魅惑の雷庵博人通信 2007年3月3日509号

アイスホッケーアジアリーグ セミファイナル ダイドードリンコアイスアリーナ

    西武プリンスラビッツ 6−0 日光神戸アイスバックス●

1ピリオド 2−0 2ピリオド 1−0 3ピリオド 1−0


オフィシャルサイトのスコア

http://www.alhockey.com/popup/8/game/prompt12.html


アジアリーグのシステムのおかげで、バックスは毎年プレーオフに参加する事ができている。ただ、あくまでも参加できるだけで、ファーストラウンドで敗退する。しかし今シーズンは強豪王子製紙を破りセミファイナルに進出した!球団史に残る偉業を達成した選手たちには心より賛辞を贈りたい。「霧降にプレーオフを」の念願をようやく達成できた。


そんなわけで、ダイドードリンコアイスアリーナで開催されたセミファイナル第1戦はかなりの盛り上がりを見せた。


1ピリオド

開始10分まではまさに一進一退の攻防。バックスが押し気味な時間もあった。まず、パワープレイがちゃんとパワープレイだった。数的優位を生かしたパス回し、スクリーンを作ってフリーの選手がシュート。また、中盤やゴール前でも的確なチェックとインターセプトでカウンター攻撃を見せていた。選手達は落ち着いた様子で相手の攻撃を防いでいた。開始10分までは。11分、レッドライン付近での1on1で西武の#16小原が切り返して抜くカウンター攻撃。ディフェンスが手薄になりバックスピンチ。ゴール前で左に流し最後は#12内山がパットを叩き込んで先制ゴール。その2分後、13分バックスのパワープレイ中、またも#16小原がインターセプト。またも一気のカウンターを喰らう。ゴール前フェイントでキーパーを交わし、冷静にゴールを決める。また小原か。その後は西武が圧倒的に優位に試合を進める。


2ピリオド

 1点でも返せば劣勢を跳ね返せる。ゴール裏の大応援団の歓声がアリーナを支配する。ここは東伏見でも実質は霧降だ。しかし、選手層の差はいかんともしがたい。4分、パットを持つとなぜか全バックスサポーターのブーイングを一身に浴びる#33パーピックがタテ突進、バックスゴール裏にパットを運ぶとそこからゴールへ。ゴール前待ち構える#18鈴木貴が決める。西武にとっては貴重な中押し点、バックスにとっては反撃意欲が薄れる追加点。それでもバックスは懸命に反撃を試みる。西武のゴールを脅かしパットをラインの向うに押し込む。しかしこれはノーゴール。パットを押し込む前のプレーでゲームが中断されていたようだ。これにはバックスサポーターから盛大なブーイング。14分、ゴール前でシュートを放とうとした西武の選手を、バックスの選手が後ろから押し倒しペネルティーショットが西武に与えられる。シューターはみんな大好き#33パーピック、西武ファンの歓声を打ち消すバックスファンのブーイング。しかし、パーピックは冷静。左に行くと見せかけてキーパー橋本三千雄を誘う。動いた橋本の逆を突くフェイントで右へ。ゴール右上を狙い済ましゴールを決める。こうなるとバックスはなすすべがない。16分に#9佐藤がゴールを決める。


3ピリオド

7分に#33パーピックがゴールを決める。観客は試合への興味を失い相手チームのプレーにブーイング、選手はラフプレーで激しくやりあう荒れた試合。観客の半分はバックスファンなので、アリーナの半分はフラストレーションを抱えて家路に着く。


やっぱり西武は強いね。いい選手が揃っている。この日完封したGK#39菊地のセービングが見事だった。