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14/5/31 利重 剛(りじゅう ごう)(
番組HP)
黒柳「とても独特の演技で評価されている利重剛さんです。映画監督でもいらっしゃいます。それでお母様は小山内(おさない)美恵子さん。(小山内さんが)金八先生を書いてらっしゃいます。24年前に金八先生を書いてらっしゃる時にこの方をよくお母様が観察なすってずいぶんあなたのあれですってねえ・・・」
利重≪そうですね僕の中学時代のエピソードとか僕の友達とかの・・・≫
「ずいぶん取材なすったそうで。どうして小山内さんて中学生のことがわかるんだろうって(思われてましたが)ちょうど頃合の息子さんがいらっしゃたんですから。でも24年ですからお母様の金八先生がついて周っている」
≪2人が親子であるって知らない人がいるので時たまそういう話をすると「えーー!!」って≫
「ああそうか。お名前も違うしね」
≪自分としては当たり前のように話すんですけども驚かれる方のほうが多いですね≫
「俳優としてもご活躍で映画「ユリイカ」におでになって、あとNHKの「やんちゃくれ」これは癖のある新聞記者」
≪はい≫
「そしてデビューはお母様の緒かお書きになった「父母の誤算」。最初の時はもう俳優になるつもりで出てらっしゃたんですか?」
≪そういうつもりは全然無くてですね高校のときから8m映画を作ってたんですよ。監督になるつもりでいたんですけども人数足りないとみんな出演するんですね。役者になろうというんじゃなくて人数が足りないから出ようということで最初からあまり緊張感はもってなかったですね。≫
「まあお母様がお書きになるものだし、同じ位の歳の子が出るから出るんだっていう感じで」
≪いろんな現場を見て見てみたいと思いましたし≫
「あなたずいぶん背がお高いんだけども昔から高かったんですか?」
≪そうですね昔からヒョロっとしてましたね。≫
「監督としてもずいぶん評価されてまして現在ベルリン映画祭に監督したものが出品されたものが2本あって今度のが正式招待されたものが3本目その話は後でしますがなんといってもお母様があなたを女で1つで育ててくださった」
≪とても強い人だと思います。≫
「お母様がいきなりあなたの耳を噛んだ」
≪イベント好きの母なんでいきなり「君ももう大人だからお別れの儀式をやろうと思う」といきなり言ってですね。何のことかわからなかったんですがいきなり抱きしめて耳を噛まれました。≫
「それは耳を噛むお母さんも珍しいですね。」
≪それをエッセーに書いてですねそれを読むとああなるほどと感動するんですが、当事者としてはただ痛いですから何をしてるんだろうお袋はと(笑)。20の時ですね≫
「ああ!もうそんなに大きくなってるの。そうかと思うとあなたと本気でプロレス」
≪子供の頃まだ10歳にならない頃ですけども遊びでプロレスごっこをやって急に押さえつけられて動けないくらいで。後で聞くと僕が大きくなると力の差が出てきて押さえつけられないので今のうちに見せ付けとこうという事だったらしいんですけども(笑)。≫
「親として子供に勝っているぞということを見せていると思うんですけども。お父様とお母様はあなたが赤ちゃんぐらいの時にお別れになってそれでお母様はあなたを連れて実家にお帰りになった。本にも書いてらっしゃるんですけどね”分かれてから子供の父親は時々玩具を一杯持って会いにきた。それしか愛情の表現のしようが無かった。でも母の私には抵抗があったからある時期まで会わないでくれと頼みました。手紙と写真を送るから。彼の条件はいつか再会するかもしれないから死んだとわ言わないでくれ。アメリカに行ってることにしといてくれ”と”それともう1つ分かれた後でも夫の悪口を周りの人に言わないようにしてくれ”と。であなたはお父様はアメリカに行ってる人だとずっと思ってた」
