身の回りの生き物たち


1.笄ヒル  2.コガネムシ  3.あかてがに  4.やもり  5.みみず  6.いもむし  7.おんぶバッタ   8.かなへび  9.

○笄ヒル

笄ひる黒色  ある日の朝、窓を開けて地面を見たとき、黒っぽいひもがおちているのに気付きました。 が、良く見るとそのひもはゆっくりと動いているではありませんか。
「ゲッ! ヒルだ!」
 瞬間、ずっと以前に妙義山へ遊びに行ったおり、山ヒルに食い付かれた事を思い出しました。
 でもあのときのは数センチ位だったのに、目の前のそれはゆうに10センチはあります。 濃い紫紺色の胴はぬめりをおびて輝き、頭はひしゃげたような三角形をしています。
   こんな街中にこんなでかいヒルがいるなんて、やっぱり逗子は自然が豊だ? などと考えるひまもあらばこそ、直ちに退治!してしまいました。
 ところが後になってわかったのですが、このヒルはコウガイヒルといってナメクジの天敵だとのこと。 もちろん血は吸いません。コウガイは「笄」で、昔のおいらんなどが豪華な髪にかざったもの(大型ヘアピンみたいなもの?)です。
 いわれてみれば、ヒルの三角形の頭が、笄のつまみの部分の形(銀杏の葉形だそうです)に良く似ています。
ミスジコウガイヒル  悪魔のような吸血鬼、と思っていたら善良かつ有益な生き物だったと知ってゴメンナサイ、しましたが全く「ひとはみかけによらぬもの」です。
 この後更に2度、このヒルの仲間を見る機会がありました。こちらは薄緑色でやたら細長く、1匹などは30センチ近くありましたが、頭はやはりひしゃげた三角形でした。
 
塀の陰にひっそりと潜っていきましたが、まだ生きてるかな?

○コガネムシ

 成虫よりも地中に住む幼虫がおなじみです。1匹2匹ならどってことないですが、数集まるとギョッとするようなことをやらかします。

その1:木が踊る!?
画像:コガネムシの幼虫  初夏の風の強い日でした。窓から外を眺めていた時、突風が吹いたとたん目の前の鉢植えのゴールドクレストが根元からぐるっと回転しました。 いやそう見えたんです。実際は鉢は動かず、木だけが根鉢ごと45度傾いたのです。
 ビックリしましたが、次の瞬間ピンとくるものがあり、鉢をテラスから降ろして木を抜いてみました。
 案の定、根鉢が2/3程のところできれいに切れています。鉢をひっくり返してみると、出るわ出るわ、3センチ程のコロコロ太った コガネムシの幼虫が何匹も…。
 なんと8号の深鉢に30匹近くも入っていました。 彼らが根を食い切ってしまっていたのですが、よくもまあこんな狭いところに…。何が気に入ったのでしょ?


その2:土が踊る!?
 水をやろうとラズベリーの鉢植えに近づいたときです。鉢植えの土がユラリと揺れました。
「めまい?」 見直しましたが土は動きません。錯覚かなと思いつつ鉢に触れた途端、またユラリ。
 はっと気付いて揺れたあたりを掘ってみると2センチほどの幼虫が動いています。 表面近くで活動していたので土が動いて見えたのです。  これも鉢をあらためてみるとやはり20匹近く入っていました。
 他にも植えたばかりのイチゴ苗の根を食い切られたりと、迷惑なエピソードは尽きません。
成虫はそんなに見ないんですがねぇ。いつの間に潜り込むのやら。


○あかてがに

アカテガニの子供  6月の雨上がりの朝、玄関から出た途端、足下をカニが横切りました。5センチほどの甲羅のけっこう大きなカニです。
 ハサミが赤みがかっていたので「あかてがに」と知れました。海岸近くに棲む陸棲のかにです。 わが家から海までは1km弱。しかし川につながる排水溝が近くにあるので、そこから上がってきたのでしょう。
 もっと小さいのは何度もみかけました。写真は小さいほうの固体。赤くない「あかてがに」です。

