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※ 索引のリンクは月初めに出ますが、日付は下から上に進みます。
2011.09.30 金晴風
三連休の初日。 曇りで雨になるという予報を裏切り、晴れに。 風が強かったですが、その割には、暑かったです。 布団を干し、シーツを洗ったら、強風で物干し台が倒れ、午後3時頃に洗い直し。 辛うじて、夜までには乾きましたけど。
バイクの荷台を、更に有効活用すべく、昔、野宿ツーリングの時に使っていたバッグを天井裏から下ろしてみました。 ところが、現物を見てみると、思っていたより、ボロで、「こんなもの着けて、毎日通勤はできんなあ」という感じ。 固定方法も決まっていなかったし、この線は没。
続いて、バイク用品店へ行って、リヤ・ボックスというのを見てみました。 ヘルメットが収まる大きさでも、三千円台からあるようですが、オフロード・バイクに着けるには、ちと大きすぎる感じ。 それに、リヤ・ボックスを着けると、カバーが掛けられなくなってしまうという問題もあり、こちらの線も、敢えなく、没に。
うーむ、安直に楽をしようという発想に無理があったか。 荷物を常に荷台に載せようとするから、いけないのです。 行きは、弁当やペット・ボトルが入っているから重いですが、帰りは空になるので、ナップ・ザックを背負っていても、そんなに負担は大きくありません。 行きだけならば、荷台に荷物を括りつける手間を、そんなに気にする必要はなくなります。 その線で、暫くやってみますか。
「お金をかければ、改善する」という事ばかりではないんですな。
ん! そういえば、「改善する」という動詞は、自動詞と他動詞、どちらでも使えますな。
(自動詞) 事態が改善する。
(他動詞) 事態を改善する。
2011.09.29 木曇
六日稼動、何とか、終わりました。 これで、金土日と、三連休になります。 来月からラインの稼動タクトが変わるので、その準備で、今日は3時間も残業して来ました。 かったる・・・。
2011.09.27 火曇
≪こころ旅 秋編≫
始まりました。 今日は、神戸と明石。 相変わらず、手紙は長く、しかも、目的地の想い出というより、息子との気まずい関係を独白しているような内容。 せめて、手紙を読むのを一回にしてもらえますまいか・・・。
≪日常≫
テレビ神奈川のアニメ。 面白かったんですが、残念ながら、終わってしまいました。 ほんとに、残念。 是非、続きを作ってもらいたいものですが、叶ったとしても、何年か先になると思われ、その時に、放送している事に気付く可能性は、かなり低いです。
≪夏目友人帳 参≫
こちらも終わり。 しかし、三ヵ月後にまた始まるのだとか。 今回のシリーズは、ちと、夏目の過去の回想に拘りすぎていた感がありました。 高校生の内から、後ろばかり振り返っていてはいけませんぜ。 というか、そのくらいの年齢だと、先の事ばかり考えていて、子供の頃の事なんか、あまり、思い出さないもんですがね。 やはり、大人が考えた話という事ですか。
≪BBC地球伝説≫
BS朝日で、平日の午後8時から、毎日やっている、一時間の教養ドキュメンタリー。 NHK教育で土曜にやっている、≪地球ドラマチック≫に似ていますが、このクオリティーで、一時間の番組を、毎日連続でやっているという点が、驚きです。 地味ですが、この番組を見続けていれば、一年くらいで、相当なインテリになれるんじゃないでしょうか。
2011.09.26 月雨
≪勇者ヨシヒコと魔王の城≫
テレ東で金曜深夜にやっていた、コメディー・ドラマ。 明らかに、「ロール・プレイング・ゲームのパロディーで、実写ドラマを作ってみようぜ」という、冗談からスタートした企画と思われるのに、12回もあったために、典型的な中だるみを起こし、一時期、「もはや、見る価値が無いのでは?」とさえ思わせましたが、終わりの三回で、辛うじて持ち直し、そこそこの纏まりを見せて、終わりました。
レギュラー・メンバーのキャラが立っていて、オリジナルのストーリーで動かしても、充分に面白いのに、無理矢理、パロディーにしようとしたのが、余計でした。 ドリフのパロディーの回など、見られたもんじゃなかったです。 深夜時間帯の視聴者に、ドリフを知っている世代がいるんですかね?
続編も作れそうですが、小ネタを使い切ってしまったと思われるので、すぐには無理でしょうなあ。
2011.09.24 土晴
バイクに取り付けた荷台ですが、予想通りの性能・・・、いや、効能を発揮しました。 いやあ、何も背負ってないと、楽ですなあ。 今まで、15年もの間、どうして、あんなに重い物を背負って、通っていたのか・・・。
荷紐も、100円ショップで新調したのですが、3メートルのを買ったため、ちと長過ぎました。 長は短を兼ねますが、余分な長さを巻きつけるのに手間暇が掛かるのが難点。 ナップ・ザックが、ちょうど入るくらいの箱を、荷台につけてしまえば、楽になるんですがね。 次の検討課題ですな。
≪テンペスト≫
終わりました。 先週が最終回だったのですが、うっかり見逃したため、今日の再放送を待って、見た次第。
創作部分が多いため、歴史劇として評価するわけには行きませんが、物語としては、まずまずの出来だったと思います。 結構長い年月を描いているのに対し、10回というのは短か過ぎで、ストーリーの進行が駆け足になってしまったのは、残念なところ。 じっくり心理描写を施して、20回くらいに延ばした方が良かったんじゃないでしょうか。
一度、宮廷の高位まで上がった者が、罪に問われて失脚するものの、流刑先で別のスキルを獲得して、頭角を現わし、再び宮廷に戻って来るというパターンは、≪チャングムの誓い≫そのものですが、パクリと分かっていても面白いのは、ドラマ・ツルギーの妙味というものでしょうか。
仲間さんは、真鶴に戻ってから以降が良かったですな。 琉球の宮廷衣装がよく似合う。 上原多香子さんも、良かったですねえ。 やはり、地元出身者は、馴染み方が違います。 男では、塚本高史さんが、だんだん、貫禄がついていくところが、面白かったです。
2011.09.23 金曇
今朝は、寒くて目が覚めました。 9時頃ですが。 台風ごとに寒くなるようです。 もう、掛け布団無しでは無理ですな。
ほんの4時間ほど起きていただけで、昼過ぎに横になったら、また眠ってしまい、夕方までブラック・アウト。 疲れているからか、はたまた、ただの自堕落か。
三連休の収穫は、バイクに荷台を着けた事だけ。 しかし、この改善は、明日の朝から、確実に効果を発揮するでしょう。
2011.09.22 木晴
台風のせいで、予期せぬ三連休になりましたが、遅番明けな上に、初日はモロ台風でしたから、結局、ただの週末のようなものでした。
ちなみに、節電協力の木金休みは、今週で終わり。 来週からは、土日休みに戻りますが、切り替えのために、木金土日の四連休になる予定でした。 しかし、後になって、「震災休業の生産挽回のため」という事で、木曜が出勤となりました。 つまり、来週は、六日稼動で、その後が三連休・・・。 得なのか、損なのか、よく分かりません。
今日は、バイクに荷台を取り付けました。 前のバイクで、長距離ツーリングに行く時、荷物を括り付けるために買ったものですが、普段は掃除の邪魔なので、外していました。 今のバイクに買い替えてからは、遠出をしなくなったので、一度も着けた事が無かったんですが、このところ、長い残業のせいで、腰が痛くなってしまい、ナップ・ザックを背負うのが辛くなって、「荷台があるのだから、使わない手は無い」と考えたのです。
この夏、バイクの修理期間中、代車のスクーターに乗っていた時、メット・イン・トランクに荷物を入れ、何も背負わずに通勤していたのですが、それが余りにも楽で、「あの楽さをもう一度!」と願ったというのも、動機の一つ。 一度、楽な生活を経験してしまうと、駄目ですなあ。
ちなみに、前のバイクと、今のバイクは、どちらも、≪ヤマハ・セロー225≫で、同じ機種です。 モデル・チェンジで、各部のサイズが変わっていたので、念の為、取り付ける前に、ボルト穴の位置を確認してみましたが、荷台の取り付け部分は同じなようでした。
前のバイクは、色が、白基調だったので、荷台も白。 一方、今のバイクは、黒です。 そのまま着けるには、あまりにも色が違いすぎるので、塗り直しました。 塗料は、100円ショップの、アクリル・スプレー。 一応、紙やすりで表面を擦ってから塗りましたが、丸棒はスプレーでは塗り難く、ひでー出来になってしまいました。 まあ、バイクも年代物だから、そんなに綺麗に仕上がらなくても、気にしない事にします。 腰さえ、楽になればいいのです。
≪孤高のメス≫ 2010年 日本
医者物。 まだ、脳死の基準が定められていなかった80年代に、脳死患者遺族の願いを入れて、脳死肝移植に踏み切った外科医の話。 医者物の青年漫画やドラマによく見られるパターンですが、田舎の市民病院へふらりと赴任して来た医師が、市長や院長に挨拶している最中に運び込まれて来た急患を、「私が見ましょう」と言って手術し、見事な腕前で処置してしまいます。 この映画が面白いのは、そこだけ。
最初の手術が鮮やか過ぎるためか、肝腎の脳死肝移植の方は、全く盛り上がらず、「手術場面は、いらないんじゃないの?」とまで思わせる、精細の無さを露呈します。 手術に至るまでの葛藤に焦点が当てられているのかというと、そうでもなく、主人公の腹一つで決まり、すいすいと手術まで進んでしまいます。 これでは、ドラマになりますまい。 原作が悪いのか、映像化の時点で失敗したのかは不明。
それもさる事ながら、この作品の最大の難点は、この物語が、フィクションだという事です。 実話なら、多少、平板な話でも、真剣に見れるのですが、作り話でこれでは、あまりにも、曲がありません。
2011.09.21 水雨 台風
今日は台風が直撃。 遅番でしたが、午後一時頃、電話があり、今日の仕事は中止になりました。 疲れきっていたので、ほっとしました。
午後2時頃、浜松付近に上陸。 直撃コースなので、どんどん風雨が強まります。 午後4時頃から、5時頃まで、家が震えるほどの、暴風雨が続きました。 どこかから、空のプランターが飛んで来て、玄関ポーチに停めてある私のバイクの下に引っ掛かる始末。 しかし、ベランダの亀ケージは飛ばされず、台所外にカバーを掛けておいてある折自も、倒れる事はありませんでした。
5時半頃には、抜けて、すっかり静かになりました。 凄まじい台風でしたが、スピードが速かったので、恐れていたほどの被害は出ませんでした。 我が家に限ればの話ですけど。
2011.09.20 火雨 台風
今週は遅番で、ずっと2時間半残業です。 恐らく、今年最高の忙しさ。 働いていると、腰がだんだん壊れて来るのが分かります。 なんでまた、こうまでして働かねばならんのか、否が応でも、疑念が湧いてくるところ。
2011.09.16 金晴
雨の予報でしたが、昼の内は、雲こそ多かったものの、晴れていました。 折自で、長泉の、≪米山梅吉記念館≫へ。 明治の事業家で、引退後、日本のロータリー・クラブを創設したという人の事績を紹介した展示館です。 ロータリー・クラブの関係施設だけあって、入場無料。 でなけりゃ、行きませんが。
平日だからか、場所が分かり難いからか、私以外に来館者はおらず、あまつさえ、私が行った時には、館内の照明が消されていて、たまたま通り掛った係の人が、「電気、点けてやってー」と奥に叫んだら、やっと明るくなりました。
展示は、よくあるタイプのもので、生い立ちから説き起こして、学歴や職歴を紹介し、著作や、書付、手紙などを並べてあります。 全部で四室あって、最後の一室は、日本のロータリー・クラブの歴史に関する展示でした。 三階建てですが、一階はロビーと会議室、三階は半分屋上になっている狭い部屋があるだけで、展示室は二階だけ。 どんなにゆっくり見ても、30分はかからない規模です。 あまり電気を使わせるのも悪いので、早々に退館しました。
≪6≫
フジの深夜アニメ。 終わりました。 SFとしても、アニメとしても、大した作品ではなかったです。 SFアイデアを寄せ集めて、それっぽく仕上げただけ。 一番雰囲気が似ているのは、≪地球へ≫でしょうか。 スケールは、ずっと小さいですけど。 話はしょぼかったですが、絵やアクションなどは、丁寧且つ、迫力があって、なかなか良かったです。
≪うさぎドロップ≫
同上。 どーにもこーにも、つまらん。 実写の映画も公開されているらしいですが、多分、実写の方が向いているでしょう。 ≪のだめカンタービレ≫と同じで、原作が漫画だからと言って、アニメにすればいいというものではなく、実写の方が原作の味をよく表現できる作品もあるのです。
≪勝手に観光協会≫
みうらじゅんさんと安齋肇さんが、都道府県ごとに観光地を巡る番組。 何年か前に、テレビ神奈川でやっていて、一時期、嵌っていたのですが、放送が終わってしまって、それっきりになっていたのを、この程、BS12で、新シリーズをやっているのを見つけ、見てみました。 週に二回の放送で、新シリーズと、バック・ナンバーを交互にやっている模様。
オッサン二人が、観光地へ行って、ああだこうだとコメントを放つだけの番組なんですが、これが滅法、面白いんですなあ。 普通の旅番組と違って、事前に決まっているのは、大体の行く先だけで、後は、二人のアドリブ任せというのが、自由でいいのかもしれません。 二人ともサブカル系の文化人で、タレントのように、お行儀の良い事だけ喋るわけではありませんが、さりとて、芸人のように、地方を小馬鹿にしたような暴言も吐かないので、知性的且つ、シニカルな観察を、安心して楽しめます。
2011.09.14 水晴
やっと、一週間終わった。 早番は、残業が35分と決まっているので、最大2時間半もやる遅番に比べれば、楽なはずなんですが、昼間で暑いせいか、消耗が激しいです。
バイクは、直って来て以来、ほぼ快調。 始動時、チョークを引かないと、一発で掛かりませんが、まあ、そのくらいの手間はどうという事はありません。 今までも、冬場は、毎回、チョークを使っていましたから。
エンジンは、相変わらず、不整脈が出ていますが、アクセルを放して、アイドリング状態にしていても、停まってしまう事はありません。 「もしかしたら、修理に出す前から、不整脈は出ていたのかもしれぬ・・・」とも思うのですが、よく覚えていないのです。
「一病息災」は、機械にも当て嵌まるのか、エンジンが直った途端に、ヘッド・ライトのロー・ビームが切れました。 今年の1月に、2個セット、625円で買った物の1個目です。 時間だけ見ると、8ヶ月ですが、震災休業の時と、修理期間には乗っていなかったわけで、それを引くと、6ヶ月くらいしかもたなかった事になります。 安いから、別に構いませんけど。 切れた事に気付いてすぐに、2個目に交換しました。 恐らく、これも、6ヶ月前後で切れる事でしょう。
居間のレコーダーですが、BS線を繋いでから、30日経ったため、NHKのBS1・BSプレミアムの画面に、邪魔なメッセージが映り始めました。 訊いてみると、父の部屋のテレビとレコーダーでも、とっくから出ているとの事。 なら、とっくに言えばいいものを。 早速、3台分のB-CASカード番号を控え、ネットの、≪BSメッセージ消去≫サイトで、手続きをしました。
カード番号はともかく、住所と名前だけで、契約内容がすぐに分かるんですねえ。 NHKというと、生身の集金人のイメージがありますが、顧客情報の電子化くらいは、とっくにやっているという事か。 考えてみれば、当たり前のこってすけど。
それはそれとして、NHKの受信料は、一体、いつまで取り続けるつもりなのか。 いまや、民放と、番組内容に大差は無いのですから、CM入れればいいんですよ。 中立性だの、良識だのは、局の方針によって決 まるもので、スポンサーの有無とは関係ありますまい。
2011.09.13 火晴
≪砂の器≫
今年の3月12日・13日に放送される予定だった新作ドラマ。 震災報道に差し替えられて、放送延期になったのですが、二夜連続企画で、番組編成に入れ難かったためか、放送されるまで、半年もかかりました。
≪砂の器≫というと、今でも、映画版が代表作になっていて、テレビ・ドラマは、一段落ちる感がありますが、今回のはなかなか・・・。 刑事目線で話が進んでいく点は従来の作品と同じですが、ベテラン刑事の方ではなく、若い刑事の方を主役にした趣向が、うまく当っていて、捜査物群像劇として、見応えがある作品になっています。
若い刑事を玉木宏さん、ベテラン刑事を小林薫さんがやっていますが、どちらも良し。 玉木さんは、黒澤明監督の≪野良犬≫に出て来る、熱血漢の主人公を連想させます。 今では、こういうキャラの人物そのものが珍しくなりましたなあ。 原作には無い新聞記者役で中谷美紀さんが出ていますが、追加された登場人物にしては、存在感があります。 特に、前半では割と重要な役回りを担当します。 後半、影が薄くなりますが、話の都合上、それは致し方ないか。
和賀英良役は、佐々木蔵之介さんですが、捜査側が中心のドラマなので、出番が少なく、些か役不足の感無きにしもあらず。 ≪砂の器≫という物語は、推理・捜査物と、放浪親子の悲劇が、話の両輪になっているのですが、このドラマでは明らかに、前者が主、後者が従になっていて、その点、幾分、バランスが悪くなっています。
時代設定を、原作通り、昭和35年にして、当時の風景を再現しているのですが、これが徹頭徹尾、徹底していまして、テレビ・ドラマとは思えないほどの完成度の高さを見せています。 建物、看板、家具、調度、車、列車、服装・・・、あらゆる物に隙が無い。 普通なら、どこかに現代の物が映りこんでいないか、粗探しをしたくなるものですが、ここまで拘られると、「どうせ、全部チェックしてあるんだろう」と思って、調べる気もなくしてしまいます。
2004年の中居正広さん主演のドラマ同様、親子の放浪の理由から、ハンセン氏病を外しています。 そのせいで、悲劇度が損なわれているのは否めないところ。 「単に、故郷で犯罪者扱いされただけで、こんなに放浪する必要があるのか?」と思わせてしまうのです。 他にも、駐在が秀夫を父親に会わせない理由が弱くなるなど、いろいろと、ストーリー上の歪みが出てしまうのですが、これは、現代に、この作品を映像化するためには、やむを得ない処置なのかも知れません。
2011.09.10 土晴
≪飛び出せ! 科学くん≫
幕末に難破し、駿河湾に沈んでいるはずの、ロシアの大型帆船、≪ディアナ号≫を探す企画でしたが、2時間掛けて、さんざん引っ張った挙句、「泥に埋まっていて、見つけられなかった」ですと。 気合を入れて見ていたので、ガックリ来ました。
一年前に、深海生物探索をしている途中で、偶然、それらしい残骸を見つけ、それが、ディアナ号なのか、確かめるのが目的だったわけですが、ディアナ号以外にも、駿河湾で沈んだ船は無数にあると思われるので、何か決定的な証拠が出なければ、ディアナ号とは断定できますまい。
まだ、探索を続けるそうですが、何だか、お金ばかり掛かりそうですなあ。 それにしても、深海探査艇というのは、こういう目的に使うために作ったんですかね? もそっと、科学の発展に寄与する使い道をしては如何か。
2011.09.09 金晴
雨になるという予報でしたが、ほぼ晴れ。 折自で、出掛けて来ました。 得をしたような、今日やるべき事を、昨日無理にやったので、トータルで見ると、損をしたような・・・。
電力制限は終わったのに、木金休みは今月いっぱい続きます。 別に、いつ戻してもいいと思うんですが。
2011.09.06 火晴
ようやく、晴れました。 晴れた割には、気温が上がらず、凌ぎ易かったです。
バイクですが、一応、エンジンは掛かるようになったものの、何となく、頼りないです。 不整脈が出ている感じ。 あちこち、部品を換えて、4万円以上取られましたが、それで、またすぐに壊れたら、泣きますぜ。
2011.09.05 月雨
まだ、雨が降っています。 随分、命も奪ったようだし、恐ろしい台風ですなあ。
≪日常≫を、初めて、デジタルで録画しました。 うーむ、やはり、綺麗だ。 アニメとしては、単純な絵なのですが、線がはっきり出ると、全然違いますなあ。 もっとも、ビデオの映像でも、ブラウン管で見ていた頃は、はっきり映ってましたけど。
バイクが直ったという電話があったとの事。 持って行ったのが、8月11日ですから、一月弱、バイク屋にあったわけですな。 その間、代車のスクーターばかり乗っていたから、クラッチの操作を忘れてしまいましたよ。
2011.09.03 土雨
なんて、しつこい台風なのだ! いくら、自転車ブームだからといって、台風までポタリングする必要は無いではありませんか。
それはさておき・・・・、A○B48の面々は、髪型に統一基準があるようですが、髪を見ずに、顔にだけ着目すると、とてもアイドルとは思えないような面相の人達が混じっておりますな。 ・・・いや、ただ、それだけの話でして、深く詮索するつもりはありませんが。
今更ながらの分析ですが、全盛期のモーニ○グ娘と比べると、指定されたキャラを演じている分、古典的なアイドルに近いと思います。 モー娘の方は、自然体というか、地で喋ると、オバサン丸出しになってしまいましたが、48は、美少女キャラを演じているため、アイドルらしく感じられるのでしょう。 問題は、美少女でないのに、美少女キャラを演じている人がいるという事ですが・・・、いや、それに触れるのはやめておきましょうか。
確かに、アイドルらしくはあるんですが、歌の方は、お世辞にもいいとは言えません。 女性の合唱というのは、なにやら、耳障りなところがありますな。 曲自体も、明るい点はいいと思うんですが、あまり新味は感じません。 曲は、モー娘の方が、個性的だったと思います。
2011.09.02 金雨 台風
足の遅い台風ですなあ。 昨日と、天気がほとんど変わりません。
テレビ台の下から追い出されたビデオ・デッキ1台を、机横のカラーボックスに納め、白黒テレビに繋ぎました。 繋いで初めて、このデッキが、アンテナ線接続だけだと、画像に波が出る事を思い出しました。 まあ、もともと、白黒テレビだから、大差無いと言えば、大差無いのですが。
リサイクル店に、プレイステーション2を持って行ったら、「旧型だから」と言われ、300円でした。 うーむ、二束三文以下ですな。 一緒に持って行った、CDプレーヤーは、100円。 ゲーム・ソフトは、一枚10円。 「なめとんのか!」と怒り出したくなるような値段ですが、古いから仕方ないですか・・・。 ゲームをやらなくなった時点で、すぐに売りに行けば、そこそこの値段がついたんですが、そういう段階では、「また、やるかもしれないから・・・」と思っているので、持って行けないのです。 世の中、儘ならぬ事が、実に多い。
夜になって、バイク屋から電話。 部品を交換したが、エンジンがすぐに停まってしまうので、キャブレーターの分解洗浄もしたいとの話。 料金は一万円プラスになるとの事。 カモ扱いされて、ぼったくられている可能性もあるのですが、とにかく動くようにして貰わなければ、どうにもしようがないので、OKしました。
前のバイクが、終わりの頃、修理代ばかり嵩んでしまったので、今のバイクを買った時、「5年乗ったら、壊れない内に売って、新しいのに替えよう」と思っていました。 それが、5年経ったら、買い替えるのが面倒臭くなり、いつしか、10年目に入ってしまいました。 5年前に買い替えたと思えば、45万円くらい得をしている事になりますから、ここで、修理代に数万円飛んでも、トータルでは損をしていないという見方もできます。 あくまで、気休めですけど。
2011.09.01 木雨 台風
台風12号が接近中。 朝から、というか、昨夜からですが、降ったりやんだりが繰り返されています。 どうせ、出掛けられないので、午前中は寝ていました。
午後、注文していた、レコーダーが届きました。 高波で東名が通行止めなのに、どうやって運んだんだろう? 侮れんな、運輸業者。
買ったのは、DX BROADTEC社の、≪DXBS320≫という機種。 その昔、超廉価ビデオ・デッキを売り出して有名になった、船井電機が作っている物を、DXアンテナが、OEMで販売しているもの。 地デジ・BS・CS、各ダブル・チューナー内臓、320GB・HDD搭載、ブルーレイ・レコーダー。 31800円。 これも、価格コムで、同カテゴリー中、最も安かった品。
父の部屋と、居間にあるシャープのアクオスは、いずれも、5万円超ですから、ほぼ同じ機能で、2万円も安いのは驚きですが、世の中、そんなにうまい話はないのであって、説明書を読み進むに連れ、それなりに、機能は省いてある事が分かって来ました。 でも、まあ、いいんです。 液晶テレビを綺麗な映像で見られるようになれば、それで充分。
で、午後いっぱいかけて、設置しました。 設置や接続は簡単だったんですが、今まであった、ビデオ・デッキを他へ移したり、テレビ台の下に溜まった埃を掃除したり、もう5年以上使っていないプレイステーション2を撤去したりと、レコーダー以外の事で手間取り、疲労困憊しました。
ビデオ・デッキ2台の内、一台は、再生専用にして、今までに録画したビデオを見るのに使い、もう一台は、机の棚に入れてある白黒テレビに繋いで、デジアナ放送を録画するのに使う予定。 もし、使用頻度が極端に低いようなら、押入れ行きか、廃棄ですな。
プレイステーション2は、もう、ゲームをやる事はないと思うので、リサイクル店へ持っていくつもりでいます。 ゲームをしないのに、5年も置いてあったのは、たまーに、DVDを見るのに使っていたからですが、今後は、レコーダーでも見られるので、いよいよ、必要なくなったというわけ。 もはや、二束三文でしょうが、一応、まともに動くので、欲しがる人もいるかもしれません。
2011.08.31 水曇
昼間は曇りで、かなり暑かったです。 日が暮れてから、雨。 夜が更けるに連れ、どんどん激しくなって来ました。
レコーダー、今日になって、発送したとの事。 ネット・ショップの本拠地が香川県にあるので、たぶん、関東圏にあると思われるメーカーから香川県に行き、香川県から静岡県に運ばれるわけで、冷や汗掻くほど、大いなる無駄。 まあ、私の懐が痛むわけではないから、あれこれ文句を言う筋でもないんですが、「あっちこっち運ばれてる途中で、壊れなきゃいいんだけど・・・」とだけ願っています。 たぶん、明日中には、着くと思われます。
一週間、液晶テレビを見続けて、一つ分かった事があります。 液晶テレビというものは、あまり近くで見てはいけないんですな。 視覚野が狭い小型テレビであっても、1.5メートルくらい離れれば、斜めからの鑑賞に堪えうるのです。 考えてみれば、斜めから見れないテレビなんぞ、実用性が無いわけで、実用性が無いテレビなんぞ、売れるわけがないですから、そもそも、メーカーが作るわけがありません。
すなわち、ブラウン管テレビのような、「小さいテレビも、近くで見れば、大画面」といった裏技は通用しないわけです。 「かぶりつき」など、言語道断。 というわけで、テレビ台の上で、できうる限り、遠くに離して見ています。
2011.08.30 火晴
注文したレコーダーですが、梨の礫。 修理に出したバイクも、梨の礫。 梨は好きなんですが、梨の礫は、不安ばかり盛り上がって、精神衛生に良くありませんな。
代車として借りているのは、3月に借りたのと同じ、シグナス125ですが、動力性能に問題はないものの、やはり、スクーターなので、サス・ストロークが短く、道路に凹凸があると、腰にショックが来ます。 メットインは便利でいいんですがねえ。
2011.08.28 日曇
注文したテレビ、予告通り、到着しました。 ≪TruLuX 22W型 地上デジタルフルハイビジョンLED液晶テレビ TLX-LED220BV2≫。 外国製で、輸入販売業者は、≪勝山≫。 カメラのキタムラのネット通販で、送料・代引き手数料込みで、21980円。
結構大きな箱。 台所での置き場所は小型冷蔵庫の上ですが、「大き過ぎて、載らなかったら、どうしよう」と心配させられるほどに。 しかし、開梱して、現物を出してみると、そんなに大きくはありませんでした。 野次馬根性で見に来た父が、「なんだ、おみゃーのと変わらにゃーな」と言うほどに。
キズ防止のビニールが、隙間無く貼られていました。 とりあえず、映るかどうか確かめなければならないので、台所に運び、仮置き。 大きさは、置き場所に対して、充分ゆとりがあります。 ついて来て、置くのを見ていた父が、「26型くらいでも置けるな」と言うほどに。 さすがに、26では大きすぎると思いますが・・・。 父は毎日、閑なので、転倒防止の固定具を作って欲しいと頼んでおきました。
台所は、地デジのアンテナ線しか来ていないし、録画機も無いので、接続は、アンテナ線と電源コードを繋ぐだけ。 他の端子がうじゃうじゃついていますが、使わないので、埃除けにビニールを貼り付けて、覆ってしまいました。 チャンネル・スキャンをかけると、あっさり映りました。
映像は、私のほど精細ではないですが、視野角は思っていたより、ずっと大きく、母の席はもちろん、父や私の席から見ても、はっきり見えます。 音声も大きく、申し分ありません。 ボトム・スピーカーなのに、籠った感じが全く無いのは不思議。 やはり、私のと同じ物を買わなくて正解だったかもしれませんな。 天啓には従うものなのか。
本体側面にもボタンが付いているのですが、暗がりになって、よく見えないので、操作は全て、リモコンを使う事にしました。 リモコンは、ボタンが大きく、使い易いです。 ちなみに、私のテレビのリモコンも、同様。 こういう点を、国内メーカーにも、真似てもらいたいものですな。
2011.08.27 土曇
今日は雨にはなりませんでしたが、割合、気温が低く、凌ぎ易かったです。 仕事をしていても、飲む水の量が歴然と少ない。 体は正直なものですな。
昨夜、台所用の液晶テレビと、私の部屋用のレコーダーを、ネットで注文しました。 両方とも、価格コムのカテゴリー中、最安機種で、ネット・ショップは、送料も代引き手数料も無料の所と、とことん廉価狙い。 もちろん、機能・性能も検討しましたが、ネットで選ぶ場合、情報が少ないので、どうせ、正確なところはわかりません。 そこで、外れても損害が少ないように、徹底して、低価格に拘った次第。
買い物カゴがあるくせに、一品ずつしか注文できないという妙なショップで、注文中に、突如、システム・メンテナンスに突入されて、入力情報が消えてしまうトラブルに見舞われたものの、めげずに再挑戦し、何とか注文を終えました。
レコーダーの方は、メーカーから取り寄せるので、来週になるとのこと。 テレビの方は、今日、発送したとのメール。 いやあ、メールが来て良かった。 いい加減なショップで、注文したのに、梨の礫という所もありますから。
今、ふと思ったんですが、「メールがきて良かった」という場合、「メールが来て」よりも、「メールが着て」の方がいいんすかね? 「着メール」という言葉もあるし。 いやいやいや、そんなこたないか。 終止形にして、「メールが着る」にすると、「くる」ではなく、「きる」になってしまいますから、それはあり得ません。 「着メール」の「着」は、「きる」ではなく、「つく」の方ですな。
2011.08.26 金晴
午前中は、壊れたテレビの処分。 またまた、郵便局と引き取り業者を巡って来ました。
私の部屋が液晶テレビになったのを見た母が、「台所のテレビも、液晶にしたい」と言い出したので、午後はまた車を出して、昨日と同じ店へ、同じテレビを買いに行きました。 ところが、売り切れで、買えずじまい。 一日で無くなるもんなんですなあ。
よくよく考えると、台所では、三人で見るので、19V型では、ちと小さいのです。 売り切れと聞いて、ちょっと、ほっとしたのは、そう思っていたからでしょう。 ネットで、22V型を探す事にします。
ついでに、私の部屋のレコーダーも、ネットで買う予定。 液晶テレビで見るビデオ・デッキの映像が、あまりにも汚いため、早くも、我慢の限度を超えたからです。 同じビデオ・デッキの映像でも、ブラウン管テレビで見ると綺麗なんですが、どういう事でしょう? 相性が悪いのか、デジタル・レコーダーを買わせるために、わざと汚く映るようにしているのか。
ちなみに、逆の組み合わせで、デジタル・レコーダーの映像を、ブラウン管テレビで見ると、この上なく綺麗に映ります。 輝度を上げても、液晶のようなギラつきが出ず、高精細且つ、自然な映像になるのです。 すなわち、ブラウン管時代の終わり頃に、フラット画面の大型ワイド・テレビを買った人は、デジタル・レコーダーと組み合わせて、最も質のいい映像をみている事になります。 もっとも、大抵の人は、デジタル・レコーダーを買った時点で、ブラウン管も液晶に買い換えてしまったと思いますが。
2011.08.25 木雨
午前中は、激しい雨。 午後は、降ったりやんだり。
懸案の液晶テレビ購入、さっさと片付けてしまおうと思い、午後から、車で出掛けました。 目当ては、新聞の折り込み広告で調べた、19V型。 家電量販店、ホームセンター、リサイクル店、ドン・キホーテ と回り、直に映像を見比べて、検討した結果、SKジャパンの、≪SOLARIA SRG-LE19A≫という製品に決めました。 19800円。
台湾製の、地デジ・チューナー付き、LEDハイビジョン液晶テレビ。 コンポジット端子と、D4端子、HDMI端子が付き、オマケに、PCモニターとしても使えるらしいです。 隣に並んでいるシャープのアクオスと比べると、画質は、はっきりしていて、明らかに、上。 前面の枠にメーカー名が書いていないのも、すっきりしていて良いです。
ネット通販の品には、同じ値段で、BS・CSチューナーがついた物もあるのですが、ネットでは、画質が判断できません。 これは、液晶テレビを買う上で、最も重要な要素なので、自分の目で直接確認できないものは、やめておく事にしました。
夜8時から、開梱。 ACアダプターが見当たらず、顔面蒼白になりましたが、よく探したら、緩衝ダンボールの中から出て来ました。 紛らわしい所に入れてくれる。 ブラウン管テレビを撤去し、台の埃を掃除しながら、液晶テレビを設置。 配線は、アンテナ線とビデオ線を繋ぐだけなので、簡単です。
チャンネル設定をすると、地デジが、映るには映りました。 他の部屋のテレビで見ているので、綺麗な事は分かっていましたが、自分の部屋で見られるようになると、ちょっとした感動があるものですな。 すぐに、冷めましたけど。
ところが、ビデオの映像にすると、驚愕の問題点が判明。 まず、画質が悪い。 録画した物も、デジアナの映像も、ザラつきが目立ち、地デジとは雲泥の差です。 画面サイズも、ビデオの映像は4対3のままなので、16対9の画面で見ても、一杯に大きくなるわけではない事を、今頃思い知りました。 それでも、今までのブラウン管映像よりは、幾分大きいですけど。
更にショックだったのは、ビデオを早送りすると、映像がついて来ない事です。 モノクロになって、映像もかなり乱れます。 時短機能も駄目。 この点は、ブラウン管より、確実に劣りますな。 そもそも、アナログの録画機と、デジタルのテレビを組み合わせる点に問題があるんでしょうか。
ビデオからの入力を切らないと、テレビの地デジが映らないのも面倒。 「電波信号が弱い」との表示が出るのですが、これは、アンテナ線の配線を変えれば、改善するかもしれません。
あと、スピーカーが下側に付いているので、音が籠ります。 サイズ的に致し方ないとも言えますが、多少、高さが高くなっても、スピーカーは、前を向いていた方がいいですなあ。 しかし、この問題は、厚紙で、≪音返し≫を作って反響させれば、かなり良くなると思います。
今の状態でも、一応使えますが、せっかくの大サイズと高精細を活かすのなら、早々にデジタル・レコーダーを買うべきなのかも知れません。 デジタルで受信できるのに、わざわざ、ザラザラ画面を見続けるのも、どうかと思わないでもないでもなし。 ううむ、金に羽根が生えて、飛んで行く。
2011.08.24 水雨
先日壊れた私の部屋のテレビですが、様子を見つつ、見続けていたものの、一向に直る気配がありません。 これは、駄目ですな。
で、次を調べているのですが・・・・、
どうも、パソコン用モニターは、駄目な様子。 走査線の走査の方式が違うらしく、テレビ映像向きではないのだとか。 確かに、パソコンでDVDを見ると、奥行きが無いというか、メリハリが無いというか、精気が感じられない映像になりますからねえ。
液晶の映りが、どうにも気に入らないので、ブラウン管テレビが売っていないか調べたら、ビクターの14型が、一種類だけありました。 11800円。 モノラルながら、コンポジット端子2系統付き。 ううう、この値段は魅力だ。 でも、4対3画面の14型だと、16対9画面では、12V型くらいになってしまうので、それはあまりに小さ過ぎではないかと、二の足を踏むのです。
液晶を買う場合、今あるテレビ台に置けるのは、最大で22V型です。 しかし、見る距離が、1メートルくらいなので、22Vでは大き過ぎて、視界からはみ出してしまいます。 19Vなら、まあまあ。 もっと小さくてもいいんですが、14V以下だと、種類がガクンと減ります。 また、19Vより下は、小さくなっても、値段が変わりません。 最低価格は、22Vだと、22000円、19V以下だと、19000円前後。 覚え易い。
値段があまり変わらないと、どうしても、「極力、大きいのを・・・」と、欲を張りがちですが、逆に見づらくなるほど大きいのでは仕方ありませんな。 このサイズの廉価モデルだと、チューナーは、地デジだけか、地デジと地アナの組み合わせがほとんどで、BS・CSには対応していないようです。 まあ、私の場合、録画機がビデオ・デッキですから、BS・CSをテレビで見れたところで、それを録画できるわけではなく、あまり意味が無いから、ついてなくても問題ないんですけど。
2011.08.19 金曇雨
夏休み最終日。 もう、やるべき事はやり尽くして、あとは静かに仕事が始まるのを待とうと思っていたのですが、今朝になって、あろう事か、私の部屋のテレビが壊れました。 ちっき・・・、マーフィーの法則か? 壊れるなら、休みの前の方で壊れてくれんかなあ。 もう、テレビにゃうんざりですわ。
映るには映るのですが、画面全体が白っぽくなってしまい、少し斜めになった平行線が、罫線のように等間隔で上から下まで、10本くらい入ります。 アンテナ線を外して、コンポジット入力でやってみても、変わらないので、たぶん、テレビ本体の、映像調節機能が壊れたのでしょう。
まあ、自分の部屋だから、我慢できない事もないのですが、とりあえず、次を考えておこうと思って、午後、家電量販店と、パソコン・ショップを回ってみました。 目当ては、19型か、22型。 それ以上大きくなると、今のテレビ台に載せられません。 値段は、2〜3万円くらい。
液晶テレビは、画面サイズが小さいほど、映像が悪く、スポーツのように速い動きでは、はっきり残像が出ますし、ドラマのように遅い動きであっても、顔をちょっと動かしただけで、輪郭線がザラつきます。 普段、ブラウン管の映像を見ていると、液晶はひどすぎて、見るに耐えません。
ところが、面白い事に、液晶を長く見ている人達は、そういう問題点を指摘しません。 脳が液晶テレビの動きに慣れてしまって、違和感を覚えなくなっているのではないかと思われます。 我が家で唯一、液晶テレビを見ている父も、「なんでもない」と言っています。 つまり、私も、液晶に変えて、暫くすれば、慣れて、何とも思わなくなる可能性が高いです。 ・・・と、書きつつ、「もし慣れなかったら、どうしよう」と、恐れているわけですが・・・。
パソコン・ショップも回ったのは、「パソコン・モニターでもいいのでは?」と思ったから。 液晶テレビの映像が、思っていたよりも悪かったので、「どうせ悪いのなら、モニターの方が安い」と考えた次第。 昨今のモニターには、HDMI端子がついていて、レコーダーやチューナーが別にあれば、テレビ・モニターとしても使えるらしいのです。 確かに、モニターは安くて、20型前後で、1万円台前半からあります。
ただ、気をつけなければならないのは、全ての機種に、HDMI端子が付いているわけではないという事と、スピーカーが付いていない物もあるという点です。 そこが、テレビとの大きな違いですな。 更に、私の事情に関して言えば、現時点では、HDMI端子付きの録画機を持っていないので、モニターにする場合は、録画機も買わなければなりません。
液晶テレビだけなら、2万円ちょい。 一方、モニター+レコーダーだと、5万円台に跳ね上がります。 しかし、レコーダーを買ってしまえば、一気に、最新のシステムに移行できるので、メリットは、出費なりに大きいです。
現状でも、テレビのチューナーは、ほとんど使っていないので、レコーダーを通す事で不便を感じる事はないでしょう。 ただ、音量調節がやりにくかったり、消音ボタンが無い事は考えられますな。 やっぱり、不便かな? 素直に、液晶テレビを買っておいた方が、無難でしょうか。
2011.08.18 木晴
休みは明日までですが、明日は雨になるらしいとの事。 今日が外出できる最後の日になる可能性が高いので、折自で、出掛けて来ました。
午前10時に家を出て、東へ。 清水町、函南町を通り、熱海の、≪姫の沢公園≫を目指してました。 ところが、熱函道路の延々と続く上り坂と、灼熱の太陽に照りつけられて、自転車を漕ぐどころの話ではなく、早々に下りて押す羽目に・・・。 押しながら、よく考えてみると、それは、伊豆半島を徒歩で横断するのと同じ事であり、事ここに至って、己が計画の無謀さに気付きました。
明らかに、熱中症と思われる症状が出て、ちょっと進んだだけでも、頭がズキズキ痛みます。 日陰に入るたびに、座って休むのですが、一度しゃがんで立ち上がると、立ち眩みで、へろへろに。 あわや、行き倒れかと思った所で、丹那盆地に向かう分かれ道に差し掛かり、「死ぬよりはいいだろう」と思って、目的地を丹那に切り替えました。
丹那というと、東海道線のトンネル名で有名ですが、トンネルの上に盆地があり、村があるのです。 小さな村ですが、昭和5年の地震で出来た、≪丹那断層≫に、酪農テーマ・パーク、≪オラッチェ≫と、観光名所が二つもあります。 丹那へ下って、≪丹那断層≫の記念公園で一服したら、何とか体調が回復しました。 暑過ぎるせいか、私以外は誰もいませんでした。
ついでに、≪オラッチェ≫も見て来ました。 正式名称は、≪酪農王国オラッチェ≫。 お金は一円も持っていないので、外観の写真だけ撮ろうと思って、駐車場まで行ったのですが、入り口を覗いてみると、どうやら、入場は無料の気配。 これは、入らぬ手は無いと思い、ズカズカ入って、見て回りました。 乳製品や地ビールなどの飲食店がいくつかあり、家畜が10数頭いました。 ウシ、ウマ、ヤギ、ヒツジ、ブタ、アヒルなど。 瓢箪から駒で、動物の写真が撮れてよかったです。
≪鉄男 THE BULLET MAN≫ 2009年 日本
1989年の≪鉄男≫の監督が、英語で撮った続編。 人間兵器の血統を受け継ぐ男が、子供を殺され、妻を人質に取られた事で、怒りの封印を破られ、爆発的な反撃に出る話。 ストーリーは、非常にシンプルで、前作を見ていなくても、大体は分かります。
主人公は、日本在住のアメリカ人という、かなり苦しい設定になっています。 アメリカで撮るのが怖いんでしょうなあ。 中身は、前作と同じ趣向ですが、前作より落ちます。 手持ちカメラの映像が、ガタガタしっぱなしで、何をやっているのか分からない点は、技法としてどうこうというより、映像品質に対する基本的な考え方の欠陥でしょう。
≪アーサーと魔王マルタザールの逆襲≫ 2009年 フランス
≪アーサーとミニモイの不思議な国≫の続編。 つまらん。 何がつまらないと言って、この作品、完結していません。 第三作と合わせて、一つの話なのです。 人間の場面が、妙にダラダラ長いのですが、ストーリーを二つに分けたために、尺が埋められなくなり、水増ししたに違いありません。
2011.08.17 水晴
昨日に引き続き、やる事が無いため、押入れの片付け。 70年代頃の扇風機と、父が仕事に使っていた事務用椅子を引っ張り出し、解体して、物置に移しました。 どちらも金属製で、捨てる場合、資源ゴミ扱いになります。 来週月曜の資源ゴミの日まで、物置に仮置き。
天井裏で、原付に乗っていた頃に買った、ハーフ・ヘルメットを発見。 15年以上前の物ですが、何回も使わなかったので、状態は悪くありません。 試しに、オフハウスへ持って行ったら、300円で買い取ってくれました。 私としては、ほとんど得がありませんが、ヘルメットにしてみれば、押入れで朽ち果てるより、他の人に使って貰った方がいいでしょう。
ついでに、ジグソー・パズルが5箱くらいあるので、引き取ってもらえるか訊いたら、「ビニールを開けてある場合、ピースが全部揃っているか、店で数えてまで、確認はできないので、買い取れない」との事。 もっともな理由のようですが、ジグソー・パズルを買って、ビニールを開けない人っているんですかね? 貰い物とか、買ったけれどやらなかったとか、特殊な事情がある人しか、リサイクル・ショップには持ち込めないようですな。
ビニールは普通のものなので、ラミネーターがあれば、未開封品に偽装する事はできますが、わざわざ、ラミネーターを買ってまで、パズルを片付けるのも、馬鹿げた話です。 また、ゴミが増えてしまうではありませんか。
2011.08.16 火晴
やる事が無いと、急がなくてもいい事まで片付けたくなります。 というわけで、今日の午前中は、使わなくなったテレビの処分をしました。 地デジ化で使わなくなったのではなく、もう長い事、押入れと物置に眠っていた小型テレビ4台です。 内1台は白黒。 白黒とカラー1台は、まだ映るんですが、さすがにもう出番は無かろうと判断し、廃棄を決めました。
小売店に頼むと運搬料金が掛かるので、もっと安く上げられないかと、ネットで調べたところ、自治体ごとに引き取り業者が決まっていて、先に郵便局で料金を払えば、自力持ち込みができると分かりました。 15型テレビだと、一般メーカー製品は、1785円+振り込み手数料120円で済むそうで、これは、驚きの安さです。
ただし、今回処分するテレビの中には、兄が若い頃に買った、NEC製が含まれていて、それは、2310円+120円になるとの事。 ちっ・・・、古タイヤといい、テレビといい、なんで兄貴の置き土産のせいで、私が出費せねばならんのか・・・。
早速、郵便局に行き、「家電リサイクル券はありますか?」と訊くと、「はいはい」と、打てば響くレスポンスで、出して来てくれました。 メーカーごと、品目ごとの、料金と記入コードを記したパンフも貸してくれました。 というか、ネットで詳しく調べて来なかった人は、このパンフ無しでは、全く書き込めないので、貸してくれて当然なのですが・・・。
コードの記入はあっという間ですが、住所氏名を書き込む欄が3箇所もあり、それが4枚なので、指が痺れる思いをしました。 料金は、4台分で、合計、8145円。 小売業者に任せれば、倍くらいになると思うので、指が痺れる程度の苦労は、物の数ではありません。
領収書とリサイクル券を貰って、家に帰り、車にテレビを積んで、いざ出発。 昨日の内に場所を調べておいた、日通沼津支店の倉庫へ向かいました。 家電リサイクル専用の施設らしく、行くと、すぐに係の人が出て来て、対応してくれました。 私は、車からテレビを下ろす手伝いをしただけ。 自力持ち込みなので、排出者用と小売業者用の控え、計8枚を受け取り、手続きは終了です。
家に帰り、父に次第を報告すると、「金を出す」と言うので、「半分出してくれ」と言ったのですが、結局、5000円出してくれました。 つまり、私の出費は、3145円で済んだ事になります。 もっとも、4台の内、私が自分で買って、使っていたのは1台だけなので、筋としては、これでも出し過ぎなのですが。
ちなみに、テレビだけでなく、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなど、その他のリサイクル家電も、同じ手続きで、自力持ち込みができます。 やってみた感想としては、「物凄く簡単ではないけれど、思っていたよりは、ずっと簡単」と言ったところでしょうか。 小売業者に任せると、新しい物を買ったのと引き換えに持って行って貰っても、やはり、運搬料を取られると思うので、比較するのも馬鹿馬鹿しいくらい、こちらの方が得だと思います。
押入れからテレビを出したついでに、一緒に突っ込んであった他のガラクタも引っ張り出しました。 その結果、部屋の一角に、ビテオ・デッキ、CDプレーヤー、カセット・デッキ、レコード・プレーヤー、アンプが、山のように積み重なる有様に。
その内、私が買った物は、CDプレーヤーだけで、残りは全て、兄の置き土産です。 更に、先日壊れた居間のビデオ・デッキと、御役御免になったアナログBSチューナーがあり、これらを次の埋め立てゴミの日に、全部出さねばなりません。 一体、何回往復すればいいのか、今から、頭がくらくらしています。
≪宇宙ショーへようこそ≫ 2010年 日本
劇場用長編アニメ。 山村の小学生五人が、夏休みに生徒だけで合宿中、犬そっくりの宇宙人を助けた事から、宇宙旅行に招待されるものの、地球の植物を巡る争いに巻き込まれてしまう話。
子供達の人間的成長がメイン・テーマですが、生物の合成に対する倫理上の争いをサブ・テーマに盛り込もうとしている点が、ちと、二兎を追っている観あり。 136分と長いので、テーマを二つにしたのだと思いますが、むしろ、時間を短くして、テーマを絞った方が、面白くなったと思います。
宇宙人たちの街の様子が、これでもかというくらい細かく描き込まれていて、それには圧倒されます。 日本的ではなく、アメリカのCGアニメのような、想像力の奔流が見られるのです。 ストーリーも、基本線は悪くないので、長過ぎる事さえ我慢すれば、気持ちよく見終われると思います。
キャラクター・デザインが、デフォルメ型なのが、些か、残念。
2011.08.15 月晴
暑いなあ、もう。 やる事無し。 本屋で、立ち読み。
≪2011年版 間違いだらけのクルマ選び≫
5年ぶりに復活して、かなり売れているそうですが、パラパラめくってみた限りでは、期待外れでした。 旧シリーズの著者である徳大寺有恒さんが書いているのは、巻頭コラムの半分と、各カテゴリーごとの概括だけで、正味、30ページくらいに過ぎません。 車種ごとの解説は、もう一人の著者が全て担当していて、これでは、徳大寺さんの本とは、とても言えぬ配分です。
スポーツカーを、やたら誉めているのが、一番、違和感が強いです。 今時、スポーツカーなんて、誰が乗るのよ? そんなオモチャに熱狂しているのは、自動車雑誌の記者くらいじゃないすかね? 時代の流れが分からんか?
もしかしたら、今後、もう一人の著者に引き継いで、新シリーズを続けるつもりなのかもしれませんが、すぐに売れなくなると思います。 クルマに興味を持つ人間が増える要素など、日本社会のどこを探しても、見当たらないのですから。
2011.08.14 日晴
今日も、折自で、家電量販店巡り。 一応、目的地を想定しておくと、暑くても、進む気になるから不思議。 風がある分、昨日よりは、幾分、凌ぎ易かったです。
二軒回りましたが、これといった物は無し。 同じ、ダブル録画のブルーレイ・レコーダーでも、細かい機能の有無があって、それが値段の違いになっている様子。 しかし、その機能のほとんどが、私には無関係なものばかりです。 3Dとか、スカパーHD対応とか、そんなの、まーず、見ないですからのう。
父の部屋のも、居間のも、シャープ製なので、操作を覚え直さなくていいように、シャープを買った方がいいかと思っているんですが、シャープの現行機は、まだアナログ・チューナーが搭載されていて、その分、値段が高くなっているはずです。 次のモデル・チェンジを待てば、アナログは確実に外されますから、更に安くなる可能性があります。
暇がある休みの内に買ってしまいたい気が強かったのですが、今は、地デジやBSで、どうしても見たい番組が無いので、「しばらく待ってもいいかな」と、考えが変わりつつあります。 新モデルが出て、その値段が落ちてくるのを待つわけですから、数ヶ月かかるかもしれませんけど。
2011.08.13 土晴曇
昨日働いた反動で、今日はダレました。 相変わらず、二度寝。 11時頃、犬を散歩に連れて行こうとしたら、「この暑いのに、出掛けるなんて、嫌だよ!」とばかりに、逃げられてしまいました。
バイク屋は、今日から三日間、お盆休みに入るので、昨日までに連絡が無かったという事は、バイクは、最低でも、あと三日間は戻って来ないわけです。 普段、休みの日にバイクなど乗らないので、存在感が薄かったのですが、無いとなると、連休恒例の遠出ができないわけで、ちと困った事になるわけですな。
自動的に、利用できるは、折自だけになり、午後から、家電量販店巡りに出掛けました。 目当ては、私の部屋用の、地デジ・BS・CSチューナー、もしくは、それが入ったレコーダー。 しかし、掘り出し物はありませんでした。 掘り出すどころか、押し並べて、ネットでの価格よりも高かったです。 中には、一万円以上高い物もありましたが、一体、どういう流通のからくりで、そんなに差が出るんでしょう?
2011.08.12 金晴
もしょもしょ猛暑。 窓を全開にしておいても、風が全く無いので、レースのカーテンがピクリとも戦ぎません。
連休に入ってから、一応、朝6時には起きて、朝御飯を食べるのですが、眠さとだるさで、体に力が入らず、大抵、二度寝して、大抵、10時頃に再起動します。 と、今度は、猛烈な暑さで、何もする気になりません。 夏休みとは、かくも厄介なものだったのか。 「夏だ! 俺達の季節だ!」なんて、ほざいていた、80年代の若者達が、宇宙人に見えて来ますな。 ただ、暑いだけよ。
とはいうものの、今日は、11時頃から、3時頃まで、結構働きました。 居間のレコーダーの、BS・CS機能を使えるようにするため、真上にある父の部屋から、BSのアンテナ線を引いたのです。
居間には、ケーブル・テレビのセット・トップ・ボックスがあり、それを通せば、BS・CSを見られるのですが、予約録画するとなると、外部入力で日時指定しなければなりません。 レコーダーの番組表で、直接予約できるようにするには、バラボラ・アンテナから来ているBS線を、直結するしかないわけです。
午前中に、ホームセンターに行って、20メートルの5Cケーブルと、ケーブル被覆ケースだけ買って来て、分波器やコネクター類は、手持ちの物で済ませました。 ケーブルは、2480円。 被覆ケースは、368円。 合計、2848円。 なになに、その程度の出費で、番組表予約ができるようになるなら、安いもの。
午後から、作業開始。 まず、父の部屋につける分波器を加工し、父の部屋に行って、分波させました。 ケーブルを、以前、パソコンのLAN用に開けた壁の穴から、父の部屋の横にある納戸へ通し、納戸の床の穴から、一階の天井裏に落とします。 この納戸、父が屋根裏の空間を利用して、作ったものなんですが、窓が無い上に、照明が裸電球で、もう、サウナのような暑さ。 時々、這い出して、休憩しないと、とても、続けられませんでした。
居間へ下りて、脚立に上り、押入れの天袋から天上裏を覗くと、ケーブルが1メートルくらい離れた所に溜まっているのが見えます。 手が届かないので、突っ張り棒と孫の手をセロテープで繋ぎ、ケーブルを掻き寄せて、天袋に落としました。
天袋の奥側を這わせ、神棚の上を通す所までは、目につかないんですが、縁側に出た所では、露出してしまうため、被覆ケースに収めます。 このケース、プラスチック製ですが、木目模様になっていて、うまく、ケーブルを隠してくれます。
基本的に、パソコンのLAN配線をした時に使ったルートを利用しているので、技術的には障碍はありません。 窓のカーテンカバーの内側を、L字フックで吊り、居間のパソコン机をぐるりと回って、テレビに到着。 20メートル束を買っておいて良かったです。 余りは、たったの1メートルでした。 15メートル束だったら、途方に暮れていたでしょう。
アンテナ線の端に、コネクターを付け終わったのが、3時。 しかし、母が録画中で、接続できず、先に道具を片付けて、一服し、3時半を待って、接続しました。 そして、恐る恐る、レコーダーをBSにすると、見事に映りました! 映像の乱れも無い様子。 やった! これで、居間のアンテナ計画は、目標達成! 報われた! これからは、外部入力の日時指定で、煩わされる事はなくなります。
とまあ、達成感は充分あったのですが、見られるチャンネルは、今までとさほど変わらないので、肝腎なそちらの方は、大した感動はありませんでした。 特に、CSは、無料期間が終わると、見られなくなるものばかりで、ほとんど無意味。 ケーブル・テレビのセット・トップ・ボックスの方には、≪CS≫の代わりに、≪CATV≫というボタンがあるのですが、そちらの方が、まだ、無料で見られる番組が多いです。
あと、残るは、私の部屋だけです。 台所と、旧居間にもテレビがあるのですが、それらは、食事時と、父が昼寝をする時にしか見ないので、あと3年半、デジアナのままで充分でしょう。 私の部屋は、前にも書いたように、しばらく仕事が忙しいので、テレビ観賞に割く時間が無いのですが、BS線は来ているので、機械さえ買ってくれば、すぐにでも、チャンネル数を増やせるわけで、手を拱いているのも、何だか勿体無い気がするのです。
チューナーだけなら、12000円。 レコーダーだと、ダブル録画タイプの最低価格が、35000円くらい。 微妙な価格差ですな。 チューナーを買った場合、録画はビデオ・デッキにするわけですが、現在、二台使っている内の、一方しか使えません。 また、チューナーには、予約機能が付いていないので、異なるチャンネルの番組を二つ予約する事ができません。 これは、かなり不便です。
3年半後には、デジアナが終了するので、そうなった時、チューナーがついていない方のビデオ・デッキは、使い道がなくなります。 さりとて、チューナーを二台買って、それぞれ、ビデオ・デッキに繋ぐとなると、配線が凄い事になりそうな予感。 また、予約操作も、耳から煙が出るほど、煩雑になります。
ならば、いっそ、ダブル録画のレコーダーを買ってしまった方が、いいような気がせんでも無し。 しかし、チューナーで3年半を乗り切れば、その頃には、レコーダーがもっと安くなっている可能性もあって、またまた、微妙な損得勘定が必要になってしまうのです。
それに、レコーダーを買ったら、ビデオ・デッキは二台とも不要になってしまうわけですが、使える物を、お蔵入りさせたり、捨てたりするのは、大いに気が引けるというもの。 保存してあるビデオ・テープなんか、どうしたらいいんですかね?
やれやれ、悩ましい問題ですな。
2011.08.11 木晴
今日から休み。 猛烈に暑かったです。
バイクですが、バイク屋に持って行く前に、燃料コックが詰まっているか調べるために、コック下のホースを外して見ました。 受け皿を当てて、コックを開くと、勢いよく流れ落ちます。 つまり、詰まりが原因ではないわけだ。
ところが、その燃料の匂いが、何か変なのです。 ガソリンの揮発性の、あのツンとした感じが無く、灯油っぽい臭さがムッと香ります。 父に嗅いで貰ったところ、やはり、灯油っぽいとの事。 もしや、スタンドで、ガソリンと間違えて、他の燃料を入れられたのではありますまいか。
灯油は、スタンド内の別の場所で扱っているので、それは無いとしても、軽油なら、ありえない事ではありません。 レシートを確認してみると、≪レギュラー≫になっているのですが、店員が、レギュラーのボタンを押しておきながら、軽油のガンを取ってしまったという事も考えられ、疑念は消えません。
正体不明の液体を抜いて、ガソリンを入れてみれば、エンジンが掛かるかどうか分かりますが、抜くにしても、ポリタンクがありません。 これはもう、素人ではどうにもならないと思い、素直にバイク屋に持って行く事にしました。 で、1.5キロ、押しましたよ。 炎天下を、汗だくで。
整備士に、症状を説明し、タンクの匂いを嗅いで貰ったところ、首を傾げていました。 ガソリンとも、何とも、判別つかないという表情です。 確かに、タンクの方で嗅ぐと、ガソリンのにおいも混じっているので、分かりづらいのです。 「まず、正体不明の液体を抜いてみて、ガソリンを入れ、それで掛かればよし。 もし、駄目なら、他の部分を調べて直す」という事で、預けて来ました。 1、2週間掛かるかもしれないとの事。 夏休み中の、バイク・ツーリングは絶望的ですな。
2011.08.10 水晴
明日から夏休み。 今年は、木金休み化の影響で、カレンダーがズレ、11日から19日までの9日間になります。 これといって、予定無し。 バイクが死んでいるので、遠くへ出掛ける事もできません。 寝て暮らすにしても、とりあえず、日中、会社で、死ぬほど暑い思いをしなくて済むだけよいか。
今日は、父の車で出勤しましたが、行きは早朝だから良かったものの、帰りはラッシュ時に当たり、バイクよりも、20分も余分に掛かりました。 これだから、通勤はバイクが一番なのです。 車はエアコンが使えますが、28度に固定しているせいか、涼しいというより、頭がぼっとして、気持ちが悪くなって来ますな。
≪日常≫
テレビ神奈川で、月曜の深夜にやっているアニメ。 基本はナンセンス・ギャグですが、シュール・ネタが、相当含まれています。 おそらく、今放送しているアニメの中では、最も特徴的な作品。 オープニングが、今時大変珍しい、モンタージュ効果全開の逸品で、それだけでも見る価値あり。 公式サイトでも、見る事ができます。
一応、主人公はいますが、登場人物全てが中心になりうる、ショート・ストーリーを並べた、オムニバス形式になっています。 高校が舞台なのに、授業の内容が、地磁気の説明とか、粘土細工とか、走り高跳びとか、どう見ても、中学レベルなのは、ちと不思議。 原作者(漫画)が、高校時代のカリキュラムを忘れてしまったのか、はたまた、今の高校では、この程度の内容しか教えていないのか・・・。
ちなみに、テレビ神奈川は、曜日当たり2本、週に15本くらいのアニメを放送していますが、一通り見てみたところ、評価に値するのは、この、≪日常≫だけでした。 別にテレビ神奈川が制作しているわけではなく、アニメ・スタジオが地方局向けに作った物を、放送契約して流しているだけなのですが、それにしても、よくぞ、これだけ、スカ作品ばかり集められるものです。
2011.08.09 火晴
バイクですが・・・・、ブレーキ・パッドも直し切れぬ内に、また新たなトラブルが。 何と、帰り道の途中で、エンジンが停まってしまいました。 何度掛け直しても、掛からないと来たもんだ。 幸い、家から1キロくらいの所だったので、押して帰りましたが、それでなくても、猛烈に暑いというのに、上乗せで大汗を掻いてしまいました。
定番の対策として、プラグを外して研いてみましたが、やはり掛からず。 バイク屋へブレーキ・パッドを取りに行くついでに、新しいプラグ(440円)を買って来て、再度トライするものの、やはり掛からず。 工業高校機械化卒の父は、「キャブレーターだろう」と言います。
これはもう、バイク屋に任せるしかないのですが、うちからバイク屋までは、1.5キロくらいあり、さすがに、エネルギーが尽きて、今日は諦めました。 明日はバイク屋が休みなので、明後日、私が夏休みに入ってから、改めて持って行きます。
ああ、ブレーキ・パットの方は、無事に受け取る事ができました。 店員を疑り過ぎたか。 いや、これから、バイクを修理に出すので、何回か行かねばならないわけで、まだ油断はできませんが。
ブレーキ・パッドの交換も済ませました。 出てしまっているキャリパーのピストンを押し込まなければならないので、疲れるんだ、あれは。 苦労して、ブレーキを直しても、エンジンが掛からないから、乗れないのが、虚しい。
プラグを買った時、横にいた店長が、「もう、そろそろ、新しいバイクに変えた方がいいんじゃないですか?」と、商売を仕掛けてきました。 前から言われているので、明後日、修理に持って行く時にも、やはり言われるでしょう。 私としては、石に噛り付いても、10年は乗りたいと思っているので、断り続けるしかないのですが。 ちなみに、10年になるのは、来年の5月です。
新しいバイクを買うとなると、いろいろと、面倒な壁が立ちはだかっているんですわ。 最大の障碍は、私が、いつまで、今の勤め先に通うのか、不透明な事です。 来年の一月には、ト○タの子会社になり、7月には、他の会社と合併して新会社になり、中心地が東北に移るとの事。 今通っている工場が、いつまであるのかも分かりません。
工場閉鎖などという事になったら、東北か、もしくは、愛知県へ職場を移る事になるかもしれませんが、そうまでして、今の会社に奉公するつもりはないので、辞める可能性もあります。 辞めたら、通勤しないわけですから、バイクは不要になるわけで、今のタイミングで新しいのを買うのは、甚だ、まずいのです。
バイクそのものにも、障碍があります。 もう遠出はしないので、小さい排気量のでもいいのですが、今、ヤマハには、125ccのクラッチ式バイクが無いのです。 200も無いし、225も無い。 買い直すとしたら、今のより大きい、250になってしまいます。 性能を使いきれんのですよ、そんなの買っても。 使いもしない性能のために、50万円も払うと思うと、頭がクラクラして来ます。
また、保険の継続契約をしたばかりで、車種変更のタイミングとしては最悪なんですわ。 更に、会社の通勤補助と駐輪許可も取らねばならず、そのためには、保険の証書が必要で・・・。 もう、事態が絡み合って、考えるだけで、げっそりして来ます。
駄目押しに、私がバイクに対して、興味を失っているのが、最も大きな障害ですかねえ。 といって、車への興味は、もっと徹底的に失っているのですが。
2011.08.07 日雨晴雨
帰り道、バイクの前ブレーキから異音が。 帰ってから、パッドを外してみたら、変な削れ方をしており、すでに金属部分が擦ってしまっていることが判明しました。 まったく、あれやこれやと、よく壊れるわ。
その足で、バイク屋へ。 店長は接客中で、私の相手をしたのは、初めて見る顔の女性店員でした。 割と若い人でしたが、それでも、30歳以下という事は無いか。 この店の特徴で、必ず、女性店員が一人いるものの、しょっちゅう入れ替わっています。 そして、彼女らに共通するのが、仕事が大雑把だという事。
今日も今日とて、パッドの現物を持って行ったのに、「品番が分からないと、在庫が調べられない」と言います。 メーカーの専門店ですから、そんなにパッドの種類があるわけではないんですが、見て分からんもんですかね?
バイクの年式と車種を伝えましたが、パソコンであれこれ調べても、一向に分からない様子。 こちらから、「顧客名簿に、名前がありませんか」と言うと、ようやく、データが見つかったようなのですが、分かった品番で、在庫確認したら、無かったそうで、「取り寄せになります」ですと。
それは仕方が無いんですが、どうも、この人のやり方が素人っぽくて、信用できません。 たぶん、店長が探せば、出て来たと思うのです。 今までの経験から言って、非常によくあるパターンです。 小さな店ですから、店長しか知らない事がいっぱいあるのであって、新人なんかに、部品倉庫のレイアウトが全て分かるとは、とても思えません。
また、新しく入った店員というのは、必ず、前払いを要求します。 バイク屋で部品を注文する時には、前払いが多いのですが、それは、不良少年や暴走族が、注文だけして取りに来ないケースがあるからで、普通、大人で何度も来ている客は、除外されます。 その辺の見分けが、新しい店員にはつかないらしく、当然のような態度で、前払いさせるのです。 何度やられても、気分が悪いです。
もちろん、店側の記録や記憶は信用できないので、レシートを取っておきます。 取りに行った時、見せなくて済めばよいのですが・・・。 嫌な予感がします。
2011.08.05 金晴雨
休み。 雨という予報だったので、最初から出かけるつもりはなく、母の部屋の、地デジ・BS・CS環境の構築に取り組みました。 昨日、父の部屋のテレビにBSアンテナを繋いで、チャンネル数が飛躍的に増えた話を母が聞き、チクチクと不満を漏らすので、さっさと解決してしまおうという気になったわけです。
最初、居間にあるケーブルのセット・トップ・ボックスを母の部屋に移し、居間の方は、レコーダーのみにするつもりで、居間まで、BSアンテナ線を引っ張ろうと考えていました。 これなら、新規出費は、アンテナ・コードだけで済みますから。
しかし、よく考えてみると、私と違って、母は値札を見ずに買い物をするような性格なので、出費を抑えてやったからといって、不平こそ言え、ありがたさなど、鼠の小指の爪の先ほども感じないに違いありません。 わざわざ、苦労して、文句を言われたのでは適わぬ。 で、方針変更し、居間の布陣には手をつけず、母の部屋にチューナーだけをつける事にしました。
家電量販店へ行って、チューナーを探しましたが、ご存知の通り、今は、地デジ化の駆け込み需要の余波で、チューナーはどこも品切れ状態。 特に、5000円くらいのは、サンプル品も置いて無い有様です。 もっとも、ただの地デジ・チューナーでは、せっかくのBSアンテナ線を活かせないので、地デジ・BS・CSチューナーでなければならず、それだと、あったとしても、12000円くらいするはずです。
レコーダーなら、いくらでも並んでいますが、最低でも、25000円くらいしますし、レコーダーが2台もあったのでは、無駄もいいところ。 第一、操作法が覚えられずに、母が混乱するのは必至。 私としても、立て続けに、大掛かりな買い物はしたくありません。
で、「ネットで買うか・・・」と諦めかけた頃、、とある店で、地デジ・BS・CSチューナーが、一箱だけ売れ残っているのを発見しました。 DX BROADTECの≪DIR3100≫という機種。 11800円。 何が気に入ったといって、外箱が小さいのが気に入りました。 これなら、しまっておくのに、場所を取りません。
レコーダーに比べ、非常に単純な機械なので、設置も簡単でした。 テレビ内臓のアナログ・チューナーは全く使わず、常時、外部入力にしておいて、地デジ・BS・CSチューナーの方の映像を見る事になります。 これで、父の部屋同様、チャンネル数が、3倍くらいに増えたので、母も満足でしょう。 ちなみに、料金は全額、母に払わせました。 そうそう、補助してばかりもいられませんから。
これで、残るは、私の部屋だけですが、今のところ、何もする気はありません。 なぜというに、仕事が忙しくなってしまったので、テレビを見ている暇が無いからです。 見もしないのに、チャンネルを増やしても、無意味ですからのう。
2011.08.04 木晴
休みで、ほぼ快晴。 写真も払底して来た事だし、本来なら、出掛けるところなんですが、仕事がきつくなり過ぎたせいで、腰の負担感がとれず、大事を取って、おとなしくしていました。 あと、一週間で夏休みなので、何とか、重症化を避けつつ逃げ切りたいところです。
地デジ化以降、無用の長物になっていた、アナログ用のBSアンテナですが、今日、ふと、「もしかしたら、BSデジタル放送が映るのではないか?」と思い、駄目元で、父の部屋のテレビに繋いでみました。 そしたら、果たして、映りました! しかも、期待していたNHKの2局だけでなく、民放5局のBS放送まで! 更に、BS11と、TwellVも!
「何で、そんな事に驚いているのか」と思うでしょうが、何を隠そう、私は今の今まで、民放BSというのは、有料放送だとばかり思い込んでいたのです。 居間のテレビで、ケーブルのデジ・パック契約をした時から見始めたので、てっきり、有料契約だとばかり。 慌てて調べてみたら、あーた、ロハもロハ、思いっきり、無料じゃありませんか。 知らなかった・・・。 何たる不覚! どうも、ここのところ、不覚な事ばかり頻発しています。
私の部屋には、そもそも、デジタル・チューナーが無いので、どうせ、見られなかったわけですが、父の部屋では、去年の9月から、デジタル・チューナー付きのレコーダーがあったわけで、10ヶ月以上も、見られるものを見て来なかった事になります。 BSのアンテナ線は、テレビのすぐ後ろに、吊るしてあったというのに・・・。 ええい、勿体無い! 口惜しい!
