■仕掛図 ■ロッド

初心者:メバル用胴調子船竿の、オモリ負荷20〜30号3〜3.9bがお薦め。
■リール
ルアー用の高性能小型両軸リールがベスト。船用リールを使用する場合、ずっと手持ちなので小型をお薦めします。
推薦 シマノ:ステファーノ200/201
■道糸
PE0.8〜1.5号を使用します。間違っても3号以上は使用しないように。(水抵抗が大きく潮の流れに影響される)また、道糸が柔らかいので、穂先にからむのを防止する役目と、根の高い所での道糸保護のため、先糸2〜2.5号を3〜5b程つける。
■オモリ(目安)
水深 20bまで 15〜20号
20〜30b 20〜25号
30〜40b 25〜30号
40b以上 30号以上

 

■釣り方

中鹿丸でのメバル釣りは、高さ2〜8bの根(天然・人工漁礁)の上を、流しながら狙います。重要なのは「棚取」で、根のてっぺんを、オモリがかする位の棚がベストとなります。船頭は、場所替わりしたひと流し目に、必ず現在の水深と根の高さをアナウンスしますので、その内容により、正確な棚合わせをするようにして下さい。明石海峡の他の釣場では、根の高さの低いポイントが多く、そのため底近くを釣ることが多いのですが、中鹿丸の狙う釣場は、急に根が出現するようなポイントがほとんどなので、指示に従って、始めから指定された棚まで底を切っておかなければ、根掛かりの連続で釣りになりません。他の釣場で慣れていますと、「今の底から5b切って下さい」なんて聞いても、そんなに上にメバルが居るのかと疑問を持ちますが、高さのある根の上に魚が居ますから、そのような指示となります。
 釣り方は、あまり仕掛を上下させないよう、決めた棚でじっとアタリが来るのを待ちます。メバル釣りは、向こう合わせで釣るのが基本ですから、アタリがきても、絶対にしゃくらないようにします。メバルが掛かったあとは、糸を出すことなく竿全身で引きを耐え、魚がおとなしくなれば、竿をじんわり上げて、魚に若干の負荷が掛かる程度、竿を曲げて構えるようにします。するとまた魚が突っ込んで、耐える→構えるを繰り返すうちに、他の鈎に魚が乗ってきます。これが「追い食いさせる技術」です。注意すべきことは、棚が根のてっぺんぎりぎりですから、一匹掛かったら1〜2bリールを巻いておくことで、そのまま持っていたら、魚が根に入ったり、他の鈎が根に掛かったりしますので、心得ておいて下さい。
 メバル釣りの醍醐味は、いかにして「追い食いさせるか」にありますが、その技術がなくても追い食いさせる方法があります。それは
「がま船瀬戸メバル」を使用することです。この竿は軟調子で、慣れないと使い辛いですが、メバルが一匹掛かると竿が入って行き、持っているだけで追い食いしてきます。現在、中鹿丸に乗船する人のほとんどの方が、この竿を使用しています。適材適所と言うべきか、安価でありながら、10万円の竿と勝負しても、絶対に勝つ実力の持ち主です。

■アドバイス
仕掛け投入に遅れないように
 船頭の「やって」という合図は、その時点で仕掛投入→底取→棚取までの動作を終えて、しばらくすると、ポイント上を通過する微妙なタイミングで出されます。ですから仕掛投入が遅れてしまうと、棚取までの動作をするまでに、ポイントを通過してしまっています。また船頭は、合図した時に投入した釣人の糸の方向から、船を操縦して釣り易くコントロールしますので、潮流が速い時など、遅れたために他人とのオマツリの原因にもなりますので、くれぐれも遅れないようにして下さい。
仕掛とエサは常に美しく
 枝鈎が幹糸に絡んだままとか、一度付けてから長時間経ったままの餌では、魚は釣れません。出来る限り仕掛の絡みを取り、悪くなってる餌は、取り替えるようにしましょう。
ずっと緊張感を持つように
 
魚の食いというものは気まぐれです。同一ポイントでひと流し目は釣れたのに、ふた流し目から全然釣れなかったりします。要は気を抜いていると、釣れたはずの流しを、棒に振ることが多々あるので、緊張感を持続するように頑張って下さい。
仕掛のスペアは十分持っておく
 どれだけ自分が注意していても、根掛りや他人とのオマツリで、仕掛を消耗します。仕掛を十分に準備していないと、いざ食いが良くなって来たというのに、仕掛が底をついてしまっているというような状況では、他人が釣るのを見ているだけになってしまいます。このようにならないよう、くれぐれも余裕を持っておくように。