≪友達にもうちの親父はサンフランシスコというところで働いてるんだと自慢してましたね。≫
「でもあなたが大きくなってからお父様のプレゼントが伊勢丹だかの包みで来た」
≪そうなんですよ毎年クリスマスと誕生日に(父から)手紙とプレゼントが来るんですけども僕はほとんど覚えてないんだけども「なんでこれ伊勢丹の包みなの?」って(母に)聞いたんですね。お袋はドキッとしたらしいんですけども「伊勢丹というデパートは大きいデパートだから向う(アメリカ)にもあるんだよ」って。ああそうかって納得しました。疑いの無い子供だったんでそれをまた学校へいって自慢しちゃったりして(笑)。「伊勢丹はずごいぞ。アメリカにもあるんだ」って≫
「お父様がいなくて寂しいという事も無く?」
≪不思議と全然寂しいと思わなかったですね。後から思うと(親父と)会わないし写真も送ってこないからなぜ疑わなかったのかと思うんですけども≫
「お母さまは毎月(利重さんの)写真と手紙を(お父さんに)送るからとお約束されたみたいなんです。そうこうしてるうちにお母さまが「離婚ってわかる?」っておっしゃったの?」
≪はい。小学校を卒業する時ですねあなた離婚てわかるって。「実はお父さんと私は離婚をしています。今まで嘘をついていてすいませんでした。アメリカに住んでいるというのも嘘です。実は東京に住んでいます。」と≫
「なんかお母さまは土下座をして」
≪(うなずいて)すいませんて本当に土下座ですね。最初はどういうことかわからなかったんですが向う(父親)は会いたいといってるが会う気はあるって。それで会うことになったんですけども。さすがに小学6年生ぐらいになったら騙せないだろうなって思ったんでしょうね。それまでは感謝してますけどもお袋やお祖父さんやお祖母さんや周りの人が協力して親父の悪口を言う事もなかったしお父さんはアメリカでがんばってるからお前も立派な大人になれよと≫
「それはお幸せでしたね。」
≪家族っていうのはすごいもんだと今になって思いますね≫
「それでお父様にお会いになって」
≪はい。≫
「その時に「はじめまして」っておっしゃたんですって?」
≪今でも切ないんですけども秋葉原であったんですけども(お母さんが)「こちらがお父さんです、こちらが剛君です。じゃあ」といってお袋は行ってしまたんですけども≫
※お母さんの小山内さんは「こちらがお父さん(元の夫)、こちらが剛君です」と紹介だけして行ってしまった
「お母さんはそれで分かれちゃったの」
≪自分のお父さんだと思ってるですけども緊張しているんでしょうか「はじめまして」と言っちゃたんですね。初めてではないんですけどね僕の事抱いてるわけですから≫
「それで”は!!”っと思ったでしょう。分かってくれました?」
≪分かってくれたと思うんですけども≫
「とっても良い方だったんですって?」
≪はい。それから時々デートをしてですね。その頃からすごく映画が好きだったものですからいつも付き合ってくれてお父さんと一緒にいるといつもロードショウの映画が見れるものですからいつも3本4本と映画を見るのを付き合ってくれたものですから≫
「お父様のお住まいにいらしたこともあるんですって?」
≪一度見てみるかいとか言われて一度見にいって。男の1人暮らしの部屋でこういうところで親父は暮らしているんだなって思ってそれも切ない思い出ではありますけどね。≫
「多感な時期に見てそれをお母さまには細かくご報告はなさらなかったと思うんですけども。そこでいろんなことを感じたりなさったんでしょうね。でもお父さんとお母さんはなぜ離婚したんだろうとお思いになったでしょう?」
≪まあいろいろあるんだろうなと。僕には分からないけども≫
黒柳「高校生ぐらいになったときにお父様からお手紙が来て」