それにしても、アナログ用のアンテナが、角度も変えんと、そのままデジタルに使えるというのは、何だか、いい加減な感じがしないでもなし。 ちなみに、CSの方は、よく分からんチャンネルが、いくつか出ただけでした。 でも、映るという事は、CSにも対応しているわけですなあ。 やるな、アナログ・アンテナ。
BSのアンテナ線は、私の部屋と、母の部屋にも来ているので、チューナーさえ買ってくれば、すぐにも見られるわけですが、今、何かと立て込んでいるので、夏休みを待ってから、改めて、作戦を立てる事にします。
2011.08.02 火曇
新聞に、小松左京さんの追悼文が出る。 書き手は、筒井康隆さんと、眉村卓さん。 いずれも、短い。 小松さんの功績を考えれば、見開き1ページ使って、特集を組んでも良いくらいなのに。 やはり、SFは死んだのか。
2011.08.01 月曇
仕事中、夜中の零時頃に、地震。 吊り下がっている車が、グラグラ激しく揺れる。 目立った被害は無し。 ところが、3.11でも停めずに動かし続けたラインを、今日に限って停めやがりまして、40分も無意味なインターバルが。 その分、残業が延びて、帰りが、朝4時になってしまいました。 まったく、やる事なす事、場当たり的も甚だしい。 思いつきで、会社を運営していやがるのです。
2011.07.31 日曇
≪トランスフォーマー リベンジ≫ 2009年 アメリカ
シリーズ第2作。 わざわざ、ストーリーを書く程のストーリーではないので、割愛。 とにかく、巨大ロボットのドンパチを見せたいためだけに作られた映画です。 全編、CGの嵐ですが、これだけ、グリグリ動かしているのに、戦闘場面は全然面白くありません。 動き過ぎて、細かい所が、何をやっているのか分からないからでしょうか。
人間ドラマ部分は、前作より少なくなっており、その点は良くなっているはずなのですが、150分と、うんざりするほど長いので、あまり、恩恵が感じられません。 はっきり言って、後半はもう、拷問。 この監督、ほんとにセンス無いですなあ。 ヒロインが、水商売にしか見えないというのも、配役のセンスの問題でしょう。
2011.07.30 土曇雨
今日から、生産数が増えるのに、会社に着くなり、落雷でライン停止ですと。 結局、1時間40分も余分に働いて来ました。 半年分の貯金を一日で使い果たしたような疲労感。
家にいる時間が、今までより、4時間くらい短くなるので、今後、更新や書き込みの頻度が落ちると思います。 特に、映画評は、滅多に書けなくなると思いますが、あしからず。
2011.07.29 金曇雨
出掛けようと思うと、雨がパラつき、寝ていると、上がります。 二日間、ほぼ、缶詰。 やれやれ。
居間の新しいレコーダー、予約録画の失敗が頻発しています。 一定の条件が重なると、録画できないようなのですが、しょっちゅう重なるらしいのです。 Wチューナー機にしたのが失敗だったか。 それでなくても、ケーブルのセット・トップ・ボックスまでついている所なので、ややこしくて、何が問題で録画できなかったのか、原因を突きとめられないのです。 これは、まごうかたなく、ガラパゴス製品ですなあ。
≪インビジブル 2≫ 2006年 アメリカ
≪1≫とは、ほとんど無関係。 特殊任務のために、透明人間にされた軍人が、自分を裏切った上官達に復讐しつつ、体の腐食を防ぐ薬を作れる女性研究者をつけ狙うのを、事件に巻き込まれた刑事が守る話。
前半は、ホラー仕立てになっていて、割とぞくぞくするのですが、後半はただのアクションものになってしまい、見るのが辛くなります。 アメリカの映画人は、政府や軍の陰謀が三度の飯より好きなんですなあ。
相当な低予算で作られたと思われ、CG場面をケチっているのが、ありあり分かります。 俳優も、知らない人ばかり。 ヒロインですが、冒頭で殺されてしまう女刑事役の女優さんと、入れ替えた方がよかったんじゃないですかね?
2011.07.28 木雨
朝から、しょぼしょぼと雨。 夕方前に上がりました。
小松左京さんが亡くなったそうで。 享年、80歳。
私の世代にとっては、天才中の天才で、人間というよりも、神に近い存在です。 しかし、小松さんが世間の最前列で活躍していた期間は意外と短くて、60年代半ばからの、20年間程度なので、その前に大人になってしまっていた世代や、その後に物心ついた世代では、名前は聞いた事があっても、著作を読んだ事が無いという人がほとんどだと思います。
80年代半ばに、≪さよならジュピター≫の映画の不評で、天才神話が崩れてしまうと、本屋の棚から、小松さんの本が、凄まじい勢いで消えて行きました。 その後、角川のハルキ文庫で何冊か復刻されるものの、新作が出ないので、新たなファンを獲得する事はできず、それっきりになってしまいました。
今読んでも、傑作としか思えない作品がうじゃうじゃあるのですが、時代の壁を超えられなかったのは、やはり、SFの特質が原因でしょうか。 SFというのは、その時代の科学知識の制約から逃れられない宿命があり、時代が変わってから読み返すと、どうしても、古臭く感じてしまう箇所が出て来るのです。
小松さん当人が、SFというか、小説そのものへの興味を失い、執筆活動を縮小してしまったのが痛かったです。 ≪ゴルディアスの結び目≫四部作を書いた後、書く事が無くなってしまったらしいのですが、年に短編一作でも二作でも書き続けていれば、こんなに早く忘れられてしまう事も無かったでしょうに。
2011.07.27 水曇
今日までで、定時前で帰れるパターンは終了。 来週からは、残業が復活します。 楽な暮らしに慣れ切っているので、体力的、精神的に、耐えられるかどうか、大いに不安。 まあ、始まれば、何とかなっていくものですけど。
≪誰がために鐘は鳴る≫ 1943年 アメリカ
スペイン内戦に共和国側の義勇兵として参加したアメリカ人が、敵の進軍を阻むため、山岳地帯のゲリラを率いて、谷に架かる橋の爆破作戦を決行する話。 ヘミングウェイ原作で、名作という事になっていますが、公開当時ならともかく、今では、とてもとても・・・。
だらだらと長く、編集不在も甚だしいです。 165分版で見たのですが、最初は130分版だったそうで、そちらの方が絶対良いだろうと、見てもいないのに、断言できます。 いや、130分でも長い。 この程度の内容なら、100分以下でも、語り尽くせると思います。 ただ、橋を一本爆破する話を、引き伸ばしてあるだけなのですから。
主人公は、大学教授という設定なのですが、義勇兵になる教授なんて、いるんですかね? よほど、血の気が多くないと、外国の内戦に首を突っ込むなんて酔狂はできませんぜ。 しかも、外国人のくせに、地元民を、当然のような顔をして指揮しているのが、何とも鼻に付きます。 山岳ゲリラ達は、顔も肌も真っ黒けで、まるで野人のようですが、一体、どういうつもりで、こんなメイクを施したのやら。 この映画、アメリカ人が見るのと、スペイン人が見るのとでは、全く評価が違うと思います。
ヒロインのイングリッド・バーグマンさんは、髪を切られてしまって、無残なこと直視に絶えず・・・。 そもそも、山で暮らしているのに、パーマかかってるのは、おかしくないですか? このヒロインに魅力を感じないのは、ゲリラの男達には見向きもしなかったくせに、アメリカ人の教授が現れた途端、尻尾を振って飛びつく、その軽薄さに嫌悪感を抱いてしまうからです。 当然の事ながら、二人の恋の悲劇的結末も、何ら感動に繋がりません。
2011.07.26 火曇雨
なに、掘り出した? なるほど。 遅きに失したとはいえ、埋めたままよりは、ずっと良いでしょう。 この事件で不思議なのは、「埋めた方が良い」と判断した人間がいた事です。 個人なのか、複数なのかは分かりませんが、判断には理由があったはずで、その理由を聞いてみたいです。 皮肉ではなく、マジで。
この一件、倫理上の重大問題を含んでおり、ことによったら、将来、参考事例として、思想・哲学史に残るかもしれません。 恐らく、≪ハーバード白熱教室≫のマイケル・サンデル教授なども、「おやおや、興味深い事が起こったぞ」と、注目している事でしょう。 これに比べると、ノルウェーの方は、ただの政治狂人の暴走で、被害者の多さの割に、事件の質そのものはありふれています。
ちなみに、ただ単に、「事故処理の仕方が、自分の国とは違う」というだけの理由で、違和感を抱いている方々は、これ以上、下司の勘繰りを逞しくする必要はありません。 外国で起こった事故であり、旅行に行く予定も無いような人達には、全く無縁の事ですから。 それに・・・、ひどい事故ではありますが、福島第一に比べたら、片付け可能なだけ、数桁、マシ。 外国の事故対策を批判する資格を剥奪されている最中だという事を、お忘れなく。
≪カサブランカ≫ 1942年 アメリカ
ドイツに占領されたパリを脱出し、モロッコのカサブランカで、ナイトクラブを経営する男の元へ、パリで別れた女が、夫と共に逃げて来て、出国の手助けをしてくれるよう求める話。 恋愛物というよりは、人情物。 ただし、めそめそした場面は皆無で、乾いたスマートさが、全編を貫いています。
傑作といわれていますが、なるほど、確かに傑作で、不安定な時代を背景にして、主人公が置かれた切ない立場が、巧みに表現されています。 主演は、ハンフリー・ボガートさんですが、おいし過ぎるような役です。 ヒロインは、イングリット・バーグマンさんで、70年も前の人とは思えないほど、滅茶苦茶美しいですが、演じている役は、ちょっと中途半端で、亭主が大事なのか、主人公が好きなのか、はっきりしません。
2011.07.25 月晴
台風以降、暑くならないのが、死ぬほどありがたいです。 農作物の事を考えないのであれば、このまま秋になって欲しいです。
腰がようやく、治って来ました。 くしゃみをしても、骨に響かず、体操の時、前後屈が普通にできるようになるのを、回復の目安にしていますが、今日になって、ほぼ、その状態になりました。 たかが、犬を数メートル運んだだけで、十日以上も苦しむとは、難儀な持病です。
2011.07.24 日晴
とうとう、地デジ化してしまいました。 デジアナは、チャンネル数が半減。 今まで見られたチャンネルが見られなくなると、ますます以て、地デジ化が恨めしい。 しかし、これでは、NHKのBSが見られる以外は、わざわざ、ケーブルを入れている意味が無く、契約解消者が続出するのではないかと思われます。 地デジ・チューナーとアンテナは買わなければなりませんが、月々の払いは要りませんからのう。
居間のテレビだけにつけてある、デジパックの方は、逆に、操作がややこしくなってしまって、頭が大混乱に陥っています。 今自分が見ている映像の出元が、テレビなのか、セット・トップ・ボックスなのか、レコーダーなのかが、分かりません。 更に、セット・トップ・ボックスには、地デジ、BS、CSの三種が、レコーダーには、地デジ、デジアナの二種があり、どれがどれだか、もうごっちゃごちゃ。
私にも分からないのですから、母に分かるはずが無く、早晩、「こんなの、使えない」と値を上げるのではないかと思われます。
2011.07.23 土晴
台風で気温が下がってから、今日の午前中までは、涼しい時間が続きました。 いい按配ですが、冷え過ぎて、真夏の格好だと寒くて仕方ありません。 掛け布団をしまってしまったので、夜は長袖のパジャマを着て寝ている始末。 今日の昼からは、だいぶ気温が上がって来ましたから、明日にはまた、猛暑に戻るのではないかと思われます。
話は変わりますが、新聞報道によると、9月から年末まで、隔週で六日出勤になるような気配です。 春に、さんざん休んだから、仕方ないですが、体にはきついでしょうなあ。 今から気が重いです。
≪ハリー・ポッターと謎のプリンス≫ 2008年 イギリス・アメリカ
暗い・・・・。 前作の≪不死鳥の騎士団≫も暗くて、同じ監督なので、たぶん、これも暗いだろうとは予想していたんですが、本当に暗かったというわけ。 ≪炎のゴブレット≫までの、コミカルな場面は、かけらも見当たらなくなってしまいました。 笑わせたい場面らしき所はありますが、無理に挟んでいるような感じで、却って白けてしまい、ニコリともできません。
この監督、イギリス人だそうですが、確かに、アメリカ人の監督では、ここまで暗い話は作れないでしょう。 話も暗ければ、画面も暗く、モノクロで撮っても、大差ないような印象。 これでよかったんでしょうか、このシリーズの後半。 第一作の、大人でもわくわくするような、あの楽しさが懐かしいです。
魔法は、面白い能力であったはずなのに、魔界のどろどろした争い事ばかり描かれるため、もはや、災厄を招く禍々しい業でしかなくなってしまっています。 本来の観客層である子供達は、「こんな能力は、頼まれたって、欲しくない」と思うんじゃないでしょうか。 残念至極。
2011.07.22 金晴
地デジ化寸前になって、なんたる事でしょう。 居間のテレビで使っていたビデオ・デッキが、壊れました。 壊したのは、私。 いや、ただ再生ボタンを押しただけなのですが、映像がビラビラになり、テープも取り出せなくなってしまったのです。 カバーを外して、さんざん弄り回しましたが、復帰の望み無く、泣く泣く、廃棄を決めました。
専ら、母が使っていたビデオなので、そのままにはしておけず、すぐに、代わりの録画機を買いに行きました。 昨年の9月、岩手へ行く寸前に、父の頼まれて買って来た、シャープ、≪アクオス≫の後継機です。 Wチューナー、320GB、アナログ・チューナー付。 スペックは、父のとほぼ同じですが、まだ一年も経っていないのに、すでに2回、モデル・チェンジしていました。 代金、約5万円の内、私が1万円出して、壊した詫びとしました。
昼過ぎから買いに行って、夕飯前までに設置。 忙しいったらありゃしない。 配線は簡単ですが、アナログのチャンネル設定を、個別にやらなければならないのが厄介。 あと二日で見れなくなるチャンネルまで設定していると、何だか、虚しくなります。 つくづく、壊れるタイミングが悪いのう。
夕食後から、母に使い方の説明。 父の時と同じで、説明している私にしてからが、説明書を読みながら喋っているのですから、怪しいものですが・・・。 最も基本的な事だけ伝えて、一応、録画はできるようになりました。 思うのですが、デジタル録画機のいいところは、再生が容易な点だけですな。 番組表予約は、文字が小さ過ぎるし、日時予約にGコードが使えないのは、実に不便。
さて、これで、降って湧いた災難は処置できましたが、私の部屋の問題はまだ残っています。 とりあえず、24日を待ち、見られるアナログ・チャンネルが少ないようなら、地デジ録画機の購入を検討しようと思っています。 3年間限定とはいえ、キー局が見れるのと見れないのとでは、大違いですけん。
≪恋愛睡眠のすすめ≫ 2005年 フランス
夢と現実がごっちゃになってしまう青年が、アパートの隣に引っ越してきた女性に恋をして、自分の異常さに悩み、悪戦苦闘する話。 なにせ、主人公が異常なので、見ていると、こちらまでおかしくなりそうになります。 しかし、最悪期のフランス映画のように、作り手が狂っているわけではなく、あくまで、異常を演出しているわけで、一応、正常な心理で評価ができる作品です。 主人公の夢の世界が、実写なのに、粘土アニメのような作りで、一見の価値があります。
2011.07.21 木曇晴
青空が垣間見えたものの、ほぼ曇りでした。 台風の後にしては珍しい。
近くのホームセンターに、地デジ・チューナーが置いてあるのですが、今日、様子を見に行ったら、案の定、買いに来ている人がいました。 店員に、「14000円です」と言われて、たじろいでましたが、確かに、ただのチューナーだとしたら、高過ぎ。 しかし、ハードディスク内蔵にしては、安過ぎ。 確かめて来ませんでしたが、一体、どういう機械だったのやら。
私の場合、自室でキー局を見るとしたら、何かしら、チューナーが入っているものを買わなければならないわけですが、どうも気乗りがしません。 あまり、電気製品を増やしたくないのです。 どうしても見たいなら、居間で見ればいいわけですし。
地デジ化を期に、テレビを見るのをやめる人もいるようですが、その思い切りが、何となく羨ましいです。
2011.07.20 水雨(台風)
台風は、会社にいる間に通過したようです。 帰りは、雲の間から、晴れ間が見えていました。 道路も乾いて、カラカラ。 まったく、台風は、引き際が素早い。
いよいよ、地デジ化が迫って来ました。 うちは、ケーブル・テレビを入れているせいで、余計に厄介な事になっています。 ケーブル局で、デジアナ変換をするので、アナログ・テレビでも見続ける事が出るのですが、今まで見る事ができた東京キー局の五つのチャンネルは、映らなくなります。
キー局を見るには、地デジ対応機が必要になりますが、それも、暫定措置に過ぎず、3年後には終了するとの事。 つまり、3年経つと、地方で東京キー局を見る方法は、全く無くなるわけですな。 深夜アニメは、キー局でしかやっていないので、私には厳しいです。
ケーブル会社とキー局との話し合いがうまく行かなかったらしいのですが、どうして、キー局が有料配信すら拒むのか、大いに解せません。 損をするわけではないのですから、視聴者は多いほどいいと思うのですが。
私個人の問題としては、キー局を3年間見るために、地デジ対応機を買うか買わぬかで、悩む事になります。 自室で見る事に拘らないのなら、居間のテレビに、セット・トップ・ボックスが付いているので、そこで見れるには見れるんですが、録画などは、かなり面倒になります。 チューナーだけなら、3千円くらいで売っているので、買ってしまうべきか・・・。
2011.07.19 火雨(台風)
出勤時は凄い雨でしたが、台風の雨は長続きしないもので、会社に着く頃には、もう上がっていました。 帰りも、ほとんど降らず。 どうも、台風というのは、どこに中心があるのか掴み難いです。 「上陸する、上陸する」と言っている内に、何事も無いまま、通過してしまったりします。
≪夏目友人帳 参≫
テレ東の深夜アニメ。 妖怪が見える高校生が主人公の、第3シリーズ。 相変わらず、高品質です。 もっとも、私は、こういう雰囲気主導の話には、あまり面白さを感じないので、ニャンコ先生しか見ていないのですが。
秀作と認めた上での話ですが・・・、主人公に、人生を力強く生きて行く覇気が感じられない点が、少し気になります。 あらゆる事に対して、すべて受け身で、なりゆきに流されている感じ。 たとえば、主人公が30歳、40歳になった時の姿を想像できません。 そんなに長く生きられるような生命力が感じられないんですな。
≪うさぎドロップ≫
これは、フジの深夜アニメ。 死んだ祖父の娘という幼女を育てる事になった、独身三十路男の話。 二回見ましたが、まだ、何がテーマなのか分かりません。 まさか、ただ、オッサンと幼女が一緒に暮らすだけの話ではあるまいね? 原作者が女性だと、そういう、何の物語性も無い話がありうるから怖いのです。
≪6≫
これも、フジの深夜アニメ。 人類滅亡寸前、未来SF。 何だか、どこかで何度も見たような世界設定で、未来の話でありながら、古典っぽく感じられるのが、妙な気分。 二回目で、少し動きが出て来ました。 面白くなってくれればいいのですが。 絵は巧いですが、もうちょっと個性があれば、尚良いといったところ。
2011.07.18 月晴曇
台風が近づいていますが、こちらは、まだ、雨が降り始めたばかりという段階です。 窓を閉め切っているせいで、暑い暑い。
≪テンペスト≫
NHK・BSプレミアムで始まった、琉球王国末期を舞台にしたドラマ。 仲間由紀恵さんが、宦官に扮して高級官僚になった女性を演じています。 初回を見た限りでは、かなり面白いです。 往年の珍作、≪琉球の風≫よりは、ずっとマシな感じがします。
全編、現地ロケで、首里城はじめ、琉球王国の遺構が、惜し気も無く出て来るところが、実に豪華。 たぶん、韓国の歴史ドラマに触発されたのだと思いますが、こういうのができるのなら、琉球歴史路線で、もっと、いろいろ作れそうな気もしますな。 薩摩が出て来なければ、もっといいんですがね。
≪勇者ヨシヒコと魔王の城≫
テレ東、金曜深夜の30分ドラマ。 ロール・プレイング・ゲームのパロディーを低予算の実写で作った、コメディー。 背景文化は、無国籍で、ごちゃごちゃ。 最初から、馬鹿馬鹿しさを狙っていて、見事に的を射ています。 実に、私好み。 でも、こういうのは、後の方になると、小ネタ・ギャグがだんだん尽きて来て、先細りになるんですわ。 健闘を祈りたいところなのですが。
2011.07.16 土晴
≪ユアン少年と小さな英雄≫ 2005年 イギリス
動物もの。 19世紀半ばのエジンバラで、死んでしまった飼い主の墓を守り続けるテリア犬が、仲良しの少年の窮地を救う話。 こういう話は、古今東西、実に多い。 ≪忠犬ハチ公≫もヒントにしたらしいですが、直截的には、スコットランドの実話が元だそうです。
賢く、行動力がある犬ですが、犬は、あくまで犬で、喋ったりしません。 飼い主が、あっさり死んでしまったり、少年が、あっさり孤児になってしまったり、野良犬駆除条例が、あっさり成立してしまったり、ストーリーの都合に合わせた安直な展開が多く、子供騙しの感なきにしもあらず。
むしろ、見応えがあるのは、19世紀半ばのスコットランドの町を再現した映像です。 毛織物産業の工場が出て来ますが、「動物もの映画で、ここまで凝るか」と思うほど、細かい所まで、よく作り込んであります。
≪奇跡の旅≫ 1993年 アメリカ
こちらは、ディズニーの、動物もの。 実写ですが、動物も喋ります。 家族の引越しで、田舎の知り合いの家へ預けられてしまった、犬2匹と猫1匹が、元の家へ戻ろうと、野越え山越え、冒険の旅に出る話。
あまり、いい出来ではありません。 なまじ、喋るからいけないんですかね? 昔の動物ものは、セリフ抜きでも、充分に話の内容が伝わりましたが、そういうのを基準にしているから、こういうのが、手抜きっぽく見えてしまうのかもしれません。
「引越し先の家が狭いから、ペットが飼えなくなる」というのは、随分とありきたりな理由。 だったら、ペットが飼えるような広い家を探した方が良かったんじゃないかと思います。 いや、別に捨てたとか、保健所へ持って行ったとか、そういうわけではないので、あまり責めるのは酷ですが。
2011.07.15 金晴
休み。 午前中、母が犬を風呂に入れたいと言うので、居間で犬を取っ捕まえて、風呂場まで運んだのですが、犬が重かったために、腰を痛めてしまいました。 また、よせばいいのに、午後から折自で出掛けたりしたものだから、尚いけない。 帰って来て、折自にカバーをかける時、しゃがんだら、グキッ!と電気が走って、ギックリ腰状態になりました。 何とか、歩けるものの、着替えが厳しいです。 明日から仕事だというのに、どうすんのよ?
≪ロープ≫ 1948年 アメリカ
ヒチコック作品。 この制作年とは思えないほど、綺麗なカラーです。 デジタル・リマスターでもしてあるんでしょうか。 犯罪を芸術と見做している若者二人が、何の遺恨も無い友人を殺して、箱型机の中に隠し、その上に料理を並べて、知人を呼び、パーティーを開く話。 全編、アパートの一室で話が進み、そのまま舞台劇になりそうな趣きです。 いかにも、理屈から捏ね上げた突飛な話のように見えますが、実話が元というから、驚き。
招かれている客の中には、被害者の父と婚約者まで含まれており、バレるかバレないか、ハラハラさせる所が見せ場なのですが、ちょっと、バランスが悪いと思われるのは、犯人二人の動機に同情の余地が全くない点でして、観客側としては、むしろ、「早く、バレてしまえ」と願う形になり、ハラハラ度が殺がれるのです。
≪ハッピー・フィート≫ 2006年 アメリカ・オーストラリア
人間以外は、CGアニメ。 歌で愛を伝える習慣がある群で生まれたのに、音痴で、ステップを踏む事しか能が無い皇帝ペンギンが、魚を減らしたという濡れ衣を着せられて、群から追放されるものの、他種ペンギンの仲間とともに、魚が減った原因を探る旅に出て、やがて、一羽だけ、人間の世界に流れ着く話。
見せ場は、ダンス場面なのに、テーマは、生態系保全で、些か、無理矢理くっつけた感なきにしもあらず。 前半は、歌う場面がやたら多くて、鬱陶しいほど、うるさいです。 中盤以降、ストーリーが動き出すと、少しずつ、深刻な話になって来て、主人公が動物園に入れられるくだりでは、絶望的な雰囲気が漂います。 最終的には、ひどい話にはならないのですが、さりとて、感動のラストというには、人間の描き方が甘過ぎる気がせんでもなし。
やはり、子供を対象に作っていると思うのですが、この映画によって、ペンギンのイメージを獲得した子供は、「ペンギンは踊るものだ」と勘違いしないかと、心配になります。
2011.07.14 木晴
休み。 つまり、木曜が、今までの土曜の感覚になるわけですが、テレビが違うせいか、完全に土曜気分に浸るのは、無理な様子。 やはり、土曜には土曜の雰囲気があり、木曜では代用できないんでしょうかねえ。
暑いので、車を借りて図書館に行ったのですが、向こうに着いてから、CDも借りていた事を思い出しました。 つまり、忘れてきたわけです。 何たる、間抜け。 暑さにせいにするのも、気が引ける。 で、車をもう一度使うのも、エコ的にどうかと思い、自転車で出直しました。 実に馬鹿馬鹿しい徒労。
≪理由≫ 1995年 アメリカ
ショーン・コネリーさんが弁護士を演じる犯罪サスペンス。 死刑囚から名指しされて、再審の弁護を引き受けた犯罪学者が、真犯人を見つけて、無罪を勝ち取るものの、事件には更に裏があり、自分の妻子の身に危険が及ぶ話。 裁判場面はほんのちょっとで、くるくる変わる意外な展開が見せ場。
つまるところ、犯人の逆恨みだったという事なんでしょうが、話の引っ繰り返しが多過ぎて、見ている方の頭が追いついて行きません。 凝ったストーリーを作ろうとして、練り過ぎて、不自然になってしまったという感じ。 見終わった後、どの登場人物が悪だったのか、頭を整理しなければならないようでは、とても、観客を感心させる事はできないでしょう。
≪アラクノフォビア≫ 1990年 アメリカ
動物パニック映画。 90年頃でも、こういうのを作っていたんですねえ。 南米で発見された新種の毒グモが、犠牲者の遺体とともに、アメリカの田舎町に運ばれてしまい、町で唯一の医者が、協力者と共に、退治に乗り出す話。 「スピルバーグ制作総指揮」という映画は、あまり出来が良くないのが相場ですが、これも、その一つ。
最大の問題点は、パニック映画にしたいのか、コメディーにしたいのか、焦点が定まっていない事です。 ≪ゴースト・バスターズ≫のパロディーと思しき害虫駆除業者が出て来ますが、笑える所は全く無し。 この男が出なければ、真面目なパニック映画になったのに、一体、どういうつもりだったのか。
登場人物達の、性格設定がいい加減で、主人公は、クモ恐怖症という設定なのですが、この程度の症状なら、大抵の人は該当するでしょう。 クモ学者も、その助手も、いてもいなくてもいいような扱い。 あらゆる面で、インパクトが足りないんですな。
動物パニック物は、≪ジョーズ≫辺りを、最高の部類とするなら、この映画は、最低の部類になりますが、最低の中で比べても、特徴が無さ過ぎるという、何とも、ハンパな代物なのです。
2011.07.13 水晴
何とか原発とおさらばしようと、日本国内でも、さまざまな動きが起こっているようですな。 しかし、楽観は禁物。 単なるブームで終わる恐れも充分あります。 とかく、人々の興味は冷め易く、楽な生活の誘惑に流され易いもの。 すでに退陣を予告した首相が、「脱原発依存」を口にすると、逆に不安が募るのは、私だけでしょうか。
全く話は変わりますが、ビールのCMに長い間出続けている女優さんが、アル中に見えて仕方ありません。 竹内○子さんとか、檀○いさんとか。 旨そうに飲めば飲むほど、「昼間っから、酒ばっか飲んでんじゃないよ」と、ツッコミを入れたくなります。 あんまり、長い間、同じCMをやるものではありませんな。 いっそ、本物のうわばみという事で、山○○子さんでも起用した方が・・・、いや、あの人は、ビールなんか飲まんか。
≪シャム猫FBI ニャンタッチャブル≫ 1965年 アメリカ
ディズニー映画だというので、猫が喋るのかと思いましたが、そういう趣向の映画ではありませんでした。 猫は、あくまで猫で、それを取り巻く人間達が話の中心。 銀行強盗のアジトに入り込んだ猫が、「助けて」と刻まれた人質の腕時計をつけて戻って来たのを、飼い主が見つけ、FBIの捜査官と共に、猫の行動経路の追跡をする話。
登場人物は、10人以上いて、群像劇といってもいいのですが、それぞれ、ちゃんと特徴的な性格付けが施されていて、丁寧に練り上げられた脚本である事が分かります。 楽しい気分にさせるタイプのコメディーとしては、かなり完成度が高いです。 1965年だから、こういう映画が作られていたのであって、その後、ニューシネマが登場すると、この種のコメディーは映画から締め出され、テレビの領分になってしまいます。
原題は、≪THAT DARN CAT≫で、「いまいましい猫」。 邦題のあまりのダサさに、目眩を禁じ得ません。 何なんすかね、「ニャンタッチャブル」って? 子供向け映画と間違えて見に行った家族もいたでしょうなあ。 まあ、子供が見ても、害になるような場面は無いんですが。
2011.07.12 火晴
毎日、凄まじい暑さの中を、バイクで帰って来ます。 エアコンがある車が羨ましい。
≪チャイナタウン≫ 1974年 アメリカ
若い頃のジャック・ニコルソンさんが主演。 今では、モンスターじみた顔になっていますが、この頃は、「見ようによっては、二枚目」といった風貌です。 1930年代のロサンゼルスを舞台に、浮気調査の依頼がきっかけで、水の利権が絡む殺人事件に巻き込まれた、元刑事の探偵が、体当たりで真相に迫って行く話。
名作という事になっているらしいですが、「どこが?」という感じで、ただのハードボイルド探偵物でした。 事件の謎は、頭を使うような種類のものではなく、偶然のなりゆきで、自然に解けて行きます。 見せ場は、「無法地帯か?」と思うほど、唐突且つ残忍に繰り広げられる乱闘場面なのは明らか。
一番問題なのは、この主人公が、さんざん痛い目に遭いながら、どうして、この事件に執拗に喰い付いて行くのか、その説明が足りない点です。 お金が目当てとも思えないし、依頼人に惚れたにしては、本気度が感じられないし。
題名のチャイナタウンは、一応出て来ますが、事件そのものとは、非常に関連が薄く、どうして、この題にしたのか、首を傾げたくなるところ。
2011.07.11 月晴
≪君が踊る、夏≫ 2010年 日本
地元、高知を離れ、東京でカメラマン修行をしていた青年が、難病と戦っている元カノの妹のために、チームを再結成して、よさこい祭で踊る話。 こう書くと、何ともベタな難病物のようですが、作り手のセンスがいいのか、お涙頂戴のくどさは全く見られず、深みがある中にも、さらりと乾いた爽快感がある、秀作に仕上がっています。 実話を元にしているために、勝手に話を脚色するわけに行かず、結果オーライで良くなったという可能性もあり。
主演の溝端淳平さんは、ドラマ≪新参者≫で、主人公の甥の若い刑事役をやった人。 ヒロインの木南晴夏さんは、≪20世紀少年 第2章≫で、主人公の友人役で妙に目立っていた人ですが、この映画の深みの部分を一人で担っています。 目つきだけで、場の雰囲気を作れるのは、大したものです。
2011.07.10 日晴
殺人光線かと思われるような、猛烈な直射日光。 どうも、今年の夏も、去年同様、命に関わるくらい暑い夏になる予感。
≪団塊ボーイズ≫ 2008年 アメリカ
人生の停滞を感じている四人の中年男が、バイクに乗って、風任せの旅に出るものの、仲間意識を発揮して、暴走族と関わったばかりに、田舎町を巻き込んで、暴走族と対決する羽目になる話。 一応、旅をして行くのですが、主な舞台は、田舎町に限られるので、ロード・ムービーというより、異郷奇譚物という趣きが強いです。 一応、起承転結は揃っていますが、そんなに面白くはありません。
トラボルタさんが出ていますが、主演というわけではなく、四人の群像劇です。 高校の頃からの友人同士という設定ですが、俳優の年齢がバラバラな感じがするのは、私の錯覚でしょうか。 もちろん、アメリカには、「団塊の世代」という言葉は無いのであって、原題は、≪WILD HOGS≫。 「イノシシ」ですが、これは、四人が作っているバイク・グループの名前。
≪永遠の片想い≫ 2003年 韓国
≪猟奇的な彼女≫の主人公をやった青年、チャ・テヒョンさんと、≪私の頭の中の消しゴム≫のヒロイン、ソン・イェジンさんが出ています。 もう一人、ヒロインの親友の女性が加わり、変則的な三角関係を描いた、難病悲恋物。 バイト先の喫茶店に来た二人連れの女性の一人に一目ぼれした青年が、二人と友達になり、しばし楽しい日々を送るものの、突然二人が姿を消してしまい、5年後になって、彼女らの秘密を知る話。
難病悲恋物は、大体、パターンがきまっていますが、この映画は、そのパターンを崩そうと、かなり工夫を凝らしています。 二人の名前の秘密など、驚かされるところもあります。 ただ、本質部分は、やはり、難病悲恋物なのであって、その枠から逃れられない感は否めません。
原題は、≪恋愛小説≫。 原題も邦題も、内容をうまく言い表していません。 大切な者の死を、自然に受け入れていく流れは、≪八月のクリスマス≫に、少し似ています。
2011.07.09 土晴
朝方までは曇っていたんですが、午後からは晴れ。 梅雨明けらしい、カラカラした空気になりました。 土曜出勤というのは、今までにも、六日稼動の時にはありましたが、これまでと違うのは、土曜の仕事が済んでも、休みにならないという事です。 明日も出勤なんですなあ。 何だか、気分的に、重い。
2011.07.08 金曇
終日、曇り。 午後から、折自で、西の方へ。 浮島地区にある、≪アクアプラザ遊水地≫という所へ行って来たんですが、思っていたより遠く、片道で一時間以上掛かってしまいました。 しかも、草が育ち過ぎて、目当ての野鳥は、一羽も見えず。 すごすご引き返して来たのは、まあ仕方が無いとして、行きも帰りも向かい風だったのが、どうにも納得いきません。
明日は土曜ですが、仕事が始まります。 考えようによっては、平日の夜に、サタデー・ナイト気分を味わえるわけで、存外、お得なのかも知れません。
2011.07.07 木雨曇
休みでしたが、雨と曇りの縞模様で、一歩も外へ出ず。 今日は七夕だったんですね。 大人になると、何の関係もなくなってしまう行事なので、すっかり忘れていました。
≪ライト・スタッフ≫ 1983年 アメリカ
世界初の音速飛行パイロットの話と、アメリカ初の宇宙飛行士候補生達の話を足した映画。 200分バージョンで見たのですが、公開されたのは160分バージョンだったそうで、確かに、そのくらい切った方が、見易くなりそうです。 しかし、長さよりも、内容の方に難があります。
二兎を追っているのが最大の欠点で、音速飛行なら音速飛行だけ、宇宙飛行士なら宇宙飛行士だけの話に絞った方が、ずっと分かり易くなったと思います。 どちらのパイロットも、命知らずのゴロツキのような描き方をしているのですが、全て実在の人物だけに、ドキュメンタリーとして、こんなんでいいのか?と首を傾げたくなるところ。
ソ連に先を越されて、焦りまくっていた当時のアメリカ政府の様子はよく伝わりますが、飛行士にばかり焦点が当たっていて、ロケット開発陣の苦労には全く触れていないために、まるで、安全性など無視して、手当たり次第、打ち上げていたような印象を与えます。 これは、随分と酷な評価ではありますまいか。
宇宙飛行士の7人は、ガガーリン氏と同じ時代に生きた人達なわけですが、同じように宇宙へ行っていても、今、世界的に名を覚えられているのは一人もいないと思います。 世界初と二番目では、意義も価値も、天地の差があるわけですな。
≪Gガール 破壊的な彼女≫ 2006年 アメリカ
正義のヒーロー、Gガールと、それと知らずに深い仲になってしまった男が、他の女性との本当に愛に目覚めたために、嫉妬に狂ったGガールの超人的な嫌がらせに翻弄される話。 爆笑というところまでは行きませんが、コメディーとして、ストーリーは、よくできています。
問題は、Gガール役が、≪キル・ビル≫の、ユマ・サーマンさんだという事でして、私だけの感覚かもしれませんが、この人、どこからどう見ても、美人に見えないのが困ります。 単に美しくないだけでなく、歳も行き過ぎ。 おばさん域に首まで浸かっている人が、やる役ですかね? どうせ、アクション場面はCGなのですから、もっと見目のいい人を選べばよかったのに。
2011.07.06 水晴雨
今週の仕事は、今日で終わり。 木金が休みになり、土曜から来週が始まるパターンになります。 ようやく、うちの会社も世間並みになったか。
会社といえば・・・、信じられない事に、夏のボーナスが出ました。 震災で、まるまる一ヵ月半も休んだ上、未だに7割稼動なのに、どうして賞与が出るのか、世界の七不思議に入れたくなるくらい。 貰って文句は言いませんが、大丈夫なのか、うちの会社? いや、上の方の奴らが、自分がボーナス貰いたいばかりに、業績が悪いのに、無理やり出させたんじゃないかという気がするのですよ。 そーゆー、えーから加減な奴らなのです、マジな話。
2011.07.04 月晴
≪夜を楽しく≫ 1959年 アメリカ
まだ、電話が共有回線だった頃のニューヨークで、何人もの女を相手に、くどき電話ばかり掛けている作曲家の色男と、そのせいで、仕事の電話ができない室内装飾家の女が出会い、騙し騙されつつ、惹かれ合っていく、恋愛コメディー。
冒頭、男の態度がセクハラ丸出しで、時代を感じさせるものの、その点を除けば、傑作と言っても過言ではないほど、痛快な映画です。 とにかく、見ていて楽しいのです。 コメディーには、笑わせるものと、楽しい気分にさせるものの二種類がありますが、この映画は、後者の典型。 ストーリーが、この世のものとも思えないほど、巧みに組まれていて、心底、感嘆させられます。
2011.07.03 日晴
今日から、日曜出勤。 別に、変な感じはしませんが、日曜でも、車が結構走っていたのは意外。 帰りは夜11時頃でしたが、休日の夜に走っている車には、乱暴な運転をする奴が多く、ヒヤヒヤしました。
≪恐怖のメロディー≫ 1971年 アメリカ
クリント・イーストウッドさんの初監督作。 主演もしてます。 ラジオのDJが、遊びのつもりで一夜を共にした女にしつこく付き纏われ、命の危険を感じるまでに追い詰められる話。 雰囲気的に近いのは、≪サイコ≫で、明らかに参考にしていると思われます。 逆に、この映画をそっくりパクッたのが、≪危険な情事≫。 ≪危険な情事≫の方が、心理描写は細かいですが、こちらのヒロインは、最初から精神異常の匂いがぷんぷんで、恐怖の度合いは、より強いです。 問題は、主人公が女にだらしがないために、「自業自得ではないか?」と、思わせてしまうところですかね。
2011.07.02 土曇晴
今日で、この週末は終わり。 明日は日曜ですが、出勤で、もう来週が始まります。 ニュースを見ていると、戸惑っているという人が多いようですが、私としては、週休二日である事に変わりは無いので、生活に変化はないわけで、別にどうという事はありません。 土日だから、特別面白いテレビがあるというわけでもありませんし。
今日は、折自で、沼津市の南東にある、大平地区へ行って来ました。 田んぼが多い所で、苗が育ち始め、アオサギやツバメが飛び、気持ちのいい時間を過ごしました。 いや、田んぼで餌を狙っているアオサギを飛ばしてしまったのは、実は、近づいた私なんですが。
2011.07.01 金晴曇雨
休み。 天候不安定。
火曜サスペンスの再放送を見ていて、竹内まりやさんの曲が聴きたくなりました。 レンタルするほどではないので、図書館のデータ・ベースを調べてみたら、果たして、≪竹内まりや作品集≫というのがありました。 ところが、早速借りて来て、聴いてみたら、ただの演奏だけでした。 やっぱり、そんなに甘くないか。 そういえば、前にも、≪桑田圭祐作品集≫というCDを借りて、演奏だけだった事がありました。
図書館には、洋楽のアルバムなら、そのまんまのがあるのですが、なぜか、邦楽は、こういうのしか無いのです。 どちらも、著作権や版権はあるはずで、どこが違うのか、よく分からないのですが。
≪D-WARS ディー・ウォーズ≫ 2007年 韓国
≪ドラゴン・ウォーズ≫の意。 CGを大量に使った、怪物パニック・ファンタジー。 500年に一度、良い大蛇と、悪い大蛇が、龍に成るための鍵、≪龍珠≫を体内に持つ女を探し出して喰おうとするのを、女の護衛役として運命づけられた青年が、救おうとする話。 戦いの舞台は、500年前が韓国、今度が、ロサンゼルスという設定。
韓国の場面には韓国の俳優が出ていますが、現代部分の出演者は、全部アメリカの俳優です。 ただし、有名な人はおらず、演技も今ひとつ。 監督が外国人なので、演出が思うように行かなかったのかもしれませんな。
CGは、よく出来ています。 真昼間の場面でも、陳腐さを感じるような事はありません。 龍が、あまりにも、絵に描かれた龍にそっくりなので、妙な感動があります。 ドラマ部分がぱっとしないせいもあり、CGを楽しむ映画になってしまっている感あり。
2011.06.30 木晴
昨日よりは、幾分、気温が低かったですが、やはり、仕事中は頭がボーっとしていました。 節電対策で、休みがズレるので、今週は今日までで終了です。 ニュースによると、今週からいきなり、木金休みになった会社もあったらしいですな。
会社から、濡らして首に巻くバンドのような物が支給されましたが、使ってみた人の話によると、水分が30分しかもたないとの事。 水に浸けるのが面倒なので、私は使うかどうか分かりません。 今はまだ、6時間しか働いていないから、我慢できるのですが、8月になると、残業が始まるそうなので、熱中症対策を、本気で考えなければなりますまい。
2011.06.29 水晴暑
昨日・今日と、凄い暑さ。 死んでしまいますがな。 梅雨はどこへ行ったのか。 Come back to you ! 意味が通らんか・・・。
≪ダーク・ナイト≫ 2008年 アメリカ
この題名からは分かりませんが、≪バットマン≫シリーズの最新作です。 ≪バットマン ダーク・ナイト≫にしてくれればいいのに。 シリーズは、物凄く古いのは別にして、20世紀晩期の4作と、21世紀に入ってからの2作に分かれ、21世紀の≪バットマン・ビギンズ≫と、この≪ダーク・ナイト≫は、連作の関係。 主要登場人物も、レイチェル以外は共通です。
≪ビギンズ≫も、相当には暗い話でしたが、こちらは、更に暗いです。 元々、≪バットマン≫は暗い話だとは言うものの、20世紀のそれとは暗さのレベルが違います。 白熱電球と豆電球くらい違う。 しかも、暗〜いまま、2時間35分も引っ張るので、もう、げんなり辟易して来ます。 ≪スーパーマン≫の明るさが懐かしい。
とにかく、バットマンがどんなに頑張ろうが、ゴッサム・シティーから、犯罪者はいなくならないわけで、戦っても、やっつけても、虚しさばかり募ります。 また、敵役のジョーカーが、陰険で、悪に達観していて、嫌な奴なんだわ。 アニメのジョーカーは、もっとドジで、愛嬌がありましたが、この映画のそれは、ただただ、凶悪で、おぞましいだけです。
エピソードが多過ぎるんですよ。 トゥー・フェイスの登場を切って、ジョーカーの話に絞れば、ずっと、シンプルになったのに。 2時間を切れば、相当見易くなったと思います。
余談ですが、途中でバットマンの車が壊れて、中からバイクが出て来ます。 車のタイヤをそのまま使っているのですが、あんな角の張ったタイヤでは、バイクは曲がれません。 おそらく、バットマンの格好をしたバイク・スタントの人が、力技で倒していたんでしょうが、曲がり角が迫るたびに、生きた心地がしなかったろうと思います。
2011.06.27 月曇雨晴
今週は、金曜から7月に掛かります。 で、7月からは、業界の節電対策で、木金に休み、土日に出勤する事になります。 ただし、今週は、切り替えの特例で、金土が休み。 つまり、四日出勤すれば終わるわけです。 来週は、日曜から水曜日までなので、これまた、四日出勤になります。 悪い話ではありませんな。 逆に、10月に、土日休みに戻る時には、苦しくなるわけですが。
≪仁≫
終わりました。 話そのものが完結。 2時間スペシャルでしたが、1時間くらいで、現代に戻ってしまい、「また江戸へ行くのかな?」と思っていたら、それっきりでした。 残り1時間かけて、江戸時代の方のその後を、残された資料や手紙から知るという形式でしたが、タイム・スリップ物の醍醐味をしっかり捉えていて、医学物とはまた別の感動を付け加えていました。 つくづく、よく出来ている。 橘家は残ったけれど、血筋は絶えてしまったんですなあ。 感無量。 つい、ふらふらと、原作を読みたくなりますが、買うと、また、処分に困るので、そこは抑える事にします。
2011.06.26 日晴
雲が多いものの、ほぼ晴れ。 三週間ぶりに折自を出して、黄瀬川付近をうろついて来ました。 やっぱり、家に籠っているよりは、外を走って来た方が、休みらしくて、気分が良いですな。
平泉が、世界遺産に選ばれたそうで…。 いや、別に、岩手にいた時に、行こうと思って行けなかった僻みでいうわけではありませんが、世界遺産にするには、ボリュームが足りないんじゃないですかね?
京都や奈良は、幾らでも見るものがあるので、文句無いと思いますが、石見銀山とか、熊野古道とか、日本国内でも、メジャーとは言えない所が入っているのには、違和感を覚えます。 文化遺産の方は、自然遺産とは逆に、「見られてナンボ」という面が強いので、観光地として知名度が低いようでは、話にならんと思うのですが。
平泉は、まだ有名な方ですが、他に無いものというと、中尊寺金色堂くらいなので、果たして、外国からやって来た観光客に、「見に来て良かった」と満足させるだけの魅力があるのか、甚だ疑問です。 平泉が、平安期の京都文化の地方版である点も、引っ掛かります。 世界文化遺産の基本理念を考えるなら、むしろ、エミシ文化の遺産を集めて、登録申請した方が、岩手の歴史的価値を、よく伝えられると思います。
2011.06.25 土晴
良い天気。 しかし、暑過ぎ。 昼間、二階の自室で寝ていると、窓全開で、扇風機を強にしても、頭がだんだん痛くなって来ます。 熱中症なんでしょうなあ。
・・・小笠原が世界遺産になったと聞いて、「ああ、これで、小笠原の自然もおしまいか・・・」と思った人が、相当いるのでは。 島民が、「観光客が増えてくれれば嬉しいです」と言っていましたが、人が増えれば、自然が圧迫されるのは、物の道理。 あのユネスコという機関は、一体、何が目的で、自然遺産を選定しているんですかねえ。 自然破壊を後援しているとしか思えませんが。
ちなみに、小笠原諸島は、江戸時代までは無人島で、「小笠原」という名前も無く、「ムニン(無人)」と呼ばれていました。
≪回廊亭殺人事件≫
トリック主体の本格推理。 少し古めかしい感じはしますが、やはり、こういうものの方が、ゾクゾク感は強いです。 血も涙も無いラストが凄い。
2011.06.24 金晴
沼津は、晴れて猛烈に暑かったんですが、裾野へ行くと、どす曇り。 夜になると、周囲が霧に包まれて、建物の中にまで入ってくる始末。 20キロくらいしか離れていないのに、高低差による気候の違いは凄まじいです。
長い夢・・・、
≪≪≪
女Aのアパートの屋根裏で、女Bが転んで死ぬ。 女Aは、死体の秘密を知った女Cを、今度は、一階の窓際で殺してしまう。 女Aは、死体を放置したまま、近くの学生食堂のような所で働いている。 様子を見て来て欲しいといわれて、私がアパートへ行くと、近所の人達が集まっていて、女Cの遺体を囲みながら、話をしているのだが、どうやら、部屋の主である女Aが殺されたと勘違いしているらしい。
私は食堂へ戻って、女Aに、「うまい具合に人違いされているから、自分が死んだ事にしてしまえばいい。 そのためには、伊達眼鏡を掛けて、変装した方がいいだろう」と言おうと思うのだが、実行しない。 「どうせ、そんな事をしても、すぐバレる」と醒めているのだ。
≫≫≫
明らかに、サスペンスの見過ぎが影響していますな。 こういう、ちょっとしたストーリーがある夢は、見ている間はゾクゾクするほど面白いのですが、目覚めてから考え直すと、およそ単純で、起承転結が揃っていないばかりか、捻りのかけらもない、スカ話である事が分かり、がっかりします。
≪C≫
終りました。 日本円が信用崩壊し、ドルしか通用しない国になっただけ。 何が言いたいのか分りません。 「輪転機を逆転させる」というのも、どういう意味があるのか、さっぱり。 作っている当人が、経済の原理をよく分かっていないのではないでしょうか?
≪あの日見た花の名前を、僕達はまだ知らない。≫
こちらも最終回。 前半は素晴らしく良かったんですが、後ろの方へ来て、テーマが分からなくなってしまいました。 「メンマのお願い」というのが、「病気で死に瀕したジンタンの母親に、ジンタンの泣き顔を見せたい」という、えらく間接的なもので、メンマ本人はもちろん、ジンタン以外の4人とは何の関係もなかったというのは、何とも肩透かしです。 「5人に昔のように仲良くしてもらいたかった」というのが、本当の望みだったのでしょうが、それが直接表現されないので、視聴者の推測の域を出ないのです。
後半、やたらと泣き叫ぶ場面が増えたのですが、「自分の本心に正直」と言うより、「我欲、剥き出し」に見えてしまい、何とも救われません。 幽霊のメンマが、体は大きくなっているものの、頭の中は子供のままで、友達と仲良く遊びたいだけなのに対し、生きている5人が、思春期的な物の感じ方しかできず、ドロドロした恋愛意識から抜け出せないのが、すれ違いを起こしています。 そのすれ違いを描きたかったのかもしれませんが、これまた、直接言及されないので、視聴者の推測の域を出ないのです。
恋愛の部分をもっと薄くして、地方の町の、高校時代にしか味わえない生活の情緒を細々と描きこんだ方が、より内容が濃くなったと思うのですが、作り手が、こういうのを作りたかったわけですから、それは言っても詮無い事ですか・・・。
どうも、批判ばかりになってしまいましたが、作品全体のレベルは極めて高く、昨今、出色であるばかりでなく、テレビ・アニメの歴史を通してみても珍しい、人間ドラマ主軸の作品だった事は間違いないです。 ただ、アニメに相応しい題材だったかと問われると、「実写でできれば、もっと良かったかも・・・」と、思ってしまうのです。 演出は非常に難しくなると思いますが。
2011.06.22 水晴
久しぶりに晴れて、気温が急上昇。 布団を干したいところですが、平日ではそうも行かず、スリッパだけ干しました。
県内産のお茶ですが、フランスへ輸出したものから、基準の2倍の放射線が検出され、県内の茶業界がプチ・パニックに陥っています。 県で測った時には、基準の半分だったと言ってますが、はてさて、どちらの計測が正しいのやら。
知事は、「湯で薄めて飲むものだから、薄めた状態で測るべきだ」と、切歯扼腕、繰り返していますが、その理屈で行くなら、たとえば、シイタケ一個から、基準を僅かに超える放射線が検出されたとして、買った後、半分に切って、二人で食べれば、OKになってしまうのではありますまいか。
そもそも、基準が曖昧なのが良くないのですが、生産者を守るために、灰色の物まで白だと言ってしまう自治体の態度は、後々の信用を考えると、極めてまずいと思います。 生産者も生産者で、産品が売れなくなるのを恐れる前に、収穫時に茶葉の細片を吸い込んで、自身が内部被曝する事を、まず恐れるべきでは? 出荷停止は、補償を受ける事ができますが、自分の体を蝕まれてしまったら、お金を貰っても、元には戻りませんぜ。
2011.06.21 火曇
長い夢ばかり見ます。 起きた直後は、かなりはっきり覚えているのですが、書き留めるのが面倒で、後回しにしていると、五分もしない内に忘れてしまいます。
≪アイ・カーリー≫
サムが、カーリーとフレッドに借りたお金を返すために、嫌々ながらチリ・レストランでバイトをする話。 これは凄い。 ≪アイ・カーリー≫は、時々、名作が登場しますな。 チップを貰って、一気に目標金額を手に入れたサムが、狂喜乱舞して、店の中で踊り暴れまくる場面は、まさに、爆発的芸術! これって、演出? サム役の子(ジェネット・マッカーティー)が、アドリブでやってるとしたら、天才ですな。
バイトの辛さに耐えかねて、カーリーの前で泣く場面も、素晴らしい。 純然たるコメディーなのに、貰い泣きしそうなほど、真に迫っています。 真に迫れば迫るほど、馬鹿馬鹿しさが強調されて、大きな笑いに繋がるわけで、ちゃんと計算されているわけですが。
ちなみに、男みたいな名前ですが、サムは、女の子です。 カーリーも女の子で、親友関係。 フレッドは、カーリーの幼馴染の男の子で、サムからはいびられる関係にあります。
2011.06.19 日曇
終日、曇り。 午後からは雨という予報で、寝て過ごしましたが、結局、降りませんでした。 外出は別にいいんですが、布団が干せないのが厳しいです。
≪イーグル・アイ≫ 2008年 アメリカ
スピルバーグ制作総指揮の映画。 ですが、スピルバーグさんは、ほとんどタッチしていないんじゃないでしょうか。 らしいところは、全くありません。 突然、命の危険に曝されて、謎の電話に命じられるままに逃避行せざるを得なくなった、互いに知らない男と女が、国家戦略を動かすコンピューターの陰謀に巻き込まれていく話。
監視カメラや盗聴、ハッキングなど、ありとあらゆる方法で、主人公達のみならず、社会全体が監視されていて、どこへ行っても、何を喋っても、全て筒抜けという設定は、≪エネミー・オブ・アメリカ≫のパクリと分かっていても、やはり怖いです。 しかし、それを除くと、見せ場はアクションだけで、一流映画というには、インパクトが弱いです。
素朴な疑問として、ここまで何でもできるコンピューターなら、こんな乱暴な方法を取らなくても、主人公をうまく誘導して、言う事を聞かせられると思うのですがねえ。 見る者に、そういう疑問を抱かせてしまう時点で、このアイデアは失敗していると言えます。
≪棘の街≫
土曜ワイドでやった、仲村トオルさん主演のドラマ。 サスペンス枠で、刑事ものですが、内容は、親子関係をテーマにした、人間ドラマでした。 サスペンスらしくはないですが、上々の出来。 前半は、ハードボイルド仕立てで、主人公が怖過ぎて、ちと引いてしまうのですが、だんだん人間らしい面が出て来て、最後には、「ああ、こりゃ、つらいねえ・・・」と、同情してしまいます。
≪ダーウィンが来た 【スズメバチ】≫
ほう、あの巨大な巣は、毎年作り直されるんですねえ。 最初は、女王蜂が小さな巣を独りで作って、そこで育てられた働き蜂達が、大きな巣を作るのだとか。 巣を大型化していく時には、重層的に外に膨らませつつ、内側の古い壁を崩していくのだそうで、実に見事な建設技術です。 これらの能力を、伝承によらず、遺伝子レベルの本能で受け継いでいるのですから、凄いものです。
伊那谷では、スズメバチの巣を駆除しないというのも、興味深い。 他の地方で、血相変えて駆除しているのが、滑稽に見えて来ます。 蜂に刺されると、命に関わる事もありますが、基本的には、人間を獲物にしているわけではないので、向こうから襲って来る事はないんですがね。
≪NHKスペシャル 【昔父は日本人を殺した】≫
沖縄戦に参加したアメリカ兵の証言を集めたドキュメンタリー。 みな、80歳代後半ですが、当時の事をよく覚えているものです。 一括りに、「日本人」とされていますが、日本軍と、沖縄の住民は分けて考えるべきでしょう。
こういう番組は、制作者の意図を疑いながら見る必要があります。 アメリカ兵に反省を求めるのが目的のように見えますが、こういう趣旨の番組を作るのなら、日本兵が外国や沖縄で何をやったかも、合わせて、追求すべきです。 まあ、証言はしても、反省なんか、とてもしないと思いますけど。
アメリカ兵の息子であるジャーナリストが、父親のやった事を知りたくて、証言を集めて回るという形式を取っていますが、この人も、日本のテレビ局を無警戒に近づけ過ぎるのは、どうかと思います。 「悪かったのは、アメリカの方だ」というイメージ戦略に、うまく利用されてしまう恐れがあるからです。
これは日本でしか放送しない番組なわけですが、アメリカで放送したら、「ふざけるな!」と怒鳴り込んでくる、元兵士がうじゃうじゃいると思います。 番組内で証言している人達であっても、この編集を見たら、「こんな使い方は困る」と言いそうです。 これでは、一方的に懺悔をしているようではありませんか。
戦争を始めた側が、こういう番組を作るのは、どの戦争であっても、問題があるでしょう。 NHKではなく、沖縄のテレビ局が作ったのであれば、意味合いは相当変わって来ますが、その場合、反省を求める相手は、アメリカではなく、まず、日本の方になるはずです。
2011.06.18 土曇雨
≪ブルータスの心臓≫
東野圭吾さん原作の推理ドラマ。 前半は、謎めいた展開が、ぞくぞくして宜しいんですが、後半になると、最初出ていなかった人物が出て来たりして、推理物としては、破格になってしまいました。 誰が犯人にしても、これだけ、大きな事件が社内で起きてしまったら、そんな会社は、もう終わりでしょう。 どんな工作を施そうが、民間企業が殺人事件を揉み消すなんて、できるわけがないです。
産業用ロボットを殺人に使うというのも、かなり、無理があります。 ≪ガリレオ≫の中にも、工場のレーザー切断機を、遠距離の殺人に使うというアイデアがありましたが、実際に工場で働いている者ならば、そんな事はとてもできない事が分かるはず。 プログラムを弄れば、すぐにバレてしまうからです。
大体、固定されているロボットで、動き回っている人間の首を絞めるなんて、どういうプログラムを組めば、できると思うんですかね? 感電でもさせる方が、よっぽど現実的です。
主演の藤原竜也さん・・・・。 なかなか、大人の顔になりませんなあ。 若い役で、主演を張っている内はいいんですが、今後、歳を取って来ると、厳しくなるんじゃないかと思います。
2011.06.16 木曇雨
健康診断は、何とか終わりました。 私の勤め先では、余計な事に、健康診断を年に二回行います。 誕生月の前月に検査項目の多い本格的なものをやり、その半年前に、簡易版をやるのです。 で、今回はその簡易版の方で、尿検査、体重、身長、視力、血圧、問診だけ。 ものの10分で終わり。 こんな下らない事のために、二日間もやきもきさせられるとは、何とも情けない話。 伊達政宗だったら、屋敷中の茶碗を叩き割っている事でしょう。
2011.06.15 水曇
今日は、会社で、健康診断の予定だったんですが、単に、代わりに仕事をやる者がいないというだけの理由で、パスされてしまいました。 遊んでいる職制はうじゃうじゃいるんだから、代わりがいないって事はないと思うんですがねえ。 今月の健康診断は明日までですが、リーダーの話では、「明日も行けるかどうか分からない」との事。 行けない場合、来月に繰り越しになるのですが、来月だって、どうなるか分かったもんじゃありません。 駄目な会社だよ、ほんとに。
≪3時10分、決断のとき≫ 2007年 アメリカ
古典西部劇のリメイクらしいですが、別にCG場面があるわけではないので、撮り直す事にどれだけの意味があるのか、疑問なところ。 借金返済のために、駅馬車強盗団の首領を護送する事になった牧場主が、その首領と旅をする内に、奇妙な連帯感を抱いていく話。
≪グラディエーター≫のラッセル・クロウさんが首領役ですが、顔が変わってしまっていて、始めの内、気付きませんでした。 クレジットの名前こそ先頭ですが、実質的には、脇役です。 魅力のある人物として描いていますが、所詮、強盗は強盗で、しかも、西部劇の事とて、邪魔する者は殺したい放題ですから、どうにも親近感を抱けません。
2011.06.13 月雨曇
≪劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル≫ 2010年 日本
しまった・・・、期待し過ぎていた・・・。 去年の春にテレビでやった、≪トリック 新作スペシャル2≫が、結構面白かったので、同時期に撮られたこちらも行けるんじゃないかと思っていたんですが、敢え無く、スカでした。 おそらく、≪新スペ2≫の方で、小ネタを使い尽くし、劇場版の方まで栄養が回らなかったんでしょう。
村を守る霊能力者を選ぶための競技会に参加したインチキ霊能力者達が、なりゆきで、互いに呪いを掛けて殺しあう事になってしまい、一人また一人と変死していく話。 そういえば、≪劇場版1≫も、似たようなストーリーでしたが、あちらの方が遥かに面白かったです。 こちらは、肝腎のトリックがワンパターンなので、およそ、盛り上がりません。 盛り上がるどころか、非常に暗い話で、見進むに連れて、気が滅入る一方。
戸田恵子さんが演じる、≪天海とペイズリー≫が、ど派手な出で立ちで踊りまくり、いやが上にも気分が昂揚するのですが、あまりにも呆気無く脱落してしまって、ガックリ・・・。 松平健さんは、おいしい役ですが、服装が地味過ぎて、キャラが立っていないのが惜しいです。 ロケ村の風景が、荒涼としすぎているのも、いかがなものか。 というか、撮影場所のメインは、村じゃなくて、採掘現場ですわなあ。
ちくちくと欠点を指摘するのも不粋というもの。 見てみれば、後半、眠くてたまらなくなるので、この映画が、失敗作である事が分かります。 やはり、同じ監督・脚本で、二作続けて撮るもんじゃないですねえ。
2011.06.12 日曇
終日、曇り。 いつ降り出すか分からなかったので、どこへも行きませんでした。 どっしり曇っているというのに、窓を閉めて寝ていると、室温がじりじり上がって、頭がボーっとして来ますな。
≪ヴェロニカ・ゲリン≫ 2003年 アメリカ
90年代のアイルランドで、蔓延する麻薬を撲滅すべく、告発記事を書き続けた女性記者が、密売組織に命を狙われる話。 実話。 ドラマ仕立てになっていますが、「こういう事をしていれば、こういう仕返しを受けるだろうなあ」と納得してしまう展開なので、意外性の類は余り感じません。 確かに勇気ある行為だとは思いますが、本来は警察の仕事ですな。 警察も出て来ますが、一体、何をやっているんだか。
≪福耳≫ 2003年 日本
脚本家として有名な、宮藤官九郎さんが主演。 日本映画にあり過ぎの、霊魂のり移りものの一種。 マンション型老人ホームで働く事になったフリーター青年が、出勤初日に死んだ老人にとり憑かれてしまい、老人がやり残した事を、代行してやる話。
いわゆる、ハート・ウオーミング・コメディーで、基本的には、いい話です。 問題は、宮藤官九郎さんが、主演俳優としてどーよ? という事ですな。 劇団では役者もしている人なので、演技は素人ではないものの、同年代の専業の俳優さんに比べて、特別際立った魅力があるわけではないと思うんですがね。
2011.06.11 土暴風雨→曇
午前中は台風並みの大荒れ。 折自は、外に置きっ放しでしたが、春に作った転倒防止棒が効いたのか、倒れずに済みました。 よしよし。 午後からは曇り。
≪カオス≫ 2005年 カナダ・イギリス・アメリカ
≪トランスポーター≫の、ジェイソン・ステイサムさんが主演。 銀行に立て篭もった強盗団から、交渉役に指名された刑事が、何も取らずに逃げた強盗の、真の目的を探って行く話。 えらい、入り組んだストーリーで、気をつけてセリフを聞いていないと、何が何やら分からなくなってしまいます。
事件の謎と、ガン・爆発アクションの二兎を追っているのですが、欲張りすぎて、虻蜂取らずになっている嫌い無きにしもあらず。 ラストにどんでん返しが待っていますが、これは、その前に分かってしまいます。 主人公が途中で死んだら、誰だって、おかしいと思いますから。 こういう展開にする場合、主人公と相棒を同じくらい有名な俳優にしておかなければいけません。
≪NHKスペシャル 大震災3カ月 製造業王国 東北は立ち直れるか≫
震災で大打撃を受けた上に、供給体制の弱点を曝け出した日本の製造業が、どうすれば再生できるかについて、取材した番組。 しかし、これは、ちょっと、額に縦線が走ってしまう内容でした。
つまり、「日本の中小企業には、高い技術力があるので、強みを活かせば、再生どころか、世界市場で逆転も可能だ」と言いたいわけですが・・・・、見ていて、直截的に感じたのは、出て来る日本人が、揃いも揃って、年寄りばかりだという事でした。 50歳以下は、一人も出なかったのでは? この老人達が、世界市場で勝つ製品を作るですって? ご冗談でしょう。
そもそも、現状認識からして間違っていると思います。 本当に高い技術があるのなら、ずっと勝ち続けているはずで、こんなに世界シェアが落ちるなどという事は起こりえません。 負けているという事は、技術が低くて相手にされていないか、市場から求められていない的外れな技術ばかり研いているかのどちらかなのであって、恐らく、左前の日本企業は、このどちらかに必ず当て嵌まっているものと思われます。
どちらも、お先真っ暗なのですから、そんな事をやっている日本企業を褒め称えていても、全く無意味だと思うのですがねえ。 確かに、「日本には技術がある」と唱えていれば、安心感は覚えるかもしれませんが、それは、「うちの子は、本当は頭がいいはずだ」と繰り返している愚かな親と変わりません。
自分の国の実力がどの程度なのか、身の回りにある製品を見てみれば、分かると思うんですがねえ。 日本製で、世界トップ・レベルというと、デジカメと自動車くらいのものでしょうか。 ただし、どちらも、断トツというわけではありません。 「トップを走っていて、油断すると二番手に抜かれる立場」というより、「トップ・グループの中にいるものの、徐々に脱落しつつある情況」という方が正しいです。
失われた20年の間に、企業の社員が年寄りばかりになってしまった上に、理工系の学生が、質・量共にレベル低下を起こしているのは致命的です。 大学に入ってから、高校の勉強を教え直している有様なのに、就職活動の前倒しで、ろくな大学教育も受けぬまま、企業に入社してくるのですから、話になりません。 こんな状態で、一体誰が、日本の製造業を支えるというんでしょうねえ?
2011.06.10 金曇
≪チェイサー≫ 1978年 フランス
この頃になると、フランス映画は意味不明な作品が増えて来ますが、この映画は、アラン・ドロンさんが主演なので、常識的な作りになっています。 政治家である友人が、政界の実力者を殺してしまい、主人公がアリバイ作りに協力してやるものの、実力者が残した秘密文書を手に入れてしまったために、殺し屋達につけ狙われる話。
一種の逃避行もので、≪ボーン・アイデンティティー≫みたいな話、と言えば、分かり易いでしょうか。 政界の腐敗ぶりを暴くというテーマはあるものの、カー・アクションが見せ場の中心になっていて、あまり深い映画ではありません。 いくら友人とはいえ、殺人犯を庇い通す主人公の姿勢には、若干の違和感あり。
≪あなたに降る夢≫ 1994年 アメリカ
ニコラス・ケイジさん主演。 この映画、今までにも何回か、部分だけ見ているのですが、通して見た事が無く、いつしか、勝手に想像してストーリーを作り上げてしまいました。 で、今度こそは全部見ようと、物凄く期待していたんですが、想像していたのと、全然違う話でした。
妻に頼まれて宝くじを買った正直者の警官が、たまたま入った店のウエイトレスに、「チップが無いから、宝くじが当たったら、半分やる」と約束したら、本当に当たってしまい、賞金を分け合うものの、やがて、金の亡者と化した妻より、ウエイトレスの人柄に惹かれて行く話。
部分だけ見た時には、大金持ちになった主人公達が、街のみんなに、事ある毎に大盤振る舞いする場面だけ見ていたので、てっきり、≪こち亀、豪遊後、一文無し型≫のコメディーだと思っていたのですが、大筋では外れていなかったものの、後半になると、恋愛ものの雰囲気が濃厚になって来て、手堅く纏められてしまいました。 いや、いい話だとは思いますけどね。 勝手に変な期待を膨らませていた、私が悪い。
狂言回しの天使は、不要だと思います。 冒頭しか出て来ないし。 あと、妻を悪人にし過ぎているような気がしますが、とにかく、主人公とウエイトレスを一文無しにしなければ、本当の愛を描けないので、妻を不自然なまでに強欲にせざるを得なかったんでしょうな。 実話が元だと言いますが、この妻にもモデルがいるとしたら、ちとヤバいのでは?
