)どこにお住まいなんですか」
≪大分です≫
「おじいさまのお写真お撮りになったんですよ。(
※写真登場)これは」
≪羽田空港で≫
「いろんなとこに行ったんですって?」
≪いろんな所に海外旅行してますね≫
「ご一緒に中国とかも」
≪中国とかハワイとかシンガポールとかかなり行ってますねえ≫
「この写真も財前さんが」
≪私写真撮るのも趣味なんでこれはわたしが撮ったおじいちゃんの写真なんですけど≫
「(写真の中に)すごくいいものがあるんでしょうね。あなたには」
≪そうですねたくさん愛情貰ったんですよね≫
「今までおじいさんと離れてらしたんですけど一緒に旅をするなるべく一緒にいようとする。亡くなった時に私の中にというものがあったんですって」
≪亡くなってもいるんですよここに。だから生きてる間にできることは無いかなってそれでおじいちゃんが会いたい人を全員会わせましたね≫
「ご病気だって言ってもずいぶん旅行とかなさったんですね」
≪そうですね≫
「その楽しい旅行いい思い出が心に」
≪それに自分が後悔しない生き方をしようと思いました≫
「おじいさまのことに関しては孫孝行もなさったと。そういうことでご本を書こうということにもなったのかもしれないですね。これからは吹っ切れた財前さんを楽しみにしています。」≪はい≫
「ダジャレ出なかったじゃない(笑・財前笑)ダメジャン」
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14/4/12 河村 隆一(
番組HP)
黒柳「しばらくでございました。元ルナシーのボーカルで俳優としてもご活躍なんですけどキャッチフレーズが究極のナルシストとか目で殺す男とか。つまり目で女の子をゲットする。そしてラブソングの伝道士という風に言われてらっしゃったんですが最近は”どうしたんだ河村隆一”っていう風に言われているのはおじさん見たいな格好で競馬場にいってらしたの」
河村≪そういう雑誌のカバーの撮影で作業着を着て実際に馬券も買ってですねそういうシーンをとったんですけど≫
「面白かったですか?」
≪すごい新鮮でしたね≫
「バラエティーにもすごい格好で出たりするでしょ。雲の・・・」
≪ああ!あれですね朝の天気予報に雲をかぶって出たりしたんです≫
「ですから昔の究極のナルシストとかラブソングの伝道士というキャッチコピーを知っている人はどうしたんだと。そのどうしたんだというプロモーションビデオをご覧いただきましょうか」
〜ビデオ再生〜
※「ジュリア」「恋をしようよ」を再生
「あなた身軽ね」
≪ああそうですか≫
「後の方はペーパー子さんのペーさんにも見えたんですけど松田優作さんのつもりだったんですって」
※林家ペー・パー子さんのこと
≪あの探偵物語とかドラマずっと見てたんでそれをパロディーにしたら面白いんじゃないかっていう事でやったんですけど笑の方向に行き過ぎましたね(笑)結果は≫
「初めの方も振り付けがおかしかったんですけど笑ってらしたんですって」
≪普段カメラに写っている時ってどれだけ自分のかっこいいところが写るかってがんばるじゃないですか。カメラマンさんとか皆さんそう考えるじゃないですか。それをあえて笑えることっていうことで突き詰めていくと大の大人が30人腕組んで考えてるんです。その時思い切り暑かったんですね暑い中でそんなことやってたものですから本当に笑ってしまって≫
「ハワイぽい感じではありましたけどね
※ジュリアのビデオ」
≪あれは笑わないシーンだったんです。でも笑ったのが一番面白かったので≫
「今どんなにコンサートをやっても声が荒れてこないそれはラッキー」
≪そうですね母に感謝しまますね≫
「だけど(笑)”どうしちゃったんだ河村隆一”っていう風に変わったのは理由ありましたか?」
≪あの最初は自分は普通の人なわけでビートルズとかビリージョエルとか憧れてる人たちがたくさんいて自分はそのかっこいい人たちと同じステージに上がりたいでかっこよくなろうと努力するわけですよ。カメラの映り方とかメイクも一杯してましたし突き詰めていくと自分の中に心の地図みたいなものがありましてかっこいいベクトル側の部分が浮き彫りにされてきますよね。そうするとすんなりとかっこいい部分がカメラに出せるようになって飽きてきちゃったんですね。かっこいい部分じゃなくて東も行ってみよう北も南もということで自分で作ったものを自分で壊してみようということで去年は乱暴にいろいろな番組にでて≫
「そうすると皆さんはね河村隆一さんてこんなこともおできになるんだってこんなのもどうだろうって益々バラエティーにたくさん出ることになりますよね」