利重≪その内容はですね1人暮らしをしていて自分がいつか死ぬ時の事を想像すると。例えば突然胸が痛くなって(助けを呼ぼうと)電話まで行くがたどり着けずに死んで(死んだ事に)気付かれずに1週間も経つ。それで複雑にな気持ちになる。それで縁があって再婚したらどうかという話があるんだけどももし君が許せば再婚してもいいかという様なお手紙がきまして。そうしてくださいとお手紙を返しまして。ずっと1人でいたのも僕の事を気づかっての事なんでしょうね。≫
「思ってってくださったんでしょうね。とてもいい方だったんですね。」
≪お袋もお祖父さんもお祖母さんもみんなきちんとしてるんですね。大人としての迫力もありますし子供だってバカにしてるんじゃなくて誠意を持って接している。≫
「それからお父様はどうも結婚されたらしく、もうお会いになる事もなかったんですって?」
≪そうですね。手紙でのやり取りは何回かありましたけども≫
「お父様が結婚するならそれでいいと」
≪はい≫
「でもその時お母さまに言おうかなとかいろいろな事をお思いになったでしょ?」
≪ええっとあれは言わなかったんじゃないかな(笑)≫
「でもそういうことはあなたが俳優をやっていく上で映画監督をやっていく上で愛情の事とか別れることとかずいぶん役にたつんじゃあないですかね?」
≪役に立ちますね≫
「役に立つって本当に嫌な言葉だと思うんですけどもどんな事でも役に立つんですよね嫌な事でも辛い事でも。でも皆さんの愛情があって育ったのはなんてお幸せと思います。お祖父さんはあなたと寝てくださったんでしょう?」
≪そうです僕の”利重剛”というのは芸名なんですけどもおじいちゃんの名前が”利重(とししげ)”という名前だったんですよ。おじいちゃんの名前をもらって芸名にしてるぐらいおじいちゃんが好きで≫
「なるほど剛というのは本当のお名前なのね。」
≪そうですねまあかっこいいお祖父さんでいつも散歩に行く時はハンチングを被って「俺は曲がった事が大嫌いで、曲がったものも大嫌いなんだ」っていっていきなり人の家に入っていって物干しをなおしたりする人で≫
「ははは(笑)」
≪それである時朝方パット目が覚めたらおじいちゃんがラジオを聞きながら外を眺めているんです。で「お祖父ちゃんなんでこんなに早くに起きてるの」って聞いたら「お前のお母さんはみんあを食べさせるために一生懸命働いているから昼まで寝ているのは当たり前のことなんだ。だけど俺は今仕事をしてないから早く起きないとおてんとうさまに申し訳ないんだ。」。その言葉もカッコよかったしお袋が昼まで寝ている事をフォローしているんですね。≫
「お母さんは何で朝ごはんを作ってくれないんだとか何で僕と一緒に寝てくれないんだとか思いますものね」
≪うん(笑)やっぱり人の家のお母さんと違いますから≫
「いわばあなたが寂しくないように一緒に寝てくださってるおじい様はそれが自分にできる事だったのかもしれません。なるほど小山内さんてそういうお父様がいらっしゃたんですか。小山内さんの気風のいいところってどういうところから来てるのかと思ったら」
≪ハハハ(笑)。≫
「そういう血を引いてらっしゃるんですね」
≪そうですね≫
黒柳「なにか(利重さんが)友達とワーワー騒いでらしゃったらおじいさまが赤いちゃんちゃんこで」
利重≪そうですクリスマスですかね。小さい頃サンタクロースを見た事がありまして、まあ親戚一同で騒いでましていきなりサンタクロースが来て子供たちにプレゼントを渡して帰っていったんですけども≫
「後で考えたら赤いちゃんちゃんこで」
≪見た目は完全にサンタクロースだったんですけどね≫
「それもお母さまがやってっていったのかもしれない。お父様がいなくてもお母様がいなくても寂しくないっていうね。だからという事もあるんですけどね今一生懸命カンボジアに小学校を作る事をお母さまが一生懸命やってますよね。あなたも一緒にいらしたことあるんですって?」
≪8年ぐらい前に一緒に行きました≫
