前頁へ  目次へ  次頁へ

軽井沢一万葉

 8.軽井沢の滝巡り

千ヶ滝(せんがたき)。 2006(平成18).2.9.→
冬に撮りたいもう1つの理由。このように水しぶ
きが凍って生じる造形も、魅力の一部になって
います。長く伸びたつららは天使の羽のようで、
近くで撮りたいと思うのですが、真下で構えると
ズブ濡れは必至。当然シャッター速度を上げ、
スッと入ってパッと撮る、「瞬撮」になってしまい
ます。初期落差10m。そこから細かく枝分かれ。
 

←屏風岩の隠れ滝。 2014(平成26).7.1.
屏風岩(びょうぶいわ)とは私が名付けた仮名。
大きな一枚岩の上を広く浅く流れる川。画面右
端で切り立ち、水が落ちて行きます。多分名前
のない滝で、道もないため立ち入る人はほとん
どいません。梅雨で水かさが増し、平常時より
かなり危険な状態。

←濁川の隠れ滝。 2013(平成25).10.6.
何だ赤滝か…と思った方、それは早合点です。確か
に色合いから、濁川にあることは間違いないのです
が、道なきを行った隠れ滝。流れる音は登山道でも
聞いていながら、その姿を見るには少し外れなけれ
ばなりません。足元はぬかるみ、水しぶきがカメラや
撮影者に降り注ぎます。三脚固定から何度もタオル
でレンズを拭き、構図の決定、ピント合わせ、そして
レリーズと、滝を至近から撮るにはそれなりの面倒
があります。

↑赤滝。(血の滝) 2010(平成22).2.17.
私の場合、蝶を始めとする昆虫の写真が主なため、滝をじっくり撮るのは冬場に
集中します。しかし、冬である理由はそれだけではありません。赤滝に限ればそ
の色にあります。鉄分を豊富に含んだ源泉。それが地表に出て酸化し、赤褐色
に変化します。これを引き立てるのが真っ白な雪。ちなみに源泉は無色透明。
採取して空気に触れる状態で保存すると、24時間〜48時間後にだいぶ変色し
てきます。始めは淡いオレンジ色。