過去日誌  2008年〜2009年


研究日誌 (幸三郎)  2008.04.06 (日)
 なんだか最近の個人製作アニメ界が、すごいことになっていますね。

 YouTubeやニコニコ動画の出現により、数年前から誰でも簡単に動画が発表できる環境が整ってはいたのですが、大部分は商業作品の違法アップで、個人製作アニメはほとんど存在しませんでした。

 たまにあっても、商業アニメを編集し繋ぎ合わせただけのいわゆるMAD作品で、オリジナルなものはあまりありませんでしたね。



 それが昨年夏の「初音ミク」の発売から、劇的に変わったように思います。

 当初は、女性ボーカルの歌声を作れる単なる音源ソフトとして見られていた初音ミクですが、多くのクオリティーの高い楽曲が作られるうちに曲製作だけにとどまらなくなり、イラストを描く人、アニメを作る人、CGでモデリングする人、そのCGデータを使って3DCG動画を作る人など、多くの多才なクリエイターが出現し、中にはプロ作品を凌駕してしまうものまで作られるようになりました。

 そして「ピアプロ」の登場により、著作権問題を(一応)クリアした作品が作られるようにまでなっています。



 私が特にすごいと感じ、なんだか個人製作アニメの未来までもを感じてしまうのは、派生動画の成長ぶりですね。

 たとえば誰かが質の高いオリジナル楽曲を作ったとき、別の人が絵を描いて動画にすることがあります。

 しかし同じ曲から作られた動画でも、作る人の解釈によりまったく違った印象を持つことがあるのです。

 あぁ、こういう解釈も出来るんだなぁ・・・と、感心してしまうことがよくあります。

 さらには、別な人が元の曲のイメージを膨らませてアンサーソングを作り、物語を成長させ、発展させていくこともあります。



 そういう作品を見ていると、私は個人製作アニメの未来は無限に広がってるようにすら感じてしまいますね。



 最近特に驚いた作品としては、SF物でこんなのがありました。

 まず、ロボット視点のこれ(ニコニコ動画)を見て・・・

 次に、科学者視点のこれ(ニコニコ動画)を見て・・・

 そして最後にこれ(ニコニコ動画)を見ると・・・

 なんとも、すごい気分になってしまいます・・・。



 まったく関係ない人たちが何人も奇跡のようにコラボレーションし、こんな予想も出来ない動画が出来上がって行くなんて、ちょっと前には考えられないことでした。



 私は以前、個人製作アニメ考でアニメ界の問題点と将来を考えました。

 そこで私は、『個人製作のアニメが増えて発展して行き、商業アニメとは違った新しい可能性を持つ、ひとつの文化となることを期待して止みません』と語りましたが、なんだかその世界が近づいているように感じてしまいますね。



 昔、アニメはアニメーターにならない限り作れないものでした。

 また苦労して作ったとしても、発表の場がどこにもありませんでした。

 でも今、質の高い個人製作アニメが数多く作られ、一晩のうちに万単位の人が見て、あっと言う間に感想が帰ってきます。



 最近、金銭的な問題や、いろんな事情によりアニメーターを一度やめた方が、また個人製作でアニメを作り始めた、という話を聞きます。



 PaPaさんが動画帝國に最初に投稿したとき、「人に評価される感動を覚えた」と言われていましたが、純粋に「人を感動させたい!」「自分の想いを誰かに伝えたい!」と考えている人にとって、今はすばらしい時代なのかもしれませんね。



 これから個人製作アニメは、どんな進化をとげて行くんでしょうか・・・。


研究日誌 (幸三郎)  2008.08.24 (日)
 久々に、細馬信一先生の応援サイトらしきことなど・・・(^^;


 「パイナップルARMY」等の代表作で知られる工藤かずや先生原作で、細馬先生が携帯配信専用のマンガを描かれています。



 内容は全ページカラーで、『18禁』ですから注意して下さいね。

 なんでも、携帯配信なのに製作はアナログなんだそうで、ケント紙にインクで描くという、これまでどおりのペン画で進めているそうです。(^_^;







 細馬先生のホームページでも紹介されていますが、細馬先生が得意とする世界観で、すごくハードなストーリーが展開する面白い内容です。

 ぜひご覧になってみて下さい。



 以下、細馬先生本人からのメッセージです。



 工藤かずや先生の原作をいただいて漫画をえがくことになりました細馬です。

 携帯配信なので携帯からアクセスして読んで頂く形になりますがアダルト作品のため、年齢制限がございます。
 タイトルは「愛しき獣ルイ」
 現在第2話配信中。

 インフォコム「めちゃコミックス」の「快感カラーコミック」にてご覧いただけます。
 (システムなど詳しいことはサイトでご確認ください。)
 全ページカラーで大変きれいですし、5話まで原作を頂いてますがストーリーが何より面白いので是非読んでいただけたらと切に願っておりまーす!!!