2011.06.09 木曇
≪戦場でワルツを≫ 2008年 イスラエル・フランス・ドイツ・アメリカ
ごく一部に実写が使われているものの、ほぼ、アニメーション。 ただし、内容は、アニメ向けではなく、本来なら実写で撮るべきものを、何らかの事情で、アニメでやった、という感じです。 随分、国名が並んでますが、そんなにお金が掛かったとも思えません。 日本のアニメ・スタジオにコンテを渡せば、せいぜい、ン百万程度で、出来たんじゃないでしょうか。
かつて、レバノン内戦に介入したイスラエル軍の兵士だった映画監督が、間近に体験したはずの難民虐殺事件に関する記憶を失っている事に気付き、戦友達を訪ねて、当時の様子を聞き、封印された記憶を取り戻していく話。
戦争ものではありますが、戦闘アクションを見せる映画ではなく、その点は、非常に地味です。 100%実話なので、その地味さが、怖いと言えば、怖い。 戦車や装甲車の描き込みが、異様にリアル。 キャラデは、ヨーロッパ・アニメ風ですが、はっきり人物を描き分けていて、巧いです。 彩色に特徴があって、妙に平板に見えますが、それらはすぐに慣れます。
問題は内容です。 つまるところ、「虐殺をしたのは、レバノンのキリスト教徒ファランヘ党だが、イスラエル軍の後ろ盾の元で行なわれた行為だから、自分達イスラエル兵士にも、応分の責任がある」と言いたいわけで、懺悔がテーマだと思われます。 しかし、穿った見方をすれば、「応分の責任はあるが、あくまで、実行したのはファランヘ党であって、自分達ではない」と言い訳しているようにも取れます。
もし、この監督が、当時、イスラエル兵ではなく、ファランヘ党の兵士だったら、こういう映画を作る気にならなかったと思います。 「自分の罪は浅い」と思っているからこそ、作れるのです。 こういう映画を評価する人達というのは、そこまで深読みしないのでしょう。
≪救命士≫ 1999年 アメリカ
ニコラス・ケイジさんが主演ですが、マーティン・スコセッシ監督なので、そちらの方が特徴的です。 治安が最悪だった頃のニューヨークで、救急車に乗って、夜間の救急隊員をやっている男が、なかなか人の命を救う事ができず、フラストレーションが溜まって、精神的に追い詰められて行く話。
ちゃんとストーリーがありますが、そちらよりも、救いようがないほど混乱を極めた夜のニューヨークの様子を、幻想的に描写する方に力点が置かれています。 ニコラス・ケイジさんの、打ちひしがれた表情が、実によく、物語に嵌っている。 上階から飛び降りて、ベランダの柵に突き刺さってしまった男を助ける場面で、ガス切断機の火花が夜の摩天楼を背景に弾け飛び、やがて、打ち上げ花火に変わっていく場面は、まさに芸術。
救急隊の隊長と、「クビにしてくれるって言ったじゃないですか!」、「よーし、今夜の勤務が終わったら、必ずクビにしてやる」といったやりとりを、何度も交わすのが面白いです。 ・・・と、こんな風に書くと、コメディーと間違われるかもしれませんが、コミカルな場面もあるというだけで、基本的には、何とも救われない、絶望的な話です。 絶望を芸術に昇華すると、こんな作品になるとでも言いましょうか。
2011.06.08 水晴
≪ビッグ・ガン≫ 1972年 イタリア・フランス
原題は、≪TONY ARZENTA≫といい、主人公の名前。 ≪BIG GUNS≫というのは、英題ですが、元のプリントから、副題のような形で入っています。 マフィアに雇われている殺し屋が、引退を望んだ途端、妻子を爆殺されてしまい、復讐に乗り出す話。
アラン・ドロンさん主演ですが、イタリア語の映画で、舞台はヨーロッパの各地を飛び回ります。 命より大切な物を奪われて、破滅的な戦いに身を投じる主人公に、悲哀は感じるものの、なにせ、職業が殺し屋なので、共感するのは難しいです。 ドロンさんの色気を堪能する分には、まずまずの出来。
ヒロインが、マフィア達にボコボコに殴られるのは、あまりにも痛々しい。 70年代特有の、マスカラぎんがりの顔が、涙と血でグズグズに崩れて、まるで妖怪、と言ったら、妖怪に失礼なくらい。 見ている方が、顔が引き攣ってしまいます。
≪友よ静かに死ね≫ 1976年 フランス・イタリア
これも、アラン・ドロンさん主演。 原題は、≪LE GANG≫、つまり、≪ギャング≫でして、邦題の方は、内容を直截的に言い表していません。 ≪友よ静かに瞑れ≫という映画もありますが、それは日本映画で、1985年作。
第二次世界大戦直後のフランスで、銀行や事務所への強盗を繰り返す四人組を描いた話。 一度、時間切れで諦めた事務所へ、他の銀行を襲った後に、舞い戻って襲い直したり、警察の包囲を突破するために、他の警察を呼んで、同士討ちさせたりと、アイデアが面白いです。
コメディーではないんですが、妙に笑える所あり。 単なる身元確認のために警察署に連行された主人公が、ごった返している署内でさんざん待たされた挙句、とうとうブチ切れ、警察の銃を奪って、「俺を誰だと思ってやがる!」と乱射する場面は、爆笑。
ただ、映画全体として見ると、テーマが何のなのか分からず、そんなに完成度は高くないです。 アラン・ドロンさんが、パーマ頭で出て来るのも、残念なところ。
2011.06.07 火曇
今日も定時。 だんだん、家にいる時間が短くなってきました。 見る映画の本数を、本格的に減らさざるを得ないか・・・。
≪暗殺者≫ 1995年 アメリカ
おやおや、この映画は、昔、地上波の9時枠で見た事がありますぞ。 ・・・という事に気付いたのは、クライマックスに至ってからでして、始まってから、1時間半くらいは、全然分かりませんでした。 15年前に同業の友人を射殺したトラウマを持つ、ベテランのスナイパーが、自分を目標に這い上がってきた凶暴な若手の挑戦を受けてたつ話。
シルベスター・スタローンさんの主演映画として放送されたのだと思いますが、助演がアントニオ・バデラスさんだったんですねえ。 まるで記憶に無いところを見ると、前に見た時には、バンデラスさんの事を知らなかったんでしょうなあ。
奇妙な話ですが、記憶に残っていたクライマックスよりも、前半の小競り合いの方が面白いように感じました。 この頃は、CG無しの、生身でアクションをやっているので、迫力が段違い。 よく、怪我をしませんねえ。
ラップトップ・パソコンが出て来るのですが、まだインターネットも、ごく初期の頃の事とて、表示は単色。 フロッピー・ディスクも登場して、なんだか、懐かしさで胸が一杯になります。 この頃の映画では、事件の鍵になるデータといったら、みんな、フロッピーに入ってたんですなあ。 今なら、メモリー・カードか、フラッシュ・メモリーになるんでしょうが、小さ過ぎて、映画の小道具としては、逆に扱い難くなったのではないでしょうか。
2011.06.06 月晴
今日から、生産数が増えて、午後の休憩時間までの台数になったのですが、部品が足りずに停まりまくり、結局、定時まで会社にいました。 弁当を持って行かなかったので、久しぶりに空きっ腹で帰って来ました。
≪インベーション≫ 2007年 アメリカ
ニコール・キッドマンさん主演の、ゾンビもの。 SF小説が原作だそうですが、原因になるウイルスが宇宙から来るというだけで、映画の中身は、完璧にゾンビものです。 なんつーか、そのー、「ゾンビものは、どんな作り方をしても、ゾンビものにしかならんなあ・・・」という気がせんでもなし。
眠ると発症するので、眠らないように、薬や炭酸飲料を飲み続けるという設定が、かなり無理矢理なくせに、≪インソムニア≫ほど切羽詰らないのは、中途半端。 感染者が、感染していない人間より紳士的なので、あまり怖くないというのも、マイナスですな。
感染が広まっている間、犯罪や戦争が激減していたのが、治せるようになったら、元に戻ってしまい、「争い合うのが、人間の本能だ」と、もっともらしい纏め方をしていますが、いやいや、それは、そんな簡単に断言できる事ではないと思いますぜ。
ニコール・キッドマンさんは、相変わらず、綺麗。 この人、生まれて来るのが、50年遅かったですねえ。 顔が整い過ぎてしまっていて、現代社会では、リアルさが感じられないのです。 こんな奥さんが近所に住んでいたら、それだけで不穏な雰囲気が漂いかねません。
≪キューティ・ブロンド ハッピーMAX≫ 2003年 アメリカ
≪キューティ・ブロンド≫の続編だそうですが、≪キューティ・ブロンド≫を見ていないので、果たして、続編だけ見て、感想を書いていいものかどうか。 いや、書きますけど。
実験動物にされている愛犬の母親を救おうとして、弁護士事務所をクビになった、おしゃれ大好きイケイケ・ブロンド弁護士が、法律そのものを変えてしまおうと、ワシントンへ乗り込んでいく話。 全くありえないとは言えぬものの、かなりファンタジックな設定のコメディーです。
服も小物もピンクが大好きという主人公が、黒づくめの政治関係者の間に入って奮闘する、その大きな落差を笑いに利用しているわけですが、そちらは、すぐに慣れてしまいます。 この映画は、笑えるか笑えないかではなく、主人公のキャラに好感を持てるか否かが、評価の分かれ目ですな。
前半、あまりにも主人公がイカれているので、眉を顰めながら見ているんですが、その内、ペースに乗せられてしまって、応援する側に回ってしまうから不思議。 また、敵役の設定が巧いんですわ。 ほんっとに、憎たらしい。 馬鹿馬鹿しい話を、あの手この手で、楽しめる話に変えてしまうのは、アメリカ映画の豪腕ですな。
2011.06.05 日曇
終日、曇り。 折自で、狩野川の堤防を遡り、修善寺のちょっと上まで行って来たのですが、暑からず寒からず、日にも焼けず、自転車で走るには、ちょうどよい天気でした。 曇りも、満更、捨てたものではないか。
≪バンディッツ≫ 2001年 アメリカ
ブルース・ウイリスさん主演。 コメディー・タッチの銀行強盗もの。 無鉄砲で銀行強盗以外に金の稼ぎ方を知らない男が、頭はいいが心気症気味の男と一緒に、刑務所から脱走し、「お泊り強盗」という新手法で、次々と銀行を襲い続けるものの、たまさか仲間に入れた女を、二人で取り合う事になり、関係がギクシャクして行く話。
ラストが、どんでん返しになっていて、そこは、確実に面白いです。 それ以外の部分は、いまひとつでして、強盗仲間が、ちょっと頭がおかしい人間ばかりで、狂人のパーティー化している嫌いあり。 コメディーには、ボケとツッコミの落差が必要で、ツッコミ側は常に常識的な視点に立っていなければならないのですが、この映画には、そのツッコミ役がいないのです。
金持ち相手の泥棒くらいなら、まだ分かるのですが、銀行強盗は、映画の主人公として、相応しくないんじゃないですかね? 「銀行は国が補償する保険に入っているから、強盗に金を取られても、損をしない。 俺達は、国から、税金を取り戻しているんだ」と、主人公は言うのですが、そもそも、税金を払っていないくせに、取り戻しているもないものです。
≪仁≫
確かに、中谷美紀さんは、大した女優ですなあ。 麻酔無しの帝王切開場面に、鬼気迫るものあり。 見ている方まで、顔面蒼白になってしまいます。 あんな演技、どこの演出家が教えてくれるんだか・・・。 自分で研究したんですかね。
坂本龍馬の扱い方は、単に、大政奉還を後押しするという程度に留めたようで、まあ、歴史の辻褄を合わせるには、常識的な処理と言いましょうか。 面白い展開ではありませんが、歴史の流れを変えてしまうと、何でもありになって、リアルさを欠いてしまうので、本筋通りも致し方ありませんな。
それにしても、このドラマ、凄いですな。 大河ドラマも、爪の垢を煎じて飲んだ方がいいです。 ≪江≫なんて、スカ過ぎて、比較の対象になりませんぜ。 あれのどこが、戦国の姫やねん? お笑わせでないよ。 勝手にキャラを創作しておきながら、歴史劇を名乗っているのだから、呆れます。
2011.06.04 土晴
≪華麗なる賭け≫ 1968年 アメリカ
これは面白い。 スティーブ・マックイーンさん主演ですが、主演が誰であっても、この話なら、成功したと思います。 巧みな計画で銀行強盗に成功した資産家が、賞金稼ぎ目的に捜査に加わった女を篭絡して、逆に利用する話。
犯行自体は、すぐにバレてしまって、捜査物としては、シンプルな話なんですが、作りが洒落ていて、全く退屈させません。 アメリカ映画というより、60年代以前のフランス映画のような雰囲気があります。 そういえば、音楽も、≪シェルブールの雨傘≫のミシェル・ルグランさん。
ヒロイン役のフェイ・ダナウェイさんが、まだ20代なのに、老け込んで、いかつい顔になってしまっているのが、唯一、残念なところ。
≪三国志≫ 2008年 中国
中国と言っても、香港系映画人が、基本スタッフです。 主演は、アンディー・ラウさんで、昨今の映画では珍しく、サモ・ハン・キンポーさんが、助演しています。 歳取らんな、この人達。
三国志のエピソードの内、趙雲を主人公にし、彼が名を挙げるまでの二つのエピソードと、最後の戦いを描いています。 出だしは、ぞくぞくするほど面白いのですが、それは趙雲とは関係なく、孤立した砦に一人でやって来た諸葛孔明が、夜食を食いながら作戦を説明し、勝敗も確かめずにさっさと帰ってしまうところが、妙にカッコいいから。
殺陣も、いかにも香港スタッフらしく、結構凝っていますが、一騎打ちはそこそこ見れるものの、集団戦になると、どうしても、迫力が殺がれます。 この映画に限らず、戦争物すべてに言える問題点ですな。 ≪レッド・クリフ Part1≫などは、例外的によくできていた方。
後半、趙雲が歳を取り、五虎将軍の最後の生き残りになってしまうと、だんだん寂しい雰囲気になって行きます。 監督が描きたかったテーマは、歳月の経過による、懐旧の情の刺激だった模様。 102分ですが、後ろ半分が、最後の戦いに割かれていて、バランスが悪いです。 120分くらいに延ばした上で、最後の戦いを、もっと短くして、中間エピソードを、2、3追加した方が、歳月の流れを、もっと深く印象付けられたんじゃないでしょうか。
≪スリーピング・ディクショナリー≫ 2002年 アメリカ
植民地時代のボルネオ島サラワクへ、行政官として赴任して来たイギリス人青年が、現地語の速習のために、現地妻を持たされる習慣を、反発しつつも受け入れていく話。 こういう習慣自体が下司ですが、それを、わざわざ映画にしようという発想が、重ねて、下司。
アメリカ映画らしく、起承転結は揃っているのですが、結局のところ、現代の感覚で、こういう習慣を許容できるかといったら、到底できないのであって、普遍的なテーマにはなりえません。 これでは、単にエロ・シーンを撮りたかっただけだと批判されても仕方ないでしょう。 イギリス映画でなかった事が、せめてもの救い。 こういう歴史は、懐かしむよりも、恥じるべきだと思うので。
2011.06.03 金曇晴
≪ブリット≫ 1968年 アメリカ
スティーブ・マックイーンさん主演の刑事物。 上院議員から直々に警護を任された証人を殺されてしまった警部補が、犯人を追う内に、事件の裏に隠された証人の正体に気付く話。
たった40時間の仕事なのに、警護を部下に任せて、自分は女と寝ている間に、証人を殺されてしまうという、間抜けな主人公である上に、スター・システムの残滓か、スティーブ・マックイーンさんの色気を見せる事に、しつこいまでのエネルギーが注がれているため、話の展開がもたつき、前半は、およそ、パッとしません。
後半は一転し、サンフランシスコの街を縦横に使ったカーチェイスから、空港での追激戦まで、緊張感溢れる、アクション場面が続きます。 この映画を評価するとしたら、カーチェイス場面に尽きますかねえ。 同じく、カーチェイスで有名な、≪フレンチ・コネクション≫は、1971年で、三年後。
≪HOME 空から見た地球≫ 2009年 フランス
環境破壊に警鐘を鳴らす事を目的にした、ドキュメンタリー。 【空から見た地球】というのは、日本でつけた副題のようですが、絶景スポットを空から見て回るといった、のどかな内容ではないので、注意。 冒頭部は、地学的な解説で、地球環境と生命の誕生について語られ、「お、これは、勉強になりそうだ」と思わせるのですが、環境破壊の実態を紹介する主要部分に入ると、悪い話ばかり続くので、気分が暗〜くなって来ます。
つまるところ、「人間活動が、地球の生態系を崩してしまっている」と言いたいわけですが、具体的に何をどうせよというところまでは言及していません。 「まず、現状を認識する事が大事だ」と言っていますが、そういう物言いは、具体策を提示できない者の言い訳に聞こえないでもなし。
「人間が生態系を破壊している」と言っている一方で、「○○億の人間が貧困にあえいでいる」とか、「○○億の子供が、病気で死んでいる」と指摘しているのですが、主張が矛盾しているのは明らかです。 貧困層が豊かになったり、死ぬ子供が死なずに成長すれば、彼らが使うエネルギーの分、環境負荷はますます重くなるのであって、生態系の復元どころか、今よりもっと悪くなってしまいます。 そこのところをどう考えているのやら。
極圏を始め、アフリカ、南北アメリカ、アラブ圏、アジアなど、世界中が出て来ますが、なぜか、ヨーロッパは、ほとんど出ません。 特に、フランスは出て来ません。 フランス映画なのに、ナレーションやテロップが英語なのも気になるところ。 こういう、啓蒙を目的にした映画を作る場合、まず、自国民に向けて訴えかけるべきでしょう。 フランス人が、特別、環境に配慮した生活をしているとは、とても思えないのですがねえ。
2011.06.02 木雨
今日は、行きも帰りも雨。 バイクのタイヤの溝がなくなっているせいで、あわゆる曲がり角を、リーン・インで曲がらねばならず、大変疲れます。 タイヤ、替えようか・・・。 いや、でも、晴れた日は、何の問題も無いんですよ。
それはさておき、不信任案の顛末には、笑ってしまいますな。 国会議員というのは、閑なんですねえ。 いやあ、不信任案を出すのは、権利だから、別にいいんですけど、で、解散して、総選挙して、政権交代したとして、「自分達なら、うまくやれる」と思う、その根拠が分かりません。
与党が何党になっても、福島第一がグチャグチャである情況は変わらないですし、復興費用が全然足りないのも、変えられますまい。 むしろ、こういう時には、野党でいた方が、気楽でいいと思いますがねえ。
くっくっくっ・・・、相撲界がまた・・・・。 名古屋場所は通常開催ですと。 「技能審査場所が成功したから」だそうですが、一体、何を基準に、成功失敗を判断しているのやら。 だけど、きっと、こうなると思ってましたよ。 改善努力なんぞ、通り一遍で、「ほとぼりが冷めるまで、おとなしくしていればいい」と考え、実行し、「もう冷めたろう」という事で、何事も無かったかのように、再開するわけです。
また、NHKが懲りもせずに、中継するんですと。 相撲協会と、全く同じ腹づもりだったんでしょうねえ。 「みそぎを済ませれば、元に戻してよかろう」と。 代議士と違って、選挙で信を問えるわけでもないのに、なんで、みそぎになるのか、さっぱり分かりませんが。
野球賭博事件の頃から、相撲は一切見ていないので、相撲界がどうなろうが知ったこっちゃありませんが、NHKの受信料が相撲界に流れているのは、何とも腹立たしい事です。
≪シンシナティー・キッド≫ 1965年 アメリカ
スティーブ・マックイーンさん主演。 題名は聞いた事があったんですが、初めて見ました。 若いポーカーの名手が、業界トップを指す≪ザ・マン≫の称号を懸けて、老名人に挑戦する話。 といっても、公式試合のような格式ばった場ではなく、個人のギャンブラー達が集って、金を賭けながら、勝負するのですが。
スタッド・ポーカーという種目らしいですが、そのルールを知らないと、何をやっているのか全く分からず、ルールを知っていても、参加者の持ち手が見えるわけではないので、面白さが伝わらないと思います。 かくいう私も、さっぱり皆目でして、なんで、この映画が名前を残しているのかが解せません。
申し訳程度に、主人公の恋模様も描かれますが、ギャンブラーの人生に共感するのは、難しいところがありますなあ。 相手も相手で、ギャンブラーと結婚して、どんな人生を送るつもりなんだか。
2011.06.01 水曇雨
急に寒くなりました。 冬用のパジャマを出し、靴下を履き、部屋用のスリッパまで引っ張り出しても、まだ寒い。
≪ザ・センチネル 陰謀の星条旗≫ 2005年 アメリカ
マイケル・ダグラスさんが、制作・主演。 ≪24≫のキーファー・サザーランドさんが助演。 相手もあろうに、現職大統領婦人と不倫をしているシークレット・サービスのベテラン警護員が、大統領暗殺計画の首謀者の疑いをかけられ、シークレット・サービスを敵に回して、濡れ衣を晴らすために、奮闘する話。
マイケル・ダグラスさんの映画にしては、ストーリーに捻りがなく、アクション場面だけ繋いで構成したような、物足りない映画になっています。 大統領夫人に手を出すという設定に問題があり過ぎて、主人公の立場に共感できないのが、最大の欠点。
シークレット・サービスのメンバーが、裏切り者の捜査のために、揃って街へ繰り出してしまうのは、何とも不自然です。 その間、誰が大統領の警護をするんでしょうねえ? 日本の刑事ドラマによくある、地方出張スペシャルで、捜査課の人間が全員地方に行ってしまう、あの馬鹿馬鹿しさと通じるものあり。 スタッフ・出演者の誰も、「変だ」って言わないのかね?
2011.05.31 火曇
≪ザ・クリーナー 消された殺人≫ 2007年 アメリカ
殺人や障害事件の、血で汚れた現場を清掃する仕事をしている元刑事の男が、まだ警察の検証が行なわれていない現場を、そうと知らぬまま清掃させられてしまい、罠に嵌められたと気付いて、独自に捜査に乗り出す話。
サミュエル・L・ジャクソンさんが主演ですが、有名俳優を頭にすげれば面白くなるというわけではなく、ハッとさせられるトリックも無ければ、これといった盛り上がりも無い、平均以下の映画になってしまっています。 派手な場面は一切無く、制作費も、テレビ・ドラマのレベルではありますまいか。
≪アイ・カーリー≫
この三週は、【日本へGO!】というタイトルで、メンバーが日本へやって来る話だったんですが、三回もかけた割には、大した内容ではなく、むしろ、普段より、つまらないくらいでした。 そもそも、日本で撮影していないし…。 夜の場面や、室内場面ばかりにして、東アジア系の役者を集めてくれば、ポンと、日本ロケもどきの映像ができあがるんですな。
ホテルの内装は、いかにも、「アメリカ人がイメージした日本」という感じで、50年前とほとんど変化が無い事に、驚かされました。 興味深かったのは、1990年前後のアメリカ映画でよく見られた、「日本=ハイテク」という認識が、全く感じられなかった事です。 「失われた20年」の間に、アメリカ人の対日意識は、大きく変わったんですねえ。
2011.05.30 月雨晴曇
朝は雨。 昼前で終わり、退勤時には、晴れていたので、家に帰ると、すぐに布団を干したんですが、午後2時過ぎには、また雨。 しかし、それはすぐに上がりました。 布団は、雨が降る前に取り込む事に成功しました。
≪ひとごろし≫ 1976年 日本
割と珍しい、松田優作さん主演の時代劇。 刃傷沙汰を起こして脱藩した凄腕の指南役の追っ手に、家中で最も臆病な男が名乗りを上げるものの、まともに戦ったのでは敵わないので、指南役が行く先々で、「人殺し!」呼ばわりして、宿にも茶店にも寄れないようにし、弱らせていく話。 臆病な男の役が松田さんで、指南役の方は、丹波哲郎さん。
基本アイデアは面白いんですが、同じパターンばかり繰り返されるので、映画の尺を持たせるには、とても足りず、竜頭蛇尾の典型例のようになってしまっています。 途中通りかかった藩で、御前試合をやる羽目になってしまう所は、変化をつけるチャンスだったのですが、巧く活かせないまま、何とも稚拙なやり方で切り抜けさせてしまいます。
ラストも、何の捻りも無く、萎むように終わって行きます。 見終わって感じるのは、「せっかく、活きのいいキャラを二人も揃えたのに、このストーリーじゃあ、勿体無いなあ」という口惜しさだけ。 ストーリー以外は、映像はリアル、音楽は現代風で、極めてレベルが高いんですがね。
こういう話は、黒澤明監督がやっていたように、複数の人間で意見を出し合いながら、脚本を練れば、自然に面白くなるのですが、一人で書いていると、つまらない所が、つまらないまま、映像になってしまうんですな。
≪ロード・オブ・ウォー≫ 2005年 アメリカ
原題は、≪LORD OF WAR≫で、≪戦争の支配者≫といったような意味。 「Yes, My Lord」の、ロードですな。 武器売買の才能に目覚めたウクライナ移民の男が、非合法スレスレの危ない橋を渡りながら、ソ連崩壊の機会などを利用して、大物武器商人にのし上がっていく話。
自分が、人の道に外れた事をしている事を承知しながらも、その商売にしか才能が無く、また、武器を欲しがっている国や勢力から、引っ張りだこになっているため、弟が死んでしまおうが、親に愛想を尽かされようが、妻子が出て行こうが、やめるにやめられないという苦しい立場が描かれています。 リベリアの大統領が、ニューヨークにある主人公のマンションまで訪ねて来て、取引再開を迫る場面は、実に怖い。
コックになるつもりだった弟を、この世界に巻き込んだのは、見ていて、腹が立ちます。 しかも、嫌だと言うのを、無理に頼み込んで、二回も引きずり込むのです。 一人でもできるくせに、どうして、一人でやらぬ? 弟には、商才など全く無いのが分かりそうなものですがねえ。
取引現場の目の前に難民キャンプがあって、主人公が売り渡した武器で、即座に虐殺が行なわれる場面は、さすがに戦慄せざるを得ません。 「いくらなんでも、これは、フィクションだろう」と思いたいところですが、基本的に、この映画は、実際に行なわれた武器取引のエピソードを下敷きにしているそうで、頭痛がして来ます。
主人公が、思い出話を語る形で話が進むのですが、主人公自身が、起こった事を醒めきった目で見ているので、まるで、ドキュメンタリーのナレーションのように聞こえます。 もし、ドラマ風に作っていったら、生々しくなり過ぎるので、語りのフィルターを挟んで、暈したんでしょうか。 ちなみに、戦争アクション場面など、ほとんどありませんから、そちらを期待して見た人は、肩透かしですな。
この主人公のやっている事が、いいか悪いかといえば、確実に悪いと思います。 「一方だけに売る」のも、「両方に売る」のも、五十歩百歩であって、武器なんて、無ければ無い方が、いいに決まっています。 最後に、「個人商人より、米英露仏中といった国の方が、武器売買で遥かに大きな利益を上げている」というテロップが流れますが、「それは分かるが、とりあえず、あんたが率先してやめたら?」とつっこみたくなります。
ドキュメンタリーとして見るなら、こういう実態を暴いたという点で、評価できない事もないです。
2011.05.29 日雨
今日も雨。 犬の散歩にすら行けず。 午後になると、時折、上がるようになり、夕食後の間隙を衝いて、亀の水換えをしました。 どうせ、雨なんだから、換えても同じじゃないかと思うでしょうが、いくら雨量が多くても、汚れた水が全部入れ換わるほどではないので、結局、週に一度は、換えなければならないのです。 亀は、台風で興奮しているのか、至って元気でした。
≪ミラクル7号≫ 2008年 香港
これは、公開前に、結構話題になった映画。 ≪少林サッカー≫のチャウ・シンチー監督の作品。 コメディーですが、笑える映画というよりは、泣ける映画です。 特に、犬を飼った事がある人は、身につまされるでしょうなあ。
無学のせいで貧乏な父親が、建設現場で働きながら、エリート私立学校に息子を通わせるものの、流行っているロボット犬のオモチャを買ってやれず、代わりにゴミ捨て場で拾って来た奇妙なボールを与えると、その中から、犬のような生物が生まれる話。
この宇宙犬が、≪ミラクル7号≫なわけですが、「ミラクル」というのは、日本語に訳す時に勝手につけた名前で、元は、≪長江7号≫です。 流行のロボット犬が、≪長江1号≫というので、それをもじって、主人公の少年がつけたもの。 中国語では、1と7の発音が近いため。
ミラクル7号、キャラ的には、子犬そのもので、その上、表情が豊かなため、大変可愛いんですが、体がゴム状の物体でできているせいで、引っ張ったり、叩き潰されたり、恐ろしく乱暴に扱われ、見ていて、痛々しいです。 コメディーとペット感動物を両立させるのは、なかなか難しいんですなあ。
ミラクル7号には、壊れた物を直す能力があり、その能力を使うと、エネルギーを消耗して、ぐったりします。 で、父親が働いている所が、高層ビルの建設現場なので、その時点で、大体、どんなクライマックスになるかが、予想できると思います。 予想できていても、やはり、泣かされてしまうのですが・・・。
この映画に出て来る小学生達は、全員、男と女が入れ替わっていて、主人公の少年も、演じているのは少女。 ただし、その情報を知らなければ、全く気付かないと思います。 みんな、まだ小さいので、性徴がはっきり出ておらず、ほんとに分かりません。 子供の性別というのは、髪型や服装に頼って見分けているものなんですねえ。
≪昆虫探偵ヨシダヨシミ≫ 2010年 日本
評価するにせよ、批判するにせよ、「下らない・・・」としか言いようがない映画。 漫画原作らしいですが、そういう事情は言い訳にならず、「もうちょっと、映画らしく出来なかったのか?」とは、誰でも思うところだと思います。
昆虫や動物と会話ができ、昆虫専門に探偵業を営んでいる男が、5年前に起きた新宿爆破30万人殺害事件は、自身の責任ではないかという疑念を持ち、新たな悲劇を避けるべく、立ち上がる話。 ・・・と書いても、何が何やら、よく分からないでしょうねえ。
哀川翔さんが主演だから、何とか格好がついているのであって、それ以外は、グスグズに崩れています。 「どこの高校の映画部が撮ったんだ?」と思わせる、しょーもないしょぼさ。 ヒロインの女刑事が、ギャーギャーうるさくて、鬱陶しいです。 ひどい演出ですなあ。 30代の女優さんに、女子高生みたいな服を着せるなというに。
せっかく、昆虫にスポットライトを当てたのだから、もっと、昆虫絡みの小ネタを詰め込んで、昆虫好きのバイブルみたいな映画にしてしまえばよかったのに。 この監督、さほど、昆虫に興味が無いんじゃないですかね?
クライマックスで解ける謎に関しては、あまりにも下らな過ぎて、一周回って面白くなっている感がなきにしもあらず。 しかし、そんな所で乾いた笑いを取るより、昆虫ネタで笑わせた方が、ずっと良かったと思いますぜ。
唯一、心に響いたといえば、主人公が、殺人を命じるタマムシに、「随分、人間の命を軽く考えているんだな」と言ったのに対し、タマムシが、「人間の方こそ、虫の命を軽く考えているじゃないか」と言い返すくだりです。 確かに、それはその通りだと思います。
2011.05.28 土雨
入梅と台風2号の影響で、終日、雨。 よって、映画漬け。
≪地球が静止する日≫ 2008年 アメリカ
51年に作られたSF映画のリメイクだそうです。 小松左京さんの短編小説に、≪夜が明けたら≫という、地球の自転が停まってしまう話がありましたが、それとは全く無関係で、地球の静止と言っても、「人類文明が立ち止まる」という意味。 いや、私が、自転が停まる方を期待していたので、ちと当てが外れたわけですがね。
地球人より遥かに文明の進んだ宇宙人が、このままでは人類が、貴重な生命の星である地球を滅ぼしてしまう事を危惧し、使者を送り込んで、警告を与え、更に、対策処置にまで踏み出す話。 51年のオリジナルでは、冷戦を背景に、核戦争を止めるのが目的になっていたようですが、こちらでは、生態系の破壊に入れ替えられていて、現代的なテーマに換骨奪胎しています。
物語自体はシンプルなもので、時間も、大作の割には、たった106分。 映像は、CGを多用して、充分凝っていますが、そこが見せ場ではなく、あくまで、テーマ性が勝負の作品ですな。 最後通告に来た主人公に、何十年も前から地球で調査を続けてきた先輩が、「この星の人間には、言っても無駄だ」と、寂しそうに断言する場面が、ぞっとするほど怖いです。 確かに、その通りだと思わされるので・・・。
後半は、地球人にもう一度チャンスを与えるべく、主人公達が努力するという、ちょっとありきたりな展開になります。 「地球人には別の面がある事が分かった」と言いますが、どうして、その程度の事が、対策処置を止める理由になったのか分からず、説得力に欠けます。 それなりの置き土産はするのですが、その説明が足りないので、「結局、この宇宙人、何しに来たのか分からん」と思ってしまった観客も多いのではないでしょうか。
≪約束の旅路≫ 2005年 フランス
スーダンのエチオピア人難民キャンプで、母親とともに死線をさまよっていたのキリスト教徒の少年が、イスラエルによるユダヤ教徒救出計画に、宗教を偽って送り出され、イスラエル人家庭の養子となるものの、帰心絶ち難く、実の母に再会できる日を夢見て、差別に葛藤しながら、成長していく話。
15年間くらいの年月を描いているので、149分と、かなり長いです。 この長さになると、一本の映画と言うより、連続ドラマを纏めて見ているような間延びが見られ、どうしても、疲れを感じます。 映画館で見た人は、3分の2くらい行った所で、「もう、いいよ、どうでも」と思ったんじゃないでしょうか。 主人公が、勢いで女を買おうとする場面など、切ってしまってもよいと思うのですが。
ユダヤ教徒と偽っていた事は、後々、さほど大事にはならないので、そういう特殊な設定はやめて、普通のユダヤ教徒のエチオピア難民を主人公にした方が、差別問題だけにテーマを絞れて、良い映画になったんじゃないかと思います。
大体、フランスの映画人が、イスラエルとエチオピアの話を映画にするというのは、それ自体、おかしいような気がします。 他人の不幸を飯の種にしてはいけませんぜ。 申し訳程度に、フランス系ユダヤ人を登場させ、主人公に、フランス留学もさせていますが、その程度の関連では、問題の当事国とは言えないでしょうに。
≪プルーフ・オブ・ライフ≫ 2000年 アメリカ
国際的な誘拐事件の交渉人をやっている男が、南米で反政府ゲリラに夫を誘拐された女に惹かれ、保険会社が手を引いてしまったにも拘らず、手弁当で、交渉役を引き受けてやる話。
あらすじだけ聞くと、アメリカ映画にありがちな、「南米が舞台なら、無法地帯に決まっているから、何人ぶっ殺そうが、遠慮は無用」的な、やりたい放題ストーリーを連想しますが、この映画の場合、細かい設定まで、よく考えてあって、クライマックスの一方的な戦闘場面が、そんなに理不尽に見えません。
舞台を架空の国にしたり、ゲリラ達を、殺されても仕方がないように、「政治主張より、金目当ての集団」と前置きしておいたり、救出側に、準備万端整えさせて、偶然ではなく、作戦で勝ったという形にしたり、ちゃんと、伏線を張ってあるのです。 最後には、「こういうやり方をよく思わない者もいるから、早く出国しよう」と言わせる辺り、至れり尽くせり。 脚本家が、些細な事にもよく気がつく人なんでしょうねえ。
ラッセル・クロウさんが、≪グラディエイター≫と同じ年に主演した映画で、旬の時だっただけあって、存在感は強いです。 メグ・ライアンさんが、一応、ヒロインとして出ていますが、完全に喰われている感じ。 まあ、そもそも、メグ・ライアンさんは、夫を誘拐された妻という感じじゃないですから、しょうがないですけど。
2011.05.27 金雨
今日も、昼までに終わらず、残り、たった2台やるために、昼休み50分を寝て過ごしました。 時間の無駄、ここに極まれり。 まあ、何とか、≪地球が静止する日≫には、間に合いましたけど。
それはさておき、リニアを作るそうで・・・・。 この金の無い時に、よく、そういう発想が出ますねえ。 多重債務者が、火事で家を失った直後に、「モーター・ボートを買う」と言い出すようなものですな。
この情報化時代に、人間の現物を東京から大阪まで運ぶ事に、どれだけの意味があるのやら。 たぶん、≪原子力村≫と同じように、≪リニア村≫というのがあって、「是が非でも、作らせろ」とゴリ押ししているんでしょう。
「買ってくんなきゃ、やだやだやだー!」
「どうして分かんないの! うちには、お金が無いんだよ! この馬鹿っ! 馬鹿っ!」
≪美しき運命の傷痕≫ 2005年 フランス・イタリア・ベルギー・日本
原題の直訳は、≪地獄≫。 全く、邦題というのは、救いようが無い・・・。 ただし、この映画の場合、題名が気になるほど、中身が良くはないです。 子供の頃に、不幸な事件で父親を亡くした三姉妹が、長じて、それぞれに不幸な日々を送る話。
予備情報無しで見始めると、互いに関係の無い三つの話が平行して進むため、誰が主人公なのか分からず、混乱します。 また、画面が暗いので、ますます、話が見えぬ。 中盤以降、三姉妹の話を別々に描いている事が分かり始めると、急に全体の構図が見えて来るのですが、最終的には、父親の死に関する謎が解けるだけで、他の問題は解決せず、結局、よく分からん話で終わります。
感情の表出が直截的過ぎて、見るに耐えない場面、多し。
≪ダンサー・イン・ザ・ダーク≫ 2000年 デンマーク
何とも、恐ろしい映画。 戦争映画や残虐ホラー映画より、ずっと怖いです。 凄い映画だとは思いますが、人に薦めたくなる映画ではないですな。 できる事なら、こんな映画は見ないで済ませた方が、幸せな人生になると思います。 視力を失う遺伝病を患っている母親が、息子の手術を受けさせるため、必死で貯めていた金を、大家に盗まれ、はずみで大家を殺してしまう話。
舞台は、20世紀半ばのアメリカの田舎町、主人公はチェコ移民で、プレス工場で働いているのですが、ミュージカル演劇に出る事が唯一の心の支えで、映画にも、ミュージカル場面が挟まれます。 ただし、≪ウエストサイド物語≫のような、小奇麗な悲劇ではなく、むしろ、残酷な皮肉としてミュージカル仕立てが取り入れられているという感じがします。
話はどんどん悪い方向へ進んで行き、最後には、背筋が凍るような結末が待っています。 衝撃的といえば、これ以上に衝撃的な映画も見た事がありませんが、あまりにも話が残酷過ぎて、「単なる、監督の露悪趣味なのではないか?」と訝りたくなります。 この監督、最近、言動に不穏な所があるとして、映画祭への出席を禁じられたりしていますが、そんな情報が耳に入ってくると、ますます、この作品の制作意図に疑念が湧いて来ます。
この映画を映画館で見終わった観客が、充実感を得て席を立てるとは思えず、二三日は、嫌〜な気分で暮らさざるを得ないのではないでしょうか。 まかり間違えて、子供連れで、この映画を見てしまった家族などは、子供がショックを受けて、性格が変わってしまう恐れすらあります。
例によって、カンヌで最高賞を獲っているらしいですが、これがもし、アメリカ映画界なら、この監督の本性を一発で見抜き、「商業作品にならない」と切って捨てたのではありますまいか。 ホラーが残虐なのは、お客が見る前から承知しているから問題無いわけですが、悲劇が残酷すぎるのは、後に不快感を残してしまうので、宜しくないのです。
デンマーク映画なのに、アメリカが舞台というのが、また、どういうつもりなのか・・・。 出演者の内、善玉は外国人俳優で、悪玉はアメリカ人俳優という傾向が見られるのですが、アメリカ人が見たら、決して、いい気はしないでしょう。 ちなみに、主人公役の女性は、アイスランドの世界的に有名な歌手で、子供のような顔をしていますが、撮影当時すでに、30代半ばだったとか。 人の歳というのは、外見ではわからないものですなあ。
あれこれ書いて来ましたが、つまり、私は、この映画を認めたくないんですよ。 残酷な物語というのは、やろうと思えば、いくらでも残酷にできるのであって、技巧とか芸術とかいうレベルの問題ではありません。 大半の映画制作者は、「観客を楽しませたい」から、野放図に残酷性を追求する事を控えているんですな。 決して、「作ったもん勝ち」などではないのです。
もひとつ、ケチをつけておきますと、この母子が患っている遺伝病ですが、別に医学的裏づけは考えていない様子。 とりあえず、「必ず遺伝する」「視力が徐々に衰え、必ず失明する」「手術をすれば治る」「手術前に、その病気の事を知らされると、精神に悪影響を及ぼし、手術ができなくなる」といった条件に合わせて、適当に創作した病気のようです。 そういう条件にしないと、母親が再審を拒否する理由ができないからですが、なんとも、御都合主義丸出しですな。
≪C≫
フジの深夜アニメですが、イマイチ状態がずっと続いています。 陳腐なディール・バトルの場面が減ったのはいいんですが、人間ドラマの方も、パッとしないのです。 強欲な父親が、娘の命が懸かった手術代より、仕事の取引の方を選んだなど、月並みな昔話が出て来て、げんなりします。 自分のアセットに、恋心を抱くなどというのも、何だか、オタクっぽい、うじうじ内向きな発想ですなあ。 このまま、面白くならずに終わるのか、後ろの方に見せ場を取ってあるのか・・・。
≪あの花≫
第7話まで来ましたが、ここ三回ばかり、話が停滞気味。 アナルを家出させてしまったのは、どうかと思います。 ポッポならともかく、女子高生が山の中で暮らすのは、無理じゃないすか? 登場人物に家族がいるのかどうかも分からない、えーから加減なアニメが多い中で、せっかく、リアルな背景世界を構築してあったのに、勿体無い。 ジンタンが、少しずつ立ち直って来たのは、見ている方も、嬉しいです。 もっとも、こうなって来ると、なんで引きこもっていたのか、そちらの方が分からなくなって来ますが。
2011.05.26 木晴曇
≪父、帰る≫ 2003年 ロシア
菊池寛の≪父帰る≫とは、無関係。 12年ぶりに帰って来た父親と、車で釣り旅行に出た二人の兄弟が、初めて接する父親の存在に、とまどったり、反発したりする話。 一見、地味な家族ドラマのように見えて、あっと驚くようなクライマックスが用意されており、衝撃を受けずにいられません。 何とも、救われない話。 見終わると、胸にポッカリ穴が開いたような気分になります。
この家族の間違いは、帰って来たばかりで、信頼関係も何もできていない父親と、すぐに旅行に出掛けようとした事にありますな。 父親の方は、いきなり父親らしく振舞いますが、初めて会う子供に、こんなに手馴れた扱いができると思えず、もしかしたら、12年の間に、別の場所で、別の子供と生活していたのかもしれません。 父親が、留守中に何をしていたか、全く説明されないので、謎めいた雰囲気が醸し出されている反面、もやもやした後味が残ります。
弟の方が、頑なにねじけた性格で、あらゆる事に逆らうので、見ていて、癇に障ります。 父親だけならまだ分かりますが、兄に対しても、異様に高圧的な態度。 それでいて、根性無しで、独りでは何もできないというのですから、何とも、好かんキャラです。 3時半に戻れと言われたのに、7時に戻ったら、そりゃ、誰でも怒りますぜ。
≪レッスン!≫ 2006年 アメリカ
アントニオ・バンデラスさん主演。 ≪スクール・ウォーズ≫のラグビーを社交ダンスに変えたような話。 ≪天使にラブ・ソングを2≫の、コーラスを社交ダンスに、と言った方が、より近いですか。 実話が元ですが、実話の方では、教えた相手が小学生なのに対し、映画では、高校生になっていて、年齢的にねじけ具合が違うと思うので、ちと無理があるような気がせんでもなし。
つまりその、不良生徒に社交ダンスを教えて更正させようというわけですが、生徒の半数以上が、アフリカ系である事もあり、「それは、異文化の押し付けではないのか?」という疑問も当然湧きます。 その事については作中でも触れられていますが、問題の焦点をすり替えて、はぐらかしている感あり。
それより何より問題なのは、勝ち負けがはっきり出るスポーツの試合や、聴くだけで巧い下手が分かる音楽などと違い、社交ダンスでは、上達の程度が分かり難く、クライマックスのコンテスト場面になっても、「おお、凄い!」という驚きを味わえないところが残念です。
以下、一般論ですが、社交ダンスを見ていると、痛さを感じてしまうのはなぜでしょう。 本心では滑稽だと思っているのに、「一生懸命練習して、真面目に踊っているのだから、笑ったりしてはいけない」と、自分に言い聞かせ続けなければいけないからでしょうか。
社交ダンスをやっている人が、どういう動機で始めたかを想像すると、ほぼ100%、≪自惚れ≫だと思われるので、そこが、滑稽に見えてしまうのです。 「晴れの場で、自分を輝かせたい」というのは、誰でも望んでいる事ですが、それを実現する場として、社交ダンスは、あまりにも直截的過ぎるのではないかと思うのです。
2011.05.25 水晴
今日は、ようやく、昼前で終わって帰って来れました。 月火と、1、2台だけ残して、昼になってしまったので、午後にたったそれだけやるために、50分間の昼休みを会社で過ごさなければならず、馬鹿馬鹿しいったらなかったのです。 1、2台くらい流してしまえばいいものを、融通が利かない事、この下無し。
なんで、半日で作れる台数なのに、昼までに終わらないかと言うと、早く帰りたくない奴らがいて、わざとラインを停めるんですよ、マジな話。 大方、家に帰ると居場所が無いんでしょうが、そんな家は、自分の家とは言えんでしょう。 家が楽しい場所じゃないなんて、人生とすら言えません。 定年にでもなったら、どうするつもりなんですかね? 三日と生きていられませんぜ。
≪ナチュラル≫ 1984年 アメリカ
ロバート・レッドフォードさん主演の、野球物。 記録破りを期待された新人投手が、デビュー前に銃で撃たれて、夢を断たれるものの、16年後に、打者としてメジャー入りし、最下位チームの切り札となって、リーグ優勝を目指す話。
スポーツ物として、常道の物語構成を守っており、その点で、期待を裏切られるような事はありません。 最初、戦力内に入れられていなかった男が、いざ打たせてみると、あっと驚く強打者だったという展開も、使い古されたパターンでありながら、やはり面白いと感じてしまいます。
ちと問題なのは、主人公が女にだらしがない点でして、故郷の恋人には、「呼び寄せる」と言っておきながら、それっきりにしてしまったり、メジャー選手として、大事な時なのに、怪しい女に引っ掛かって、スランプに陥ったり、およそ、感心しない事ばかりやっています。 もっと、ストイックな性格にすれば、好感度が高くなったのに。
≪ビヨンド・サイレンス≫ 1996年 ドイツ
聾唖者の両親の元で育った娘が、通訳代わりに使われるのにうんざりし、頑固な父親の元から逃げ出したくて、都会に住む伯母の元へ身を寄せ、クラリネット奏者を目指す話。 これと同じようなテーマの話を、アメリカのドラマで見た事があります。 そちらは、クラリネットとは無関係で、伯母も出てきませんでしたが、十二分に、感動させられる作品でした。
つまり、私としては、この映画は二番煎じに見えてしまうのですが、先にこちらを見た人なら、「ああ、こういう家庭事情で育った人もいるんだろうなあ。 いい所に着眼したなあ」と、感心すると思います。 だけど、比較するなら、アメリカのドラマの方が、テーマを浮き彫りにする技巧は上でした。
母親が三半規管が悪いのに、娘から自転車に乗るようにせがまれ、後々、事故で死んでしまうのは、実に気の毒。 父親にその事を指摘された娘が、「私のせい?」と反発しますが、いや、あんたのせいだと思いますよ、私も。
≪サン・ジャックへの道≫ 2005年 フランス
死んだ老母の遺産を貰う条件として、フランスからスペインへ1500キロを歩く聖地巡礼の旅に参加させられた、仲の悪い三きょうだいが、他のツアー参加者達と旅を続ける内に、心の絆を取り戻す話。 とはいうものの、この三人が中心というわけではなく、ツアー参加者9人全員の群像劇になっています。
原題を直訳すると、≪サン・ジャック… メッカ≫で、なせ、メッカが出て来るかというと、ツアー参加者の中に、二人のイスラム教徒の青年がいて、その一人が、最終目的地をメッカだと思い込んでいるからです。 なぜかというと、もう一人の青年が、好きな女の子と旅をしたいばかりに、友人の母親を騙して、「メッカ巡礼に行くから」と言って、二人分の旅費を出させたから。
しかも、その母親は、物語の終わりの方で、騙された事も知らず、息子がメッカに向かっているものと信じたまま、死んでしまいます。 これは、呆れた話でして、この騙した青年だけは、最後まで、人間のクズにしか見えません。 動機が不純なだけに、罪は重く、個人的に反省すればいいというものではないですな。 結局、自分の罪を一生背負って暮らす事になるのでしょう。 こんなクズを、慰めている女も女で、ここでも、割れ鍋に綴じ蓋現象が見受けられます。
そのエピソードを除けば、参加者のほとんどが、出発前とは違う、新しい価値観を得て、人間的に成長しており、ロード・ムービーの王道を行って、高い完成度を見せています。 フランス映画にしては、大変分かり易く、見終わって、気分が明るくなる、いい映画だと思います。
ところで・・・、「フランス映画にしては・・・」という書き出し、私は枕詞のように使っていますが、それは、70年代80年代頃のフランス映画のつまらなさに、ほとほと辟易し、「理解できないのは、自分のせいか、映画のせいか」と悩んだ末に、「絶対に、映画のせいだ!」と結論して、心底軽蔑し切っていた時期があるからです。 リュック・ベッソン作品を最初に見た時には、暫くの間、「この監督は、フランス系アメリカ人に違いない」と疑っていたくらいに。
今でも、フランス映画に対する不信感は消えておらず、見始める前には何の期待もせず、話が見えなくなったら、すぐに見るのをやめる覚悟をしています。 カンヌの受賞作を見ても分かるように、フランスの映画人全体が、「映画とはどういうものなのか」という事を見失っていた期間が長くあり、その影響が未だに尾を引いているのです。 前衛芸術同様、作っている当人だけが分かっているような作品は、単なる、≪映像≫であって、大勢の人に見せる事を前提に作る、≪映画≫とは言えません。
2011.05.24 火雨晴
≪ゴリラ≫ 1986年 アメリカ
シュワルツェネッガーさん主演のガン・アクション物。 ≪ターミネーター≫が1984年、≪プレデター≫が1987年で、その間に挟まっている出演作ですが、SFではなく、強いて分類するなら、刑事物の現代劇。 しかも、全然面白くないという、何とも、「らしくない」映画。
元FBI捜査官だった男が、かつての上司の頼みで、マフィア組織に潜入し、上司の殺された息子の敵を取る話。 マフィア同士の抗争が平行して描かれますが、別に主人公が、それを利用して組織を自滅させるという筋書きではなく、ただ単に争っているだけなのが、ストーリー構成としては、よう分からんところ。
女房がいるくせに、組織の女を口説いたり、頭を使わず、体力と凶暴さだけで戦ったり、主人公にあまりにも魅力がありません。 大体、FBIの元上司に頼まれたからといって、こんなに殺していいという道理は無いでしょう。 たとえ、相手がマフィアであっても。 FBIに復帰できるどころか、懲役300年くらい喰らいそうです。
≪ある子供≫ 2005年 ベルギー・フランス
カンヌで賞を貰う映画に、ろくな物はありませんが、これは例外。 情動を掻き立てるという点では、一級品ですな。 ただし、いわゆる、感動ではありません。 嫌〜な気分にさせるのです。 ただ単に、嫌な気分になる映画というのはいくらでもありますが、この映画の場合、制作者の意図がそこに狙いを絞っており、それが見事に図に当たっているわけで、優れた手腕と言わざるを得ません。
盗みで生計を立てている不良青年が、生まれて9日目の自分の子供を、金のために売ろうとした事から、罪が罪を呼び、転落していく話。 金に困って犯罪に走る人間のクズは、世の中にうじゃうじゃいて、別に珍しくもありませんが、この男の場合、自分の子供を売り飛ばして平気でいるばかりか、卒倒して病院に担ぎ込まれた恋人が警察を呼ぶと、恋人を嘘つきに仕立てて、我が身を庇うなど、腐れ具合が並大抵ではありません。
普通、映画の観客というのは、登場人物の誰かに自分を重ね合わせて、共感しながら物語を仮借体験するわけですが、この映画では、その対象は存在せず、ただただ、主人公の腐ったはらわたの臭気に鼻を摘みつつ、眉を顰めて眺めるだけになります。 「こんな馬鹿が、この世にいるのか・・・」と。 いや、いくらでも、いると思いますが。
とどめに救われないのは、一旦愛想をつかした恋人の女が、ラストでは、この男を赦すのです。 笑ってしまいますな。 こんな男が、反省なんかできるわけないのに。 割れ鍋に綴じ蓋とは、良く言ったもの。 考えようによっては、この赤ん坊は、そのまま売られて、金持ちの家で育った方が幸せだったかもしれません。 こんな両親が、まともな人間を育てられるわけがないのですから。
題名の≪ある子供≫というのは、赤ん坊の事ではなく、主人公の事。 「体だけ大きくなったけど、頭の中は、子供のまんま」という意味のようです。 だけど、それは子供に失礼というもので、子供は、生まれたばかりの自分の赤ん坊を売り飛ばそうなんて、非道な事は考えません。
≪青い珊瑚礁≫ 1980年 アメリカ
ブルック・シールズと聞くと、「最近、名前を聞かんのう」と思うのですが、映画女優としては、基本的に、子役だった人で、大人になった途端、干されてしまった模様。 で、この映画は、干される寸前頃に撮られた物らしいです。
大西洋で船が沈没し、流れ着いた南洋の島で、幼い従兄妹だけが生き残って、成長し、結ばれ、子供が出来る話。 つまりその、青少年の心をときめかせるのを目的とした、青臭い話でして、だから、ブルック・シールズだったわけですな。
だけど、その手の映画にしては、細かい所まで設定してあって、凝っている方だと思います。 着ている物は、だんだん、ボロくなって行くし、日焼けもするし。 幼い頃に作った舟の模型を、大人になってから見つける場面など、思わず、胸が熱くなります。 もっとも、赤ん坊が何を食べるのか分からずに困る場面は、確実に変ですけど。 いくら、幼い頃に人間社会を離れたからといって、赤ん坊が母乳を飲む事くらい、知っているでしょうに。
人間よりも、南の海の生物の方が、ずっと美しいですが、ドキュメンタリーではないので、そんなには映りません。
2011.05.23 月曇
≪ジョニー・イングリッシュ≫ 2003年 イギリス
≪ミスター・ビーン≫のローワン・アトキンソンさん主演、スパイ物パロディー映画。 ・・・そう聞いて、想像できる通りの内容です。 自分を有能なスパイだと信じ込んでいて、自尊心が強い点は、ビーンのキャラと、違ってますけど。 ただの事務員なのに、欠員のためにエージェントにされてしまった男が、イギリス王になろうと目論むフランス人実業家の計画を阻止すべく、間抜けな活躍を繰り広げる話。
フランス人実業家が、顎が外れるようなとんでもない大悪事を考えており、「こんなにしちゃって、フランス人が怒らないのかなあ・・・」と心配になりますが、見ていくと、真面目に怒るのが馬鹿馬鹿しい話である事が分かり、そんな事、どうでもよくなります。
抱腹絶倒というほどではないですが、小ネタに限って言えば、思わず噴き出してしまうものが幾つも盛り込まれています。 霊柩車に乗って逃げた犯人一味を、墓地へ追い詰めた主人公が、間違えて、本物の埋葬式に飛び込んでしまうのですが、それを助手が助け出す方法が秀逸。
≪帰郷≫ 2004年 日本
西島秀俊さん主演。 母親の再婚式に出るため、故郷に帰った男が、昔の恋人に再会するものの、彼女がどこかへ行ってしまった事で、その娘の面倒を見る事になり、もしかしたら、自分の子かもしれないその子と、二日間放浪して歩く話。
どえらい地味な映画で、よく、この企画で制作話が通ったなと、驚かされます。 テレビ・ドラマでも、今では、こういう話は作らないでしょう。 他人の子供を連れたロード・ムービーというのは、さんざん作られており、発想の安直さは隠しようがありません。 せめて、映像が美しければ、見る価値が出たと思うのですが、そちらも、全然…。
ラストのオチも、かなり痛いです。 たぶん、見る人はいないと思うので、ネタばらししてしまうと、結局、元恋人の失踪は主人公の勘違いだったのですが、こういう終わり方にされると、観客は、主人公と一緒に恥を掻いたような気分になり、嫌〜な後味が残ってしまうのです。
昔の恋人役の女優さんですが、「久しぶりに会っても、絶対、焼け棒杭に火など点かないだろう」と断言できるくらい、くたびれた印象で、見事に、バツイチ・アラフォーの悲哀を漂わせています。 いますよ、確かに、「若い頃は、綺麗だったんだろうなあ」と思わせる、≪美人の残骸≫型の人というのは。
2011.05.22 日曇雨
午後から雨になるというので、どこへも行かずに寝ていました。 でも、結局、明るい間は一滴も降らず。 損したような気もしますが、曇りの日に出掛けても、どうせ、ろくな写真にならんので、まあ、よかでしょう。
≪JIN −仁−≫
坂本龍馬像を、思ったよりも正確に描いていますな。 第一部では、内野さんの龍馬が、主人公を喰ってしまうほどキャラが立っていて、大変面白かったものの、「歴史人物の評価については、そんなに踏み込まないのかな?」と思っていたのですが、第二部になると、雰囲気が変わって来て、本物の龍馬らしい行動を見せ始めました。
仁先生が、龍馬のやり方を、はっきり批判したのも、グッド。 龍馬ファンは、胸糞悪くて、ぶつぶつ文句言っているでしょうが、仁先生の言う事の方が、時代背景に関係なく、普遍性は高いです。
≪カットスロート・アイランド≫ 1995年 アメリカ
海賊物映画。 祖父の隠した莫大な財宝の地図と、海賊船の船長の座を、今際のきわの父親から引き継いだ娘が、強欲凶暴な伯父やイギリス海軍を敵に回しながら、宝探しに挑む話。 こういう映画があった事すら知りませんでしたが、見てみて、ビックリ! どえらい予算が注ぎ込まれています。
制作年から見て、CGを使っていたとしても一部で、大半は現物セットで撮影したと思われるのですが、港町は壊す、船は沈めると、大掛かりな場面が目白押し。 型に嵌まり過ぎているがゆえに、面白いとは言いませんが、海賊物としては、間違いなく一級作品でしょう。
惜しむらく、娘役をやっているのがジーナ・デイビスさんなんですが、撮影当時、すでに30代後半でして、娘というには、薹が立ち過ぎ。 「この歳では、とてもじゃないが、こんなに暴れ捲れないだろう」と 思わせてしまうのは、些か興醒めです。
≪グッド・バッド・ウィアード≫ 2008年 韓国
これは、公開時、かなり話題になりましたね。 「韓流マカロニ・ウエスタン」という触れ込みでした。 見てみると、確かに、その通りでして、戦前の満州に舞台を置き換えたマカロニ・ウエスタンとしか言いようがありません。 列車強盗が盗んだ宝の地図を巡り、ヤクザ者のボス、賞金稼ぎ、馬賊、日本軍などが奪い合いを演じる話。
基本的に、クリント・イーストウッドさんが主演した、≪続・夕陽のガンマン≫を下敷きにしていますが、リメイクというには独自性が強過ぎ、また、≪続・夕陽のガンマン≫ほど、アクが強くありません。 ラストの、三人が撃ち合う場面は、ほぼそのまま再現していますが、結果は違っています。
≪MUSA -武士-≫と通じるところがあるのは、アクション場面を面白くしようと、全力を傾けているのが伝わって来るのに、今ひとつ成果が出ていない事でして、面白いというところまで行きません。 闇市での銃撃戦や、広大な土漠での追撃戦のあたり、どうしても間延びした感じがしてしまうのです。 四勢力が入り乱れているので、誰が誰を攻撃しているのか、ぱっと見て分からない点も、もやもやします。 難しいですな。 アクションを売りに大作を作るというのは。
出演は、イ・ビョンホンさん、ソン・ガンホさんは、≪JSA≫の二人なので、説明不要として、チョン・ウソンさんは、≪私の頭の中の消しゴム≫の夫役をやった人。 賞金稼ぎにしては、ちと、顔がふっくらし過ぎですか。
原題は、≪THE GOOD, THE BAD, THE WEIRD≫で、「いい奴、悪い奴、変な奴」の意。 ≪続・夕陽のガンマン≫の英題が、≪THE GOOD, THE BAD AND THE UGLY≫で、「いい奴、悪い奴、汚い奴」なので、それをもじったもの。
2011.05.21 土晴
いい天気。 しかし、どこへも行かず、雑用と昼寝で潰しました。 眠りたい時には眠るのが最も有効な時間の使い方と悟りつつある、今日この頃。
≪シノーラ≫ 1972年 アメリカ
クリント・イーストウッドさん主演の西部劇。 監督は、≪荒野の七人≫のジョン・スタージェスという人ですが、≪荒野の七人≫にしてからが、まるで面白くない映画なので、別に期待するほどの事でもありません。 シノーラの町で、大地主に腕を見込まれた主人公が、地元民の革命家を殺しに行く案内役を請け負うものの、正義が革命家側にある事を知って、寝返る話。
途中までは、まあまあ普通の西部劇なんですが、シノーラの町へ戻るあたりから、おかしくなり始め、クライマックスの撃ち合いでは、一体、この主人公は、法律に則って事を収めるつもりなのか、ただ問題がある奴を殺し尽くしてしまうつもりなのか、分からなくなります。 どういう基準の法律ならば、これだけ殺した主人公を、保安官が捕まえないで済んでしまうのか、想像力の限界を超えます。
≪男と女≫ 1966年 フランス
クロード・ルルーシュ監督の名作。 見ていない人でも、音楽を聴けば、「ああ、このメロディーは、この映画の曲だったのか」と、頷くはず。 カラー、モノクロ、セピアを組み合わせた、映像詩のような雰囲気を持った作品ですが、ストーリーもちゃんとあって、完成度は極めて高いです。 それぞれ、悲劇的な経緯で配偶者を失った男と女が、子供の寄宿学校が同じだった事から、知り合いになり、少しずつ関係を深めていく話。 いや、これは、見ていなかったら、見るべき映画だと思うので、多くは書かない事にします。
成瀬巳喜男監督の、≪乱れ雲≫は、1967年で、翌年になりますが、この映画の影響を受けているのは、間違いありませんな。 「日本映画にしては、大人の恋を純文学的に描いているなあ」と感心しておったのですが、なんだ、原形があったのか。 公開当時、両方見た人は、「なんだ、≪男と女≫のラストじゃないか」と、思った事でしょう。
2011.05.20 金晴
≪GO!GO!ガジェット≫ 1999年 アメリカ
ディズニーの実写映画。 ≪ロボ・コップ≫を子供向けにしたような映画。 しかし、よほど小さい子でなければ、喜ばないでしょう。 テーマは無いに等しく、モチーフはパクリ、アクションは子供騙しと来れば、映画作りをナメていると言われても仕方ないです。
2011.05.19 木晴
見る映画の数を、減らそうとすればするほど、増えて行くのは、なぜだろう? これは、強迫神経症かもしれません。 見るのはいいんですが、感想を書くのが面倒臭くなって来ました。
≪激流≫ 1994年 アメリカ
家族と共に故郷の川へ休暇を過ごしに来た、急流下りガイドの資格を持つ女性が、川を下って逃亡しようとしている強盗犯達に脅されて、立ち入り禁止になっている激流に挑む話。 そういう話の主人公が、メリル・ストリーブさんというのが、意外性あり。
見せ場はサスペンスと激流アクションですが、サブ・テーマとして、家族みんなで危機に立ち向かった事で、ぎくしゃくしていた夫婦・親子の関係が復調するというドラマも描かれています。 肝腎のメリル・ストリーブさんが、キャラが立っていないのが残念。 こういう情況に置かれたら、普通、笑顔なんて出ないものだと思うのですが。 不気味な悪党を演じるケビン・ベーコンさんを除いて、全般的に、演出が足りない感じがします。
≪第三の男≫ 1949年 イギリス
サスペンスの傑作だそうで、題名だけは誰でも聞いた事があると思うのですが、これがちょっと・・・・。 第二次大戦後、連合国軍分割統治下のウイーンへ、友人の招きでやって来たアメリカ人作家が、友人の死の秘密を探ろうとして、意外な真相に辿り着く話。
およそ、オーソン・ウェルズが関わって、面白い映画になった例がありませんが、これもその典型。 つっまんねーなー、なんだい、これは? 後ろの方なんて、三回も眠ってしまいました。 巻き戻して見直すのも馬鹿馬鹿しい。 良心的に解釈すると、公開された当時は、こういうサスペンス物が他に無かったのかもしれませんな。 それにしても、一体どこが受けたのやら?
