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軽井沢一万葉

 13.第二外輪山「前掛」(まえかけ)

←山頂部のアップ。 2010(平成22).3.27.
雪景色の前掛山(まえかけさん)。これを黒斑山
の山頂から狙う。かつての火口から放射状の溝
がはっきり見えます。現在では活動を終え、後に
現れた浅間山に道を譲った感があります。その
第二外輪山として南西側にそびえています。

↑雪の火口壁を見渡す。 2015(平成27).3.26.
基本的には冬場に登ることが多い浅間山の外輪山。第一外輪山「黒斑山」しかり、この
第二外輪山「前掛山」しかり。現在の浅間山は、前身となった前掛山の北東方向に火口
を持ち、南西側からは外輪山に隠れてしまって見えません。一般に「浅間山」と呼ばれて
いる山体の大部分は、その造山過程において先に出現した「前掛山」が占めています。
読み方は「まえかけさん」「まえかけやま」どちらもありますが、口語では「…さん」が多い
かな。雪があると通常では立てない浮いた空間から狙えるメリットがあります。本項一番
下の写真は、火口壁の最頂部からこの画面での手前方向を撮ったもの。

↑湯の平を見下ろす。 2012(平成24).3.27.
更にその外側(西方向)を囲う第一外輪山「黒斑山」の蛇骨岳から。
旧火口底「湯の平」が眼下に。画面右上部、何本もの特徴的な溝
に筋状の雪を冠する冬の前掛と、奥でわずかに頭を見せる浅間…。

↑前掛火口壁。 2012(平成24).9.13.
前掛の山頂から撮った火口壁。立入可能な範囲で最も浅間山に近い場所。標高2,524m。
この火口壁の尾根に沿って登山道を歩きます。第一外輪山と比べ、火口底までの層は薄
い。背景左上部に見える緑の山が、その第一外輪山「黒斑山」。前掛は荒涼としています。