≪今度同じツボばっかし突いてるとお笑いの人みたいになっちゃうんで今年は変えていこうかなって思ってるんですけど。いつも新鮮な気持ちで何かやっていられたらいいなっていうのがテーマで。今年32になるんで≫
「まだ32ですもの。バラエティーもでていたけどこの辺で変えてみようかと」
≪自分が見せなかった表情とか自分が知らなかった人生とか例えば役者さんというフィルターを通して本をいただいてやっていければ面白いかなと≫
「前のファンの方はあなたがステテコはいたり腹巻してたりすると何をしてるのと思うけどその腹巻だけを見ていいなと思う人がまたあなたが変わると”どうしたんだ河村隆一”っていう風になるかもしれませんよね」
≪そうですね≫
「でもそれが面白いんでしょ。できるっていうことが」
≪去年ツアーをやったんですけど結果的に野球で言うと9回2アウトに立たされているバッターの気持ちですか≫
「へえええ」
≪ようするにここでいい歌を歌わないとそんなもんでしょって言われちゃうんじゃないかって。自分が作ったメディアからの強迫観念を強く感じたんです。いい歌を歌えないと結局君はバラエティーを好きでやってて。まあ好きでやってるんですけど歌はいい加減にやってるんじゃないのってファンの方もどっかに持つんじゃないかとだから歌わなければいけない。ここは歌わなければいけないと。いい意味のツアーでしたから刺激がありましたね≫
「なるほどね。でもびっくりしたんですけど去年1年でシングルを5枚、アルバムを1枚出して西條秀樹さんとか他の歌手の方にも5曲も書いて映画・ドラマにもおでになってバラエティーの司会もやってずいぶん忙しい1年」
≪朝なのか昼なのかもわからない時期もありました。趣味とかもサーフィンとかも最近ゴルフをはじめたんですけど映画の頃が一番厳しくて太宰治の”ピカレスク”というのをやったんですけど5キロぐらいやせましたね≫
「やせる所ありましたか?(笑)」
≪今54,5キロぐらいあるんですけどそれが自分のベスト体重だったんですけど50キロぐらいになりました≫
「太宰治をおやりになってこの夏公開だそうですけど。この太宰という実在の人をやるのは初めてで」
≪しかも時代的に昭和の初期というと音楽もいろんな物が生まれようとしてた時期だと思うんですけど僕は世代的に1970年生まれなんで’80年代がティーンエイジャーのころで全てがそろった時代でそれをチョイスしてぼくらが遊ぶという感じでだから太宰さんの時代というのはやらせてもらってうらやましくもありましたね。貧しくて大変な時代だったんだけど思想家も一杯いたし哲学がなければ生きていけないというのも本からすごく感じましたね≫
「初日の撮影のシーンが自殺未遂のシーンで大変だったんですってねえ」
≪自分はお芝居をやって無いのでどうしようかなと思って。表情を作ろうとしても自分自身器用にはできないと思って感じられるところはできるだけ感じてやろうと思ったんですね≫
黒柳「この前おいでいただいたのは5年前で河村隆一さんははっきりおっしゃる方なんでガールフレンドとケンカをしてやっと仲直りをしてその瞬間にすごくいい曲が浮かんですぐに車の中に入って曲を作っていたら1時間ぐらい作ってて彼女はそこで1時間ぐらい待たされて仲直りのはずがまたケンカになったっておっしゃってましたよね」
河村≪はい≫
「私がいいたいのは曲が生まれる瞬間ってそんな風に状況が変わってくると出てくるものなのかなあって」
≪やはり自分の日常に変化が起こった時にハッとひらめく時はありますね。この気持ちを曲にしたらいいんじゃないかとか≫
「さっきの話で競馬場に行ったりしてる時は曲が浮かびますか?」
≪うかばないですね(笑)≫
「浮かばないですか(笑)。西城秀樹さんは先輩ですけどお友達ですって」
≪僕が秀樹さんとお会いしたのが紅白のステージが初めてだったんですけどびっくりしたのは僕はその時は1年生だったんですよ。ソロの時に。わけ隔てなく入ってきてくれてその時に新聞に白組赤組の出演者の経歴と写真がバーと書いてあるんですね。僕は何人かのアーティストの方と「この子可愛いよね」とか雑談をしてたんですね。その時に秀樹さんが「俺はね」って入ってきてくれたんですよ。その時びっくりしたんですけど「俺はこいつの音楽はすごいと思うんだけど」とかいう風に入ってきてくれた時になんて器の大きな人かなって思いました≫
「紅白の時ってみなさん集まるところは一緒なんですってねえ」
≪大御所の方もたくさんいるんで端の方であいさつしているっていうのが1年生の感じなんですよ。そこに秀樹さんがはいってきてくれて「今度食事行こうよ」ってさらっと言ってくれて≫