≪L project≫ 2008年 アメリカ
日本未公開だそうで、確かに、洋画として公開するは、地味です。 でも、意外と見応えがあり、駄目元で見た人だけが楽しめる、お得な映画でした。 前科がバレて仕事をクビになった男が、妻子を養うために、強盗に入って、死刑になるものの、なぜか殺されずに、全然違う土地の精神病院で、管理人として、第二の人生を送らされる話。 架空の設定ですが、SFではなく、サイコ・サスペンスに分類すべき映画です。
話が細かい所まで練れていないのも事実で、法律的にもおかしな所があるのですが、主人公が精神病院で送る静かな生活と、家族への断ち切れぬ思慕の情の描写が素晴らしく、「もうちょっと、有名な俳優陣で作ったらなあ」と、脇の弱さが恨まれます。
2011.05.18 水晴
今週は、朝5時半に家を出て、半日ちょい仕事をして、家に帰って来るのは、12時半頃。 午後がまるまる空いています。 今日は、天気がよく、平日の中日という事もあり、折自を出して、近所を少し走ってみました。 しかし、やはり、平日にこういう事をするのは、よくありませんな。 体力を使い切ってしまうわけには行かないので、どうせ遠くへは行けませんし、仕事の後だと思うと、それだけで疲れてしまいます。
≪真昼の死闘≫ 1970年 アメリカ
≪マンハッタン無宿≫の2年後に作られた、ドン・シーゲル監督、クリント・イーストウッド主演の西部劇。 シーゲル監督は、もともと、西部劇畑の人らしく、勝手知ったるフィールドという事で、こちらの方が、ずっと面白く出来ています。 メキシコを舞台に、フランス軍砦の金が目当てのガンマンと、対仏ゲリラに加担している修道女が、たまたま出会って利害一致し、一緒に旅をしながら、砦攻撃の計画を進める話。
修道女を、シャーリー・マクレーンさんが演じていて、時折、修道女らしからぬ事をして、何かあるなと思わせるのですが、正体が分かっても、クライマックスに大きな影響を及ぼさないので、そんなにびっくりはしません。 細部まで練られた話というわけではなくて、基本的には、アクションとコメディー・タッチのやりとりが、見せ場になっています。
原題は、≪TWO MULES FOR SISTER SARA≫。 「シスター・サラのための、二頭のラバ」? ラバの一頭は、修道女が最初に連れているのですが、もう一匹は、たぶん、主人公の事でしょう。 どうして、邦題が、≪真昼の死闘≫になったのかは、首をいくら捻っても分かりません。 クライマックスは、夜なんですがねえ。 滅茶苦茶だな、日本の配給会社というのは。
≪パリで一緒に≫ 1963年 アメリカ
オードリー・ヘプバーンさんの映画の中では、最も知られていない作品なのではありますまいか。 私は、知りませんでした。 相手役は、ウィリアム・ホールデンさん。 ダブル主演ですな。 ベテラン脚本家の男が、脚本家の卵の女性をタイピストに雇い、二人で映画のストーリーを作っていく話。 考えたアイデアが、空想場面として、映像で展開されますが、そちらの主演も、同じ二人。
アイデア倒れとでもいいましょうか。 かなり、しょぼい映画です。 作中作の方のストーリーが、あまりにもちゃちで、そんな物しか思いつかない主人公二人にも、人間的魅力を感じないのです。 パリで書いているという設定なのですが、室内場面やセット場面がほとんどなので、本当にパリで撮影したのかどうかさえ疑問。
この頃のアメリカの恋愛映画は、やたらと、ローマやパリが舞台になっていますが、当時のアメリカ人が、そんなにヨーロッパの都市に憧れていたというのは不思議です。 戦争の被害から立ち直ったばかりのヨーロッパより、ニューヨークの方が、よっぽど華やかだったと思うのですが。
2011.05.17 火曇
≪マンハッタン無宿≫ 1968年 アメリカ
クリント・イーストウッドさん主演。 アリゾナからニューヨークへ、犯人の引き取りにやって来た、西部の男型の刑事が、病院から無理やり連れ出した犯人に逃げられてしまい、慣れない都会を舞台に、再び捕まえようとする話。
映画というより、テレビの刑事ドラマのレベル。 しかも、推理の要素は全く無く、アクションが見所と、刑事物としても、大した事はありません。 主人公のキャラが中途半端で、圧倒的に強いわけでもなく、結構ドジなくせに、女にだらしがないという、いいとこ無し。 この映画の監督が、後に、≪ダーティー・ハリー≫を作るとは、とても思えない出来です。
≪ブリキの太鼓≫ 1979年 西ドイツ・フランス
ドイツのノーベル文学賞作家、ギュンター・グラス氏の代表作を映画化したもの。 戦前のドイツ領・ダンチヒで、「3歳になったら、ブリキの太鼓を買ってやる」と言われて、3歳まで育った少年が、自分で階段から落ちて成長を止め、ブリキの太鼓を肌身離さず叩きながら、周囲で起こる大人の世界の変遷を眺める話。 大きな背景として、ナチスの興亡があり、子供の目を通して見た、ナチス時代のポーランドを描いた映画という見方をしてもいいと思います。
元が、前衛的な小説なせいか、話の設定が常識離れしていて、作品世界に馴染むのに時間が掛かります。 主人公も掴み所が無いキャラですが、母親とその従兄弟が、父親公認の不倫関係にあったり、父親の後妻が、主人公の子供を産むなど、性的にかなり乱れており、あまり気分のいい映画ではありません。 小説なら、文章だから、問題なかったのでしょうが、映像にすると、生々しくていけません。
後ろの方で、主人公が親元を離れ、小人の演芸一座に加わって、パリへ慰問へ行く場面だけ、際立って生き生きとしており、また、最も人間ドラマの深みを感じます。
主人公を演じている少年俳優が、とてつもなく、優れています。 目を見開いた驚きの表情は、一度見たら、記憶から離れないでしょう。 もっとも、子役に、ベッド・シーンまでやらせるのは、映画制作者の倫理としてどうかという気がせんでもなし。
2011.05.16 月曇
≪ディセント2≫ 2009年 イギリス
≪1≫を見ていないんですが、まあ、大体同じようなものでしょう。 どうやら、≪1≫のストーリーが終わったすぐ後の時点から、続きを作った模様。 行方不明になった女性グループを捜しに、洞窟に入った救助隊が、凶暴な人間型生物に襲われる話。
ほぼ、全編、血まみれ。 イギリスのSF映画で、20年くらい前にも、この手の趣向のを見た事がありますが、アメリカ映画には見られない、独特の極端さがありますな。 趣味が悪いと言えば、その通りなんですが、怖さと迫力を評価基準にするなら、間違いなく、一級品です。
2011.05.15 日晴
いい天気。 自転車日和ですな。 無変速の折自は、速く走ろうなどと思わず、タイヤを使って歩くようなつもりで、ゆっくり漕げば、楽しいのかもしれないという事に、今日気付きました。 それでいて、脚で歩くよりは、エネルギー・ロスが少ないですから。
≪最後の晩餐 刑事・遠野一行と七人の容疑者≫
なんじゃ、こりゃ? こんな動機で、爆破大量殺人を犯す人間がいますかね? 逆恨みとすら言えず、ただの八つ当たりではありませんか。 いくら2時間サスペンスとはいえ、あまりにも、不自然。 続編を作るつもりなのか、主人公の妻のエピソードが尻切れになっているのも、おかしなところです。 このまま、続編が作られなかったら、斉藤由貴さん、何しに出て来たのか分かりませんな。
≪カントリー・ベアーズ≫ 2002年 アメリカ
ディズニー映画。 クマが人間と混じって暮らしている設定の世の中で、クマの少年が、伝説のカントリー・バンドの再結成に尽力する話。 クマといっても、服も着ているし、言葉も喋る、言わば、クマ形の人間です。 しかも、着ぐるみ。 ≪ドクター・ドリトル2≫のような、本物にしか見えないクマを期待していると、肩透かしを喰います。 軽〜いファンタジー・コメディーですな。
バンドが本拠地にしていたホールが借金の形に取り壊される事になり、それを阻止するために、コンサートを開いて、資金を集めるというパターンは、≪ブルース・ブラザース≫と同じ。 ただし、こちらでは、バラバラになったメンバーを一人ずつ探して行く過程が大きなウエイトを占めています。
クマよりも、人間の警官二人が面白く、ギャグの真髄を見せている観あり。 とりわけ、洗車場の場面は秀逸で、これを見たら、葬式の最中でも、爆笑せずにはいられますまい。
≪ここに幸あり≫ 2006年 フランス・イタリア・ロシア
辞任に追い込まれた大臣が、豪奢な生活を失うものの、幼友達が住む裏町に戻って、人間らしい幸せを再発見する話。 たぶん、舞台はフランス。 大臣と言っても、立身出世のシンボルとして、そういう肩書きが与えられただけで、政治とは全く無関係です。
アメリカナイズされた最近のフランス映画とは全く異質で、メリハリというものがなく、ダラリダラリと、エピソードなのか、無意味な繋ぎなのか分からない映像が並べられて行きます。 加えて、映像美への拘りが無いため、見ていて、実に寒々しい。 逆に考えると、面白くしようと型に嵌める作為が感じられないので、淡白な話が好きという向きには、貴重な作品なのかもしれません。
2011.05.14 土晴風
≪ロフト.≫ 2008年 ベルギー
ベルギーの映画というのは、初めて見ました。 都会的という以外、特に変わった特徴は無し。 都会的なのは、ベルギーどうこうというより、話の舞台が都会だからでしょうなあ、たぶん。 5人の男が共用で浮気に利用しているロフトで、女の死体が見つかり、誰が犯人なのか、互いに腹を探り合う話。
モチーフがモチーフなので、いかがわしい雰囲気が濃厚。 少しずつ、真相が明らかにされるパターンで、後半はどんでん返しが立て続け。 あまりころころ変わるので、ストーリー展開の妙を通り越して、混乱してしまいます。 5人全員、浮気男なわけで、同情に値しないため、「誰が犯人だろうが、自業自得」と思わせてしまうのは、映画としては失敗でしょう。
≪ブロウ≫ 2001年 アメリカ
マリファナやコカインを原産地から密輸して、大金持ちになった男が、仲間の裏切りや、自分の判断ミスで、転落していく様子を描いた話。 実話の映画化です。 犯罪者が主人公なので、爽やかな話にはなりようがなく、殺伐、陰惨、暗澹という言葉がよく似合う映画になってしまっています。 ジョニー・デップさんが主演していますが、彼らしさは感じられません。
前半の大儲けする過程は、密売の詳細に立ち入らないためか、あまり面白くなく、後半の転落人生の方が、印象に残ります。 一旦、犯罪で成功した人間は、人生をやり直そうとしても、成功体験である犯罪を繰り返す事しか思いつかないんですな。 何度も立ち直るチャンスがあったのに、悉く、フイにしてしまいます。 これでは、子供から愛想を尽かされても、致し方ありません。
2011.05.13 金雨
今日は、13日の金曜日・・・。 でも、未だ嘗て、13日の金曜日だからといって、特別悪い事があった例はありません。
≪TUBE チューブ≫ 2003年 韓国
題名は、この場合、「地下鉄」を指しています。 地下鉄を乗っ取って、爆弾を仕掛け、人質と引き換えに、前首相の命を要求するという、元機密諜報員の復讐計画を、犯人と因縁がある刑事が、命がけで阻止する話。
格闘アクション部分は迫力があるんですが、他がちょっとねえ・・・。 韓国映画なので、映像の質は高いのですが、そもそも、話に無理がある上に、使い古されたパターンをいくつも使っているので、評価のしようがありません。
銃撃シーンには、数十人の武装警官が、たった二人の犯人に敵わないとか、主人公が撃った弾だけが当たるといった、ご都合主義が見られ、冒頭から白けてしまいます。 監督は、≪シュリ≫の脚本を書いた人だそうですが、あちらとは、雲泥の差あり。 「バンバン撃ち合いさえすれば迫力が出るというわけではない」という、悪い例になってしまっています。
走る地下鉄から放り出された主人公が、自分の足で走って先回りをし、また地下鉄に飛び乗るというのも、無茶でしょう。 こういう映画では、この種の非現実的な展開がよくありますなあ。 「この刑事一人しかいないわけでもなかろうに」とは、誰でも思うところ。
路線監視室のメンバーが、地下鉄のシステムを使って惨劇を回避しようとする部分も、まこと、よくあるパターンでして、もはや、何の感動もありません。 ラストで、先頭車両だけ切り離すという展開も、「別に、人が残ってなくてもいいんじゃないの」という感じ。 歌舞伎と同じで、感動を狙いたいばかりに、不自然なストーリーを作ってしまっているのです。
俳優で有名どころというと、≪グェムル≫で、長女役をやった、ぺ・ドゥナさんが出ています。 こちらの方が、先に作られた映画ですけど。
≪トゥモロー・ワールド ≫ 2006年 アメリカ・イギリス
原題は、≪CHILDREN OF MEN≫。 「人類の子」という意味らしく、そちらの方が、内容を的確に表しています。 邦題をわざわざつけ直す意味が無い上に、てんで的外れと来たもんだ。 何を考えている、配給会社よ。 ややこしくなるから、やめて貰いたいです。 そんなに直訳が嫌なら、≪チルドレン・オブ・メン≫でいいですよ。 無い知恵を搾る必要無し。
近未来のイギリス、人類に子供が生まれなくなって18年後、奇跡的に妊娠した不法入国者の女性を巡る反政府組織の内紛に巻き込まれた男が、母子とともに逃避行する話。 SF設定ですが、見せ場は、逃亡劇とクライマックスの戦闘場面で、純粋なSFとは言い難いです。 途中から見たら、SFだと気付かない人もいるのでは。
なぜ、この話がSFになりきれないのかというと、どうして、人類に子供が生まれなくなったのか、どうして、この女性だけに子供ができたのかが、全く説明されていないから。 しかし、逆に言うと、余計な説明が無いが故に、SF特有の子供っぽさを回避する事に成功しているという見方もできます。
クライマックスで、不法移民の強制収容所を舞台に、政府軍と反政府組織が繰り広げる戦闘が、何とも凄まじいです。 その部分だけ、≪ブラックホーク・ダウン≫のよう。 恐らく、予算の大半を、この20分くらいに注ぎ込んだと思われ、他の部分は、超がつくような安上がりな撮影になっています。 近未来とは名ばかりで、普通の街や田舎の民家を、ほとんどそのまま使っています。
最大の見せ場は、戦闘の最後に出て来る、「赤ん坊のお通り」場面でして、ここを見せたいばかりに、この映画が作られたと言っても過言ではありません。 だけど、全体を通してみれば、そんなに凄い映画というわけではなく、どちらかといえば、地味〜な話なので、期待しすぎない方がよいです。
2011.05.12 木雨
いくら、早く仕事が終わっているとはいえ、一日に映画を二本も見るのは、無理がありますな。 せっかく、空いた時間を、全て喰われてしまいます。 一本で充分なんですよ。 どうして、こうと極端に走るかな、私は。 ほとほと、困った気性だわい。
福島一号機・・・・、するってーと、なんですか? 燃料棒は、震災以来、ずーっと露出しっ放しで、とうの昔に、どろどろに溶けてたってこってすか? 更に、圧力容器の底を抜いて、格納容器の方まで漏れている可能性があると? その上、今までに注入した水のほとんどが、行方の知れない所へ漏れ出ていると? もう、原発関連のニュースは、聞き飽きたと思っていたんですが、まだまだ驚かせてくれる事があるんですねえ。
≪ヒトラーの贋札≫ 2007年 ドイツ・オーストリア
第二次世界大戦中、紙幣の偽造技術を持ったユダヤ人達が、収容所の中で、ポンドとドルの贋札を作らされる話。 自分と仲間の命を救うために、積極的に作業に取り組む主人公と、ナチスを資金面で追い込むために、わざと贋札の完成を遅らせようとする男の対立を軸に話が進みます。
ちなみに、遅らせようとしている男が、この実話の原作を書いた人物。 原作者が主人公でないというところが、ちょっと変わっています。 仲間が危険に曝されるのも構わず、作業を遅らせようとする原作者の態度には、見ていて苛立ちを感じますが、結果的には、遅らせて良かったという事になるのですから、世の中というのは、先が読めないものです。
ほぼ全ての場面が、強制収容所の中なので、常に暗鬱であり、面白いという事は無いのですが、緊張感があるため、退屈はしません。 こういう映画を見ていると、「もし、自分がそこにいたら、どうすればいいか」という事ばかり考えてしまいます。 主人公のように、生き残る事を最優先にして、何でもするか、原作者のように、できる限り、敵の不利益になる事をするか。 どちらを選んだとしても、収容所の外にいる人間には、それを批難する資格が無いと思います。
ドイツと、オーストリアという、どちらもナチスを産んだ国が、こういう映画を作っているのは、興味深いです。 日本では、とても、作れないでしょう。 ≪シンドラーのリスト≫のような、主人公の行為に対する作り手の評価のようなものは見当たらず、起こった事を淡々と描写していく点、少し、アメリカ映画とは雰囲気が違います。
≪天使のくれた時間≫ 2000年 アメリカ
グッド。 素直に面白い上に、非常によく出来ています。 若い頃、恋人よりも仕事の成功を選んだ男が、天使の力で、恋人の方を選んだ場合の人生に送り込まれ、幸福の意味を見つめ直す話。
ニコラス・ケイジさん、恐ろしく濃い顔なのに、風采の上がらないマイホーム・パパ役もよく似合うのは、とても不思議。 乗っ取り会社の切れ者社長から、タイヤのセールスマンへ、ニューヨークの億ションから、ニュージャージーの一戸建てへ、独身から妻子持ちへと、全然違う立場に置かれても、どうにかこうにか切り抜けて、順応して行くところが、妙に可笑しいです。
もう一つの人生は、あくまでも、天使が見せてくれた架空の夢であって、現実に戻れば、失った時間を取り戻す事はできないのですが、それに近い未来を作れるのではないかと予感させて終わるのが、心憎い。 あと10分、話の続きが見たいと思ったのは、私だけではありますまい。
2011.05.11 水雨
雨も二日目になると、合羽が乾かなくなり、きつくなって来ます。
≪私の中のあなた≫ 2009年 アメリカ
白血病の姉の臓器提供者として、遺伝子操作されて生まれて来た妹が、11歳になって、臓器提供を拒否するために、弁護士を雇い、両親を訴える話。 ・・・というのが、触れ込みの映画だったんですが、これが、実は羊頭狗肉でして、すっかり騙されました。 もし、触れ込み通りの話なら、医療倫理を巡る極めて重大で、興味深いテーマという事になり、私としても、そちら方面の掘り下げを期待していたのですが、ものの見事に、全っ然違う趣旨の映画だったのです。
この物語の主役は、両親を訴えた妹ではなく、病気の姉の方なんですな。 妹の方に注目して見ていると、いつの間にか、姉のエピソードばかりになってしまうので、戸惑わずにいられません。 それが、法廷での審理が進むに連れ、真相が分かり、「なーんだ、そういう事なのか」と、ガクッと落胆させられます。 いい方に予想を裏切るのなら文句は無いのですが、逆だから、忌々しい。
むしろ、医療倫理問題への期待など最初から抱かずに、頭の中を白紙にして漫然と見ていた人の方が、素直に感動して、高い評価を与えるでしょう。 姉の方に注目して見るならば、これは確かに感動的な話です。 同じ境遇の男の子との儚い恋の場面など、身につまされずにはいられませんな。
いい面の皮なのは、妹に同情して、たった700ドルで弁護を引き受けた弁護士と、真面目に審理を行なおうとした判事です。 詰まる所、姉娘を救いたい一心で頭がおかしくなった母親の目を覚まさせるために、裁判所を利用したわけですが、「そんな事は、家族の中で解決しろよ」と思わんでもなし。
キャメロン・ディアスさんが、怖〜い母親役をやってますが、これは損な役所ですな。 どういう見方をしても、鬼にしか見えません。 そもそも、一人の娘を救うために、もう一人娘を作って、その子の体を交換パーツにするという発想が、人の親のものとは思えません。 父親も父親で、よくそんな計画に乗ったものです。 ハーバード白熱教室のサンデル教授だったら、どう言いますかね? 私だったら、そんな親は、危険人物と見做して、逮捕拘禁しますが。
2011.05.10 火曇雨
今日から仕事。 相変わらず、台数は、半日分です。 実際には、品質重視とやらで、停めまくりながらやっているので、昼食後、一時間過ぎくらいまでかかります。 しかし、運動量が半日分である事に変わりはなく、この程度では、腹は引っ込みません。
≪ミッシング≫ 1982年 アメリカ
題名は、「失踪」の意。 チリでクーデターに巻き込まれ、行方不明になった息子を探すため、アメリカからやって来た父親が、息子の妻と一緒に奔走する話。 実話が元との事。 南米が舞台のアメリカ映画というと、殺伐として暗い話が多いですが、この作品も典型的。
救いなのは、批判の矛先が、チリの軍事政権というより、背後でクーデターを援助したアメリカ政府に向いている事で、政治的にはバランスが取れています。 陰惨且つ陰鬱な雰囲気を我慢するなら、緊迫感は全編に漲っており、退屈を感じる場面は、一ヵ所もありません。
ジャック・レモンさんと、シシー・スペイセクさんのダブル主演。 シシー・スペイセクさんというのは、≪キャリー≫の、あのキャリーを演じた人です。 といっても、キャリーの顔を私自身、覚えていないのですが。 考えてみると、現在40歳以下の人達は、≪キャリー≫なんて、全く知らないでしょうねえ。 名作なんですが。
≪ノー・マンズ・ランド≫ 2001年 フランス・イタリア・ベルギー・イギリス・スロべニア
随分、国名が並んでますが、中心的登場人物の出身国である、セルビアとボスニア・ヘルツェゴビナが入っていないのは、気になるところ・・・。 所詮、外国の事だから、こういう描き方ができるんでしょうか。
ユーゴ戦争中、セルビア軍とボスニア軍が睨み合う前線で、中間地帯の塹壕に取り残された、セルビア兵一人と、ボスニア兵二人が、地雷のために逃げられなくなり、国連軍を巻き込んで、奇妙な応酬を繰り広げる話。
コメディーと紹介している映画評がありますが、とても、コメディーとは思えません。 もし、これをコメディーというなら、全ての戦争物は、コメディーになってしまいます。 この上なく理不尽であり、強烈な皮肉が含まれているものの、笑う事など全くできないのであって、「戦争とは、こういうものか・・・」と、苦〜い気分で傍観する以外無いのです。 この映画を見て笑える人間というのは、本当に酷薄な人格の持ち主なのでしょう。 さもなければ、能天気な世間知らずか。
セルビアとボスニアの兵士は、最後まで醜い争いを続けるのに対し、国連軍のフランス兵は人道主義者として描かれており、明らかに政治バランスが悪いです。 制作国にフランスが入っているから、ますます、胡散臭い。 自分の国だけ、ええ子になりたいだけなんとちゃいますのん? 公平に、全員、自分勝手な人間にしてしまえば、より現実味が出たのに。
≪ラブ・ファイト≫ 2008年 日本
つい先日、深夜放送の録画時間を間違えて、終わりの20分くらい見逃したんですが、レンタルに走らなくて応じ合せ、早くも衛星放送でやる事が分かり、晴れて、全部見る事ができました。 待てば回路の日和ありですな。
幼馴染である喧嘩好きの少女に、高校生になっても守られ続けている少年が、少女の影響下から抜け出すために、密かに強くなろうと、ボクシングを始めるものの、その少女までジムに入門して来てしまい、愛憎の葛藤に悩む話。
出だしの雰囲気は、まるっきり少年漫画の世界でして、テンポがいいので、面白いとは思うものの、「もしや、大人が見るような映画ではないのかな?」と不安になります。 中盤に入ると、ジムの会長と、その元恋人との話がメインになり、急に人間ドラマっぽくなりますが、月並みなエピソードであるため、面白さは半減します。 最後は、少年と少女の対決になりますが、これは見ていて痛いだけで、感動的ラストとは、とても言えません。 グラブを用意するんなら、ヘッドギアも、つけろよ。 つけたら、キスできんから、つけんのか。 そもそも、スポーツの後で、キスすんなよ。
漫画にしてしまうか、人間ドラマにするかで、最初から最後まで悩み続けた痕跡あり。 人間ドラマにしたいのなら、大人の恋なんぞに頼らず、少年と少女の話だけで、内容を濃くすれば良かったのに。 少女が、他のジムに行って、上級者相手にスパーリングする場面など、大変見応えがあるのであって、「これが、本格的なボクシング映画ならなあ・・・」と、惜しまれます。
大阪が舞台な事もあり、どうしても、≪どついたるねん≫のイメージがちらつくのも、損をしているところ。 大阪弁はカッコいいんですが、俳優陣は必ずしも大阪出身ではないようで、他地域の人間には分からないものの、現地の人が聞いたら、かなり違和感があるんじゃないでしょうか。
2011.05.09 月曇晴
今日で、12連休もおしまい。 あー、休んだ休んだ。 最後は、折自でどこかへ行こうかと思っていたんですが、午前中、雑用にかまけていたら、案の定、エネルギーを使い果たし、午後、ちょっと横になったら、そのまま寝てしまいました。
≪ウォール街≫ 1987年 アメリカ
昔の方です。 ほぼ四半世紀も前の映画。 最近、続編が作られた事により、何だか、伝説の名画みたいな扱いになっています。 身内のインサイダー情報で、凄腕の投資家に取り入る事に成功した若い株式トレーダーが、違法行為を繰り返して、成功への道を駆け上がる話。
トレーダーを主人公にした話は、その後、主に二流映画でよく作られるようになりますが、この映画が嚆矢なんでしょうな。 で、似たような映画を先に見ていたせいか、あまり新鮮味が感じられませんでした。 もし、これを最初に見ていれば、面白かったと思うのですが。
マイケル・ダグラスさんが、アカデミー主演男優賞を受賞を獲っているそうですが、素直に見れば、主演は、チャーリー・シーンさんの方でしょう。 実の父のマーティン・シーンさんが、父親役で出ています。 並べてみると、確かによく似ている。
≪ミス・リトル・サンシャイン≫ 2006年 アメリカ
たまたま、人生の負け組ばかりになってしまった家族が、まだ幼い娘のミス・コン出場のために、ギアが壊れたワン・ボックス・カーに乗り込んで、大陸横断する話。 典型的なロード・ムービー。
アメリカでは、低予算ながら、口コミ人気で話題になり、そこそこヒットしたらしいのですが、見たところ、痛い所ばかり目立ち、どこが観客の心を捉えたのか、よく分かりません。 家族の絆を取り戻す話と見る向きもあるでしょうが、この家族、外的要因でぎくしゃくしていただけで、もともと、仲が悪いわけではないので、そういう形式には当てはまらないと思います。
見た目、痛快なラストのようでいて、よく考えてみると、家族の誰も問題が解決しておらず、その事に気付くと、ますます痛いです。 この映画を見て、「生きる勇気を貰った」と言う人がいたら、その人の人生は、相当、悪い情況にあると言えるでしょう。
2011.05.08 日晴
無限に長いと感じられた連休も、いよいよ押し詰まり、いつもの事とて、最後の足掻きで、バイクで出掛けて来ました。 小田原の西外れにある、≪神奈川県立 生命の星・地球博物館≫です。 2006年5月の小田原ツーリングの時にも寄ったのですが、その時の印象が良かったので、もう一度行ってみたくなったという次第。
5年経っていましたが、常設展示部分は、ほとんど変わっていませんでした。 別に古くなったという感じも無し。 変わったのは私の方で、地学や動物学について、前よりも知識が増えていたために、説明板の内容が物足りなくなっていました。
この博物館は二階建てで、長〜いエスカレーターがあるのですが、節電のために、停まっていました。 併設されている階段も、同じだけ長いので、何度も上り下りすると、きついきつい。
行き帰りに、箱根湯本の街なかを通りました。 正月の箱根駅伝で、選手達が走りぬける所です。 連休最後の日曜日という事で、人だらけ。 よくも、こんなに狭い所に、雲霞の如く押し寄せるものです。 湯元といったら、温泉が売りなわけですが、この客全員が温泉に入ったとしたら、湯船が垢で真っ黒になりそうです。
≪ラスト・ブラッド≫ 2008年 香港・フランス
日本のアニメ、≪BLOOD THE LAST VAMPIRE≫を実写映画化したもの。 これまた、日本の資本が全く入っていないのは、ちと意外ですな。 だけど、日本のスタッフが絡んでいないお蔭で、CGやアクションが陳腐にならずに済んでいる面も否定できないところ。 全編、日本が舞台ですが、日本映画では作れない映像になっています。
オニだの、吸血鬼だの、裏の設定はいくらもあるのですが、そういう事は一切知らなくても、見るのに不都合はありません。 詰まる所、セーラー服を着た少女が、日本刀を振り回して、化け物どもを斬って斬って斬りまくる、それが見所の映画です。
サヤ役は、≪猟奇的な彼女≫のチョン・ジヒョンさんですが、撮影時、20代後半でして、女子高生役というのはどうなる事かと思いましたが、幸い、杞憂に終わりました。 時代設定が1970年で、人工照明の場面が大半という事もあり、違和感はほとんどありません。 むしろ、目つきの鋭さが、恐ろしくも美しい。
アニメが原作のせいか、物語にリアルさが欠けており、面白いというところまで行きません。 しかし、人間ドラマを極力切り詰めて、アクション場面主体で繋いで行くので、あれよあれよという間に、時間が経って行きます。 若干、≪キル・ビル≫っぽくて、気の弱い人には、薦められませんけど。 血の飛び散り方が、北野版≪座頭市≫式なのが、残念。 血の玉なんて、見えなくてもいいって。
≪ブラインドネス≫ 2008年 カナダ・ブラジル・日本
謎の感染症で、全世界の人間が失明する中、精神病院に監禁された初期の患者達の辿った運命を、たった一人感染しなかった女性の視点で描いた映画。 一見、アメリカらしき都市が舞台ですが、事によったら、カナダで撮ったんでしょうか。 英語で会話しているので、ブラジルという事はないはず。
全人類失明というと、≪トリフィド 人類SOS!≫を思い出しますが、こちらは、SFとは関係なく、単なる架空設定のパニック物です。 リアルといえば気持ち悪くなるほどリアルでして、精神病院の中で、醜い争いがエスカレートしていく場面では、「もしや、とんだ下劣映画を見ているのでは?」と、不安になって来るほどです。 おそらく、アメリカ映画だったら、脚本が通らないでしょう。
終わりの方では、持ち直して、まともなラストが待っていますが、結局、人間の醜さを描きたかったのか、助け合いの美しさを描きたかったのかがはっきりしないため、テーマが焦点を結ばず、深い感動は残しません。
2011.05.07 土雨
雨で、一日、家に缶詰め。
≪イーオン・フラックス≫ 2005年 アメリカ
未来SFアクション映画。 題名は、主人公の名前。 もはや、SFアイデアだけでは、映画の素材にならないためか、必ずといっていいほどアクションが組み合わされますが、アクションに凝れば凝るほど、SF設定がどうでもよくなってしまうジレンマがあります。
この映画も、その典型。 別に、二流作品というわけではなく、主人公役は有名な俳優ですし、未来のセットやCGなど、結構、お金も掛かっています。 だけど、結局は、アクションものとしか見做せないのです。 SF設定が、もううんざりするくらい使われて来た、クローン・ネタだというのが、最大の弱味ですな。 本来、SFに興味が無い人が、SF設定を考えると、タイム・スリップか、クローンのどちらかになってしまうのです。
≪もしドラ≫
不覚! 9話まで見たのに、録画時間を間違えて、最終回を見逃しました。 最近、こういうミスが多い・・・。 だけど、見逃しても、そんなに惜しい感じはしません。 後半になると、単なる野球物になってしまい、ドラッカーの≪マネジメント≫など、ほとんど関係なくなったからです。 「余命三ヶ月」に至っては、あまりにも月並み。
現実の高校野球部で、≪もしドラ≫を参考にしようとしている所があるかと思いますが、もし、原作が、このアニメと同じ内容であれば、ほとんど役に立ちますまい。 これは、単なるフィクション・ドラマであって、ストーリー展開の都合や、偶然の要素が絡み過ぎており、とても、マネジメントの結果、強くなったなどとは言えません。
ドラッカーの≪マネジメント≫を直接研究するのなら、まだマシだと思われますが、高校生の論理力では、どこまで読み解けるか怪しいところ。 とんだ履き違えをやらかして、却って弱くしてしまう恐れも十二分にあります。
このアニメで一番気になった所は、新入部員の応募者を、マネージャーの面接だけで篩い落としたくだりです。 実技テストの結果というなら、まだ分かりますが、考え方や気概だけで選り分けられたのでは、落とされた方が納得しないでしょう。
その上、落とした生徒を、他の部に回して、感謝され、「独占を避けた事による、マネジメントの勝利」などと喜んでいましたが、呆れてしまいますな。 回された生徒の気持ちなど、全く思いやれない様子。 門前払いを喰わされて、興味も無い部に押し込まれた者が、感謝なんてするわけないでしょうが。 馬鹿馬鹿しい。
2011.05.06 金晴
いい天気。 もちろん、今日も休みです。 午後から、折自で、愛鷹山麓にある、古墳巡り。 前方後円墳は前に巡った事があったのですが、今日は円墳を攻めて来ました。 三ヶ所調べて行って、内二ヶ所には到達。 残る一箇所は、企業の敷地内にあって、入れませんでした。 まずまずのスコアでしょうか。
それにしても、無変速の自転車で、傾斜地を走るのは、かったるいですな。 上り坂は、ほとんど、下りて押しました。 もっとも、6段変速がついていても、上れない坂というのは、いくらもあるわけですが。
なに、浜岡原発を、当面、停める? それはありがたい。 動いているよりは、停まっている方が、安全度が高いですからのう。 ただし、浜岡にも、使用済み燃料は保存してあるはずですから、停止中であっても、津波が来たら、どうなるか分かったもんじゃありません。 できれば、廃炉にして、解体・撤去してもらいたいのですが、たぶん、そうはならないでしょうねえ。 その内、「安全対策がとれた」といって、また再開するのでしょう。
≪C≫
どうも、アクション場面が陳腐ですねえ。 金融街を追放されると、現実世界では、生きていた人間までいなかった事になってしまうらしいですが、法則性が曖昧で、釈然としません。 どうしてそうなるのか、説得力が無いのです。 借金は借金、破産は破産で、いいんじゃないでしょうか。
≪あの花≫
うぬぬぬ・・・、依然として、良し。 全く、深いな、この話。 下手な批評は不粋なので、黙って見続ける事にします。
2011.05.05 木曇晴
両親が、本家の葬儀で留守。 私と犬で留守番。 普段、私が仕事へ行っている間に、両親共に家を空ける時もあるので、犬を残して私が出掛けても問題は無いのですが、犬だけが一匹で留守番というのは、ある意味、留守番が誰もいないのよりも心配なので、出掛けるのがためらわれるのです。 家に空き巣が入る事よりも、犬が心細いのではないかと、そちらが心配。
昼下がり、両親が帰宅してから、父自で出掛け、図書館とホームセンターに行って来ました。 ホームセンターでは、腕時計用のボタン電池を購入。 私のではなく、母の時計のです。 まったく、泥縄な話ですが、母は私同様、冠婚葬祭の時しか腕時計を使わないので、出すたびに電池が切れているのです。
葬儀に出掛ける寸前になって言われたので、今回は間に合わなかったのですが、次に備えて、電池交換しておきたいとの要望。 電池は、398円でした。 これでも高いような気がします。 嵌め込み式の裏蓋なので、マイナスの精密ドライバーがあれば、簡単に交換できます。 クオーツの時計を買う時には、裏蓋の形式に注意し、特殊な工具無しで開けられるタイプを選ぶべきですな。 電池の交換費用が、まるで違って来ます。
しかし、たぶん、次に使う時には、また切れているでしょう。 馬鹿馬鹿しい出費です。 だから、機械式自動巻きの時計を一つ買っておけと言うのに。 あれなら、いくら放っておいても、振りさえすれば、起こせますから。
≪南極物語≫ 2006年 アメリカ
タロ・ジロで有名な、≪南極物語≫を、ディズニーが、実写リメイクしたもの。 ただし、日本の≪南極物語≫が、「ドキュメンタリーに近い、実話の映画化」だったのに対し、こちらは、明らかに、「実話を元にした、フィクション」になっています。 記録的な低気圧の接近で、前線基地を引き上げなくてはならなくなり、犬8頭を置いて来てしまった隊員が、自責の念に苛まれ、冬が終わるのを待って、同僚達と共に救出に向かう話。
犬達の行動も描かれている点は、オリジナルと同じ。 オリジナルを気にし過ぎて、人間側と犬側を均等に描こうとしたために、どっちつかずになり、一つの作品としては、焦点がぼやけている嫌いがあります。 せっかく、ディズニーの作品なのですから、犬側を主体にして、動物ドラマにして欲しかったところです。 飛行機の操縦士を女性にして、主人公と、ちょっといい雰囲気を出させようとしていますが、完全に蛇足。
原題は、≪EIGHT BELOW≫。 どういう意味か調べてみましたが、はっきりしません。 「BELOW EIGHT」なら、「8以下」ですが、逆だとどうなるのか・・・。 「BELOW」には、副詞として、「地獄に」という意味もあるので、「地獄に8頭」という意味でしょうか。 オリジナルよりも、生き残る犬の数が多く、結構逞しく生き抜くので、あまり、地獄っぽくありませんけど・・・。
エサを奪い合う敵役として、大きなアシカのような動物が出てますが、今時珍しい、ぬいぐるみロボット。 なんで、CGでやらないかなあ。 動きが不自然で、残念至極です。 エサといえば、犬が南極で生き残るとしたら、一番獲り易いのは、断トツでペンギンなのですが、鳥を捕まえる場面は出て来ても、ペンギンは出て来ません。 残酷に見えるから、避けたんでしょうか。
ペンギンを殺す場面は、確か、オリジナルの方でも、出て来なかったと思います。 星新一さんが、当時書いたエッセイで、「犬が生き残っていたといって大騒ぎしているが、喰われたペンギンの立場はどうなる?」と指摘していましたが、なるほど、そう言われてみれば、その通りですな。
2011.05.04 水晴
バイクで、下田へ。 ≪水族館≫が第一目標、≪開国博物館≫が第二目標。 414号で山の中を突っ切っていく予定だったのが、曲がり口を見つけられず、河津へ下りてしまいました。 やむなく、海岸線の135号を南下して、目的地へ。
そんなに大きな街ではないので、水族館は、すぐに見つかりました。 で、9時の開園から、12時まで、3時間、中にいたのですが・・・、ここが、ちょっと・・・。 ホームページを見た時には、そこそこ大きくて、現代的なイメージがあったのですが、実際には、中規模以下で、かなりくたびれていました。
水族館部分の設備は綺麗でしたが、魚の種類が少なくて、肩透かしを喰らいました。 種類数だけで比べたら、大き目の熱帯魚店にも負けるのではないでしょうか。
アシカ・ショーは、水中でのトレーナーとのダンスという、他には無いものがありましたが、観客席の作りが悪くて、上の方にいた客には、肝腎の水中部分が見えません。 かくいう私も、上の方にいたのですが、人の頭の間から、ちらちら見える程度でした。 ゴールデン・ウイークで、人が多過ぎたからですかね。
カマイルカのショーも、ちょっとねえ。 カマイルカはいいんですよ、芸達者で。 問題はやはり、演目でして。 途中に、予めホームページで応募したという幼児がステージ現れ、トレーナーの真似事をし、イルカが運んできた誕生日プレゼントを貰うというプログラムが挟まれました。 水族館としては、観客サービスのつもりで、そういう企画をやっているんでしょうが、喜んでいるのは、その幼児と親だけで、他の客は、そんなものを見せられても面白くも何ともありません。
しかし、アシカとカマイルカは、まだ良かったのです。 動物の方は、しっかりしてましたから。 呆れたのは、海のプールで行なわれたバンドウイルカのショーで、これは、ひどかった。 明らかな訓練不足で、ジャンプが、前半身だけしかできません。 よく、あれで、人に見せますねえ。 他の客も、さすがにしょぼいと思ったのか、拍手もまばらでした。
アザラシ館は、新しく、広々していました。 ただ、陸上と水中を一遍に見せようとしているために、水面が低く、写真は撮りづらかったです。 アザラシ二匹がキスをするのが、この水族館の呼び物だったのですが、それは、個別の客と記念写真を撮る時だけやるとの事で、他人の写真など撮っても仕方ないですから、見ないで帰って来ました。
他にも、バンドウイルカとの触れ合い体験とか、餌やり体験とか、事前予約した一部の客だけに対して行なうサービスがやたらと目につきました。 そういう経営方針なのだと思いますが、大多数を占める一般の客は、特別な体験をしている客を、気分よく眺めてはいないのであって、その辺の兼ね合いをどう考えているのか、首を傾げてしまうところです。
本来、大人1900円のところ、割引券を使って、1600円でしたが、正直な感想、1000円以上払う価値がある所とは思えませんでした。 芋を洗うような人出の時に行ったのがまずかったのかもしれませんが、もし空いている時に行っても、しょぼさは変わらないような気がします。 ここの経営者の方、一度、≪鳥羽水族館≫あたりに見学に行った方がいいと思います。 2400円の鳥羽を見てみて、自分の所が、1900円取れるかどうか、比べてみるべきです。
水族館で白けてしまい、それ以上、出費する気が失せたので、≪開国博物館≫は、取り止めました。 代わりに、石廊崎を見、西海岸を回って帰って来ました。 何とも、不完全燃焼な一日でした。 疲れるのだけは、きっちり疲れましたけど。
2011.05.03 火曇
下田へ行こうかと思って、朝から、水族館や博物館のネット割引券をプリントしたりしていたんですが、天気予報は、昼から雨との事。 帰路ならば、多少の雨は問題ないんですが、太陽が出ないのでは、ろくな写真が撮れないと思い、明日に延期しました。
で、今日は一日、本を読んだり、眠ったりしていましたが、結局、夜になっても雨は降らず。 もっとも、曇りは曇りだったから、判断ミスによる結果NGというわけではないのですが。
2011.05.02 月晴
雨が通り過ぎ、気温がムッと上がりました。 絶好の亀出し日和。 外箱はすでに設置してあるので、亀を移すのは1分も掛かりませんが、問題は、汚れた内箱の洗浄です。 これが、毎年、腰が痛いんだわ。 何とか、午前中に終わらせましたけど。
午後は、疲れてしまって、寝て過ごしました。 いや、実は今日は、平日で、行楽地への人の出が少ないと思われるので、朝からバイクで、どこかへ行こうと思っていたんですが、日本平動物園も、富士山資料館も、公立の所は、月曜定休で休み。 事前に調べて良かった。 もし現地へ行ってから知ったら、ショックで熱が出た事でしょう。 というわけで、計画変更して、亀出しを先にやったというわけ。
≪ATOM≫ 2009年 香港・アメリカ
≪鉄腕アトム≫のCGアニメ版。 原題は≪ASTRO BOY≫で、作中でのアトムの名前も、「アストロ」と呼ばれています。 日本のスタッフが全く関与していないのは意外。 ですが、そのおかげなのか、アメリカ・アニメ風の纏まりの良さというか、普遍的なストーリー構成を備えています。 「だから、面白い」と言えない点が、ちと問題ですが。
事故で死んだ息子の代わりに作られたアトムが、父親から疎まれて、空中都市から、荒廃した地上に下り、そこで人間の子供達と暮らすうちに、ロボットとしての自分の運命を受け入れて行く話。
綺麗なCGアニメなんですが、動きへの拘りが感じられず、アクション場面が、あまり盛り上がりません。 話そのものは、大人でも胸が熱くなるような、感動作なんですがね。
2011.05.01 日雨
終日、雨。
先日無くなった、本家のおばさん・・・、まだ通夜も行なわれず、亡骸は本家にあります。 それはいいんですが、本家の縁側に、洗濯物が掛かっているのが気になります。 うちの両親の話によると、おばさんが亡くなった翌日にも掛かっていたとの事。 たぶん、おばさん本人が亡くなる前に洗濯して干したのが、そのままになっているのでしょう。
遺族が何人も来ているはずですし、玄関からすぐに見える所なので、誰も取り込まないのは、不思議なところ。 自分の家ではないから、勝手な事はできないと、みんなが思っているんでしょうか。 些細な事ですが、人が死ぬという事は、こういう事なんですねえ。
≪青の祓魔師≫
TBS、日曜夕方のアニメ。 オカルト・アクション物。 漫画原作があり、連載誌は≪ジャンプ・スクエア≫との事。 ジャンプ原作のアクション物なら最初から見ませんが、ちょっと違うようなので、何回か見てみようと思います。 ほとんど期待してませんが。
≪ダーウィンが来た 【ヒグマ対オオカミ 甦った北米最強対決】≫
こりは凄い・・・・。 まさに、≪弱肉強食≫を絵に描いたような世界。 オオカミの群にくっついていた歩いていたヒグマが、オオカミ達が仕留めた獲物を、横取りする場面が圧巻。 ヒグマの突進のあまりの迫力に、あの敏捷・強靭なオオカミ達が、ウサギのようにピョンピョン跳ねて逃げます。 敵わんのですなあ、まるっきり。
イエロー・ストーン公園は、一度オオカミが絶滅してしまったのを、生態系の回復のために、15年前にカナダから移殖して、復活させた所として有名。 今のところ、うまく回っているようです。 それでも、100匹前後に過ぎず、もし、ここにしかいない動物だったとしたら、絶滅危惧種という事になってしまう数です。
イエロー・ストーンは広大ですが、それでも、生態系を取り戻すには、まだ狭いという話を、何かの本で読んだ事があります。 ゆくゆくは、ロッキー山脈全域を公園にするような方向へ進むんじゃないでしょうか。
2011.04.30 土晴風
少しは働こうかと思って、布団を干し、部屋の中を整理し、亀の外箱をベランダにセットしました。 ただし、亀はまだ出しません。 明日が雨の予報なので、出していきなり寒くなったのでは可哀想という判断。
午後はどこかへ出掛けようと思ったものの、嫌がらせのように風が強くなり、断念。 結局、寝て終わりました。 虚しい休みである事よ。
≪C≫
うーむ、見ているには見ているのですが、投資の醍醐味が感じられるようなところまで、なかなか行きませんな。 そういうものを期待している方が、間違っているのかも。
≪あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。≫
三回目ですが、依然として、良いです。 どうして良いのか、言葉で分析すると上っ面を舐めるだけになってしまうので控えますが、とにかく、良いとしかいいようがないのです。 アニメでなければ描けない物語ではないにも拘わらず、これだけ魅力あるアニメになっているのは、大変珍しい。
登場人物こそ高校生ですが、子供騙しなところが全く感じられず、大人が見ても、何の抵抗も無く、人物達の心理に共感する事ができます。 いや、やはり、言葉にすると、軽くなってしまいますな。 控えるべきか。
≪もしドラ≫
半分終わったわけですが、相変わらず、スポーツ・アニメとしての試合の場面だけ面白いです。 ≪マネジメント≫の応用の方は、正直な感想、「ちょっと、無理があるか」といったところ。
私は、≪マネジメント≫は読んだ事が無いのですが、勤め先で、デミング博士の品質管理理論を教えられた事があります。 ああいうのは、具体的に何をしろと書いてあるわけではなく、理論の骨格だけ示されていて、利用者は、それぞれ自分が解決したいと思っている問題に応用するわけですが、応用の幅が広すぎて、単なる≪こじつけ≫に陥ってしまう事が、非常によく起こります。
日本の製造業のQC活動というのは、ほとんど、それですな。 本当は、成果など出ていないのに、発表するためだけに、活動を捏造しているというのが実情。 応用というのは、口で言うほど簡単ではないのです。
2011.04.29 金晴
朝から訃報。 うちの本家に当たる家、つまり、私の祖父が出た家ですが、その家のおばさんが亡くなったとの事。 医者から、「手遅れだから、手術をしても無駄」と言われた末期癌で、平日は入院し、週末だけ自宅療養をしていました。 おばさんと書きましたが、私の歳から見て、おばさんなのであり、享年は80歳ですから、客観的に見れば、おばあさんという事になります。
本家の血筋ではなく、嫁に来た人です。 長男が別の町で事業を始めた時、家族ごとそちらへ引っ越したのですが、やはり、住み慣れた所が良いらしく、年寄り夫婦だけ、本家に戻っていたのです。 数年前に当主だった旦那が死んだ後は、おばさん一人で本家に住んでいました。
どうも、長男の事業がうまく行っていないらしく、「私が死んだら、たぶん、本家の家屋敷は処分する事になると思う」と、私の父には漏らしていたらしいです。 旦那の代から、事業家肌で、親戚筋では最も羽振りのいい家だったのですが、事業というのは、一度傾き始めると、あっという間に借金が膨らんでしまうんですな。
話によると、昨日までは、庭弄りをするほど元気だったのですが、そこへ、本家の懐事情を知らない旦那の弟の一人が金の無心に来て、おばさんは、かなりの剣幕で追い返したとの事。 たぶん、激昂したのがいけなかったんでしょう。 その夜に、血を吐いて倒れ、救急車で運ばれて、帰らぬ人となりました。
淡々と書いているのを見れば分かると思いますが、私は、このおばさんとは、会えば挨拶をする程度で、そんなに親しかったわけではありません。 嫌な記憶が無いというだけでも、親戚としてはありがたい人の部類に入れていたという程度。 ただ、このおばさんの旦那には、ある経緯から、腹に据えかねる因縁があり、その人が死んだ時には、清々しました。
で、今回の一件ですが、病死といえば病死ですが、その旦那の弟が止めを刺したようなものとも言えぬではなし。 分家が本家に無心というのは、ドラマによくあるパターンですが、本当にあるんですねえ。 しっかし、そのおじさんもいい歳なのであって、金の事で親戚といざこざを起こすなど、何とも情けない話です。
詳しい事は分からないのですが、その旦那の弟にしてみれば、自分が生まれ育った家ですから、「義姉さんが死んだら、俺に屋敷を任せてくれ」とか何とか言ったのかもしれません。 いや、そういう事を言いそうな人なのですよ、その人が、また。 もっとも、たとえ、それが原因であったとしても、≪未必の故意≫にもならないので、事件性は無いわけですが。
ちなみに、おばさんの葬儀は、外国に行っている孫が帰るのを待ち、連休の後半になるとの事。 それまで、遺体はドライアイスでもたせるらしいです。 これもまた、どうかと思うのですよ。 確かに、孫にしてみれば、お祖母さんの葬儀に出たいと思うでしょうが、葬儀には親戚や知人も呼ぶのであって、喪家の都合だけで日程を決められたのでは、迷惑する人もいるでしょう。
まして、連休中であれば、すでに予定を組んでいる人もいると思われ、場合によっては、予約のキャンセルなどもしなければなりますまい。 死後すぐに、通夜と葬式をやるというなら、「仕方が無い」と諦めもつきますが、「孫が帰るのを待つ」という理由では、何となく、釈然としないのではないでしょうか。 「なんで、その孫一人のために、こちらが連休の予定を変えねばならんのか・・・」と思うと、ムカムカしてきて、夜も眠れないに違いない。
つくづく、親戚というのは、荷厄介なものだと思うのですよ。 うちの両親などは、「自分の葬式の時に来て貰えるように、日頃から義理を欠かすわけにはいかない」と言うのですが、私に言わせれば、死んだ後の事など、どうせ自分には分からないのだから、どうでもいいのであって、よしんば、霊魂が残って、自分の葬式の様子を見るような事があったとしても、百害あって一利無かった親戚の連中に、迷惑面して参列して欲しいなどとは、小指の爪の先ほども思いません。
2011.04.28 木晴風
今日から連休。 快晴でしたが、窓がガタガタ鳴るほどの強風で、どこへも行きませんでした。 不健康この下無い。
≪地球イチバン 【オランダ・グローニンゲン 〜世界でイチバンの自転車の街〜】 ≫
NHK総合の番組。 今回は、40年前に、街の中心部から車を締め出し、自転車中心の交通体系を整備した街の紹介レポートでした。 本当に世界で一番かどうかは疑わしいですが、確かに、自転車だらけでした。
すぐに目がついたのは、自転車の形の違いです。 まず、前籠が付いていません。 たまーに、付けたものが見られるものの、98%くらいは付いていないんじゃないでしょうか。 それでいて、別にスポーツ自転車というわけではなく、市民が日常の足に使っている、正真正銘の一般車なのです。
後ろに荷台が付いていますが、荷台そのものに荷物を縛っている人は少なく、振り分けバッグを使っている様子。 大抵の人は、リュックか、ショルダー・バッグの襷掛け。 中には、手提げバッグをハンドルに引っ掛けている人もいましたが、それは、却って危険でしょう。
想像するに、前籠をつけない理由は、たぶん、ハンドル周りを重くしたくないからだと思いますが、安全性への寄与より、実用上の不便の方が遥かに大きいと思います。 それとも、何か別の理由があるんでしょうか。 少ないながらも、前籠をつけている人がいるという事は、禁止されているわけではないと思いますが。
ライトが、前フェンダーの上、ヘッド・チューブの前に付いているのも特徴的。 ダイナモは確認できず、さりとて、オートライトのようにも見えず、もしかしたら、電池式? よく分かりません。 日本では、普通になっている事が、オランダでは、普通じゃないんですねえ。
フレーム形式は雑多で、スタッガードあり、ループあり、一本チューブあり、一般車なのに、ホリゾンタルやスローピング・フレームになっているものも見受けられました。 色は、多種多様で、日本のシルバーように、圧倒的多数を占める色は無い模様。
サドルは高く、ほとんどの人が、ポジションを出して乗っている様子。 まだ、乗り慣れない幼児まで、足がつかない高さにしていましたから、サドル・ポジションに対する認識は、相当広まっていると見えます。 エネルギー効率を重視するか、足つき性を優先するかという問題なので、必ずしも、サドル・ポジションを出すのが正解というわけではありませんが、少なくとも、エネルギー効率について、多くの人が知っているという点では、日本より優れているわけだ。 日本じゃ、足つき性を優先しているというより、どの高さにしていいか分からないので、テキトーに決めている人がほとんどですけんの。
ハンドルは、日本の平均よりずっと高くしてあり、アップ・ハンドルが多いです。 前傾させようという気が全く無い点は、日本の軽快車と同じですが、オランダの方が、より乗り易い姿勢を目指している観があります。 日本的な感覚で見ると、ふんぞり返って乗っているように見えるくらいに。
自転車そのものに対する観察はこのくらいにして、使用環境の方ですが・・・、
自転車専用レーンが、道の左右についているのは、自転車優先の交通体系であれば当然として、自転車専用のスクランブル交差点まであるというのは、驚きました。 青になると、四方から一遍に自転車が流れ込むので、危ない危ない。 これは、便利にしようとして、却って危険にしてしまった例ではないでしょうか。
手信号の習慣が浸透しているようですが、これも良し悪しです。 手信号を出す時には、当然、片手運転になるわけで、その危険の方が怖いという考え方もできるからです。 まして、乗れるようになったばかりの幼児に、「手信号ができなければ、外は走らせない」とは、噴飯物。 「転べ」と言っているに等しいです。 そもそも、片手で安全に運転できるのなら、みんな片手で運転しますよ。
面白かったのは、≪箱付き自転車≫で、これこそ、自転車優先地域ならでは活用できないものでしょう。 自転車の前半分に小型のリヤカーがくっついたような形で、荷物を運ぶのに、抜群の能力を発揮します。 車が無いと、大きな荷物の運搬に困るので、自然とこういう物が発達してくるんでしょう。 日本でも使えない事は無いと思いますが、幅を取るので、車が来ると、邪魔物扱いされるのは確実なところ。
2011.04.27 水曇
今日までで、仕事は終わり。 ゴールデン・ウイークは、4月28日と、5月6・7日の三日間が追加されて、12連休になります。 こんなに休んでいいものかどうか。 いや、休めと言われれば、いくらでも休みますけれど・・・。
≪ゼア・ウィル・ビー・ブラッド≫ 2007年 アメリカ
20世紀初頭、孤独で、家族愛に飢えている男が、石油採掘で財産を築きつつも、本当に大切な物を手に入れられず、醜くもがく話。 ダニエル・デイ=ルイスさんが、アカデミー主演男優賞を獲っているそうですが、作品自体は、何がテーマなのか分かり難く、あまりいい出来とは思えません。 主人公の家族に関して、観客に衝撃を与えるように狙った部分が二箇所出て来ますが、どちらもよくあるパターンで、「ええっ! そうだったのーっ!」と驚くほどのインパクトが無いのです。 主人公と神父との関係も、最後まで、よく分かりません。
≪遺留捜査 第三回≫
どうも、発生する事件と、話の泣かせ所がズレていますな。 事件と全く関係ない所にクライマックスを持って来ています。 毎回そのパターンという事は、そういう意図でやっているとも考えられますが、単に、話の纏め方を知らないだけのような気もします。 今頃、≪食品偽装≫がテーマというのも、古過ぎて、脚本家の力量が疑われるところ。
≪もしドラ 第二回≫
初回よりは面白かったですが、マネジメントの話はほとんど出て来ず、野球の試合の場面が多かったから、スポーツ物として面白く感じたのだと思います。
2011.04.26 火曇
ある事に気付きました。 「閑」と、「暇」の使い分けです。 どちらも、「ひま」と読みますが、用法が違うと前々から思ってはいたものの、厳密な区別の仕方が分かりませんでした。 で、それに、今日、気づいたというわけ。
「暇」の方は、「時間」に言い換えても、意味が通じるのです。
例) 「そんな暇は無い」→「そんな時間は無い」
一方、「閑」は、言い換えると意味が通らなくなります。
例) 「ここ最近、閑だ」→「ここ最近、時間だ(×)」
文法的に分析すると、「閑」の方は、「閑だ」という形容動詞の語幹であり、連体形になると、「閑な〜」となります。
例) 「閑な人達」
他方、「暇」の方は、名詞なので、体言を後ろに繋げる時には、「暇の〜」になります。
例) 「暇の一日も欲しいところだ」
よし、これで、すっきりしたぞ。
≪もしドラ≫
NHK総合で、夜10時55分から、毎日二週間連続で、やり始めたアニメ。 ベスト・セラーになっている小説、≪もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら≫を、アニメ化したもの。
原作の表紙絵がアニメ風だったというだけの理由でアニメにしたようですが、映像に非日常性が求められる内容ではないので、実写で作った方がよかったんじゃないかと思います。
キャラクター・デザインが、かなり、やっつけで、不自然に美男美女ばかり出て来ます。 普通の顔や、不細工な顔を描いた事が無いので、描けと言われても描けないという、昨今のアニメ・デザイナーの典型。 キャラデが悪いと、中身も期待できないというのが通り相場ですが、この作品も、その例に漏れないような予感がします。
ただ、原作のテーマである、ドラッカーの≪マネジメント≫の内容紹介は、ある程度含まれていると思うので、それだけでも、見る価値はあります。 あまり興味も無い事だし、本を読むとなると、面倒臭いですからのう。
それにしても、こういう、学問を生齧りしたような本がブームになるのは、罪な話ですな。 もろに影響を受けて、起業を志す青少年が増えるのは確実ですが、現実社会の壁の分厚さに、瞬く間に文無しになる者も、うじゃうじゃ出る事でしょう。 一二冊の本を読んで、みんな成功するのなら、失敗する奴なんて、誰もいないって。
2011.04.25 月晴
早番で出勤。 半日ちょいで終わり。 家に着いたのは、午後1時頃でした。 やる事も無く、昼寝。 早く帰って来ても、別に有意義に過ごせる時間が増えるわけではないわけですな。
土曜深夜に録画した映画、≪ラブ・ファイト≫、新聞の週間番組表が間違っていたために、終わり20分が切れてしまい、ガックリ。 それに続き、今日録った、≪スパルタカス≫が、テープの残量切れで、クライマックスの一時間を見逃し、ダブル・パンチ。 次に放送されるのは、いつになる事やら。
さほど好きな映画でなくても、部分的に見れないと、フラストレーションが溜まります。 さりとて、レンタルで借りてくるほど、見たいとは思わないから、また厄介なのです。
≪マルモのおきて≫
幼児と犬を出せば、視聴者が喰い付くだろうという、超単純な発想で作られたと思われる、冷や汗が出るほど安直なドラマ。 ≪池中玄太80キロ≫あたりを、下敷きにしているのだと思いますが、もはや時代が違うのであって、作るとしても、昼ドラ向きの話でしょう。 阿部サダオさんをこういうドラマで使うのは、はっきり言って勿体無いです。
≪アスコー・マーチ≫
志望校に落ちて、工業高校に入らざるを得なかった女子生徒の話。 不良ばかりで、えらく、ガラの悪い高校に描かれていますが、実際の工業高校は相当高い知的レベルを必要とされるのであって、こんなゴロツキどもでは、とても入学できますまい。 低レベルの普通高校と間違えているんじゃないですかね?
性別に関係なく、技術に興味が無い者がついていけるカリキュラムではないと思うので、こういうドラマ設定自体に、無理があります。 本当に、こんな経緯で入学してしまった女子がいたら、一週間で落ちこぼれになるでしょう。
閑な時間が多いので、アニメやドラマの初回を片っ端から見ているのですが、やはり、「いくら閑でも見る気にならない」というものはありますねえ。 負担になるので、初回が駄目なものは、すっぱり諦めて、もう見ない事にします。
2011.04.24 日晴風
風が強かったんですが、折自に乗らないのは勿体無いので、無理して出掛けました。 単に自転車に乗るために出かける場合でも、予め地図を見て、目的地を決めておくと、メリハリのある行程になります。 今日は、手っ取り早く、紙の市街地地図を見て、適当な距離の所にあった、≪咳気神社≫という所へ行って来ました。
迷う事も無く、あっさり到着。 神社と言っても、鳥居も参道も無く、お堂のような建物があるだけでしたけど。 「咳気」は、何と読むのか分からなかったんですが、現地に言っても、説明板の一枚も無く、相変わらず不明。 たぶん、風邪などの咳に、ご利益があるのだと思いますが。
≪JIN −仁−≫
第一部の本放送の時は見なかったんですが、先々週やった再放送でまとめて見て、「なるほど、これは面白い!」と思い、第二部は、最初から見ています。
で、やはり、面白いです。 アイデアはシンプルなんですが、作り込みの細かさが並大抵でなく、タイム・スリップものの勘所を見事に捉えています。 また、ドラマの展開が巧いんですわ。 見せ場の配分がよく、飽きそうになった頃に、新しい事件が起きて、また、ぐーっと興味を引っ張って行きます。 原作がいいのか、脚本がいいのか分かりませんが、こういう才能は貴重ですな。
2011.04.23 土雨
夜7時頃、聞いた事の無い会社から、若い男の声で、投資勧誘の電話。 長い話が始まりそうになったので、「そういうのは、結構です」と言ったのですが、こちらにはお構い無しに、喋るのをやめようとしません。 もう一度、「結構ですから!」と言って切ったら、10秒もしない内に、また電話が鳴り始めました。 どうせ、同じ奴に決まっているので、出ないでいたんですが、しつこい事に、なんと、一分近くも鳴らしていました。
一体、どういうつもりなんだか。 間違いなく、私に電話を切られて、カーッと頭に来たのだと思いますが、こういう態度を取って、客が、いい印象を持つわけがないでしょうが。 客の側からすれば、自分に対する怒りで頭が一杯になっている奴を相手に、どんなに有利な儲け話でも乗るわけがありません。 ただただ、迷惑でおぞましいだけです。
どうせ、リスト順に掛けているだけなのですから、断られたら、さっさと次に行けばいいのです。 客と喧嘩していて、ビジネスになるわけがないではありませんか。 自分の方から、赤の他人に迷惑な電話を掛けておいて、切られて怒るとは、呆れ果てて物も言えません。 性格的に、ビジネスに向かないのですから、さっさと商売替えすべきでしょう。
こういう手合い、必ず男です。 私は、勧誘電話は、相手の性別に関係なく全部断るのですが、男で、聞き分け良く引き下がった奴など一人もいません。 喰い下がれば喰い下がるほど、嫌悪される事が分かっていないと見える。 頭が悪いにもほどがあります。
話は変わりますが、遅ればせながら、ブラウザを≪IE8≫に変更しました。 前にも一度やった事があるのですが、その時は、使い難そうだったので、すぐに≪IE6≫に戻してしまいました。 それが、昨今さすがに、「お使いのブラウザでは、正しく表示されない場合が・・・」がという表示が増えて来たので、渋々ながら変更した次第。 ダウンロードに、30分もかかりました。 ほんとに、光回線かいな。 ちなみに、≪IE9≫からは、もうXPでは対応できないとの事。 はてさて、このパソコンも、いつまで使えるやら。
≪実験室KR-13≫ 2008年 アメリカ
治験名目で募集した四人の民間人を、一室に閉じ込め、適正を試しながら、一人ずつ殺して行く実験の話。 単に、テロリストに向いた人間を選び出すためだけに、他の三人を殺さなければならないという設定に無理があります。 「もしかしたら、逃げられるかもしれない」という期待があれば、展開に興味が湧くのですが、最初からがんじがらめで、「どうせ、逃げられないだろう」と思ってしまうので、ただただ、残酷で陰惨な話になってしまうのです。 主人公不在で、誰に同調して見ればいいのか分からないのも、不安なところ。
≪C≫
うーん、面白いと言えば面白いんですが、金融街での取引が、戦闘アクションになっているのは、せっかく投資をテーマにしているのに、勿体無いような気がします。 ≪ナニワ金融道≫的な面白さを期待するのは、酷な要望でしょうか。 取引相手をぶっとばしても、お金は儲からないと思うのですが。
≪あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。≫
グッド。 二回だけで判断するのは早すぎますが、なんとなく、名作になるような予感がします。 視聴者に媚びずに、語りたいストーリーを、作り手ペースで語っているところが、巧みさを感じさせます。 本来、物語とは、そういうものであるべきでしょう。
≪アナザー・ガンツ≫
映画の後編を宣伝するために、前編を再編集したもの。 最近、こういう番組がよくありますが、先に見せ場だけ見てしまうと、本編放送の時に見る気を無くすので、良し悪しだと思います。 「入門編」のつもりらしいですが、わざわざ、入門編を見なければ話が理解できないようでは、映画として問題でしょう。 それを踏まえた感想ですが・・・。
アニメの時もそうでしたが、どうも、戦闘場面が迫力に欠けます。 素人ばかりで、うろたえて逃げまくるのは、自然な反応ですから良いとして、素朴な疑問が湧くのは、「なんで、銃を持っているのに、相手が暴れ出す前に撃たないのか?」という点です。 これは、ウルトラマンが、ピンチになるまでスペシウム光線を使わないのと同じで、見ていて、イライラする要因になります。 スピード感とは正反対に、トロさを感じてしまうんですな。
アニメでは、結構長くやっていたので、問題になりませんでしたが、映画の場合、前編・後編の二本で作るには、登場人物が多すぎる気がします。 これだけの人々のエピソードを盛り込んだのでは、話がバラバラになってしまいそうです。
2011.04.22 金曇
出勤。 半日とちょいで終わり。 一日やるより楽なはずなのに、なぜか疲れます。
≪レッド・ソニア≫ 1985年 アメリカ
アーノルド・シュワルツェネッガーさんの初期の主演作に、≪コナン・ザ・グレート≫というのがありますが、その第三作。 ただし、シュワルツェネッガーさんは脇役で、ブリジット・ニールセンという女優さんが演じる、女剣士が主人公です。 古代オリエント風世界を舞台にした、剣劇映画ですな。 制作年が古いので、≪スコーピオン・キング≫あたりと比べると、セットや小道具がしょぼい感じがします。
両刃の大きな剣を、両手持ち、又は片手持ちで振り回して戦いますが、重そうな剣の割には動きが速く、そこそこ見応えがあります。 ことによったら、香港系のアクション監督がついていたのかも知れません。 それはさておき、シュワルツェネッガーさんは、若い頃から、ラブ・シーンが似合わない人だったんですねえ。 強面だからというより、爽やか過ぎるからかも。
≪グッドナイト&グッドラック≫ 2005年 アメリカ
ジョージ・クルーニーさんの監督作品。 1950年代のアメリカで、赤狩りの先頭に立っていたマッカーシー上院議員を、CBSで報道キャスターをやっていたエド・マーローが、自分の番組で吊るし上げ、追い落とした話。 実話です。
全編モノクロの緊張感のある映像で、テンポ良く、ストーリーが進んで行きます。 大した腕前ですな。 専業の監督でも、なかなか、こううまくは纏められますまい。 ただ、話を分かり易くするために、単純化しすぎたのか、ちょっと時間が短過ぎるような気もします。 もう、一つ二つエピソードを追加して、2時間弱くらいにすれば、もっと重厚な作品になったんじゃないでしょうか。
2011.04.21 木曇
出勤。 半日分の生産数なんですが、品質最優先とかで、不具合が発見されるたびに停まるので、午後までズレ込み、40分も余分に働く事に。 昼休みも入るので、会社にいる時間が一時間半も延びる事になります。 節電なんぞ、どこかへすっ飛んでしまったようですな。 実は、品質優先など口実に過ぎず、早く家に帰ると家族に迷惑がられる連中が、時間を引き延ばしているのでしょう。 付き合わされるこちらは、いい迷惑です。
≪Q&A≫ 1990年 アメリカ
シドニー・ルメット監督の追悼特集でやっていました。 主演のティモシー・ハットンさん、どこかで見た顔だと思っていたのですが、≪グルメ探偵 ネロ・ウルフ≫の助手役をしていた人ですな。 線の細い二枚目の癖に、目つきに迫力がある、印象に残る顔です。
新任の検事補が、あるベテラン刑事による射殺事件を調べる内、検察・警察内部の腐敗に辿り着く話。 とにかく、緊張感が凄まじいです。 陰惨な場面が続くにも拘らず、映像に異様な落ち着きがあり、思わず知らず、見入ってしまいます。 こういう絵は、巨匠ならでは、なかなか撮れますまい。
ただ、ストーリーは不完全燃焼で、事件の方は、すっきり解決しないまま、主人公の昔の恋の行方で締めくくるという、あまりパッとしない終わり方をします。 事件と直接関係が無い人種問題を絡めているのも、話を悪戯に煩雑にしているだけのように思えます。
内容とは関係ないですが、90年頃のアメリカ映画には、ビッグ・サイズ時代の最後を飾るアメ車がでて来て、その頃に車に興味を持っていた私としては、大変懐かしいです。 サイズは大きいまま、ヨーロッパ車の影響を受けて、デザインが洗練されてくるんですな。 車内の広さもフードの長さも、ど迫力。 その後、みるみる、小さくなって行ってしまうのですが。
2011.04.20 水晴
今日は休み。 通常、遅番の休みというのは、「寝て終わり」なのですが、今週は半日で帰って来ているので、前の晩に早く眠る事ができ、朝から起きて、休みを丸一日有効に使えます。 よしよし。
午前は、ネットを見て過ごし、午後は、折自で、千本の方を少し回って来ました。
≪遺留捜査 第二回≫
誉めるほどではありませんが、初回よりは、面白かったです。 前半、おみくじの切れ端から、神社を探すところは、ぞくぞくする展開でした。 ところが、後半が良くなくて、おみくじと犯人に直接の関係が無かったのも残念ですし、なにより、最大の見せ場が、事件解決後のお涙頂戴になっていたのには、げんなりしました。
お涙頂戴と、感動的場面を混同しているのでしょうが、たとえば、アメリカ映画のクライマックスがお涙頂戴になっていたとしたら、感動しますかね? ただ、くどい、臭いとしか思わないでしょう。 現実的に考えても、縁を切るほど姉を憎悪していた妹が、さして親しくもない刑事の説得で考えを変えるなど、ありえませんぜ。 肉親間の憎悪がどれだけ強力なものか、知らないんですかね?
ドラマの中身とは無関係ですが、佐野史郎さんの喋り方が、この作品独特で面白いです。 高慢な上司の役なのに、嫌な感じを与えないのは、大変な技量ですな。
≪魔法にかけられて≫ 2007年 アメリカ
ディズニー・アニメの王女様、王子様が、現実世界へ迷い込み、カルチャー・ギャップで騒動を繰り広げる話。 夢があるといえば夢があるのですが、どちらかというと、夢が醒めて、現実になってしまう流れの方が強く、見終わった後に、いい印象が残りません。 やはり、王女様は、王子様と結婚した方が、収まりがいいです。
王女役の女優さん、王女の格好をしている時は大変可愛らしいのですが、クライマックスで、現代ニューヨーク風の格好になった途端、ただの人になってしまい、ガックリ来ます。 また、相手役の、バツイチ弁護士が、顔も性格も、パッとしない男なんですわ。 こんな男と恋に落ちたら、女の方もくすんで見えるのは致し方ないところ。
一番の見所は、リスでして、現実世界に来ると言葉が喋れなくなってしまうので、ジェスチャーで、王子に王女の危険を知らせようとするのですが、全然通じません。 何度もやり直して、「どうです、これなら、分かったでしょう?」という時に見せる表情が最高。
≪ユルアニ≫
日テレの深夜アニメ。 初回にしてからが、「大丈夫か、こんなんで・・・」という出来だったのですが、二回目にして、早くも沈没してしまいました。 いやあ、ひどいな、これは。 「今後、面白くなるのでは」と、心の片隅で期待していた自分が恥ずかしいです。 来週以降は、見なくて良し、と。
2011.04.18 月曇雨
今日から出勤。 とりあえず、月火と木金は半日出勤で、水曜は休みとの事。 更に、ゴールデンウイークは3日間延長されるらしいですが、一ヶ月近いバカンスを経験した身としては、そのくらでは動じません。
で、今日も半日だったわけですが、久しぶりにライン作業をやったために、時間が経つのが遅くて、参りました。 疲労は大した事は無かったです。
2011.04.17 日晴
今日で大連休も最後。 寂しいような、ほっとしたような・・・。
昨日の江間サイクリングが効いたのか、腰がまた重くなりました。 大事を取って、一日、静養。 夕方近く、図書館に行って来ましたけど。
≪スナッチ≫ 2000年 アメリカ
泥棒、ギャング、チンピラ、ゴロツキどもが、大粒のダイヤを巡って、騒動を繰り広げる話。 アメリカ映画では、割と良くあるドタバタ活劇です。 ≪スティング≫あたりと、ちょっと違うのは、ストーリーの展開が、偶然によって進められる点で、話がうまく出来ているというより、行き当たりばったりで進めて、最後に辻褄を合わせたという感じ。
ブラッド・ピットさんが出ているほか、ベニチオ・デル・トロ、ジェイソン・ステイサムなど、その後、人気が出る俳優さん達が、顔を集めています。 映画の出来そのものはよくないですが、俳優を選ぶ目はあったという事ですな。
2011.04.16 土曇晴
ほぼ、腰が治りました。 午後から、いい天気になったので、折自で、またぞろ、江間地区へ。 先週、時間切れで諦めた三つの神社を探しに行ったんですが、二つは見つけたものの、もう一箇所がどうしても見つかりません。 ポータブル・カーナビを動員しなければ、辿り着けないのかも。
私の不謹慎バカンスも、残すところ、あと一日となりました。 もう二度と、こういう事は無いでしょうから、明日は休みのありがたさを噛み締めながら過ごす事にします。
2011.04.15 金晴曇雨
休み。 腰はだいぶ良くなりました。 来週の月曜から、一応、仕事が始まるようなので、それまでには、支障無く動けるようになっておきたいところ。 寝てばかりいるのも体に悪いので、バイクで古本屋に行って来ました。 目当ては、小松左京さんの本ですが、ハルキ文庫の、まだ高い物しかなく、あっさり諦めました。
ハルキ文庫というのは、90年代後半になってから、過去の名作を復刻したシリーズで、新しいだけあって、値段も安くありません。 文庫が古本で500円というのは、昔の感覚で生きている私には信じられない値段です。 新品なら、900円近いのであって、とても買う気にはなれませんな。
昨今の活字離れの最大の原因は、何の間違いも無く、文庫の値段が上がりすぎた事ですな。 100円ショップで売られている本を見れば分かるように、外国で印刷すれば、もっと安くできるはずですが、なぜやらないんでしょう。
≪C≫
フジテレビの深夜アニメ。 なんと、タツノコ・プロ作品。 初回なので、まだよく分からないのですが、どうも、投資の世界を舞台にした話のようです。 たぶん、アニメでは、初の試みでしょうな。 一見して、学生以上向けである事は明白で、最近、そういうのが減っているので、かなり期待できます。
≪あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。≫
これも、フジの深夜アニメ。 幼い頃、一緒に遊んでいた高校生達が、昔死んだ子の幽霊が出現した事をきっかけに、再び交流し始める話。 初回を見た限りでは、アニメとは思えないような、真っ当な人間ドラマを描いておりますな。 あまり期待し過ぎないように、見る事にします。
≪緋弾のアリア≫、≪電波女と青春男≫
こちらは、TBSの深夜アニメ。 しょーもな・・・。 だから、こういうのは、ネットで、オタク向けに配信せえというのに。 批評の価値無し。
2011.04.14 木晴
休み。 腰が痛くて、寝たきり。 古本屋で見つけて来た、小松左京さんの文庫本を読んで過ごしました。 角川文庫の、≪三本腕の男≫と≪明日の明日の夢の果て≫ですが、昭和55年刊で、なんと、映画≪復活の日≫の宣伝パンフと栞が入っていました。 私が、高校の時に売られていた本ですよ。 保存状態はかなり良好。 この本の前の持ち主は、几帳面な人だったんでしょうなあ。
収められているのは、小松さんの初期の作品で、昭和55年より更に古く、昭和40年代の話がほとんど。 だけど、SFなので、そんなに古い感じはしません。 科学技術というのは、理論レベルでは、当時と今で、思ったほど進歩していないようです。
SFの未来予測で、致命的に外れたのは、インターネットと、携帯電話ですな。 ≪テレビ電話≫というのはよく出て来ますが、技術的には実現できるようになっても、実用化はされなかったというのは面白いです。 いちいち、相手の顔を見て話す必要はなかったわけだ。
2011.04.13 水晴
休み。 ちょっと出遅れましたが、香貫山に桜を撮りに行って来ました。 家にいっ放しであるにも拘らず、咲いているのが分かっているのに、スルーするのも心苦しいと思いまして。
午前中、2時間くらいかけて、徒歩で登って来ましたが、昼までに帰ろうと焦って、無理をしたせいか、腰を痛めてしまいました。 体がなまっとるのう。 桜は、やはり、ちょっと遅過ぎで、もう葉が出始めていました。 平日ですが、中高年の人達や、花見遠足らしき高校生の集団で、そこそこの賑わいでした。
その高校生の集団、作業服を着た男子生徒ばかりで、恐らく、工業高校の生徒と思われます。 共学しか通った経験がない私は、最初、「野郎ばかりの花見遠足では、面白くもなんともなかろう」と思っていましたが、よくよく考えてみると、異性はいない方が、花見の醍醐味をより深く満喫できるかもしれませんな。 異性がいると、そっちばかりに気が行って、花を愛でようなどという気になりませんから。
思い出してみると、共学校での行事は、みんな、そんな感じです。 学校祭も、運動会も、修学旅行も、行事そのものには何の思い出もなく、好きな子がどこでとうしてるか、そんな事ばっかり気にしていたような記憶があります。 同性との交友も、男子校、女子校のそれと比べると、かなり薄いんじゃないでしょうか。 今にして思うと、叶いもしない片思いに幻惑されて、人生で最も希望に満ちていた時期を、有効に楽しめなかったのは、痛恨の極み。
どうせ、高校時代の恋愛なんて、うまく行った所で、結婚まで進むわけではないのだから、遊びの域を一歩も出られやしないのです。 不実極まりない。 中学の恋に至っては、笑止千万。 幼児のままごとと、選ぶ所がありますまい。 ああ、気が合う同性の友人と、もっと楽しんでおくべきだったなあ。 今更、戻る事もできませんが。
午後は、腰が痛くて、動きが取れず、寝ていました。 とことん、情けないねー。
≪ユルアニ?≫
日テレの深夜アニメ。
【元気!! 江古田ちゃん】
【汐留ケーブルテレビ】
【ほんとにあった!霊媒先生】
【ハトのおよめさん】
【週刊シマコー】
【プ〜ねこ】
と、30分に、ミニ・アニメを6本も詰め込んだ、欲張り番組。 信じられない事に、各作品にエンディングまでついています。 せめて、一時間にできなかったものか・・・。
ほぼ、講談社系の漫画が原作との事。 しかし、理由も無しに十把一絡げにはされないもので、どれも単独では到底、30分作品にはできないものばかり。 アニメ界だけでなく、漫画界でも、質の低下は激しいものと見受けられます。
一番まともなのは、【汐留ケーブルテレビ】でして、これは、一人制作アニメで有名な、蛙男商会・FROGMANさんが作っています。 とはいうものの、あまりにも短すぎて、一作品として評価するには、ボリュームが少な過ぎます。
≪遺留捜査≫
テレ朝の新ドラマ。 刑事・捜査物ですが、出演者の顔ぶれが豊かな割には、話の中身がお粗末な感じ。 推理物としては自信が無いので、配役に金をかけて、人間ドラマ仕立てにして見せようという目論見かもしれませんが、そういうのは、成功した例があまりないです。
2011.04.12 火晴
休み。 休んでいる内に、暖かくなってしまったので、本来なら五月の連休に行なう、通勤装備の衣替えを、前倒しして行ないました。 バイク・ブーツを通勤用スニーカーに。 ヘルメットを、フルフェイスから、シールド・ジェットに。 もちろん、手入れをしてから、収納します。
ついでに、ヘルメットを置いている机の本棚の上を掃除し、更についでに、机の裏のコンセント周りを掃除したんですが、プラグを一度抜いて、挿し直したら、なぜか、ビデオ・デッキの一台が、ブラックアウトしてしまいました。 原因不明。 とにかく、表示部が消え、ボタン類のランプも、一切点灯しません。 どうやら、電気が通っていない様子。
もう、デッキは諦め、入りっ放しになっているテープだけでも救おうと思い、カバーを外して、あちこちガチャガチャ弄り、どうにかこうにか、テープを取り出しました。 で、試しに電源を繋いだら、なんと、表示部が点灯するじゃありませんか!
