ダイミョウセセリ Daimio tethys 

 年2化の蝶です。翅の模様に季節差はあり
ませんが、地域差があり、関東型と関西型と
に分けられています。軽井沢で見られるのは
関東型で、後翅中央に白い紋はありません。
 ミヤマセセリ同様、水平開翅して止まるた
め、裏面を撮るには時間が必要でした。しか
しいつ見ても翅を閉じて止まることがなく、細
い草の裏側に止まった時、はみ出した部分を
上から撮ることで、一応の解決を見るのです。
次に花穂の小さな花で蜜を吸っている時、反
対側に回り込んで撮ってみました。これもまず
まずの写真となり、過去に撮影した全てのダ
イミョウセセリを、ひと通り見直してみました。
するとごく初期の画に、翅を半分立てて止まっ
ているシーンがあったのです。別の可能性を
見い出し、一層の観察を続けた結果、暑い日
に陽当たりの良い場所に止まると、閉じること
もある…、とわかったのです。それを知ってか
らは根気よくねばり、翅を立て、裏面が見える
シーンを狙っています。
 後年産卵中の♀を撮影し、これが新鮮なら
裏面の一番わかりやすい写真になると思い
ました。交尾中も基本的に翅を開いています。

産卵。(食草=ウチワドコロ) 6月23日 町内

裏            6月13日 町内

表 (一応これは関東型です。) 8月29日 町内

獣糞にて吸液する、ミヤマセセリ(左)と本種。
その陰にいるのはマドガ。   6月2日 町内   

前種へ
目次へ
次種へ

 データ

・分  類:セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科
・初見日:5月18日〜(2003年記録)
・終見日:〜9月27日(2012年記録)
・化  性:年2化

・開  長:■■□□□□□□□□
・食  草:ヤマノイモ科ヤマノイモ、ツクネイモなど
・越冬態:幼虫
・難易度:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 

後翅にも白斑が現れるのが関西型。

交尾  左が♂。            6月27日 町内