○やもり

ヤモリの子 ヤモリ  夏の朝、水やりしている時に鉢のかげから飛び出してきました。
 ヤモリは虫を食べてくれるので、大事にしています。くりっとした目が愛嬌です。
 大きさの違う固体を時々見かけるので、わが家の周りに何匹か住みついているようです。


○みみず

山ミミズ  畑の友。地中の賢者。無口な働き者。時には釣りの餌…。
 っと、脱線してすみません。言うまでも無く、ガーデニングでは大切な生き物です。
 最近は彼ら彼女らを使った生ごみ処理器の類まであるそうですが、いずれにしても、 沢山のミミズが活動できるような土というのがいい土のひとつの目安でしょうか。
 私も、土を掘っていてミミズが出てくると、傷付けないようにそっと別の場所に移してやります。

 …でも嫌いな人は嫌いなんでしょうねぇ。

○いもむし

画像:いもむし  唯一苦手なのがこれ。
 ミミズのところで「嫌いな人は嫌いなんでしょうねぇ」などと他人事のように言っておきながらナンですが、こればかりはあまり近づきたくはありません。 毛虫もいやですが、なぜかつるんとした普通の芋虫がもっとイヤ。
 なぜだろう? と考えてみるに、まずあのむにゅっとした触感と、複数の足が皮膚に張り付いたときの感覚がぞくっときますね。
 見かけ上目が無いのも不気味。(表情が読めないのでなに考えてるか分からない…って虫の表情を読むか普通?)さらには保護色と擬態でどこにいるか分かりにくい。 気が付くと目の前にいたりしてギョッとします。
 その点、毛虫の場合は(例外もあるでしょうが)まだ存在がわかりやすいので心の準備ができます…。

 お蚕(なぜか「お」が付く)だけは例外的に平気です。
 田舎では養蚕をやってましたので、子どもの頃から手伝いで蚕には触ってました。 色も白いし、垂れ目のように見える模様も愛嬌ですんで…っと。すみません、長くなるのでこの辺で。


○おんぶバッタ

7月のオンブバッタ  夏から秋にかけていつのまにか現れるこのバッタ。
 2003年の7月上旬、体長5ミリほどの小さな子供がマリーゴールドの葉っぱに乗っているのを発見しました。
 どうやら世代交代しながら住み着いてるようです。
 12月には枯葉色になって、それでも生きている固体をよく見かけます。

○かなへび

かなへびの子供  名前は蛇でもれっきとしたトカゲの仲間。
 茶色で地味な体色ですが、その細長〜い尻尾はたしかに蛇と呼びたくなります。
 最近我が家の植栽スペースもうっそうとしてきて隠れ家ができたのでしょうか。よく見るようになりました。
 2003年の春には子供とおぼしき小さな固体があちらこちらに出没。3匹くらいいるようです。 これも虫を食べてくれるのでいじめないようにしています。


○へび

ヘビの頭部  こちらは本物の蛇。2003年7月5日はじめて発見! でも15センチほどの赤ちゃんだったので、種類は特定できず。 たぶんヤマカガシかシマヘビでしょう。
 棲み付いてくれたら我が家の植栽スペースもいよいよジャングルと呼べるかも。

 ・・・などと言ってたら9月2日にでっかいアオダイショウが出現!  写真はそのときのものです。
 結構いるもんですね。

(2006.05.30追記)
ベランダにて  2階の物干しベランダに子蛇がいるのを家人が発見。約50センチくらいだったとのこと。
 きれいな模様が見えますがたぶんヤマカガシでしょう。
 キウイのツルをつたい登ってきたものと思われます。ジャングル化が進んだか?


この頁のトップへ戻る
”ガーデニング/花より団子”の頁へ戻る
”HOME“へ戻る