「あそこは教育を受けた人はみんな殺されましたのでねポルポトに。農民しか残らなかったという国なんでね。あなたはお若いときから8年前というとお若いですよね」
≪はい。湾岸戦争前にヨルダンの難民キャンプに行ったりとかそれがきっかけになってやれる事はたくさんあるという事でお袋はカンボジアのほうに活動するようになってきましたね。≫
「カンボジアに大きな建物を作るという事じゃなくてね読み書き算数を教える事が絶対必要なんでね。ですからそういうのを見てたんで不良になる暇は全然なかったんですって?」
≪暇は無かったですね。充実してたというか面白い事ばっかしだったですね。≫
「俳優になってね独特の演技が不思議な演技が評価されるようになっちゃうと俳優としても止めるわけには行かないというふうになるんじゃないですか?」
≪俳優はとても面白いです。やり始めた頃に亡くなられたキシダシンさんとかトノヤマタイジさんとかからとてもお世話になってああいう味のあるバイプレーヤーというのが少なくなってきているので不思議な味ということで僕みたいな俳優もこの世界に残っていかなければいけないんじゃないかなって≫
「さてこの方がお作りになった3作目の映画がベルリン映画祭の正式招待作品になったんでうれしいと思うんですね。コマーシャルを挟みたいと思います」
≪(うなずく)≫
黒柳「映画がベルリン映画祭の正式招待作品になったんですけども”クロエ”という。これは」
利重≪ふらんすの作家でボリス・ビアンという方の”うたかたの日々”という作品がありましてそれをモチーフにかなりオリジナルにしているんですけども≫
「不思議な話なんですよね」
≪二人が恋に落ちて結婚してそうすると奥さんの肺にスイレンのつぼみが取り付いてしまうんです。それが花を咲かせると死んでしまうといわれてそれを咲かさないように努力するという。≫
「永瀬正敏さんとともさかりえさんお2人が」
≪本当にとっても良かったですね。自分も俳優をやってますから人がいい芝居をするととてもうれしいですね。永瀬も本当に素直な役者なんで泣く時は本当に泣くんですよ。カットがかかっても泣くのが収まらなくてそのまま泣き続けて≫
「永瀬さんはずっと泣いてカットと言っても泣いて部屋に行っても泣いて次のシーン行ってもまだ泣いてるぐらいなんですって。」
≪本当の感情が出せるんですね≫
「これは6月に日本で公開される。ベルリンで公開されてそれもうれしいんじゃないですか?」
≪うれしいですね。たくさんの人に見てもらえて≫
「お母さまは?」
≪ついこないだ試写で。案外気に入ったみたいでした、今回のは。≫
「じゃあ前の2つはどうだったんですかね?」
≪どうだったんですかね(笑)。あんまし言わないです≫
「でもお母さまの取材を見ていると本当によく取材をなさるんですって?」
≪母の仕事を見てきたからそれは感謝してますね≫
「”クロエ”ですよろしくご覧ください」
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14/6/1 山崎 裕太(
番組HP)
黒柳「大変ご活躍の俳優さんで山崎裕太さんです。さんまさんの番組に出てらして7歳から15歳まででてたんで、8年間てずいぶん長いですよね?」
山崎≪はい≫
「ちょっと見たところ(外見が)原宿とか渋谷で歩いてるこを連れて来たみたいですがそういうふうに見られるのがうれしい?」
≪そうですね一般の・・・というか僕らも一般人なんですが差別なく(普通の人と)見られるのはすごくうれしいですね≫
「頭を坊主にしてらっしゃるんですけどもこれは役柄かと思ったら」
≪プライベートで今まで生きてきて、してしまったいろんな悪い事に反省ということで(会場笑)。≫
「フフフ(笑)そうは思いませんけど。「私の青空(