 ストーリーについて

 主人公はルイという名の少女、尋常ではない事件に遭遇したか、自分の身に起こった大きなショックで記憶を失くしてます。
 新宿の歩道に血まみれで倒れてたというルイちゃん。
 ルイの名も保護されたうちでそう呼ばれてたというもの。

 よくよく災難に見舞われる子のようで、身を寄せていたうちではさっそく息子を誘惑したと、そのうちの母親においだされてしまいます。

 その夜知り合った男の口利きで、銀座高級クラブの下働きとして店に出ることになるのですが。(ちなみにお給料なしです)
 ここではホステスさんの痛い洗礼が待ってました・・・。
 そんな中次第にルイの意外な素性、おかれてる状況が明らかになっていきます。

 自分の名前さえわからず、今につながってくれない過去の記憶。
 抜け落ちた自分の記憶を取り戻したいと願うものの、そのときのルイはシャレにならないやばい状況にありました。
 悪・い・意味・で、ヤバイんです。
 といえば当然素敵なヤバイ方たちが出てきます。
 とりあえず置いてもらってるクラブのママのおうちからも、包丁持って逃げ出さなければなりません。
 裸にコートはおって。

 ストーリーはマジハードです。
 また、男がしきりに次々とルイを求めてくるのでエッチの方も大変です。
 描く私もタイヘンデス。

 さて、少女のかわいさに同居して、男顔負け・何事にも立ち向かう強さを秘め、燐としたものを感じるこのルイちゃん。
 つかむ未来に失くした過去はつながるのか!?



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研究日誌 (幸三郎)  2008.12.28 (日)
 大日本動画帝國でおなじみの「TATSUBON」さんの漫画が、明日(29日)発売の月刊少年ライバルに掲載されます。


 ユータとリトル 【予告編】


 みなさま、言いふらしまくって下さい!(^▽^;



 私もむかし漫画家を志した者なのでわかるのですが、漫画の掲載って本当に大変なんですよね。
 ライバルはもう無数にいますし、実力と運の両方を要求されます。

 TATSUBONさん、頑張って下さいね。


 ああぁあ・・・最近3DCGばかり作ってるんですが、また漫画も描いてみたいなぁ。(^_^;


研究日誌 (幸三郎)  2009.05.20 (水)
 え、え〜〜と・・・



 カナ速ー!!(^▽^;



 盗品画廊は無断転載可じゃないんですけど・・・

 乃美センセ、すまんです。orz


研究日誌 (幸三郎)  2009.12.03 (木)
 最近、個人製作アニメ界がまた一段とすごいことになってますね。

 YouTubeやニコニコ動画で「自主制作アニメ」とかのキーワードで検索したとき、信じられないようなレベルの作品が大量にヒットして驚いてしまいます。


 これは、コンピュータやネットの発達によりアニメ造りの情報や材料が簡単に手に入るようになったこともありますが、それ以上にYouTubeやニコニコ動画のような『発表の場』ができたことが大きいように思います。

 昔はコミケか通販でVHSのビデオテープを売るくらいしか見てもらう方法が無く、マニア以外の一般(?)の人たちに見てもらえる機会がほとんど存在しませんでした。

 どんなに頑張って作っても、誰も見てくれない感想も返ってこないというのは、作り手として辛すぎることです。

 でもそれは逆に言うと、みんなが見てくれて感想が返ってくるなら、どんなに作るのが辛くても頑張れるってことでもあるんですよね。

 実はネットでGIFアニメが発表出来る時代になり、当時最大の『発表の場』だった日本GIFアニメ連合が閉鎖されることになったとき、私が大日本動画帝國の管理を引き受けたのも、この『発表の場』を守りたかったからでした。


 『発表の場』さえあれば、こういう文化って育ちますからね。


 ・・・・・


 でも・・・


 『発表の場』だけでは、大きな成長が見込めないのも事実で・・・(^_^;





 先日、次に作成予定のアニメで使用する著作権フリーの音楽を探すために、イメージに合ってちょうど良い長さの曲をニコ動で検索しました。

 もう選り取り見取り・・・

 自主制作アニメとはケタがいくつも違う量・・・

 なんで今の日本には、これほどまでにすごい才能持った人たちが大量にアマチュアでいるんだ・・・、とため息が出るくらい、自分が欲しいと思うぴったりの長さでぴったりのイメージのものがいくつもありました。


 これはアニメは作るのに時間が掛かるからという理由もありますが、それ以上に、音楽関係はニコ動という『発表の場』だけでなく、商業ベースでの流通が整備されてることが大きいと思います。

 ニコ動で反響があったものは、CDとなりカラオケ配信され、プロと同じ土俵に上がることが出来るからです。

 これがニコ動における楽曲の異常とも言える成長を支えているのではないかと私は思っています。





 こんな調子で、自主制作アニメも商業ベースに乗れないかなぁ・・とか考えていたら・・・





 来年2月に発売される初音ミクDVD〜impacts〜


 収録楽曲の中にゲキド・オブ・ハツネが・・・


 ポンポコPさん、すごい!


 これってかなりエポックメイキングな出来事だと思います。


 他の楽曲は一応プロモーションビデオ的な作りになっていて、あくまで「主」は初音ミクの歌なのに対して、ゲキドはMMDという3DCG作成ソフトで作った自主制作アニメが「主」で、そもそも音源がボーカロイドで無い上に曲が東方プロジェクトによる同人シューティングゲームからのものです。


 それをドワンゴさんが、東方のZUN氏やビートまりお氏からMMDの生みの親である樋口Mにまで話を通し、権利関係をクリアにしたのだそうです。

(ドワンゴさんは、以前ミク歌の最初のカラオケのときに権利関係でゴタゴタしましたから、今回かなり注意したんでしょうねぇ。)





 この流れで、ニコ動名作自主制作アニメシリーズのDVD化とかなりませんかねぇ。


 そうしたら個人製作アニメ界が大変わりし、私が『個人製作アニメ考』で考えていた理想が実現しそうなんですけどねぇ。




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