「西城さんの前だと僕アーティストですってとても言えないなっていう」
≪ありますね日本の音楽シーンをずーと引っ張ってこられた方ですし、でも言い方難しいですけど普段普通の人として成立してるんですね。僕も秀樹さんも牛丼も食べますし、ユニクロにも行きますしゴルフも一緒に行きますしバラエティのある普通ぽさをもった方ですね≫
「前カップラーメン食べながらね「世の中の人は普段ステーキ食ってると思ってるだろうね」って言ってましたけど(笑)」
≪そういうところがすごい素敵なとこだと思って、僕が憧れた芸術家でも音楽家でも哲学の本を出している人でも生前というのはそんなに偉そうではなかったと思うし自分を気取って演出してなかったと思うしだからそういう意味ではすごいアーティストだと逆に思うんですね≫
「そうですね西城さんていう方は自然体の方でそういうところありますね。でいつも元気でね」
≪学びたいなあっていうか自分が40、50になった時にこの人みたいに笑っていられたらなっていうすごい素敵な男の人ですね≫
「すごい年齢も分からないぐらい元気一杯の人でしょ。いまもアイドルみたいに「ヒデキ!!」って言われていてそれで歌を歌ってらっしゃるんですよね」
≪ファンの方もすごい素敵な方たちばかりだし何十年もヒデキさんをささえてる人もショーの瞬間昔の自分を思い出してるように秀樹さんを応援されてるんですよね。≫
「すごいそういう先輩がいて良かったですねえ」
≪はい≫
黒柳「ドラマもずいぶん出てらしてこの局で”九龍(カオロン)で会いましょう”という」
河村≪はい。”クーロン”というのは日本人の方の呼び方みたいですね向こうの方は”カオロン”って発音されてるんですけど≫
「この局で今晩ですよね。何と言っても香港政府観光局の協力で100万ドルの夜景のところですごい撮影だったんですって」
≪サイモンフミさんの原作ですごいおもしろかったですね。こんなに力いれてっていうぐらい力入れて撮影してますね≫
「すごい撮影で映画級の撮影?」
≪そうですねいろんなところで撮ったんですけど夜景もすごくて。すごい財界の人たちも一杯いらっしゃるんですねその人たちのペントハウスの下には明日の食料を探しているような人たちも一杯いらして人種のるつぼだし大富豪の方もいれば貧乏な方もいらっしゃるのでいろんな方がいるので本当にスピード感もあるし生きてるっていう実感生きていかなきゃっていう実感は日本より感じるかもしれませんねえ≫
「九龍で会いましょうということで九龍にもいらっしゃった?」
≪ええ香港サイドにも九龍サイドにも行きましたね。初めて僕が出たドラマのスタッフで佐々木さんという方がプロデューサーをされているんですけどそういう友情関係もあって今度ドラマをやるんだけど一緒に作ってくれないということで≫
「主題かも歌って。主題かもお聞きください」
≪曲はスタッフと話して誰の心境で書こうかというとこまでつめて本当にドラマにはまる曲を。曲を聴いてドラマを思い出してドラマを見て曲を思い出すような≫
「今おっしゃったように香港の持つリズム感みたいなものもずいぶんありますよね。面白いお仕事ですよね」
≪そうですね≫
黒柳「ちょっと音楽的なことなんですけど今の主題歌ご自分で何回か歌って重ねているんだけど自分の声ってはっきり分かりましたっていうことになってたんですけど声を重ねていくとどんどん・・・」
河村≪そうですね人数が増えたらそれだけ人数感も前に出てくる感じも強烈になってくると思うんですけど≫
「そう」
≪奥へ引っ込むんですよ。重ねていくと。アイルランド出身のエンヤっていうアーティストがいるんですけど彼女は相当重ねてると思うんですよ。声がすごく柔らかくて耳ざわりがいいんですけどはっきりとした手法は分からないですけど同時に何十本という声が流れてると思います。≫
「不思議なんですけど前にCMで6人私が出るというのを撮るために私が60ショウしたんですね高い部分低い部分六人で歌ったら誰が歌ってるか分からなくて個性ってのがまったく分からなかったのね。あまりのことに驚いて普通の声の方に3人ぐらい入っていただいてそこに私が入ったら私って分かったんですけど6人で歌って誰が誰だか分からなくなるとは思いませんでした。どんどん引っ込んでいくんですね」
≪発音とかアクセントが無くなっていくと個性が無くなっていくし本人よりも大きな人がやわらかくしゃべっているようになっていくんですね≫
「おもしろいですね。まあ年にシングル5曲もつくってらっしゃるしアルバムも作ってらっしゃるので音楽的には大変才能のある方だと思いますけどみなさんがあなたのことを見守っていると」
≪今年はまた違うツボを突きます≫