「なんだよ、生きてるじゃん!」
大喜びで組み立てて、元あった場所に設置して、コードを配線。 ところが、組み立て方を間違えたらしく、フロント・ローディング機構が作動不良を起こして、テープが入って行きません。 また、コードを抜き、カバーを外し、ギアの噛み方を修正して、組み直し、ようやく、テープが入るようになりました。
午前から午後に掛けて、二時間くらい悪戦苦闘。 どうにか、元の状態に戻ったものの、ブラックアウトした原因は、全く分かりません。 使い続けて、火でも出なければいいんですが。
デッキ騒動で疲労困憊し、午後の残りは、寝て過ごしました。
福島第一。 なに、レベル7に変更? 大方、収拾の目処がつかないものだから、「外国に指摘される前に、自分で最悪レベルと認めておけば、それ以上、悪くは言われないだろう」と踏んだのでしょう。 見直しのタイミングが遅すぎて、科学的判断というより、政治的パフォーマンスの疑いが濃厚です。
この期に及んで、まだ、「チェルノブイリほど、ひどくない」と言っていますが、チェルノブイリでは、放射性物質の放出は、こんなに長引かなかったそうじゃないですか。 未だに、どこから漏れているかも分からない有様では、今後どれだけ漏れ続けるか分かりません。 中途段階で比較するのは、無意味でしょう。
「チェルノブイリほど、ひどくない」と言うと、関係者が安心してしまって、事態を甘く考えてしまう、そういう影響が怖いです。 今後、「チェルノブイリより、ひどくなる」可能性は、充分にあります。 そういえば、最初の頃は、レベル4で、「スリーマイル島ほど、ひどくない」とか言ってませんでしたかね?
2011.04.11 月晴
今日は出勤予定だったんですが、電話があって、「出勤人数を減らす」という理由で、休みになりました。 どうせ出ても、きついペンキ剥がしでしたから、休みになって助かりました。
午前中は、カメラ・ケースのズレ止めと、折自転倒防止支柱の製作。 午後は、三島の桜の名所、≪遺伝学研究所≫へ、行って来ました。 カメラ・ケースのズレ止めは、ほぼ期待通りの効果を発揮しました。 よしよし、これで、薄型デジカメを買わなくても、X70を持ち歩けそうだぞ。
穏やかで、日差しもあったんですが、空の青さは今ひとつ。 桜は、まだ盛りでしたけど、写真はやはり、これといったものは撮れませんでした。
2011.04.10 日曇
そろそろ桜が咲いた頃合だろうと思って、沼津の北部にある、≪門池公園≫まで、折自で行って来ました。 確かに咲いてはいましたが、生憎の曇り空。 写真の方は駄目でした。
自粛の話はどこへ行ったのやら。 人がうじゃうじゃ。 シートを広げて飲み食いしている人達も大勢いました。 所詮、震災は他所事ですか。
≪天使と悪魔≫ 2009年 アメリカ
≪ダビンチ・コード≫の続編。 といっても、主人公の教授が再登場しているだけで、話の連続性はありません。 教皇崩御後、次期教皇の選出期間にあるバチカンで、候補者四人が誘拐される事件が起こり、犯人が送って来た暗示の謎を解くよう依頼されたラングドン教授が、バチカンとローマの遺跡を駆けずり回る話。
感覚的に評価するなら、≪ダビンチ・コード≫よりは、ずっと見応えがあります。 謎解きそのものは、相変わらず、全然面白くありませんが、ストーリーの盛り上げ方が、格段に巧くなっているのです。 息もつかせぬ展開という奴ですな。 特に素晴らしいのは、反物質爆弾が遥か天空で爆発する場面でして、大聖堂の天井画を見るような、神々しい迫力に満ちています。 しかも、真下の広場が大群衆で埋め尽くされている、正にその時に起こるというのが、何とも心憎い御膳立て。 是即ち、スペクタクルですな。
謎解きがつまらないのは、なぜ犯人が、犯行の発覚に繋がるような暗示の謎を送って来たのか、その理由があやふやになっているからです。 こんな危ない橋を渡らなくても、ただ、四人の候補を殺して、反物質爆弾を処理するパフォーマンスを演じるだけでよかったと思うんですがね。 ラングドン教授を活躍させたいばかりに、無理なストーリーを組んでしまったのでしょう。
ラングドン教授が、ラテン語の古文書が読めず、イタリア人のパートナーに訳して貰う場面が出て来ますが、「おいおい、ラテン語が読めないくせに、バチカンから古文書を借りて、論文を書こうとしていたのかい?」と、失笑してしまいます。 ストーリーのために、人物設定を等閑にしてはいけませんぜ。
2011.04.09 土雨
今日は朝から雨。 午前も午後も、寝ていました。 よく、これだけ眠れるものです。 雨は午後2時頃上がり、夕方には日が差していました。
≪ウェディング・ベルを鳴らせ!≫ 2007年 セルビア・フランス
珍しい、セルビア映画。 旧ユーゴというと、反戦映画が有名ですが、この作品は、軽すぎるほど軽いドタバタ喜劇です。 祖父の言いつけで、街へ嫁探しに送り出された少年が、祖父の友人の孫達の協力を得て、一目惚れした少女を悪党一味から救い出す話。 面白いんですが、あまりにも奔放なので、違和感も覚えます。 テンポの良さは、特筆物。 2時間超と結構長いのに、話がパタパタ進んで、飽きる暇を与えません。
≪赤い霊柩車27 【魔女の囁き】≫
さすがに、もう無理でしょう、このシリーズは。 片平さんも、神田さんも、歳が行き過ぎて、「婚約者」という関係が、不自然以外の何ものでもなくなってしまっています。 若林豪さんも、あまりに老け過ぎて、セリフに鋭さがまるでありません。 見ていて、懐かしさを感じてしまうようでは、新しいドラマとして、問題ありだと思います。
サスペンスと言えば、最近ようやく、高橋かおりさん、藤谷美紀さん、三浦理恵子さんの区別がつくようになりました。 ちなみに、藤谷さんと三浦さんは、73年生まれ。 高橋さんは、75年生まれ。 人によっては、このお三方、全然似ていないと感じると思うのですが、私の脳内分類では、同じ部屋に入ってしまっているのです。 今までに、何回間違えたか分かりません。
2011.04.08 金曇
休み。 今日は、折自のシートポストの追加改良をしてました。 サドルが回転してしまうのを防ぐため、ジョイントのストッパー突起に嵌るように、パイプの上端を三箇所、凹形に削るというもの。 金属鑢で、ゴシゴシ・チマチマと削って行きました。 1時間くらいやってましたかね。 閑ならではできぬ作業です。
「小人閑居して、パイプを削る」
努力の甲斐あって、パイプにジョイントをセットすると、測ったように、一発でピタッと合いました。 いや、実際、測ってから削ったんですがね。
これで、サドルの回転問題は解決。 早速試し乗りに、狩野川の堤防を走ってきました。 乗り心地は変わりませんが、下りる時にサドルに腿が当たっても、回る心配が無くなったのは、頂上。
しかし・・・、サドル・ポジションが出せるようになると、無段ギアの遅さが、否が応でも気になって来ます。 ギアそのものを小さい物に換えれば、速くはなりますが、今度は、走り出しが重くなってしまいます。 痛し痒し。
≪Uターン≫ 1997年 アメリカ
車の故障で荒野の町へ足止めされてしまったチンピラが、訳あり夫婦の殺し合いに巻き込まれ、不運の限りを尽くす話。 オリバー・ストーン監督作品で、確かに、観客を引き込む魅力はあるのですが、いい印象は残りません。 主人公がろくでなしであるために、立場に共感しづらく、「こんな男は、どんな目に遭わされても、仕方ないだろう」と、突き放したくなるのです。
不運が立て続けに重なるストーリーは、明らかに不自然で、人間ドラマというより、コメディーと見做した方がいいと思うのですが、コメディーにしては、殺伐とし過ぎていて、笑えないのです。 唯一、爽快なのは、憎たらしいコンビ二強盗を、レジのオバちゃんが、ショットガンで撃退する場面。
2011.04.07 木曇
今日は出勤しました。 ただし、ライン稼動ではなく、雑用。 床に塗られたペンキを、スコップくらいの大きさがある大鑿でコツコツ叩いて剥がすという、何の意味があるのかよく分からん仕事でして、丸一日やらされて、疲労困憊しました。 こんな作業をやるくらいなら、被災地で片付けの手伝いでもした方が、百億倍も有意義だと思うのですが、遠いというのは、どうにもしようのない障碍ですな。
2011.04.06 水晴
休み。
「小人閑居して、折自を直す」
以前、径25.4ミリ、長さ1メートルの資材用パイプがあるという事を書きましたが、そのジョイントの径を測ってみたら、なんと22ミリ! 22ミリというのは、一般車用サドルのヤグラの内径と同じなのです。
「それなら、つくじゃん!」
早速、パイプとジョイントを買って来ました。 二つで、520円。 これなら、よしんば失敗したとしても、地団駄踏まずに平静を保てる程度の出費です。 で、パイプを40センチに切り、ジョイントも3分の2くらいに切り詰めて、セットしたら・・・・、おおう! 入りましたよ、ぴったりと! やってみるものですねえ。
近所を一回りしてみましたが、パイプ自体はしっかりしていて、私の体重にもビクともしません。 惜しむらく、パイプとジョイントを固定できず、ただ挿してあるだけなので、捻ると左右に回ってしまうのですが、漕ぐには、さほど支障が無い様子。
午後、改良後初ツーリングという事で、伊豆の国市・江間まで行って来ました。 走った時間は、正味三時間で、普段と変わらないんですが、父自と違って、サドルに座ったままだと足が地面につかず、停まるたびに、サドルから下りなければならなかったため、大変疲れました。
クランク軸からサドル上面までの長さは同じなので、クランク軸の地上高が違うという事になりますが、26インチの父自より、20インチの折自の方が高いというのは、何となく奇妙な感じがします。
せっかく、改良したのに、却って疲れるようになってしまったというのは、皮肉ですな。 慣れれば、また変わってくる可能性もありますが。
2011.04.05 火晴
今日は、出勤しました。 ただし、ラインが動いたのは20分だけ。 工場内の設備を錆び付かせないために、ちょこっと動かしたという感じ。 それでも、半日はいなければならず、残りの時間は書き物で潰しました。
≪ゾディアック≫ 2006年 アメリカ
1970年前後に起きた連続殺人事件の真相究明に取りつかれた男達の話。 ドキュメンタリー・タッチの捜査物。 ≪セブン≫の監督なので、じっとり重い雰囲気と、ゾクゾク感は折り紙付きですが、実話を元にしており、しかも、未解決のまま終わった事件という事で、すっきりしたラストにはならず、見終わった後に、フラストレーションが溜まります。 157分もあるので、中弛みも見受けられ、あまり、いい印象は残りません。 ドキュメンタリーにせず、事件の骨格だけ取り出して脚色し、ラストを活劇風にすれば、もっと面白くなったと思いますが、おそらく、監督にそんな事を言ったら、鼻で笑われるでしょう。
2011.04.04 月晴
休み。 今日はいい天気だった事もあり、少しは活動しました。 埋め立てゴミの日だったので、朝一で、天井裏に上がり、溜まっていたガラクタを捨てました。
ガラクタ・・・・、買った時には、みんな、是非とも必要な物だったんですがねえ・・・。 これから、買おうとしている物も、いずれ、ガラクタに変わって行くのでしょう。
午後は、父自で、田子の浦へ。 先週の月曜の出勤で痛めた脚がすっかり治ったので、そこそこ快適に走って来ました。
2011.04.03 日曇
朝から曇りで、薄ら寒・・・。 という事で、犬の散歩に行った以外は、終日、寝ていました。
「小人閑居して、ただ眠る」
いやあ、もう、こうなると、そのまんまであって、何の捻りもありませんな。
人間、閑になって、やる事が何もなくなると、自分がいかにつまらない存在であるかが、よく分かります。 若い頃と違って、「これから、何かやってやろう!」という意欲を失っているので、大平原でタクシーに置いて行かれた客のように、呆然と立ち竦んでしまうのです。
・・・、こんな、「大平原でタクシー、云々」などという形容を捻っているところが、閑人の証明ですな。
「小人閑居して、形容を捻る」
2011.04.02 土晴風
お、今日は土曜日ですか。 毎日が休日なので、曜日の感覚が無くなってしまいました。 うーむ、日本の製造業はどうなってしまうんでしょうねえ。 由々しき問題だ。 ・・・・と言いつつ、私個人的には、このまま引退してしまっても、別に構やせんのですが。
諺にも、「小人閑居して、自転車屋に通う」とあるように、午前は父自で、沼津のスポーツ・デポとあさひ、午後はバイクで、富士のスポーツ・デポとあさひに行って来ました。 バイクも、たまには乗らないと、バッテリーが死んでしまいますけん。
何を探しに行ったのかというと、性懲りもなく、折自のシートポストなんですが、富士のデポに、350ミリのを発見したものの、値段が愕然物の、2500円! 高いはずで、シートポストだけでいいのに、シムが附属してやがるのです。 シムというのは、サイズを太くする時に使う金属の筒なんですが、私には全く不要です。 それでなくても、細いのが無くて困っているのに、これ以上太くしてどうする? 余計な物をつけおってえ!
ちなみに、どの店も、客でごった返していました。 車ならば、三月で決算期が終わり、四月に入ると販売が激減するものですが、自転車の場合、四月になっても、新学期が始まるまでは、駆け込み需要が続くようです。 また、沼津のあさひは、入荷した組み立て前の自転車が、何十台も店内に置いてあって、通路が通れない有様。 カウンターも、客が鈴生っており、店員が全員、忙殺されています。 とても、部品の注文ができる雰囲気ではないので、すごすご引き上げました。
しかし、2500円とはいえ、富士まで行けばあるという事が分かってしまうと、なにやら、そわそわ落ち着かなくなってしまいますな。
≪なくもんか≫ 2009年 日本
宮藤官九郎さん脚本、阿部サダヲさん主演の人情喜劇。 ≪舞妓 Haaaan!!!≫も、完成度は今一つでしたが、こちらはもっと劣化し、もはや、物語の態を成していません。 主人公にだけ、キャラクターが盛り込まれていて、他の登場人物は超いい加減。 別に、そんなに大勢が出ているわけではなく、弟、妻、妻の連れ子、義母、弟の相方、父、と、たったこれだけなのに、キャラが固められていないために、関連エピソードが不完全燃焼を起こしています。
勘繰るに、宮藤官九郎さんというのは、一時間物のストーリーは得意だけど、それより長くても短くても、うまく話を纏められないのではありますまいか。 特に、長い方は全然駄目で、映画で成功した例というのを、一つも知りません。 徹頭徹尾、シリーズ・ドラマ向けの才能なのでしょう。 映画でも、小ネタは、結構笑えるんですけどね。
2011.04.01 金晴
休み。 やる事無し。 「小人閑居して山に登る」と、諺にもある通り、午前中、香貫山の隣にある、≪横山≫に登って来ました。 別名、「擂鉢山」。 よくある名前ですが、山頂付近が、擂鉢を引っ繰り返したような形をしているので、こういう呼び方になったと思われます。
山域の広さは、香貫山に匹敵し、高さは、10メートル低い、183メートル。 ただし、私有地なので、全く観光地化されておらず、登山道はあるものの、山頂まで行っても、木が生い茂っていて、何も見えません。 つまり、あまり面白くない山なんですが、家から最も近いので、運動を兼ねて暇潰しに登るには、持って来いなのです。 今日も、家を徒歩で出て、北側から登って南側に下り、1時間15分で帰って来ました。
午後は、疲れて、完睡。 そして、半日寝ていたにも拘らず、夜も眠るのです。
≪フラクタル≫
フジ系の深夜アニメ。 終わりました。 今期のアニメで、唯一、通して見た作品。 ですが、とても、絶賛できるような出来ではありませんでした。 厳しく見れば、平均レベルとすら言えないのですが、他があまりにもひどかったので、最も上に来てしまったという格好。
主人公の少年が成長する過程を描けば、それで充分だったわけですが、そもそも、この少年、何がしたいのか不明で、ただ流されているだけ。 キャラ設定の段階で、すでに失敗していたのでしょう。 監督の趣味か、はたまた、オタクに媚びたのか分かりませんが、少女フェチを盛り込み過ぎたのも、冒険物としての興趣を著しく殺ぎました。
大体、こういう物語は、1クールでやるものではないですぜ。 最低、2クールは必要でしょう。 まったく、テレビ局の算盤勘定は分からん。 DVDを売りたいのなら、名作を作るしかないわけですが、2クール以上必要な物語を1クールで作らせて、名作になるわけがないではありませんか。
2011.03.31 木晴
休み。 どんどん太る。 腿の痛みが軽くなったので、父自で走って来ましたが、腿を庇うせいか、今度は股が痛くなり、2時間くらいで引き上げて来ました。
昨夜、決心したはずの、折自改良計画ですが、たった一日でコケました。 1500円だと思っていた、マウンテンバイク用のシートポストが、改めて調べてみたら、1800円だった事にショックを受けたのもさる事ながら、「折自を乗り易くしても、動き回れる半径は変わらんなあ」と、今までに何度もぶつかって来た障壁が、またぞろ立ち塞がってしまい、注文する気が失せてしまったのです。
だめだ、こりゃ。 この調子だと、自転車にお金をかける事は、永久にできそうにありません。 やはり、必要でないものは、買えないんですねえ。
2011.03.30 水晴
今日も休み。 両腿の上側の痛みが、まだ和らぎません。 参ったな、こりゃ。 さすがに、家に籠りきりというのも、精神衛生に悪いので、父自で一時間ばかり走って来ましたが、痛みが散るどころか、却ってひどくなってしまいました。 時間が経つのを待つしかないか。
所有している折自、≪レイチェル OF-20R≫ですが、見れば見るほど、悪いデザインではないと思うのです。 最近、売っている曲線デザインの折自に比べると、カチっと決まっていて、メカニカルな雰囲気が 段違いに濃厚。 至って、私好みなのです。
もし、新しくスポ自を買ってしまったら、この折自はどうなるのか? 良くて、押入れへお蔵入り、普通で、リサイクル店へ売却、悪ければ、資源ゴミとして、捨てられる事になります。 うううううむ、あまりにも勿体無い。 何とか、この自転車を使えるようにできないものか。 ・・・というのは、今までにも、繰り返し検討して来た問題。
≪短いシート・ポスト≫、≪沈み込んでしまうシート・ポスト・クランプ≫、≪多段でないギア≫、≪短いクランク≫、≪片面しか使えないペダル≫と、問題点が五ヶ所もあるので、それらを全部直すとなると、本体価格の2倍くらいかかりそうな予感。 大体、ギアの多段化は、フレーム・リアエンドの幅が狭い事から、無理やり広げるという荒療治を覚悟しない限り、不可能です。
とまあ、そういう事情で、折自を改良するくらいなら、新しい物を買った方が良い、と判断してたわけですが、その考えが、ここのところ、少し変わって来ました。 父自で、サドル・ポジションを出して乗っている時でも、あまり速く走ろうとしなくなって来たのです。 さすが、人生を折り返している年齢だけあって、必死になって漕ぐ事に疲れて来たんでしょうな。 そう何度も何度も、田子の浦まで往復しても、さしたる益は無いし。
ならば、何を買っていいか決められないスポ自の購入は諦めて、この折自に少しお金を掛けた方がいいのではないかと思い始めたのです。 五つある問題点の内、ペダルは580円で交換可能ですから、改良の腹さえ決まれば、すぐにでもできます。 ギアの多段化は、上記の理由でパスせざるを得ませんし、長いクランクも売っていないので、諦めるしかありませんが、速く走る気がないのなら、その二つは問題になりません。
となると、残るは、シート・ポストと、それを留めるクランプという事になります。 シート・ポストは、マウンテン・バイク用なら、径25.4ミリで、長さ400ミリというのがあるんですよ。 値段は1500円くらい。 ちょっとした出費ですが、これを思い切って注文してしまえば、腹が決まると思うのです。 クランプも売っているらしいんですが、そちらは、シート・ポストを換えて、沈むかどうか様子を見てからでもいいでしょう。
さて、計画は出来た。 問題は、実行する勇気があるかどうかですな。
2011.03.29 火晴
休み。 天気もよく、風も無く、外出日和だったにも拘らず、一歩も出られず。 なぜというに、昨日の仕事で、一日中しゃがんでいたため、腿の上側の筋肉が痛くなって、まともに歩けなくなってしまったのです。 無念! 家で喰っちゃ寝していると、どんどん太る。
どうやら、被災地以外でも、企業の活動停滞の影響で、解雇されている人が出始めているとの事。 こりゃ、他人事ではありません。 私の勤め先は、社外事情で生産が停止していると、休業扱いになり、国から金が出て、休んでいても、9割の給料を貰えます。 しかし、国の金というのは、税金を集めるか、国債で賄うのであって、結局、今貰っている給料は、いずれ、税金で取られてしまう事になります。 私個人としては、仕事をしていないんだから、無給でいいんですけどねえ。
≪ジャンパー≫ 2008年 アメリカ
瞬間移動能力を手に入れた青年が、その能力を持った者を抹殺しようとする組織と死闘を繰り広げる話。 一応、SFですが、SFアイデアで勝負しているわけではなく、見所は、格闘アクションです。 主人公の青年が、自分の能力を利用して、銀行から金を盗み、豪遊しているなど、物語の主人公としての品性に欠けており、それが、映画全体の品性も落としています。 敵役に、サミュエル・L・ジャクソンさんなど、一流の俳優も出ていますが、映画は二流。
≪Dr.伊良部一郎≫
終わりました。 最後まで、折り目正しい作りで、どうにも盛り上がりませんでした。 たぶん、監督が、真面目な人だったんでしょう。
2011.03.28 月晴
今日は、出勤しました。 雑用との事でしたが、予想に反して、かなりハードな雑用で、膝腰・全身にずっしりダメージを喰らいました。 イレクター・パイプで組んだ、衣装ケースくらいの大きさの台を解体する仕事だったんですが、それが50基くらいありまして、20人くらいでやっていたにも拘らず、結局、一日かかりました。 やれやれ。
疲れたので、さっさと寝ます。 明日からは、また休み。 少なくとも、今週中は出勤しません。
2011.03.27 日晴
今日は、久しぶりに、香貫山に登って来ました。 まだ桜には早く、咲いていたのは、麓の菓子屋の駐車場にある早咲きの一本だけ。 登山者は結構いました。
香貫山自体は、散歩がてら登れるような山ですが、沼津アルプス踏破組は登山装備でやって来ます。 「アルプス」という名前に惑わされるのでしょうが、実は、香貫山に限らず、象山も、鷲頭山も、充分、普段着で登れる山でして、荷物を持ちすぎると、却って負担になるくらいです。 来て、見て、「なんじゃ、こりゃ?」というところでしょうな。
明日は、雑用で、一日出勤します。 すっかり怠け癖がついて、一日出るのも億劫です。 やる仕事が決まっていないというのも、気が重い。 かといって、じゃぶじゃぶ休んでいるのに、「有休取りたいんですが・・・」とも言えません。
原発・・・、外部電源が引き込まれて、中央制御室に照明が点いた時には、テレビも新聞も、「これで、復旧する」と、まるで、全て解決したかのような喜び方をしていました。 しかし、私としては、無数にある障壁の一つを越えただけで、解決には程遠いと思っていました。 案の定、次から次へ問題が発生しています。
なんで、マスコミが、照明の点灯だけで、あんなに喜んでいたのか、とことん、とんと解せません。 技術関連の常識が全然無いんでしょうか? 外観だけ見ても、あれだけメチャメチャに壊れている原発が、中身が無事など、考えられないではありませんか。 爆発の破壊力をなめているんでしょうか?
もしかしたら、これは、日本だけでは、手に負えないかもしれませんな。 といって、アメリカに泣きついても、向こうも経験が無いから、手の貸しようがないでしょう。 ここまで汚染範囲が広がってしまうと、参考になるのは、スリーマイル島より、チェルノブイリの方です。
≪石棺≫に倣って、1号炉から4号炉までをすっぽり覆う巨大なプールを作り、水を満たして、核燃料が冷えるのを待つのが、一番確実な対策ではないかと思います。 スマートに解決しようとすればするほど、土壷に嵌っていく恐れあり。 現実的に考えて、高濃度の放射線を避けながら、原子炉本来の冷却設備を復旧させるのは、難しいでしょう。
2011.03.26 土晴
今日は、・・・・、今日は・・・、何もしませんでした。 ・・・・いいのか、こういう生活で・・・。
金持ちになる本も、借りて来てはいるんですが、なかなか頁を開く気分になりません。 つまりその、私は、心底、金持ちになりたいと思っていないらしいんですな。 日経CNBCを見ていると、出て来る解説の人たちが、お金の事しか考えていなくて、なんだか、気味が悪くなってしまいますし。 もっとも、本物の金持ちから見ると、投資アドバイザーや経済学者などは、能書きを垂れるだけで、性格的に、一生金持ちになれない人種らしいですけど。
2011.03.25 金曇雨
今日は出勤。 朝の8時から一時間という話だったんですが、始まったのが9時で、確かにラインは一時間で終わったものの、結局、半日いなければならなくなり、余った時間は、世間話で潰しました。 横須賀から来ている人が、「水も乾電池も、トイレット・ペーパーも無い。 横須賀港にいた米軍の空母は逃げちゃった」と、首都圏の窮迫した情況を伝える一方で、東電と関係無い富士川以西から来ている男は、「ええ〜? 節電〜? 僕ら、普通に暮らしてますよ〜。 毎日、サーフィンしてます」と、緊張感ゼロの発言。 まあ、そんなもんでしょうなあ。
どうせ、昼を過ぎてしまったので、急いで家に帰っても仕方ないと思い、帰りの足で、そのままカインズ・ホームへ。 広告に出ていた2万円のクロスバイクは、一台残っていました。 持って行ったメジャーでシート・ポストの長さを測ると、40センチは伸び、これなら、全く問題ありません。 ただし、持ち上げてみると、やはり、「うっ・・・」と呻き声が出るほど、重い。 隣にあった、3万円のクロスは、12.4キロですが、そちらを持ち上げてみると、もう、断然に、軽いのです。 どーしたもんかねー。
≪築地魚河岸三代目≫ 2008年 日本
一流企業に勤めている青年が、恋人の実家が魚河岸の仲卸だと知り、手伝うつもりで押しかけたところ、魚河岸の世界に惹かれてしまい、体当たりの努力で溶け込んで行く話。 熱が出るほど、ありがちなパターンで、「今時、こんなベタな話を考える脚本家がいるのか・・・」と、脂汗流して見ていたんですが、調べてみたら、青年漫画が原作でした。 なるほど、それなら、ありうる。 しかしなあ、青年漫画よ。 世の中は、こんなに単純ではないぞ。
2011.03.24 木曇晴
今日も電話があり、明日は、朝から一時間分くらい稼動するとの事。 もっとも、停まらずに動けば一時間で終わる台数という意味で、停まりまくる可能性は、多分にあるのですが・・・。 ほぼ二週間ぶりに会社へ行くので、妙に緊張しています。
昨日、カインズ・ホームの広告が入ってきたんですが、新学期前という事で、紙面の4分の1が自転車特集。 クロスバイクが2種類出ていて、今日になって、その内の安い方が、気になり始めました。 19800円で、3×6速のレボシフト。 ここまでは、私の欲しい条件にピッタリです。 ただ、泥除けとフロント・キャリア、スタンドがついていて、重量が、14.6キロというのは、ちと重過ぎです。 スタンドは便利過ぎて外せませんから、泥除けとキャリアだけ外して、果たして13キロを切れるかどうか、といったところ。
今持っている折自が15キロですから、それに比べれば、フル装備でも軽いわけですが、「せっかく、スポ自を買うのに、13キロ台ですかあ〜?」と、背伸び心が満面に不服の色を浮かべています。 3万円出せば、ネットで、10.8キロのクロスが買えるのですが、果たして、1万円分の差が、2キロの差に見合うのかどうか、それが、判断の分かれ目ですな。 一万円あれば、軽快車が一台買えますからのう。
これまで、10万円までを予算の射程距離に入れて、あれこれ吟味して来たんですが、高い物を買ってしまうと、どうしても置き場所に困るのです。 堂々巡りして、結局そこへ戻って行くのです。
風雨と盗難の対策を取るとなると、担いで階段を上がり、自室に運ぶのが確実ですが、これは、腰痛が許さないから、没。
物置は、兄のタイヤを処分した事もあり、若干スペースが空いて、まだ候補に残っていますが、父が使ういろいろな道具が入っているので、父の邪魔をするのも嫌ですし、逆に傷をつけられる心配もあって、あまり気が進みません。 5万円以上するような物は、とても置けませんな。
で、残るは、現在、折自を置いている台所の外という事になりますが、風雨的にも、盗難的にも最悪の場所でして、3万円の自転車でも、ためらいがあります。 しかし、2万円以下ならば、かなり気分が楽になるのではないかと思っているのです。 3万円の物を買おうとしている限り、勿体無くて、永久にスポ自を買えない恐れがありますが、2万円なら、踏ん切りがつけられそうな予感。
「スポ自なんて、一生に一度しか買わないのだから、慎重に選ばなければ」と気負うから、決められないのかもしれません。 とりあえず、軽快車より軽くて、ギアが6段以上ついていて、サドル・ポジションが出せる物なら、何でもいいと割り切り、安いのを買ってみるべきなのかも。 少々重くても、どうせ、山なんか行きませんし。
明日の午後にでも、現物を見て来ようかと思っています。 とりあえず、シートポストがどこまで伸びるか測ってみないと。 足りなければ、長いポストを買わなければなりません。 サドル・ポジションさえ出れば、フラット・ハンドルですから、フレームの大きさはあまり問題にならないでしょう。
2011.03.23 水曇雨
休み。 今日、電話があって、今週いっぱい休みになりました。 いやはや、丸々2週間休みですわ。 しかも、来週以降も、まだ未定だとの事。 こりゃ、いよいよ、給料足りなくて首括る人が出て来そうです。
今日は、午前中、バイクの清掃をしていました。 漏れたオイルがべったり着いていたシリンダー・ブロック前側は、整備士さんが磨いてくれたらしく、かなり綺麗になっていました。 申し訳無いこってす。 私は、バイクを清掃する時に、水や洗剤を使わないので、オイルがこびりつくと、取り切れないのです。
午後からは、小糠雨。 車で出掛けるほどの用事は無いので、家から一歩も出られず。 貴重な休日が、虚しく消えて行きます。 どーしょもないねー。
なに、東京の水道水から放射性物質? 誰かが震災の事を、「天罰だ」などと言うから、本当の天罰が下ったんですかね?
皮肉はさておき。 しかしねー、本当に、人体に影響が無いのなら、そんな発表はしない方がいいんじゃないですか? マスコミが、そう伝えれば、誰だって、危ない物は避けようとしますぜ。 赤ん坊に有害な物なら、大人が飲んでも、体に良くは無いと考えるでしょうが。 「冷静な対応を」して欲しいなら、大衆心理を考えなさいよ。
「母乳で育てているが、母親がその水を飲んだ場合、母乳も有害になるのではないのか?」という質問に対し、学者が、「大丈夫です」と、あっさり答えていたのには、首を傾げまくりました。 だって、牛の乳は駄目なんでしょう? なんで、人間の乳は大丈夫だと言えるんですか? 牛の乳が汚染された理由を、「放射性物質を含んだ大気を呼吸しているから」と解説していた学者がいましたが、アホな事言うでねえよ。 人間だって、呼吸してるでねえか。 そこあ、どう説明するだあね?
テレビ局も、「安全です」しか言わない学者は、呼ばない方がいいんじゃないですか? 「冷静になって、理性的に判断しましょう」なんて常識的な事は、そんな学者に言われなくても分かっているのですから。 局の科学解説員の方が、まだ客観的な事を言っているように思えます。
それに、非常時には、冷静ならばいいというものではないと思います。 たとえば、超身近な例で言えば、地震の後、家から貴重品を持ち出そうとしていた人達は、半ばパニックを起こし、大慌てで高台へ逃げた人達より、ずっと冷静だったわけですが、その冷静さで命を落としてしまいました。 得体の知れないものが近付いている時は、とりあえず逃げておいた方が確実なのです。
2011.03.22 火雨
休みは今日までの予定だったんですが、昼頃に会社から知らせがあり、明日も休みだとの事。 ニュースを見ると、ト○タ・グループは26日まで休みになったと言っているので、たぶん、明日また電話がある事でしょう。
えらい大連休になっていますが、こういう輸送事情では、部品が運べないので、膨大な種類の部品を必要とする完成車工場は、軒並み、お手上げです。 自動車産業の中心地は中部地方ですが、関東以北にも、たくさん、関連部品メーカーがあるんですな。
今月の給料は、記録的な少なさになるでしょう。 私は独身だから、どうという事はないのですが、妻子持ち、ローン持ちの人達は、非常に苦しくなるんじゃないでしょうか。 工員には、背伸びをして、子供二人を大学へ行かせながら、家のローンまで払っているという人が多いのですが、当然の事ながら、家計ギリギリで生活していて、ほとんど蓄えが無いですから、首を括る人も出て来るのではないかと思われます。 いや、マジな話でして、私の勤め先では、自殺が結構あるのです。
たとえ、部品が来るようになっても、計画停電があるのでは、富士川以東の工場は、安定した生産ができません。 東電は、「計画停電は、次の冬まで続く」などと不届きな事を言っており、もしかすると、うちの工場は潰れてしまうかもしれませんな。 ト○タとしては、富士川以東の工場を息継ぎしながら運営するより、愛知県にある遊休工場をフル稼働させた方が、ずっと得ですから。
やれやれ、また応援か? 岩手工場は、こちらより情況が悪いので、再びそちらへ行く事はありえませんが、岩手か愛知かという問題ではなく、応援そのものが嫌なのですよ。 いっそ、会社を解散にしてくれた方が、サバサバしていいのですが・・・。 いや、こんな事を言っていると、本当にそうなりそうな気がしてきました。 最悪のシナリオを練って楽しむのは、このくらいにしておきましょう。
話は変わりますが、昨夕、バイク店から、預けてあったバイクが直ったという電話がありました。 今日、取りに行こうと思っていたのですが、雨がやみません。 予報では昼から曇りという事だったので、いつ上がるかと待っていたのですが、結局夕方までやみませんでした。 明日は店が休みなので、今日取りに行かないわけには行きません。 夕食後、覚悟を決め、合羽を着て外に出ると、やんでいました。 まったく、思うに任せない。
で、代車に借りていた≪シグナスX SR≫の燃料を満タンにすべく、まず、スタンドへ。 先日入れたばかりで、ほとんど乗っていないので、1.5リットルしか入らず、気まずい思いをしました。 しかし、満タンで借りて、満タンで返す契約なので、致し方ありません。
で、バイク店に行ったのですが、修理代は5743円でした。 当初、「2〜3万円かかるかもしれない」と言われていたのですが、オイル漏れの箇所が少なく、小さなパッキンの交換だけで済んだため、安く上がったとの事。 ちなみに、部品代は千円くらいで、残りは全て工賃です。 しかし、覚悟していた金額より遥かに少ない出費で済んだのは、ありがたい限り。 実は、最悪、5万円くらい取られるのではないかと、想定していたのです。 「よしよし、これで、浮いた分を、自転車購入に回せるぞ」とほくそえんだものでした。
帰りになると、また雨が降り始め、そこそこ濡れました。 仕方がないですな。 放射性物質が少ない事を祈るのみ。
放射性物質と言えば、ほうれん草と、原乳ですが、「国の安全基準値を大幅に超える」と言っている一方で、「人体に影響が無い」と言っており、危険なのか安全なのか、判断不能に陥っています。 「基準値を大幅に超えているのに、人体に影響が無い」という事は、つまり、そんな基準に意味が無いという事なんじゃないですか? 一体、何の為に、基準値を決めてあるのよ? 馬鹿でねーの? 基準値の存在意義が分かっていない。
そんないい加減な基準は無視し、検査して、人体に影響が無いと分かったら、≪安全≫のラベルを貼って、出荷すべきでしょう。 それでなくても、食料の輸送が滞っているのに、これ以上減らしてどうする?
野菜や原乳よりも恐ろしいのは、海産物の方ではありますまいか。 自衛隊と消防の放水で、プールの容積の三倍以上の水を注ぎ込んだらしいですが、当然の事ながら、溢れるのであって、溢れた水がどこへ流れていくかといったら、海へ出るに決まっています。
放射性物質を最も多く含んだ水が、海へ流れ出ているのですから、たまったものではありません。 ロシアや、アメリカ大陸の西岸諸国、太平洋諸国が、海の汚染に対して、反応が鈍く、暢気に構えているのが、不思議なくらい。 アメリカなんか、「放水で、フクシマは安定した」なんて言っていますが、福島第一原発が、自分の国と海で繋がっている事を忘れているんじゃないですかね?
「放射性ヨウ素は、海水中では、8日間で消える」という話も聞きますが、魚の体内に取り込まれた場合は、どうなんでしょう? なぜ、その可能性について触れないのか? たぶん、学者も、研究した事が無いから、知らないんでしょう。 とにかく、獲った海産物を、調べてもらいたいです。 安全なら安全で、良いのですから。
2011.03.21 月雨
時折、上がったものの、ほぼ終日、雨。
車で街の方へ、ちょっと出掛けて来ましたが、雨が降っているのに、濡れて歩いている人が多いのには、些かたじろぎました。 私くらいの年代だと、【放射能+雨】といったら、超がつくほどの要注意情況なのですが、全く気にしていない様子なのが、冷や汗物。
福島から距離があるから大丈夫だと思っているというより、大気中の放射性物質が雨に付着して降下してくるという知識を、そもそも持っていないんじゃないかと思います。 広島・長崎の記憶が遠くなると同時に、SFの長期低迷も影響しているのかもしれません。 いやいや、それ以前の問題として、放射能がどんな物なのか、理屈上も、感覚上も分かっていない人が大半なのではありますまいか。
山口百恵さん主演のドラマ、≪赤い疑惑≫を見ていた世代と、それより若い世代で、白血病に対する恐怖感が全く違っているのは想像に難くありませんが、現在、40歳以下の人達というのは、「放射能は、危険」、「放射能は、怖い」と言われても、どう怖いのか、浴びるとどうなってしまうのかが、分からないと思うのです。
2011.03.20 日曇
昨日までは、天気は良いものの、風が強く、出掛ける気にならなかったんですが、今日は少し凪いだので、折自を出し、昨年の10月に他界した、叔父さんの墓参りに行って来ました。 お彼岸なので。
一昨年の暮れにも叔父さんが亡くなりましたが、そちらは母の弟。 今度は、父の弟の内、上から二番目の人です。 末期癌で入院していて、岩手応援に行く前に見舞いに行ったんですが、その時はもう、モルヒネで意識朦朧としていました。 私が向こうへ行ってから、十日くらいで亡くなり、私が家に電話をした時には、もう葬式も済んでいました。
叔父さんは、住んでいた家の近所の寺に墓地を買っていて、それはうちの寺とは違う所だったので、私は場所を知りません。 母に寺の場所と、墓地の中での墓の位置、墓の特徴などを聞いておき、ネット地図で調べた上で、出かけました。
初めての場所でも、通る道と、曲がる交差点さえ分かっていれば、割と危なげなく到着するものですな。 寺も墓も、すぐに見つかりました。 線香などは持って行かなかったので、手だけ合わせて、帰って来ました。
実を言うと、ほとんど世話にならなかった叔父さんなので、亡くなっても、あまり感慨が湧きません。 子供の頃は、うちに来るたびに、ミニ・シュークリームを持って来てくれたので、親しみはあったのですが、物で繋がった関係というのは、そんなに強固にはならないものです。 私が大人になってからは、話す事もほとんど無く、限りなく他人に近い人になってしまいました。 もっとも、「自分の事は自分でやる」という人だったので、迷惑を掛けられなかっただけ、親戚としては無害な方だったわけですが。
ムカつくのは、この叔父さんの妻子でして、思い出すのも癪なので、詳しく書きませんが、「なんだ、こういう人間だったのか」と呆れる事が二回くらいありました。 叔父さん当人も死んだ事だし、もう、あの人達と会う事も無いでしょう。 その点は清々します。 全く、親戚というのは・・・、まあいいか。
2011.03.19 土晴風
今日も休み。 ・・・・おお! 今日は土曜日だから、休みでも普通なんだ! よかったよかった、多少は後ろめたさが和らいだ。 しかし、風が強くて、やはり、どこへも行かず。
テレビ番組が、だいぶ、普通のパターンに戻って来ました。 しばらく、芸人の顔を見なくて済み、清々していたんですが、また、厚かましくも鬱陶しいバラエティー番組が始まり、ゴールデン・タイムは衛星しか見れなくなってしまいました。
震災以来、テレビが、ACジャパンのCMばかりで、視聴者から苦情が殺到しているらしいですな。 仁科亜季子さんが何者なのか、これほど世間の注目を集めた事は無かったでしょう。 ペットボトル・リサイクル編の女の子も、忘れられない顔になってしまいましたな。
県内ニュースで見たんですが、浜松市で、市民から自転車の寄付を募っていました。 移動の足がなくなってしまった被災地に贈るのだそうです。 一瞬、「折自を寄付しようか」と思ったんですが、前籠もついていない20インチの折自では、却って使い難いだろうと思い、すぐに断念しました。 そもそも、沼津市でも同じ事をしてくれないと、寄付のしようもないのですが。
一部の避難所で、仮設住宅の建設が始まったようですが、校庭にずらりと並んだ資材を見て、「建設資材をこんなに運ぶ能力があるのなら、まず、食料を運んだ方がいいのでは?」と思ってしまいました。 一日に、おにぎり一個などという避難所もあるようで、そちらの方が緊急だろうと思うのですが。
福島の原発は、どーしょもないですな。 それでなくても、震災で大変なのに、原発からの避難者まで溢れ返ったのでは、混乱するなと言う方が無理です。 まず、あそこをどうにかしなければ、復興どころではありますまいて。
外部から電源を引き込んで、本来の冷却システムを稼動させる作戦のようですが、うまくいくのかどうか。 1〜4号機は、全て、津波プラス、事故後の海水注入で、水浸しになっているはずですが、電気を使った器具は、水を被ったら壊れてしまいます。 普通、屋内に設置する機器に、防水処理などしていないものです。 通電したら、ショートして、基板もコードも焼けてしまうのではないでしょうか。
学者は、「ショートしないように、慎重にやらなければなりません」と言っていますが、どんなに慎重にやったところで、一度壊れてしまった電気回路を、その場で修復する事はできないと思うんですがねえ。 普通、一度水を被ったら、電気系統は廃棄して、新品に取り替えますが、手間と金があまりにもかかるので、車などの場合、直さずに廃車にするのが、一般的。
冷却装置の電気系統を、4機分、全部交換するとなると、一週間そこらでどうにかなるとは思えず、まだまだ、この綱渡り的情況は続くという事になってしまいます。 厳しい厳しい、想像するだけで、げんなりして来ます。
頼むから、格納容器の爆発とか起きないでくれよ。 それは、ほんとのほんとに、洒落にならんで。
2011.03.18 金晴
休み。 計画停電は、朝の10時から、午後1時まででした。 寒くて、寝て過ごすのが一番利口、という感じ。 もはや、出掛ける気力もなし。
ここ一ヶ月ばかり、自転車の本と平行して、金持ちになる方法の本を読んでいます。 金持ちになるためには、特別の才能や恵まれた出自などは不要で、ある一定の方法を実行すれば、誰でもなれるらしいです。 というか、そういう主張の本を選んで読んでいる次第。
確かに、読んでみると、発想の転換をするだけで、金持ちへの道が開けるような気がするのですが・・・・、どうしても疑問を抱いてしまうのは、「今更金持ちになって、どうするつもりなのか?」という、私の個人的事情です。
「人生これから」という若者が、人生目標として金持ちを目指すというなら、人に迷惑を掛けない限り、悪い事ではないと思いますが、私のように、人生を折り返して、結婚もしていない、子供もいない、人類的使命を背負っているわけでもない、あとは年老いて死ぬだけ、といった人間が、この期に及んで資産を増やしても、百害あって一利無いのではないかと思うのです。
金持ちを目指す人の、金持ちになりたい理由というのは、
1. 老後、収入がなくなった時に備えたい。
2. 仕事をやめても生活に困らない資産を持ちたい。
3. 勤め先に頼る安心より、自由を大切にしたい。
といったものらしいのですが、1は、まあ、同感として、2と3は、「そういうものではないだろう」という気がするのです。 仕事が無い生活というのは、つまり、やる事が無い生活なわけで、それは、安楽というよりも、退屈で苦しいものなんじゃないでしょうか。 私自身、思いっきり切り詰めれば、今すぐ、そんな生活に入れない事も無いですが、恐らく、一ヶ月もしない内に、全くやる事が無くなり、閑過ぎて、精神に異常を来たすのではないかと、それを恐れるのです。
2011.03.17 木晴
今日も休み。 というか、ト○タ・グループが、完成車工場の操業停止を、来週火曜の22日までと決定したため、それまで休みです。 図らずも、年内最長の連休になってしまいました。 しかし、世情が世情なので、何日休みがあろうが、全然楽しくありません。
スポーツ自転車を買うには、長い休みの方が好都合ですが、こういう時に、遊び道具を買うのは、何となく気が引けます。 それに、自転車を買っても、積極的に出かけられないではありませんか。 静岡県は福島からかなり離れているし、箱根を隔てているので、放射線の影響はかなり弱まると思いますが、長時間屋外にいるとなると、もし、現場で異変が起こって、放射線数値が跳ね上がった場合、やはり、微量の被曝はあるような気がするのです。
福島第一原発の放水。 警察と自衛隊が引っ張り出されましたが、本来なら、原発関係者が負うべき危険を押し付けられたわけで、同情に耐えません。 幹部の方は、「苦渋の決断」をすればそれで済みますが、実際に作業に当たる人間の方は、被曝を避けられないわけで、「死んでくれ」とまでは行かなくても、「健康被害を覚悟してくれ」と言われているのと大差無いです。
自分達の責任で引き受けたのなら、警察庁長官や防衛相が、自分で行けばいいのに。 それが嫌なら、部下の命を預かる責任者として、はっきり断るべきでしょう。 総理や官房長官が、「どうしても、行かせろ」と言うのなら、「あなたが行って下さい」と、きっぱり、言い返してやればいいのです。 肩書きや立場に関係なく、命の価値に違いは無いのですから。
警官や自衛隊員は、行けと言われれば行くでしょうが、それは、「誰かがやらなければ、大惨事になってしまう」という犠牲的精神や、義務感・使命感だけではありますまい。 特攻隊員の立場と全く同じで、断ったら世間から非難されるので、「臆病者扱いされるくらいなら、一か八か行って、英雄扱いされた方がいい」と、究極の選択を迫られるのだと思います。
しかし、本来、彼らには、原発に対して、命を危険に曝さねばならないような責任はありません。 特攻隊のような、理不尽な死を強要されない社会を、戦後の日本は目指して来たんじゃないですかね? 66年間かけて、営々と積み上げてきた価値観を、ここで捨てるんですか?
「それじゃあ、誰がやるんだ?」とは、誰でも思うと思いますが、東電の幹部や原発推進派の政治家など、原発に対して責任がある人達に、放水車の操作方法を教えて、やって貰うのが一番だと思います。 皮肉や嫌味で言っているのではなく、命が掛かっている以上、責任者が最初に犠牲になるのが、当然の筋だと思うのです。
一般から志願者を募ったら、結構、手を挙げる人がいるかもしれませんな。 何の為に生きているのか分からない若者など、「自分の存在に何か意味を与えられるのなら」と考えて、出て来る可能性があります。 もっとも、彼らが犠牲になって死んだ後で、生き残った人々は、一ヶ月もしない内に、そんな事は忘れて、のうのうと日常生活を生きていくわけで、それを考えると、馬鹿馬鹿しくも割に合わない献身だと思いますが。
そういえば、チェルノブイリ事故の時は、爆発した原子炉に砂をかけるために、ヘリコプターが何度も上空まで往復しましたが、パイロットは死を覚悟して任務に当たったそうです。 そして、実際に、ほとんどのパイロットは、大量被曝し、その後、死んだのだとか。 こう書くと、「犠牲は尊いな」と思いますが、今、どれだけの人が、彼らの犠牲に感謝して生きているかと考えると、ほとんど思い出す事さえ無いと思うのです。 それでは、ただの死に損になってしまうではありませんか。
2011.03.16 水晴風
今日も休み。 明日から出勤になるかもしれないという事で、近所のガソリン・スタンドで給油して来ました。 ガソリンの供給不足で、レギュラーの一回の販売量は20リットルに制限されていましたが、代車の≪シグナスX SR≫は、タンクが小さく、5.6リットルしか入りませんでした。 沼津では、ガソリン・スタンドに行列ができるような状態にはなっていません。
昨夜の地震の関係で、今日は静岡県東部の計画停電はありませんでした。 私としては、どうせやる事が無いので、停電にしてくれても、問題は無いのですが。
2011.03.15 火晴
今日も休み。 昨日同様、寝て過ごしました。 夕方近くに、近所のスーパーに自転車で行きましたが、震災の影響で、米や水が売り切れて、棚がガラガラ。 なぜか、納豆も売り切れ。 保存食といえば、保存食ですが・・・。 ガソリン・スタンドは、空いていました。
今日の計画停電は午後だけで、6時20分から10時までの予定でしたが、実際には、7時から9時まで2時間、停電しました。 ベッドに横になり、去年の正月に買ったポータブル・カーナビで、ワンセグ放送を見て過ごしました。
停電終了後、居間へ下りて、BSジャパンで映画を見ていたんですが、10時半頃、「ゴオオオーッ!」という音とともに、激しい揺れが。 実際の揺れに負けず劣らず、私自身が震え上がりました。 一日中、震災報道ばかり見ているので、「こっちへ来たか!」と、もう生きた心地がしません。 ガタガタ揺れる家に 向かって、「こらえろ! こらえろ!」と、意味の無い呼びかけをするのが精一杯。
しかし、揺れが収まってみると、沼津の震度は4で、感じたほどの大地震ではありませんでした。 確かに、冷静に観察してみると、棚から落ちている物はあまりありませんでした。 ちなみに、震源地は富士宮市で、富士山の山裾でした。 気象庁は、「東海地震とは関係ない」と言っていますが、富士山は富士山で、噴火しそうで怖いです。
東北→長野→富士山と、続いて来ているように見えますが、直接関係は無くても、揺れで触発されて、連鎖反応を起こしているという事はないんでしょうか。
≪王妃の紋章≫ 2006年 中国・香港
張芸謀監督が北京五輪開会式の演出と平行して撮った映画。 重陽の節句に向けて策謀が渦巻く、王家一族の愛と憎しみの物語。 豪華絢爛。 ほとんどの場面が、王宮の中で進行しますが、セットの凝りようが、生半可ではありません。 もっとも、この映画の見所は、役者の演技でして、人間ドラマが軸になっています。 戦闘のアクション場面もふんだんにあるのですが、些か、蛇足の感無きにしもあらず。 見所は多いですが、かなり残酷な話なので、面白いといった類の映画ではないです。
2011.03.14 月晴風
節電協力で、会社は休み。 今日掛かって来た電話によると、火曜・水曜も休みになるとの事。 しかし、突然休みになっても、やる事はありません。 世情が世情なので、遊びに行く気にならないという事もあります。
で、計画停電ですが、私の住んでいる所では、結局、午前も午後も行なわれませんでした。 行なわれた所でも、予定時刻きっかりに始まるのではなく、予定された時間内のある時点で、突然停電し、また、終了時刻を待たずに、突然回復したらしいです。 これでは、需要オーバーで、突然停電するのと大差ありません。
やるかやらぬか、やるとしたら、何時からやるのか、まるっきり情報が足りず、交通機関の利用者は大混乱を来たしたようですが、休みだった私も、予定が立てられなくて困りました。 停電するとなれば、コンセントを抜いたり、風呂や洗濯の時間を調整したりと、それなりの対策を取らなければならないのですが、実際に停電が起こらなかったとなると、それらが全て無駄になって、変な所で時間が余ってしまうのです。
計画停電とは名ばかりで、≪無計画停電≫と言った方がピッタリ来る混乱ぶりです。 東電は、「需給状況を見て、調整している」らしいのですが、その調整というのは、完全に東電側の都合であって、利用者側の都合は考慮されていない様子。
どうも、東電側は、「停電すると言っておいて、実際には停電しなければ、お客は電気が使えて得したわけだから、喜ばれているだろう」と思っているのではないかと思うのですが、そんな事は全然無いのであって、むしろ、予定通り、停電にしてくれた方が、遥かに助かります。 明日も、同じような調子でやるらしいですが、東電が、≪余計な心遣い≫を改めない限り、またぞろ混乱するのは避けられないでしょう。
福島第一原発・・・・、一号機に続いて、三号機も建屋が吹っ飛んでしまいました。 洒落にならんでよ、おい。 あの映像を見て、「原子炉は安全です」と言われても、説得力ゼロですな。 おそらく、世界中の原子力関係者が、顔面蒼白、背中びっしょりになっている事と思われます。 ビジュアル的には、スリーマイル島はもちろん、チェルノブイリより、恐ろしい。
あれだけの爆発があって、格納容器や配管が正常に機能しているというのは、俄かには信じ難いです。 格納容器の鋼鉄の厚さは、3センチでしたっけ? 装甲車レベルですが、鉄コンの建屋が消し飛ぶような爆発で、無傷という事は無いでしょう。 それとも、素人の感覚では想像もつかないような強度を持たせてあるのか。 そうであって貰わないと困りますが。
2011.03.13 日晴風
うぬぬぬ、計画停電が決定してしまいました。 静岡県の富士川までは、東京電力の範囲なんですよ。 まあ、被災地の苦労に比べれば、何でもないような事ですが・・・。 私が住んでいる所は、第2グループなので、一日に二回、停電する事になります。 昼はいいですが、夜は、6時20分から10時までなので、もう夕飯食べたら、すぐに寝る以外無いですな。 「四月いっぱい続く」と言っていますが、どういう生活になるのやら。
それはさておき、この震災、あまりにも被害が大きいので、事によったら、日本経済全体に、致命的な打撃を与えるかもしれませんな。 「一日も早い復旧を・・・」と言いますが、一体、どれだけのお金が掛かるか、想像もつきません。 そして、日本政府には、そんなお金は全く無いばかりか、莫大な借金があるわけです。 激甚災害の指定は、言葉一つでできますが、どこから、お金を都合するんでしょう?
被災者の半分くらいが老人である事も、円滑な復旧を阻む要素になると思います。 失った家を建て直すにしても、泥に呑まれた農地を復元するにしても、老人達に、その気力が湧いて来るのかどうか。 私だったら、「もう、死ぬまで、仮設住宅で暮らす」と、諦めてしまうと思います。
政治家にせよ、ニュース・アンカーにせよ、リポーターにせよ、悲劇である事をやたら強調し、感傷的な物言いばかり並べている人がいますが、まだ震災の真っ最中なのであって、必要とされているのは、一にも二にも、≪情報≫なのだという事を認識すべきでしょう。
それにしても、テレビの間断無い震災報道に比べて、新聞の薄っぺらい事。 何をやっているんですかね、新聞記者は? テレビの映像を写真にして載せたりしていますが、人の褌で相撲を取るような真似をして、恥ずかしくないんでしょうか。 驚き入ります。
2011.03.12 土晴
来週の月曜日は、休みになりました。 節電に協力するためだとか。
岩手にいた時、折り畳み自転車を貸してもらった先輩に、電話をしてみました。 北上市の和賀川の南岸に住んでいる人ですが、当人も家も、無事だとの事。 ただ、その先輩の近所で火事があり、一軒燃えてしまったのだとか。 会社では、車は傾いたけれど、落ちはしなかったらしいです。 同じ岩手でも、内陸部の被害は、さほどではないようです。
津波が、防波堤を押し流すというのは聞いた事がありますが、上を乗り越えて来るとは思っていませんでした。 エネルギーを若干弱めるくらいの効能しか無いという事になりますな。 莫大な資金を投じて、造ってあるにも拘らず。
「死者数、千人超か?」といったテロップが出ていますが、町ごと消えてしまった所もあるわけで、一つの町だけでも、一万人以上は住んでいたでしょう。 推定値の桁が違うのではないでしょうか。
福島第一原発。 正に、泣きっ面に蜂。 最悪の情況まで、首の皮一枚しか残っていないという感じで、ぞーっとします。 「建屋の外壁が爆発的に吹っ飛んで、中にあった格納容器が無事という事は考えにくい」と、専門家が言ってましたが、私もそう思います。 しかし、悪い予想をしようが、楽観的な見通しを持とうが、行き着く結果は大して変わらないと思うので、素人勘繰りは控える事にします。
どんな結果になるにせよ、今後、原発建設の推進を主張する声は鈍るでしょうな。 感覚的に、「怖い・・・」という体験をしてしまったわけですから。 ちなみに、原発の事故は、核分裂が暴走するレベルになると、核兵器の比ではない、大規模な放射能汚染を引き起こします。 半径数百キロが、半永久的に住めなくなってしまうのです。
首相や官房長官の記者会見は、不要なんじゃないでしょうか。 原発の事について発表するのなら、専門知識を持った人に話して貰いたいです。 素人では、技術的な事を質問されても、答えられんでしょうが。
2011.03.11 金晴
カタストロフ・・・。 絶句・・・。 恐るべし、津波。 恐るべし、火災。
遅番なので、通勤途中だったんですが、交差点で信号待ちをしていると、景色がゆらゆら揺れ始めました。 「お、いかん。 座っているのに、目眩がしているぞ。 睡眠不足か?」と、頭を振っていたんですが、その時は、地震で風景の方が揺れているとは気付きませんでした。
会社に着いてから、また大きな揺れがあり、これは、周囲の機械設備がガタガタ揺れたので、はっきり分かりました。 一応、ぞろぞろと避難場所に避難しましたが、上の連中もどうしていいか分からぬ様子で、何の指示も無し。 30分ほどで、職場に戻ったものの、最初の二時間は稼動せず。 動き始めてからは、部品未着で一度停まっただけで、あとは普通に動きました。 ただし、計画より、100台程度少なく、定時で終わりましたが。
地震発生直後は、誰も彼も、携帯で家族と連絡を取ろうとしていましたが、みな、二時間くらいは不通のようでした。 「こういう時のために、携帯を持ったのに、通じないんじゃしょうがない」と言っている人がいましたが、なるほど、それはそうですな。
夜中の0時50分頃、帰宅。 家は、全く無事。 テレビを見て、被害の大きさを知り、愕然としました。 この映像は・・・、地獄の光景とは、こういうものなのでしょうか。
2011.03.09 水晴
≪スラムドッグ$ミリオネア≫ 2008年 イギリス・アメリカ
話は、文句無しに面白いです。 母にも見せたんですが、大抵の映画では15分で寝てしまう人が、最後まで見たそうですから、確かに面白いのです。 インドのクイズ・ミリオネアで最高額まで行った青年が、どうして答えを知っていたのか、波乱に満ちた生い立ちを回想しながら語る話。
気になるのは、インドの話であるにも拘らず、監督がイギリス人であるという事。 主人公が汲み取り式トイレに飛び込むといった、眉を顰めたくなるような場面も出て来るのですが、果たして、この監督、自分の国を舞台にした映画でも、こういう場面を描けるのかどうか。
2011.03.08 火晴
≪ゼロの焦点≫ 2009年 日本
題名だけは、普通名詞化するほど有名になっている松本清張作品を、再映画化したもの。 ただし、話の内容は、題名ほど知られていないと思います。 うちに母が買った小説があったので、私も昔読んだのですが、どんな話か綺麗さっぱり忘れてしまいました。 それほど、印象が薄いストーリーなんですな。
この映画は、推理物としては失敗しています。 誰の目線で謎解きが進んでいるのかが分からないので、主人公がどうやって真相を知ったのかが、観客に伝わって来ません。 謎解きの面白さが全く無いのでは、推理物とは言えませんわな。
ストーリーはさておき、昭和32年の風景を再現した映像は、大したものです。 「ここまで、できるのか?」と、驚愕するほどに。 私自身は、昭和32年には、まだまだ生まれてもいないのですが、「こんな感じだったんだろうなあ」と、つくづく思わせる、素晴らしい凝り方。
女優さん達の演技も良いです。 配役は、完璧に成功していますな。 ストーリーが駄目な分を、補って余りあります。
≪四十九日のレシピ 最終回≫
四十九日の大宴会はいいんですが、主人公の亭主が最後まで鬱陶しく、気分のいい結末には程遠い最終回になりました。 浮気相手との間に子供ができているのに、どうして、主人公ともう一度やり直したいなどと図々しい事が言えるのか、呆れて呆れて、物が言えません。 こんなラストで、大団円などとは、金輪際言わせません。 これだから、日本のドラマは、変だというのです。
2011.03.06 日晴風
図書館に行ったついでに、帰り道にある自転車店に寄って、径25.4ミリ、長さ400ミリのシート・ポストが無いか訊いてみましたが、「そんな物は無い」と、けんもほろろ、薄ら笑いで追い返されました。 初めて入った店でしたが、やっぱり、自転車店のオヤジというのは、古今東西、似たような人種がやっているようですなあ。 不愉快すぎて、笑ってしまうほどに。
こういう接客をしていても、個人経営の自転車店がなかなか潰れないのは、タイヤのパンク修理で喰えるからだと思います。 自転車そのものはホームセンターで安い物を買う人でも、パンク修理に関しては、押して歩く距離を短くしたいがために、近所の自転車店に持って行くので、客は常に絶えないという寸法。
物は考えようで、引退後、自分で自転車店を開業すれば、安定した収入が得られるかもしれませんな。
2011.03.05 土晴
明日は天気が崩れるというので、今日 動いた方が良いと判断し、久しぶりに折自を出して、海辺の方を回って来ました。 折自も、サドルさえ高ければ、そんなに漕ぎ難いわけではないのですよ。 ただ、サドル・ポジションが出せるほど長いシート・ポストが売っていないだけで。 径25.4ミリ、長さ400ミリのが欲しいんですがねえ。 ネット上に無いだけで、現実には出回っているんでしょうか。 一度、自転車屋へ行って、訊くだけ訊いてみる価値はあるかもしれませんな。
2011.03.04 金晴
借りて来た代車、ヤマハの≪シグナスX≫というらしいです。 すでにモデル・チェンジしているらしく、ネット・カタログには載っていません。 台湾製のようで、繁体字の注意ラベルがあちこちに貼ってあります。
やはり、クラッチが無いので、出だしが遅いです。 かなりアクセルを開かないと、動き出してくれません。 しかし、一度走り出してしまえば、力強く走ります。 さすが、125だけあって、50のような回り切り感はありません。 セローと同じスピードで走れるので、会社までの所要時間も同じ。 ただし、燃費は悪そうで、メーターを見ると、5日くらいで空になりそうです。
面白いのは、給油口が、ハンドルの下についている事。 どこにタンクがあるんでしょう? シートの下には、メットインのトランクが付いていますが、その開閉が電磁式で、イグニッション・スイッチの所に、≪トランク≫というポジションがあります。 私の知らない内に、スクーターも進歩してますなあ。 却って使い難い感じがしないでもないですが。
11.03.03 木曇雨
専ら通勤に使って、そろそろ8年になる私のバイク。 エンジン前面からのオイル漏れが激しくなり、停めておいても、バイクの下にオイルが滴り落ちるようになってしまったので、今日から、バイク屋に入院となりました。 「まず、原因から調べないといけないから、2・3週間かかる。 費用は、2・3万円になる」 という話。
費用は仕方ないとして、その間どうやって会社へ行くかが問題。 父の車をそんなに長期間使うわけにはいきません。 そこで、代車を借りる事にしましたが、50ccで行くには距離が遠過ぎるので、125ccが空くのを待ち、今日がその日だったというわけ。
現物を見てみると、昨今流行の大型スクーターでした。 店から家まで乗って来たのですが、外見の新しさに反して、かなり使い込まれているらしく、アクセルを開いても、思うように加速してくれません。 果たして、これで会社まで行けるのかどうか、不安なところです。
11.03.02 水雨
≪トレーニング・デイ≫ 2001年 アメリカ
交通課の警官から麻薬捜査課の刑事になったばかりの男が、ベテラン捜査官から捜査のイロハを教わり始めるものの、初日からいきなり、恐ろしい現実を目の当たりにしてしまう話。
刑事物で、新米とベテランのコンビというと、大抵、ベテランが大事な教えを残して殉職し、成長した新米は、自身がベテランとなり、新たな新米に教訓を垂れて終わる、というパターンになるのが普通なのですが、この映画では、その常識を逆手にとって、観客を、「あっ!」 と言わせる仕掛けを施してあります。
あこぎなベテラン刑事をデンゼル・ワシントンさんが演じていて、普通、悪役をやる人ではないので、「何だか、妙な配役だな」 と思わせるのですが、話が進んでいくに連れて、その理由がよく分かって来ます。 新米刑事の方の視点で話は語られるのですが、主役はあくまで、ベテラン刑事の方なわけです。
11.03.01 火雨
三月に入りましたが、二日連続の雨で、寒い寒い。
≪四十九日のレシピ≫
≪フェイク≫の後番なので、そのまま見ていますが・・・・、繊細なのか殺伐としているのか、よく分からん話ですな。
こういう浮気亭主、現実にいる可能性がありますが、地獄だね、当人も、周囲も。 こんなひどい人生なら、無い方がいいような気さえします。 主人公の境遇を気の毒なものにするため、亭主の浮気相手を毒婦にしてしまっていますが、むしろ、主人公以上に慎ましいキャラにした方が、やりきれなさが盛り上がって、良かったんじゃないでしょうか。
心身ともに傷ついて実家に戻った主人公を、叔母さんが追い返そうとする場面が何度も出て来ますが、とんでもないでしゃばりで、見るたびに、ムカムカします。 これだから、親戚なんぞ、ろくなものではない。 家族じゃないんだから、余計な口出しをしなければいいのです。 こういう情況で、実家に頼れないのでは、もはや、首を括るしか無いではありませんか。 姪を殺す気け?
