海棲哺乳類学会情報抜粋―1999―
2000―2―10Bonin Explorer MULBERRY
資料提供 小笠原ホェールウォッチング協会
ザトウクジラ
・ハワイのザトウクジラの発信機による追尾では、ハワイ諸島にいる間は、諸島間の移動があり、北への回遊は直線的に移動し、時には急にコースを変更したりして、カナダやロシアへ。
索餌海域では、餌場を何度も訪れ、長く滞在。
・南東アラスカでは、繁殖海域に行かないで、周年滞在する個体がいる。(雌雄・年齢はまちまち)
・フィリピンのフーガ島付近で越冬の記録。西部太平洋では、最南端。
・中央アメリカ(メキシコ南部からコスタリカ北部にかけて)でも越冬場が確認。
・船舶によって、行動に変化。
うるさい船が近づくと、遊泳が速くなる。
マッコウクジラ
・小笠原付近は、3―25頭の群れを形成し、成熟雌と未成熟のクジラとの育児海域である。
・熊野灘にいるマッコウクジラと小笠原のものとの個体識別での一致はなし。
イルカ
・小笠原でのハンドウイルカの排便について、通常より尾の動きを長めに止めて、平均6.6秒間。
午前のほうが多い。行動のタイプによって、排便の仕方も変化。
・クジラと同様ハンドウイルカ・ハシナガイルカとも、ボートの影響によって、行動に変化が現れる。
それなりの規制が必要。
以上