※NHK朝のドラマ)」でなずなさんの弟役ですごい金髪でお顔がわから無いかもしれないですけども。北山舷君という役だったんですけども。それにしてもズボンがとても個性的だと思うんですけどもそれはどういうものをどういう風にして履いてるんですか?」
≪これは”つなぎ”なんですよ。すごいでかいんですよ。≫
「後ろから見たときにねえすごい面白くて。後ろ見せてもらっていい?」
≪はい、いいですよ(
※立ち上がる)≫
「ここんとこ見てください(
※お尻の部分を指す。大きいのですごくダラッとしている)。ちょっとさわてもいい?(
※実際にさわる)。ここんとこが下がっていて子供がおしめをしているように見えるんだけどもそれは下に下げて着てるからであってそれで良いんですね。」
≪(
※座る)人と同じ事がすごく嫌で、なんか1つでも違っていればよくて。今の時代じゃないというか・・・今の時代といえば時代なんですけども。何か人と違うものを持っていたいというか≫
「なるほど。それと頭を坊主にしてひげも生やしている。お若いのにね。それ(ひげ)はどれくらい生やしているの?何日ぐらいでそうなるの?」
≪2週間ぐらいで。頭5ミリのバリカンでやってるんですけどもバリカンを上手い具合に使って(ひげを)こんぐらいにしてるんです≫
「頭自分でやってるの?」
≪はい。2日にいっぺん≫
「でも頭おかしなことになってるわね(
※生え際がギザギザとしている)」
≪これは中学生の頃にジャンケンで負けたら罰ゲームで(髪の毛を)ペンチで抜くとかやっていてそれで生えてこなくなったんですよ(会場笑)。≫
「生えてこなくなったのね」
≪ええまあ。でも男の勲章ってことで勘弁してください(笑)≫
「珍しいギザギザでね。富士額とも違うしね」
※富士額=婦人の額の生え際が富士山の頂の形に似ているもの。美しい生え際とされた
≪本当はものすごく綺麗なラインで生えてるはずなんですけどね。(その友達が)テレビを見てたら「俺がやったんだ」って喜んでるかもしれません≫
「それと首から下げてるやつは指輪が入ってるんですか?」
≪はいそうです。ガラスが入ってるんですけども欠けちゃた(一部が割れた)んですけども、こういうガラスのアクセサリーが割れるという事はやな物(
※不吉なもの)が入ってくるといわれて本当は付けちゃいけないと言われたんですが壊れてる割れているものをわざわざつけてる人もいないじゃないですか≫
「ええ」
≪だから付けてみようと≫
「なるほど。お若いんですが芸歴18年。それもそうで3歳からモデルをやってらしてほとんど覚えてないかもしれないですけども」
≪はい覚えてないです。≫
「7歳からさんまさんの”あっぱれさんま大先生(フジ系)”に出て。あれは自由にしていて決まった事を話してるんじゃないんですってねえ?」
≪ええもう自由自在です≫
「あなたはずいぶん元気だって」
≪3歳から仕事をしているんで普通に学校へ行ってる時間もほとんど無かったんですよ。台本も無かったんで好き勝手に。普通日曜日に仕事っておかしいじゃないですか(
※日曜日に収録されていた)収録が日曜日だったんですけども学校に来ているように遊んで面白い歯の出ている先生としゃべってるように。≫
「それでも時々さんまさんに殴られた事があるんだって?」
≪ありますよ(
※明るい調子で)。基本的にはあそこはお笑いの学校でですから”つっこみ”というものが存在するんですけども僕らは子供ですからなんで面白い事を言ってるのに殴られなければいけないんだよって。面白い事を要求していて面白い事を言ってるのになんで殴られなければいけないんだという事がありましたけどね。でも7年半もやってると体がなれて面白い事を言って叩かれるとそれが”おいしい”という事が分かって≫
「さんまさんがなんで殴るかという事が分かった?」
≪はい。むしろ殴られたくなりますよね≫
「今でもさんまさんは可愛がって下さりますか?」
≪はい。そうですねごくたまにしか会わないんですけども≫