しかし、この話、明らかに極端な例を寄せ集めており、あまり感情移入して腹を立てるのも、エネルギーの浪費かもしれませんな。 真面目に見ていたのに、見終わったら、結構いい加減な話で、力入れて損した、という事は、日本のドラマでは、よくあります。
11.02.27 日晴
久しぶりに、父自で遠出。 といっても、沼津市内ですが。 一ヶ月以上、ろくに乗っていなかったので、疲れた疲れた。 「自転車は、漕がなければ動かないのだ」 という当然の事を、改めて認識しました。 こんなんじゃ、スポーツ自転車なんて買っても、とても、性能を使いきれません。 やっぱり、やめようか。
≪ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛≫ 2008年 アメリカ
≪第1章≫は、ただのファンタジーでしたが、第二作は、中世戦争物に近づけた様子。 一応、想像上の生き物や、喋る動物達が登場しますが、兵隊の一部として使われているだけです。 ≪ロード・オブ・ザ・リング≫を意識しているのが痛いほどよく分かるのですが、スケールを大きくしようと真似れば真似るほど、二番煎じの印象が強くなるのは皮肉なところです。
現代からナルニアへ行く四人の兄弟姉妹が、結局、最後には帰って来るという温い設定が、物語の真剣味を殺いでいます。 たぶん、≪ピーター・パン≫辺りを模倣したんでしょう。 四人の内一人が帰って来れずに、次に行った時には、数百年後の子孫が王になっている、というような設定にすれば、時間の流れの非情さが、ぐっと胸に迫って来るんですがねえ。 原作が子供向けに作った話だから、残酷さを敢えて控えているのかもしれません。
11.02.24 木雨
大地震のニュース映像・・・、何度も見ていると、感覚が麻痺して、とてつもない災害という感じがしなくなって来ます。 嫌な慣れですな。 いつものパターンで、報道は地震一色になってしまいましたが、新燃岳はどうなったのやら。 マスコミというのは、人が死なないと興味を示さぬものらしい・・・、ハイエナかいな。
もっとも、リビアでは、地震よりも一桁多い人間が死んでいるわけですが、特派員一人も送るつもりがないのは、マスコミの奇怪なところです。 日本人ジャーナリストは、危険を察知する感覚が鈍く、殺され易いので、行かない方がいいのかもしれませんが。 世界史に影響を与える事件といえば、地震よりも、リビアの方が、重要度は段違いに高いんですがねえ。
11.02.22 火晴
つらつら思うに・・・、生きる事に真剣であるべきですな。 今の私の生活は、≪生≫を持て余しているような気がします。 食べる物にも事欠いていた時代には、趣味なんぞに頭を悩ませる人はいなかったわけで、それを思うと、使用目的もないくせに、自転車を買うか買わぬか悩んでいる自分が、隠しようもなく恥ずかしいです。 真剣に生きなければなりますまい。 この無機物ばかりの宇宙で、命を得て、生きているだけでも、充分に奇跡なのですから。 一瞬一瞬を大切に生きなければなりますまい。
11.02.20 日曇
この週末は休みが日曜日だけなのに、ドス曇り・・・。 布団も干せないと来たもんだ。 いや、カバーを洗わなかっただけで、干すだけは、無理やり干しましたけど。
自転車購入に備え、物置の一角を占領していた古タイヤ四本を処分しました。 兄が昔乗っていた車で使っていたノーマル・タイヤ。 スタッドレスを履いている間に車を変えたため、ノーマル・タイヤだけ残ったという、少々ややこしい経緯があります。 何年も取りに来ないので、厄介者になっていたんですが、先週、兄が家に寄った時に訊いてみたら、「捨ててよい」 との事。 気が変わらない内に捨てる事にしました。
ただし、古タイヤはゴミに出せないので、こちらがお金を出して、業者に引き取ってもらう事になります。 近所のガソリン・スタンドに電話したら、一本315円ですと。 高いな。 しかし、自転車を物置に入れられるなら、そのくらいの痛みには耐えねばなりますまい。
私の部屋の天井裏にあったスタッドレス二本も、ついでに処分。 これは、20年前、まだ軽自動車で通勤していた頃に、「雪が降る事があるぞ」 という先輩の薦めで、一緒に買いに行ったもの。 一冬履いていましたが、結局一度も降らず、その内、車を廃車にしてしまったので、これまた厄介者になっていたのです。
父の車に積み込んで、そのスタンドへ持って行くと、アルミ・ホイールがついているのを見て、「これもいいの?」 と、意外そうな顔をしていました。 たぶん、アルミは売れるのでしょう。 向こうは、私から処分料を取り、アルミを売って、二重に儲かるわけですな。 まあ、私としては、厄介者が片付けられれば、それでいいのです。
これで、タイヤ四本分 物置が空いたわけですが、まだまだ 自転車一台納めるスペースには遠いです。 さて、暖かくなるまでに、置き場所を確保できるでしょうか。
≪アイアンマン≫ 2008年 アメリカ
漫画が原作らしいですが、映画の方も、いかにも漫画という感じ。 天才的な技術者でもある兵器メーカーの社長が、武装組織に誘拐された事をきっかけに正義に目覚め、パワード・スーツを作って、自らヒーローとなり、悪と戦う話。 うーむ、ストーリーを書いているだけで、恥ずかしくなって来るのう。 戦闘場面やCGなどは良くできていますが、いかんせん 発想が子供っぽ過ぎて、評価のしようがありません。
11.02.19 土晴
土曜出勤。 毎日、定時で終わっているとはいえ、やはり、六日稼動は疲れます。 ただ、今年は、カレンダー上の六日稼動は今日が最後になります。 例年だと、1、2、3月の早番の週が一回ずつ、六日稼動になるんですが、今年は1、2月だけで、3月から平常に戻るのです。 それだけでも、大変嬉しいです。
≪デカワンコ≫
面白いと思ったら、脚本が、伴一彦さんだったんですね。 ≪喰いタン≫や、≪スチュワーデス刑事≫などを書いた人。 道理で・・・。
11.02.16 水晴
今、日替わり写真で出している、万城目学作品の本は、岩手に行く前に読んで、感想を書いたままにしてあったものです。 岩手でも、金ヶ崎町立図書館で、何冊か本を借りたのですが、それらの感想は、追い追い、書く事にします。
≪iCarly≫
「アイ カーリー」と読みます。 教育テレビで火曜夜7時25分からやっているアメリカのドラマ。 オール・スタジオ撮影で、笑い声が入るタイプの軽いコメディーです。 ネットで週一の自主制作番組を放送している高校生達の話。 ≪フルハウス≫や≪サブリナ≫などと比べると、笑いのレベルが低く、「この種のドラマのピークは、もう過ぎたな」という感じがするのですが、それでも、他にコメディー・ドラマが無いので、貴重な存在になっています。
日本では今やっていますが、アメリカでの放送は、2007年との事。 登場人物達も、もう20歳を過ぎてしまっているんですなあ。 日本版の番組の終わりに、視聴者からの投稿ビデオ・コーナーがあるのですが、一生懸命ビデオを撮って送っている子供達は、本編が4年も前に終わっている事を知っているのかどうか・・・。
主題歌が、なかなかノリが良く、今時のアメリカン・ポップスの傾向を覗う事ができます。
11.02.14 月雨
≪トランスポーター3 アンリミテッド≫ 2008年 フランス
≪1≫は、まあまあ普通のアクション映画。 ≪2≫は、カー・アクションの凝り過ぎで、些か荒唐無稽になりかけましたが、この≪3≫では、監督が変わって、趣きも変わり、内容の詰まった上質のアクション映画に昇華しました。 車から離れると爆発する腕輪をつけられてしまった主人公が、積荷の女をフランスからウクライナまで運ぶ話。
その女というのが、誘拐されたウクライナ環境大臣の娘で、悪党一味が大臣に産業廃棄物を受け入れるよう脅迫している、という設定なのですが、そちらはちっと無理がありますな。 しかし、凄まじいアクションが目白押しに並ぶため、 そういう細かい事を気にする間も無く、ぐいぐい話が進んで行きます。
細かいカットを繋いで、アクション場面にスピード感と迫力を出していますが、これが、並大抵の工夫ではなく、「どうやって撮ったの?」と、感嘆させられっ放し。 撮影方法以前に、カットの組み立てをどうやって纏め上げて行ったのかが、想像つきません。 膨大な数の絵コンテを描いたんでしょうかね? 謎、謎、謎。
11.02.13 日晴
今朝は、霜が降りて、地面が真っ白。 道路のそこかしこが凍結していました。 昼間はよく晴れましたが、午前中、父自でちょっと買い物に行っただけで、午後は、寝て過ごしました。 どうも、だれるのう。
自転車購入計画、もはや、「いい加減にしやがれ!」と、自分で怒鳴りたくなるほど長引いていますが、依然として、何も決められない状態が続いています。 買ってしまったら、これから買う楽しみが無くなってしまうのを恐れているのではないかと、最近は疑っている次第。 来週は土曜出勤なので、たぶん、来週末も買う事はないでしょう。 こうなったら、暖かくなるまで、引っ張ってしまいましょうか。
11.02.12 土雨
一日中、雨。 依然として、雪はちらほらパラつく程度。 でも、充分寒いです。
≪無縁社会 討論編≫
解決策を紹介している専門家の面々が、およそ非現実的な事ばかり言っているのが、滑稽極まりないです。 国が莫大な借金を抱えているのに、「財源を用意して、社会制度の整備を・・・」などと言っているのは、冗談としか思えません。 それに比べて、実際に、最悪の情況に置かれている人達の意見の重いこと、厳しいこと。
だけど、この番組、社会制度の問題点を指摘する事ではなく、もっと単純に、≪無縁化≫という現象を紹介するのが目的だったのではありますまいか。 解決策を探るなどという難しい領域に踏み込んでしまって、大丈夫なんですかね? 無縁化そのものは、≪問題≫という以前に、≪現象≫なので、討論して解決するような事ではないと思いますが。
「自分は必要とされていないのではないか?」
これはねえ。 人によっては、「そんな事、気にしなくてもいいじゃないか」と、切って捨てるような価値観だと思うんですよ。 「自分自身に生きる目的があれば、他人の評価なんかどうでもいいじゃないか」と。 そういう人は、それでいいわけですが、気にする人は、人生目標の根幹に据えている場合があって、掛け替えの無い重大問題なんですな。
私は、相当ドライな方ですが、それでも、「全く無用」という扱いを受けると、やはり凹みます。 「甘えだ」と言って切り捨てられる人というのは、そういう扱いを経験した事が無いか、逆に、経験し過ぎて、感覚が麻痺してしまった人でしょうな。
笑ったのは、批評家という肩書きでコメンテーター席に座っていた男で、「ネットで繋がっていれば無縁化なんかしない」と主張していました。 おいおい、個人サイトやブログが、どんどん廃れて行った歴史を知らんのか? 今はツイッターが流行っていますが、大方すぐに廃れるでしょう。 「ネットで繋がっていれば、死にそうになった時に、助けに来てくれるかもしれない」という話には、目が点です。 常識さえ持ち合わせていないと見られる。 そんなの、来るものかね。 大体、どうやって、住所を知るのよ?
≪沈まぬ太陽≫ 2009年 日本
日本航空をモデルにした、企業内紛劇。 山崎豊子さん原作で、≪不毛地帯≫や≪金環蝕≫など、山本薩夫監督の作品をなぞったような映画になっています。 ただ、山本作品のような緊張感は無く、ただ長いだけという感じ。
労組活動で活躍しすぎて、長期の海外勤務に飛ばされてしまった主人公が、日本に帰って来るなり、御巣鷹山の墜落事故が起こり、遺族対策に追われつつ、会社建て直しに尽力する話。 ただ、起承転結がはっきりしておらず、ある時期からある時期までを、部分的に切り取っただけという、締まりの無いストーリーです。
日本の映画界というのは、日航機の御巣鷹山墜落事故に興味が尽きないようで、それを題材にした映画をよく作りますが、この映画では、遺族のやり場の無い怒り、辛さを、割と細かく描いています。 ただ、あくまで、ストーリーの軸は会社の内紛なので、遺族の描写がオマケのような形になって、テーマが分散してしまっている観があります。
≪戦国自衛隊 1549≫ 2005年 日本
これは、しょぼい。 1979年のオリジナルも、名作というにはかなり距離がある作品でしたが、こちらに比べれば、遥かにレベルが高かったと言えます。 こちらには、芸術性が微塵も感じられず、ただただ月並みなパターンを積み重ねただけの、駄作になっています。 ストーリーを紹介するまでもなく、見る価値なし。 時間を無駄にするだけでしょう。
人の腕に抱かれながら、今際の言葉を残して死ぬ場面が二箇所も出て来ますが、それをくどいと思わない脚本家も脚本家、監督も監督。 役者の演技もしょぼい。 演出不在も甚だしく、「学生芝居でも、これほどひどくはない」と思わせる場面が目白押し。 よく、この出来で劇場公開したものです。
11.02.11 金雨
大雪が降るというので、覚悟して出かけたんですが、雨だけで終わりました。 無事に帰って来れて、何より。
≪NHKスペシャル 無縁社会≫
相変わらず、凄まじい実態ですな。 これはもう、「病んでいる」などという次元ではなく、「死んだも同然」というべきでしょう。 いやいや、笑ってなどおりませんよ。 あなた方の気持ちはよく分かります。 なにせ、私も、歳の順に家族が死んでいけば、孤独死するのが決まっている人間ですから。
ただ、私の場合、どういう死に方になるかは、あまり気に掛けていないのです。 「死ぬか、生きているか」は重大な違いだけれど、「家族に看取られて死ぬか、一人孤独に死ぬか」は、それほど大きな差ではないと思うからです。 「家族に看取られて今すぐ死ぬのと、孤独だけど暫く生き続けるのと、どちらがいい?」と訊かれたら、迷わず、後者を選びます。
ネットに自分の生活映像を公開して、他者との繋がりを辛うじて保っているという人達が出ていましたが、明らかに、コミュニケーション障害を起こしていますな。 こういう番組で取り上げるより、精神科を紹介してやるべきです。 あの光景は、尋常ではありません。 放っておけば、狂気が度を深める一方でしょう。 気の毒な境遇の人と、心を病んでいる人を一緒にしてはいけません。 救うにしても、対処の仕方が違うからです。
働きたいのに就職できないという人達は、本当に気の毒です。 「選ばなければ、働き口はあるはずだ」と言うなかれ。 それは確かに、何でもいいというなら、見つかるかも知れませんが、続かないと分かっている仕事なんて、試しにもやってみる気にはならんもんですぜ。 結局、バイトで食い繋ぎながら、世の中の流れを観察して、景気がよくなる局面に現れる正社員募集の口をとっ捉まえるしかないんですよ。 それでも、簡単ではないですけど。
11.02.10 木曇
雪が降るというので、完全装備で出掛けたんですが、一片も降りませんでした。 重い思いをしただけ。
≪フェイク≫
終わりました。 最終回は、また、低調に戻りました。 恐らく、続編は無いでしょう。 それにつけても、40歳の女性のスキップは、不自然ですなあ。
≪フラクタル≫
今週は休みだとか。 で、先週までの感想ですが、期待したほど盛り上がりませんな。 「なぜ、フラクタルは面白くならないのか?」について研究すれば、興味深いレポートになるんじゃないかと思います。
≪夢喰いメリー≫
一応、見続けているんですが、フラクタル以上に面白くなりません。 見込み違いだったか・・・。 回を追うごとに、話が薄くなって行く感じがします。 普通、逆だと思うんですが。
テレビ局のアニメ・プロデューサーの皆さんに言いたいんですが、もし、原作漫画があるなら、アニメ化しても、その漫画以上に面白くなる事は決してないですから、漫画がいまいちだったら、その時点で、アニメ化は見送った方がいいですぜ。 お金をかけるだけ、無駄です。
11.02.07 月晴
父のテレビを買ったら、自転車欲しい病の症状が急に軽くなりました。 やはり、何か買いたかっただけなんですかねえ。 何とも、いい加減な欲求である事よ。
≪Dr.伊良部一郎≫
うーむ・・・・、丁寧に作ってあって、好感は持てるんですが、手堅い分、羽目を外した面白さに欠ける観がありますなあ。 同じ原作の、映画≪イン・ザ・プール≫や、スペシャル・ドラマ≪空中ブランコ≫では、もっと、病的なおかしさがあったんですが。
11.02.06 日晴曇
昨年の9月末、岩手に行く寸前になって父に頼まれ、ブルーレイ・レコーダーを買いに行きましたが、今度は、「テレビも」 というので、今日は、その関係で一日潰れました。 まあ、自転車購入計画の方が停滞中なので、閑といえば閑だったんですがね。
買ったのは、レコーダーと同じ会社の、シャープ、アクオス、32型、LED液晶。 最初、普通のタイプを買うつもりだったんですが、父と店に行くと、目当ての機種のすぐ隣にLEDタイプが並んでいて、そちらの方が明らかに画面が明るい。 値段の差が5000円程度だった事もあり、勢いでそちらにしました。 500円負けてもらって、56000円。 ちなみに、岩手応援出張費還元という事で、私が一万円出しました。 留守中、亀の世話をして貰った事もあるし・・・。
今まで見ていたテレビを他の部屋に移して使うため、引き換え廃棄にはならず、エコ・ポイントは無し。 在庫があるというので、車に積んで持って帰りました。 テレビは、レコーダーと違って、映るだけなので、設定や使用方法が簡単でいいです。 相変わらず、説明書は分厚いですけど、不要なんじゃないですかね。
今までのテレビは、画面サイズが調整できず、せっかく地デジ対応レコーダーがあるのに、肝腎の地デジ映像が縦長になってしまっていたのですが、今度は、まともな画面サイズで見られるようになったのが、最大の成果。 地デジでしか使えない番組表でのワンタッチ録画予約もできるようになりました。
ただし、父は細かい使用方法を、まだ会得していません。 まあ、いいや。 買って設置してしまえば、私の役割は終わりです。 後は野となれ。 知った事かい。
11.02.04 金晴
≪フェイク≫
1、2、3話はパッとしませんでしたが、4話でそこそこ面白くなり、5話もまあまあ。 作り慣れたせいで、間合いが分かって来たんでしょうか。 しかし、いずれの話も、推理物としては、くどいくらい繰り返されて来たアイデアで、謎解きのスリルなどは微塵も感じられません。 主人公の人間性をもっと深く描き込めば、作品世界に奥行きが出ると思うんですが、次回はもう最終回だそうで、そんな暇は無い模様。
≪外交官 黒田某≫
見てませんが・・・。 メキシコ大使館から、「イメージを損なう」 という抗議があったとか。 やっぱり、やられたか。 実在する国の大使館員を登場させて、犯罪まがいの行為をさせたら、そりゃ、国際問題になるわなあ。 恐らく、この先の回の台本手直しや、すでに撮ってしまった分の修正・撮り直しに追われている事でしょう。 いっそ、番組そのものを打ち切った方がいいのでは?
このドラマの制作陣、その種のデリケートな問題に対する認識が、非常に希薄、いや、ほとんど無いのではありますまいか。 ≪007≫や、アメリカのスパイ物映画を見て、馴染みの薄い外国の人間なら、悪役に仕立てても構わないと思い込んでいたのかも知れません。 おかしいのは、そのお手本の方だっつーのよ。
≪相撲界 八百長問題≫
「何を今更」 という感じ。 別に、八百長は犯罪ではないのですから、勝手にさせておけばいいと思いますが。 そんな事言い出したら、プロレスなんか、営業できないじゃありませんか。 「八百長を認めたら、スポーツではなく、ショーや興行になってしまう」 なんて言っている人がいますが、ショーや興行だと、何が悪いのか、そこが分かりません。 実際、場所の合間に行なう≪巡業≫は、純然たる興行でして、≪しょっきり相撲≫という、コメディー・ショーもあります。 巡業を見に行くお客さんは、それがショーである事を承知しているわけですが、充分に楽しんでいるじゃありませんか。
むしろ、納得が行かないのは、≪野球賭博問題≫の時、徹底した改善策を取っていないのに、うやむやに許してしまった、世間の気まぐれの方です。 あちらは、れっきとした犯罪なのですから、テレビ中継の復活など、甘過ぎの大甘だったと思うのですが、一体どうなっているのやら。 どうせ、そういう甘い世間の事ですから、今回の問題も、程なくうやむやにされ、せいぜい一場所、テレビ中継が中止になるくらいで、すぐに元に戻るでしょう。
11.02.01 火晴
昨夜、奥歯に詰めてあった金属がとれてしまったので、すぐに治そうと、今日の昼休み、会社から歯医者に予約の電話を入れようとしたんですが、以前あった公衆電話が、全て撤去されていて、唖然としました。 うーむ、そういう時代なんですなあ。 岩手の寮でも、外から各部屋の電話へ掛ける事はできなくなっていましたし(もちろん、契約していないので、中から外へもかけられない)。
しかし、その程度の不便では、私に携帯電話を買わせる事はできません。 「あったら、便利だろうな」と感じるのが、年に一回程度では、とてもとても、毎月の料金を払う気にはなりません。 充電も面倒臭いし。
11.01.30 日晴
よく晴れましたが、気温は低く、風もあり、自転車に乗る気にならなかったので、午後は寝て過ごしました。
今日も、自転車を買いに行くつもりで、結局 行かなかったのですが、なぜ、いつまでも買えないのかといえば、新しい自転車を必要としていないからだと思います。 何か高い買い物をするときには、気分が高揚するものですが、自転車の場合、買った後 乗らなければならないので、それが面倒臭くて、一歩が踏み出せないのです。 楽しい気分になれない買い物なんて、何の意味があるのやら。
うーむ、こうと堂々巡りばかりしていても仕方ないので、何でもいいから買ってしまって、後は野となれと洒落込みましょうか。 しかし、その、「何でもいいから」 が、決められんのですわ。 失敗が許されないとでも言いましょうか。 お金の問題ではなく、飽きて乗らなくなったら始末に困るという点が、一番困るのです。 ガラクタは、ずっと残るのであって、後は野になってくれないんですねえ。
11.01.29 土晴
岩手にいる時は無限の長さに思えた一週間が、地元に帰って来たら、瞬く間に過ぎていきます。 仕事の緊張が少ない事が、精神面にいかに大きな影響を与えるか、つくづく思い知りました。
自転車、まだ決まりません。 何か買うとしたら、隣町のホームセンターに売れ残っている、ブルホーンバー・ロードの≪HOCR3000≫か、サイクル・ベースあさひのシティー・サイクル≪アフィッシュ≫のどちらかですが、この二車種、まるっきり性格が違う自転車でして、どうして、この二つで迷うのか、余人には、全く理解できないと思います。
つまりその、遠出や登坂をするか、市街地だけで使うかで、対象車種が異なるわけですな。 シティー車は、その名の通り、市街地で使い易いように作られており、遠出や登坂は無理があります。 逆に、ロードは、乗り心地が硬すぎて、歩道が走れず、市街地では使い物になりません。 「自転車は、車道を走るのが基本」とはいうものの、市街地では、自転車通行可の歩道がたくさんあるので、歩道を使わないのでは、不便で仕方ありません。
両方買うという手もありますが、置き場所やメンテナンスの事を考えると、二台なんて、とてもとても・・・。 とりあえず、いつでも買えるシティー車は後回しにし、いつ売れてしまうか分からないロードの方を買っておこうか・・・、とも考えているのですが、なかなか、踏ん切りがつかないのです。 遠出と登坂専用の自転車でしょう? 何だか、面倒臭くて、出掛ける前から、うんざりしてしまうような気がするのです。
具体的に言って、私の行動半径は、折自だと、沼津、三島、清水町、長泉町といったところですが、シティー車を買っても、折自より楽に行けるようになるだけで、この半径は変わらないと思います。 ロードを買えば、富士市、裾野市、函南町、伊豆の国市あたりまで広がりますが、馬車馬のように漕がねばならないので、果たして、根気が無い私が、そんな事にいつまでも耐えられるのかどうか・・・ 。 無理無理、すぐ、飽きるって。
11.01.23 日曇
もし、高い自転車を買って、自室に保管する事になった場合に備えて、本棚にしているカラー・ボックスを整理しようと、読まなくなった本をブック・オフへ持って行きました。 ところが、半分以上が買い取り拒否。 前は、何も言わず全部買ってくれたんですが、どうした事か。
で、ブック・バンクという別系列の古本店に行ってみたところ、店そのものが消滅していました。 うぬぬ・・・、もしかしたら、一つの街に一系列になってしまったために、本を売りに来る客が集中し、在庫満杯になって、売れ筋の本以外は買わなくなったのかもしれませんな。 ありそうな事じゃて。 独占にいい事無し。
だとすると、もう古本を売る事はできなくなったわけですな。 処分しようと思ったら、捨てるしかないわけだ。 捨てるくらいなら、押入れにでもしまっておきますが。 しかし、押入れの容積にも限度があるので、今後、本を買うのは一切禁止にせざるを得ません。 ま、私の場合、図書館派なので、ほとんど買いはしないんですが。
自分に似合う自転車は何かと、客観的に考えてみたんですが、年齢的にも、風体的にも、スポーツ自転車は全く似合わず、スタッガードのシティー・サイクルすら資格外であり、唯一許せるのは、荷台がついた軽快車だという結論に達しました。 つまり、父自なわけです。 なんじゃ、この展開は。
いやー、参ったなあ。 堂々巡りして、結局、今乗っている車型に戻って来てしまいましたよ。 鼠の嫁入りか。 しかも、ピカピカの新品より、メンテ不良で錆びてボロボロになった物の方が、より似合うと来たもんだ。 ますます、父自そのものです。
「これでは、何も買えんではないか!」 机ドン!
つまりそのー、私は、自転車を必要としているのではなく、とにかく、自転車を買いたいだけなんですな。 どーしたもんかねー・・・。
街なかで、50代60代のおじさん達がロードバイクやクロスバイクに乗っているのを見かけますが、颯爽としているとは思うものの、見ているこちらも世間ズレしているせいか、カッコいいとは思いません。 どうしても、若ぶっているだけに見えてしまうのです。 これは、40代でも同じ事で、人生を折り返す年齢になってから始めるものではないんですな、スポーツ自転車というのは。
11.01.22 土晴
懸案の自転車購入計画ですが、我ながら凄いと思うのは、未だに何を買うか、車種のカテゴリーすら決まっていないという事です。 シティー・サイクルと、ロードバイクが、同じ俎板の上に載っているのだから信じ難い。 純然たる趣味、というか、完全無欠の思いつきから出た計画で、実用目的ゼロであるため、こういう、不倶戴天な選択肢が並ぶわけですな。
もういい加減 悩み疲れたので、いっそ、何でもいいから、勢いで買ってしまって、強引に決着をつけてしまった方がいいかもしれません。 実際に乗ってみないと、何がいいか分からない、という事もあるからです。 ・・・しかし、買ったら買ったで、ろくに使わんと、置き場に困るガラクタになるような気もします。 どうしたものか。
11.01.21 金晴
六日稼動週で、明日も出勤。 毎日、定時なので、きつくはないんですが、やはり、休みが潰れるのは嫌なものです。 生産台数が少ないんだから、ちょっと残業すれば、平日に作りきって、土曜を休みにできると思うんですが、そういう発想は微塵も無い様子。 とっくに21世紀だというのに、合理性のかけらも無い経営を未だにやっているんだから、国際競争で負け続けるわけですわ。
11.01.19 水晴
≪フェイク 京都美術事件絵巻≫
二回目ですが、とんと面白くなりませんねえ。 話の骨格は只のサスペンスで、全く新味無し。 古美術関係の謎を絡めるつもりで始めたけれど、どう絡めていいか分からず、足掻いている観あり。 主人公にも人間的魅力が感じられず、単に人生に失敗した中年女性にしか見えません。 しんみりした人間ドラマなんぞ狙わずに、もっと軽いコメディー・タッチにして、≪ダビンチ・コード≫のパロディーでもやれば、断然面白くなったと思うんですが・・・。
≪レベルE≫
テレ東の深夜アニメ。 親元を離れて一人暮らしを始めた野球特待高校生の部屋に、トラブル・メーカーの宇宙人が転がり込んでくるという話。 基本アイデアは、≪メン・イン・ブラック≫のパクリです。 絵はうまいんですがねえ・・・。 主人公のガラが悪過ぎて、胸糞悪いです。 チンピラ気質の主人公に、殴る蹴るのし放題させて、「コメディーです」と言っても、誰も笑ってくれんでしょう。 コメディーには、おかしな事をするキャラと、それにツッコミを入れるまともなキャラが必要なんですが、どちらも異常な性格してしまったのでは、基準がなくなって、≪狂人のパーティー≫になってしまいます。
11.01.17 月晴
こちらは、馬鹿いい天気なのですが、愛知県の大雪の影響で部品が来ず、ラインが二時間停止。 今日の遅番に至っては休みになったとか。 いやあ、早番で良かった。 稼働日が休みになると、後々、土曜に振り替え出勤しないといけないから、参るんですわ。
もはや、人生を揺るがすかのごとき大問題となった自転車購入計画ですが、今日の進展は・・・、
「何もかも不確かであるが、新しい自転車を欲しがっている事だけは確実だ」
それに気づいたのが収穫ですな。 つまり、振り出しに戻ったわけです。 これはもう、必要か不要かという次元の問題ではなく、「買いたいから、買う」 という、衝動レベルの欲望なのです。
昨日まで盛り上がっていたシティー・サイクル案ですが、最大の弱点は、「父自でも代用が利く」 という点です。 キャラがカブるとでも申しましょうか。 外見こそカッコいいですが、性能的には大差ないですから、父自で行かない所には、シティーでも行かないと思われ、私の自転車生活に、良い変化を齎すとは思えません。 やはり、買うのであれば、今まで乗った事が無いタイプにすべきでしょうか。
11.01.16 日曇風寒
寒くて、長時間は外にいられません。 図書館に行くだけでも、震え上がる。
父自に乗っていると思うのですが、自転車を普段の足に使おうと思ったら、前籠、ロック、チェーン・ガード、スタンドの四つは、必需品ですな。 一つ欠けても、どえらい不便を感じると思います。 ロードバイクでは、四つ全て欠けており、クロスバイクでも、スタンド以外の三つは欠けているわけで、想像するだに、「使えね〜な〜」という雰囲気が濃厚です。
チェーン・ガードがないと、チェーンに接触して汚れないように、乗るたびにズボンの裾をバンドで留めなければなりませんし、ロックが無いと、自転車を離れるたびに、リュックからワイヤー・ロックを出して施錠しなければなりません。 実に煩わしい。 せめて前籠があれば、ワイヤー・ロックをその中に入れておけるだけ、作業が早くなるんですが・・・。
前籠が無いと、買った荷物は、全部リュックに入れて背負うか、レジ袋をハンドルに引っ掛けて、フラフラ運転しなければなりません。 私の場合、自転車で重量物を運ぶ事は無いので、荷台は不要ですが、前籠だけは欲しいところです。
そう考えると、ロードなど問題外、クロスですら欠点が多過ぎでして、シティー・サイクルが最も妥当という事になってしまいます。 シティー・サイクルの装備で不要なのは、私の場合、泥除けとライトでして、これらを外せば、15キロくらいになり、重めのクロスとほぼ同じになります。 加えて、好都合な事に、私はシティー・サイクルのスタッガード型を、ロードバイク以上にカッコいいと思っており、「実用重視で渋々選んだ」というネガティブな気分を味わわなくて済みます。 しかも、値段も14000円と安い。
「よっしゃー、それでいいじゃん! すぐ買いに行けー!」
と行きたいところなのですが、厄介な事に、シティーを買おうとすると、
「父自と、どこが違うの?」
という、別の声が聞こえて来るのです。 ちっき・・・、何とかならんかね〜・・・。
11.01.15 土曇風寒
相変わらず、スポーツ自転車を買おうと、休みのたびに、あちこちの店を見て回っています。 なんで、いつまでも決まらないかというと、一つの原因は、自分が自転車で何をしたいのかが、はっきりしない事。 ロードにするか、クロスにするかで、未だに迷い続けています。
もう一つの原因は、予算が決まっていない事です。 いい年こいた定職ある独身男の事とて、小遣い制で暮らしているわけではなく、お金の使い方は全て自分で決められるわけですが、そうなると容易に、「いくらでも出す」という考えに傾いてしまい、予算から対象を絞り込む事ができなくなるのです。
「予算は、いかほどですか?」
「一万円から十万円です」
なんて言った日には、店の人も開いた口が塞がらないでしょう。 相談に乗りようがない。
ケチなので、安く上げたい気持ちはあるのですが、「そんなにケチるなら、何も新しいのを買わなくても、父自で充分ではないか」という意見も出て来て、また、振り出しに戻ってしまいます。 何とかならんかね〜。
≪外交官・黒田康作≫
最大の問題点は、この話を企画した人達が、外交官の仕事について、詳しい知識を持っていない事ですな。
・外交官を、スパイと間違えている。
・外交官を、シークレット・サービスと間違えている。
・外交官を、刑事と間違えている。
作れば作るほど、おかしくなって行く予感大。 唯一の救いは、織田さん演じる黒田のキャラが渋くて、深い意味無しにカッコよく見える事でしょうか。
本当に外交官が行なっている仕事を取材してドラマを作れば、それなりに面白くなると思いますが、実態に迫れば迫るほど、外交の機微が分からない一般人の誤解を増幅させてしまう恐れがあり、安易に作れないのかもしれません。
≪デカワンコ≫
土曜夜9時という枠は、こういう軽いコメディーが似合います。 でも、主人公の嗅覚が優れているというだけのアイデアで、何回も話を作れるのか、心配な気がせんでもなし。
≪ゴシック≫
テレビ東京の深夜アニメ。 推理物。 地中海に面した架空の国の20世紀初頭を舞台にしています。 明らかに、≪黒執事≫の二番煎じですが、クオリティーは高いです。 主人公が日本人青年なのが鬱陶しいところ。 ≪帝国軍人の三男≫に何の価値があるとも思えませんが。
11.01.13 木曇
≪フラクタル≫
フジの深夜アニメ。 昨今珍しく、やる気が感じられそうなSF。 些か、宮崎駿さんの影響を受けすぎている嫌いもありますが、独特の世界を作ろうという気概は充分に見て取れます。 今後に期待。
≪放浪息子≫
同じく、フジのアニメ。 こういうのは、個人製作で作って、ネットでオタクにだけ配信したらいいんじゃないすかね? いかに深夜といえど、公共の電波を利用して放送するような内容ではないと思いますぜ。
11.01.09 日晴風
午前中は自由に動けたので、車でカインズ・ホームへ。 初売りの時に1万円で出ていたクロスバイクを見に行ったのですが、さすがに、もう売れ切れていました。 惜しいような、ほっとしたような。 少なくとも、これでもう、カインズを気にする必要はなくなったわけです。 沼津のカインズは、うちから遠いんですわ。
帰りに、沼津のスポーツ・デポをチェック。 旧モデルは富士店ほどはなく、特にジャイアントは、SCR1が98000円で出ていた以外は、全て、新モデルになっていました。 OCRが、65000円。 あまり高額の値札と睨めっこばかりしていると、高いんだか安いんだか分からなくなって来ます。 健康のためにペダルを漕ぐのだけが目的ならば、1万円でも買える物があるのに、65000円も出す意味があるのかどうか・・・。
ロード・バイクを買う場合、レースに出るか出ないかが、重大な選択の分かれ目になります。 私は勿論出ないわけですが、その場合、本来その自転車が持っている性能の半分も使わない事になってしまいます。 同じ、ドロップ・ハンドルのロードでも、大雑把に分けて、スポーツ型とカジュアル型があるのですが、「カッコだけで乗っている」と見られるのが嫌なユーザーに配慮しているのか、カジュアル型でも、性能的には、スポーツ型とほとんど変わりません。 カラーリングも、同じくらい派手で、普段着で乗ると、およそ似合いません。
つまり、「レースに出ないなら、ロードよりも、クロスを選びなさいよ」と、暗に誘導しているわけですな。 確かに一理ある。 あちこちの自転車ブログを読んでいると分かるのですが、カッコでロードを始めた人達は、一定期間が過ぎると、みんな乗らなくなってしまうようで、自転車関連の記事がプッツリ途切れるのです。 そもそも、「ちょっと乗ってみたい」程度の動機だったのですから、実際にちょっと乗ったら、「ああ、こういうものか。 分かった分かった」と納得して、やめてしまうんでしょうねえ。 それはまあ、個人の自由ですが、たったそれだけの体験のために、5万も8万も費やしたというのは、何とも勿体無い話ではありませんか。
私もそうなる可能性が極めて濃厚なので、高額出費をためらうのです。 清水町のホーム・アシストに、ロード・バイクの車体のハンドルだけをブルホーンにした、ホダカのクロス・バイクが30000円で売っているのですが、それが身近で安く手に入る、次の候補。 どうせ、ドロップ・ハンドル車を買っても、下ハンなんて滅多に使わないのですから、最初からブルホーンでも良かろうという割切りです。 この自転車、クロス・バイク仕様のためか、色が単色で渋い点も気に入っています。
地味な色だと、メットを被らなくても、白い目で見られずに済むのが、ありがたいのです。 どうも、ロードに乗っている人達の間では、「メットを被らない奴は、人間のクズ」という認識があるらしいのですが、メットを被る気が全くない私としては、変な所で赤の他人に難癖をつけられてはたまりません。 まあ、確かに、時速40キロくらい簡単に出るロード・バイクでは、メットを被った方が賢明だとは思いますが、私は、そんなに飛ばすつもりは無いのです。 ちなみに、法律上は、大人の場合、自転車のメットは義務ではありません。
11.01.08 土晴
穏やかないい天気だったにも拘らず、叔父さんの百か日と、父の従姉妹の通夜で、両親が家にいなかったため、犬と留守番。 せっかくの休みなのに、どこへも行けませんでした。 この歳になって、つくづく思うんですが、親戚というのは、面倒事ばかり持ち込むような気がします。
「それが、付き合いだから」と、両親は言いますが、うちのように子孫がいなくて、血筋が絶える事が分かっている家では、親戚と密な関係を維持していても、何の見返りも期待できないと思うのですよ。 私の父なんて、親戚の結婚式に何十回出たか分かりませんが、リターンしたのは、兄の結婚式一回だけで、後は全部、祝儀の出し損となりました。 馬鹿馬鹿しい。
「義理を欠かさなければ、葬式には来てくれる」などとも言いますが、死んだ後で来られても、当人は分からないではありませんか。 それに、父母の葬式に来る事はあっても、私の葬式には誰も来ないでしょう。 従兄弟達とは、全く付き合いがありませんから。 というか、このままで行けば、私は孤独死が確実ですから、葬式そのものが行なわれません。
というような事情で、私は親戚を白眼視しています。 少なくとも、うちに関しては、糞の役にも立たないのが、親戚の面々なのです。
11.01.07 金曇
私が岩手に行っている間に、父方の叔父が癌で死去。 先週、近所に住む親戚のおばあさんが、百歳で死去。 今日は、同じく近所に住む父の従姉妹が、93歳で死去。 百か日やら、通夜やら、葬式やら、抹香臭い雰囲気がむんむん漂っています。 形あるものは必ず壊れ、命あるものは必ず死ぬ。 生きている内が華ですな。
≪インフィニット・ストラトス≫
TBSの深夜アニメ。 学園・美少女・ロボット物。 この取り合わせだけで、熱が出て来ます。 よくもまあ、懲りずに作るのう。 SFは、世界設定自体が空想だからこそ、嘘臭くならないよう、リアリティーを持たせるのに腐心するものなのですが、端からリアリティーのかけらもないところが、ある意味、戦慄するほど凄い。 それに、このキャラデ・・・。 顔の描き分けができない人間は、業界から追放した方がええで。
声優ファンのウケを狙って、必要も無いのに、美少女キャラをたくさん出していますが、そういうセコい手法にすがらなければ、DVDが捌けないくらい、アニメ人気は衰えているという証拠。 もはや、末期。
≪夢喰いメリー≫
同じく、TBSの深夜アニメ。 こちらの方が、まだ面白そう。 キャラデの独自性のレベルは同じくらい低いですが、不思議なもので、面白そうな話だと、同じような顔が並んでいても、あまり気になりません。 エンディング曲が良し。
11.01.05 水晴
今日で連休は終わり。 木金と二日出勤すれば、また休みなので、そんなに気分は暗くないですが。
結局、スポーツ自転車は買わずじまいでした。 一万円のクロスバイクは惜しかったですが、まあ、「浜の真砂は尽きるとも、世に特売の機会は尽きまじ」と言いますから、その内また、お買い得な品が出て来るでしょう。
つくづく思うんですが、ロード・バイクというのは、オッサンが乗る物ではないですな。 カラーリングを見ると分かるんですが、やはり、これから自転車人生を駆け抜けて行こうという若者に乗って貰いたくて、作っていると思うのですよ。 もし自転車に心があるのなら、「ああ、もっと若い人に買って欲しかったなあ。 ボクはレーサーなんだよ。 中高年のフィットネス・マシンにされるのは悲しいよ」と、泣いていると思うのです。 金さえ出せば誰でも買えるわけですが、乗り手として、相応不相応はあると思うのです。
私の感覚だと、スポーツ自転車よりもカッコよく見える自転車に、シティー・サイクルのスタッガード型というのがあります。 よく、男子高校生が乗っているんですが、フレームのトップ・チューブとボトム・チューブが直線で、荷台がついてない軽快車です。 あの後ろ姿が美しくてねえ。 惚れ惚れします。 私も欲しいと思うんですが、やはり、年齢と身分が不相応なのではないかと、躊躇うわけです。 あのタイプは、男子高校生が通学に使うからカッコいいのであって、大人が乗っても、似合わんでしょう。 イメージというのは、難しいものですな。
結局、オッサンが乗れるのは、荷台がついた軽快車か、地味な塗装のクロス・バイクという事になりますか。 クロスの場合、多少、若ぶらなければなりませんが。
≪フェイク≫
美術品の鑑定がテーマのドラマ。 珍しい趣向ですが、前代未聞と言うわけではなく、≪なんでも鑑定団≫が巷の話題になっていた頃、2時間サスペンスで、同様のテーマを取り上げた作品がありました。 第一話を見た限りでは、アイデア倒れの危険性が濃厚。 面白い所が一つも見つかりませんでした。 話の中心が、美術品鑑定ではなく、贋作犯罪になってしまっているため、知的な雰囲気が全然感じられないのです。
11.01.04 火晴
昨年の9月以来、久しぶりに、富士市の田子の浦港まで、海岸線の堤防上をサイクリングして来ました。 自転車は、サドルを上げた父自。 穏やかな良い天気でした。 夏よりもロード・バイクに乗っている人が多かったです。 自転車というのは、冬のスポーツだったんすかねえ。 夏は、4、5台とすれ違えば多い方でしたが、今日は一日で、20台は見ました。 もちろん、後ろから来たロードには、全て抜かれました。 敵う相手ではないので、抜かれても追いかけたりしません。 疲れるだけじゃて。
富士市の≪スポーツ・デポ≫に行ったら、ロード・バイクの2010年モデルが、たくさん並んでいました。 売れ残りの旧モデルですな。 概ね、2割引くらいになっていましたが、それでも、5万円を切る物はありません。 元が高すぎるんですよ。 ネットの格安ロードなら、3万円で最新モデルがあるんですがねえ。 もっとも、使っている部品の格は異なりますが。
≪アマルフィ 女神の報酬≫ 日本 2009年
織田裕二さん主演という事で、封切り時、鳴り物入りで宣伝していたけれど、大して話題にならなかった映画。 話題にならないのも無理は無く、起こるのは、ありふれた誘拐・テロ事件で、これでは、≪相棒≫の2時間スペシャルにも及びません。 外交官が主人公なのに、やっている事は只の素人探偵であり、しかも、外国で違法行為をしまくるという、およそ感心しない内容。 イタリアが舞台で、現地人がかなり出ますが、まるで、イタリアには、スリと間抜けな警官しかいないような印象を受けます。
どーでもいい事ですが、≪アマルフィ≫じゃなくて、≪アマルフィー≫でしょ。 作中の人物達は「アマルフィー」と言っているんだから、長音記号を省く事に何の意味があるのか、よく分かりません。 それと、ちょっと重要な事ですが、アマルフィーというのは都市の名前で、そこが出て来るには出て来ますが、ほとんど重要性が無く、なんで、この作品名になったのか、理解に苦しみます。
11.01.03 月曇
折自を押入れから出して、父自につけていた300mmのシートポストを取り付け、近所を走ってみたのですが、やはり、サドルが低過ぎて膝が伸びず、全力で漕げません。 立ち乗りしても、何となく感じが違うので、クランクの長さを測ってみたら、父自より、1cmも短い。 クランクまで換えなければいかんのか?
ここに至って、密かに温めていた折自のチューン計画は頓挫しました。 スポーツ車用ならともかく、一般車用のクランクなんて、売られていません。 こうと無い無い尽しでは、手の打ちようもなし。 そもそも、折自の特長と、私が今求めているスポーツ車の特徴は、全く異なっているのですから、折自をいくら改造しても、近づけるのには限界があるのです。
たとえ、交換部品が手に入ったとしても、本体価格をあっさり超えてしまうでしょう。 6段変速の折自を新しく買い直した方が安いくらい。 どんなに弄っても、ギアまでは手がつけられないのですから、無意味な努力で無駄遣いをするのはやめ、直接、スポーツ車を買うべきでしょう。
と、そこまで考えると、また尻込みが始まります。 「スポーツ車なんて買っちまって、本当に使うのかな〜・・・」と。 それでなくても置き場所が無いだけに、使わなくなったら、始末に困る事は、音楽キーボードの上を行くでしょう。 どーしたもんかねえ。
≪赤い指≫
≪新参者≫の登場人物で作った2時間半のスペシャル・ドラマ。 ≪新参者≫とは違い、犯人は最初から分かっていて、その偽りの証言を崩して、追い詰めていくパターン。 前半は緊迫感が漲っていて、ぐいぐい引き込まれるんですが、肝腎のクライマックスが、「ボケていると思っていたおばあさんが、実はボケてなかった」という、人情時代劇的な種明かしで、どうにもありふれており、肩透かしを喰らいました。 事件と全く無関係な、主人公の父親を登場させて、単に親子関係というだけの類似点で無理にオーバー・ラップさせようとしているのも、作劇として稚拙な観あり。 黒木メイサさんの記者も必要無いでしょう。
≪心霊探偵 八雲≫
秋に、BS2で深夜放送していたアニメ。 大晦日にハイビジョンで、13話一気放送したのを録画したんですが、ようやく見終わりました。 まずまずの出来。 NHKにしては、民放っぽい作品です。 ファンタジーではなく、オカルトなので、アニメ化するに当って、局内で反対論もあったのではないでしょうか。 2006年に、民放でドラマになっているらしいですが、映像的には、アニメにしなければならない必然性は無いので、ドラマでも充分だと思います。
11.01.02 日晴
カインズ・ホームの初売り広告に、1万円のクロス・バイクが出ていたので、暇に飽かせて、車で見に出掛けました。 ≪AvecVent≫という、聞いた事の無いブランド。 ネットで調べても引っ掛かりませんが、似た形の物は出ているので、たぶん、OEMで複数の販売網に卸しているんでしょう。
700×35cのタイヤに、前後Vブレーキ、グリップ・シフトの6段変速、スローピング・フレームと、外見はまあまあ普通のクロス・バイクです。 色は、白が売り切れで、黒が三台残っていました。 重量は、14.5kgとあり、持ち上げてみると、折自と同じくらい。 持ち上げる事はできるけれど、持ち運べはしない重さです。 スポーツ車は、軽さが肝要なので、いくら安くても、「これは、ちょっと・・・」というところ。 一応お金を持って行ったんですが、買わずに帰って来ました。
重量の違いは、絶対速度の差になって表れます。 同じ体力ならば、自転車が軽ければ軽いほど、出る速度は高くなります。 単に健康づくりのために乗るのであれば、軽くなくても問題ないどころか、重い方が運動になって、却って目的に適っているわけですが、重いと、どうしても遅くなるので、爽快感が味わえません。 趣味というのは難しいもので、苦しいだけだと、嫌になってしまうんですな。
午後、父自で、狩野川の土手を少し走って来たんですが、空気が冷たくて、肺が苦しくなってしまいました。 やはり、冬に乗るものではないか。
11.01.01 土晴曇
新年ですな。 全然めでたい感じはしませんが。 というか、≪新年=めでたい≫という図式そのものが、現代では感覚ズレを起こしているような気がします。 昔はみんな生きるのが大変で、無事に年を越して一つ歳を取れれば、本当にめでたかったと思うのですが、今は、それほど年越しに苦労はしませんからのう。
相変わらず、やりたい事ははっきりしません。 ネット環境に復帰してから、スポーツ自転車ばかり物色しているのですが、実際に買うのかというと、そこまで本気度は高くなくて、延々と検索を続けているだけです。 依然として、置き場所が無いとか、乗る時間が無いといった重大な障碍は除去されておらず、勢いで買うというわけにもいかないのが現実。
なぜ、いつまでも自転車に拘るのか、自分でもよく分からないのですが、たぶん、全力で漕いで長距離を移動する事で、ストレスを発散したいのだと思います。 しかし、それならば、サドル・ポジションが出れば充分ですから、父自でもいいわけで、わざわざ新しい物を買う必要はありません。
なーんで、欲しがるかなあ。 単なるイベント買い衝動なんでしょうか。 イベントは、終わってしまえば、それまでなんですがねえ。
自転車と言えば、私は折自も持っているわけですが、応援に行く前に押入れに入れたまま、眠らせてあります。 折自でも、サドル・ポジションが出れば快走できるのですが、サドル・ポストの長さが足りず、ポジションが出せません。 ポストを交換しようにも、そんなに長い物が売っていないと来たもんだ。 サドルまで別のタイプに変えるのなら、それに合う長いポストが無い事もないのですが、5000円近く掛かってしまいます。 一万円で買った折自の改良に、5000円かけるのも馬鹿馬鹿しい話。
ネットで調べたところによると、自転車の楽しみ方の一つに、部品を交換して、どんどん自分の望む完成形に近づけて行くというのがあるらしいのですが、サドル・ポスト一本変えるのに5000円もかかるのでは、よほど懐に余裕がある人でないと、とても無理ですな。 そういう人は、オークションで部品を入手するらしいのですが、それでも、あれこれ換えると、自転車本体価格の数倍になる事もザラだとか。 とーても、真似できませんわ。
10.12.31 金晴
今日は、多少風があったものの、いい天気でした。 いい天気なのは、静岡県だけみたいですけど。
今日で2010年も終わりです。 強制応援のせいで、嫌な記憶の残る年になってしまいました。 来年は、少しはマシな年になってもらいたいものです。 まず、人生の目標を立て直すのが先決か。 何をやりたいのか見失っているようでは、改善の方向すら見出せませんからのう。 しかし、それが一番難しい問題という気がせんでもなし。
≪紅白歌合戦≫
「うたの力」と言うけれど、ここまで流行する曲が無くなってしまうと、うたに力が無い事ばかり目立ってしまいますな。 もはや、歌手は、有名人とは言えなくなってしまいましたし。
とにかく、メロディー重視に回帰しなければ、光明は見えんでしょう。 ラップや、短い旋律を延々と繰り返すだけの曲は、やめなさいって。 歌とは名ばかりで、喋っているだけなんだから。 歌は、メロディーと歌詞が両輪なのに、歌詞にしか独自性が無いんじゃ、人々の記憶になんぞ残るものかね。 ≪まだ君に恋してる≫みたいに、両輪がしっかりしていれば、自然に流行るんですよ。
10.12.30 木曇
帰っては来れたのは嬉しいんですが、別段やりたい事もなく、年末だというのに、大掃除もパスして、ごろりごろりと喰っちゃ寝喰っちゃ寝し、減った体重を、図らずも急速に回復させています。
向こうにいた時に、帰ったらやりたいと思っていた事は、「スポーツ自転車を買って乗る事」だったのですが、こちらへ来ても、真冬である事に変わりはなく、「この寒いのに、自転車でスピード出して走るのは、セルフ拷問に他ならないのではないか?」と、躊躇している次第。
もう一つ、向こうで考えていた事は、「ネット活動を縮小した方がいいだろう」という事。 向こうでは、ネット無しで暮らしていたわけですが、自分のサイトやブログの更新をしないだけでも、大変な時間の節約になる事が、よーく分かりました。
現在、どーでもいーよーなブログを三つばかり持ってますが、それらは、三ヶ月休んだのを区切りに、そのまま閉めてしまうか、少なくとも、更新頻度をざっくり落とそうと思っています。
このサイトも、どーしたもんだか…。 コンテンツ・ページを見ている人はほとんどいないと思うので、サイトを構えている理由は、もはやありますまい。 いっそ、現在、≪日替わり写真箱≫にしているブログに引っ越してしまって、≪日替わり写真≫を≪週替わり写真≫くらいにし、≪欄外記≫を不定期で更新する程度にした方がいいかも知れない、と思っています。
「継続は力なり」と言いますが、「何事にも終わりはある」とも言います。 負担を感じるようなら、無理に続ける事はありますまい。
10.12.29 水晴
どうにかこうにか、生きて帰って来ました。
10月23日(木)に、岩手での仕事が終わり、その後すぐに電車に乗って、翌24日(金)の昼頃に、沼津に帰り着きました。 片付けに手間取った上、28日(火)には、元の職場の方へ出勤しなければならなかったので、ネットの方は後回しに…。 今日から、ようやく、自分の時間が動き出したといったところです。
三ヶ月なんて、地元にいれば、記憶に残らないくらい瞬く間に過ぎ去る期間ですが、よその土地で暮らしていると、なんと長い事か。 悪条件も重なり、筆舌に尽くしがたい、辛く苦しい秋となりました。 悪条件とは、
・そもそも、行きたくて行ったわけではない。
・すでに人生を折り返している年齢では、未知の物に対する好奇心が湧かない。
・仕事の内容が過重で、休み時間も働き続けなければならなかった。
・上司が恐怖で部下を支配するタイプで、衝突しないよう、神経を使わされた。
・同行した応援者の中に、たかりタイプの男がいて、距離を置くのに苦労した。
・一人暮らしで食事が貧弱になり、空腹に苦しめられて、げっそり痩せた。
・最初の寮の部屋が、エレベーター無しの五階で、上り下りに苦労した。
・最初の寮の共同浴場が、不衛生で利用しづらかった。
・足が無くて、遠出ができなかった。
・帰りに荷物になるので、食品以外の物を自由に買う事ができなかった。
・後半、想定を超えるほど寒くなって、休日に出歩けなくなった。
他にも、細かい事はうじゃうじゃありますが、あまりネチネチ書くのも鬱陶しいので、この辺にしておきます。 とにかく、いい思い出になるような三ヶ月でなかった事だけは確か。 ≪強制移住≫とか、≪強制労働≫とか、そんな言葉で表現すれば、雰囲気が伝わると思います。
不幸中の幸い的な事としては、
・以前、同じ職場にいた先輩がいて、折り畳み自転車を貸してくれた。
・北上市と金ヶ崎町の観光地をほとんど回る事ができた。
・百円ショップで土鍋を手に入れ、米を炊いて食べられるようになった。
・三ヶ月の間、一度も帰ってこなかったので、帰宅旅費が丸々浮いた。
・二番目の寮はユニット・バスで、気楽に風呂に入れるようになった。
といったところでしょうか。 折り畳み自転車を借りられたのは、一番良かった出来事です。 「持つべきものは、いい先輩だ」と、つくづく思いました。 息子さんが携帯電話の契約をした時に、懸賞で当てた自転車だそうですが、20インチ、6段変速、サスペンション付きで、性能は非常に高かったです。
帰宅旅費というのは、帰っても帰らなくても、一ヶ月あたり新幹線一往復分出るので、帰らなければ、全て自分の懐に入るのです。 これで、10万円以上浮きました。 ちなみに、最後に帰って来る時には、帰任旅費が新幹線で片道分出ますが、それも、私は在来線で帰って来たので、半額で済みました。 時間はかかりましたが。
土鍋が105円で買えたのはびっくりでしたねえ。 図書館で、米を鍋で炊く方法を調べて来たんですが、それまで、お粥しか出来なかったのが、初めて御飯が炊けた時には、感動しましたよ。 おかげで、それ以降、御飯だけは、腹いっぱい食べられるようになりました。
10.11
10月3日から、12月24日まで、岩手応援で、ネット活動は休止。
10.10.02 土晴
明日の朝には、もう出発するので、これが最後の更新になります。 行き先は、岩手県の北上市。 勤務先は、南隣の金ヶ崎町。 期間は、とりあえず、3ヶ月。 だけど、延長されて、半年になる可能性が高いです。 というか、半年になる事を前提に送り出されています。 ただ、円高が進むとか、応援先で作る車種の売れ行きが悪いとか、そういう状態になれば、3ヶ月で帰れる公算もあり。
一人暮らしは、15年ぶり。 まずは、食事、入浴、洗濯のパターンを確立し、私生活を安定させる事が課題ですな。 特に、食事は難敵。 仕事内容はもっと難敵かもしれませんが、それは行ってみなければ分からないので、今から心配するのは無意味。
母から、「連絡用に携帯電話を買って行け」 と言われましたが、プリペイドの一番安いものでも、6000円強するので、私としては乗り気でありません。 買えば、使い方を覚えなければならないわけですが、行く前日になって、説明書と格闘するのも御免被りたいです。
ビデオ・デッキは諦めました。 向こうのテレビがどんなタイプか分からないので、持って行ってつかなかったでは、アホだからです。 それに、15年前と違って、連続で見たい番組がほとんど無いので、たぶん、必要無いでしょう。
ミニ・ノート・パソコンは、そもそも持っていませんから、持って行くとしたら、買う事になるわけですが、期間が終われば用無しになってしまうのが分かりきっているので、やはり、没。 日記くらいなら、紙のノートで充分でしょう。
カメラは、向こうでできる唯一の趣味になりそうなので、X70と、HDC-2を持っていく予定。 メモリーを使い切らぬように、なるべく小さなサイズで撮り、3ヶ月もたせるつもりでいます。
さて、以前書いた、「この半年間を、人生の一部として楽しむか、人生の例外として耐えるか」 ですが、現在のところ、耐える方向で行こうと思っています。 「転んでもただでは起きない」 とか、「損して得取れ」 といった考え方は、魅力的ではあるものの、実行には多くのエネルギーが必要で、今の私の年齢では、かなり厳しいです。 「せっかく遠くへ来たのだから、観光しなければ」 という強迫観念に取り付かれると、休みが地獄になってしまう恐れあり。 今回は、移動できる足が無いので、尚更です。
とりあえず、耐えて暮らし、もし、退屈で仕方ないという気分になったら、その時、また考える事にしましょう。 もっとも、方針変更したとしても、電車・バスを使ってまで、観光はしないと思いますが。
心配なのは、残していく亀の事です。 何とか、生き延びてくれ。 バイクは、最悪でもバッテリーを交換すれば生き返るので、それほど心配しなくてもいいと思っています。 パソコンが壊れる可能性もあるのですが、そちらも、いざとなれば、買い替えればいいでしょう。 やはり、亀が一番の問題か。 出発してしまえば、私にはどうする事もできませんが。
では、行って来ます。
10.10.01 金晴
遅番明けだったものの、朝9時に起きて、一日中動き回りました。 しかし、まだ、準備が終わりません。
バイクは、半年間 寝かせるので、ガソリンを満タンにし、キャブレーターのガソリンを使いきり、バッテリーを外しました。 父に頼んで、一ヶ月前倒しで散髪。 トランクスを買い足し、亀用の乾燥小エビも買って来ました。 衣類は、ほぼ詰め終わり、後は、現在 着ている物を洗濯して、入れるだけ。
明日は、亀の室内箱を庭のプレハブ内に設置し、亀を移し、ベランダの外箱を片付け、父に世話の仕方を伝授する事になります。 これが厄介。 亀の飼育はノウハウの塊なので、口や文章で説明して、伝わるかどうか。 何とか、冬を越してくれればいいんですが。
≪252 生存者あり≫ 2008年 日本
シルベスター・スタローンさんの出演作に、≪デイライト≫という、海底トンネルから脱出する映画があるんですが、それと似たような話。 巨大台風で地下鉄に閉じ込められるという無茶な設定には、思わず、額に縦線が並びます。 現実感、ゼロ。 よく、このアイデアで、企画が通りましたねえ。 その上、熱血レスキュー隊員達の感動話に仕立てようとしているために、臭いの、いやらしいのって。 日本でパニック映画を作ると、どうして、こういう方向へ行ってしまうんですかねえ。 セットも、CGも、相当お金をかけたと思われ、こういう評価は忍びないんですが、0点。
10.09.30 木雨曇
いよいよ、こちらでの仕事が終了。 明日の金曜は、応援の準備という事で、有休を取りました。
今日で最後という事で、同僚の面々から、思いの外、暖かい餞の言葉を貰いました。 普段、あまり人付き合いが良くない私なんですが、みなの犠牲になるような形で行くせいか、送り出す方に一抹の後ろめたさがある様子。
ちなみに、私が去った後、こちらの工場では、生産が半分以下に減って、一直体制になります。 応援を出しても尚、人が余りに余り、一人当たり三日、無給休暇を取らせて、出費を削るのだとか。 三日分減るというと、3〜4万円くらいでしょうか。 みんな、戦々兢々。 一方、お金なんぞ全然欲しくない私は、出張費で潤って、一月10万円くらい、給料が多くなります。 皮肉な話ですな。
10.09.28 火曇
応援の準備はしているのですが、不思議な事に、新しく買った物は、まだ一つもありません。 愛知応援の時の荷物が、鞄ごと残っていたので、それを基本にして、日常使っている物を、追加しているだけだからです。
洗剤、箱ティッシュ、傘、箒、塵取りなど、荷物になる物は向こうので買うので、こちらで買わなければならない物というと、トランクスが一枚だけという事になります。 なぜ、トランクスだけ、こちらなのかというと、100円ショップで買うので、向こうに行って、すぐに100円ショップが見つからないと、穿く物が無くなる恐れがあるからです。
ちなみに、洗濯は週に二回を予定しています。 週一だと、下着類が7セット要る事になり、それだけで大荷物になってしまいます。 毎日洗濯するなら、2セットで済みますが、洗濯機は一回100円取られますし、時間もかかるので、そうも行きません。 で、按配のいいところで、週二という線に落ち着くわけです。 週二なら、4セットあれば、何とか回ります。
実に下らない計算ですが、一人暮らし、しかも期間限定の仮暮らしをするとなると、こういうチマチマした計算をたくさんしないと、事が円滑に進まないのです。 仮暮らしのアリエッティーなのです。 何年も住むのなら、いろいろ買い溜めてもいいのですが、半年で終わってしまうのでは、最初から撤収する時の事を考えておかなければなりません。
もう一つの難敵は、食事ですな。 愛知応援では、昼だけ食堂で定食、夜はカップうどん、朝はバター・ロールという構成でしたが、常に空腹感を覚え、体重はどんどん減りました。 二ヶ月で終わったから逃げ切れたようなものの、半年では、栄養失調で餓死する恐れあり。 今回は改良しなければなりますまいな。
10.09.27 月曇
今回の応援ですが、二つの対処法があります。
・ この半年を人生の一部と考えて、積極的に観光などして、果実を得ようとする。
・ この半年を人生の例外と考えて、健康を維持する以外何もせずに、期間が過ぎるのを待つ。
どちらを選ぶかによって、生活姿勢は大いに異なります。 15年前の愛知応援では、どちらかというと、前者でしたが、確かに観光地巡りの記憶が残ったものの、そんなに楽しかったというわけではなく、積極的に動いても、成果は知れているという見方もできます。
何かしなければならないという強迫観念に囚われてしまうと、精神衛生に良くありません。 ビデオ・デッキやミニ・ノート・パソコンにしても、無ければ無いで済むのですが、一度必要だと思い込んでしまうと、手に入れるために奔走する事になり、それが精神を圧迫する事になります。
根本から考えてみれば、人間は、生物的には、≪食事≫と≪睡眠≫だけとっていれば死にませんし、それプラス、≪入浴≫と≪洗濯≫をやっていれば、社会的に問題が起こる事もありません。 他の事をやろうとするのは、単なる暇潰しでしょう。
前者を選ぶと、そもそも満足など得られない環境なのに、強引に満足を得ようとして、果てしなく疲労していくだけのような気がします。 初めての応援ではないし、後者を選ぶのが賢明でしょうか。
10.09.26 日曇雨
朝から、父に買って来た、ブルーレイ録画機の設置作業。 なんで、応援直前だというのに、こんな面倒くさい事をせねばならんのか。 ケーブル・テレビなので、アンテナ接続は簡単でしたが、設定が厄介。 地デジで見られるのは、民放の地方4局とNHK2局だけで、他は、地アナでしか映らないのですが、一局ずつチャンネル設定していかなければならず、うんざりしました。
なぜか、画質が肝腎の地デジの方で、画面比率がおかしくて、縦長になってしまいます。 設定を、あれこれ弄くっても駄目。 テレビがノーマル・サイズのブラウン管だからでしょうか。 ワイド・サイズの液晶に買い換えろという、メーカーの嫌がらせかもしれません。
ただ見るだけでも悪戦苦闘ですから、番組表録画やダブル録画、リスト再生なんぞ、もうチンプンカンプンです。 説明書が厚過ぎるでなも。 こんな機械、全機能を使いこなせる人間がいるんでしょうか。 メーカーの社長を連れて来て、使ってみろと言ったら、絶対使えないでしょう。
父は、「ビデオ・カセットの代わりに、ブルーレイ・ディスクを使う機械」 という事は分かっていたようですが、ハード・ディスク・ドライブに関しては、存在すら知らず、ブルーレイ・ディスクを入れなくても録画ができる事を理解させるのに、えらい苦労をしました。 その程度の認識で、応援前の私に、録画機を買いに行かせたのかと思うと、ますますムカムカして来ます。
大体、ケーブル・テレビでは、来年7月以降もアナログ放送を続けるから、地デジ対応を急ぐ必要なんて無いんですよ。 その事も、今までに何度も説明しているんですが、人の話なんか聞いちゃあいないのです。 これだから、歳は取りたくない。
私自身、説明書を見い見い、試しながら、父に使い方を教えているような有様で、不効率極まりないので、ごく基本的な事だけやって見せて、後は説明書を渡して、自分で読んで貰う事にしました。 そんな暇無いんですよ、私は。
ところが、午前中、そちらに忙殺されたせいで、疲労困憊してしまい、午後は居間で眠りこけて、何もできませんでした。 どうしようもないねえ。
10.09.25 土曇晴
ぼちぼちと、岩手応援に行く準備を開始。 こうなる事を予期していたわけではなく、単なるズボラの結果ですが、15年前に愛知に応援に行った時の荷物を、鞄ごと保存してあったために、割と円滑に準備が進行しています。
兄の結婚式の時の引き出物が入っていた大きな紙袋があり、愛知へ行った時にも、それに衣類を入れて行ったのですが、今回、ためしに、洗濯ハンガーを折り畳んで入れてみたところ、対角線をいっぱいに使えば、収まる事を発見。 よっしゃ、重大問題が一つ解決した! 何でも、やってみるものですな。 洗濯ハンガーが無いと、洗濯物が干せないのですが、持って行けずに、現地で買うと、現地で捨てて来る事になり、大変な無駄だったのです。
鞄の中に、愛知で書いていた日記ノートが入っていたんですが、たった二ヶ月しかいなかったのに、一冊びっしり文字で埋まっていて、びっくりしました。 こんなに書いた記憶は全くありません。 他にやる事が無かったんでしょうねえ。 今回は半年なので、一体どうなる事やら。 ああ、ミニ・ノート・パソコンでもあればなあ。 もっとも、書いた記憶が残っていないという事は、書く事が楽しかったわけではないという証拠でもあり、あまり、日記に入れ込むのも考えものかもしれません。 ノート・パソコンなんて高い物、買えるもんですか。 向こうで使うのはいいとしても、帰って来たら、使い道がありません。
独身寮というのは、大抵、六畳の和室になっていて、テーブルも椅子も無いのが欠点。 朝晩の食事は部屋でするので、テーブルが無いと、非常に不便なのです。 誰でもそう感じるはずなのに、なんで、テーブルを備品にしてくれないのか、つくづく不思議です。 愛知に行った時は、家に電話して、小型のテーブルと座椅子を宅配便で送って貰いましたが、今回は遠いので、それはやめようと思っています。 何とか、現地で、テーブルの代用品を手に入れられないものか、思案中。
両親とともに、末期癌で入院中の叔父さんの所へ、見舞いに行きました。 偶然、東京在住の叔父さん叔母さん達も来ていて、想定外の大見舞い団となりましたが、四人部屋を個室として使っている部屋だったので、狭い感じは全くしませんでした。 入院した叔父さんは、モルヒネ浸けで、意識朦朧。 しばらく、うわ言のような意味が通じない言葉を発していましたが、やがて目をつぶり、口で息をするだけになりました。 後は、親戚とうちの両親で、四方山話。 みんな、病気で入退院を繰り返しているそうで、昔日の面影無し。 私の親の世代が、もう先が長くない事を思い知りました。 私も歳を取りましたけど。
私が、応援の準備で忙しいというのに、今朝になって父が、「地デジ録画機を買って来い」 と無茶苦茶な事を言い出しました。 私が戻って来るのが、来年の4月なので、アナログ停波の7月まで間が無いと計算し、行く前に設置させようと、勝手に予定を組んだのでしょう。 仕方なく、大急ぎで広告チラシを調べて、シャープのブルーレイ・ダブル録画タイプを、54000円で買って来ました。 お金は、もちろん、父持ち。
しかし、なんで、よりによって、今、そんな事を言うのか、どうにも釈然としません。 父は非常に温厚な性格で、そんな無茶な事を言う人ではなかったんですが、歳を取って、他者への配慮に気が回らなくなって来たのかもしれません。
10.09.23 木雨
昼前から雷雨。 工場に落雷し、3回もラインが停止しました。 何十台マイナスが出たのやら。
岩手応援の説明書類が来ました。 私の行く寮は、北上市内にあるらしいです。 工場までバスで一時間もかかるのは馬鹿馬鹿しいですが、北上市は大きな街なので、休日の楽しみ方を考えるなら、そちらの方が都合が良いとの情報。 そんなものでしょうか。
冬は猛烈に寒いらしいですが、年内は雪は降らないだろうとのこと。 つまり、三ヶ月は、自転車が使えるわけだ。 しかし、たった三ヶ月のために、向こうで自転車を買うのは、たとえ、特売7000円くらいの品であっても、勿体無いような気がします。
応援が近づいているせいか、毎晩、変な夢を見ます。 一昨夜のは長編で、SMAPのメンバーとともに、遠くの街へ行かされ、たまたま発生した山火事を消すために、悪戦苦闘するという話でした。 最初は、休憩所のような所で世間話をしているのですが、ふと、窓の外を見ると、見渡す風景のあちこちに赤い物が見え、「おいおい、火事だ。 消しに行かなきゃ」 という事になるのです。
山裾にある村の、家といい納屋といい、ありとあらゆる建物に飛び火していて、とても手に負えない有様。 農家の軒下に吊るしてある大きな消火器を引きずりおろすのですが、使い方が分からないので、叩いたり蹴ったり、不手際この下無し。 また、消火器が噴射しても、なかなか消えないんですわ。
火事場に出動する前に、上司から連絡用に携帯電話を渡されます。 古い型なんですが、一応折り畳み式で、片手の掌にすっぽり包み込めるほどにコンパクト。 私は携帯を持った事が無いので、興味が湧いて、「充電はどうするのかな?」 と、あれこれ弄っていると、ボディーの一部がくるくるっと回って、中からコンセント用のプラグが出て来ました。 「うっそだ〜」 いくら何でも、コンパクトに出来すぎ。 たぶん、電気髭剃りとごっちゃにしてるんでしょうな。
最も奥まった所にある農家へ行くと、一見、無事なように見えるのですが、長屋門の郵便受けから炎が噴き出していて、中が火の海になっている事が分かります。 母屋の窓から中を覗き見ると、燃えてはいませんでしたが、何十年も使われていないような布団が、埃に塗れて灰色に変色しており、「もし、この布団で寝ろといわれたら、たまらんな〜」 と思ったところで、目が覚めました。 一体、何を暗示しているのやら。
10.09.19 日晴
まだ二週間あるので、準備は来週以降とし、今日は普通に父自で出掛けて過ごしました。 三島の大社付近をうろちょろと。
≪ブルース・ブラザース≫ 1980年 アメリカ
題名は聞いた事があったんですが、こういう映画だったとは。 凄いインパクト。 傑作ですな。 刑務所から出た兄と、迎えに行った弟が、税金未納で閉鎖の危機にある出身孤児院のために、バンドを結成して、5000ドル稼ぐ話。 なんですが、お涙頂戴とは無縁で、滅茶苦茶に暴れ捲ります。 後半は、一級のアクション映画になっています。
レイ・チャールズなど、超有名なミュージシャンが、ちょい役で出て来て、ミュージカル・シーンを盛り上げるのが、凄いサービス。 こういう映画を作れる事が、当時のアメリカ文化の分厚さを証明しています。 ≪スター・ウォーズ≫のレイア姫、キャリー・フィッシャーさんが、爆笑せずにはいられない過激な役をやっています。 どうして、街角で携行ロケットを撃ったり、火炎放射器の作り方を調べたりしているのか、クライマックス近くにならないと分からないところが面白い。
10.09.18 土晴
≪うぬぼれ刑事≫
終わりました。 普通の刑事ドラマに比べれば、ずっと面白かったですが、大笑いするほど楽しかったかというと、「うーんー・・・」 という感じでして、毎回 録画はしていたものの、何度も見返すという事は無かったです。 ラストですが、冴木さんが気の毒で、うぬぼれの結婚を喜ぶ気にはなれませんな。
≪熱海の捜査官≫
一応、全回 見ましたが、結局 事件は中途半端なまま、終わってしまいました。 行方不明の三人が見つかったというだけで、これでは解決になっていないんじゃないですかね。 謎めいた雰囲気と、今一 切れの悪い小ネタだけで押し通したのは、ある意味 大したものだと思いますが、最初から こういう話にするつもりだったと言うより、行き当たりばったりで作って行ったら、自然に こうなってしまったような、気持ちの悪さが残りました。 市長の娘や、ヤクザ一家なんて、一体 何の為に出て来たのやら。
ただ、謎めいた雰囲気だけに限って言えば、異世界の話のようで、なかなか面白かったです。 金曜に、≪うぬぼれ刑事≫と≪熱海の捜査官≫を録画しても、見返すのは、こちらばかりでしたから。
10.09.17 金晴
岩手応援、決定!
