ミドリヒョウモン Argynnis paphia tsushimana 

 軽井沢で見られるヒョウモン類の中では、
ダントツでトップの個体数を誇り、6月上旬〜
10月中旬まで、
 「もうたくさんだ!」
 と言いたくなるほど多産する蝶です。その
ため交尾シーンを始めとして、花に群れる図
や地面から養分を摂っている集団、それに
窓を開け放っておくと、室内にも多数入り込
んでくる等、複数のミドリヒョウモンを同時に
観察することもよくあります。特に交尾シーン
は、同一の♀で複数回行われるのか?夏眠
前だけでなく、汚損が目立つようになってか
らも頻繁に目にします。
 いずれにせよあまりにも数が多く、ついには
見飽きてしまうのですが、似たヒョウモン類と
見誤る可能性もあるので、一応は一匹ずつ
確認しないと、思わぬ失態を招いてしまいま
す。
 幼虫や蛹もしばしば見掛けますが、ある年
私が観察した6例の蛹のうち、5例までが寄
生虫により、死蛹となったものでした。
 これほど沢山見られるミドリヒョウモンゆえ
に、撮影の優先順位が後回しになりがちで、
入魂のシャッターを切ることは意外と少なめ。
何しろ多産種なのですから、急がず焦らず
構えましょう…。
 (更に2ページ続きます。まずは蛹化へ。)

♂ 裏      7月14日 町内

産卵       9月13日 町内

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♀ 表            9月12日 町内

地面に群れる♂。        7月20日 町内

♂ 表             7月18日 町内   

交尾 左が♂。    7月18日 町内

性標太く4本。

 データ

・分  類:タテハチョウ科タテハチョウ亜科
・初見日:6月2日〜(2009年記録)
・終見日:〜10月14日(2005年記録)
・化  性:年1化

・開  長:■■■■■■□□□□
・食  草:スミレ科多種
・越冬態:幼虫
・難易度:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