「でもあなたは子供にしてはクールなところが魅力だとか言われたんでしょ?」
≪最初の方は仕事だという意識があったんで。さんまさんのほうも。だから行きたくはなかったという事もあります≫
「ふてくされてたとこもあった?」
≪行きたくないという事がにじみ出ていてそうだったのかもしれないです≫
「番組に出て全国のみなさんに育ててもらえたというところもあるんですって?」
≪(芸能人として)全国区になったのもあの番組ですからね≫
「まあ”私の青空”でなずなの弟さん役をおやりになったんですけど。あれは夜にパート2みたいなのをやったんのね?」
≪はい。終ったか?(もう終了した)≫
「髪の毛が金髪(
※の役)なんですがこの金髪にする時に大変だったんですって?」
≪あの(
※脚本家の)内館さんが最初金髪にしてくれと言われてやってきたんですけどももっともっとって3回ぐらい言われました。でも黒いのが生えてきたらまたやらないといけないので朝のテレビ小説は半年間あるから1年間ぐらい撮影してたんで、ほとんど1年間金髪だったんです。1ヵ月半ぐらいで染め直さないといけないので最後の方は白に近いくらいになってましたね≫
「金髪にするとすごい事になっちゃうんですって?」
≪頭皮がカサブタだらけになっちゃって、あれは色を染めるんじゃなくて抜くんで。≫
「痛いの?痒いの?」
≪痛いですね≫
「少しは染めてるの?」
≪いや抜くだけですね≫
「人間ていうのは抜いていくとこういう色になるの?」
≪なりますね≫
「外国人みたいに」
≪ええ。まあ僕の場合は外人顔なんでね(会場笑)ちょうど良かったんですが≫
「でも今の顔と金髪の時の顔とずいぶん顔立ちが違って見えますよね〜」
≪本当に僕という1人の体の中に10人以上住んでんじゃないかというぐらいなにしても違うんですよね。≫
「同じ人には見えないですね。メーキャップしているわけじゃないのにね」
≪僕の所属している事務所では毎年1回宣材写真(
※宣伝用の写真)を撮るんですけども毎回(毎年)違いますね。これは16,7歳ですね(
※写真が登場)≫
「違いますね〜。やはりその時に変えられるものがあるんでしょうね」
≪役者というものが身についてしまったのかなって≫
「3歳のときにモデルをしたのもお母さまと歩いてらっしゃる時にスカウトだったんですって?」
≪そうです。それで始まっちゃたんですけども全然覚えてなくて≫
「でもなんか物心ついたときから仕事をしてたんですが、ある時”やだな”っておっしゃたことがあるんですって?」
≪始めた時から”いやだ、いやだ”って言ってたんですけどもちょうど僕が5歳の時に母親が離婚したんですね。でも僕が働いてるといい収入源になるんで(笑)。「お前が働かないと弟も小学校には行けねえ」と言われて。でも義務教育だからそんな(行けない)訳は無いんですけども騙されて、でも大好きな弟が小学校に行けないのはだめだと。あんた(母)のためじゃなくて弟のために働くといって。江戸時代みたいに≫
「偉い(笑)。あなたのお母さんは元気な方であなたのお友達はお前お母さんすごいなって」
≪言いますね。何がすごいって友達みたいで元気良いですね。≫
「今の活躍はお母さまにとっては?」
≪喜んでると思いますけどね。自分のせいでここまできたって母親も複雑なんじゃないですかね≫
「その後に妹さんができたんだって?」
≪はい、そうです。10歳の時に再婚しまして、妹ができて。父親ができたからやっと辞められると思ったんですけども僕サッカーをやってたんですよ。負けず嫌いの僕がサッカーも勉強も人より遅れをとってるというのを実感しちゃったんですね。サッカーしている時間に仕事をしていて勉強しなければいけないときに仕事をしていて遅れを感じたんで人と比べて負けないものは無いかなっと考えたらこれしか無かったですね。≫
「でもあなた妹さんも可愛いいんだって?」