いえ、決して、ゆめゆめ、喜んでなどいません。 しかし、まあ、しょうがないですな。 期間ですが、昨日の話より1カ月縮まり、10月4日から来年の3月31日までになりました。 10月3日が移動日なので、あと、二週間はこちらにいられます。 何だか、中途半端な気分で過ごす二週間になりそうです。
10.09.16 木雨
いろいろな事が起こっています。
まず、雨が二日も続いたせいで、震え上がるほど寒くなりました。 しかし、それは天候ですから、まあ仕方ないとして・・・。
次に、父方の叔父さんが入院しました。 末期癌で、もう何日ももちそうにない様子。 三年くらい前に、大腸癌から始まって、手術も何度かしたんですが、どんどん転移して、内臓をほとんどやられてしまったそうです。 「入院したら、出られなくなってしまう」 と言って、自宅で頑張っていたのですが、とうとう、痛みでギブアップ。 しかし、もう結構な歳ですから、天命といえば言えぬ事も無し。
最後に、会社で、岩手工場応援の話が、私に名指しで来ました。 なんと、10月から来年の4月まで、7ヶ月間も。 私はもう十年以上、他工場へ行っていないので、最有力候補にされてしまった模様。 一応断ったものの、他にいないとなれば行かざるを得ません。 やっべーっすねー。 しかし、嫌だ嫌だと思いつつ、心のどこかに、新しい環境に身を置いてみたい気もあるのです。
以前と違って、もう、見たいテレビ番組も無いですし、熱中している趣味もありません。 大きな買い物どころではなくなるので、いい加減うんざりして来た自転車問題に決着がつけられるのも、勿怪の幸いというもの。 向こうは、すぐに雪の季節ですから、自転車が欲しいなどとは思わなくなるでしょう。
パソコンが使えなくなるので、ネットはその間休むとして、一番厄介なのは、亀の世話をどうするかです。 連れて行くわけにはいかないですから、父に預けるしかありませんが、果たして冬を乗り切ってくれるかどうか。
まあ、まだ決定したわけではありませんが、一応覚悟だけして、あれこれと対策を練っている次第。 だけどねー、精神衛生的には、むしろ、積極的に行った方がいいと思うんですよ。 あんまり長い事、同じパターンを繰り返す生活を続けていると、心が腐ってきますけん。
10.09.13 月晴
≪世紀末オカルト学院≫
最初は誉めたんですがねえ・・・。 面白そうな点はSF風の世界設定だけだったのに、全くそれを活かせぬまま、しょーもなく小粒な話ばかりチマチマと続けたかと思ったら、最後はオカルトすらどこかへ行ってしまい、魔法使い物になってしまいました。 こりゃ、駄目だわ。 絵だけは、一貫にして丁寧でしたが、無駄に丁寧とはこの事を言うのでしょう。 大体、中川翔子さんをオープニングに使って、鳴り物入りで始めておきながら、1クールしかやらないとは、どういう了見よ? プロデューサーは、何を考えているんだか。
10.09.12 日晴
今日も今日とて猛烈に暑くなりましたが、他にやる事も無いので、またまた防波堤を走り、富士市まで行って来ました。 今回の目的地は、≪スポーツ・デポ 富士店≫。 スポーツ・デポには、スポーツ自転車コーナーがあるんですよ。 沼津店には何度も行き過ぎており、このままでは顔を覚えられてしまう危険性があるので、富士市まで行くついでに、富士店を冷やかしてみようという目論見。
田子の浦港からデポまでは知らない道だったので、些か時間を食いましたが、どうにか迷わずに到着。 沼津店では、自転車コーナーは一番奥にありますが、富士店では、入ってすぐの所にありました。 普通、その方が便利ですわなあ。 修理や調整に持って来た時、店の奥まで自転車を押して行くのは、抵抗感があります。
ジャイアント、ルイ・ガノ、ジオス、センチュリオンと、品揃えは、ほぼ同じ。 しかし、こちらには、フジがありました。 フジというのは、日本発祥の会社ですが、ブランドを買われ、今はアメリカの会社になっています。 だけど、自転車ブランドの国籍に拘るのは無意味らしく、開発や生産をしているのは、ほとんど、台湾と中国の会社だそうです。
で、そこにあったフジのロードバイクなんですが、≪'09 NEWEST 4.0≫という最も安いタイプで、何と、34900円の値札が! 有名メーカーのロードバイクの最低価格帯は、値引きされても、50000円くらいだというのに。 「いくら、前年モデルとはいえ、こんな値段はありえねーべさ」 と思って、よくよく見ると、なるほど、いろいろとパーツに安い物を使ってあります。
特に目立つのが、ギアのシフト・レバーで、今のロードバイクでは普通、ブレーキ・レバーとセットになって、ハンドルについているんですが、このモデルは、ダウン・チューブについている、Wレバーという20年以上前に主流だったタイプ。 しかし、私としては、レースをするわけでも、山へ行くわけでもないので、一瞬を争うシフト・チェンジをする事は無く、Wレバーでも、さして支障は無いような気がせんでもなし。 そういや、高校の時に乗っていた、セミドロ・ハンドルのスポーツ自転車も、ダウン・チューブにシフト・レバーがついていました。 リアのみの6段変速だから、シングル・レバーでしたけど。
ケチな私としては、35000円という安さは、恐ろしいほどの魅力です。 「どうせ飽きるなら、出費は少ない方が良い」 という保険的考え方もあります。 この安さなら、泥棒にも狙われないから、屋外に置いておく事も可能。
今日、必要も無いのに富士店に行って、偶然それを見つけたのは、運命なのかも・・・。 だけど、今までの経験を振り返ると、運命を感じて買った物で、後々まで運命を感じ続けた物は、一つもありません。 所詮、単なる気の迷いでしょうか。
10.09.11 土曇晴
依然として、ロードバイクを買うか買わぬかで振り回されている私。 今日も、父自に乗って、あちこちの店を見て来たのですが、父自の乗車姿勢は楽であるにも拘わらず、胃の辺りが重くて仕方ありません。 どう考えても、この体調で、前傾姿勢のロードバイクに乗るのは無理でしょう。 さっさと諦めて、他の物に興味を移せばいいのに、どうして、いつまでも自転車に拘るのか、我が事ながら、つもりが知れません。
いやねえ、ロードバイクは、美しいんですよ。 機能美の極致です。 車より、なんぼか洗練度が高い。 見ているだけで、惚れ惚れします。 乗らずに部屋の中に飾って、しょっちゅう磨いている人もあるそうですが、無理も無いと大いに頷けるところ。 ただ、人間が乗ると、人間の方が表面積が大きくて目立つので、自転車の美しさは損なわれてしまいます。
ちなみに、防波堤を走っている時に、抜かれたりすれちがったりするロードバイクを見て、どのメーカーの何という車種か見分けられる事は、ほとんどありません。 人間の図体が邪魔で、車体のロゴが見えないのです。
10.09.08 水台風
台風9号が通過し、午後から一時、凄まじい豪雨になりました。 しかし、最も激しい時は会社の中にいたので、個人的に被害は無し。 帰りは、小降りになっていました。 東名が通行止めになった余波で、246号が、若干渋滞。 しかし、こちとらバイクなので、さして障碍も無く帰って来ました。
とあるネット通販で、密かに目星をつけていた、安価なロード・バイクがあるんですが、三つあるサイズの内、一番小さいのが売切れてしまいました。 輸入品で、メーカー直販ではないので、販売店の在庫が無くなれば、それで終わりになってしまうんですな。 ちなみに、輸入自転車は、モデル・イヤー制を取っていて、年に一度発表される新モデルを販売店が見込みで仕入れ、一年間で売り捌くという仕組みらしいです。
私が狙っていたサイズは、まだ残ってますが、こうなると、いつ無くなるか分かったもんじゃありません。 さて、どうしたものか。 売り切れる前に買ってしまうべきか、はたまた、売り切れるのを待って、「売り切れたんだから、仕方ない」 と、すっぱり諦めるべきか。
今までの経験から言うと、こんな風に、どっちつかずで悩んでいる買い物は、後々、「買わなきゃ良かったなあ」 と後悔するような物ばかりなんですが。
10.09.05 日晴
病変が無い事がはっきり分かったせいか、胃が楽になったので、またぞろ、父自で防波堤を走り、今日は、富士川の河口まで行って来ました。 沼津港から、20.5キロ。 往路、1時間50分。 田子の浦港で防波堤が途切れるので、港を迂回するのに少々手間取りました。 道が分かっていれば、もう少し早く着くと思います。
復路は、追い風なので、1時間30分で家に戻れました。 風の力は馬鹿に出来ませんな。 しかし、今日は距離を欲張ったせいか、消耗が激しくて、復路の途中くらいで、ペダルを漕ぐのに、うんざりしてしまいました。 「自転車は、もういいでしょう」 と思うくらいに…。 よしよし、この調子で行けば、ロード・バイクを買う前に、自転車に嫌気がさして、ガラクタを増やさずに済むかもしれないぞ。
10.09.04 土晴
やっと休みになったので、「自転車に乗れるぞ!」 と勇み立ち、父自にしとけばいいものを、「母が前に乗っていたママチャリも、サドルを上げれば速くなるのではなかろうか」 と思って、旧母自で出かけたものだから、さあ大変。 24インチとサイズが小さく、変速も無いものだから、姿勢は無理があるわ、漕いでも漕いでも進まないわで、えらい目に遭いました。
ロード・バイクにも、≪ピスト≫や、≪シングル・スピード≫といった、ギアが一段しか無いものがありますが、ああいうのは、相当 重いギア比にしてあるんでしょうなあ。
≪駆逐艦ベッドフォード作戦≫ 1965年 アメリカ
冷戦時代、グリーンランド沿岸で、ソ連の潜水艦を哨戒するアメリカの駆逐艦が、艦長の好戦的な気質のために、緊張をどんどん盛り上げてしまう話。 適当に映画チャンネルに回したら、たまたまやっていて、新聞を読みながら、ちらちら見ていたんですが、あまりにも緊迫感に満ちているので、いつしか新聞を放り出して見入り、他の放送時間に録画して、最初から見直したもの。 異色作にして、傑作。
好戦的な軍人に大きな責任を持たせる事が、いかに危険であるかをテーマにしています。 終わり方は、最悪の結果になりますが、アメリカ映画で、こういうラストが罷り通ったというのは珍しいと思います。 艦長役のリチャード・ウィドマークさんが、プロデュースもしていて、この人、どちらかというと悪役なんですが、悪役が主人公である理由が、ラストになるとよくわかります。 他に、シドニー・ポワチエさんが、記者役で出て来ますが、そんなに存在感はありません。
原題を直訳すると、≪ベッドフォード事件≫。 邦題の、救いようもなくダサい事よ。 しかし、邦題に騙されて、ただの戦争物だと思って見に行った観客は、結果的に大変な拾い物をした事になりますな。
10.09.02 木晴
今日思いついた、差し替え言葉。
フット・サル → ふっ…と猿
10.08.30 月晴
今週は遅番なので、午前中に、胃腸科へ。 個人医院ですが、検査設備は整っていて、胃カメラの他、エコーもやってもらいました。 結果は、「胃炎、胃潰瘍、胃癌などの病変は認められない。 エコーの方も、結石の影は無い」 という事でした。 「おお、それは良かった良かった!」 と喜んでいる場合ではないのであって、じゃあ、どうして痛いのよ? 神経性であっても、病変が出るから痛くなるんでしょうが。
とはいえ、何度、胃カメラを飲んでも、結果は同じだと思いますから、もうこの医院に通っても意味はありません。 とりあえず、「なんでもない」 と分かった事で、気が楽になって、自然に収まってくれればいいんですがね。 ちなみに、検査費用は、初診料込みで、8700円。 もちろん、健康保険を使って、この値段です。
10.08.29 日晴
2007年9月に買って、ずっと部屋の一隅に設置してあった音楽用キーボードを、今日、ハードオフで売って来ました。 ほとんど弾かず、たまに弾く時にも、「少しは使わなければ…」という義務感で弾いていたので、「もう、置いておいても仕方ないだろう」と判断し、処分する事にしたもの。 私の所で飾り物になっているより、使いこなせる人の所へ行った方が、機械も幸せでしょう。
定価は28000円ですが、買った時は、店頭処分品で、9980円でした。 今日の売り値は、2000円。 せいぜい、1000円くらいだと思っていたので、少し得した気分です。 正常に作動する事と、付属品が完備していたので、多少上がったのかも。
一緒に持って行った、APSカメラは、100円。 最初、「もうデジカメ時代なので、フィルム・カメラは、50円くらいになってしまうんですよ」と言っていたのが、中身を見ると、「随分綺麗なので、100円にします」と言い直しました。 倍になっても、嬉しい金額ではありませんが…。 ちなみに、キタムラのネット査定だと、無傷でも0円の機種です。 ハードオフに持って行った方が、まだマシ。
およそ、APSというのは、人を馬鹿にした規格で、フィルムは高い、現プリ代も高い、カートリッジごと戻ってくるので、嵩張って保管に困る、と、いい所無しでした。 このカメラも、10回も使わなかったと思います。 また、フィルム時代の終わりの頃のコンパクト・カメラというのは、小型化する為に、特殊な電池を使っていたので、しばらく間をおいてから使おうとすると電池切れで、電池のためだけに、600円も払わなければならぬという、馬鹿げた目に遭わされていました。
≪20世紀少年 最終章 ぼくらの旗≫ 2009年 日本
「おまえが、≪ともだち≫だったのか!」と、顔が出ても、「誰、この人?」という感じで、思わず笑ってしまいました。 これは、滑稽だわ。 映画だけでなく、原作にも責任があると思いますが、明らかに、何の間違いも無く、話を引っ張り過ぎなのです。 何の話だったのか、誰と誰が対立しているのか、≪ともだち≫の疑いがある面子は誰なのか、そういった事を、話が長過ぎるせいで、みんな忘れてしまうのですよ。 このシリーズでは、≪第2章≫が一番面白いですが、その理由は、≪ともだち≫が誰かを、ほとんど気にせずに楽しめるからです。
CGは、日本映画にしては頑張った方だと思いますが、相変わらず、ゲームCGっぽくて、実写には見えないです。 むしろ、初期の特撮映画の雰囲気に近づいているような気がせんでもなし。
≪最終章≫だけで見ると、スカ。 シリーズ全体で見ても、スカ。 浦沢さんの漫画を映像化しても、面白くならない事に、早く気づくべきでしょう。
テレビ放送だけの特別なラスト、というのがくっついていましたが、ただの蛇足でした。 大体、あれは過去を変えられる機械ではありますまい。
10.08.28 土晴
3月頃から、ずっと胃が痛かったのですが、ようやく病院にかかる気になり、今日、近くの内科へ行って来ました。 1時間待って、診察3分。 結果は、「胃腸科の医院を紹介するから、胃カメラを撮ってもらうように」 との事。 え゙っ! 内科って、胃は診ないの? 知らなかった…。
胃カメラだけ撮ってもらって、また来いという意味ではなく、今後は、その胃腸科の医院へかかるように、という事のようです。 体良く、追っ払われた形。 うぬぬ、仕切り直しか…。 診断されなかったのに、なぜか薬は出て、診察代+薬代で、1970円。 いい商売しとるのう。
胃が痛いのに、午後から、父自で、また防波堤を西へ。 今度は、30センチのシート・ポストに換装したので、サドルの高さは適正になったはず。 …だったんですが、まだエネルギー・ロスがあるような感じがします。 しかし、これ以上、サドルを上げると、足が全く地面に着かなくなってしまいます。
富士川の河口を目指していたんですが、田子の浦港まで行ったら疲れてしまい、そこで引き返しました。 行きは向かい風だったので、帰りは楽になるはずだったのが、「変化をつけよう」 などと考えて、海岸沿いの県道を走ったものだから、さあ大変。 車が後ろからびゅんびゅん迫って来て、とても車道にはいられず、側溝の蓋が並ぶガタガタの歩道を走って、ますます胃が痛くなってしまいました。 途中で、防波堤に戻ったら、そこからは快適になりましたけど。
やはり、走る道は選ばなければいけませんな。 自転車は、バイクと違って、どんな道でも走れるわけじゃないんですよ。 スポーツ自転車の世界では、「車道デビュー」 なんて言葉があるようですが、冗談じゃねえっす。 あんな恐ろしい所を走れるもんですか。 命がいくつあっても足りません。 大体、楽しくないんじゃ、わざわざ、自転車に乗る意味が無いです。 近くに、自転車向けの道は無いものかのう。
10.08.25 水晴
父自につける、30センチのシート・ポストを買って来ました。 498円。 高いのか安いのか微妙な値段。 頭の太さを絞ってある以外は、ただのパイプですが…。 しかし、これで、適正ポジションが出せるなら、安いもの。
と、こ、ろ、が、で、す。 ロード・バイク購入の先送りを決定した途端、胃が痛くなってきました。 腕時計を買うか買わぬか迷っていた時にも、こんな症状が…。 うぬぬぬ、もしかしたら、一度でも購入検討の俎上に載せた対象は、買ってしまわない限り、気が収まらぬという事か? 何を望んでいる、私の内面意識よ。 不用意に、物を欲しがる事もできんなあ。
10.08.24 火晴
健康のために自転車に乗るというのなら、適正な乗車姿勢さえ出ればいいのであって、それは、父の自転車でも何とか調整ができます。 父自のシート・ポストは25センチの物がついていますが、30センチの物が500円で売っていますから、それを買って来て交換すれば、サドルの高さを適正値まで上げる事ができるはず。 その上で、ハンドルを目一杯下げれば、かなり良いポジションに近づくと思います。
あれこれ関連本を読み漁ったところ、自転車が体にいいのは、有酸素運動になる時であって、それはニコニコ笑える程度のペースを長時間保つ事でのみ実現するのだとか。 釈迦力になって漕ぐと、無酸素運動になる上に、筋肉や関節を傷める恐れがあるのだそうです。 とにかく、ガンガン漕いで、バンバン速度を上げればいいと思っていた私は、素人丸出しの勘違いをしていたわけです。
スピードに拘らないなら、ロード・バイクをわざわざ買う意味は無いですな。 クロス・バイクですら不要。 父自のギアは3段で、長い坂や急な坂になると、すぐに使い物にならなくなってしまいますが、学生が乗っているシティー・サイクルの6段変速車あたりなら、私が行くであろう所の大抵の用には間に合うでしょう。 それならば、15000円くらいですから、気楽に買えます。 どこにでもあるから、屋外に置いておいても、盗まれる心配はまず無し。
とりあえず、父自で駿東平野を征服し、それでも飽きずに、山を越えて遠くへ行きたいと思うようなら、シティー6段を買う、という線でどうでしょう? それなら、初期投資は、30センチ・シート・ポストの500円だけで済みます。 私の事だから、半年もやっていれば、すっかり飽きると思うんですわ。
「誰でも、最終的に行き着くのは、ロード・バイクだ」 というのは事実だと思いますが、どうしてそうなるのか、原因を考えてみると、それまでの自転車に飽きているからじゃないでしょうか。
軽快車
↓
折り畳み自転車
↓
クロス・バイク
↓
入門ロード・バイク
↓
中級ロード・バイク
↓
高級ロード・バイク
と進んでいくわけですが、純粋に、より高い性能を求めているのか、それとも、単に飽きてしまって、まだ経験していないタイプに乗り換えているだけなのか、判然としません。 たぶん、飽きてるんだと思うんですよ。 大人になってから始めた趣味というのは、自分の限界が自分で分かってしまうために、諦めたり、飽きたりするのが早いのです。
素人が手を出せる高級ロードバイクというのは、30万円くらいが上限でして、それ以上になると、さすがに目が覚めて、「いくら高い物を買ったって、自分の実力が上がるわけではない」 と悟るんでしょう。 ついでに、自転車そのものにも情熱を失って、すっかりインドア派に宗旨変えするというわけですな。
10.08.22 日晴
今日も、父の自転車を調整して、海岸線の防波堤を西へ走り、富士市の田子の浦港まで行って来ました。 行きは、向かい風で、漕いでも漕いでも進みません。 自転車に風は大敵ですな。 帰りはスイスイで、カラスの鳴き真似をする余裕がありましたけど。
今日も、ロードバイクに抜かれまくりました。 自転車本によると、クロスバイクに乗っている人が、自転車専用道でロードバイクに抜かれると、悔しくて、自分もロードバイクに買い換えるのだそうですが、私はママチャリなので、別に悔しくはありません。 抜かれて当然ですな。
「遠慮しないで、いくらでも抜きなさい」
などと思いつつ、温かい目で見守っています。
「ほんまかいな?」
ほんまです。 だからねー、私がロードを買ったところで、体力差は埋まらないわけだから、抜かれる人には、結局抜かれるんですよ。 金で解決できる問題ではありますまい。
10.08.21 土晴
心なしか、少し涼しくなったような気がします。 しかし、今年の夏は暑かった。 エアコンを敵視しているうちの父が熱中症で死ななかったのが不思議なくらいです。
父は、プチ健康オタクでして、「エアコンは体に悪い!」 と、常日頃力説しており、自室にも扇風機しか置いていません。 私の部屋も扇風機しかありませんが、私の場合、「この暑さでは、寝ている間に死にかねんぞ」 と判断すると、アイスノン・ソフトを使うから、何とか乗り切れるのです。 ところが、父は、それすらも使いません。 エアコンがどんなに有害だろうが、暑さで死ぬよりは健康にいいと思うのですがねえ。 まったく、年寄りの拘りには、つける薬がありません。
一方、母は、一日中エアコンに浸かって暮らしています。 しかも、設定温度は22度。 母のいる部屋に入ると、冷凍庫のように空気が固まっています。 マグロか。 「冷やし過ぎだ。 せめて、25度にせよ」 と言うのですが、私が設定温度を上げても、すぐに元に戻してしまいます。 つくづく、年寄りの拘りにはつける薬がありません。
10.08.18 水晴
仕事が始まった途端に、また猛暑に戻りました。 昨日、仕事中に体調を崩す者が続出したとかで、今日からはまた、スポーツ・ドリンクの支給が始まりました。 企業の体面上、死なれちゃ困るんでしょうが、そんな彌縫策でなく、全館冷房を入れて欲しいです。
10.08.16 月晴
今日は、朝の内、曇っていましたが、昼頃から晴れました。 といっても、青空ではなく、薄水色の空でしたが。 再び、父の自転車のサドルを上げ、ハンドルを下げ、今度は遠くへ行ってみました。 目的地は決めず、午後1時から出発して、4時半頃までに戻って来れるように、つまり、2時45分まで走ったら、引き返して来るとだけ決め、国道一号線の側道を、西へ西へと向かいました。
吉原駅を過ぎた辺りまで行って、国一を見失うという失態を演じ、時間をロスしている間に、折り返し時刻が来てしまったので、やむなく引き返しました。 帰りは、海岸の防波堤の上を走ったので、やたらと速く、4時には家に着きました。 約3時間走って、走行距離40キロくらい。 もし、朝から出るとすれば、9時間は走れますから、その3倍で、120キロといったところでしょうか。 軽快車でも、結構走れるものですな。
帰りの防波堤の上で、ロードバイクに抜かれました。 追い掛けようと努力はしたのですが、漕いでも漕いでも、離されるばかり。 その人が一休みしている間に一度抜きましたが、すぐに抜き返され、またまた、ブッチぎられました。 マシンも、乗り手も、実力が違いすぎるのです。 抜く方は、気分がいいでしょうねえ。
10.08.15 日曇
今日も家周辺でぐだぐだ。 天気がはっきりしないので、折自で出掛ける気になりません。 近くのブック・オフに行って、もう二度と読まないであろう本を、20冊ばかり売って来ました。 買った時の値段は、全部合わせれば1万円を超えるのですが、売り値は1280円。 10分の1になるのが、相場なんでしょうか。 読まない本とはいえ、あった物が無くなるのは、寂しい感じがしますな。
ロード・バイクですが、欲しい病の峠を越えて、ちょっと冷めました。 連休も終わりに近づいて、今から手に入れても、すぐに乗れるわけではなくなってしまったため、白けたのでしょう。 内面意識は正直だ。 しかし、まだ油断は禁物。 明日、最後の足掻きで、衝動的に買いに行くかもしれません。 だーから、置き場所が無いっつーに。
≪ナショナル・トレジャー2 リンカーン暗殺者の日記≫ 2007年 アメリカ
ニコラス・ケイジさん主演の、アメリカ国内版インディー・ジョーンズ映画の第二段。 先祖がリンカーンを暗殺したと告発された主人公が、その疑いを晴らすため、古文書や遺物の謎を解いて、最終的に黄金の都市を探しに行く話。 先祖への疑いは、いつの間にか中心テーマから外れ、黄金都市の探索が物語のメインになります。
謎解きは、いろいろと工夫を凝らしてあると思うのですが、バッキンガム宮殿やホワイトハウスに忍び込むなど、凄いというより、安直な発想の設定が多く、見ていてアホらしくなってしまいます。 クライマックスの黄金都市探検は、月並みそのもの。 今までに、こんなパターンの映画を何度見た事か。 悪役が、悪役になりきれずに終わるのは、ちょっと珍しいです。
10.08.14 土曇
連休もだいぶ押し詰まってきました。 もう、ツーリングもしてしまったし、これといってやる事も無く、ロード・バイクを買おうか買うまいか醜く悩みつつ、サドルを上げた父の自転車を漕いで、ハードオフへ行きました。 プリンターが壊れる前に買った、未使用のインク・カートリッジを売るためです。 100円で買い取るとの事でたが、身分証が要るというので、家に免許を取りに戻りました。 片道2キロを2往復で、計8キロ。 たかが100円のためと思うと馬鹿馬鹿しいですが、運動不足の解消と思えば、そんなに苦にはなりません。
インク・カートリッジは、キャノンの純正品で、1000円以上したのですが、売るとなると、100円。 でも、取っておいても、使い道はありませんから、捨てるよりはマシでしょう。 この際だから、まだ使える物で、二度と使わない物を、片っ端から売ってしまいましょうか。 嫌な思い出と結びついているような物なら、気楽に売れそうです。
10.08.13 金曇
今日は、バイクで、山梨県甲府市の、≪遊亀公園附属動物園≫に行って来ました。 久しぶりの、他県ツーリングだったせいか、前代未聞のポカを連発しました。 予め地図を調べて、道路ナンバーと、曲がる交差点を書き出して行ったにも拘らず、目印の交差点を見つけられずに、道に迷う迷う。 富士で迷い、富士宮で迷い、甲府でも迷いました。 2時間15分で着く予定が、3時間もかかる始末。 辛うじて辿り着けたのは、前に二度行った事があったからでしょう。 13年前と、12年前の事ですが。
最大のポカは、カメラのバッテリーを忘れて行った事です。 予備だけでなく、ご丁寧に、本体のバッテリーまで、充電したまま忘れていったものですから、一枚も撮れません。 それに気づいたのは、本栖湖の畔で、もはや行程の半分以上来てしまっており、取りに帰れるような所ではありません。 中止して帰る事も考えましたが、このまま帰っては、一日が無駄になるだけなので、写真撮影無しのツーリングと割り切って、続行する事にしました。
≪遊亀公園附属動物園≫は、12年前とほとんど変わっておらず、こじんまりと纏まった、いい雰囲気の動物園でした。 これと言って、特殊な動物はいませんが、ゾウ、トラ、ライオンといったメジャー動物もいますし、小動物は、かなりの種類に上ります。 アザラシやペンギンもいます。 以前は、亀の種類が多い事で有名でしたが、今は少し減ったようです。 入場料、310円というのは、市営ならではです。 全く、甲府市民は幸せだ。 沼津にも、市営の動物園があれば、しょっちゅう行くんですがねえ。
帰りに、≪八代ふるさと公園≫という所によって、巨大な前方後円墳の上で昼飯。 家から、ジャム・パンを持って行っただけですけど。 えらい眺めの良い所で、甲府盆地が一望できます。 こういう時に限って、写真が撮れないのが、腹立たしい。 マーフィーの法則、全開ですな。
帰りも、富士宮ルートをとったのですが、≪高速道路無料化実験≫の対象になっている、≪西富士道路≫に偶然入り、勿怪の幸いと、ぶっとばして帰って来ました。 料金所に係の人はいるんですが、お金は取られずに素通りできるのです。 あの人、何の仕事をしていたんでしょう?
写真は駄目でしたが、ツーリング自体は、動物園も見る目的も果たしたし、まずまず快適でした。 往復で、225キロ。 やはり、他県は遠いですな。
10.08.12 木台風→曇
昨夜半から暴風雨。 急に激しくなったので、真夜中に雨戸を閉めました。 今日も引き続き、大荒れの天気。 午後、3時頃にようやく上がりました。 そんな時間から出かけても仕方ないので、家に缶詰のまま。 ロード・バイクの本を読みながら、暇を潰しました。
ロード・バイクですが、頭に情報を入れれば入れるほど、買わなければいけないような気になって来ます。 しかし、現実的には、置く場所も無ければ、乗りこなせるかどうかも分からず、勢いで買ってどうにかなるようなものではありません。
クロス・バイクなら、すぐに乗れるみたいですが、ギアの枚数が多いだけで、学生が乗っているシティー・サイクルと大差ないという気がせんでもなし。 実際、泥除けと前籠を付けたら、シティー・サイクルと区別できる人は、あまりいないでしょう。
≪レッドクリフ PartU≫ 2008年 アメリカ
後編ですな。 ≪PartT≫は武将一人一人の見せ場が多かったですが、こちらは、大掛かりな戦闘が連続し、個人が前面に出て来る機会が抑えられています。 最後の決戦が含まれているので、寄り道を嫌ったんでしょうが、桃園の三人の活躍があまり見られないのは残念。 孫権も影が薄くなり、完全に、曹操対周瑜の構図になってしまいました。 武将の中で、気を吐いているのは、趙雲だけ。 それにしても、かっこええ役だのう。
孔明が10万本の矢を誂えに行く場面は、霧を利用した事になっていましたが、横山光輝さんの漫画では、確か夜だったような。 でも、夜ならば、火矢を使ったと思うので、霧の方が正しいんでしょうか。 原作を読んでみなければ分かりませんな。 もっとも、原作の≪三国志演義≫は、創作された場面を多く含んでいるので、実際の歴史ではどうだったのか、それを調べなければなりませんが。
間者として敵陣に潜り込んだ孫権の妹と、曹操軍の兵隊の、素朴な友情が宜しいです。 この仕掛けのおかげで、戦争のむごさが強調され、単なる歴史戦争スペクタクル以上の映画になったように思えます。
最後に曹操を見逃してやったのは、歴史と違い過ぎています。 実際には、負けが見えた時点で撤退したので、周瑜達と直接顔を合わせたりはしませんでした。 ストーリーの展開上、クライマックスを個人の対決にしなければ、うまく纏められなかったんでしょうが、リアルさを優先して、大規模な戦場面だけでも充分だったのではないかと思います。
10.08.11 水雨晴
台風が接近しているせいか、天候が不安定で、せっかくの休みだというのに、思い切った行動が取れません。 余ったエネルギーを消費するために、サドルを目いっぱい上げた自転車で、狩野川の土手を二往復ばかり走って来ました。
追い風と向かい風では、スピードが全然違う事に、今更ながら気づいた次第。 速い事は速いんですが、乗れば乗るほど、ママチャリの限界を思い知ります。 健康のためになるというより、逆に痛めている感じ。 サドルを限界まで上げても、まだ適正な高さに足らんのですわ。 私の体格だと、26インチでは、小さいのでしょう。
ママチャリでも、27インチは普通に売られていますし、28インチというのまでありますが、前者は、1万円台後半、後者は、2万円台後半になり、結構な値段です。 それだけ出すなら、最初から性能が高い≪クロス・バイク≫を買った方が費用対効果が高いです。 しかし、ネットでクロス・バイクの体験記を読むと、ほとんどの人が、物足りなくなって、≪ロード・バイク≫に買い換えているとの事。 だけど、ロード・バイクといったら、レースに使うようなドロップ・ハンドルの自転車ですぜ。 ただの思いつきで、そこまでやりますかね?
ちなみに、クロス・バイクは、2万円からあります。 ロードの方は、最低でも6万円以上。 ハンドル以外は同じに見えますが、乗ってみると、全然違うらしいです。 クロス・バイクは、無帽でも乗れますが、ロードは、ヘルメットを被らないと、格好がつかないです。 あの、穴がたくさん開いた、妙に派手なヘルメットですよ。 格好以上に、えらいスピードが出るので、転倒した時に、無帽では命に関わるのだとか。 そこまで、やるかね?
思い起こせば、私が高校で自転車通学していた頃は、女子は、≪ミニ・サイクル≫という、ママチャリの前身のような自転車に乗り、男子はみんな、ドロップ・ハンドルの自転車に乗っていました。 もっとも、私は、ドロップ・ハンドル車がいかにも扱い難そうだったので、セミ・ドロップ車でしたけど。 それが今では、ドロップ・ハンドルは、スポーツ自転車の装備になってしまったのです。 隔世の観あり。
逆に言うと、昔の男子高校生は、プロが使うスポーツ・バイクと、ほぼ同じ形状の自転車に、ごく普通に乗っていた事になります。 ギアは、12段くらいはついてましたから、その気になれば、時速40キロくらいは出せたんじゃないでしょうか。 いやあ、知らなかったなあ。
思うに、高校の頃ですら、ドロップ・ハンドルに恐怖を感じていた私が、この歳になって、あれを使えるものなんですかねえ? 物の本によると、人間の力を、最も効率よく自転車に伝えるためには、ドロップ・ハンドル車で、背中が半円を描くような前傾姿勢を取らないと駄目なのだそうです。
こんな事を考えていると、むらむらと、ドロップ・ハンドル車が買いたくなってくるから、困ります。 洒落にならないくらい高いのに。 またまた、物の本によると、ロード・バイクを始めた人の9割が、一年以内にやめてしまうのだとか。 うむうむ、分かるぞ、その気持ち。 格好よく、爽快に風を切って走るつもりだったのが、想像以上に疲れたり、行きたい目的地に行き尽くしたりして、出掛ける気が失せてしまうのであろう。 大人になってから始めた趣味に、よくあるパターンじゃて。
断言しますが、私がロード・バイクを買ったとしても、必ず、同じ情況に陥いると思います。
「すぐ飽きるに決まっている!」 (机ドン!)
10.08.10 火晴曇
いつ雨が降るか分からないという事もあり、遠出はせず、家と周辺で、細々した雑事を片付けています。
≪自転車入門≫という本を読んだら、「ママチャリのスピードが遅いのは、サドルが低くて、脚のエネルギーを有効に引き出せないからだ」 と書いてありました。 そこで、父の自転車(26インチ 3段ギア)のサドルを20センチくらい上げて乗ってみたところ、速い速い、同じ自転車とは思えぬ速さが出ました。 活動的興奮を覚えたのは、久しぶりです。
ただし、その分、低速での取り扱いは困難になり、危険性が増してしまいました。 足付きが悪く、さっと止まれないのが厳しいです。 また、トッブ・ギアまで使うので、止まるたびにギアを切り替えねばならず、これが結構な煩わしさ。 やはり、車やバイクと同じで、一つの性能に特化すると、他が犠牲になるようですな。
速過ぎて歩道を走れず、車道に出るのですが、さすがに車の流れにはついて行けないので、冷や冷やしながら走らなければなりません。 車の方でも、邪魔で仕方ないでしょう。 しかし、あの速さは、一度経験したら忘れられない快感ですな。 エンジンに頼らず、自分の体力から生み出したスピードという点が、面白いのです。
10.08.09 月雨
腕時計の電池ですが、ホームセンターのボタン電池コーナーには、やはりありませんでした。 駄目元で、サービス・カウンターで訊いてみたら、電池交換サービス用の、業者向け製品を、398円で売ってくれました。 「得した!」と喜んだのも束の間、家に帰って、時計の電池を交換したら、なんと、作動しません。 電池切れではなく、ムーブメントそのものが壊れた模様。 なんてこったい。
もう、20年以上前に買った時計なので、いつ壊れても不思議は無かったんですが、それでも、昨日まで動いていた物が、永久に動かなくなった事実はショックです。 人生折り返すと、喪失感には滅法弱くなりますな。
≪忍びの者≫ 1962年 日本
山本薩夫監督、市川雷蔵主演の忍者映画。 織田信長を暗殺するため、伊賀忍者・石川五右衛門が活躍する話。 実際には、石川五右衛門は忍者ではなく、盗賊ですが、物語の展開の都合上、そうしてあるんですな。 確かに忍者映画ですが、戦国時代の実在の人物がたくさん出て来て、歴史上の事件に絡んで物語が進行するので、半分、歴史物という感じです。 忍術も現実的なものばかりで、忍者物としては、地味な印象。 その分、リアルな話になっています。 ヒロインになる、若い頃の藤村志保さんが魅力的です。
≪続・忍びの者≫ 1963年 日本
≪忍びの者≫の続編。 前作がヒットしたので、予算を大盤振る舞いして、続編を作ったのでしょう。前作同様、石川五右衛門が織田信長の命を狙う話ですが、今回は本能寺まで行くので、大方の予想通り、目的は果たされる事になります。 忍者物というより、戦物のスケールになっており、火薬を大量に使った戦闘場面は、時代劇とは思えぬ凄まじさです。 実際には、信長の時代の火薬は、輸入品の貴重品でして、こんなに派手に使えるものではなかったのですが。
≪忍びの者≫シリーズは、この後も続くらしいのですが、それらはもう、山本監督の作品ではなくなります。
≪クイール≫ 2003年 日本
左脇腹に鳥の模様があるラブラドールが、生まれてから、盲導犬になり、主人と死に別れ、余生を暮らして死ぬまでの話。 基本的に、「盲導犬は、こうやって育てて、こんな風に利用者と信頼関係を築いて行くんですよ」という、啓蒙を目的にした映画。 一応、ドラマもありますが、そちらはあまり強くありません。 なんと、崔洋一監督作品。 こういう、淡白な映画も撮るんですね。
10.08.08 日曇
最近、身の回りでいろいろな物が壊れます。 今日は、腕時計の電池が無くなり、折自のサドル下バッグの紐が切れました。
電池は寿命なので仕方ありませんが、古い時計なので、電池もそろそろ生産中止になっており、替えるとなると、千円近く飛びます。 他にも時計はあるので、どうしたものか悩むところ。
バッグの紐の方は、風化してボロボロになってしまいました。 やはり自転車につけて、屋外に出しっ放しにしていたのがまずかったんでしょうか。 直せば直せない事はありませんが、新たに紐を買ってこなければなりません。 100円で買った物を、更に100円かけて直す価値があるのかどうか。 最近は、折自で遠出をしなくなったので、ペットボトルを入れるためにつけたバッグは、使っていないのです。 どうしたものか。
≪劔岳 点の記≫ 2008年 日本
うるさいキャラで有名な、日本を代表する名カメラマン、木村大作さんが初監督だというので、どうなる事かと思いましたが、意外にもバランスよく作られていて、少なからず驚きました。 いや、これなら、いろいろと賞を獲っても、全然不思議はないと思います。
明治末、日本地図を完成させるため、未踏峰とされていた剣岳の登頂に挑戦した測量技師達の話。 人間関係の葛藤や、若者の成長物語なども程よく入っていますが、それより何より、剣岳周辺の大自然を真っ向から捉えた映像が最大の売りの映画です。 ストーリー付きの、自然ドキュメンタリーといっても宜しい。
最初の頃は、役者の表情が淡白すぎて、演出が弱いのではないかと思いましたが、山に入り始めると、自然に役の顔になって来て、中盤以降は、まったく違和感がなくなりました。 演出が希薄な分、自然体の演技になって、嫌味な感じが全くしない映画になったのは、副産物でしょうか。
剣岳山頂での、修験者の丈飾りの使い方が心憎いです。 なにやら、あの場面、神々しさを感じますな。
10.08.07 土晴
今日から連休です。 16日までの10日間。 ここ数年の連休の中では、長い方ですな。 今のところ、予定はありません。 どこか行くべきなんでしょうが、こう暑いのでは、下手に出かけたら、落命しかねませんからのう。
今日は、午前中、歯医者の予約を入れていたのに、朝食の後、二度寝してすっぽかし、電話を掛けて平謝り。 再予約してもらった午後、直接顔を合わせて、また平謝りしました。 二度寝するにしても、目覚ましのスイッチは入れない、あまつさえ、時間の設定もしていないというのは、我ながら、一体どういうつもりなんでしょう? 暑さでボケたか?
≪サマー・ウオーズ≫ 2009年 日本
昨年、ちょっとした話題になった、劇場用アニメ。 監督は、≪時をかける少女≫の劇場アニメ版を作った、細田守さん。 というわけで、少なからず期待していたんですが、見てみたら、噂ほどではない出来でした。 全世界に広がり、実生活にまで大きな影響を及ぼしている、ネット上の仮想空間が、アメリカ国防総省の人工知能に乗っ取られる事件が起き、たまたま、その人工知能を作った男の実家に集まっていた戦国武将の末裔一族が、世界の滅亡を防ぐために戦う話。
面白いのは、≪キング・カズマ≫の格闘場面だけです。 CGによる仮想空間の描写は美しいですが、それだけでは見せ場になりませんし、現実世界の部分は、アニメでなければいけない必然性が全く無くて、むしろ、アニメであるがゆえに、嘘臭く感じられます。
最大の問題点は、監督が、物語を作るに当たって、観客に甘えてしまっている点です。 戦国城館風の大きな屋敷、年に一度集まってくる一族、それを統率している女当主、美人の先輩に頼まれて彼氏役を務める少年、などなど、監督が個人的に憧れているシチュエーションを片っ端から盛り込んだように見受けられますが、明らかに寄せ集め過ぎです。 自分の好きな世界に陶酔しているようでは、人に見せるレベルのものは作れますまい。 もっと暗い翳のある主人公にして、ネット・カフェあたりを舞台に孤独な戦いをさせれば、ずっと緊張感が高まったのに。
美人の先輩というのが、またしょーもないキャラで、花札を打つ以外に何の取り得も無く、「こんなスカ女に憧れる男がいるのか?」と、首を傾げてしまいます。 ≪時をかける少女≫の主人公と比べると、個性など存在しないといっても過言ではなく、これには一番がっかりしました。
小惑星探査機が落下して来るというのがクライマックスですが、小惑星探査機の落下と、小惑星の落下を勘違いしているのか、ありえないような大爆発が起こります。 探査機は絶対的に大きさが小さいですし、大部分は燃え尽きてしまうので、あんな爆発は起こるはずがありません。
一方、仮想空間の方のクライマックスは、花札勝負なのですが、これが、ビジュアル的に全然面白くないと来たもんだ。 勝負の流れも分からないまま、「どちらが勝ちました」とアナウンスされるだけでは、面白くなるはずがありません。 スカ女なんて放っといて、キング・カズマに格闘させた方が、どれだけ良くなったか分かりません。
10.08.06 金晴
バイクのヘルメットのシールド・ベースが届いたので、壊れた右側を交換したのですが、シールドを着けようとして手こずり、力を入れたら、左側のシールド・ベースも壊れてしまいました。 おののののの! 幸い、左右で1セットの部品だったので、左側も交換して事無きを得ましたが、シールドの着き具合は、今一つ芳しくなく、右側に隙間が出てしまいます。 もう5年くらい使っているメットなので、各部が変形しているんでしょうか。
≪華麗なる一族≫ 1974年 日本
父親が、自分の銀行を大きくする策略として、長男の鉄鋼会社を倒産に追い込んだ事により、銀行の発展とは裏腹に、家族が崩壊して行く話。 こんな説明では、全然足りませんが、複雑過ぎて、とても一文では書き表せません。 銀行の合併の話と、家族内の様々な葛藤の話が、絡み合いながら進行します。 堂々たる大作である事は確かですが、3時間半とあまりにも長いので、映画で見るよりも、ドラマのシリーズで見た方が相応しいと思います。
父親が、「長男は、本当は、祖父の種かも知れない」という疑いを抱いていたり、家庭教師の女が父親の愛人を兼ねて同居していたり、その家庭教師が子供達の政略結婚を切り盛りしていたりと、ドロドロした設定が目白押し。 今の日本のドラマに決定的に欠けている要素ですが、こうとどぎつく盛り込まれると、「ちょっと、変なんじゃない、このうち?」と、些か引いてしまいます。
山本監督の真骨頂で、長いのに全く飽きさせませんが、鉄鋼所の爆発と猟銃自殺の場面以外、ビジュアル的な盛り上がりはありません。 完成度の高い映像ですが、やはり会話主体でして、悪い言い方をすれば、平板なんですな。 こういう所が、「巨匠」ではなく、「職人」と呼ばれてしまう理由なんでしょう。 しかし、面白さという基準で見れば、巨匠達の作品に、全く引けはとりません。 単純に誉めた方がいいのか、誉め過ぎない方が良いのか、迷う監督です。
余談ですが、74年の映画という事で、その頃の車が登場します。 次男が乗る、初代フェアレディーZと、次女の彼氏が乗る、初代セリカ・クーペ。 もちろん、新車で出て来るわけで、今となっては、貴重な映像ですな。
10.08.05 木晴
≪白い巨塔≫ 1966年 日本
有名すぎるほど有名な映画。 これも、山本薩夫監督だったんですね。 映画は見ていなくても、二回、テレビ・ドラマになっているので、そちらの方で話を知っている人が多いと思います。 この映画が出来た時は、まだ原作が第一部までしか書かれていなかったそうで、最初の誤診裁判が終わったところまでが、取り上げられています。
前半は、助教授の主人公が、教授になれるかどうかの学内選挙戦の話。 後半は、主人公が誤診で訴えられた裁判の話。 誤診を起こした患者が死んだ日が、ちょうど教授選挙の日で、前後が巧みに繋げられています。 選挙戦は、金品の授受はもちろん、地位を餌にした買収工作の連続で、人の心の醜さをこれでもかというくらい執拗に描きます。 こちらが、この映画の中心部ですな。
後半の裁判は、参考人として呼ばれた医学界の権威達の、事件に対する見解が二転三転し、それが見所になっていますが、前半ほどの緊迫感はありません。 裁判物をやるには、一本の映画の後半だけでは時間が足りなさ過ぎるんでしょう。
田宮二郎さんが主人公を演じていますが、評論家が絶賛するほど、秀でた演技というわけではありません。 むしろ、出番が少な過ぎて、印象が薄いくらいです。 山本監督は、群像劇の方が好きなんでしょうねえ。 小川真由美さんが、主人公の愛人役をやっていますが、このキャラが一番目立っています。 東野英治郎さんや加藤武さんなど、黒澤明作品の常連が出ていますが、東宝で撮ったんですかね。 黒澤映画と違って、セリフをはっきり喋るので、会話の流れを迷わず捉まえる事ができます。
≪白い巨塔≫には、この続きがあるわけですが、できれば、同じ監督・スタッフで、そちらも映画化しておいて欲しかったです。 恐らく、素晴らしい完結編になった事でしょう。
10.08.04 水晴
≪不毛地帯≫ 1976年 日本
ぎっちり3時間の大作。 元日本陸軍の参謀で、シベリアに11年抑留されて帰国し、「もう、戦争に関わる仕事はしない」と心に決めていた男が、ある商事会社にスカウトされた事で、防衛庁への次期主力戦闘機の売り込み工作に引きずり込まれ、次第に自分からその仕事にのめり込んで行ってしまう話。 ≪金環蝕≫同様、政治家と業者が入り乱れる暗闘を描いていますが、こちらは主人公がはっきりしており、物語としての纏まりは、ずっと良いです。
纏まりはいいんですが、あまりにも長いので、ダレないというと、嘘になります。 映画館では、インターミッションが入った模様。 見ている方の緊張感がもたず、体もあちこち痛くなって来て、映画の成り行きなど、どうでもよくなってしまうんですな。 黒澤明作品のような、アクションの見せ場が無いので、血沸き肉踊る事もありません。 逆に言えば、静かな会話だけで、これだけの物語を成立させているのは、大変な技量だと言えます。
原作があるとはいえ、≪金環蝕≫から一年しか経っていないのに、よくぞ、これだけの大作を作れたものだと、心底感服します。 高度経済成長時代の、モーレツ・パワーを継承していたんでしょうか。 歴史、技術、政界、商社に関する知識が糾合されていますが、脚本を作り、撮影スケジュールを組むだけでも、気が遠くなるほどのエネルギーが必要だったでしょう。
物語の時代設定は1958年ですが、映画が作られたのは70年代半ばでして、アメリカでF104の飛行映像が撮れなかったのか、なぜか、F16が飛び回るカットが挟まれています。 撮影当時、最新の機種だったわけで、飛行機好きが見れば、このカットは、かなり貴重なのではありますまいか。 まあ、映画のテーマとは関係無い事ですけど。
10.08.03 火晴
≪金環蝕≫ 1975年 日本
山本薩夫監督作品。 ダム建設を巡る、首相までが関与する贈収賄事件の顛末を描いた大作。 一応、贈収賄側と、それを暴く側の対立の構図がありますが、暴く方も腹に一物ある悪党どもで、善玉というのは出て来ません。 群像劇なので、主人公も不定。 悪党の悪辣ぶりを堪能する映画とでも申しましょうか。 ストーリーは、そんなに面白いものではありませんが、その分、極めてリアルとも言えます。
70年代頃の俳優さんが、うじゃうじゃ出て来ます。 あまりたくさん出て来るので、私の世代には懐かしさで胸が熱くなるほどです。 70年代の日本映画は、歌舞伎の影響が色濃く残っていたモノクロ時代の臭い芝居から脱皮して、自然体の演技が定着し始めた頃で、この映画を見ても、下手な人が一人もいません。 たぶん、今の俳優さん達より、うまいでしょう。
物語の感想としては、こんなにしてまで、金金金と、よく欲望が続くものだと、些か辟易します。 私が、こんな人達の中にいたら、三日で胃潰瘍を起こしてしまいます。 それ以前に、役に立たなくて、クビになるでしょうけど。
10.08.02 月曇
今日は有休消化で休みでした。 別に用事は無いので、家で寝ていました。 実に、非活動的な一日で、あまりの無為さに、自分でも恐れ戦いたくらい。
衛星第二で、山本薩夫監督作品の特集が始まりました。 最近は映画を見ていないんですが、その内、夏の連休に入るので、時間もあるし、なるべく見てみようと思います。
10.08.01 日晴
普段なら、日曜の午後は、1時くらいから外出するのですが、ここのところ、暑くて出掛ける気になりません。 熱中症も怖いし、日焼けし過ぎるのも困ります。 どうせ、暑さでまいって、2時間くらいで帰って来てしまうので、出発時間を遅くして、日が傾き出してから動き出した方がいいのかもしれません。
≪熱海の捜査官≫
三木聡さん監督・脚本、オダギリジョーさん主演と、≪時効警察≫の面子で作られた新作ドラマ。 期待大と言いたいところですが、実は、そんなに期待していませんでした。 映画、≪図鑑に載っていない虫≫や≪転々≫を見て、三木監督が小ネタ・ギャグの枯渇状態に陥っていると睨んでいたからです。 案の定、初回を見たら、寂しいものでした。 三木監督の作品で笑えないのは、かなり厳しいですが、事件そのものが、一朝一夕には解決しないような奥行きの深さを持っているようなので、そちらに期待して見てみようと思います。
実際の熱海は、山と海に挟まれた、非常に窮屈な地形なのですが、ドラマでは、広大な田園地帯が登場していました。 どこで撮ったんですかねえ。 ちなみに、2時間サスペンスでも、伊豆半島の設定なのに、実際の撮影は房総半島で行なわれているような事がよくあります。 同じ半島でも、伊豆と房総とでは、スケール感が全く違うので、地元の人間が見れば、すぐに分かります。
10.07.31 土晴
ヘルメットのシールド・ベースをバイク屋で頼んだのですが、何と、届くのは来週の木曜だとの事。 オンラインで注文しているのに、そんなにかかるというのは驚き桃の木山椒の木。 ネット通販の方が、よっぽど速いですな。 税込み525円はいいとして、前金で取られたのも、何だか不愉快です。 一見客ではないのですが、なぜ、顧客データを調べぬ? 外見が、525円を踏み倒す人間に見えるんですかね?
10.07.29 木雨
残業は2時間以上あるわ、二日続けて土砂降りに見舞われるわ、それでなくても不運続きなのに、とどめに、バイクのヘルメットが壊れました。 シールドの片側の取り付け基部が壊れ、シールドを上げると、パカパカに。 ヘルメットは3万円以上するので、一瞬、目眩がしましたが、家に戻って調べてみたら、取り付け基部の部品だけ、500円で売っているとの事。 偉い、アライ! やれやれ、一時はどうなる事かと思った。 ネットでは手に入らないようなので、なるべく早く、バイク屋へ行って、註文する所存。
10.07.25 日晴
またまた、猛暑。 太陽に殺意を感じる今日この頃。 外出すると、命に関わりそうなので、家で寝てました。 寝てても死にそうだから、処置無し。
水換え作業の為に、亀をベランダの上に置いたら、焼けたベランダの熱さに飛び上がり、バッタバッタと全力疾走でUの字を描きました。 脱兎ならぬ、脱亀の如し。 こっちも仰天! 大急ぎで、水を張ったバケツの中へ入れてやりました。 もっとも、熱いながらも、コーナーリングをするという事は、まだ若干の余裕があったんでしょうか。
10.07.24 土晴
今日も猛暑。 暑いと、つまらない事で、妙に腹が立ちます。 布団を干したのですが、洗った掛け布団カバーのファスナーが、開かなくなってしまいました。 ペンチで挟んで引っ張っても、ビクともしない頑なさ。 レール側はプラスチックだというのに、なんで、こんなに頑丈なのか。 頭に血が上り、僅かに開いている隙間にペンチの柄を押し込んで、力任せに引っ張ったら、カバーの布が50センチばかり裂けました。 こうなってしまうと、もう、オシャカです。
どうせ、ファスナーが開かなければ使い物にならないので、そんなに後悔はしていませんが、予測できた結果だけに、自分の大人気なさに、二倍腹が立ちました。 「全ては、暑さのせい」という事にしておきましょう。
10.07.23 金晴
昨日に引き続き、昼過ぎから、猛烈な暑さ。 ただ居るだけでも暑いのに、かてて加えて、肉体労働をしているのですから、これが暑くないはずがあろうか、いや、暑いに決まっています。 赤道直下に暮らす人々の苦労が、一入分かろうというもの。 なんで、熱中症にならないのか、自分で自分が不思議です。
「自室のパソコンのリカバリーをしたい」という欲望がふつふつと沸き起こっています。 しかし、リカバリーが是非とも必要だからではなく、単に、「一度やってみたい」とか、「退屈しのぎにいいじゃないか」とかいう、不純な動機である事も分かっています。 そんな発想ですから、やってみた結果、パソコンが使えなくなってしまったら、死ぬほど後悔するでしょう。 下らない事はせぬに越した事は無いか。
10.07.22 木晴
≪四畳半神話大系≫からこっち、森見登美彦さんの小説を図書館で借りて読み倒しているのですが、あまりにも面白いので、冊数ばかり進んでしまい、感想を書くのが追いつきません。 なるほど、これなら、人気作家になっても全然不思議ではありません。 知的でありながら、難解な所が全く無く、読者に、「軽いものを読んでいる」という引け目を感じさせないのは、現代の小説として、大変な強味だと思います。 自分の人間的弱点を完全に武器に変えてしまっている点など、現代的を通り越して、未来的ですらあります。
10.07.21 水晴
今朝方、会社で火災があったとの事。 重要な機械が一台燃えてしまったとかで、ラインが動かず、今日は一日、自分の工程で寝ていました。 寝ていても誰も文句を言いに来ないという事は、つまり、みんな仕事をしていないので、人の事を批判できないわけですな。
「消防署の許可が出ずに、明日は休みになるかも」という情報もありましたが、夜になっても連絡が無いところを見ると、平常通り稼動する様子。 本音は休みたいのですが、ここで休むと、先々振り替え出勤で、土曜日が潰れる事になるので、稼動してくれた方が、むしろ良いのです。 今日も、一日寝ていたとはいえ、一応会社にいたので、出勤扱いになり、振り替えはありません。 ただし、台数が全然出ていないので、振り替えも糞も無く、土曜出勤になる可能性はあります。 結局、同じか。
≪名探偵 モンク≫
終わりました。 随分長い間、続いたものです。 全体の、95%くらいは見たはず。 最終話は、モンクの亡き妻トゥルーディーの事件が解決する話でした。 モンクに出会う以前に、不倫をしていて、子供まで産んでいたというのは、何だか、今まで大切にされていたトゥルーディーの清純なイメージをぶち壊してしまったような感があり、少なからず興醒めしました。
トゥルーディーの産んだ子供が生きていて、事件解決後にモンクと会うのですが、これも考え足らずな設定です。 その子にしてみれば、実の母親が実の父親に謀殺されていた事実が分かった直後であり、実の母親が後に結婚した相手と会ったとしても、喜ぶ心のゆとりなど無いと思うのです。 大変、不自然。 最終話なのですから、もっと良く考えれば良かったのに。
10.07.19 月晴
今日は、会社のカレンダーで休みでしたが、暑すぎて、どこにも行きませんでした。 家で、年賀状データの打ち直しをやっていました。 3時間くらいかかりましたが、とりあえず終わって良かったです。 今回の一件に懲りて、外付けHDDにバック・アップを取っておきました。
10.07.18 日晴
暑いほどの快晴。 折自で出かけましたが、ものの2時間でへとへとにへばりました。 こんな日に外をうろうろしているのは、アホですな。 ええ、私がそのアホです。
≪GM〜踊れドクター≫
総合診療科の医師達の話。 かなり、コメディーが入っていて、面白かったです。 しかし、病気というのは、いろいろなパターンがあるものですな。 病名を覚えるだけでも、10年くらいかかりそうです。
10.07.17 土晴
金曜日、もう梅雨が明けたと思って、合羽を持って行かなかったら、帰りに降られました。 見事なマーフィーの法則であった事よ。
壊れたパソコンですが、木曜日に、パソコン店に電話で問い合わせたところ、ハード・ディスクを抜いた状態でも引き取るとの事。 そこで、出勤前に、車でパソコンを運び、引き取ってもらいました。 100円。 この100円は、私が払うのではなく、店側が私に払います。 形の上では、≪買い取り≫という事になるからです。 なぜなのか理由が分からなかったんですが、どうも、一度引き取って貰った後で、「返してくれ」と言って来る人がいるらしく、それを防止するためのようです。
一方、プリンターの問題ですが、ホーム・ネットワークの構築を試してみたのですが、これがうまく行きません。 ネットで調べたところ、7同士なら簡単にできるけれど、XPと7の間だと駄目らしいのです。 なんじゃ、それは? ファイアー・ウオールが働いてしまうためとか書いてありましたが、ホーム・ネットワークで、そんなに壁を厚くしてどうする? マイクロ・ソフトも、変な所で融通が利きませんな。 自社のOS同士くらい、ツーカーで繋げるようにすればいいのに。
仕方がないので、ホーム・ネットワークは諦め、印刷する時だけ、居間のプリンターを私の部屋に運ぶ事にしました。 幸い、居間のプリンターもキャノン製なので、電源コードとUSBコードは、壊れたプリンターの物が使えます。 本体だけ運ぶのなら、付け替え作業が、かなり楽になります。 重いけれど。 よしよし、これで、プリンターは買い直さなくてよくなったぞ。 ろくに使いもしないプリンターのメンテから解放されるのもありがたい。 自動的に、打ち直す事になる年賀状データは、私のパソコンの方に入れる事に決定。
壊れたプリンターの処分ですが、これは、ゴミ回収で持って行ってくれるので、問題はありません。 次の≪埋め立てゴミの日≫である8月2日まで、部屋に置いておかなければならないのが鬱陶しいですが、まあ、そのくらいは我慢しましょう。 壊れたパソコンから抜いたハード・ディスクも、分解して、埋め立てゴミに出してしまおうと思っています。 まあ、取っておいても、邪魔になる大きさではありませんけど。
10.07.15 木雨
昨日一日が怒涛のように過ぎて、夜は普通の時間に床に就き、約9時間眠って、起きました。 一晩眠ったところで、山積している問題を小人が片付けてくれたわけでもなく、依然として、壊れたパソコンは居間の片隅に不動の趣きで鎮座し、壊れたプリンターも、私の部屋の音楽キーボードの椅子の上で、醜悪な存在感を発し続けています。
しかし、ふと考えるに、こんな問題は、問題としての程度は さして高くないのであって、ああだこうだと処理していけば、その内 解決してしまいます。 むしろ、やらなければならない事があるというのは幸せな事でして、それが片付いて、何もする事がなくなると、突如 深い穴に落ち込んだように、無気力な絶望感に襲われるものです。 ええ、そういうものですよ。
プリンター問題ですが、ホーム・ネットワークを構築して、私のパソコンから、居間のプリンターを操作できるようにしようかと思っていたのですが、それをやるためには、わざわざ居間のパソコンも起動せねばならず、思いの外 面倒そうです。 ネット上のものを印刷する場合は、居間のパソコンで同じページを呼び出して刷ればよいので、問題無し。 困るのは、メールの印刷ですが、そんな事は滅多にしないので、その時だけ、居間のプリンターを私の部屋へ運ぶ事にしてもいいかと思っています。
打ち直す事になる年賀状のデータを、居間のパソコンに入れるか、私のパソコンに入れるかも悩むところ。 今回の一件で、下手にデータを入れると、壊れた時にパソコンを処分できなくなってしまう事が分かったので、なるべくなら、居間のパソコンは個人データ空の状態で置いておきたいのです。 一方、私のパソコンは、すでに汚れ捲ってますから、何を入れても構わないわけですが、プリンターが無いのでは、年賀状を刷れません。 まあ、年に一回の事だから、それこそ、居間のプリンターを部屋に運んでくればいいわけですが。
≪ぐるナイ ゴチ≫
うーむ、今年の面子は面白くないと思ってはいましたが、岡村さんが休んだせいで、完全に地に堕ちた観あり。 あまつさえ、なんじゃろか、この陰気で華の無いゲストと、非力な助っ人は? もはや、素人がわいわい騒ぎながら飯を食っているだけに見えます。 ここまで、貧相になるものなのか。
10.07.14 水晴
今日は、上司の方から言い出された強制有休で休み。 遅番の週の中日に休んでも寝て終わるだけですが、今月の遅番は残業が2時間以上あるので、「中日に体を休めるのも悪くないだろう」と思って受諾した次第。
昨夜帰って来たのが朝の4時半頃で、眠ったのは6時頃だったのですが、昨年末に他界した叔父さんの新盆との事で、無理やり9時に起き、父母と一緒に墓参に行って来ました。 車で30分くらいの所なので、それはすぐに済んだのですが、家に戻っても、寝直すわけにはいきませんでした。 日曜に壊れた居間のパソコンが、どうやっても直る見込みがないので、新しいのを買いに行かなければならなかったのです。 で、午前中に壊れたパソコンを片付け、午後から車で、いざ出陣。
あれこれ悩むのすら面倒臭いので、パソコン店にある一番安い機種にしました。 台湾≪acer≫のブランドである、≪eMachines≫のスリム型デスクトップ機、
≪EL1352-H22C≫
です。 約40000円。 私が今までに買った中では最も安いですが、性能は逆に最も高いだけでなく、圧倒的に高いです。 こんな高性能は、母が使うパソコンには完璧に不要なんですが、これより安いとなると、中古になってしまうので、致し方無し。
帰って来て、開梱。 説明書は、複数機種に共用の物らしく、各部名称のページに外形図も載っていません。 内容も雑然としていて、まったく参考になりませんでした。 でも、今のパソコンというのは、コード類さえまともに繋げば、特別なセット・アップ作業なんざ要らないんですな。 勝手に立ち上がり、勝手にネットに繋がり、勝手にプリンターまで連動しました。 見事、見事。
勝手が違ったのは、OSの≪Windows 7 Home Premium≫が、XPとは操作が全然異なっていた事です。 これだけ違えば、XP機が未だに店頭に並んでいる理由も分かろうというもの。 慣れ不慣れを別にしても、明らかに、XPの方が分かり易いですけんのう。 当然の事ながら、ブラウザも、≪IE 8≫でして、これも私は使いにくいのですが、≪お気に入り≫しか使わない母は、まあ、6でも8でも同じでしょう。
一番分からないのは、メール・ソフトで、何と、≪Outlook Express≫がついてません。 代わりに、≪Live mail≫というのがあるのですが、これの使い方が全く分からないと来たもんだ。 まあ、母はメールも使わないので、問題無いっつやー問題無いんですが。
ネットで調べたところでは、≪Windows 7≫では、XP用のアプリケーション・ソフトが使えないケースがあるらしいのですが、それは64ビット版の話だとの事。 私の買ったのは、32ビット版ですし、そもそも、アプリケーション・ソフトを入れる予定が無いので、それもどうでもいいでしょう。
夕食後には、ほぼ片付きましたが、残った問題は、壊れたパソコンをどうするかです。 中に年賀状の住所録データが入っているのでは、おちおち店で引き取って貰う事もできません。 「壊れていても、引き取ります」というのは、ハード・ディスクを抜いた状態でもOKなんすかねえ?
