民家再生-1


その地域の特性を色濃く持った古民家は周りの環境と一体化し、
その地域文化の重要な一要素となっている。
長きに渡って建ち続けてきた民家の力強さを生かし、
現在の生活に合った改修を行い、さらに次世代へと受継いでいく民家再生です。

民家再生の基本方針

  1. 現代の生活に合わせた使い勝手の良いプラン(間取り)に変化させていく
  2. 寒さ対策を十分に行い、冬でも暖かで快適な生活を送れるように断熱材などを十分に入れ、温水暖房などを設置する
  3. 現代の新しい住宅並の耐震性能を確保できるように耐震補強を行い安心して暮らせるようにする
  4. 永年生き抜いてきた古民家の良さを十分に生かした改修設計を行う(立派な小屋梁、左官塗壁、自然石)


        

     小木津の民家現地再生

 茨城県日立市の小さな村の始めに位置するこ
 の民家は、築約100年で3代に渡って住み継
 がれてきました。
 前に畑を持ち後に緑豊かな山を背負い美しい
 入母屋の瓦屋根が里山の風景を作っています
 民家再生をするに当り、外観はなるべく建物
 当初の姿に戻す事にしました。後から新建材
 で増築された西と北の部分は今回撤去して元
 の大きさに戻し、さらにはアルミサッシュに
 なった建具は木製に戻しました。
 今回の施主は30代後半の御夫婦と中学の二人
 のお子さんの4人家族で、全員スポーツ大好き
 な現在ッ子です。
 御主人の御希望で、家族全員が集れる大きな
 部屋が一つほしい。そして奥様からは、キッ
 チンが家の真中にあり、家の全てを見渡せる
 ようにしてほしい、という御要望がありまし
 た。
 内部は力強い民家の梁を生かし大天井とし、
 間取りや機能は現在生活に合わせ、新しく生
 まれ変わりました。素材はできる限り自然に
 近いものを選び、木は無垢材を使用し、これ
 からさらに建て続けて味わいが増していくよ
 うに心掛けました。

  

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