≪(妹とは)10歳違うんでまだ小学校6年生なんですけども弟も妹も可愛いです≫
「あなたは今お父様がいらっしゃるんだから家計を助ける事はないかもしれないけども・・・」
≪いや助けてます!!。≫
「弟も妹も尊敬してんの?」
≪弟は僕に育ててもらったと実感してますから。なぜか知らないけどそう思ってるんで≫
「フフフ(笑)」
≪裕太兄ちゃんのお陰でご飯を食べてるんだって思ったんじゃないですかね≫
「お兄ちゃんのお陰だなって思って」
≪そうでっすね父親可哀想ですね(黒柳笑)≫
「でもそういう弟さん妹さんがいると」
≪そうですね1つ癒せる場所が友達だったり家族だったりするんで≫
「いま近くに住んでらっしゃるんですか?妹さんや弟さんと」
≪いや遠いですね≫
「電話とかするの?」
≪弟は18なんで「遊びに行こうよ」とか電話きますね≫
「妹さんはあなたから電話しないと?」
≪今の小学生は携帯電話持ってるって生意気な小学生なんでね≫
「家族思いで良いですよね。見たとこ全然見えないですけそね」
≪ハー(笑)。そうですね≫
「それ(ひげや坊主)が良いんでしょ?」
≪ひげそったら全然さわやかな≫
「野球少年かしら?」
≪さわやかな坊さんです(会場笑)≫
黒柳「それしにしても”私の青空”で弟さんの役なんですけども1440人の中から選ばれたという大変な役なんですけども、いしだ壱世さんが降板となったときにあなたが代役となってその時の経過がすごかったんですって?」
※いしだ壱世さんが本来主演となって行われる舞台があった
山崎≪すごかったですね≫
「まずマネージャーだか社長だかがあなたの家に来ると」
≪うちのチーフマネージャーから電話が来て普段は電話が来ないんですけども自分のマネージャじゃなくてチーフマネージャーから電話が来て「今から裕太の家に行ってもいいか」って。なんなのって聞いたら「話がある」と。ぞんなの会社ですれば良いじゃないっていう話だったんですけどもどうしてもという事で来る事になったんですけども。電話を切った後におれは海外に飛ばされるのかとか違う事務所とトレードされるのかとか(会場笑)≫
「何をしたんだろうと(笑)」
≪どんな番組に出させられるんだろうとか他局の海外に行かされる番組じゃないかとかいろんなことを考えて。(チーフマネージャーが)来て「ワイドショー見た」って。そっちかあと思ってその後沈黙があったんですけども「やってほしいことがあるんだけども」と言われて「おれは完璧に決まりじゃないよね」と言ったんですけども「決まってると」。それで俺を本当に必要としているのかと聞いたときに「もちろん、もちろんお前じゃないとダメだって(舞台関係者が)言ってる」とそれは本当かどうか分からないんですけども≫
「で」
≪その話は5分間だったんですが今台本とかあるって(
※台本を持ってる)聞いたら「ある」と。こんな事(
※話)してる場合じゃないからと言って帰ってもらって。それが8月の21日だったんですけども24日から稽古が始まると≫
「セリフを全部覚えて歌もあって空中のフライングもあったんですって?」
≪踊りもあって。歌を歌いながら踊って。空を飛んで、芝居もあって3時間半ですから舞台は≫
「でもこの方がどんなにすごいかって賞賛されて賞をもらいになったのね?」
≪はい。≫
「ゴールデンアロー賞の新人賞をお取りになって。セリフを3日間で覚えて舞台稽古もいれて1週間というのは中々の事じゃありません。でもそれは俺じゃなければできないっていうところが良かったんでしょ?」
≪俺じゃなければというか来たからにはやりますよって≫
「そうじゃなくて俺を見込んでやってくれというのがうれしかった」
≪向うが(
※10の内)”8”できなくてもいいんだ、”6”やってくれればって言われたら絶対”8”やってやろうと思うんですよ。≫
「じゃあそこをご覧ください〜舞台のVTR再生〜あれだけじゃちょっとわからなかったですけども」