実は、その他にも、年賀状の住所録の打ち直しとか、私の部屋のプリンターをどうするかとか、まだまだ難問山積なのですが、胃が痛くなってくるので、今日のところは、新しいパソコンを買って来て、使える状態まで漕ぎ着けた事で良しとします。
しかし・・・、こんなハード・スケジュールの休日は過ごしたくありませんなあ。 高い買い物をしたというのに、苦しいばかりで、ちっとも楽しくありません。
10.07.13 火雨
居間のパソコンが壊れただけでもショックなのに、何の因果か、私の部屋のプリンターまで壊れました。 電源を入れると、カタカタ異音がして、やがて止まり、後は微動だにしません。 カバーを外して、機械部分を見てみましたが、別に何が取れたとか、どこが折れたという事もないようで、原因不明。 これもオシャカか。
プリンターは、今は複合機が主流で、安い物は8000円くらい、少し高い独立タンクの物でも15000円くらいで買えますが、使用頻度の低さを考えると、買い直すべきがどうか迷うところです。 居間のパソコンを買い直せば、居間のプリンターが使えるので、印刷する時は、そちらを使えば間に合います。 自分の部屋にあれば、便利な時もありますが、インクの補充やら、週に一度の試し刷りやら、メンテが面倒で・・・。
ここのところ、電子機器が立て続けに壊れたせいで、うんざりしてしまい、なるべく、そういう物に頼らない生活にできないかと、思案しているのです。
10.07.12 月曇雨
≪世紀末オカルト学院≫
テレ東、月曜深夜アニメ。 初回を見ただけですが、こりゃ、たぶん、一級の作品だと思います。 オカルトという名前ですが、SF設定も入っていて、かなり入り組んだ話になっている模様。 キャラデが滅茶苦茶に巧いです。 動きも大変良いですが、初回なので、予算を多めに使っているのかもしれません。
10.07.11 日曇雨
午前中は曇り、午後から雨、しかし、豪雨にはなりませんでした。 選挙と犬の散歩以外、どこへも行かず。
夜になってから、悪夢が。 居間に置いてある、専ら母が使っているパソコンが壊れました。 起動する前に電源が切れてしまいます。 プラグを挿し直すと、一応通電しますが、やはり、起動中に切れます。 起動ディスクを入れて試してみましたが、駄目。 なんてこったい。 これ以上、私には何もできません。
買ったのは、2002年の5月なので、ほぼ8年もった事になりますが、元を取ったかどうかは、この際どうでもよく、パソコンを買い直さなければならないのが、死ぬほど面倒くさいです。
すぐに思いついたのは、私のパソコンを居間に移し、私が新しい高性能の物を買うというアイデアですが、私のパソコンも、酷使が祟って、だいぶくたびれているので、いつまでもつか分かったもんじゃありません。 それに、データの引越しが大仕事になってしまいます。 居間のを買い換えるのなら、そういう心配はなし。 母は自分でテータを作る事は無いですから。
いや、待てよ! 年賀状の送り先データを、居間のパソコンに入れてありました。 ああ、なんという悲劇か! あれはもう引き上げられませんから、全部打ち直さなければなりません。 顔色真っ青です。
≪必殺仕事人 2010≫
藤田まことさんの追悼番組として作られた2時間スペシャル。 ≪必殺仕事人 2009≫の続編で、中村主水が姿を表さない点を除けば、レギュラー・メンバーは変わっていません。 事業仕分けなど、時事ネタのパロディーを入れてますが、それほどよく練られたストーリーではなく、時間が長いだけで、パターンは普段通りです。
小澤征悦さんが演じる勘定吟味役が事業仕分けの張本人で、世間の憎まれ者である一方、貧乏人を助ける炊き出しなどもやっているという、気骨のある人物なのですが、途中で変心して思い人を謀殺するという、かなり無茶な展開になるため、キャラが一定せず、彼が斬られても、見ている方は、なんだかもやもやした気分になるだけで、ちっとも面白くありません。
主人公の渡辺小五郎が、妻が懐妊したと聞いて、「人殺しの自分が、子供を持っていいものか」と悩む場面は、深みがあって良かったです。
≪ウィッカーマン≫ 2006年 アメリカ
ニコラス・ケイジさん主演。 警官がかつての婚約者の娘を捜すために、彼女の生まれ育った島へ乗り込むものの、蜜蜂の社会を模した奇怪な宗教的風習に巻き込まれてしまう話。 「ウィッカー」というのは、ラストに出て来る、生贄を中に入れて燃やすための、木組みの人形の事。 1973年にイギリスで作られた映画のリメイクだそうで、そう言われてみると、話がかなり古臭いです。 墓場のセットなども、ちゃちな所がありますが、恐らく、ラストの巨大人形で予算を使い切ってしまったのでしょう。 わざわざ見るような映画じゃありません。
10.07.09 金雨
夕方、凄い雨。 ほぼ、豪雨。 そんな中を図書館へ車で行ったら、帰りが大渋滞で、曲がる所で曲がれず、土砂降りの中、一時間も、意味の無い道を彷徨しました。 何やってんだか。 夕飯食べた後に外出すると、毎度ろくな事がありません。
≪もやしもん 実写ドラマ版≫
フジの木曜深夜、なぜか、アニメ枠のノイタミナで始まりました。 まだ一回目で、どんな話なのかよくわかりませんが、CGの麹菌が可愛いです。
≪屍鬼≫
これも、ノイタミナですが、正真正銘のアニメです。 「ヒロインかな?」と思っていた少女が、いきなり死んでしまって、びっくり。 この調子でバタバタ死んでいけば、それはそれで面白いですが、オカルトらしいので、たぶん、そういう話ではないんでしょう。
≪伝説の勇者の伝説≫
テレビ東京の木曜深夜アニメですが・・・、つまらん。 これだけ丁寧に描くなら、SFにすればいいのに。 勿体無いなあ。
≪アマガミ≫
TBSの木曜深夜アニメですが・・・、しばくど、われ。 アニメで作る意味、ゼロ。 下らんものを録画してしまった。
≪うぬぼれ刑事≫
TBSの金曜10時のドラマ。 宮藤官九郎さんが、脚本・演出。 長瀬智也さんが、主演。 婚約者に逃げられて、運命の歯車が狂った刑事が主人公の、恋愛コメディー。 面白いです。 若ぶらないで済む年齢層を出演者に揃えたのが、自然で良いです。
10.07.06 火曇
NHKが、名古屋場所の中継を取り止めるとか。 妥当な処置ですな。 開催を決定した相撲○会の方がおかしいのであって、今からでも遅くないから、場所そのものを中止すべきでしょう。 当日中止でも遅くありません。 「前売り券を買ったお客に悪い」などという瑣末な事を心配するより、大相撲の将来を心配した方がいいです。 いや、こんな事を言ったって、やるとは思いますがね。 あの人達の事だから。
NHKの判断は正しいと思いますが、ゆめゆめ、≪英断≫などという格好いいものではないのであって、同局の中継が暴力団にまんまと利用された事は隠しようが無い事実。 視聴者から金を取っている立場でありながら、暴力団に協力していたとは、言語道断! 知らなかったで済む事ではありますまい。
賭博問題に対する協会の内部調査は、自己申告式だったそうですな。 正直に書けば処分されると分かっていれば、隠そうとするのは当然で、こんないい加減な調査で実態の全貌が分かるとはとても思えません。 悪質なケースほど、口裏を合わせて徹底的にしらばっくれるはずで、そういう連中がのうのうと名古屋場所の土俵に上がると思うと、よほど熱心な相撲ファンでも、おぞましさを感じるでしょう。
10.07.04 日晴
運良く、梅雨の晴れ間になりました。 三週間ぶりに敷布を洗い、布団を干せました。
7月に入ったので、父に頼んで散髪。 無料な上に、30分で終わるので、非常に助かります。 時折思うのですよ・・・、もし父が死んでしまった場合、その報せを聞いて、私が真っ先に考えるのは、「これから、散髪をどうしよう・・・」ではないかと。
≪8mm≫ 1999年 アメリカ
ニコラス・ケイジさん主演の、私立探偵物。 大富豪の遺品から、少女を殺す様子を写した8mmフィルムが見つかり、富豪の妻に依頼された私立探偵が、少女の消息を調べ、フィルムを撮影した犯人達を突き止めていく話。 いかがわしい映像を作る業界が舞台になっているため、映画全体がいかがわしい雰囲気になってしまっていますが、それを除けば、物語の展開に緊迫感があって、かなり面白いです。 ただ、ラストは、「これで罪にならないのかな?」と、首を傾げたくならんでもなし。
10.07.03 土雨
7月に入ったら、また残業が長くなってしまいました。 連続二直なので、早番は45分で打ち切りですが、その分、遅番が長くなり、木金と、1時間45分もやりました。 もう何ヶ月も定時で帰って来ていたので、きついきつい。 全く、円高がぐいぐい盛り上がっているというのに、アメリカ向けの輸出が成立するなど、理不尽極まりありませんな。
≪四畳半神話大系≫
アニメの方ですが、11回で終わりました。 原作の方もラストは感動的なんですが、アニメもなかなかの出来栄えでした。 クライマックスは、アニメならではの躍動感に満ちていて、見事な演出ぶり。 背景の音楽も良かったです。 何だか、終わるのが惜しいですな。 森見登美彦さんの他の作品も、同じ作風でアニメ化してもらえないもんでしょうか。
10.06.29 火晴
なに、0-0の末、PKで負け? うーむ、まあ、そういうものか。 「ことによったら、このまま勝ち進むのでは?」と思った人が増えたために、運が逃げたのかも知れませんな。 優勝する寸前まで、「勝てるわけねーだろ、このスカタンどもがっ!」と、口汚く罵り続けていればよかったのに。 傍から見ると、かなり異様な光景ですが。
決勝トーナメントまで進んだために、国内的には結構盛り上がったわけですが、では、これで、日本のサッカー熱が復活して、Jリーグの試合に観客が押し寄せるかというと、そんな事は全然無いと思うのですよ。 それどころか、4試合ぎっちり見せられたために、サッカーの試合がいかにつまらないものか、改めて痛感し、「二度と見たくない」と思った人が、どどっと増えたのではありますまいか。
それはさておき、相撲○会。 名古屋場所、やるんすか。 マジっすか。 全然反省しとらんのと違いますか。 普通、やらんと思いますぜ。 普通の人達じゃないから、普通の感覚なんて、もとより分からないすか。 何だか、子供の集団を見ているようだのう。
10.06.27 日雨曇
昼過ぎまで雨。 2時頃に上がって、風が吹き出したので、布団を干しました。 敷布は洗えませんが、風くらいは当てないと、黴が生えて来かねません。 近くの衣料品店に衣類を買いに行った以外は、どこへも行かず。 もう三週間くらい、こんな休みが続いています。 ただ、風邪はだいぶよくなりました。 ウイルスは完全に退治し、後は鼻と喉が復調するのを待つのみ。 ここまで来れば、もう治ったも同然ですな。
≪日曜美術館 【アール・ブリュット・ジャポン】≫
山下清さんのように、心に障碍を持った芸術家の作品を、≪アール・ブリュット≫というらしいのですが、その展覧会の特集でした。 ただ汚いだけの絵もあれば、繊細に過ぎる絵もある中で、B万里絵(すずき・まりえ)さんという人の描いた絵が、図抜けて優れており、仰天しました。 この人、山下清さんと比べるよりは、岡本太郎さんと比べた方が良いですな。 芸術ですよ、本物の芸術。 あれだけ凄い物を描くのに、母親に見せるだけで、他人に見せようという欲は全く無いというから、驚き入る話です。
10.06.25 金晴
なに、また勝った? うーむ、とことん、「もう勝てないだろう」と思われていると、勝つようですな。 それにしても、会社で、誰もワールド・カップの話をしてないのはなぜなのか? 私同様、勝敗は何となく気になるけれど、サッカーに対して根本的な興味が無い人間が大半なのか。
ハイライトしか見ていないんですが、日本が強かったというより、デンマークが弱過ぎたんじゃないの? 3点目なんて、日本選手だけがゴール前で球入れごっこをしているみたいでしたぜ。 デンマークのディフェンスは、どこで何をしとったのよ? あまりにも貧相な負け方なので、「国に帰ってから、ボロクソ言われるんだろうなあ」と思い、同情してしまいました。
それはさておき、大会前、テレビで、「予選突破はとても無理」と言っていた人達は、予想が全面的に外れてしまって、内心、「やべえ事になった・・・」と焦りつつ、「勝ったら勝ったで、ええじゃないか!」と、じゃかじゃか踊って、ごまかすのに余念が無い事でしょうな。
それもさておき、波乱の相撲界ですが、絶対、ワールド・カップ賭博もやってたと思いますぜ。 大穴に賭けていた力士は、名古屋場所が中止になる事よりも、賭博が中止になる方が心配でしょう。 記者会見せい、記者会見。 「お願いします! 各界永久追放になってもいいから、この賭けだけは成立させてください! 巨万の富が転げ込んで来るんです!」と、涙を流し、机を叩いて、懇願しなされ。
10.06.22 火曇
現在放送中のアニメに引きずられて、日曜日に図書館で、≪四畳半神話大系≫を借りて来たんですが、400ページもあるのに、ずるずる引き込まれて、三日で読んでしまいました。 なるほど、これは面白い。 詳しい感想は、またいずれ、日替わり写真で書きます。
で、夜更かしして読み進めたためか、風邪がなかなか良くなりません。 もう10日目で、そろそろウイルスが死んでも良い頃合なのに、今朝など、会社に着いてバイクから下りたら、頭がくらくらする始末。 これから、熱かよ! 順番違うんでないの? 昼休みに眠ったら、だいぶ回復し、どうやら、睡眠不足が原因と判明。 やはり、風邪の時は、たらふく食って、たっぷり眠らなければ、体の治癒力を100%引き出せないようですな。
10.06.20 日曇
ほーれ見た事か! 期待するから負けるのですよ。 誰だ、期待なんぞした不埒者は! 「日本が勝つ」などと軽々に抜かした非国民どもには鉄拳制裁を・・・・。
だからねー、
「お前らごときが、勝てるわけね〜だろ〜。 自分の実力を考えろよ〜、ああん? この、味噌っ糟どもがよ〜。 世界へ出しゃ張ろうなんて大それた事は考えんと、Jリーグでセコセコやってりゃいいんだよ。 身の程を知れよ、身の程をよ〜」
とかなんとか、思いっきり突き放してやれば、
「何だとおっ! オフサイドとプールサイドの区別もつかん土素人の分際で、偉そうなこと抜かしおって! Jリーグの試合なんぞ見に来た事も無いくせに、国の看板背負った途端に、俄かファンになりすましやがって、この下司野郎どもがっ! よーし、やってやろうじゃねえかっ! 後で吠え面掻くなよっ!」
と、奮起するのですよ。 過去の例に照らしてみても、応援して勝てた例しがありますまいに。
そういえば、1点差で負けると、必ず、「惜敗」だの、「善戦した」だのと、身贔屓な庇い立てをしますが、2対1や3対2ならそうも言えましょうが、同じ1点差でも、1対0という事は、1点も取れなかったという事でして、実力差はずっと大きいです。 これが、逆の立場だったら、たとえば、第一戦の時、カメルーンを、「日本に惜敗した」と言いましたかね? まったく、客観性のかけらも無い。
ちなみに、今日は、風邪がひどくなって、車で図書館に行った以外は、ほとんど寝ていました。 風邪を引いたのが一年ぶりくらいなので、治し方を忘れてしまいましたよ。 咳が止まらなくなると、厳しいですな。
10.06.19 土晴
先週の日曜に引いた風邪ですが、平日は軽かったものの、週末になったら一気に悪化して、往生しています。 結局、二週間はかかるのか。 風邪を引いていても、暑い事に変わりはないので、扇風機をつけるんですが、そうすると、今度は寒気がするという厄介な状態。
≪デジャヴ≫ 2006年 アメリカ
切れ者の連邦捜査官が、4日と6時間前の映像を見る事ができる装置を使って、フェリー爆破事件の犯人を捜索し、更に、事件そのものを阻止しようと挑む話。 サスペンス仕立てですが、アイデアは完全にSFに依拠しています。 最初、衛星カメラやサーモグラフィーを使って、3次元の再現映像を作る監視システム」というのが出て来て、「そんなの、技術的に可能なのか?」と、安直さ、胡散臭さを感じるのですが、その後、実は、過去を直に覗き見る、一種のタイム・マシンである事が分かり、「ああ、SFか。 それなら、何でもアリだな」と、妙な納得のさせられ方をします。
うちの父と母も、それぞれ、最後まで見たといいますから、興味を引くという点で、確かに面白い映画なんですが、ラストが分かり難いために、もやもやした観後感が残り、それで損をしています。 形だけはハッピー・エンドっぽくなってますが、その実、肝腎の人物が死んでしまっているわけで、「これでいいのかなあ?」と、首を傾げてしまうのです。
10.06.15 火曇雨
今朝、亀に餌をやりにベランダへ出たら、春に作り直したばかりのケージの蓋が壊れていました。 猫が上に載ったらしく、側面板に使っていたプラスチック・ベニヤが割れ、天井の網板が陥没していました。 このプラ・ベニヤ、1800×900の大きさで165円という安さだったのですが、雨に当たったせいか、たった一ヶ月半で劣化し、触るだけでボロボロ崩れるほど脆くなっていました。
このままでは亀が逃げるか、猫が入り込むかしてしまうので、早急に直さなければなりません。 週末を待っていられないのが、生き物関係の厄介なところ。 というわけで、平日だというのに、ホーム・センターへ行き、板を買って来て、切ったり、穴を開けたり、ビスで締めたり、凧糸で縛ったりと、陽光照りつける猛暑の中を、2時間近く悪戦苦闘して、頑丈な蓋に作り替えました。 「風邪を引いているというのに、こんな事に膨大なエネルギーを使ってしまっていいんだろうか・・・」と思いつつ。
で、無理をして作っておいて応じ合わせ。 夜になると大雨になりました。 応急処置では、とても持ちこたえられなかったでしょう。
10.06.14 月曇
うーむ、本当に、期待されていないと勝てるようですな。 この調子で、今後も一切、期待しなければ、優勝も夢ではない・・・・、という期待がいかんのですな。 ちなみに、こういうのを自家撞着と言います。
土曜日に扇風機に当たりすぎたせいか、日曜の朝に風邪の症状が出ました。 昨夜は鼻の奥が痛いったらなかったんですが、10時間眠って、今日になったら、急に軽くなり、風邪を引いている事を忘れるほど、楽になりました。 季節外れも甚だしいので、インフルエンザとも思えず、事によったら、簡単に治る風邪なのかもしれません。
10.06.13 日曇
天気は一日もちましたが、どす曇りだったため、どこにも行かず、蒸し暑い部屋で、嫌な汗ばかり掻いて過ごしました。
ユー・チューブで、昔のアニメの見逃した回を見れる事が分かり、ちょこまかと見始めました。 CPUの能力が足りないために、音声だけ先に進んで、後から画像が、細切れで追いついて来るという、しょーもないズタボロ再生ですが、そこはそれ、想像力で補って、見たような気になろうという算段です。
ところが、CPU使用率100%の状態を長く続けたせいか、パソコンから回路が焼けるような臭いが漂い始め、慌てて再生を止めました。 やはり、無理なものは無理か。 これが不思議なもので、同じアニメでも、海外サイトでアップしている動画には、ちゃんと動く画像で、音声と同時に見れるものがあるのです。 別に画質を落としているわけではなく、それどころか、むしろ日本のそれより良いくらいなんですが、解せない話です。
ネットで昔のアニメが見放題なら、パソコンを動画対応の物に買い換えても、損にはならないと思うのですが、果たして、私に、そんなにたくさん、見たいアニメがあるのかどうか。 それでなくても、人間、いつでも見られると思うと、却って見ないものです。 パソコンを買い換えたはいいが、2・3本見て終わりになってしまったりしたら、あまりにも馬鹿馬鹿しい無駄遣いというもの。 さてさて、どうしたものか。
それに、こういう、ネット上で見られるアニメというのは、当然、違法なんでしょうなあ。 公式サイトでは、有料配信しているし、レンタル店に行けば、料金を取って貸している物なんですから、ネットでだけ、ただで見れるなんて、ありえない話です。 たぶん、アップした者だけでなく、見た方も、罪に問われるんでしょうねえ。 現実には、囮の配信でもしない限り、見ている人間が誰かを調べるのは難しいと思いますけど。
10.06.12 土晴
さすがに暑くなって来たので、扇風機を出しました。 梅雨の前に、夏が来た感じ。 ≪きつつき工房≫さんから拝借している、林のアイコンを、夏バージョンに変えました。
≪口蹄疫≫
収まるどころか、じわじわ広がっているようですが、一体何がウイルスを運んでいるのやら。 あくまで、素人の推測ですが、スポット状に広がっているパターンを見ると、風向きや、野生動物の媒介ではなく、人間が運んでいるように感じます。 あちこちの農場に、国や県の職員が調査に行っていると思うのですが、事によると、彼らが運んでいるのではありますまいか。
当然、そのつど、消毒していると思うのですが、薬液に靴を浸けたり、体に噴霧する方法で、本当ウイルスが全部死ぬのかどうか、大いに疑問だと思うのです。 とにかく、まだ発生していない農場には、外部の人間は一切近づかないようにした方がよいと思います。 たとえ、それが獣医であってもです。 そういえば、首相を始め、中央の政治家が現地視察に乗り込んでいますが、その帰途、ウイルスを関東圏に運んでいる可能性はきわめて高いです。 なんで、ああいう、危険に輪をかけるような事をするかな?
≪ワールド・カップ≫
いよいよ始まったわけですが、これだけ、日本代表への期待が少ない大会も珍しいです。 私としては、喧しくなくて、大変快適。 テレビの特集番組に出て来るコメンテーターやタレントにしてからが、「予選突破は、とても無理」と言ってしまって、それがそのまま放送されているのですから、全国的な白け度合いが分かろうというもの。 前回大会のブラジル戦を見て、「遊ばれている・・・」と気づき、Jリーグ発足以来、細々ながら続いてきたサッカー熱が、徹底的に冷めてしまったんでしょう。
しかし、逆に考えれば、今までの大会では、実力以上の期待が重圧になっていたのは確かで、今回はそれが無いわけですから、事によったら、ひょっとしてひょっとするかも知れません。 しかし、そんな局外原因で勝敗が変わるほど、ワールド・カップは甘くないという話もあり、全然、ちっとも、これっぱかしも、ひょっとしないかも知れません。
10.06.11 金曇
パソコンですが、ハード・ディスクの≪エラー・チェック≫というのを実行したら、ますます動作が 速くなりました。 起動や終了も、同じ機械とは思えないほど、パタパタ進みます。 買った当初は、こんなスピードだったんでしょうなあ。
しかし、動画の方は相変わらず、CPU使用率100%で、まともに動きません。 苦々しく、フラッシュ・プレーヤーの画面を見ていたら、下のバーに≪HQ≫という文字があるのに気づき、そこにカーソルを持って行ったら、≪SQ≫、≪LQ≫と、画質が選べる事を発見。 なんだ、それならそうと端役イワン会! で、≪LQ≫にして見たところ、普通の速度で再生されました。 うーむ、感動的だ。 惜しむらく、画質は見るに耐えないものになりましたが。
≪ヒーローマン≫
テレ東の木曜夕方からやっているロボット・ヒーロー・アニメ。 今放送されているアニメで、SFというと、これ一本のみという寂しさ。 テレビ・アニメは、また冬の時代に入ってしまったか・・・。
アメリカ人の原作で、ディズニーが出資している模様。 舞台はアメリカで、主人公始め、登場人物もアメリカ人です。 こういうパターンは、昔にも、≪トランスフォーマー≫でありました。 しかし、作風は、日本アニメそのまんま。 はっきり言って、アメリカの街にも見えなければ、アメリカ人の行動パターンにも見えません。 小中学生向けだと思われるので、あまり目くじら立てるのも大人気ないですか。
キャラデは、≪エウレカセブン≫の人で、今時のアニメにしては、うまくて、且つ、個性的な方。 しかし、ストーリーの進行がもたもたしていて、見せ場のめりはりも利いておらず、無駄に丁寧な感じがします。
≪四畳半神話大系≫
フジテレビの木曜深夜アニメ。 異常な交友生活を送る大学生の心理を細かく描いた、異色作品。 アニメの本道からは外れていますが、アニメでなければできない表現である事も確かで、こういうのが好きな人には、たまらないでしょう。 絵が簡素な分、構図や編集に凝りに凝っていて、「週一放送のテレビ・シリーズで、よくも、これだけのコンテを描いたもの!」と、驚嘆させられます。 見る者をめくるめかせるほどの表現技術を持っているというのは、凄い事ですな。
≪さらい屋五葉≫
フジテレビ、木曜深夜の時代劇アニメ。 一応、侍が主人公ですが、斬ったはったが見せ場というわけではなく、人間ドラマを中心にした、独特な雰囲気の作品世界を構築しています。 こういう話を、実写で作れないというのが、日本の時代劇界の悲劇ですな。
10.06.09 水雨
≪LOVE SONG≫ 2001年 日本
佳作というには優れ過ぎており、傑作というには些か地味・・・、つまり、相当良い出来栄えの映画です。 題名だけ見ると、恋愛映画としか思えませんが、その実、この映画のテーマは、≪人生の夢≫であって、恋愛は添え物に過ぎません。 紛らわしいタイトルのせいで、却って損をしており、もっと直接的に、≪夢の行方≫とでも題した方が、覚えられ易かったと思います。
進路に悩む女子高生が、かつて自分に夢を語ってくれた青年に会うため、夏休みの最後の五日間を使って、彼の足跡を辿る話。 女子高生のロード・ムービーと、青年が一度失った夢を取り戻す話が平行して進みます。 この二本の話が交わるのは、ラスト近くのほんの一瞬だけなんですが、その一瞬に大変重要な意味が込められていて、鮮烈なクライマックスになっています。 こういう構成のストーリーは、大変珍しいです。 当然、狙って、こうしているわけですが、大した力量だと思います。
映像も非常に美しく、王家衛監督の映画のような、美術品的カットで繋がれています。 とりわけ、夜中のディスプレイ作業場の、そこだけ明るい場面が、さながら、≪夜の孤島≫といったイメージで、実に秀逸。 尾崎豊のコンサートの、会場入り口前の人波も、いい雰囲気を出しています。 コンサート自体は、映りませんけど。
伊藤英明さんは、海猿よりも、こういう優しい映画の方が、キャラがうまく合うような気がします。 仲間由紀恵さんは、実年齢20歳頃に、16歳と18歳の役を演じており、澄ましている時には、その歳に見えますが、笑うと実年齢になり、若干の違和感を覚えます。 しかし、映画の雰囲気を壊すほどではありません。
10.06.07 月曇
≪スクラップ・ヘブン≫ 2005年 日本
バスジャックの人質として知り合った、庶務係の警官とトイレ清掃員が、思うに任せぬ人生の鬱憤を晴らすために、復讐請負業を始めるものの、次第にエスカレートし、交番を襲って拳銃を奪った事から、破滅していく話。 加瀬亮さんとオダギリジョーさんのダブル主演。 主人公達の鬱憤晴らしという、ネガティブなテーマであるためか、盛り上がるような事も無く、最初から最後まで乾いた描写が続きます。 暴力シーンはありますが、見せるためのアクションではなく、本物の殴る蹴るで、その点、リアルといえばリアル。 しかし、なにせ、盛り上がる所が無いので、面白さの類いは感じません。 劇場へ見に行った人は、何だか、意味の無い時間を過ごしたような、嫌〜な気分になったんじゃないでしょうか。
10.06.06 日晴
十日ほど前まで、パソコンを買い換えるつもりで、機種選定まで進めていたのですが、ソフトとファイルの削除で、今のパソコンが見違えるほど速くなってしまったので、その気がすっかり失せました。 やっぱり、「動画が見たい」なんていうのは、一時的な衝動欲求に過ぎなかったわけですな。
それはさておき、インターネットの今後の方向ですが、どうも、≪文字 → 画像 → 動画≫という流れで、情報の質が変化している模様です。 今となっては、文字情報を読むためにネットを使っている人は、少数派になっているのではないでしょうか。 「ほとんど、動画しか見ない」という人が、何割くらいになっているのか気になるところ。 今、個人サイトやブログを立ち上げても、閲覧者が全然集まらないというケースが大半だと思いますが、文字情報そのものがそっぽ向かれているのなら、無理もない話です。
ネットの良さは、一般人でも情報発信ができる事ですが、動画でなければ、価値ある情報を発信できないとなれば、それが可能な人は限られてくるでしょう。 私のように、文字止まり、写真止まりの人間は、退場するしかないわけだ。 情報は、受け手が価値を認めてこそ流通するのであり、発し手がどんなに意欲に溢れていても、それだけでは誰も受け取りに来てくれません。
「今流行りのツイッターは、文字情報ではないか」と、思うでしょうが、私は、あのツイッターというのは、文字情報の衰退の証明にしか見えません。 長い文章を読むのが面倒になった人達が、わざわざ字数制限を設けた情報ツールに飛びついたのです。 ただ、所詮、文字情報である事に変わりは無いわけで、いずれ、個人サイトやブログと同様に衰微して行き、事によったら、呆気なく消えて無くなるのではないかと思います。
今後売られるパソコンが、動画対応性能を重視してくるのは確実だと思います。 文字情報の価値が限りなくゼロに近づき、ネット接続したテレビに吸収されてしまう可能性すらあります。 個人サイトやブログの衰退を見るにつけ、双方向性が、利用者がネットに求めている機能の中心でないのは、明らかだと思います。 ネットを長くやっている人達ほど、ネット交友にうんざりして、サイトもブログも放置し、閲覧のみに逃げ込んでいるではありませんか。 初期の興奮が冷めれば、自分から何かを発信する気など、無くなってしまうのです。
今後、サイトにせよブログにせよ、個人が情報発信する場は、どんどん減って行き、最終的には、企業や公共機関のサイトしか残らないのではないでしょうか。 ≪ウィキペディア≫に代表されるように、個人が発信する情報には、信頼性の限界があります。 間違った情報に踊らされて、損害を被っても、誰も責任を取ってくれません。 個人のいい加減さが、情報発信者としての資格を損なっているのです。 双方向性は、ネットの特徴である事は確かですが、≪特徴≫が必ずしも、≪特長≫ではなかったわけですな。 そして、もし、ネットから双方向性を捨てたら、それはもはや、チャンネルが多いテレビと大差ありません。
まあ、それらの流れは仕方がないとして、私個人の問題は、ネットの方で文字情報が減少し、古いパソコンの使い道がどんどん限定されていく情況になった場合、今のパソコンでは、動画時代に全く対応できないという事です。 現状の使い方なら今のパソコンで間に合いますが、今後はどうなってしまうのやら。 いずれは、買い直す事になるか、もしくは、「動画は見なくてもいい」と割り切って、ネットそのものから退場するか、どちらかに決めなければならなくなるような気がします。
≪セックス・アンド・ザ・シティ≫ 2008年 アメリカ
何シーズンも続いたテレビ・ドラマの劇場版だそうです。 道理で、映画として企画された話にしては、安っぽいストーリーだと思いました。 私は、これ一本しか見ていないので、それを断った上での評価という事になりますが、主人公達の歳が行き過ぎていて、≪都会に住む女性の性生活≫をテーマにするには、無理がありすぎると感じました。 テレビ・シリーズが始まったのは、この映画の10年前なので、その頃なら、自然だったのだろうとは思いますが。
4人の内3人は、すでに人生を折り返した年齢域に入っており、外見的にも、恋だの結婚だのという生々しい話には、全くそぐわない状態になってます。 老婆心ながら、「そんな事ばかり追い求めるのが、人生じゃないよ」と、忠告してやりたくなります。 こんな下らない目標のために、莫大なエネルギーを浪費して都会生活を送っている連中というのは、≪地球環境の敵≫と言っても、過言ではありますまい。
もし、配役を一新して、全員、30歳前後の設定で作り直すとするなら、話自体は起伏があって、ノリも軽く、ハッピー・エンドで、まずまずの出来だと思います。 とにかく、人間の老化を無視するような、強引で不自然な人生賛歌には、とても賛同できません。
10.06.05 土晴
使っていないアプリケーション・ソフトのアンインストールだけでなく、ファイルの削除も、パソコンの動作速度を上げるのに寄与するようですな。 動画を保存してあったファイルの容量を見たら、2ギガもあって、どうせ見ないので、すっぱり削除したら、かなり反応が速くなりました。
ファイルは、HDDに収まっているわけですが、HDDの空き容量が多ければ多いほど、動作が軽くなるようです。 ここがパソコンの奇妙なところで、HDDは本来、データを収めるためにあるのに、容量いっぱい使おうとすると、パソコンの動作を阻害してしまうというのです。 予め、動作専用のデータを入れる部分を別にしておけばいいのに。 確か、私が最初に買ったコンパックのパソコンは、一つのHDDを二つに分割して使うようになっていました。 あれは、動作専用の区画を分けていたんじゃないかと思います。
≪カンナさん大成功です!≫ 2006年 韓国
天才的歌唱力を持ちながら、デブにしてブスのために、ゴースト・シンガーに甘んじている女が、イケメン・プロデューサーに憧れ、全身整形して、別人として近づこうとする話。 前半はコメディーで、大変面白いです。 とりわけ、追突事故の場面は秀逸。 後半になると、美容整形に対する世間の考え方に一石を投じるような深い話になり、ラストには、感動的なクライマックスが用意されています。 ボケてしまっている父親の存在が、実に効果的に使われています。
一世を風靡した、≪白鳥麗子でございます!≫を描いた、鈴木由美子さんが原作。 ただ、完全に韓国映画として咀嚼されているので、知らなければ、全く気づきません。 何でも、日本版もあるらしいのですが、主演が山○優さんだとの事。 韓国版の主演女優さんがメチャクチャ綺麗な人だけに、日本版の方は見ない方が幸せかもしれませんなあ。 整形して、山○優さんの顔になりたい人って、いるんですかねえ。 いや、山○さんには、何の恨みもありゃしませんが。
10.06.04 金晴
≪TOKYO!≫ 2008年 フランス・日本・韓国
フランス人二人、韓国人一人の三人の監督が、それぞれ、約40分ずつの短編を撮った、オムニバス映画。 一応、テーマは、≪東京≫ですが、東京で撮ったというだけの事で、別に東京を象徴しているような話はありません。 三本とも、かなりシュールな作品でして、特に一本目の≪インテリア・デザイン≫は、そうと知らずに見ていると、突如として主人公の足が木の棒に変わり、ぎょっとさせられます。
日本人をわざとコケにした、二本目の≪メルド≫は、国際合作映画の禁忌を敢えて破っている点で、実に痛快。 一見、≪不条理犯罪≫のように見えて、その実、ちゃんと理由があり、それが、「日本人が嫌いだから」というのが、妙におかしいです。
三本目の≪シェイキング東京≫は、≪グエムル≫を作った、ポン・ジュノ監督の作ですが、これもシュールながら、一番落ち着いた雰囲気になっています。 竹中直人さん演ずるピザ屋の主人が、大変強烈なキャラで、印象に残ります。
この映画、雰囲気だけ見ると、二流作品のようですが、どうしてどうして、日本の有名俳優を、惜しげもなく起用しており、相当な予算が使われたのは疑いありません。 三本目で、ひきこもり男の家が、10年外に出ない間に、すっかり蔦に覆われていた、という場面がありますが、あれだけ蔦を這わせるのは大変だったでしょう。
10.06.02 水晴
うーむ、もはや、総理の交代など、珍しくもない光景になってしまいましたな。 号外配るほどの大ニュースとも思えない有様。
≪呪怨 パンデミック≫ 2006年 アメリカ
日本のホラー映画、≪呪怨≫を、同じ監督が、アメリカ映画として撮ったもの。 リメイクという事になっていますが、見てみると、続編と言った方がいいような内容でした。 ≪呪怨≫は、ドキッとするシーンだけ繋いで作ったような、ストーリーがあるのか無いのか分からない映画でしたが、さすが同じ監督だけあって、こちらも似たり寄ったり。 ドキッとする場面だけはよくできているんですが、ストーリー展開による怖さは全くと言っていいほど感じません。
物語の舞台は、全体の8割が日本、2割がアメリカ。 主人公にくっついて、日本からアメリカへ怨霊が伝播して行ったという意味で、≪パンデミック≫なわけですが、日本パートとアメリカ・パートの時間の前後関係が最後にならなければ分からず、互いに関係ないストーリーが同時進行しているように見えてしまうため、話の構図が掴めずに、イライラして来ます。 よく、この脚本で、アメリカ側のOKが出たものです。
香港人記者の役で、≪インファナル・アフェア≫などに出た、エディソン・チャンさんが出ています。 この人のおかげで、どうにかこうにか見る価値がある映画になっているという感じ。 この役、別に日本人という設定でも問題無いんですが、日本の俳優では、英語が下手すぎて、使い物にならなかったんでしょう、たぶん。
10.05.31 月曇
≪新・三銃士≫
先週で終わりました。 全40回だったそうですが、私はたぶん、35回分くらいは見たと思います。 前半は、子供っぽい話で、あまり面白くありませんでしたが、後半、三谷さんのオリジナリティーが発揮されるに連れ、ぐいぐい面白くなりました。 本来、脇役のちょいキャラであるボナシューの、強引とも言える活躍ぶりが印象的。 とりわけ、ボナシューの、「親父の思い出話」は、NHK人形劇の歴史に新たな伝説を付け加えたと言っても誉め過ぎには当たりますまい。 それはさておき、猿と猫の夫婦に、どんな子供が生まれるんでしょうねえ。
10.05.30 日曇
雨の予報でしたが、全く降らず、雲も薄かったので、布団まで干しました。
ネットで、パソコンの反応速度を上げる方法を検索してみました。 予想していた通り、「メモリを増やせと」いう指示が多かったですが、XPの設定を変えるだけで速くなるという指示もあったので、二つばかり試してみました。 画面の視覚効果を減らす方は、まあ、問題なく、負担は減ったと思います。 もう一つの、表示をクラシックにする方は、あまりにもギスギスになりすぎて、こちらが我慢できず、大急ぎで元に戻しました。
相変わらず、質問サイトの回答というのは、参考になるものと、無礼千万な雑言の玉石混交ですな。 最も腹が立つのは、「それは、ググれば分かるはず」といった、言わずと知れた事をわざわざ回答として書き込んでくる輩です。 何たる馬鹿か。 そんなに答えるのが嫌なら、最初から質問サイトなど見なければいいではないか。 質問者と良心的な回答者の邪魔になっているだけなのが分からぬか。
敬語で質問されているのに、ため口や名詞止めの文で回答しているのも、あまり感心しません。 「教えてやる立場なのだから、自分の方が偉いのだ」とでも思っているんでしょうか。 他の回答者が丁寧に答えている中に、そういう回答が混じっていると、確実に愚かに見えます。 また、そういう回答に限って、短か過ぎの説明不足で、何が言いたいのか伝わりません。
パソコン用語を勝手に縮めた略語を使う者もいますが、質問者はそれでなくても、パソコン用語に詳しくないに決まっているのですから、略語など使ったら、もう何が何だか分からなくなるのは必定です。 そんな事にすら配慮できないなら、質問サイトへの回答は控えるべきでしょう。
それらはさておき、調べていたら、≪タスク・マネージャ≫という、CPUの使用率を表示する方法が分かりました。 で、動画の再生をしながら、それを見てみると、ダウンロードでもDVDでも、使用率100パーセントになってしまいました。 メモリの問題ではなく、CPUの限界だったんですな。 これでは、メモリを増設しても、意味は無いです。 ちなみに、メーカー品のパソコンの場合、CPUの交換は前提としていないので、そんな事は考えない方が良いらしいです。 私個人の感覚で言っても、そんな危なっかしい事はできません。
10.05.29 土曇
8年ぶりくらいに、デフラグをやってみました。 なんと、4時間以上かかりました。 少しは速くなったか? 関係ないか。 文の打ち込みの反応は、幾分良くなったような感じがします。
今のパソコンでも、メモリなら、まだ増設の余地があります。 最大で512Mのところを、現在、128Mと256Mの二枚が入っているので、128Mの方を256Mに変える事ができるのです。 256Mのメモリは、2002年には8000円くらいしましたが、今日見に行ったら、3000円で売ってました。 ただ、メーカーは不明で、相性も不明。 買ったはいいが、動かなかったでは、アホなので、悩ましいところです。 また、メモリ容量が増えても、動画処理が速くなるとは限らず、不確定要素があまりにも多いです。 まったく、パソコンは、どの部品が何を担当しているのか、はっきりしなくて困ります。
危なっかしい冒険に3000円払うより、確実な新パソコンに40000円払った方が利口なような気もしますが、何の為に高性能なパソコンが必要かというと、そもそもは、昔のアニメの無料動画が見たいという、それだけなのであり、見てしまえば、不要な性能になる事は分かっているわけで、何とも馬鹿馬鹿しい話です。 動画を諦める方が、正解という事でしょうか。
≪陰日向に咲く≫ 2008年 日本
パチンコ依存症の青年や、相方に逃げられた芸人の娘、嘘つきのホームレス、売れないアイドルのオッカケなどの惨めな人生が、偶然のなりゆきで重なり、やがて、救いが齎される話。 最初は、駄目人間ばかり登場し、胸糞悪くて、どうなる事かと思いましたが、バラバラに進んでいた話が関連し始めるとだんだん面白くなり、最終的には、「ああ、なるほど、これは、いい映画になっているなあ」と思いました。 一つ一つの話は、お涙頂戴で、あまり感心しませんが、ラストに向けて纏まって行く構成が巧いです。
10.05.28 金曇
パソコンの反応が速くなるかと思って、IE8を入れてみたのですが、履歴を出すのに2クリック必要など、使いにくいばかりで、全然速くならず、動画の処理速度も変わらないので、すぐに削除してしまいました。 削除すると、自動的にIE6に戻りましたが、それはつまり、XPのSP3に、IE6が含まれているという事ですかね? 戻って良かった。 戻らなかったら、どうしようかと思いました。
ついでに、キャノン関係のアプリケーションで、プリンター以外のものを、片っ端からアンインストールしました。 キャノンのカメラに付いて来たソフトですが、どれもこれも見事に一度も使いませんでした。 これで、多少は速くなったか? 関係ないか。
90年代にやっていたアニメで、オープニングや第一話を無料で見られるサービスがあり、懐かしいので、見てみたいのですが、音声は出るものの、動画の方が飛び飛びになってしまうのです。 回線ではなく、パソコンの処理速度の問題だと思うのですが、あれを見る為には、パソコンを替えるしかなさそうです。 いやあ、しかし、ただそれだけの為に、5万円は出せませんぜ。 駄目駄目駄目、そんなの。
10.05.26 水曇晴雨
≪エクスクロス≫ 2007年 日本
ホラーとサスペンスとアクションを足したような映画。 山奥の村に温泉旅行に来た若い女性二人が、女の片脚を切り落として生贄にするという風習の標的にされ、村人達に追い回される話。 ホラーとしては、まあ普通ですが、サスペンスとしては、出色の面白さです。 時間を遡る手法で、別々の場所にいる複数登場人物の動きを描写するのですが、誰が誰を裏切っているのか分からぬ情況を作り出し、緊迫感を盛り上げる事に成功していて、序盤から中盤にかけて、ぐいぐい観客を引き込んで行きます。
ところが、本筋と関係なく登場する≪ハサミ女≫絡みの格闘場面が、取ってつけたように、そこだけリアルさがすっ飛んでしまっていて、映画の印象を一気に陳腐にしてしまいます。 服装も武器も、マンガそのまんま。 更に、このハサミ女、クライマックスの乱闘場面にまで出て来て、本筋までブチ壊してくれます。 なんで、こんな現実離れしたキャラを加えたのか、断じて解せません。
監督は、深作健太さんで、どうやら、こういう、ちょっとマンガっぽい話が好きな方のようですが、映像や編集のキレの良さなど、ほんの数分見るだけで、実力があるのが分かる監督さんなので、もうちょっと、現実性のある話を作る路線へ向かって欲しいところです。
主人公の一人が、鈴木亜美さんなんですが、この方、役者は本業ではないのに、演技は巧いんですな。 アクション場面までこなしていますが、何の違和感もなく、バンバン暴れ捲っています。
10.05.23 日雨
終日、雨。 犬の散歩さえ行かず。
≪ハーバード白熱教室≫
教育テレビの日曜午後6時からやっている、哲学講義の録画番組です。 大変知的で面白いんですが、話を聞いていると、「果たして、この内容は、現在でも生きている学問なんだろうか? それとも、すでに否定されたものなのだろうか?」と、疑念が湧いて来ます。 哲学の領域に入る学問は、一見、科学の基礎になっているようでいて、実は本質的なものではなく、他の理論に差し替えても、もしくは、全く存在しなくても、現代科学は成り立ちます。 私のような素人が聞いても、そこそこ面白いというのが、余計に曲者でして、何となく、古い手品を見せられて、手も無く騙されているような気がせんでもなし。
ちょっと話の内容が難しくなると、学生達が押し黙り、教授がジョークを言っても反応しなくなります。 話が難しくなるというより、その理論独自の用語が出て来ると、理解し難くなってしまうようです。 特に、長い修飾語がついた言葉が、聞く者の頭を混乱させます。
≪新参者≫
草○○○さんがゲスト出演でしたが、あまりにも、あまりにも、あまりにも下手なので、あんぐり顎が外れてしまいました。 セリフも表情も、まるっきり、ど素人。 なんなんだ、この人? 初出演の子役でも、もっとうまいです。 恐らく、共演した人達も、雁首揃えて恐れ戦いた事でしょう。 抜きん出て下手な人が一人いると、雰囲気を合わせるのが大変なんだわ。 浮かせないように気を使って、全員が下手になってしまうケースもよくあります。
10.05.22 土晴曇
欲しい物が無いと、パソコン・ショップの広告にばかり目が行くようになります。 今使っているパソコンの反応速度が遅くなっているので、「いっちょ、高性能なのに買い替えるか」などとも思うのですが、値段云々より、新品を一から設定し直すのが面倒で、すぐに意欲が挫けてしまいます。
それに、買い替えたとして、今のパソコンをどうするかも難題。 それでなくても不用品でいっぱいの押入れに死蔵するのは気が進みませんし、沼津市ではパソコンをゴミとして引き取らないので、捨てる事も出来ません。 リサイクル店へ持っていけば、最低でも引き取りはしてくれるでしょうが、その場合、HDDのデータを消去せねば危険で、それはそれで面倒臭い。
更に思うに、新しいのに買い替えんでも、今のパソコンを、データ空っぽにして、リカバリーすれば、買った直後の速さが回復するのでは?とも思うのです。 いろいろと後から詰め込んだから、遅くなったに決まっていますけんの。 しかし、リカバリーすると、XPが初期状態に戻ってしまうので、SP3やその他のアップ・デートをダウンロードせねばならず、それがうまくいくのかどうか。
と、そういう事を考えている内に、もう天井知らずに面倒臭くなって、「何もやらない!」と硬く決心して、終わりになるのです。
10.05.20 木晴曇雨
雨の後の照り付けで、猛烈に蒸し暑くなり、夜になっても温度が下がりません。 変な陽気ですな、今年はほんとに。
口蹄疫、県と国で責任のなすり合いをやっているところが、いかにも現代日本社会的で興味深いです。 何も、自分から身に覚えの無い責任を背負い込む事はないわけで、「おお、言ったれ! 言い返したれ!」と、双方を応援しておる次第。
牛や豚の≪殺処分≫は、聞くだけでぞーっとしますが、考えてみれば、そもそも食肉にするために飼っているのであって、どの道、殺される運命だったんですな。 まったく、人間というのは恐ろしい支配者じゃて。 これが立場が逆で、藤子F不二雄さんの≪ミノタウロスの皿≫のように、牛が人間を飼育している世界だったら、飼い主達が、「すぐ殺すか、それとも、ワクチンを打ってから殺すか」などという相談をしているのを聞いた日には、あまりの恐ろしさに卒倒してしまうに違いありません。
10.05.19 水雨
腕時計を買って以降、またまた欲しい物が無くなりました。 腕時計について、いろいろと調べたので、知識が残っている内に、もう一本買ってみたら? などとも思うのですが、それもどうもねえ・・・。 何本もあったって、着ける機会が無いっていうんですよ。 あー、つまらんのう。
しかし、ものは考えようです。 欲しい物が無いという事は、物質的に満たされているという事なのかもしれませんな。 つまり私は、その意味で幸福なわけだ。 幸福の実感は、まるで無いですけど。
10.05.17 月晴
夕張メロンの初物が、2玉で150万円の値がついたとか・・・。 何というか、夕張近辺の人というのは、金銭感覚がおかしいんじゃないですかね? 150万円というのは、果物の値段じゃないですよ。 車の値段です。
10.05.16 日晴
いい天気。 気温も低からず高からずで、快適でした。
午後から、折自で、長泉町の南部へ。 自転車だと、JR御殿場線の下土狩(しもとがり)駅辺りが、半日で行って帰って来れる距離の限界になります。 今日も、その限界に挑戦する事になりました。 ≪下土狩公孫樹≫という銀杏の巨木を見たあと、駅前で偶然見つけた、≪文化財展示館≫を覗き、最後に、≪原分(はらぶん)古墳≫という円墳を見て来ました。 近場でも、結構見る所があるものですな。 疲れたけど。 長泉町の北部にも、いろいろあるようなんですが、そちらへは、バイクか車を使わなければ行けそうにありません。
≪トリック 新作スペシャル2≫
うむむむむむ・・・・、久々の新作だったので、期待が大き過ぎたためか、些か肩透かしを喰らいました。 2005年の≪新作スペシャル1≫のような、手抜き・やっつけのスカ作品とは異なり、ストーリーもロケ地も配役も凝っているんですが、小ネタ・ギャグの散布濃度が低いためか、全編に渡って間延びした雰囲気があり、欠伸を抑え切れなくなるという、≪トリック≫らしからぬ、緊張感の不足が感じられました。 ストーリーが推理物に傾き過ぎていて、馬鹿馬鹿しさがほとんど感じられず、ありふれた2時間サスペンスを見ているかのように思えてしまったのも、残念なところです。
ストーリーは、≪悪魔の手毬歌≫そのままで、それはまあいいんですが、パロディーにして笑いを取るべきところを、まるっきりそのままなぞってしまっていて、捻りも工夫も無し。 特に後半は、それが顕著で、これでは、単なる盗作ですな。 謎解きに入ると、≪山田・上田 対 犯人≫という対立軸が消えてしまい、犯人の一人芝居のようになって、山田と上田の存在感がどこかへすっとんでしまいます。 なんとも、≪トリック≫らしくない話。
良かった点を挙げますと、やはり、浅野ゆう子さんが最高ですな。 ストーリー上、メーテルである必然性は全く無いにも拘らず、あの格好が大変良く似合う。 堤監督の作品らしく、脇役の女優陣に、はっとするような美女を惜し気もなく揃えているのも、心憎い。
ロケ地の村が凄い所で、よほど裕福な土地だったんでしょう、豪農か庄屋か知りませんが、巨大な伝統建築が出るわ出るわ。 舞台が、あまりにも素晴らしすぎて、≪ロケ地負け≫を起こしたようにすら見えます。 CGで、富士山を並べた背景も、日本離れした雄大さが感じられて、面白かったです。
10.05.15 土晴
≪ゴースト・ライダー≫ 2007年 アメリカ
随分と金をかけて、随分と安っぽい映画を撮ったものです。 悪魔と契約して不死身になったバイク・スタントマンが、悪魔の命に従い、炎の骸骨男と化して、地獄から逃げ出した悪魔達を狩る話。 アメコミが原作だそうですが、そうと知らなければ、こんなチンケな設定の映画に、ニコラス・ケイジさんクラスの俳優が出る理由が分かりません。
主人公は、ニコラス・ケイジさんを使う理由がほとんど無いようなキャラで、もっと若い俳優を使った方が良かったのではないかと思います。 変身した後の骸骨男も、なんで骸骨なのかがよく分からん。 特撮は、ほとんどCGですが、商店街をぶち壊す場面だけ実写で、「あーあー、勿体無い。 こんな下らん映画の為に、わざわざセットを作ったのかね?」と、思わず溜息が漏れてしまいます。
10.05.13 木曇
≪ミリオン・ダラー・ベイビー≫ 2004年 アメリカ
これは凄い。 とても、≪トゥルー・クライム≫と同じ監督の作品とは思えません。 ボクサーになりたい一心の女に押しかけ入門されたトレーナーが、彼女と共に夢を見、それが悪夢に変わり、やがて、虚しく目覚める話。 あまりにも良いので、具体的には申しません。 機会があったら、是非とも見るべし。 アカデミー賞を何部門か獲っていますが、幾つ獲っても全然不思議は無いです。
中盤以降、見る者の、ステレオ・タイプなストーリー予測を完璧に裏切り、「あああ・・・、そうなってしまうのか・・・」と、呻かざるを得ないような展開に引き込んでいく所が、見事な腕前です。 試合場面の観衆の用意以外、ほとんど金が掛かっていないような映画ですが、莫大な資金を投じなくても傑作が作れるという鮮やかな証明になっています。 120点。
10.05.12 水曇雨晴
≪ナニコレ珍百景 2時間スペシャル≫
時間が長いと、芸人の露出ばかり多くなる傾向あり。 素人投稿番組が芸人に頼り始めると、終わりが近いです。
大○○○、相変わらず、よく喋る。 発話の内容はしっかりしており、頭は至って元気なようですが・・・・、なんなんでしょう、あの存在自体の不愉快さは。 大○○○に出て欲しいと願っている視聴者は、萩○○○に出て欲しいと思っている視聴者より更に少ない・・・というか、はっきり言って、一人もいないと思うのですが、一体、誰が呼んだんだ?
≪トゥルー・クライム≫ 1999年 アメリカ
クリント・イーストウッドさんの、制作・監督・主演作。 死刑囚を取材した雑誌記者が、持ち前の勘で、冤罪だと睨み、執行までの数時間で、真犯人を突き止めようとする話。 6年もかかって裁判を行い、死刑まで漕ぎ着けた事件を、たった半日で引っ繰り返すという落差に、面白さがあるわけですが、あまりにも時間が短いために、かなり無理がある展開になっており、痛快さよりも、粗雑さを感じてしまいます。
主人公は記者ですが、小さい子供がいる点から推して、どんな歳が行っていても、45歳くらいだと思われるのに、それを、70歳頃のイーストウッドさんが演じているのですから、その段階で、相当な無理。 更に、事件を劇的に解決させるために、新証人の存在が途中で明らかになるのですが、6年もかけて裁判をやっていたのに、これだけ怪しい人物を放置していたというのが、失笑してしまうほど不自然です。
その他にも、主人公が女癖が悪くて、家庭を崩壊させてしまったとか、それを後悔しているとか、本筋と関係ない場面に貴重な時間を割いていて、「半日しかないのに、そんなことやってる暇無いだろ」と、見ていてイライラして来ます。 クライマックスを、カー・チェイスというのも、何だか取って付けたよう。
ただ、そういう細かい事をチクチク突っつかない人であれば、話の発想自体は基本を押さえて、よくできているので、ハラハラしながら、楽しめるかもしれません。
10.05.10 月曇
≪300 スリー・ハンドレッド≫ 2007年 アメリカ
古代ギリシャ史に於ける、≪ペルシャ戦争≫の、≪テルモピレーの戦い≫を映画化したもの。 ペルシャの支配下に入れという要求を蹴ったスパルタ王が、手勢の兵士300人を連れて、要衝テルモピレーで、ペルシャ軍を迎え撃つ話。 史実では、スパルタ王は、アテネなど、ギリシャ諸都市連合軍の指揮官としてテルモピレーに行くのですが、この映画では、スパルタ軍が主力になって戦ったようになっていて、ストーリーそのものに脚色がなされています。 ただ、スパルタ軍の300人が、敗北が決まった後も戦場に残って、全滅したのは史実。
スパルタ軍を、あまりにも強く描きすぎていて、不自然極まりないです。 リアルな迫力を求めた映像表現であるにも拘らず、主人公達に非現実的な超人性を与えてしまっており、戦争物映画の機微が全く分かっていない様子。 一方的に強いのは、駄目なんだって。 主人公が、「自由の為」を何度も繰り返しますが、子供の頃から、戦闘マシーンになるように刷り込まれて育ったスパルタの兵士達が、自由だとはとても思えないのは皮肉なところです。
10.05.09 日晴
晴れ。 ほとんど、夏ですな。 午後、折自でブラブラして来ましたが、行きはよかったものの、帰りがきつく、体力の限界をつくづく感じました。
≪新参者≫
時計職人がゲスト・キャラの話だったんですが、腕時計をしているのに、携帯で時間を見る若い刑事が、腕時計を見ない理由として、「貰い物だからしているだけです。 それに、安物はすぐ狂うから」というのですが、貰い物とはいえ、狂うと分かっている時計を、わざわざ着けているのは変でしょう。 合理的な理由を推測すると、「くれた人に悪いから、義理で着けている」という事になりますが、くれた人が見ているかもしれないのに、携帯で時間を確認していたら、その方が失礼でしょう。
その腕時計、機械式なのですが、刑事の先輩に、「ついでだから、修理してもらえ」と言われて、その場で時計職人に手渡します。 冗談じゃないですよ。 機械式腕時計の修理なんて頼んだ日には、いくら取られるか分かりません。 分解掃除だけでも1万5千円はかかります。 そんな金があったら、電波腕時計でも買った方がいいでしょう。
時間にうるさい時計職人という設定なんですが、店の時計の時刻が、てんでんばらばらなのも、お粗末な話。 今まで気づきませんでしたが、このドラマ、意外とやっつけなのかもしれませんな。
10.05.08 土曇
≪警部補 矢部謙三 第五回≫
今回は面白かったです。 ≪トリック≫の第二話に出て来た、≪宝女子村≫の赤い橋、10年経っているだけあって、少し色があせたような気がしました。 山田奈緒子と、次郎号が登場したのには、びっくり。 ゲストの渡辺典子さん絡みで、≪晴れときどき殺人≫やら、≪いつか誰かが殺される≫といった作品名が出て来たのは、懐かしかったです。 渡辺さんが、頭を掻いて、金田一耕助になっている所も、妙におかしい。
やはり、次週で最終回のようですが、こういう面白い回があると、終わるのが惜しいです。
10.05.05 水晴
連休最終日。 いつもの事とて、最後の足掻きに、近くにある、鷲頭山(392m)に登って来ました。 最初は、近所の、象山(256m)の頂上まで行って、すぐに帰ってくるつもりだったんですが、時間が早かったため、つい欲を出して足を伸ばしてしまい、尾根を縦走して、結局、鷲頭山まで行ってしまったのです。 高いから、景色がいいかと思いきや、春霞で真っ白。 何しに来たのやら。 午後1時から、4時20分まで歩き詰めで、何だか、一晩寝たら、あちこち痛くなりそうな予感がします。
連休だというのに、ろくな番組をやってません。 こういう時に、なぜ、≪ナニコレ≫をやらんのかなあ。 池上○の知ったかぶりに、3時間もつきあう視聴者がいるとは到底思えませんが。 一応、子供の日なんだから、アニメ映画でも放送すればいいのに。 どろどろした政治の話なんて、子供に聞かせてどうする?
≪センター・オブ・ジ・アース≫ 2008年 アメリカ
ジュール・ベルヌの古典SF、≪地底旅行≫の、何度目かの映画化。 時代を現代に置き換えてありますが、どうせ、舞台は地底なので、あまり関係ありません。 アイスランドの火山から潜って、地底世界を旅し、イタリアの火山に出てくるという、原作そのまんまの話。 3D映画だったらしく、遠近移動の多い撮り方をしています。 普通のテレビで見ても、そういう所は、結構な迫力。 ただ、3D場面に頼り過ぎたためか、セットもCGも全体的にしょぼく、見ようによっては、50年前の映画のようにも見えます。
10.05.04 火曇晴
今日は、朝方、薄曇りで、昼頃になると、更に雲が薄くなりましたが、青空にはなりませんでした。 バイクの燃料が、あと100キロ分くらい残っていたので、もう一度出掛けようと思い、富士市へ行って来ました。 目的地は、二箇所。 かぐや姫伝説がある、≪竹採公園≫と、10年くらい前に行った時に、たまたま休館日で見れないままになっていた、≪富士市立博物館≫です。
≪竹採公園≫は、まったく大した事は無く、確実に伝承に関係あるものというと、≪竹採姫≫と刻まれた丸石が一個あるきり。 他は、公園を作った時に創作した物ばかりでした。 公園自体も、小さなもので、10台ほど駐められる駐車場の方が広いのではないかと思うくらい、ささやかな敷地面積でした。
≪富士市立博物館≫は、隣接する、≪広見公園≫内に屋外展示があり、今回は、まずそちらを見てみました。 古墳や、古墳時代の住居から、江戸時代の屋敷、明治時代の洋館まで、富士市内の各所から移築された建造物が10軒くらい、広い公園内に点在しています。 よく整備されていて、建物によっては、管理人まで常駐していました。 金が掛かった施設ですな。 利用は無料なんですが、500円くらい取っても、見に来る人がいるんじゃないかと思うような、見応えある所でした。 私自身、一時間半くらい見てましたから。
≪博物館≫は最後に回し、も一つ無料の、≪歴史民俗資料館≫を先に見てみました。 富士市の、近代化以前の一次産業の様子を、海・平地・山の三部に分け、漁具や農具を展示しつつ、解説したもの。 こういう資料館は、どこの自治体でも作っていますが、ここは、私が今まで見た中では、最も分かり易い解説にがなされていました。 面白いので、一時間くらいかけて、じっくり見ました。
最後は、≪博物館≫。 入館料は100円。 まあ、タダみたいな金額です。 折りしも、≪富士山縁起≫の特別展示をやっていて、≪竹採姫伝説≫について、詳しく解説されていました。 しかし、あまりにも専門的過ぎて、説明文を読むのに疲れてしまい、後の方は飛ばし読みしました。 常設展示は、富士市の基幹産業である製紙業について一部屋設けてある他は、石器時代から明治期までの富士市の歴史を、遺物を並べて紹介した物がメインになっていました。 これも、よくある展示ですが、やはり、他よりもずっと分かり易く解説してあり、感服しました。 単に物を並べて個々に説明するだけでなく、時代の流れが感じられる点が見事。 ここにも、約一時間。
2時頃、≪富士市立博物館≫を後にし、帰るつもりだったんですが、途中、≪富士総合運動公園≫の案内標識を見つけ、ちょっと寄り道。 ここは、数年前に、≪富士山国体≫が行なわれた所で、陸上競技場、野球場、屋内水泳場など、巨大な施設が広大な敷地に設けられていました。 とりわけ、県営の屋内水泳場は変わった建物で、巨大な飛行船を半分地面に埋めたような楕円ドームで作られており、視界に入って来た途端、口あんぐりで、おったまげました。 しっかし、こんな金のかかる建物を、国体のためだけに建ててしまうとは、勿体無いといえば勿体無い。
後は、どこにも寄らずに帰還。 走行距離は62キロで、思っていたより、短かったです。 今回は、ガソリンの残量が心配だったので、事前に念入りなルート調べをして、最短コースを取ったのも良かったのかもしれません。 その代わり、細い道路をくねくね曲がったので、目印の建物を確認するのが大変でしたけど。
10.05.03 月晴
今日もいい天気。 若干の風あり。 昼前はごろごろしていて、午後から、バイクのオイル交換。 これにて、この連休でやらなければいけない事は、全て終わりました。
≪上海万博≫、思った通り、外国のマスコミで盛んに報道しているのは日本だけで、韓国でも、アメリカでも、ヨーロッパ諸国でも、ほとんど報じられていません。 いや、外国で行なわれている万博は、報道しないのが普通なんですよ。 今の日本マスコミの態度が異例なのです。 下司な業界ですから、盗作曲騒ぎが、よっぽど気に入ったのでしょう。
喰いついた動機が不純とはいえ、万博の様子を見せてくれるのは、勿怪の幸い。 しかし、どうせ取材するのなら、中国館と日本館だけでなく、他のパビリオンも見せて欲しいです。 日本館なんて、もはや、どーでもえーっつーの。 バイオリンを弾くロボットなんて、3分で飽きるのであって、何度も見ても仕方ありません。
10.05.02 日晴
今日は、風も無く、昨日以上に良い天気。 午前中は、バイクや冬用ヘルメットの洗浄を行い、午後から、そのバイクで、函南町の、≪原生の森≫という自然公園へ行って来ました。 初めて行った山の中の事とて、迷う迷う。 バイクで迷うと、元の所へ戻って来るのに時間がかかって、大変なんですわ。 それでも、一時間くらいで、どうにか到着。
林の中に池があるだけの所ですが、雑木林なので、何気ない風景が、非常に美しかったです。 池に、鯉とクサガメがいました。
≪図鑑に載ってない虫≫ 2007年 日本
≪時効警察≫の三木聡監督が、オリジナル・ストーリー、オリジナル脚本で撮った映画。 雑誌の編集長から、臨死体験のルポを書くように命じられたフリー・ライターが、友人や、成り行きで出会った仲間と共に、一度死んで生き返る薬を得るため、≪死にもどき≫という虫を探して回る話。
主人公以外の登場人物の行動目的がはっきりせず、閑な大人が胡散臭い話に首を突っ込んで遊んでいるだけといった印象が先に立ち、作品世界に入って行き難いです。 こういう生き方で、生きていければいいですけど、現実には、金が続かないでしょう。 コメディーとはいえ、そういう所には、リアルな設定を施しておかないと、観客は、笑うより先に不安を感じてしまうと思うのです。 小ネタ・ギャグも満載しているんですが、同じ理由で、素直に笑えません。
私、以前に、監督自身が書いたという、この映画のノベライズ本を読んでいるんですが、比較してみると、小説の方がまだ面白いです。 映画の方の問題点として、主人公の俳優が馴染みの無い人で、存在感が薄いため、なかなか話の中心軸が定まらないという点も大きいですな。 もしかしたら、オダギリ・ジョーさんで撮りたかったんじゃないでしょうか。 もっとも、たとえ、オダギリさんがやったとしても、劇的に面白くなるような事は無かったと思いますが。
10.05.01 土晴
少し風がありましたが、概ね良い天気。 こんな日に出掛けないのは馬鹿ですが、昨日の今日で遊びに行くのもかったるいので、今日は雑用に当てました。 午前中は銀行や図書館に行き、午後は亀をベランダに出して、室内箱を洗浄しました。 ヒーターを固定する板が腐っていたので、新しい物に取り替えたのですが、これに手こずり、全部片付けるのに、夕食後までかかりました。 つまらない事で疲れる。
≪上海万博開幕≫
普通、外国で行なわれる万博を日本のマスコミが報道する事は無いのですが、なぜか、今回は大騒ぎしていますな。 例の盗作曲騒ぎで、揶揄・嘲弄といった批判主体で始めた報道が、いつまのにか、万博の規模に圧倒され、華やかな雰囲気に呑み込まれて、万博そのものの報道にまで突入してしまったのでしょう。
何とか粗探しをして、中国批判に話を持って行こうと、眉を寄せて難しい顔をしている男性キャスターの横で、女子アナが、「こうやって見ていると、やっぱり、行ってみたいですね」とニコニコ笑っている、その落差が面白いです。 日本のマスコミよ、下司の勘ぐりだけでは、これからの世界を見切る事はできんぞ。
≪旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ≫ 2009年 日本
旭山動物園の、苦難の時代を中心に描いた映画。 監督は、マキノ雅彦さんですが、つまり、津川雅彦さんです。 テレビ放送用に幾分カットされていると思うのですが、それを勘定に入れても、奇跡の復活部分の場面配分が少な過ぎて、旭山動物園の話としては、中途半端な感じがします。
奇跡の復活には、新施設の建設が最も重大な影響を及ぼしたのですが、建設の過程を施設毎に全て撮影するわけにはいかないので、こうせざるを得なかったのでしょう。 ただ、その問題点を除けば、映画そのものは、なかなか良い雰囲気を持っています。 あまり、熱くなり過ぎず、ゆる〜いペースで進んでいく所がグッド。
実話ベースですが、登場人物の名前は変えてあります。 各エピソードも、細部は変更してある模様。 前園長の小菅さんの目線で見ている話なので、現園長の坂東さんの存在感はそんなに強くありません。
≪警部補 矢部謙三≫
第三回はそこそこ面白かったので、期待して第四回を見たのですが、全く笑える所が無く、落胆を通り越して、驚嘆さえしました。 「コメディーなのに、これだけつまらなく出来るものなのか!」と。 基本ストーリーは、まあ普通ですが、小ネタがほとんど挿入されておらず、粗筋の骨だけしか無いという感じ。 四回目にして、早くも、小ネタのアイデアが尽きたんでしょうか。
主役であるはずの矢部に、まるで存在感が無かったのも、びっくりするほどお粗末。 ただのストーリー上のコマにしてどうする? 元が脇役キャラなので、話の中心に据える事はできませんが、その分、脇で矢部らしい馬鹿な事をさせなければならないのに、その辺の匙加減が全く分かっていない様子。
更に加えて、次回はもう、≪最終章≫なのだそうです。 ≪最終回≫とは言っていないので、第五回と第六回が続き物で、あと二回あるのかもしれませんが、それにしても、全六回に過ぎず、あまりも短い。 所詮、≪トリック祭≫の添え物企画という事なんでしょうか。 それにしたって、せっかく、出演者やスタッフを集め、一つのドラマ世界を作ったのですから、せめて九回くらいはやるべきでしょうに。 ストーリーなんて、刑事物や推理物のパロディーでいくらでも作れるのですから、小ネタだけ、これでもかというくらい詰め込んでやれば、充分面白くなるのに。
10.04.30 金晴
動物園・水族館行き計画ですが、今日、裾野市の愛鷹山麓にある、≪富士サファリ・パーク≫へ行ってきました。 候補だった四箇所を差し置いて、なぜ突然ここになったのかというと、山の中にあるサファリなのに、アザラシがいると分かったからです。 毎日通っている会社から、車で15分くらいの所にある、超近場なのに、今まで一度も行った事が無かったのも、後押しする動機になりました。 入園料は2700円ですが、ネット割引券で2200円。 それでも高いですが、遠いよりはずっと良いです。
父の車を借りて、家から約50分で到着。 入園の時に料金が発生し、園内の駐車場や、客の車でそのまま乗り入れるサファリは、無料。 ただ、徒歩でサファリの外周を回るコースは有料で500円かかったので、結局、2700円払ったわけですが。
「サファリだから、アフリカ系のメジャーな動物が何種類かいるだけだろう」と思っていたんですが、豈図らんや、モルモット、ヒツジ、カピバラ、エミュー、ワラビー、リスザル、キツネザル、カバ、ハイラックス、リカオン、シマハイエナ、ヒョウ、ヤマアラシ、ポニー、ミニチュアホース、ゴマフアザラシ、シロカンガルー、アカカンガルー、ミーアキャット、チンチラ、スローロリス、エロンガータリクガメ、イボイノシシ、ディクディク、クマ、トラ、ライオン、チーター、ボンゴ、キリン、ラクダ、シマウマ、リャマ、シカ、ヤギ、キョン、その他イヌ・ネコ多種と、動物園も真っ青のラインナップが揃っていました。 これだけ養って、私営で切り盛りしているのだから、料金が高くなっても不思議はありません。
で、アザラシですが、いましたよ。 広い池に三頭も。 ぐいぐい泳ぎ回っていて、一般的な水族館より、住み心地が良いくらい。 山の中でも飼えるんですねえ。 他のお客も驚いていました。
ゴールデン・ウイークとはいえ、今日はまだ平日なので、少しは空いているかと期待していたんですが、とんでもない見込み違いで、人でごった返していました。 小さな子供をつれた若い夫婦連れが特に多い。 幼稚園の制服を着た一団は、遠足でしょうか。 駐車場にとまっている車は、ずらりと他県ナンバーばかり。 地元の人間が思っているよりも、ずっと有名な所だったようですな。
午前10時から午後3時まで、5時間いましたが、とにかく広くて、あちこち動き回らなければならず、時間を持て余すという事は全くありませんでした。 体力が続かなくて、困ったくらいです。 ここはきっと、朝一でやって来て、夕方まで滞在しても、見飽きる事が無いようにデザインされているのでしょう。
私の場合、先に、サファリの外周を歩いて回ってしまったので、本来の目玉である、車で回るサファリの方は、あまり刺激がありませんでした。 ライオンはうじゃうじゃいましたが、みんな寝ていて、車には興味無し。 こんなだから、一般客の車をそのまま入れられるんでしょうな。 キリンが私の車のすぐ横を歩いて行った時には、「おおおっ!」とのけぞりましたけど。
ところで、車を運転しながら、カメラで撮影するのは、かなり難儀な仕業ですな。 私がサファリ・ゾーンに入った午後には、もうだいぶ空いていて、片手運転でフラフラ走っていても、問題が無かったのですが、もし渋滞している時だったら、危ない危ない。 やっぱり、一人で来る所じゃないねえ、こういう観光地は。 どこへ行っても、それは感じますけど。
10.04.29 木雨晴
午前中、激しい雨。 しかし、昼から晴れ、強い風に。
連休初日の事とて、何もやる気にならず、寝て終わるところでしたが、ちょこちょこと出かけて、普段穿きのズボンを買ったり、亀の外箱蓋用のプラ・ベニヤを買ったり、夜になってから外箱蓋を一気に作ってしまったりと、予想外に活動的に過ごしました。 初日だけで、連休の目標の内、二つを片付けた事になります。
ズボンは、チノ・パンです。 ユニクロに行く予定だったんですが、近場の郊外型スーパーに行ったら、衣料品コーナーに1500円で売っていたので、それでよしとしました。 今は、ウエストだけでなく、股下毎に分かれていて、裾上げをしなくてもいいようになっているようですな。 股下よりも、ベルトが引っ掛かる腰から裾までの長さの方が重要だと思うのですが、腰から股までの長さというのは、人によってそんなに差があるんでしょうかねえ。
亀の外箱蓋は、側面に使っていた板材が腐ってしまったので、プラスチック・ベニヤで作り替えたもの。 プラスチック・ベニヤは薄い物しか手に入りませんでしたが、値段は、1800×900ミリの大きさで、165円と、ただ同然でした。 今まで板だった部分をプラスチックにしたため、蓋が段違いに軽くなりました。 問題は、上に重しのレンガを載せた時、耐えられる強度があるかどうかですな。
10.04.28 水雨晴
今日で仕事は終わり、明日から7日間、連休です。 私の勤め先の場合、普段の祝日が休みにならない分、盆・暮れ正月・ゴールデン・ウイークの連休は長いです。 以前は、9日とか11日とか、飽きるくらい長かった事もあるんですが、ここ数年は短くなっています。
この7日間でやらなければならない事は、亀の外箱蓋の作り替え、亀の内箱の洗浄、バイクのオイル交換、普段穿きズボンの購入、動物園・水族館の観覧、といったところ。
動物園・水族館の行き先は、まだ決まっていません。 候補は、≪江ノ島水族館≫、≪日本平動物園≫、≪下田海中水族館≫、≪遊亀公園動物園≫の4ヶ所。 偶然ですが、ちょうど、私の家から東西南北の方向に位置しています。
江ノ島は、ちと遠い上に、入園料が2000円。 駐車場が無いそうで、バイクで行くにしても、置く場所があるかどうか不明。 電車だと、更にお金がかかります。
日本平は、去年の5月にも行きましたが、今年の3月に、≪猛獣館≫が完成し、アザラシの垂直移動が見られるというので、また足を運ぶ価値はあります。 公営動物園なので、500円と入園料が安いのも魅力。 朝一を狙えば、バイクも無料で駐められます。 しかし、猛獣館の人気の為に、相当な混雑が予想されるとの事で、自ら進んで芋洗われに行くのも如何なものかと躊躇するところ。
下田は最有力なんですが、ここも入園料は高くて、1900円。 ただし、駐車場は無料。 たぶん、バイクも置けるでしょう。 だけど、伊豆半島の山道を突破しなければならないので、腹痛が完治しておらず、体調が今一つの私としては、あまり気乗りのしないところです。 電車でも行けますが、やはりその分高くなります。
遊亀公園は、山梨県甲府市にあり、種類がたくさんいる亀を見に、以前に二回行っています。 ただ、5月は、亀がまだ寒さに耐えられず、展示はされていないはず。 前に行ってから、12年も経っているので、そろそろ懐かしくなって来たところです。 海から遠く離れていますが、アザラシとペンギンがいるんですよ。 園自体は小規模なんですが、ライオン、トラなど見たい動物が揃っているのも心憎いです。 市営なので、310円なのもグッド。 偉いなあ、甲府市は。 ただ、バイクで行くとなると、遠いんですよ。 富士吉田経由で行っても、富士川沿いに遡っても、同じくらい遠い。 今の健康状態で、着けるかどうか。
10.04.25 日晴
今日は晴れました。 朝は気温が低かったですが、日が高くなると、季節に相応しい暖かさになりました。 折自で出かけるには、ちょうど良いですな。
≪オーシャンズ13≫ 2007年 アメリカ
ラスベガスのホテル王に裏切られて病に倒れたメンバーの為に、オーシャンズが再集結し、新規オープンするカジノ・ホテルを潰しに乗り出す話。 トンネル掘削機で地震を起こしたり、ヘリでホテルの屋根を吊り上げたりと、仕掛けは大掛かりですが、話の方は今ひとつで、「こんなに金がかかるなら、もっとささやかな復讐にしておいた方がいいんじゃないの?」と、疑問を抱いてしまいます。
何とか洒落た話にしようと撮り方を工夫しているのがよく伝わって来ますが、大掛かりな話になればなるほど、観客から、「こんなの、ありえねー」と思われてしまうのは辛いところですな。 このシリーズ全体が、≪ホット・ロック≫をモデルにしていると思うのですが、こんな大所帯では、あの軽妙さは、とても出せますまい。 リーダーのはずのオーシャンが、大した役割を演じていないのは、脚本家がメンバー全員のキャラを使いこなせていない証拠でしょう。
10.04.24 土雨
一日中、ぼそぼそと小雨。 どうも、静岡県だけ、こんな天気だったらしいです。 図書館に車で行ったのですが、走り出すと雨が上がってしまい、「なんだ、それなら、自転車で行った方が、ゆっくりできたのに」と臍を噛んだものの、帰りになると、大粒の雨がバラバラと降り出し、「おっと、やっぱり、車にしといてよかったわ」と、現金に安堵しました。
3月から苦しめられていた胃痛ですが、ここ二三日、痛みが和らぎつつあります。 完治にはまだ遠いですが、ここまで収まれば、そんなに気になりません。 映画の録画本数を減らしたおかげで、「早く見なければ」というストレスが解消したのですが、それも良かったのかもしれません。 何事も、過ぎたるは及ばざるが如しですな。
≪ヤッターマン≫ 2008年 日本
しょーもな。 莫大なエネルギーを投じて、つまらん物を作った典型例。 アニメの世界をそのまんま実写化すれば、自動的に面白くなったのに、根性物や感動物の要素で上塗りしたために、白けた話になってしまいました。 誰が、ヤッターマンで感動したいと思うんでしょう? 軽いストーリーとナンセンス・ギャグで、ケタケタ笑わせてくれれば、それで充分なんですよ。 CGも、ゲーム用CGの域を出ず、実写に見えません。
10.04.23 金雨
今週は結局、出勤五日の内、三日も雨でした。 仕事時間は短いんですが、行き帰りのたびに半濡れになったのでは、体が冷えていけません。 もうすぐ連休ですが、この気温では、亀をベランダに出す事もためらわれます。
聞く所によると、世は、3Dテレビ元年だそうです。 わははははは! まーあ、定着しないでしょう。 専用メガネが要るタイプは、端から問題外。 たかが、テレビを見るのに、そんな物いちいち掛けてられまっかいな。 タイプに関係無く、寝ながら見ると駄目らしいですが、それも問題外の欠陥ですな。 私なんか、テレビはほとんど寝ながら見てますぜ。
家電メーカーも、定着しない事は百も承知と思われます。 それでも、新製品として大々的に宣伝して売り出せば、新し物好きの人や、金の使い道に困っている人が喰い付くので、それで一儲けしようというのでしょう。 ま、実際、そこそこ儲けられるとは思いますけど。
10.04.22 木雨
≪モンキー・ビジネス≫ 1952年 アメリカ
ケイリー・グラントさん主演のコメディー。 いや、コメディーのつもりで作ったけれど、