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22.ミヤマチャバネセセリ (セセリチョウ科セセリチョウ亜科)
 生息地は全国的に広いようですが、軽井沢では某所の川沿いにのみ定着していました。年2回発生し、
時期を外さなければ毎年安定して見ることができた蝶です。ところが2002年から約半年もの間、その生
息地に沿った川で泥のすくい出し作業が行われた結果、1匹も見られなくなってしまったのです。大型ダ
ンプが日々出入りしていた期間は、卵や幼虫、蛹といった段階にあり、飛ぶことができません。直接踏み
付けられたことも考えられますが、振動や騒音がストレスになった可能性もあります。河川流域の安全を
守ることは理解できます。願わくば工事車輌の運行ルートにも配慮があればと思います。その後少数な
がらも再び本種を確認。長野県・絶滅危惧TB類。誰も知らない所で誰にも知られず絶滅した昆虫が、
きっと軽井沢にもいるはず。

23.ホシチャバネセセリ (セセリチョウ科セセリチョウ亜科)
 環境省・長野県とも絶滅危惧TB類の蝶。もともと存在に気付くことが少ない蝶でした。幼虫の食草はイ
ネ科のオオアブラススキ。成虫は林縁のススキの原を好み、高原を彩る山野草で吸蜜します。町内での
有力な生息地は某エリア。数は非常に少なく、♂と♀が出会い、交尾し、産卵に至っているのか不思議に
思います。観察例がほとんどないので具体的に何をすれば良いのかわかりません。ただ言えるのは、見
つけても採集しないで!と言うことです。

この蝶も近似種、近縁種が多い。  '04.5.15.

後翅の基部に明瞭な銀紋。

軽井沢産の蝶では最小。        '01.7.25.   飛ぶとハエのような感じ。   '05.7.19.
 

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吸蜜                          '02.5.13.