≪わからないですね暗くてね≫
「大変そうだと言うのは分かりましたけどね」
≪そうなんですよ。あれオープニングでてからが一番大変なんですよ。歌いながら出て行って一回引っ込んでワイヤーをつけて飛ぶんですよ。体に飛ぶための装置をつけているんですけども飛び終わったら(舞台の)袖にはけたらそれを全部外してまた出て行かないといけないんですよ。同じ衣装なんですけども8回着替えてるんですね。≫
「そのぐらいしないと(汗で)ダラダラになっちゃう」
≪そうですね≫
「(舞台は)時代物なんですよね?」
≪時代物っていうか容姿・風体だけなんですけども≫
「汗もかいて」
≪はい。1.5リットルのペットボトルがあるじゃないですか。1回の舞台で2本飲むんで4リットル近く飲んでますね≫
「すごい」
≪それが2公演あるときは地獄ですね。≫
「それはそうですよね7時間ですからね(
※1公演が3時間半)。でもできた時うれしかったでしょ?」
≪そうですね。稽古のときにそれを感じちゃったと言うかみんなほっとしちゃって。ああ〜間に合ったというので≫
「間に合ったって言ったんですってね」
≪間に合ったって言いましたね。≫
「でも本当に良かったですね」
≪はい≫
黒柳「6月に映画が公開になる」
山崎≪はい。”青い春”という漫画が原作なんですけどもそれが映画化されて。松田龍平君が主演で。≫
「そんな役ですか?」
≪学園ものでものすごい不良ばっかしが集まってる学校なんですけども僕は途中で殺される役なんですけども≫
「あら!」
≪オチ言っちゃっていいのかな。オチじゃないけど。不良の仲間なんですけども不良の生き様というか。今の若い子が見たらものすごくかっこいいと思うんですけども。年配の方が見たら”なんじゃこりゃ”という感じだと思うんですけども。でもかっこよく仕上がってましたね≫
「今まで不良の役っていうのは?」
≪そうですね容姿・風体だけが不良というのがものすごく多かったんで根っからの不良というのは無かったんで。今回はどこにでもいる子っていう感じで≫
「あなたもさっき渋谷にいるような兄ちゃんに思われたほうが良いってさっきおっしゃってましたけども普通が良いっていつも思ってるんですって?」
≪気付いたらこの業界にいたんで差別とか区別されるのがすごく嫌なんで。ただ説明としてこの業界としか言いようが無いんでだから僕は職業という言葉をすごく使うんですけども。料理人がご飯を作るのは当たり前で役者が芝居をするのは当たり前だとお思ってるんでそれぐらいのレベルでしかないんで考えてる事が≫
黒柳「でもあれなんですってねえ和田アキ子さんと同じホリプロ(所属)」
山崎≪はい≫
「いまねえ家のAIBO(
※ソニーのロボット犬)が」
≪勘弁してください≫
「その話だめなの?。私も和田アキ子さんの番組に2回出させていただいたんですけどAIBOを連れて。2回とも(AIBOが)硬直しちゃって(
※動かなくなって)。それまではいいんですけどもどうしてかなっと思って。どうも「
こんなのがいいんですか!!」っていう和田さんの(大)声がどうも恐いらしいのね。でAIBOも恐がるって言ったら(山崎さんが)「僕はそんな事は言えません」って。和田さんは(今の話を)聞いてないかもしれないですよ」
≪いえ間違いなく耳に入りますよね。殴られるんじゃないかと思ってドキドキしてますけども≫
「こういう風になりたいなっていう自分の俳優像っていうのはあります?」
≪こんすたんとに仕事をこなせれば、自分が納得できればいいと思います。≫
「あなたとお仕事する大人の人は気持ちが良いでしょ(
※気持ちよく感じるでしょ)?」
≪僕も人と仕事が出来てるということが気持ちが良いです≫
「そうですよね仕事があってね。本当に会えて良かったです。ありがとうございました」
≪ありがとうございます(両手でピース)≫