留学体験記
プロローグ
自分でもムチャしよるなあ、と思うほど働いた。日本全土を飛び回りつつ、家に戻ったときには別の仕事。貯金はできた(使うヒマなかったから)。だけど、なんだかとっても疲れていた。
フリーランスという立場は、毎月安定した収入の保障が無い。だけど自由がある。会社員の頃には絶対に取れなかった長期休暇だってとれる。このメリットを利用しないテは無い。よし、行ってみるか。
お得意先からの受注サイクルを考えると、5月下旬から3週間ぐらいが妥当だな。
2002年2月、以前行ったことのあるニューヨーク、そしてロンドンの語学学校から、パンフレットを取り寄せた。ところが、時はおりしもあのテロ襲撃事件の翌年。
「ニューヨークはだめ。ビン・ラディンが捕まるまで、行くことはならん」
…これまで、私の行動には何ひとつ口をはさまなかった温厚なTが、初めてダメ出しをした。
ビン・ラディン、今年中に捕まりそうにないなあ。
じゃ、ロンドンにするか。
たった3週間でも受け入れてくれる。社会人の生徒が多い(年齢層高い)。1クラス少人数制でロケーション抜群。そういう理由から、Sels College Londonに決めた。超短期だから「少々期待はずれでもいいや」と軽い気持ちだった。
学校を決めてからの手続き(アプリケーションフォームの記入や、空き状況のチェック、ホームステイ先選びに関する要望)は
mitsuba associatesさんに手伝ってもらった(無料)。
ロンドンは交通費がべらぼうに高いので「ホストファミリーはできればゾーン1希望」などと、無謀な要望を出したにもかかわらず、本当にゾーン1内のお宅を選んでくれた。レベルチェックテストと作文と入学願書をFAXで送り、授業料と滞在費をカード決済してもらう。すると、数日後には料金引き落とし済みのレシートと入学許可証、ステイ先ファミリーの住所・地図などがFAXにて送られ、約1週間後、実物が郵送される。
「入国審査の際に、この書類を必ず審査官に見せてください。あなたは3週間だからスチューデント・ビザの対象にはならないけれど、入国目的は『studying English』と言うのですよ」というメッセージが添えられていた。
軽い気持ちで選んだけれど、面倒見のいい親切な学校だ。
もう安心だ。後は出発を待つのみとなった。3月下旬のことである。 つづく(留学体験記2へ)
おまけ:「語学研修に行く」ことを告げたときに、よく言われた嫌味。※( )内は私の気持ち
「なんで今さら語学研修なの?」……(今だから行けるんだよ)
「よくそんなお金あるねぇ」…………(いくらかかるか知ってるのか?自分で手配すればそんなにかからんよ)
「3週間やそこらで上達するの?」…(しないだろうな。それが何か?)
「だんなさん、理解あるよねえええっ」…(うん、あるよ。理解のない人と一緒にはならんだろう、普通)
とまあ、いろいろと言う輩が必ずいるもんだ。でも、そんなコトは
右から左ぃ〜♪