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軽井沢一万葉

 21.四大ドーム(溶岩の…)

↑仏岩(ほとけいわ)。 2011(平成23).7.1.
現在も活動する火山、浅間山の周りには、その造山過程において先に出現した溶岩ドームが
いくつかあります。代表的なものは4つ。その中で最大級の仏岩火山がこれ。上下2段の溶岩
層は弥陀ヶ城岩(あみだがじょういわ)と呼ばれ、圧巻のスケールで鎮座しています。仏岩の
大部分は浅間山(正確には前掛山)に埋もれ、ご覧の岩壁が名残りの姿をさらすのみ。この
写真では画面内に人が写っていても、小さな点にしか見えず、現場での迫力は伝わるやら?

離山(はなれやま)。 2009(平成21).5.18.→
地元住民や別荘客、観光客にお馴染みの離山
も、浅間山より早く現れた溶岩ドーム。広義に
おいて火山です。私が子供だった頃は、山頂
付近は広く草原でしたが、今ではすっかり樹木
に覆われ、生物の多様性を欠く山になってしま
いました。

←小浅間。 2008(平成20).9.5.
こちらも溶岩ドームです。浅間
山から見下ろすと、形がはっき
りわかり、地中から盛り上がっ
て出来たと見てとれます。イメ
ージとは違い、浅間山より古い
のです。

↑石尊山(せきそんさん)。 2010(平成22).6.23.
画面左の切り立った部分は、このページ一番上の仏岩の一角、弥陀ヶ城岩。右側に横たわる
なだらかなコブが石尊山。写真を撮るからにはどんな山でも、絵になるポジションをと探ります
が、石尊山は難しい代表。いざ撮ろうと思うと普通の樹林帯、何を写そうとしたのか伝わらな
い、そんな印象になってしまうのです。背景遠方の盆地には無数の建て物が点在し、人工物
によってせっかくの山岳写真が台無し。これをカバーするため雲や霧が必要で、何年も前から
季節ごとに様々な立ち位置で狙ってきました。溶岩ドームという特徴だけは写ったでしょうか?