アレルギー物質を含む食品に関する表示について

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とりあえずはじめに

アレルギー物質を含む食品に係る表示制度の概要

アレルギー物質を含む食品については、特定のアレルギー体質を持つ方の健康危害の発生を防止する観点から、食物アレルギーを引き起こすことが明らかになった食品のうち、特に発症数、重篤度から勘案して表示する必要性の高い小麦、そば、卵、乳及び落花生の5品目(以下「特定原材料」という。)を食品衛生法施行規則に掲げ、これらを含む加工食品については、当該特定原材料を含む旨を記載しなければならないとしたこと。

また、

アレルギー物質を含む食品として、規則では5品目が列挙されているところであるが、食物アレルギーの実態及びアレルギー誘発物質の解明に関する研究から、あわび、いか、いくら、えび、オレンジ、かに、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチンの19品目についても、特定のアレルギー体質を持つ方に、過去に一定の頻度で重篤な健康危害が見られていることから、これらを原材料として含む加工食品については、当該食品を原材料として含む旨を可能な限り表示するよう努めるよう推奨していること。

 

つまり、「表示対象となっている物質がほんの少しでも製品に含まれていたら表示しなければいけない。」という法律
ができたためにしなければならない表示のことです。
(食品衛生法施行規則及び乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部を改正する省令(平成13年厚生労働省令第23号))

もっと簡単に言うと、「食べ物を作るときに、アレルギー物質を使ったらちゃんと書かなきゃ駄目よ。ちゃんと書かなきゃ○○に代わってお仕置きよ!」ってことです。

 

アレルギー物質ってなに?

 食物の摂取により生体に障害を引き起こす反応のうち、食物抗原に対する免疫学的反応によるものを食物アレルギーとよんでいます。この免疫学的な防御反応とは、私たちの体の中で異物(抗原)が入ってくるとこれに対して防衛しようとする働きにより、抗体がつくられるというものです。その後の抗原の侵入に対して、この抗体がよい方に働けば、病気の発症を抑えて免疫ができます。ところが、アレルギー体質をもっている人の場合、その後の抗原の侵入に対して過敏な反応をし、血圧低下、呼吸困難又は意識障害等、様々なアレルギー症状が引き起こされます。このアレルギーの原因となる抗原を特にアレルゲンといいます。

早い話が花粉症と一緒。なる人とならない人がいる。

 

アレルギー物質って何があるの?

「特定原材料」と呼ばれるものに、卵・乳・小麦・そば・落花生が挙げられます。
「特定原材料に準ずるもの」と呼ばれるものに、あわび・いか・いくら・えび・オレンジ・かに・キウイフルーツ・牛肉・くるみ・さけ・
さば・大豆・鶏肉・豚肉・まつたけ・もも・やまいも・りんご・ゼラチンが挙げられます。

「特定原材料」の5品目は表示が義務づけられ、「特定原材料に準ずるもの」の19品目は表示を推奨となっています。
この違いは19品目中にアレルギー疾患を引き起こすアレルギー物質を含むことが知られていますが、症例数が少ないか、
あるいは、多くても重篤な例が少なく、現段階では科学的知見が必ずしも十分ではない19品目(ゼラチンを含む)に関しては、
特定原材料に準ずるものとして通知により表示を行うことを奨励することとしました。

つまり、被害の度合いによって特定物質と、準特定物質に分けられた訳。

 

 

特定原材料なんかはどうやって決めたの?

基本的に全ての食品はアレルギーを引き起こす可能性がありますが、この調査に基づきその中で特に症状が重篤となるためアレルギー表示を行い、情報提供の必要があるものについて検討することとなりました。そこで、研究成果をもとに、過去に一定の頻度で血圧低下、呼吸困難又は意識障害等の重篤な健康危害が見られた症例から、その際に食した食品の中で、アレルギーを引き起こすことが明らかにされた原材料24品目を特定原材料等として指定しました。

24品目以外にもアレルギーを起こす物質もあるということ。ただ、症例が少ないため、指定されていないものもある。

 

 

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