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軽井沢一万葉

 6.サンセットポイントに沈む夕陽

↑離山への夕陽(遠景)。 2009(平成21).X.X.
撮影日は記載できません。年間でピタリと離山の山頂に夕陽が落ちる日を特定するには、
何年も掛けて現場へ足を運び、少しずつ太陽の軌跡を確認する労力が必要だからです。
しかも雲のない晴れた日でなければ撮れず、毎回ドキドキします。この時間、浅間山上空
を決まって飛行機が通過します。まるでフィルムに付いた傷のように見える、斜めの白い
線がそれ。アクセントになると思えばいいのかな?

↑山頂の夕陽(浅間山編)。 2014(平成26).X.X.
同じ場所で撮った浅間山への落日。夕陽は基本西方向へ
落ちるものですが、1年で一番昼が長い夏至に最も北西。
逆に一番昼が短い冬至に最も南西へと位置がズレて落ち
ます。半年周期でその間を行き来するのです。目標とする
山が撮影位置からどの方向にあるのか、およその目安を
見ておくと、可否も含めてある程度のことが割り出せます。
最短でも半年。(本項10.「浅間の山頂に沈む夕陽」参照。)

↑離山への夕陽(近景)。 2009(平成21).X.X.
全体に台形の離山。黄道を通って斜めに落ちてくる太陽。
期せずして円形のフレアがレンズ鏡筒内に現れました…。
当然のことながら、雲が掛かっているとこのような写真は
撮れません。自らの努力だけでは解決できない理由で、
その日をあきらめる場合も多々あります。

←山頂の夕陽。 1987(昭和62).X.X.
本項2枚目の写真と同じ立ち位置。
カメラをいじり始めた昭和末期に撮
っておいたもの。浅間山の右側にあ
るモミの木の高さがまるで違います。
見晴らし台は駐車場から徒歩数分。
山頂への夕陽を狙うには最も簡単
なポジション。他に何ヶ所か良い場
所を見つけているので、時期に合わ
せて移動。年2回チャンスはありま
すが、天候次第で丸一年棒に振る
ことも。何年こんなことをしているの
やら。でもやめられないんだなぁ。
 

※サンセットポイント=峠の
見晴らし台のこと。本項の4
点は全て同じポジションで
撮ったもの。1m80pの脚立
を持ち込み、天板に直立し
て撮影。夕陽の名所として
知られていますが、西側の
木が伸び、あまり視界が効
かなくなることも…。何年か
に一度剪定されます。